温泉

2017年3月23日 (木)

煮干と納豆は合うのか。(2017年2月10日・麺肴ひづき)

 
 
 
 
 
個人的な解としては、干し納豆あたりで探ってみたい。
 
好奇心に火が灯る。
 
 
 
 
えー…
気楽な所で一生懸命、と言うことですが…。
 
蓼食う虫も好き好き…なんて事を申します。
昔の人はうまいことを言ったもので。
 
私としては煮干しも納豆も好物ですわ。
でも、ラーメン好きとして伺う所によると、
確かに、煮干しの魚の風味が苦手だ…と仰る方も居れば、
納豆なんてものは、
上方の皆様が毛嫌いする代名詞の食材ですもんね。
これを食べないなんて、勿体無い…と思ったりする家庭です。
ほぼ毎日、食しております。
不肖、我が家と申しますものは。
 
それでも納豆にとって、飽きが来る時があり、
幼少のみぎりなどは、
卵を入れる、入れないなどでやり過ごしておりました。
 
今は悪玉的なコレちゃんステちゃんロールちゃんの三姉妹の活躍で、
卵を率先して摂取しない様にしておりますからナ、
それが出来ねぇ…ってんで、
色々混ぜてみたりして、それなりにしっくり来るものが
すんき漬けだったりします。あと、ふりかけね。
すんき漬けは合う合わないじゃなくて、
その酸味が緩和され、ほのかに酸っぱく感じるくらい。
食感も良く、気に入っています。
ただし、かけす食堂の美味しいすんきに限りますが。
 
あと、色んなふりかけをご飯に仕掛けておくと、
またちょっと味が変わって飽きないもんですわ。
今は、丸美屋さんの「ほぐし貝柱山椒」が気に入っています。
山椒の香がアクセント、なんてナァ。
 
楽しめばそう、食事は楽しい。
そんな一席でご機嫌を伺って参ります。
どうぞ、最後までお付き合いを願っておきますが…。
 
 
 
 
 
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麺肴ひづき、この当時の期間限定メニュウ、
思い切った構成とされ、界隈で話題になっていました。
是非、味わってみたいと訪れまして。
 
 
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水菜サラダを。
ちょっとでも、お野菜があると良いなぁ、と思って。
助かっております。
 
 
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鶏豚煮干しラーメン(大盛り)
 
 
「小盛り」では以下の通り。
 
まろやかで、脂がしっかりと出ている重いスープ。
粘度も結構な持ち具合ではないでしょうか。
極細麺が使われていますが、
その麺と麺の間に、しっかりとスープが引っ付いていて、
たっぷりのスープで麺を食べる事が出来ます。
これはウマイ!
 
…とのこと。
 
 
Dscn5554
 
 
いつも、いつでも太麺が好きなのですが、
今回は、この細麺が良いなぁ…と感じていました。
麺と麺の間に、かなりしっかりと濃ゆいスープが絡まっていて、
太いと、その分隙間があって、せっかくのスープが落ちてしまいそうな…
…そんな心持ちで食べていました。
レンゲですくわなくても、麺を食べるだけでスープが減って行くタイプ。
ポキッとした食感から、徐々にスープを巻き上げて来る食感へ。
 
 
Dscn5547
 
 
〆の納豆ごはん
 
何と言うか、届いてから時間が経ってしまったからなのか、
1度の邂逅では、その巷で噂の相性の良さまでは分からなかったです。
お醤油の味が結構強く感じてしまって、
せっかくのスープのまろやかさや、元来の醤油味より主張を感じてしまって、
そのあとに納豆風味…が、少し苦手に思ってしまいました。
むしろ煮た大豆だったり、色んな組み合わせが合いそうな予感を、
むしろ抱かせてくれるもので、
組み合わせの可能性を、とても感じました。
 
どうでしょう。
ぬるぬるとした食感のない干し納豆をスープで少し戻しながら食べる…なんて。
いやあ、どこかで試してみたい♪
 
 
 
 
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YOKOさんは麺肴ひづき基本の1杯で!
 
「醤油麺コクにごり」を。
 
 
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麺は通常は細麺なのですが、
注文時、店員さんに伺ってみると、
太麺への変更も対応して頂けるとのこと。
そう、YOKOさんも、どちらかと言えば太麺派でして。
 
スープの濃さ、まろやかさとタレの酸味との共演が、
何とも言えずにウマイですね。流石の定番。
YOKOさん、ご満悦。
 
 
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もちろん、焼き餃子もお願いしておりました。
肉汁が威勢良く飛び跳ねてしまうくらい、
熱くて、ジュワッと食べる事が出来て、欠かせません。
 
 
 
 
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その後は、
浅間温泉郷・第2、第4号源泉、山田源泉、大下源泉、東北源泉の混合泉、
「ホットプラザ浅間」に立ち寄りました。
 
冬季のイルミネーションが、
なかなか立派なもので、楽しんだりもしながら。
 
少し熱めかな…と感じている施設なので、
どこかぬるい場所がないかと探していて、
有力であるのは、露天風呂への扉すぐ近くの内湯部分。
お湯の投入口から遠く、広いからか、気持ち楽。
そして、サウナの水風呂の隣も、ぬるい時がある…なんて気づきました。
半身浴が出来るスペースがあるのですが、
それ以上に、
サウナから出て来た方が、ドボンと…
…シャワーを浴びてから水風呂と言う方は、
この配置上、なかなかお見えにならないみたいですが、
ともかく、
ドボンと入ると、溢れた水が内湯に入って来て、
瞬間、クールダウンできます。これもまた悪くはない感じ。
そんな探りを入れながら、
煮干しと納豆の相性を考えながら、温泉に浸っておりました。
 
 
 
…と、そんな晩を過ごして、
僕らふたりが眠気を伴って巣穴に戻りますと、
ちょうどお開きの時間を迎えております。
 
次回、再びお目に掛かることが出来ますと幸いに存じます。
それでは、ここまで。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 

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2017年3月12日 (日)

インドも良いけど、ネパールもやっぱり良い。(2017年1月22日・ヒマラヤンシェルパ)

 
 
 
 
どちらも楽しむ事が出来るって、すげーなー…って。
 
 
(2度目。『亜人ちゃんは語りたい』より)
 
 
 
 
 
 
えー、気楽な所で一生懸命…と言う事ですが。
 
先達て裏町の「DOON食堂インド山」でカレーを頂いて、
「こりゃあ、なるほど、噂通りに美味しいわい」と、
舌鼓を打ちながら、
諸手を上げて喜んで、「いよっ」と拍手を打つ様な、
そんな心地になったのですが、
我が家のYOKOさんと話をしていて、
ふと、こう思うんですな。
 
「ご飯も良いけど、チャパティも良いけど、ナンも良いよね」…と。
 
僕らは…まぁ開拓すれば良いのかも知れませんが、
大町の「ヒラマヤンシェルパ」が気に入っておりまして、
あんまり他のお店を探索しようと言うご趣向にならないんです。
なんだか本当に、気に入ってしまっておりましてな。
 
「 じゃあ、食べに行こうじゃねぇか 」
 
ただ、そう考えますてぇと、
さて、インドのカレーとネパールのカレーはどんな風に違うんだい?
…なーんて、小難しく考え始める訳ですが、
食べたら、そりゃあ一目瞭然でして。
 
さぁ、ご飯時に呼び込んで参ります。
どうぞ、仕舞いまでお付き合いの程を願っておきますが…。
 
 
 
 
Dscn5443
 
 
 
松本駅前にも支店がありますが、
大町は温泉もあり、横川商店さんでのお買い物もあり、
何だかんだで、僕らはこちらを選んでいます。
 
大町名店街の「ヒマラヤン シェルパ」へ。
 
…中信は今年、雪がそんなに積もりませんでしたが、
北信は結構な雪の量でしたよね。
同名店街にある「ハングリーボックス・ユキ」にもしばらく行っていません。
食いたし。そろそろ良いかなぁ。
雪、降ってないですもんね。
 
 
Dscn5434
 
 
まず出されるサラダ。
このオレンジのドレッシングが何気に気に入っています。
冬の寒い時期だからか、豆のスープ「ダル」もセットで出して頂きました。
すごく温まるし、ウマイんだ。これが。
 
食後の飲み物までセットになった「シェルパセット」を、よくお願いします。
それ以上のセットは鶏肉なども付く=ナンを食べる胃袋の隙間が減る、
そんな感覚で、1度頼んだきりになっていますね。
なかなか実現できていないけれど、夜なら良いんだろうなーって思います。
ネパールのビールと共に、色んなネパール料理。
 
 
Dscn5435
 
 
大判のナンが到着。
 
「来た来た!これこれ!」と言う気分になります。
これがお目当てですから。
 
…他のお店も、行かない訳じゃないんです。
ナンが口に合わなくて、重くて、
「あぁ、じゃあヒマラヤンシェルパが良いよね」と、
夫婦ふたりで思っちゃったんです。
 
甘さや油加減が、僕らにちょうど良い味わい。
 
最初は手で持てないくらい熱いことも好印象です。
 
 
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食べ比べたくて、「キーマカレー」を選びました。
先達ての「DOON食堂インド山」と比べ…られないくらい違います。
挽き肉、スパイス、見た目も。
 
 
Dscn5440
 
YOKOさんは「本日のカレー」で。
キノコやジャガイモなど色んな具が混ざり合った、
曰く「オールミックス!」と呼ばれたカレー。
ジャガイモなどの野菜の風味が加わると、だいぶ印象が変わる…
…と言うより、日本カレー寄りなエッセンスが加わりますね。
 
 
これにチリソースを思い思いに入れて、辛くして食べます。
ベースは辛味がほとんどないのだけれど、
チリソースを加える事によって、好みの塩梅に仕上げて行く…
辛さへの耐性が、僕とYOKOさんで離れているので、
“辛味を加える”って、結構尊いです。
 
 
Dscn5441
 
 
ナンをお代わりしました。
ランチタイムはお代わり自由。
 
普通サイズと、小さめサイズをお願いしました。
…“小さめ”ってお願いできるか分からなかったんですけれど、
Twitterで、そうした注文を受け付けるお店の存在を知り、
「聞いてみようかなー」と言う心持ちに。
 
結果、お願いして良かった。
YOKOさんも、ちょうど良い量でお腹いっぱいになったそうです。
 
 
Dscn5442
 
 
食後はいつもスパイスミルクティー「チャイ」をお願いします。
甘めの仕立て。
これがいつもしっかり食べた後の癒しになるんです。
インドとネパール、何が違うって全く違いましたし、
どちらが良い、どちらが悪いだなんて、とてもナンセンスに感じました。
どちらとも良い!
 
 
 
 
この日、横川商店さんに立ち寄った際に、
葛温泉郷の「仙人閣」について伺ったことがご縁で、
僕らも高瀬館、温宿かじかは入った事があり、
未踏の温泉宿であった「仙人閣」を目指してみる事にしました。
 
 
Dscn5444
 
「仙人2号の湯」と言う独自源泉。
 
Twitterでは湯上りに以下の様に記録を残しています。
 
お湯は非常に良いお湯で泡付き、白と茶黒の湯の華が多めに舞います。
入れ替わりの広く深い浴槽側は、お湯の贅沢な使い方が素敵です。
露天風呂は雪見で良い景色!
けれど、半混浴みたいな造りは噂で聞いていたけど、納得です。
これは、少し注意がいるかも。
 
内湯の小浴槽ではあまり感じませんでしたが、
大浴槽、露天風呂では、焼けたゴム様の匂いを感じます。
これは温宿かじかの持つ橋下の湯源泉にも通じる硫黄系の匂い。
土地の源泉を感じます。
 
…とのこと。何より露天風呂がビックリしました。
ほとんど意味がない仕切りがあるばかりで、混浴になっています。
他にどなたもいらっしゃらなかったから良かったけれど、
僕もYOKOさんもノーマークでしたから…
これは知っていると知っていないとでは、
驚き方がかなり異なると思います。
 
 
Dscn5445
 
 
続いて、せっかく大町温泉郷の近くにいるのだから…と、
大町温泉郷・新第2源泉、平成の湯、元湯1号、高瀬の湯の混合泉を使う、
「黒部観光ホテル」を目指しました。
「ポケモンGO」のポケストップがメイン通りに散りばめられていて、
なかなか有り難い状態で。
 
スキー客さんや団体客さんなどなど、よく賑わっておいででした。
 
 
 
 
…と、
そんなカタチで大町市を楽しんだ1日となり、
僕とYOKOさんは巣穴に戻って行く訳でして。
 
本日の所は、ここらでちょうどお時間と言ったところ。
お付き合い頂きまして、誠にありがとう存じました。
是非、また次回お目に掛かります機会を願っております。
では。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 

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2017年3月 5日 (日)

借りて来た猫でも楽しみたい。(2017年1月15日・初釜のお茶会、坂本の湯)

 
 
 
 
すごーい、たーのしー!
 
 
あしがしびれるー!!
 
 
 
 
 
 
えー、気楽な所で一生懸命、と言うことですが。
 
本日はちょいと趣向を変えてお喋りさせて頂きます。
 
我が家のカカア大明神様であるYOKOさんは、
裏千家にて茶道を嗜んでおりましてな。
私は、それまで裏千家に表千家、武者小路千家、江戸千家…
様々な流派があるなんて言う事も、全く存じておりませんで。
季節季節をとても大切に重んじる茶の湯の心と言うものに、
折を見て自分も触れる事がありますわ。
その最たる例がイベントと言うもので、
YOKOさんに引っ付いて出掛けて行きます。
何度か参加してみても、年に数度…ですからナ、
なかなか覚えが悪いです。ええ。作法、存じ上げておりません。
それでも隣にYOKOさんが居てくれさえすれば、
都度、教えてもらえますから、ええ、
何とか茶の湯をやって来れるんです。はい。
 
文化として見て、
私自身が茶道を習う…なんて事は、おおよそ無い事でしょう。
YOKOさんに連れられるから行く…
…まぁ、これも違いないものです。だ、けれども。
 
ひとつ、お茶菓子が格段にウマイ。
 
ひとつ、滅多に見られない書画骨董を見られる。
 
この2点が、私を茶道に連れて行ってくれますわ。
茶道を邁進する心持ちが無いので、何とも申し訳がないのですけれども、
ええ、会場では借りて来た猫、
そもそも9割が女性のお集まりでございますので、
男性の存在感だって、薄霞の様なもの。
 
自分の目的に忠実に出かけて来た…そんな一席となります。
どうぞ最後まで、お付き合いの程を願っておきますが…。
 
 
 
 
 
さて、それなりに身支度を整えてホテル・ブエナビスタへ。
例年、護国寺で開かれているそうなのだけれど、
ここ数年はブエナビスタで開かれ、何だか色々と勝手が良いのだとか。
アクセスも良いので、送迎する立場になった時は、
グッと便利なのは確かかなー…なんて思います。
 
 
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「お茶券」と呼ばれているもの。
濃茶席、薄茶席、点心席など、色々と部屋が分かれていて、
それぞれ回って行くかたち。
 
狭いお座敷に入ってお茶を立ててもらって…
…と言う所作は、普段の流れであって、
今日は「初釜」と呼ばれる毎年恒例の大きなイベント…と言う位置付けになります。
 
中信地区の裏千家で茶道を学ぶ方々が、
本当に、ほぼ皆さん訪れる…と言って過言ではないイベントですね。
 
 
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順番が来て、部屋に通されて、そしてこれを頂きます。
新春名物「花びら餅」…
柔らかいお餅の中に、梅の餡、そして甘く煮た牛蒡。
 
牛蒡!
 
最初は「えっ、なんだこれ」と思うこと請け合いですが、
美味しいです。牛蒡の風味、土の香は甘味に合います。
 
お酒の肴の様に、コーヒーにクッキーの様に、
スコーンに紅茶の様に…マリアージュを同時に楽しむような事はしません。
 
先にお菓子を食べておいて、
今回ならば部屋を変わって、そちらでお茶を頂きます。
 
そう言うものなんだそうで、
現代の「マリアージュを楽しむ」と言った考えではない、そんな感じでしょうか。
 
 
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床の間にお軸。
 
富士の書で、新年らしい雰囲気。
こうした軸は日常生活で全くお目見えしませんよね。
こうしたものに、ごく間近で出会うことが出来る…
皆、謂れのあるものばかりですから、ええ、訪れる理由になるんです。
 
 
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こうして箱書きだって価値があるもの…となっているので、
見る為に置いてあります。
 
 
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お濃茶席の床の間に飾ってあったお軸とお飾り。
「白鶴舞丹宵」と偉い先生が書いたもの。
 
 
 
Img_3586
 
 
お濃茶席で長時間の正座を経て、
わりと膝から下が無くなったんじゃないか…と錯覚する様な、
悶絶タイムを経て、拝見を。
 
水が入っているものとかお茶碗とか。
正確な言い方は勿論あるんですが、まぁ、そこはそれとして。
例えば、「水汲・片口木地温塗海松波」とか。
 
 
Img_3587
 
 
お湯が入っているもの、お茶が入っているもの、茶杓など。
「こう言うお道具を使いましたよー」と飾る…と言うか、置く、と言うか。
たまに、文化財的なものも出たりするそうです。
だので、
結婚指輪は出来たら外して、外せないなら絆創膏をして傷つけない様に…
…なんてところ。
 
お濃茶は、1杯を3人で分けて飲んだりします。
よく「にがーい!」と言ったりするお茶はたぶんこれ。
でも、良い香で美味しいものです。
先に食べているお菓子のおかげで、口の中は甘かったりしますし。
時間差で良い塩梅。
 
 
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薄茶席で、今度は干菓子。
ベースの砂糖が和三盆糖を使ってあって、
こうしたちょっとしたものでも、確かに美味しい。
 
 
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こちらも拝見。
 
椅子に座るカタチで行う茶道で、「立礼(りゅうれい)」とか言うのかな。
システムデスクみたいで面白いです。
 
 
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床の間がないので、
床の間を見立てる様に、傘を立てたりして、扇と花を飾ります。
「和気兆豊年」の書。
 
 
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煙草盆。
これ、現代で伺うところは、
こうしたお茶の世界か、江戸時代を取り扱う落語の世界くらい…ですよね。
 
お茶席で煙草を呑む方なんていませんが、
「お客さんをもてなす」と言う意味で、
いちばん偉いお客さんに、煙草盆が出されます。
この炭や灰の設えにも決まりがあるんだとか。
 
 
ところで、お茶席に赴いているのに、お茶そのものの写真がない…
…と思ったりしませんか?
行ってみると分かります。お茶碗やお茶を撮る間がないと言うか、
自分の様な物見遊山な人間であっても、
お茶を飲む流れに自然と乗るカタチになるので、
写真を撮ると言う…余程の気合を入れて取り組めば撮影可能なんでしょうけれど、
でも、お茶とお茶を取り巻く風情を楽しむと言うなら、
あまりに無粋と言うものでしょう。
 
これ、本当に行ってみると分かります。
静かで、ちょっと緊張感のある世界観。
そして、拝見になって、急に女性らしいかしましい世界。
自然の理、緩急、陰と陽を、そんな空気感に拝見致します。
 
 
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点心席…は、ほぼご飯。
 
ほっと一息、ひとごこちついて、一通り終了となります。
 
 
 
 
 
ブエナビスタから行く事が出来る温泉で…
…と考えた末に、浅間温泉の「坂本の湯旅館」に足を運ぶ事にしました。
浅間温泉の旅館、日帰り入浴は可能なのですが、
おおよそが15時からであったり、12時から15時までの受付であったり、
なかなか日中に出掛ける僕らにとっては、
ハードルが高い場合が多いのですが、
こうしてお茶会に参加したことで、
「じゃあ、行くならここだろう」と目星を付ける事が出来ました。
 
…きっと浅間温泉郷としては、
ほっとプラザや枇杷の湯が日帰り入浴専門で営業しているので、
各々の旅館では、そんなに率先して実施しない…なんてところなのかも。
 
 
Img_3611
 
 
「坂本の湯旅館」へ。
枇杷の湯のお隣、最奥とも言える場所になります。
調べてみると、犬を連れて行っても構わないんだそうです。
小型犬だけ…なんて旅館も見たことがありますが、
こちらはそうした制約がないんだそうで、
犬を連れて旅行をされる方には、特に有効な旅館なのだとか。
 
源泉は、浅間温泉第1号源泉。
46.5℃の源泉そのまま。
大きすぎない浴槽がすごく大切なんだ、と思わせてくれます。
少し熱めながら、とても良いお湯。
飲泉すると、かすかに硫黄系の匂いがあって、
硫黄の系統としては、
扉温泉・桧の湯に似た香を感じます。戸倉や沓掛とはちょっと異なる様な。
 
ちょっと熱め、と言う事は、
それだけ新鮮な状態を保ってお湯が注がれている…と言うこと。
けれど、元来のお湯の良さから柔らかさも伴っていて、
なるほど、評判に納得できるものでした。
こじんまりとして、
あまり入浴客さんが重なると落ち着かないかも知れませんが、
まぁ、上手に入る…これが吉と言ったところかと。
 
 
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流石、歴史のある旅館です。
時代の付いた成分表が飾られていました。
こうした時代のあるもの…
他にパッと思いつくのは、山ノ内町、角間温泉の大湯あたりでしょうか。
 
 
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この扁額の篆書体が読めず…
「雷」だけは間違いなく理解したのですが、
他が自信がない…特に右端はサンズイはともかく、
泉の篆刻体に近いけれど、ちょっと違うし。
右から二番目も「黒」の篆書体が使われていますが、
こう言う字はないんですよね。
篆書体には冠を隣り合わせて“造り”の様に書く場合もあるけれど、
似た字で「薫」としても草冠には草のモチーフがある訳で…。
 
 
と、おおっと悩んでおりますてぇと、うっかり時間を過ごしてしまいます。
本日は、こんな所でちょうどお時間となっております。
いつもの様な飲んで食べてのお喋りとは、
ちょっと趣向が違うと申しますのも、また風情…なんて言うところで、
お開きとさせて頂きたく存じます。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 
 

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2017年2月 9日 (木)

葵からめて温泉はしご。(2017年1月4日・富士尾山荘、ほりでーゆ~)

 
 
 
 
穂高は山葵で城が立…ちはしないけど。
 
 
 
 
 
えー、相変わらず、
気楽な所で一生懸命…と言うことですが。
 
冬は蕎麦が美味しい時期であります。
晩秋には新蕎麦が出て、その“状態が良い蕎麦”を食べられる訳ですからナ。
 
年越し蕎麦を食べます。
食べた翌日だって蕎麦で良いですわ。構わないです。
いついつでも食べたって良いです。
美味しい時期ならば尚更で、
何度食べたって良いし、何度も食べたくなるンですわ。
 
信州人は「かけそば」より「もりそば」を食べるとは、
よくよく伺います。
「蕎麦!」と言われたなら「もりそば」が浮かびます。
むしろ「かけそば」のイメージ映像は、
駅そばの様な立ち食い感を伴いますね。
むしろ、立ち食いではメニュウにあっても「もりそば」を頼むことがありません。
 
あと、たぶん「ざるそば」はあんまり食べない。
海苔の香が蕎麦の邪魔をするからと教えられる訳です。
その辺りは、静岡生まれのYOKOさんです。
「海苔の香が好きだから、私は“ざる”なの」とのこと。
 
年明けてのお正月期間中のことでした。
どこの温泉に行こうかと相談している中で、
設備が整っていて、混み合っても使い心地が下がらない場所…
…そんな理由で、
「安曇野蝶ヶ岳温泉・ほりでーゆ~四季の郷」を選びました。
三が日を過ぎていれば穂高神社にまつわる渋滞もなかろう…てんで。
 
「 なぁ、YOKOさんや 」
 
「 うん 」
 
「 じゃあ、穂高界隈に出掛けるとして、昼メシはどうするんだい 」
 
「 ピザかな… 」
 
「 樹庵亭かい?こっちは出来たらサッパリしたもので行きたいんだが 」
 
「 じゃあ、お蕎麦 」
 
「 蕎麦。蕎麦ならどこだい? 」
 
「 富士尾山荘かなぁ 」
 
「 ああ、まぁ、富士尾山荘なら良いやな。牛丼、また食べたいし。かけも興味あるなぁ 」
 
「 ねぇ、良いよね 」
 
「 じゃあ、富士尾山荘で食べて、ほりでーゆ~だね 」
 
「 うん 」
 
「 じゃあ、決まりだ 」
 
「 富士尾山荘なら、もうひとつ温泉に入れるしね… 」
 
「 えっ… 」
 
 
ニヤリとYOKOさんが微笑んだ所で、噺の幕が上がって参りまして…。
 
 
 
 
Dscn5304
 
 
穂高温泉郷の中程にある「富士尾山荘」にやって来ました。
 
 
Dscn5305
 
 
趣のある入口。
食堂としても営業しておりますし、
旅館としても営業しています。
YOKOさんが不敵な笑みを浮かべた通り、
普通の食堂だけれど、
旅館も営んでいるため、温泉施設の日帰り入浴も可能なんです。
ひとり500円。
 
貪欲に温泉に入って行こうと言うYOKOスタイル、嫌いじゃありません。
そのお陰で、随分と信州の温泉に入る事が出来ています。
自分ひとりだと…旅先なら温泉のはしごも考えますが、
日常になかなか温泉を連続して入ろうとは思いませんし。
好きなものだからこそ、めいっぱい楽しみたいと言う天晴れな心理。
 
 
Dscn5307
 
 
メニュウは卓上にもありますが、
こうして壁に掲げられているレトロな雰囲気が気に入っています。
 
 
Dscn5308
 
 
「安曇野らしいそばの食べ方発見!」として、
「葵からめそば」の提案がありました。
 
もりなり、ざるなり、
ツユに山葵を溶かすのではなく、蕎麦に乗せて頂こう…と言う…。
以前、どこかで聞いた話で、
“蕎麦の薬味はツユに溶かさない方が良い”と伺ったことがあります。
 
薬味はあくまで薬味であって、ツユの味を固定させるものじゃない…って事なんですね。
蕎麦に薬味を乗せることで、
あんまりツユが変わらないので、
思い直して「薬味ナシで食べてみたい」としても、また楽しむ事が出来る、と。
お刺身のお醤油にも山葵を溶かない方が香が良い、なんて言いますし。
 
ただ、こうして「葵からめそば」なんて洒落た呼び名が付されていると、
何だか、分かっていてもなお試してみたくなります。
 
 
Dscn5309
 
 
注文してしばらく待ちます。
町内の方が新年の挨拶にお見えになっていたりとか。
 
お茶の薬缶も実に風情がありますね。
 
 
Dscn5312
 
 
YOKOさんは、そんな訳で「ざるそば」で。
 
 
Dscn5310
 
 
僕は、「もりそば・大盛り」で。
富士尾山荘だと、通常盛りと大盛りの間に「中盛り」もあります。
 
コシは強くないけれど品良く食べやすいお蕎麦。
 
 
Dscn5313
 
 
早速、山葵を絡めてみます。
 
僕は元来、山葵が大好きなので、この食べ方、とても良いと思いました。
山葵の香も楽しむ、そんな感じ。
そうですよね、普段ツユに落としちゃうと、
山葵の香って、ツユの味わいの向こうに遠ざかっちゃいますし。
「大王わさび農場」も構える安曇野ならば、山葵がもっと前に来たって良いはず。
特に、富士尾山荘のツユと山葵の相性は良い方だと感じました。
塩気、ダシ感、甘さ…そのバランスと山葵の組み合わせ、かなりイケます!
 
…山葵好きとしては、山葵増量が出来るか聞いてみたいですね。
その分のお値段はお支払いするので…。
 
 
Dscn5315
 
 
合わせて、ふたりで1杯「きのこそば」もお願いしました。温かいお蕎麦。
冷たいものばかりですと、冷えてしまったりもするので。
 
年末に改めて「お蕎麦屋さんのかけそばも良いな」と思い直す食事があり、
いつも通り、「もり」も頼むのだけれど、
加えて「かけ」を各店で試してみたいと最近考えております。
そうした思いもあって注文してみました。温かいそば。
 
甘めのツユが信州らしくて、何とも言えずにウマイです。
 
「温かいそば」、
どちらかと言うと落語の中のうどんを食べるようなポジションで、
寒かったり、風邪気味なのかなぁ…とさえ食べている人に思ってしまっていました。
偏屈なことなんですが。
 
いや、家で仕立てても良いですが、
お店のカエシ、ダシの個性を楽しむことも楽しいです。
いろいろ味わって行きたいと思います。
 
 
お会計をしながら、
「このあと、温泉に入りたいので」と伝え、入浴料をお支払いして奥へ。
もちろん、日帰り入浴だけの利用だって良いと思います。
せっかくならご飯もセットが美味しいし充実感ありますけれど。
 
穂高温泉郷・有明厚生温泉源泉と国民宿舎有明荘源泉の混合泉・富士尾山荘の浴槽へ。
 
光が射し込んだ岩風呂の風情が実に良い!
透明なお湯に、昔ながらの丸タイルが光って実に美しく見えました。
やや熱めではありますが、気持ちの良い、柔らかいお湯です。
 
入り過ぎない程度に、しっかと温まって…。
 
 
Dscn5317
 
 
 
続きまして、
国営安曇野アルプス公園・堀金穂高地区の入口を通り過ぎて奥、
 
安曇野蝶ヶ岳温泉・ほりでーゆ~四季の郷へ。
 
穂高温泉郷のお湯とは源泉が異なり、
こちらはラドンを持つ単純弱放射能泉でして。
目に見えないものですから、
入って特に何かを感じる…と言う事はありませんが、
空間が広く取ってある浴室、仕切りで分けられた洗い場など、
設備がしっかりしているので、使いやすいと感じます。
 
 
こちらでもしっかりと温まりまして、
巣穴に戻って来る…と言う様な、そんな年明けの休日。
 
こんなところで、
今日の所はちょうどお時間となってございます。
また次回、お目に掛かりますまでの暇と言う所で…
本日はどうも、ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 

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2017年2月 4日 (土)

下諏訪三湯巡り!(2016年12月25日・下諏訪町)

 
 
 
 
きっかけは、旦過の湯を友人と話していて、
 
僕らは行ったことがないけれど、
 
…と伝えていて。
 
その友人が本当に行ってくれて。
 
相変わらず、僕らは行ったことが無くて。
 
洋食厨房Spiceのクリスマスディナーの最中、
 
「今年、やり残したことは」と、ふと考えて、持ち上がった。
 
 
「 そうだ、下諏訪に行こう 」
 
 
 
 
 
えー、気楽なところで一生懸命…と言うことですが。
 
えー、
どなた様にもこう…ございますよねぇ。ええ。
そう存じ上げますよ。
「怖いもの見たさ」と言う……なんてンですかねぇ。
こう、好奇心を刺激される出来事ですな。
「鶴の恩返し」で、「開けるな」と言い付けられた障子を、
我慢できずに開けてしまうとか、
お古い時代から、人間心理なんてぇものは、
男女の色事と同じで、大して変わりないもの、なんですな。
 
何年か前の私共と申しますものは、
熱湯をことごとく嫌っておりました。
「どうして?」って、そんな事は、実に簡単です。熱いからです。
入り難いからに他なりません。
小学生男子が「女のいない国に行きてぇ!」なんて言う様な勢いで、
「熱湯のない国が良い」なんて言うくらいで。
 
そんな中で、どうしても野沢温泉に行ってみたくて行き、
日帰り入浴施設である「ふるさとの湯」の熱湯槽44℃に何とかして入る…
入り方を考えれば、何となるもんだと体に覚え込ませ、
だんだんと限界を越えて、入る事が出来る様に…
自分の体に自信を持つ様になって参りましたな。
要は、まぁまぁ、慣れた…と言う所なんです。
 
昔の自分の心境にして、本当意外なほどに、慣れるものなんですね。
「到底無理」と首を振っていた自分に、
「いつか慣れる」と教えてあげたいくらいですね。
 
さぁ、そんな所で本日はお酒呑み、ラーメン関連ではなく、
温泉のお噂で、しばらくお付き合いを願っておきたい、と存じます。
どうぞ、最後まで、よろしくお付き合い下さいませ。
 
 
 
Dscn5220
 
 
まず下諏訪駅にやって来ました。
普段は、車移動が多いですから、
信州SAKEカントリーツーリズムで立ち寄って以来。
 
併設されている「下諏訪観光案内所」に用事があります。
 
 
 
Dscn5219
 
 
「信州下諏訪温泉三湯めぐり」のチケットを購入しました。
詳細は下記、下諏訪観光協会さんのウェブサイトにて。
児湯など他の場所でも販売しているのですが、
まぁ…何と言うか、びろうなお話で恐縮ですが、お手洗いを借りがてら…でした。ハイ。
 
ともかく。
 
このチケットは、下諏訪の温泉施設である、
「児湯」、「旦過の湯」、「新湯」の入場券が付いたチケットです。
(こゆ、たんがのゆ、しんゆ)
 
1湯230円に手拭い及び手提げ袋がセットで、700円なので、まぁお得です。
有効期間が2日間あるので、
一泊二日の旅行者さんにも良いですし、何より3湯を1日で巡る…と言う事は、
結構な湯当たりリスクも孕みますから…。
 
無知、お恥ずかしい事ですが、
実際に利用してみるまで、
「このチケットは手拭いが10円になる券」と言う認識でした。
230円×3湯で690円で、手拭い10円で700円と言う計算。
実際、手拭いが10円である訳はないのですが。
 
これ、大いなる間違いです。
 
「児湯」の2階休憩室利用も無料になるチケットでありまして、
そう、これが実は有料利用になっており、
温泉+休憩室利用券が600円で販売されておりましたから、
230円×3湯+休憩室(600円-230円)+手拭い代=1060円、
1060円を700円にて提供して下さるチケットなんです。
 
児湯の無料の休憩所は椅子があるだけで冬はちょっと寒いくらいですから、
湯巡りをされるならば、絶対に必要なチケットだと思います。
 
 
Dscn5221_2
 
 
昔はもっと狭かったらしい児湯の駐車場に到着。
真新しいアスファルトでしたから最近の拡張でしょうか。
諏訪大社・下社秋宮近くに、
古い看板で小さな駐車場が点在していますので、
なるほど、これは使い難いかも。拡張大正解かと存じます。
 
 
Dscn5222
 
 
まず、共同浴場「新湯」に出掛けてみる事にしました。
この道を真っ直ぐ行くと旦過の湯、
左に行くと、新湯があります。
 
 
Dscn5223
 
 
下社秋宮に登るよりは、傾斜がゆっくりかも…と言う坂道を下ります。
 
 
Dscn5224
 
 
しばらく歩きます。
途中、ここを左に行くと菱友醸造、銘酒「御湖鶴」かしら…と言う場所もありました。
どうでしょうか。すると、自ずと「菅野温泉」も至近距離、と言う事に。
良い温泉が徒歩圏内に数件。これは羨ましいです。
 
 
Dscn5225
 
下諏訪温泉・旦過源湯1号60L、旦過源湯2号380L・新湯に到着しました。
 
 
 
Dscn5226
 
玄関。靴を脱いで中へ入って行きます。
番台は入って正面。
 
共同浴場ですが、綺麗な造りで、清潔感があります。
洗い場には直シャワーが全ポートにありました。
この日お会いした全員に「こんちわ」文化があり、風情たっぷり。
 
だいたい43℃くらいの熱さに感じました。
体が冷えている所、末端の足から入るとかなりの刺激を感じて、
入る事が難しくなってしまいます。
尻から…、尻からです。
尻から入って、ずんぶりと。
少し熱さに耐えると、心地好さが勝ります。ええ、実体験で知っていますとも。
 
…たまたま職場に下諏訪にお住まいの方が見え、
お住まいが、この新湯の近くだそうで、羨ましがったところ、
「いや、小さい普通の共同浴場で…」と謙遜されていました。
いや~、地域の誉だと思います。
何より、清潔感を感じると言う事は、
皆さんが大切に利用されている証ですので。
 
 
 
Dscn5227
 
 
湯上り。
隣の鄙びたコインランドリーの「スワン」と言う店名は、
やっぱり諏訪湖に掛けていらっしゃるのかしら。
 
 
Dscn5228
 
 
下った坂を上って行く最中の景色。
樹木を挟んで日の光。
 
 
Dscn5229
 
 
先程の分岐点まで戻って来ました。
今回の旅の大目的「旦過の湯」へ行きます。
 
 
Dscn5230
 
 
温泉のオブジェ。
もちろんかなり熱いお湯が出ています。
冬空の下でもしっかり熱い。
 
 
Dscn5231
 
 
下諏訪温泉・旦過第1源湯、旦過第2源湯混合泉・旦過の湯に到着です。
分岐点からの坂を下って、下り切らないくらいの距離。直ぐです。
リニューアル工事後は、普通の温度の露天風呂も加わり、
より入り易くなった…と伺っていました。
 
 
Dscn5232
 
 
音に聞く、激熱47℃の浴槽温度…
これを是非体験したいと思い、今日はやって来ました。
カッツー(夫婦で勝手に呼んでいる愛称)が行ってくれたからこそ、
僕らも様子が分かって、チャレンジする心持ちになりました!
 
いざっ!
 
 
Dscn5234
 
 
 
湯上り後、源泉施設をジッと眺める。
 
熱い。
けれど、良いお湯…と思います。
露天風呂なんて癒しの場です。
熱め浴槽は47℃目標で調整され、
やや熱め浴槽は44℃目標だそうです。
露天風呂は42℃前後と言われていますが、
44℃に入ったあとだと、もっとぬるく感じました。
たった2℃でも体感はかなり異なります。
 
44℃は新湯と大きく変わりません。
同じくらいの熱さですが、仕切りがあるとは言え、
隣合う47℃浴槽からのお湯が流入すると、ヒリッとした熱さを感じます。
 
47℃、かなり熱かったです。痛かった、ですね。
1度、脛まで入って断念しました。
懐かしいテレビ番組ですが、「スーパージョッキー」の熱湯コマーシャルと同じ行動、
自然と取りたくなります。
お湯に触れた足が熱くて痛くて、
何とも言えずに「どうにかしてくれ」と言う気持ちになります。
番組ではカキ氷を足に塗りたくっていましたよね。
よく分かります。
 
「ああ、これは無理だな」
 
…と、諦めて44℃に入っていたのですが、
40過ぎの男性が47℃浴槽に入り、
苦悶の表情、おでこには汗をビッシリ、落語「強情灸」の様な状態で、
2分ほど粘って入ってらっしゃって、
何と…こう男って馬鹿だなあ、と思うのですが、
「カッコイイかも」と思ってしまいました。
 
故に、「1度肩まで入ってみよう!」と決心して、僕もザブンと。
1秒くらいしかもちませんでしたが、一応は浴槽内に座りました。
もう、すっごく熱い。
でも、どこか「やり遂げた感」は生まれます。
体調に自信があれば、是非。
 
 
Dscn5235
 
 
旅番組でも拝見したものですが、
特に下諏訪地域は自家用温泉システムもある土地で、
道端にもこうしたお湯の出口があり、
「湯の街」風情たっぷりです。
 
 
Dscn5236
 
 
旦過の湯の脇にある蛇口には、析出物。
 
Dscn5238
 
 
児湯の前にも、そうしたオブジェはあります。
 
 
 
Dscn5239
 
 
さて、それではラスト3湯目。
 
下諏訪温泉・綿の湯源湯、旦過第1源湯混合泉・遊泉ハウス児湯へ。
 
 
Dscn5243
 
 
各浴槽の温度表示があります。
体感だけれど、循環しているためなのか、
児湯の内湯がいちばん熱く感じました。
源泉温度が他2湯より高く57℃になっているから…でしょうか。
露天風呂は2人で、ちょっと窮屈かも…と言う小さなものですが、
ぬるめに感じて、こちらも良い塩梅です。
打たせ湯もありますが、
ほとんど浴室内休憩所…と言う使われ方でしょうか。
 
 
Dscn5240
 
 
有料の2階休憩室へ。
地元のおじいさま、おばあさまが、
手巻き寿司パーティをされていました。近所のお店で買ってきたみたいで。
地域の憩いの場になっている様です。
 
 
Img_3333
 
 
3湯巡り達成で、しおりにもなると言うチケット、
何だか嬉しいものですね。こう言うの。
すごく良い思い出になっています。
 
ただ、1日、かつ短時間で巡るには、
なかなかの高温浴の連続になって、かなりダメージを感じました。
水分補給は怠ってはいけないし、
休憩して、ひと眠り出来るくらいの余裕があった方が良いです。
 
下諏訪の温泉は強い香や色などがなく、無色透明無臭の泉質。
どちらも入った満足感は確かにある、流石の名湯でありました。
でも、適切に入らなくちゃいけないな…とも思います。
 
それぞれコインロッカーは100円戻らない式でした。
児湯はボディソープ類あり、新湯、旦過は無いのですが、
何より日帰り入浴1000円の地域もある中で、
入浴料金が230円とは、銭湯よりも安いお値段なので、
アメニティまでは言うまい、と言う所ではないかと。
ドライヤーもコイン式です。10円玉必須。
 
 
Dscn5241
 
 
 
休憩室から1階に戻る際に気付いた、階段天井の造り。
ちょっとレトロな世界を感じますね。
 
 
 
 
さて、下諏訪の温泉風景、お話して参りましたが、
ちょうどお時間となってございます。
情緒ある湯の街…諏訪大社もあり、
高級ホテルの多い上諏訪…諏訪市地域とも、異なりますね。
下諏訪町だからこそのお楽しみを感じ入ってございます。
3月には下社秋宮お隣のホテル山王閣が閉館すると決まっておりまして、
こちらにも期日前に出掛けて行って、
しかと見てみたいものを見て来たい…、
ええ、その様に考えております。
 
では、本日はこの辺で。
ご清聴、誠にありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 

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2017年1月31日 (火)

暮れ~の元気なご挨拶♪を、めいっぱい詰め込んで。(2016年12月11日・子安温泉、三幸軒、井賀屋酒造場、松代荘)

要は、
いつもの北信紀行であります。
えー、気楽な所で一生懸命と言うことですが…。
暮れも押し迫る12月、昨年末の出来事を一席申し上げます。
本格的な雪の季節が来る前に、と私共は考えておりました。
しばらく行けなくなるであろう、
雪の多い地域、信州信濃の北方、中野市。
ご縁あって、ちょくちょくと遊びに行ってはいますが、
冬の時期は、そうも行かない。
暮れの挨拶がてら…と言えたら良いのですけれど、
その実は、
夫婦揃って、食べたいものがあり、
夫婦揃って、良いお湯に入りたいと言う事でもあり、
また、
会いたいと思う人たちがいるのでして。
出来るだけを詰め込んで、1日を過ごして参りましたので、
えー、
「来年のことを言うと鬼が笑う」なんてなァ申しますが、
昨年のことを言うと、どうなるんでしょうな。
まぁまぁ、
ざっくりと遠征計画を立てて、
SOJAとYOKOのいつものふたりが巣穴から出て参りますと、
噺の幕は上がって行くこととなっておりますが…。
Img_3152
思ったより雪がある…
…と言っても、須坂長野東I.C.を降りた辺りでは、
松本塩尻、中信と変わりなく雪がないのだけれど、
高山村に近付くに連れて…
いや、ハッキリとあるポイントから、急に雪道になり、
気を張って、気を使いながら運転をして来て、ここまで。
子安温泉の看板が見えたことが嬉しく、
対向車も後続車もいないものですから、
ハザードランプを点けて、車を路肩に停めて撮影しました。
このあと、スタックしてしまい、今季初雪道の苦労を味わうのですが、
その後は無事に、子安温泉に到着致しまして。
Dscn5076
子安温泉、
「北信に行こう」とYOKOさんに提案すると、
返す刀で矢よりも早く、「まずは子安で」と帰って来ます。
素晴らしい泉質、湯屋の風情…それは分かっているのだけれど、
その燃える情熱に、いつもながら感心します。
自分の体が思った以上に冷えていたので、
最初にお湯に入る、その瞬間はかなり熱く感じてしまうのですが、
開店して1時間以内は、比較的ぬるめのお湯となっていて、
肩までしっかりと浸かっていることが出来て、すごく心地好いです。
流石に外気温ゼロ度の世界で、
源泉で体を冷ます…と言う、いつもの流れは行いませんでしたが、
クールダウンならば、室内の温度で十分…そんな季節なんですね。
体感して知ります。
ほとんど音の無い、雑踏から隔離された浴場風情。
天井を見上げながら浸ると、無の境地に達した気分になる名湯です。
Img_3153
食堂や物販の拡充が来る度にあって、小さな温泉ですけれど、
来る度に好きになります。ついには回数券を買ってしまいました。
Dscn5077
 
 
お昼ご飯はお馴染みの「三幸軒」にて。
2016年12月の限定メニュウはYOKOさんの食欲を射抜き、
だいたい僕が担当する事が多い限定メニュウですが、
今回はYOKOさん担当にて、注文するに致します。
 
 
Dscn5083
 
 
「だったら僕は…」
 
 
…と、
伝家の宝刀と勝手に思っている名代メニュウ「五目焼きそば」を大盛りで!
 
 
Dscn5085
 
 
焼いた香の付いた麺と抜群の相性の餡、たっぷりの具が絡み合います。
酢ガラシを掛けて頂きますが、そのちょっとした酸味も、またウマイんです。
中野市にお住まいの方々が羨ましいと、いつも思う味。
 
 
Dscn5086
 
 
焼き餃子も外せません。大振りで、餡もたっぷり。
 
 
Dscn5079
 
 
いつもの…と思って「三幸軒サラダ」をお願いすると、
「今日はちょっとバージョンが違うんですけれど良いですか?」とのこと。
水菜主体のサラダから大根が主体となったサラダで、量もたっぷり。
いつも野菜を欲している僕らにとっては、嬉しいボリュームです。
大根が美味しくなる時期、こうした変更は大歓迎です。
 
 
 
 
Dscn5080
 
 
2016年12月の月替わりの限定メニュウは、
「キノコのサンラータン麺と炒飯セット」でした。
 
うーん、Twitterを振り返ると「サンマーメン」と書いてしまっていますね。僕は。
間違えてしまっています。申し訳ないっ。
 
酸辣湯麺…と漢字では書くのでしょうか。
とろみの付いたスープに、ラー油がたっぷり。
ラー油のオレンジ色は、食欲をそそる色ですね!
 
 
Dscn5081
 
 
「麺が持ち上がらないくらい、とろみがある!熱いー!」
 
YOKOさんが美味しそうに、楽しそうに食べていました。
最後まで、とろみ効果で熱々の状態が保持されていたスープ。
それも、とてもYOKOさんの中で嬉しかった…と言います。
スープには“キノコの”と名を冠するに値するほど、
たっぷりとキノコが入っていて、
スープに味を、食感に彩りを与えてくれていました。
卵が溶かし込まれたスープが、本当に何よりも美味であって、
とろみだけでなく、
ふわっと熱さと共に口の中に浮かぶような柔らかな食感を与えてくれていて、
すごく良い味わいだったと思います。
「玉子スープ」って、中華料理では定番であり、
フリーズドライ商品もその黎明期から出ていたので、
わりあい口にする機会が多いものだと感じていますが、
その中でも、抜群に濃く記憶に残る美味しさでした。本当に美味しかった。
 
以前に、
南松本のジャスコで例年開催されている、
「信越麺戦記」において、
愛知県の「麺屋喜多楽」が提供されていた…
元祖は萬珍軒と言う「卵とじラーメン」によく似た印象を抱きました。
それらはとても細かく玉子の粒がスープに溶けていて、
ポタージュスープに似た印象を抱きましたが、
三幸軒の酸辣湯麺は比べて玉子の舌触りは大きく、
手早くスープの中で卵液が空気を含ませながら躍った形跡を感じます。
 
 
Dscn5082
 
 
三幸軒の炒飯との相性も最高に良かった1杯でした。
YOKOさんから蓮華を借り受け、スープに浸しながら、だいぶ多めに分けてもらいました。
本当に美味しかった。
それだけの量でも、胃に熱いものは残るみたいで、
体はしっかりと温まっていました。
「医食同源」と言う考えが中華料理にはあると伺いますが、
温泉では胃の中までは温まりません。
内外合わせてしっかりと温まる事ができた食事の時間でした。
 
 
 
 
 
銘酒「岩清水」を醸す井賀屋酒造場にも立ち寄ります。
当時、蔵は目下造りに向けて一大イノベーション中。
これは県内情報誌「KURA」にも掲載されていましたよね。
 
 
Dscn5091
 
 
工事中の蔵の中を見せて頂きました。
いっぱいあった大きなホーロータンクがほとんど無くなっていて、
本当に大きな転換点になる様子です。
 
 
Dscn5089
 
蔵の壁に「岩清水」と墨書きがされていました。
「大正七年十一月新調」とあります。
どなたが書かれたものか分かりませんが、
小古井宗一杜氏のおじいさまか、その更に先の方か…。
脈々と蔵の命が受け継がれていると感じられるものでした。
 
こうして新しく蔵に入るもの、今期は相当に多いんだと存じます。
「平成28年新調」なんて小古井杜氏もお書きになるのでしょうか。
 
 
この1年、頒布会等も実施され益々精力的に活躍されています。
この日は特に気に入っていた「岩清水」を購入して帰りました。
信州中野・岩清水・純米五割麹無濾過瓶火入れ、
信州中野・岩清水“ごわりんご”・純米瓶火入れの2本。
手持ちのクーラーボックスの容量から1度に1升瓶2本だけ、
いつも買って帰るもの、これを選びました。
 
 
Img_3150
 
 
そう言えば、
これから造りの時期になる…と言う事で、
思いついて、こんなお土産を持参しました。
我ながらナイスアイディアだったと思うのですが、どうでしょうか。
 
開運堂のお菓子に「これはうまい」と言うものがあるのですが、
これを末広がりの縁起を担いで8個入りで。
「これはうまいを贈りますので、
 これはうまいを醸してください」と言うお願いごとを乗せて。
 
 
 
 
 
Img_3156
 
 
 
我が家のお味噌事情は、
この「中野醤油」さんのお味噌なくして語ることが出来ません。
 
切らしていたお味噌、お醤油を補充。
醸造家である丸山さんにもお会いする事が出来、カレンダーを頂戴しました。
今現在、居間に飾ってあります。
何となく…そうしたお歳暮と言うのか、
カレンダーをもらうと言う文化、久し振りに体験して、なんだかほっこりとしました。
会社では会社が何枚かもらっている様だけれど、
こう…
出会うことでご縁が出来て、そして顔を自分たちも覚えたし、
丸山さんにもイチファンとして覚えてもらって、
カレンダーなんてちゃっかりもらっちゃう…なんだか嬉しいな、と。
 
 
 
 
 
Img_3155
 
そして、少しだけ「ポケモンGO」で遊びますが、
ちょうど善光寺屋酒店さん横を通り、
スタッドレスタイヤ換装中の善光寺屋の旦那に挨拶を…
…と言っても、商店さんに、本当ひやかし状態で声掛けをする訳ですが、
すごく朗らかに対応してもらって、たいへん有り難く。
次回はちゃんと買い物に立ち寄りますね!
 
 
 
 
 
 
Dscn5093
 
 
 
出掛けには、
時間が無かったら諦めようか…とは話していましたが、
いやいや、「ここまで来たのだから」と言う思いは強く、
松代温泉・国民宿舎松代荘にも立ち寄りました。
赤褐色と言うお湯の色、鉄の匂い、強烈な塩分は子安温泉に似ていますが、
それぞれ異なる温泉です。1日のうちにそれぞれ入って、より差を実感。
 
先達てその前日、
Twitterでよくお話しさせて頂いているラズベリーさんが、
松代荘を訪れて「湯温はぬるめ」と書かれていて、
強烈に惹かれました。
確か、僕らが以前に訪れた当時は「熱め」だったからです。
僕もYOKOさんも、ぬるめのお湯は大好き。
それも是非、確かめてみたい!…そんな思いもありました。
 
実際に入ってみて「なるほど」、確かに42℃は少なくとも下回っている感覚。
YOKOさんとも体感で話してみた限りですが、40℃~41℃程度と感じます。
けれど、昔から素晴らしいパワーを持つことで定評のある松代温泉。
パワーすなわち、浴室の析出物にも見られる濃度!
じっくり入っていると、体力を吸い取られるような感覚に陥り、
全身の脱力を誘うような…そんな心持ちになります。
堪能しました。
 
「すっかり遊んだ!」と言う疲れがあります。
帰りの高速道路の車中は、わりあい眠気との戦いになります。
もちろん、こうして書いている訳ですから、
無事に巣穴には辿り着きまして。
 
こんなところで本日の所はちょうどお時間となっております。
また春になり、中野市に出掛けて行くまで、冬、もう少し。
また次回、お目に掛かるまでの暇を頂戴致します。
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 

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2017年1月 5日 (木)

馬でウマイ1年を願う。(2017年1月3日・ロマネット、やまびこ)

 
 
 
 
 
まぁ、
 
その、
 
酉年ですけれど、お気になさらず、どうぞ。
 
 
 
 
えー、新年明けましておめでとうございます。
2017年も「酒 宗夜」をご贔屓にお願い申し上げます。
誘惑箇所の多い中でございますが、
こうして新年から覗いて下さっていると言う事は、
皆さま、至っての粋人でございますな。
たいへんありがたい訳でございます。
相変わらずと言うところ、
気楽なところで一生懸命と言う事で、
仕舞いまで、どうぞお付き合い下さいませ。
 
えー、
一陽来復新玉の春、なんて申しますな。
三が日を過ぎますてぇと、まぁ、日常と…
こう言ってしまうことが惜しい、なんてナ、
月曜日のブルーな気分とはまた違った心持ちが致しますねぇ。
すぐに厄除け祈願、松本でしたらあめ市なんかも開かれる訳で、
そう、
寄席では初席、二之席と続きますので、
まだまだ新春の時節真っ只中でございます。
 
さて、まだまだ2016年の記事が書き切れていないのですが、
ええ、当節「酒 宗夜」におきましては、
特段珍しいことではないのでありまして、
せっかく年明け初高座、一発目ですンで、
年が明けた後の噺でご機嫌を伺って行こう、と言う趣向でございます。
 
 
Dscn4937_base
 
 
今年の年賀状をペラリと載せておきまして、
噺の幕を開けて参りますが…。
 
 
 
 
Img_3469
 
 
元日は新年初呑みと初詣。
翌日は、家人を連れて、初詣。
3日になって、まぁ、様々、多少は落ち着いて参ります。
日取りが良いのか悪いのか、
普段借りているバドミントンコートが、
3日だけ営業しているので、
新年初羽根突き…墨がない代わりに、
随分とハードな運動になりますけれど。
 
このあと、ガットを張り替えているので、
2016年カラーリングは最後の写真。
 
Img_3468
 
今年の1月3日は大安吉日でありましたから、
YOKOさんは靴を下ろしました。
ネットの通販で買った靴、あまり足に合わなかった様で。
 
足の形は人の表情同様にそれぞれ。
どうやら比較的スリムタイプの靴が合わない様でした。
幅が3E表示の靴にしましたが、
同じメーカーの同じ3Eであっても、
カーブの造りが異なる事で、フィット感が違う様です。
やはり、靴は実際に履いて試してみる事が大切ですね。
自分もウォーキングシューズを新調しています。
1歩1歩進んでまた1年と言う事で、
靴を着換える、なんて言うのは、良いことなんじゃねぇかな…なんて今思います。
YOKOさんは足が痛くなるし、
自分のウォーキングシューズはファスナーが完全開放状態で壊れていて、
必要に迫られて…と言う事ではあったのですが。
 
 
 
 
新年、初めての温泉は岡谷温泉・ロマネットとしました。
朝方は雪が降りましたが、
僕らが塩嶺峠を越える頃には、全く路面に心配はいらない状態でした。
 
 
Img_3470
 
ロマネットの玄関に張り出されていた新年のご挨拶。
 
「ロマネットはKeep Clean, Keep Smileを目標に前に進みます」
 
常に清潔感ある使い心地が、僕らに定評があります。
ロマネットの職員さんの見回り、巡回も比較的頻繁ですし、
実践されていることを、更にKeepして行くのだなぁ、と感じました。
 
 
Dscn5296
 
 
併設されている食堂「やまびこ」でお昼ご飯。
バドミントン→やまびこ→ロマネット入浴の流れ、
結構、気に入っています。
 
今日はずっと気になっていたメニュウをお願いしてみる事にしました。
おすすめの鰻のかば焼きやステーキの1280円ではなく、
スタンダードメニュウで最も高額、
されど、とても気になる信州信濃名物の馬肉を使ったお料理を。
 
 
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「桜(馬肉)すきやき丼」
 
小鉢、生卵、お味噌汁、お新香のセット。
 
 
Dscn5302
 
 
牛丼なら濃い味付けに見えるであろう色合いですが、
そこは馬肉、味付けは醤油が強い…と言う事はありません。
塩分の感じ方も、どちらかと言うと少なく感じ、
その分、馬味がしっかりと届きます。
馬肉の食感はしっかりとしたもので、
芸能人さんの食レポで「わぁ、やわらかーい!」と、
食べて言うなら「ダウト(それは違う)」と言う硬さですが、
僕は、それこそが最高に旨い硬さ、味わい方であると感じました。
 
噛み締める旨さ。
よく考えると元日も厨十兵衛さんで馬刺しを食べているのですが、
馬肉の味わいが好ましいと思う自分には、
馬の味がちゃんと伝わる事こそ肝要。
 
Twitterに投稿しようと食べながら噛み締めた所で、
ギュッと噛みしだいた所から味が出る。
更に噛むと、もっと出る…
これが何とも言えない美味しさでたまりませんでした。
 
 
Dscn5303
 
 
写真ではよく分かりませんが、生卵掛け後。
これも貫禄の相性でした。すごく美味しい。
 
けして皮肉的な書き方ではなくて、
この硬さが本当に大切です。
印象として以前に鹿肉の煮込みをどこかで食べた際、
結構な食感を感じましたが、それにやや近いでしょうか。
けして柔らかくはないですが、
食べて程好い食感であり、
柔らかい=噛めない、噛む時間が短いものと違い、
きちんと噛むことで味わいを逃すことなく口の中、
味蕾の上で放出させることが出来るものだと思いました。
お値段は張りますが、
今のところ、「やまびこ」のメニュウでいちばん好みです。
是非、また食べてみたいですね!
 
世に言う「やわらかい」より、“やや食感がある”と言うかたち。
すごく良い塩梅で炊いてあるんだ、と言うことをお伝えしたいです。はい。
 
 
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YOKOさんは「やまびこ焼きうどん」を。
 
スタンダードな醤油味の焼うどんより、
コショウが利いていて、ご飯のお供にもなりそうなイメージ。
焼うどん、ご飯せっとでもOK…と思いました。
 
 
 
 
岡谷温泉・ロマネット自慢のローマ風呂。
いつもよりも新年だからこそ、ちょっと混んでいました。
けれど、
開放感のある円形大浴槽には、
大勢入ってもあまり窮屈な感じがせず、
差し込む光に照って、少し黄色く見えるモール泉系のお湯を、
いつも通りのんびりと楽しむ事が出来ました。
 
当日3日まで、
来館スタンプとロウリュウサウナサービスがない…
…なんて立札を見ていたのですが、
「熱波」と書かれたTシャツを着た職員さんを拝見します。
 
「…はてな?」
 
事情は詳しく分かりませんが「やりますよー、ロウリュウ」との声。
 
色んなご縁があって、
昨年末のロマネットでのリサーチもあって…
ロウリュウ時間は2~3分くらいで、
かつ、途中退場しても問題ないと言う所までは分かっていたので、
「よおし、新年初チャレンジだっ!」とサウナ室に飛び込んで行きました。
 
ロウリュウは熱源にアロマ水を掛けて、
香と共に熱気を高める…と言うもので、
 
「今日はペパーミントです」と大団扇を持った職員さんが、ポツリと呟く…
 
すると、蒸気はあくまで目に見えないのだけれど、
急激に高まった熱気を肌が感じ、更に芳しい匂いがして、
こう、数秒は「アロマを楽しむ心持ち」になるのだけれど、
熱気の強烈さが、もう…何と言うか「熱波」と言う言葉が正しく、と言った感。
一気に汗を掻いて行く感覚もありました。
わりと何も考えられなくなるくらい熱い。
大団扇で扇がれると「ふンぬぅぅぅぅ!!!」と仁王像の様な表情に、
自分がなっているなぁ…と言うくらい、更なる熱さがやって来ます。
何とか、グッと耐えてみてサウナ室を出る時には、ややクラクラッ…と。
いやあ、すごい体験をしました。
その後も、しばらくずーっと汗が引かずに、相当温まっていました。
1度は体験してみたい!…なんて思っていたロウリュウ、
あまりサウナに慣れていない身だからこそ、こんな体験談なのかも知れません。
アロマ付きのサウナ…って、そんなに多くないのかもです。
体調には配慮しつつ、楽しむことが出来る方でしたら、1度は是非。
 
 
 
 
そんなバドミントン初め、温泉初めを果たした2017年。
今年も一生懸命、頑張って行こうと思っておりますので、
何卒、ご贔屓を賜りますように、
重ねて願っておきまして、本日はちょうどお時間。
また次回、お目に掛かりたく存じ上げます。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 

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2016年12月31日 (土)

年の瀬、戸倉上山田温泉街紀行。(2016年12月28日・大黒食堂、戸倉上山田温泉で3湯)

 
 
 
美味しくて、嬉しくて、打ち震える。
 
 
 
 
えー、誘惑箇所の多い中でございます。
暮れ押し迫って参りましたところ、
こうしていっぱいのお運び様で、誠にありがとう存じます。
気楽なところがよろしいんじゃないか…そう思うのですが、
一生懸命、書いて行くこととしてございます。
よろしく…、
えぇ、どうぞ、お付き合いくださいませ。
 
えー、
暮れには暮れの景色、と言うものがありますよねぇ。
盆暮正月は日本文化の風物詩が、多い様でございます。
暮れの晦日の取り締まりだてンで、大晦日が待ち構える…
そちらに向けて師走の半ばからすす払いだ、大掃除だ…
慌ただしく除夜の鐘まで駆けて、
新玉の春を迎えますてぇと、またそれはそれで忙しい。
けれど、暮れの忙しさに比べると、
頂きを登って行くようなもので、
ええ、元旦元日、これを頂上と置きましてな、
ゆっくりと下って行く、
明けてしばらくすると、のんびりとした春を迎えていることを実感する…
そんなところが季節の景色、と言ったところでございましょう。
 
「喧騒」もまた師走の名物と存じます。
慌ただしいけれど、苛立ちの少ない「喧騒」だと存じます。
祭りのそれに近く、
勇壮なものであっても、祝い事、神事の中にありますからナ。
 
温泉施設の中には、いくつか種類がございまして、
括っちまうと、湯に入って出るだけに差なんざございませんけれども、
ホテルや旅館の施設を間借りして入る日帰り入浴と、
元々、日帰り入浴専門で建てられた温泉施設と、
「共同浴場、公衆浴場」と呼ばれる、
地域の皆さんの為の、毎日入る為の温泉施設と…
こんな分け方があるんじゃねぇかと存じ上げます。ええ。
お値段からしたら順に、松竹梅に格付けされるのですが、
お湯は、温泉はそれぞれですからナ。
こと、泉質は共同浴場の方が良い場合が多いですわ。
ホテルなどの大規模施設は必然的に浴槽が大きくなる、
するってぇと投入するお湯の量が増えるだけでなく、
まぁ、小難しい話になりますが、
保健衛生の観点からも循環設備が要り用になったり致します。
共同浴場なら、
浴槽も小さいから、源泉そのままだったりする訳でしてね。
 
千曲市の戸倉上山田温泉郷、
こちらは市内に共同浴場がたっぷりとございます。
温泉文化が地域に根付いていて、
それこそ風呂桶ひとつで手拭いを肩に引っ掛けて、
ぞろっぺぇ着物で出掛けている旦那衆がおります。
現代であっても、です。
 
温泉に満たされた風呂の中から、
年の瀬の会話をする沢山並んだ男の尻を見ながら、
ワイワイガヤガヤと…
いつもよりも慌ただしい、そう「喧騒」を眺めていると、
「あぁ、暮れて行くなぁ」と実感する訳です。
 
今年はやんごとなき事由がございまして、
大晦日の温泉へのお出掛けが難しいとなる…
「あぁ、今年の風物詩は体験できねぇんだなぁ」と、
ホントに肩を落としていたのですが、
「せめて、28日ならば出掛けられる」
「出掛けよう」と、
我が家のYOKOさんと話がまとまりましてナ、
巣穴から勇んで出掛けて行こうとなりますと、
噺の幕開きとなってございまして…。
 
 
 
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28日、冬の休みに入って、まずはウォーキングから。
今年の暮れ、正月は予報でも好天に恵まれている様で、
晴れやかな心地で、歩きながらポケモン散策。
 
 
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放射状の雲が珍しくて、撮影したりなんかして。
 
 
 
 
1時間程度の有酸素運動後、
高速道路、
姨捨サービスエリアのSmart I.C.を利用して、戸倉上山田温泉へ。
 
 
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お目当てとなった「大黒食堂」の駐車場はすでにいっぱいだったので、
観光センター前の駐車場を利用しました。
すると、観光センター自体は年末年始の休暇になっているのですけれど、
地元の福引を開催していて、とても華やかな空気。
カランカラン!と大当たりが出たのか、
どよめき、拍手に包まれる会場を見たりなんかして。
落語「御慶」や「富久」にも登場しますが、
「千両富、富くじ」、現代で言う宝くじも、暮れの風景ですね。
 
 
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歩いて5分くらい。
「瑞祥」の脇道を通って、「大黒食堂」へ。
戸倉上山田温泉には、それなりの頻度で通っているけれど、
お昼ご飯については、
なかなかタイミングが合わなくて、訪れるのは久し振り。
 
 
Dscn5257
 
 
きっともうすぐお役目を全うされる店内の達磨様。
運良く、2席だけ空いていて、相席は勿論のこと、
店頭で待つ覚悟もしていましたから、
店内で待つことが出来て、ラッキー…なんて思っていました。
 
 
Dscn5260
 
YOKOさんのワンタン麺セレクションの、
五本の指に必ず入って来る大黒食堂の「ワンタン麺」、
並々と器いっぱいに張られたスープは、
鶏ベースで、優しく胃袋に沁み込んで来るものです。
麺とスープの一体感、鶏の香が湯気と共に立ち込める…
何と言えない至福の一杯。
 
「31日来れなかったけれど、早い28日だから、これを食べる事が出来る…」
 
「31日より良いかも!」
 
今まで気づいていなかったですけれど、
ワンタンはてるてる坊主型なんですね。包み方。
お馴染み様で…松本市緑町の「廣東」のワンタン麺も、
同様の包み方で、スープの拾いぶりなど異なって、美味しいと思っています。
真似して家で食べ比べてみたので、
ええ、間違いないンじゃないかと。オススメ。
 
 
Dscn5258
 
 
僕は「ニンタレカツライス」を。
すごく久し振りに食べました。
大好物なんですが、どうしてもラーメンを食べたくて、
チャーシューメンを食べたくて、頼むに至っていませんでした。
けれど、
前回来訪時に「小ラーメン」なるメニュウ上にない注文方法が、
実はあるんだと確信して、
「ニンタレカツライスと小さいラーメンって出来ます?」と言う注文方法で、
「はい!出来ますよー!」とのご返答。
 
メニュウには「かつ丼と小さいラーメン」と言うセットメニュウだけ、
張り出されているんですよね。
他のメニュウにも転用可能な様子で、ラーメンもご飯も!…と言う気分、
満たしてくれます。
 
そんな訳で、
久し振りに食べる「ニンタレカツライス」、痺れるほど美味しかった。
醤油ベースの「ニンタレ」が最高に旨い。カツに合います。
元々、フライにソースではなく醤油を掛けることも好きでして…
醤油は、ソースよりもドライに感じますよね。辛口っぽく。
ニンタレ、更に辛く塩強めで仕立ててあって、
ニラ、小葱?が刻まれていて香も鮮烈で、カツに非常に合うんです。
ご飯の量も丼いっぱいにありますが、
唸りを上げて箸が進み、そして白米があっと言う間に消えて行きます。
 
やっぱりこれ、大好物です。
普段、天麩羅もフライも好んで食べたりしないのですけれど、
これだけは別、別格。大のご馳走です。
 
 
Dscn5261
 
 
こちら件の「小ラーメン」です。
なんと、ちゃんとチャーシューが2枚も乗ります。
通常サイズのラーメンと遜色ない…
…本当、ちょっとだけ小さいサイズ、と言う感じで、
すごく満足感高いです。
 
暮れに大黒食堂、これ本当に良いですね!
何より、まず最高に美味しいし!
帰省したお兄さんを連れた地元の方も居たりなんかして、
それもまた暮れの風景でした。
 
 
 
 
さて、それでは温泉へ。
魅力的な土地、戸倉上山田。
この温泉の良さが何よりも僕らを引き寄せてくれています。
 
 
Dscn5264
 
 
まずは改装を経て後、初めてとなる、
「新戸倉温泉郷・万葉超音波温泉」へ。
いちばん大きな変更点は露天風呂が新設されたこと、ですよね。
橋の上からでも、その存在が確認できます。
写真で見ると、「そんなに大きくないのかなぁ」と言う雰囲気だったのですが、
露天風呂、かなりの広さを持っています。
そちらに内湯よりも緑色の濃い温泉が投入されていました。
ビジネスホテルの大浴場よりも、場所によっては広いんじゃないか…と言うくらい。
内湯の浴槽3段は、以前と変わらず。
子供風呂が少し形状が変わったかなぁ、と言ったところ、
これまでの万葉超音波ファンも、これからの万葉超音波ファンも、
どなたも気に入る様な改装になっている、と感じました。
 
お湯も相変わらず。ちょっと熱め。
黒と白の湯の華が浮かび、薄緑色、火薬系の匂いがあります。
 
特徴的なパイプ組の固定シャワーも味があって好きだったのですが、
カランも一部を除いて新しくなっていました。
初めて見るタイプで、
旧来の温冷合わせた蛇口式の見た目ではあるのですが、
お湯はお湯で捻り、水は水で捻り、
温度を調整して使う…ここまでは旧タイプと同じ使い方、
この状態をキープしたまま、出湯を止める事が出来ると言う優れもの。
片方に捻るとシャワー、もう一方は蛇口。
真ん中にすると温度設定を維持したまま、停止…なんです。
隣合った男性は、それが分からずに都度温度調整をしていましたが、
これ、アナウンスあると更に良いかも、ですね。
 
 
 
 
戸倉上山田温泉郷に来ているのに、
1湯だけ入って帰るなんて勿体無い!…と言うことで。
もちろん、はしごを掛けて行きます。
 
 
Dscn5265
 
 
歩いたって超至近距離である、
新戸倉温泉郷・観世温泉2号泉、3号泉・戸倉観世温泉へ。
 
 
Dscn5266
 
 
年末年始の張り紙が出されていました。
勿論、暮れも明けても営業されています。
 
日によって差がありますが、
ここ最近ではいちばん緑が濃い主浴槽に出会いました。
少しぬるく感じたのは、万葉超音波でしっかり温まったからでしょうか。
 
浅い、足場のある方でなく、湯の出口からお湯に入ると、
いちばん深いが故に、更に濃い緑に見え、
身を沈めて行く、潜る様な…浸るまでの瞬間の景色が、結構好きなんです。
柔らかい硫黄の香、重く柔らかく体にのし掛かって来るような感触の温泉。
 
 
 
 
そして、三湯目。
 
 
Dscn5267
 
 
戸倉上山田温泉・公衆浴場かめ乃湯へ。
 
 
この日の男湯の露天風呂は、ぬるめで実に好みの塩梅でした。
客層に大学生や若い男性の旅行者さんが多い様に感じます。
藪から棒で地元のおいさんに話しかけられていましたが、
なかなか気骨のある子たちで、
「他に良い所ないですか?」なんて聞き、
坂城町の「びんぐし湯さん館」を紹介されていました。
ナイスチョイス。
6人か7人くらいの旅だったみたいで、
休憩所のしっかりした場所が欲しかった様子。
なるほど、「びんぐし湯さん館」ならバッチリですね。
ご飯も食べられますし。
 
 
これ以上ないくらいに戸倉上山田温泉郷を堪能しました。
気分はもう大晦日で、
明日から新年だ…と言うくらい晴れやかな心持ち。
31日じゃなくちゃ、喧騒を味わえない、季節の風物詩に出会えない…
…そんな風に考えていましたが、
いやはや、けしてそんな事はありませんでしたね。
もう休みの期間に入ったなら、もう暮れのムードと言うヤツなんでしょう。
 
さぁ、本日こそは暮れの大一番、
大晦日でございます。
本年もブログ「酒 宗夜」をご贔屓賜りまして、
誠にありがとう存じました。
皆皆様に置かれましては、
来年も変わらぬご愛顧を頂戴致したく、
また、ご健勝、ご発展を心から祈ってございます。
 
ええ、元気にいて頂きませんと、ブログも見て頂けませんからな。
 
それでは、そろそろ頃合、
ちょうど良いお時間となっております。
2016年の高座は、お開きとさせて頂きたく存じ上げます。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 

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2016年12月28日 (水)

諏訪湖を眺めながらサラダバイキングを貪る。(2016年11月21日・くらすわ、鷺の湯)

 
 
 
「くらすわ」は、
 
2010年4月24日オープンとのこと。
 
あぁ―――――――…
 
知らずに、ただ勿体無く通り過ぎていた訳だ。
 
 
 
 
えー、気楽なところで一生懸命と言うことですが…。
 
 
先日、尊敬致します御仁が東京からやって参りましてな。
信州の蔵元をいくつも回って行きました。
その中で、夜に「くらすわ」なる諏訪のお店に行ったと聞き、
まぁ、シャレオツな雰囲気で、
「面白そうだな、そんな店知らないな」と思います。
「くらすわ」と申しまして、
調べてみると、「はてな?」…
場所はよく知ってございます。あの辺りの温泉にも入った事がある…
なんと、信州を代表する薬草酒「養命酒」、
この養命酒製造株式会社さんが資本であるんだと知ります。
建物にはベーカリーやお土産物、レストランまであって、
総合的な観光拠点足る設備の充実さに、
驚くと共に、知らなかった事が不思議なくらいだと思いましたね~。
訳が分からない。
それなりにアンテナを張って、様々な情報を得ようとしている、
そんな自負があるのに、知らないと言う事実。
そちらに向かい、体験し、ついでに温泉も入って来た今となりましては、
きっかけとなった、その知人の行程には、たいへんありがたいとさえ思います。
ご縁があったんだなぁ、と感じるのですネ。ええ。
 
またひとつ、新たな信州を知った1日を1席として、申し上げます。
どうぞ最後まで、ゆっくりとお付き合い下さいませ。
 
 
 
 
下道で塩尻峠を抜けて、
岡谷、下諏訪、上諏訪と訪れる事も考えましたが、
様々なトラブルが、お店に向かうまでに降り掛かっていて、
なんとかやっつけ、時間がないので…と、
高速道路に乗って諏訪I.C.で降り、南方から諏訪湖畔へ上って行きました。
 
 
Dscn4601
 
 
表通りにはお店があり、駐車場は裏手と言う構造なので、
まずは車を停めてから。
歩きなどの方は正面からお入りになるんでしょうけれど、
車でお見えの方は、こちらからお入りになる事が多いんでしょう。
 
 
Dscn4602
 
表通りは写真の奥側。
しっかりと駐車スペースが用意されていて、助かります。
 
Dscn4604
 
2階にあるレストランフロアへ。
ここでしばらく待ちます。先客さん2名さんも待ち。
その間に、数組が予約がおありで、スッと入って行かれます。
訪れる際、ホームページを見て「予約専用電話」なんて言う番号も見て…
“平日なんだから大丈夫だろう”とタカを括ったのがいけませんでした。
ぶらり、その日に出掛けるのでなければ、是非ご予約をオススメします。
それが良うござんす。
 
Dscn4607
 
 
ただ待っていても仕方が無いので、
その間に1階を散策してみることにしました。
流石、養命酒さんの製品がズラリ。
 
Dscn4608
 
 
他にも信州土産、信州の食にまつわる商品が、
県内、北から南から取り揃えられていました。
信州佐久・橘倉酒造の「しょうゆ麹」、
日本酒の銘柄では「菊秀」の蔵元さんです。
こうした製品も発売していたこと、初めて知りました。
 
Dscn4610_3
 
お酒関連のブースは、少しまた特別な設え。
小さな菰樽を使ったディスプレイがありました。
上諏訪だけでなく諏訪湖半、岡谷市の「神渡」蔵の菰樽もあります。
 
 
Dscn4611
 
個人的に大ファンの酒ぬのや本金酒造さんの菰樽。
 
 
Dscn4612
 
売り場には飯山市の「水尾」、池田町の「大雪渓」、
伊那市の「信濃錦」などなど。
県内の日本酒…各酒造が製造する焼酎までもあり、
かなりの品揃えでした。素晴らしい。
長野駅MIDORIの日本酒売り場に匹敵する内容だと感じます。
 
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諏訪の日本酒がまとめられたブース。
下諏訪町の「御湖鶴」のボトルもあり、
諏訪湖半一円の9蔵でまとめられている様です。
 
 
Dscn4614
 
日本酒、焼酎だけでなく、ビールもありました。ワインもあります。
ビールは基本的には製造する「チロルの森」と、
塩尻駅前のアンテナショップでのみ販売かと存じ上げていた、
「塩嶺麦酒」もラインナップされていました。
 
 
 
 
色々と見て歩いて、楽しく待ち時間を過ごして、
いよいよ、僕らの順番に。
 
 
Dscn4616
 
諏訪湖を眺めながらのランチタイムとなりますが、
2階席と言えど、とても眺めが良いです。開放感もあり、心持ち健やか。
 
 
 
システムとしては、
メインメニュウ全てにサラダ&ドリンクバーのお値段が含まれており、
注文したお料理が運ばれて来るまでに、
サラダバーを前菜として楽しんで、食事…と言うカタチ。
 
 
Dscn4617
 
 
「混んでいる!」と思ったものの、
サラダバー、この後はすっかり空いていました。
タイミングによっては…と言うカタチでしょうか。
少し時間をずらすと、また使い勝手、使い心地に差が生まれそうです。
 
 
Dscn4618
 
ドレッシングも4種類用意されていて、どれも美味しかったです。
馴染みある定番の味付けをベースにして、
信州らしさも含めながら、一味加えてあって、素晴らしいのです。
 
たまり醤油ドレッシング、
林檎ドレッシング、
胡麻ドレッシング、
辛味大根ドレッシング…これ、調べてみると、
季節によっても差がある様ですね。
他に、
オリーブオイルやバルサミコ酢、ワインビネガー、レモン果汁などもあり、充実。
 
主だったドレッシングは全て試しました。
 
 
Dscn4619
 
 
自テーブルに持ち帰って来ました。
 
野菜、生のもの、湯がくもの、蒸したもの…
食べ方も色々とあり、それぞれがキチンと美味しいもの…と感じました。
 
僕はたまり醤油と辛味大根のドレッシングが気に入ったのだけれど、
「ドレッシングに何が入っているか」も書いてあって、
特に、辛味大根ドレッシングにヨーグルトを使っている…
その料理たる組み合わせの妙に驚きもありました。
ワサビも使われていて、大根の風味がありながら、
ヨーグルトが突出し過ぎる事もなくて、油濃くもないし、本当、良い味。
 
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コーナーには、生産者さんの笑顔の写真。
 
スープは「出来るだけ捨てる場所がないように」とのことで、
野菜の残り部分で仕立てたスープだそうです。
心を込めて育てられたものならば、
出来るだけ、捨ててしまう部分が少ないに越した事はないですね。
 
 
Dscn4620
 
 
ドリンクバーも多岐に渡ります。
コカコーラとか、そう言う類のものはナイですけれど、
この雰囲気ならば、これで正解…と言うラインナップ。
 
 
 
 
Dscn4621
 
さて、メイン料理。
僕は「信州十四豚のソースカツ丼」をお願いしました。
現世と言うものには、様々なブランドポークがありますが、
これは養命酒製造がプロデュースした豚肉で、
養命酒の原料である14種の生薬の使用後部分を活かし、
ヨーグルトなども与えて育てたもの、とのことで興味がありました。
 
伊那、駒ケ根を中心に、信州のB級グルメの話題では欠かせない、
ソースカツ丼としての提供は、嬉しいと感じます。
 
 
Dscn4623
 
温泉卵に柚子皮が添えられた小鉢と共に。
これを上からご飯とカツに掛けてからが本領発揮…そんな風に感じます。
甘く濃ゆいソースは卵の黄身を想定してある風合に思え、
単独ではやや単調に感じられるそれも、
黄身のまろやかな味わいと組み合わさる事で、美味しく感じられるものでした。
 
 
Dscn4625
 
 
こちらは、YOKOさんが注文した「ワンプレート」と呼ばれるメニュウ。
 
信州十四豚グリル、秋鮭のコンフィ、旬野菜のグリル、
さつまいものスフォルマート(ゴルゴンゾーラクリーム)とメニュウには書いてありました。
 
豚肉、とても美味しいと感じました。
低温調理系の食感に、味噌漬けにした様な風味。
付け焼きの類では感じられない美味しさがあります。
野菜がたっぷりあること、僕らには嬉しく感じます。
 
自分が注文したカツ丼とは異なり、
パンやご飯が合わせて運ばれて来るスタイルではありません。
パンはサラダバーにあるのですけれど、
YOKOさん曰く、
サラダでしっかり食べているので、
パンが無くても、しっかりボリューム感があって良い、
パンをそれぞれのお腹具合に合わせて量を選ぶことが出来るのは良いこと…
…とのことでした。
 
 
Dscn4628
 
 
食後の飲み物も気分に合わせて、選ぶことが出来ます。
コーヒーは、
伊那市にある自家焙煎珈琲「Cafe COODE(カフェ・コーデ)」によるオリジナルブレンド。
 
ドリンクバーたるもの、
業務様っぽさが出て来て致し方無し、と考えていましたが、
専門店のブレンドで飲むことが出来るのは良いですね。
 
Dscn4630
 
季節で変わるランチタイム限定のデザート、
「紫芋のティラミス」は300円。
 
さつまいも由来のもこもこした食感、
甘味はさつまいもっぽさとクリーム感が半々と言った所でしょうか。
くどくなく、食後のコーヒーの熱さに口の中で溶けて行き、
良い塩梅でした。
 
 
Dscn4632
 
「チーズケーキ」は680円。
同じデザート…と考えると、
チーズケーキのお値段に、やや驚きます。
他のデザートメニュウも同様のお値段なので、
食事とは別、お茶の時間も含めて考えられた、
デセールされた一皿のお値段、と言うカタチの様です。
確かに、チーズケーキだけでなく、
シャーベットや生果実付き。
 
 
ご馳走様でした!
とにかく、僕らとしては野菜を気兼ねなくたっぷりと食べられる…
これが嬉しいです。本当に。
次回は予約して、スムーズな流れで訪れたいと思います。
 
 
 
 
その日、温泉はこちらを選びました。
 
 
Dscn4633
 
 
ほど近い場所にある、「ホテル鷺の湯」へ。
「物見湯産手形」の利用で、1500円の日帰り入浴料が750円になります。
上諏訪温泉では、こうした割引が利くので、とても重宝します。
立派な佇まいの古式ゆかしい旅館、ホテル…と言った風情。
温泉までの道のりの調度品も豪華なものが多く、
また色紙のコレクションが張り出されていますが、
著名な方の物も、ちらほらとお見受け致しました。
 
当日の湯上り後のTweetはこちら。
 
上諏訪温泉湯元さぎの湯 1号2号混合泉・ホテル鷺の湯に来ています。
赤褐色かつ透明なお湯は岡谷温泉・ロマネットのそれに似たモール泉の輝き。
ツルツルとした肌触りで炭酸水素塩泉らしい泡付きが嬉しいです。露天風呂はぬるめ。設備も充実しています。
 
上諏訪温泉・ホテル鷺の湯、最も気に入ったのは、露天風呂の素晴らしい唐破風造りの屋根でした。
100年の歴史ある旧館の車寄せに使われていたもので、新館建築の際、平成3年に移築されたものだそうです。
木の持つ時代の付き方が違います。この屋根の下、かつぬるめ、かつ炭酸!大好物ですよー!
 
以上、2つぶやき。
女性側の露天風呂は、結構な熱さがあった…とは、その後YOKOさんに聞いた話。
お湯の良さは、とても良く感じられるものでした。
宿泊すると男女時間制で入れ替わりになるそうですが、
この時間帯で男性側に設えられていた、
唐破風造りの屋根は、本当に素晴らしい景観を醸し出しており、
露天風呂に浸りながら、天井のその造りを、ずーっと眺めていました。
生きて来た木そのものの息吹だけでなく、
旧館時代に眺めて来た景色も木の紋様に刻み込まれている様に感じました。
 
 
Dscn4637
 
 
ところで、
脱衣所、洗面台の真ん中にあったこの椅子。
 
Dscn4638
 
 
電気のコードが土台に入っている様なので、
何か動きそうな気配がギュンギュンします。
マッサージ用具なのでしょうか。
歴史ある旅館だからこそ、レトロでちょっと不思議なものもある様でした。
 
 
 
 
その後、お迎えミッションがあって山王閣へ初めて訪れます。
ここでは立ち寄るだけでしたが、
来年3月までの営業と聞いているので、
それまでに1度は訪れてみたいですね。
塩嶺峠を通って、巣穴まで。
忙しくはあったものの、色んな好奇心が満たされた1日でありました。
 
さて、こんな所で本日はちょうどお時間となっております。
お付き合い頂きまして誠にありがとう存じました。
またのお目通りを願って、お開きと言うことで…。
 
ありがとうございました。
 
 
ありがとうございました。
 

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2016年12月12日 (月)

YOKOさんにサプライズをするまでの特別な、いつも通りの北信紀行。(2016年9月10日・子安温泉、三幸軒、関谷温泉)

 
 
 
 
記録として、残しておきたく。
 
 
こりゃあ気付くめぇ、よ。
 
 
 
 
えー、誘惑箇所の多い中でございます。
いっぱいのお運び様で、誠にありがとう存じます。
気楽なところがよろしいんじゃないか…てンですが、
一生懸命、書いて行く事としてございますので、
どうぞ、最後までお付き合いを願っておきますが…。
 
少しお古い噺になりますが、
こちらの内容をご覧になって頂いておりますでしょうか。
 
 
YOKOさんにサプライズしたい大作戦。(2016年9月10日・Hop Frog Cafe)
 
 
えー、まぁ、色んな支度をして、
YOKOさんの誕生日を祝った…と言う噺でございます。
その中に、こうあります。
 
 
 
いよいよ、9月10日当日。
「今日、祝われると思っていない」場合に、
心持ちに緩急と温度差があり過ぎてしまうのではないかと思い、
8日木曜日から9日金曜日に掛けて、
「今年は誕生日が平日だから、せめて10日に祝いたい」
「特別なことはできないが、
 せめて、YOKOさんが好きな流れで過ごしたい」と繰り返し言い伝え、
お昼ご飯は中野市の「三幸軒」で食べ、
YOKOさんの好きな温泉施設に2軒、入って、
その湯上り上々の心持ちで、松本駅に。
 
 
 
この噺を…本陣のカエルのお店に出掛けるまでの流れも、書き残しておきたい。
そんな風に考えておりまして、
ええ、これにお付き合い頂こうじゃねぇか、と。
温泉に関しては、新情報と新規開拓を致しましたしネ。
 
こう、これから書いて行くのですが、
温泉に行って、三幸軒で食べて、また温泉に行って…
よくある、僕らの詰め込みすぎな週末の過ごし方そのもの。
その頃は躍起になってましたから、
露見失敗の危険性を常に想像して、あれやこれやと心配していましたが、
この過ごし方は、あまりに日常的であって、
「何かイベントがある」とは、相当考え難かった、
よって大成功を収めた…その一助となっていたんだと、
改めて、思った次第でございます。
 
えー……改めて、
高速道路を使い、温泉もひとつじゃ飽き足らず…
 
フツウじゃねぇのかな?
 
…と、チラッと考えたりも致しますが、
ええ、ええ、私共に至っては、もうこうして早幾年と言う所で。
 
 
いつもの気楽なふたりが巣穴を飛び出し…
 
…ひとりの胸の内はささやかな緊張もありましたが、
 
ともあれ出掛けて参りますと話の幕が上がる…と、相場が決まっておりまして…。
 
 
 
 
 
タイムテーブルを計画してみると、
Hop Frog Cafeに到着する時間からの逆算で、
出来るだけ早く移動しないと厳しい。
そうして、いつもよりも早い時間に到着した事こそ喜びに繋がった…
まさに「朝起きは三文の徳」を実感する訳で。
 
 
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高山村の子安温泉に到着しました。
北信の中でも特に気に入っている温泉施設です。
お湯の良さ、源泉そのままかぶり湯が出来ること、湯場の雰囲気…。
 
 
 
 
普段は11時過ぎに訪れている子安温泉ですが、
今日はスケジュールの都合でオープン10時から過ぎて30分経過するかどうか、
そんな頃合に訪れていました。
 
入ってみて驚いた。
いつもは結構な熱湯なのですが、少し熱いくらいの体感。
蕨温泉も高山村の大湯も43℃から44℃の地域ですから、
熱くても不思議なないのですが、今日に限って41℃前後に感じます。
熱いお湯は僕もYOKOさんも、そんなに得意でないから、
ふたり揃って「あれ?いつもより入りやすい」と思っているので、間違いないと思うんです。
常連さんが他のお客さんと話している声が耳に届いて、
「午後には熱くなるんだよ~」とのこと。
 
これは、開店直ぐは“ぬるめ”…と言うことなんだと思います。
加温はしているものの、源泉掛け流しの子安温泉ならでは。
なるほど、滞在時間の後半は浴槽の温度も上がり調子になって来ていました。
 
いつもより長めに浸かって、熱くなったら源泉で冷ます…を繰り返す。
これはいつもと変わらないけれど、一層の感動がありました。
次回は開店と共に訪れたい。
 
 
 
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湯上り休憩中。
飲み物のサービスがあるので、熱いお茶を頂きました。
今だと「そりゃそうだ」の12月ですけれど、
この頃は9月でして、それでも湯上りに熱いお茶は、たいへんに美味。
 
 
 
 
 
 
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続いて、信州中野に移動して「三幸軒」へ。
今日はランチメニュウを予約して訪れております。
 
 
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お馴染み、「三幸軒サラダ」から。
 
 
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YOKOさんは「五目ラーメン」を注文しました。
 
 
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“五目焼き”の注文も結構耳にするのですけれど、
次点として、こちらもよく聞くような気がしています。
たっぷりの具といつまでも熱さを蓄えたスープと。
何とも言えずウマイんですよ、これ。
 
 
 
 
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自分のお目当ては、
9月の月替わりランチセット、
「スパイシーチキンカレー・らーめんセット」でした。
中華料理屋さんのカレー!
…と聞いて、とっても好奇心を揺さぶられました。
是非、食べてみたい!
 
 
 
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当日、色々と思う所があったみたいで、いくつかTweetを残しています。
 
 
カレー、結構辛いですね。唐辛子系の辛さ。
風味、今まで食べた事がない感覚。
すごく多くの生姜、玉葱なのかな?ウマイです!
 
感覚的に、柑橘系の芳しさと味噌の様な風味も感じます。
東洋系とも異なり、フレッシュトマトと言うより、
どこか懐かしいケチャップの様な酸味と甘味。
とても面白い構成でした。
 
…などなど。
「これは工夫されている感じがする味だ!」と思っていました。
複雑…と言うよりも味わいの足し算がされたかの様な…
深みがあって、ただ深いだけでなく、その深さの中に密度もある感覚。
 
けれど、後々聞いてみると、
玉葱、生姜、トマトと、あとスパイス…とのことなんです。
これは聞いて驚きました。
プロの料理人さんに対して失礼ではあるのだけれど、
もし、自分でこの味を実現したくて作るならば、
それこそ複数の味わいを足して作るイメージしか湧きませんでした。
足し算の理論。
数少ない食材でも、最大限にその魅力を引き出せば、
こうした味になるんだと言う好例だと思います。
 
結構な辛さは鋭利なスタイル。
これに肉の旨さ、けれど酸味もあるので、全体的にふくらみのある辛さを感じます。
トマトの印象なのか、洋であったり東洋であったり、
そうした風合も顔を出しますが、伊っぽさもあって、
エッセンスは多国籍的な富み方。今、思い直しても美味しかったですね!
カレーって、各家々で異なるとすら言われているメニュウ。
これがこの頃の三幸軒の味!…と言う事なんですね。
ちゃんと辛くて香ばしくて、米は勿論ウマイ。
やっぱり最後に酸味を感じることも気持ち良かったなぁ。
 
 
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セットの「らーめん」、こちらは大定番のひと品。
今回は相方に特長的なカレーが並んでいるのですが、
馴染んで鎮座しているから、流石と言う感覚。実に美味しい。
五目ラーメンより、もっと…
懐かし系のそれよりもふくよかで、
ラーメン専門店ほどパワフルでもなくて、
食堂系のそれより、澄んだイメージがして、良いンです。
満ち足りるお昼ご飯でした。
 
 
 
 
 
1度、行ってみたいと思っていた須坂の「湯っ蔵んど」へ。
広告などを見ても露天風呂や浴槽の数など、
スーパー銭湯的規模の大きさが垣間見え、
機会を狙っていたところ、
“新規開拓”として、楽しみに向かいました。
 
 
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須坂温泉・古城荘は比較的市街地にあり、
米子大瀑布などもある須坂市、
けれど、あまり広くない…施設が市街地に密集している印象がありました。
臥竜公園&須坂動物園も市街地から割合近いですよね。
 
その感覚でいると、プラス10分から15分と言った立地。
けれど、だからこそお客さんを集めるための工夫が見える施設、とも感じました。
 
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関谷温泉・湯っ蔵んど、入口。
宿泊施設があるんじゃないか…と言うくらい大きな玄関の造り。
 
 
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入ってすぐ、料金を支払うカウンターがあり、
そうして中に入って行きますが、物産品が所狭しと売られていて、
観光客向けのものもありますが、地元の人が使うようなお野菜も豊富にありました。
 
 
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2階に主だった施設の入口があり、
洋風風呂、和風風呂、それぞれの温泉の入口があり、
厨房スペースもあります。
そちらから「がはは」と言う楽しそうな笑い声が聞こえましたが、
奥には大休憩室があるんだそうで、食事をいそいそと運ぶ皆様を何度も拝見しました。
 
伊那の羽広温泉・みはらしの湯も似た様な構造をしています。
円形の建物で中心に階段があって、1階がエントランスを含み、
2階が温泉と食事処を含む。
みはらしの湯と比べると、もっともっと規模が大きく、
スタッフさんも多く、
当日は縁日のイベントが行われていて、
とてもこじんまりとしたものですが、輪投げや綿あめ体験など出来る様でした。
みはらしの湯はどちらかと言うと対観光客さん目線で、
そうしたイベントは少ないと思いますが、
古城荘が法事などの冠婚葬祭類が多い代わりに、
須坂市の一般的な、日常的なレジャースポットとして機能していて、
かつ、栄えている…そんな印象を受けます。
 
 
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和風、洋風で浴槽の内容が異なります。
この日、男性側は洋風風呂。
温泉の内容がこうやって掲示されるくらい、
バラエティに富んでいる、と言う訳です。
お湯は癖のないもので、
源泉風呂に入って少し他よりも気泡感があったかな、くらい。
むしろ浴槽の違いなどを楽しんでみる、
お子さんにしても楽しむことが出来る施設と感じました。
 
実際、自分自身も体を洗った後、
各浴槽の温度を調べて、いちばんぬるい所に入ろうとして、
全浴槽を試していたりします。
露天風呂には歩行浴槽などもあって、ワンダーランド感がありました。
 
 
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湯上りにジェラードを。
須坂のプラムを使ったものと、
ガリガリ君全盛期の季節、
YOKOさんが必ずや「クリームソーダ」を注文すると思っていましたが、案の定。
 
特にプラムは名産であり、
生果実を使っていることもあり、絶品でした。
甘味は流石に補強してあるのだけれど、
何よりもプラムの香がちゃんと伝わる美味しさでした。
 
 
 
 
そうして高速道路を伝って、巣穴へといったん戻り、
松本に出掛けて行くのですが、それは先達て申し上げました所でございます。
YOKOさんの誕生日を祝う、その前段の一席でございました。
ちょうどお時間となっております。
最後までお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 

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