今日の一筆

2011年11月29日 (火)

今日の一筆・修行中!(撰)-2011年9月下席


えー、誘惑箇所の多い中、
いっぱいのお運び様でございます。
気楽な所で、一生懸命書いて行きますので、
どうぞお付き合いくださいませ。

あっと言う間に、11月ィ入っちまって、もはや仕舞いになりそうですが、
9月の下席でございます。
10月の末あたりから、季節の変わり目ェてんで、
流行に乗っちまいまして、
しばらく床に伏せっておりました。
ええ、今年の秋てぇものは、随分と暖かいですね~。
だからこそ、ね、体が変にもなるってぇもんですよ。
寒いと思う日が少しばかりあったかと思うと、
もう、その後は暖かい。
異常気象だなんて申します。
タイの洪水もまた恐ろしく感じますし、
ねぇ、9月の終わりには台風で、
東京だって、あの3月の日の様な光景、
またしてもテレビで拝見する日が来るとは思いませんでした。

さて、そんな最中ではありますが、
これまでお付き合い頂きました、今日の一筆・修行中、
各県の蔵元名、御酒銘を書いて行こう!のシリーズ、
長野、山梨と来て「埼玉県」、
この9月下席にて、ひと揃いとなります。
お楽しみ頂けたならば幸い、
10月から始まります次の県にご期待願いますところで、
世間様とは相も変わらず、隔たりがある、
あるからこそのお楽しみ、趣味の世界と言うものですな。
いざ、前へ前へと進まん!…と言った次第。
さぁ、お支度が調いましてございます。
おあとがよろしいようで。

【 立川談慶師匠のつぶやきから 】

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2011年9月21日

台風が猛威を振るった日、
Twitterでフォローさせて頂いております、
立川談慶師匠のつぶやきが、
とってもポジティブで素敵だったので、
書かせて頂きました。
これをガチャガチャっとなっている当日にお書きになる、
それが大切なんだと思うんですね。
今ならば、こう平穏になっている今ならば、
そう思う、思うことが出来る余裕もありますが、
当日は、こう嵐が窓を打つ音も、また聞こえてございます。
この中でこそ、明日を希望を持って見る、
これが大切なんだなぁ…と感じた次第。
お言葉、勝手ながら拝借致しました。

【 埼玉・来陽 】

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2011年9月22日

調べてみますと、埼玉イチ個性のある蔵元…
もとい、個性ある日本酒をお出しになっている蔵、
そんな風に感じられました。
サイトによっては、
その中心人物である社長様がお亡くなりになり、
次回入荷は未定とあるものもありますが、
どの情報が最新で正しいか…までは突き止められませんでした。
何せ、「野武士」なんて酒銘もある通りで、
熟成、生酒などのお酒を主体とされ、
強烈でトロミがある原酒…なんて紹介文を拝見しました。
1度、飲んでみたいとは思いますが…。

今回はラベルを幾つか複合して背景を誂えました。
銀ラベルにあった上と下に松の紋様、
また別のラベルにあった紫の花を中心に据え、
半割りに致しまして、
もう半分には「陽」のイメージを置きました。

【 埼玉・越生梅林 】

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2011年9月23日

9月期、月いちばんの気に入りは、
この「越生梅林」を選びたいと思います。
バランスは元より、
背景のグラデーションも上手に入り、
YOKOさんからもお墨付きを頂きました。

…実は続く「寒梅」さんのラベルを見ながら、
そう勘違いを致しまして、
「寒梅」さんのラベルを参考に上下に梅を配置してしまいました。
怪我の功名と言ったところではありますが。
いざ、「寒梅」蔵を書く際に、
「あっ、この構図はこちらか!!」と驚くのですが。

【 埼玉・寒梅 】

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2011年9月24日

そんな訳で寒梅酒造の1枚。
「これを書こう」のリスト中に、
「梅」モチーフが2件あることに気付きませんでした。
「寒」と言う文字の篆書体は、なかなかに珍しいですね。
ちょうど写真中央にあるものがそうなのですが…。
こうした字を知ることもまた、
自分がこうして書いている意義。
赤ペンと青ペンにて背景を添えて書きました。

【 9月25日・僕とYOKOの献立 】

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2011年9月25日

ごく久し振りになってしまいましたが、
中町の「トキシラズ」さんへ遊びに行って来ました。
いやぁ、野菜の旨いこと旨いこと。
YOKOさん曰く「こんなに野菜が美味しいなんて幸せ」とのこと。
日本酒も馴染みある良いものを頂く事が出来ました。

今回のお気に入りは、
中央上部、「時シラズ」と時計をあしらって書いたもの。
なんだか良いバランスに仕上がったと感じております。

【 埼玉・九重桜 】

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2011年9月26日

「九重」の意味は、
幾重にも重なる長い時を表すのだとは思いますが、
あえて、
九つに枝を分けて桜の風景を描かせて頂きました。
「九重」と「桜」の字に、
間と言うか、雰囲気の差を感じてしまいます。
こう「桜」を書こうと気を入れてしまって気負って、
ややしくじりと言うところ。
もっと全体像をイメージしながら書きたいと思います。

【 埼玉・神亀 】

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2011年9月27日

埼玉県の酒造を巡るシリーズ、完結。
最後の1枚は「神亀」蔵にしました。
おそらくは自分が初めて飲んだ、
そして、初めて購入した埼玉県の蔵元さんだと思いますし、
何より全国でも早いうちからの全量純米蔵宣言。
名のある蔵元様だと存じております。

ただ「亀」の字の1画目2画目が、
何ともツッパリ的リーゼントに見えていけません。
比較的得意だと思っていた「亀」の字、
慢心ゆえのほころびと感じます。
うーん、まだまだ!

…とは言え、一連の埼玉シリーズが以上となり、
いよいよ10月期と共に次なる県を…
…どうしようかと、
繋がる群馬、もしくは神奈川を考えておりましたが、
10月2日のイベントを経て、
ある県へと移って行くことになります。

【 9月23日の行楽(小布施→黒姫) 】

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2011年9月28日

信州SAKEカントリーツーリズム・番外と言って良い行楽日。
旅第8回にて周遊した、
小布施、信濃町ルートへ、再び行って参りました。
「小布施蔵カレー」の「響(ゆら)」にてランチ。
信濃町へ向かい、
昨年も楽しんだコスモス園のリフトから見える、
野尻湖の景色を存分に楽しみました。
すごく心地が良い天上世界の風景。
心が洗われる様で、実に清々しい心持ちになりました。
また、更に足を伸ばして、「黒姫童話館」にも行きました。
特集されていた飛び出す仕掛け絵本に、
みんなして夢中になって…と、楽しい時間。
良い1日を記録した1枚。

【 9月25日・洋酒店醇にて 】

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2011年9月29日

先達て書きました「トキシラズ」後に向かったのは、
この「洋酒店 醇」でした。
WhiskyにGIN、スコットランドのALEなどなど。
実に楽しむことが出来る展開ではないですか。
こうしていろんな酒類を楽しむことが出来る、
まさに「洋酒店」たる風情であるからこそ、
足を運びたいと思う訳ですね。
少しだけ店主殿の作成するポップに似せて…
イメージを乗せて「今日の一筆」を修行させて頂きました。


以上9枚となります。

こう、良かったなぁ―…と思いましたのは、
蔵元名を書いているからこその喜び、
これが10月末にございましてね。

関東信越国税局酒類鑑評会の発表があり、
吟醸の部、純米の部、
こう、蔵元名が列挙されている訳です。
もちろん、見るのは長野県からです。
興味があります。
自分のひいきの蔵元さんが受賞していれば、
すごく嬉しいものです。
そんな中、埼玉県のブロックにおいて、
お見かけした事がある酒銘が多数。
そりゃそうなんです。
こうして1蔵1蔵書いて来た訳ですから。
それまでは…
例えば去年なんかは、
知っている蔵しか知らない状態…
それに比べれば、全部見たことがある訳で。
なんだか嬉しいなぁ、もっと頑張って行きたいなぁ…
…そんな風に感じたものでした。

さて、では次回は10月に入りまして上席。
ちょうどお時間となりました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。

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2011年11月 7日 (月)

今日の一筆・修行中!(撰)-2011年9月中席


えー…いっぱいのお運び様でございます。
気楽な所で、一生懸命書きますので、
どうぞお付き合いくださいませ――…と、
ええ、始めたい所なのですが、
なんと、中席に選ばれた一筆、たった2枚となっております。

当月9月と申しますのは、
暦、「長月」なんて呼び替えたりも致しますが、
えぇ、たいへんに残念ではございますが、
中席、短いものとなりました。

中を挟む、上っ面と…今後更新されます、
下っ面は9枚ずつを選んでおります。
どうにも、こう……バラけなかった様子。

お支度を整えて頂きます事もない、
さぁ、2枚、しばらくのご辛抱願えますれば、幸いでございます。

【 長和町へ。前掛けを用意 】

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2011年9月15日

一大イベントとなりました。
長和町・ブランシュたかやまで開かれた、
「アウトドア・ウィスキーフェスティバル」…
これに先駆けまして、家で準備をしていた折、
日本酒をお出しする手前共と致しましては、
前掛けのひとつも付けて、参上したい!
…手持ちの前掛けの中から、お気に入りを選び出しました。
小さめでクリーム色、黄色い帯のある「勢正宗」を、
YOKOさんに宛がい、
自分は玄関に飾ってあった
「岩清水」の前掛けを持ち出す事に決めました。
その日の「今日の一筆・修行中」になります。

【 アウトドア・ウイスキーフェスティバル(題字) 】

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2011年9月17日

イベントブログ、題字の原紙が、こちらになります。

当日の模様は、以下にてご報告しております。

( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/20112011917-0ac.html )

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取り込んで、写真に載せたものを、
ブログの表紙として使う…と言うお定まり。
普段は何度か書いたりもするのですが、
1回で、それなりに満足できるものを書くことが出来ました。
画像と合わせる際には、
YOKOさんとKenchieさんのお顔に、
ちょうど文字が掛かる様に配置。
高原の雰囲気がチラッとでも鼻先をかすめましたら幸いです。

…と言った所で、もうお時間でございます。
「お直し!」なんて言えれば良いのですが、
当方にお直しの材料もございませんもので。
次回の更新まで、今しばらくのお時間を頂戴致したいと、
そんな所で、9月中席、これまで。
ありがとうございました。
ありがとうございました。

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2011年10月28日 (金)

今日の一筆・修行中!(撰)-2011年9月上席

 

えー、誘惑箇所の多い中、
いっぱいのお運び様でございます。
気楽な所で、一生懸命、書きますので、
どうぞ、お付き合いくださいませ。

えー、当節、日本酒の時期なんてなぁ、冬であります。
冬に燗酒が美味しいね、とも申しますが、
ちょいとばかし違うんですな。
日本酒を醸す季節…これが冬なのでござます。
先達て更新いたしました、
酒落語「中野土びな」の時節も、また冬でございました。
冬にしっぽりあたたまる燗酒も、また良し。
御酒を醸せば、出来上がるのは決め式で、
出来上がった御酒を売り出すのも、当たり前ェ…
活き活きとした新酒が市場を賑わせる季節でもあります。

えー、さて、そこで、です。
蔵元様のスケジュールなるものを考えますと、
造りに入ってしまっては動けません。
何せ御酒を造らなければ売るものもない…
空瓶に蝋燭ぅ仕掛けて「瓶提灯」だなんて、
売っている酒屋さんなんざ、ありやしませんや。
造りに入る前に、売る様に営業を致します。
つまり、春…造りが開けて、夏、秋の入りと、
丹精込めて醸したお酒を、
多くの酒呑みの方々に呑んで頂きたいと、
出歩く…イベントを催したり、イベントに呼ばれたり。
蔵元を囲む会、試飲会、様々ですな。

秋の入りは、
「ひやおろし」なんて言う季節モノもありますし、
蔵に入る前の最後の機会と言う事になりまして、
より一層、多くのお誘い事などありまして、
お忙しいものとお聞きしております。

さて、
ご案内の「今日の一筆・修行中」の9月はいかがなりましたか…
…申し上げますと、
イベントに赴き、
また先月から続きます埼玉県の酒蔵を書くシリーズが、
ついに完結する運びとなりました。

まずは上席、埼玉県の酒蔵名をどんどんとご覧頂きます。
合間に、お遊び、酒呑みのお噂などもあり、落語もあり。
こう振り返りますと、
充実した2011年の9月であったんだなぁ…と、
申し上げますお支度、調いまして、
おあとがよろしい様でございます。


【 埼玉・初緑・豊明 】

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2011年9月1日

偶然でしたが、
この色はYOKOさんのお着物の色と同じなのだとか。
酒銘「初緑」からヒントを得て描きました。
水分を少なめに絵の具を取り、引っかく様に書いてみました。
これがなかなか気に入りで、
しばらくはそうした手法で遊ぶきっかけとも言える1枚です。

調べてみると、この蔵元様、
漫画でありアニメ化もされた
「らき☆すた」ラベルもあるんだそうで。

【 信州清酒研究会に参加・14/64 】

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2011年9月2日

信州SAKEカントリーツーリズム制覇者や、
各地利き酒大会上位入賞者を、
コンセプト評価がされる信州清酒研究会に招待…と言うか、
「酒造組合などが主催する、
 酒造に関わる研究会に、
 一般消費者が協力をする」…と言う大仰な名目のもと、
幸運にも参加を許して頂き、行って来ました。

当日はブラインド状態で64種類を試飲。
それぞれ一般酒で、
蔵元さんが「このお酒はこうだ!」と一言添えています。
味を見ると同時に、
その蔵元コメントが、
「良い、悪い、合っている、合っていない」も評価。

ピッタリの蔵元さんも居れば、
全く以って残念な蔵元さんもありました。
ここが商品としてお酒を販売する難しさであり、
面白い所だと思います。

…特にお気に入りのあの蔵元さんなんかは、
「こんなに美味しいのに、そんな控えめなコメントで良いのか!」と、
私情も気楽にたっぷり入れて、参加してきました。

また、
「あっ、このお酒すっごい好き!」と思った銘柄があり、
コンセプトを拝見すると「もち米による…」とある。
「なるほど、これって勢正宗か!」
好きな事も道理でありまして。
ブラインド評価でも好みは当てられると思うと、
なんだか嬉しく感じたものでした。

当日、「○」を付けた銘柄をピックアップしてしたためました。

【 古今亭菊生の落語百夜・第50夜 】

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2011年9月3日

お馴染み菊生師匠の落語会を四柱神社で!
毎月のお楽しみです。
50回記念…と言う事もあるかも知れませんが、
共に長講一席、楽しませて頂きました!
特に「居残り佐平次」の一筆は上手く書けました。

背景はこの時に菊生師匠が着ていた羽織の紋、
「裏梅」より頂戴致しました。

【 埼玉・天覧山 】

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2011年9月4日

「天覧山」と言うイメージから、
山のようなものを意識しながら描いていきましたが、
何となく…こう…漠然と描いていた為、
漠然としたものになってしまいました。
…割に文字、酒銘はバチッと真ん中に書く事が出来ました。

【 埼玉・武蔵鶴 】

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2011年9月6日

蔵元さんのラベルを参考にしつつ書きました。
何でしょう、
鶴ってこうしたロゴ、配置のイメージがあります。
それをキチンと具現化できた心持ち。

【 埼玉・清龍 】

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2011年9月7日

「清龍」…と言う事で「龍を描こう」として挑戦の1枚。
龍を描くなら、やっぱり上を向かせたい…
…と思って上を向いて頂き、
雲を割って空へ上るような絵柄になりました。
なんだか鰻のようなお腹まわりですが…。
志賀高原ビールのロゴみたく、
カッコ良く書きたいものです。

【 埼玉・琵琶のさざ波 】

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2011年9月8日

蔵元の日本酒ラベルを参考にさせて頂きつつ、
その文字もまた、意識して書いてみました。
だいたいこんな感じ…ですが、
当然に、まだまだ修行不足と言った所。

【 埼玉・力士 】

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2011年9月9日

こちらも一応は日本酒のラベルを参考にしようと試みましたが、
どうでしょう、
配色に理由があるのか、
個人的にアメリカ軍の徽章みたいな仕上がりになってしまいました。
それにしてもシンプルな文字を、
ドン!と主役にして描くのは難しいです。
遊び過ぎても、字が字でなくなってしまうと伝わらないし、
正調に書くには、自分に力がないし。
たっぷりの勉強の余地を感じられる1枚。

【 第4回・北アルプス三蔵呑み歩き 】

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2011年9月10日

3回目の参加となります、大町の呑み歩き!
当日の主役はやっぱり、この3蔵ですよね~!
それを一筆、書かせて頂きました!
今年も…日記が来年の直前にならない様に頑張りたいと思います。
…けれど、
この時期って、長野酒メッセもあり、
なかなかどうして、ブログ化艱難辛苦の時節。
実は、
塩尻ワイナリーフェス、昨年も行っていますが、
ブログ化できていなかったりします。
さぁて、どうなりますことやら!
何より、いつでも楽しんで「今日の一筆・修行中」も、
ブログの更新もやって行きたい…と言った所でございます。

では、上席は以上、9枚になります。
ご高覧の程、誠にありがとうございました。
ありがとうございました。


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2011年10月 3日 (月)

今日の一筆・修行中!(撰)-2011年8月下席


えー、
いっぱいのお運び様でございます。
誘惑箇所の多い中、誠にありがとうございます。
気楽なところで、一生懸命、書いて行きますので、
どうぞ、お付き合いくださいませ。

えー、
上席、中席、下席と申します節目は、
10日区切りとお定まりですね。

長野県ってぇのは、
春休み、夏休み、冬休み以外に、
秋と冬の真っ只中に、少々のお休みがございます。
稲刈り時期と、冬の雪が多い時期のお休みですな。
学習指導要領なんて言う、
随分と難しい法典に寄りますてぇと、
お子様に授業を受けて頂く“総授業時数”てぇのが、
決まっているんだそうで、
長野県だけ多くお休みを取る訳には参りません。
するてぇと、どうなるのか…
夏休みが減らされる、と言うのが、常になって参ります。

全国放送のニュースで、
「夏休み、あと10日ほどだけど、宿題したかなー?」
…なんて申します20日過ぎの段、
長野県の学生なるものは、もうご勉学に勤しんでおられる訳です。
私も学生時分は、
そのズレと申しますか、
漫画やナニガシにしろ、得る情報に「9月1日」が節目として、
2学期の始まりとして描かれている事に、
随分と「はてな?」と感じておりました。

秋休み、寒中休みがある…なんてぇのは、
戸棚の隅にしまっておきますが。

そんな8月下席は「酒 宗夜」の本流、
日本酒の流れとなってございます。
東京へ遊びに行きました日の一筆、
そして、
続いて参ります埼玉県の酒蔵を書いて行く一筆、
これを主体にした8月下席、
本編、お支度調いました、
おあとがよろしいようで…。

【 四ツ谷・大長野酒祭・出場蔵1 】

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2011年8月22日

四ツ谷にて開かれました
「大長野酒祭」に、
YOKOさんとふたりで遊びに行って参りました!
ここに登場された蔵元様のお名前…
銘柄を書かせて頂きました。
よくぞこれだけの蔵元さんがお集まり下さったなぁ…と存じます。
これは日々、熱心に日本酒を取り扱う、
四ツ谷の日本酒居酒屋3店舗様の心意気ゆえですな。
めいっぱい楽しませて頂きました!

【 四ツ谷・大長野酒祭・出場蔵2 】

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2011年8月23日

前段より続きまして、「その2」でございます。
それぞれ1度は書いている銘柄ですが、
こうしてまとめて書く場合と、
大きく書く場合は全く赴きが異なりまして、
残り余白と残り銘柄を考えながら、
敷き詰めて行く様は、なかなかスリルがありました。
どの蔵元さま名も無理に詰めて書きたくありませんから…
上手に埋まって、この2枚、
まとまりが気に入りとなっております。

【 有馬錦・越自慢 】

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2011年8月24日
埼玉県飯能市・有馬錦酒造

「有馬錦」と言う言葉から、
秋口のイメージを想起したのですが、
背景を設えるまでには行かず、
けれどものイメージを活かそうと、
普段は篆書体に用いている赤筆でサラサラと。
なかなか気に入りました。

【 金大星正宗・織星 】

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2011年8月25日
埼玉県深谷市・丸山酒造

埼玉酒造組合に描かれているラベルをモチーフにして、
背景を描きました。
普段は薄く薄く色を載せていくのですが、
肌色然とした一筆目から濃い目の色彩で書き、
これを軸に全体を整えて行きました。
まだまだ絵の可能性、掘り下げて行く事が出来そうな予感。
今月いちばんの気に入り次点です。

【 旭正宗 】

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2011年8月26日
埼玉県さいたま市桜区・内木酒造

ベースはやはりラベルなのですが、
横の帯と赤丸を軸にして書いて見よう!…
…と考えての配置。
ただ、自分が使った筆においては、
旭正宗の字、線が細過ぎた様にも感じています。
もう一歩、太い筆が良かったのやも知れません。
…いやいや、あくまで自分の力不足!
更に練習したいと思います。

「さいたま市」とありますが、
蔵元さんのHPには、「浦和の酒」とありました。
やっぱり合併で、名称は若干分かり難くなりましたかね…。

【 亀甲花菱 】

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2011年8月27日
埼玉県北埼玉郡騎西町・清水酒造

今月いちばんの気に入り次点…その2です。
亀甲花菱、美味しいですよね~。
ここ最近は飲む事が叶っていませんが、
これを気に取り寄せたい、取り寄せたい。
亀甲・花菱の紋を中央に配置し、
亀の絵を描いてみました。
そう言えば、亀にくちばしって無いんじゃないか…
…とも思ったのですが、
こう言う絵もどこかで見た気がするので、
アリということで。
残念なのは、
「騎西町」を「騎西市」と書き間違えた事ですね…。

【 ぷりっぷりのエビカツ/洋食厨房Spice 】

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2011年8月28日

まだまだ料理を描くのは難しいです。
松本市神田にある
「洋食厨房Spice」の夜メニュウだけに存在する、
絶品のエビカツ。
これがもう旨いッ!
海老の濃厚さが何よりもミソと言うか肝と言うか。
厚みもあって、
海老よりも海老を食べている気分にさせると言って過言ではありません。
夜に行ったので、思い出しながら描きました。

【 手造り晴雲 】

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2011年8月29日
埼玉県比企郡小川町・晴雲酒造

「晴雲」ってなんだか良い名前だなぁ…と、
そう思いながらイメージして見ると、
青空に風が流れているイメージ、
そして光が差し込むイメージでした。
これを描いてみたつもりです。
「雲」の字の足、
もったりした感じも気に入りとなっております。

【 杉戸宿・豊泉 】

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2011年8月31日
埼玉県北葛飾郡杉戸町・関口酒造

Twitterで蔵元様よりお褒め頂きました。
いやはや、見て頂いただけでもたいへん嬉しいです!

本当は街道「杉戸宿」のラベルと同じ背景が描ければ、
とっても似合うと思うのですが、
日の忙しさも手伝って、書くには至らず…でした。
「金大星正宗」を経て、
実感として自分の水彩は、ああした背景に合うのかも…
…いつかまた「宿場」の絵を書くことが出来るならば、
是非、描いてみたいと思わせてくれるきっかけとなっています。

それにしても「杉」の篆書体はなかなか複雑。
これだから字に触れることは楽しいですね。

…自分がこの1枚の中でいちばん気に入っている部分は、
実は「戸」だったりします。
我が字ながら、どこか惹かれます。


はい、8月下席はこれまで…となります。
9月、10月は様々なイベントが多い月です。
日本酒にしても、
ウィスキーにしても。
これは色んな刺激を受ける事が出来る、
絶好の機会。
さすれば、文字も背景も思いを込めて、
少しでも良いものを目指せると言うものでしょう。
この文、まとめを書いております日付は、
9月7日です。
更新される日取りがいつかは決まっていませんが、
その頃の自分が、
楽しく元気に過ごしていられると良いのですが。
さぁ、お時間が参りました。
ご高覧賜りましたこと、深く深く感謝を致しまして…の、
8月下席、
ありがとうございました。

ありがとうございました。


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2011年9月26日 (月)

今日の一筆・修行中!(撰)-2011年8月中席



えー、誘惑箇所の多い中、
いっぱいのお運び様でございます。
気楽なところで、一生懸命、書いて参ります。
どうぞ、お付き合いくださいませ。

8月ぅ、“盆暮れ正月”と言う、
馬鹿にめでたい暦の内の「盆」がある月でございます。
えー、
本来ならば、
ご先祖様への感謝を含めた祭事の日取りですが、
現代と言うものでは、
先立って「夏休み」と言う、
大輪の花が心の中に咲く様な言葉が浮かびますね。

それだけの一大イベントでございますから、
「夏休みの思い出」ってぇものは、
どなた様にもあるようでございます。

そのひとつに「宿題」なんてぇものがありますね。
分厚いドリルだ書き取りだ、
遊びたい盛りに押し寄せる勉強ノルマの台風、嵐。
どなた様も1度はお苦しみになると言うのが、人情の様にも感じられます。

けれども、苦しいばかりではございませんでしょ。
「宿題」の中には自由工作や絵日記など、
いや、当時こそたいへんな思い出なのかも知れませんが、
大人になってから振り返るてぇと、
財産になる“何かを作る”と言う「宿題」もございました。

お盆時分の8月11日から8月20日分の
「今日の一筆・修行中」は、
どこかしら、そんな様なことを考えながら、楽しんでおりました。
8月12日から8月15日分までの、
埼玉県の酒蔵さんの一筆は、
絵を描き、まるで絵日記の様相に、私ぁとても楽しんでおりました。
あぁ、夏なんだなぁ…と。
そんな夏の風物詩をどこか感じさせる一席、ご高覧賜ります。
では本編、おあとがよろしい様で…。


【 唐茄子屋政談の一節 】

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2011年8月11日

いつも隣で見てくれているYOKOさんと話した結果、
8月の中では、
これがいちばんの気に入りであろう…と言う運びになりました。
上席の流れを受けた一筆でございまして、
毎日の様に「唐茄子屋政談」を聞いておりまして、
いわゆる「圓菊節」の向こうに浮かぶ江戸の町、
「吉原田んぼ」での光景が、ずっとずっと浮かんでいました。
若旦那が唐茄子(かぼちゃ)売りに出歩き、
気の良い方に手伝ってもらって、残り2個。
「売り声を練習しよう」と場所を探すうちに出て参りました、
誰も通らない広い場所。
するてぇと、ずっと先に吉原の大門が見える…
そんなごく暑い夏の日を、思い描いていました。

…大門って、なんだか赤くて派手なイメージでしたが、
実際は黒なんだそうで。
しくじりました。

ともあれ、そうして描いた1枚でございます。
でも、よくよく聞き直してみると、
「とうなす~ぅ、とうなす~ぅ」ではなくて、
「とうなす~やぁ、とうなす~ぅ」だったりします。

また頑張って行こう!…と思える1枚でした。

【 晴菊武州 】

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2011年8月12日

埼玉県羽生市・東亜酒造

写真としての取り込みに、
やや色が抜けてしまった印象がありますが、
夏の入道雲、
「晴菊武州」の名から得るイメージで、
よく晴れた武州、無海の地、山の地の夏空を描きました。
埼玉県はこうして見てみますと、
「菊」の名の日本酒が多い様な心持ちが致します。
東亜酒造は、
日本酒として知るより先に、
羽生の地でお気づきかも知れませんが、
「イチローズ・モルト」の歴史の中にも登場する、
国産ウィスキーメーカーとして存じておりました。
「GOLDEN HORSE」は、国産ウィスキーとして名が知られています。
もし、ゴールデン・ホースのイメージで描くとしたら、
またひとつ、違った風景になった事と存じます。

【 白扇 】

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2011年8月13日
埼玉県寄居町藤崎そう兵衛商店

「白扇」とはどんな扇?…と考えまして、
やっぱり白地だよなぁ…と繋がりまして、
描こうとした挙句に、ほとんど落語に用いる、
高座扇子の様相になってしまいました。
両サイドに扇を配し、
蔵元のある「寄」「居」と描こうとしましたが、
紋の様に正確に同じ扇を描けませんで、
何とも…こう、妙な出来になりました。
「白扇」の文字は、比較的良く書けたのではないか…
…なんて思っております。

【 東白菊 】

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2011年8月14日
埼玉県深谷市・藤橋藤三郎商店

こちらも色が抜けてしまいましたが、
緑の葉のまわりに、黄色い菊花を配しまして、
遠くに御山の配置は、
埼玉酒造組合上で拝見した
「東白菊」蔵のラベルをモチーフにしました。
「超えてる日本酒・酒之芸術品」と肩書きのある
「超」と言う銘柄がある様子。
1度、飲んでみたいなぁ…と思います。

【 日本橋 】

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2011年8月15日
埼玉県行田市・横田酒造

こちらも埼玉酒造組合掲載のラベルコレクションから、
銘柄「日本橋」の図案をモチーフにして勉強させて頂きました。
「行田市」と聞いて「行田ゼリーフライ」が、
昨今のB級グルメブームのためか浮かんだのですが、
「浮城・亀城」と呼ばれる「忍城」の銘柄もある様です。
「唐茄子屋政談」と同じ、一色による橋の図。
橋よりも周囲の梅花がよく描けた様な心持ちでございます。

【 鈴本演芸場・8月中席昼の部-2 】

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2011年8月17日

先達てブログ「寄席二題」にて、
ご報告してございますが、
上野の鈴本演芸場に、
夏休みとして遊びに行って参りました。
この時の口演を例の如く、文字に認めておりましたが、
どうにも一気に書いた為か、
後半に集中力切れ、想像力切れを起こし、
何とか拾い上げた1枚が、こちらになります。
ご当人様の雰囲気に合わせた「歌武蔵」の一筆が、
お気に入りとなっております。

【 鈴本演芸場・8月中席昼の部-再筆 】

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2011年8月20日

そんな訳で、
特に敬意を感じた圓歌師匠の御名だけは、
気に入った形で残しておきたいと、
もう1枚を書くことにしました。
その代わり、左から右に書いていく中で、
金馬師匠の「金」の字で迷いが生じ、
微妙な文字に。
「猫」と言う字に苦戦を強いられ、
なかなか、修行が足りないと感じる1枚となりました。
お聞きした口演はどなたもとても良かったのですが…。

市馬師匠は、
11月25日に再び拝見できそうなので楽しみ楽しみ。
11月末ならば「掛取り」あたり、
高座に掛かるのでしょうか…。
お楽しみですね。


さて、本日はこれまで。
お時間が参りました。
ご高覧、誠にありがとうございます。
8月中席でございました。


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2011年9月19日 (月)

今日の一筆・修行中!(撰)-2011年8月上席


えー、誘惑箇所の多い中、
いっぱいのお運び様でございます。
気楽なところを一生懸命、書いて行きますので、
どうぞお付き合いくださいませ。

9月に入りまして、たまーに暑くなったりもしますが、
台風も来るし雨も強く降るしで、
お天道様が顔を出す機会が減りましてんで、
肌寒くも秋の入りらしいのかな、とも思ったり致しますな。

えー、
今回は8月上席と致しまして、
8月1日から8月10日の「今日の一筆・修行中」から、
7枚を選びました。
こうして振り返りますてぇと、
落語一色に等しいほどと思しき内容となっております。

7月の出来事…
「圓菊」師匠のダルマ君の余韻もありまして、
8月上旬と言うものは、
何とかして「圓菊GINZA LIVE」の4枚のCDを集めようとしておりました。
廃盤にはなってはおりませんが、
追加出荷が止まっている状態の昨今、
新品である事など、ほぼ皆無。
中古品を探す…と言う事になりました。
いや、
インターネットをお持ちの方は、
検索を掛けて頂ければお分かりになりますが、
「ある」んですよ、「ある」、
「圓菊GINZA LIVE」は存在しています。
けれども、
実際に注文も出来、注文をするのですが、
数週間後に「メーカー在庫がないので、キャンセルで」…
…と、つれないお答えを頂くばかり。
実はこれが7月初旬から続いておりました。
キッチリ断りを入れて頂き、
ちゃんと対応してくださった「ディスクショップ白鳥」さんは、
実に素晴らしかったなぁ…と思います。
他のサイトは、もう本ッ当に…あぁこりゃこりゃ。

ともあれ!
どうしても手に入らないので、
中古品、プレミア価格であっても、
今手に入れなければ、いつ手に入れられるんだ!…と、
そう考えたので手に入れました!
「圓菊GINZA LIVE」の「1」「2」「3」「4」の全4集!

菊生師匠曰く「脂の乗った時代」であった、
80年代後半~90年代前半までの落語選、
CD-BOXで聞く事が叶った時代から、
更に10年以上を経ての「圓菊GINZA LIVE」での口演は、
菊生師匠の言葉を借りると、
「良く枯れている」と言う按配。
何だって落語に触れて、
まだ1年と経っていないヒヨッ子の自分には、
まだ「枯れる」と言う噺家さんの変化たるや、
どの様なものか分かりませんが、
なるほど、時代を見せてくれるCDだと、
本当に手に入れて良かったんだと…
…そんな8月前半を過ごしておりましたので、
いつもにも増して、落語尽くしで暮らしておりました。
さて、お時間となりましたので、えー…、
本編、おあとがよろしいようで。


【 高麗王・君が旗 】

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2011年8月1日

埼玉県日高市・長澤酒造

「高麗王」と言う酒銘はとても珍しいですよね~。
「麗」と言う文字の詰まりっぷりを活かしたく、
寄席文字のニュアンスを意識しながら書きました。
無論、気に入りはその文字「高麗王」となっております。

【 秩父小次郎 】

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2011年8月3日

埼玉県秩父市・秩父菊水酒造

菊ってぇ字があると張り切っちゃうよ!
…と言う心持ちの当時、
酒造名がブランド名より大きいと言う事態に。
ホームページを拝見しますと、
「菊水」と言う酒銘はラインナップに無い様子。
「小次郎」方がメインブランドなのですね。
銘柄名がそのまま酒蔵名になっている蔵元様は、
数多くありますが、
このパターンは少し珍しいかなぁ…と。

【 三遊亭円丈師匠の3席 】

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2011年8月6日

四柱神社の「古今亭菊生の落語百夜」は、
スペシャル開催でした。
円丈師匠が来松され、たっぷり3席の口演。
我ながら贅沢ものです。感謝感謝です。
笑わせて、しんみりさせて、
もう、感情の渦の充実、
ドリルが天を突いて舞い上がる心地。
あの勢いを思い出しながら書かせて頂きました。

そう言えば、
この翌日は両師匠、
ご趣味のヘラブナ釣りに興じられたそうです。
しかし、竿が流され…
この時の菊生師匠がどうやって人魚伝説を築かれたか…は、
円丈師匠のHPにて拝見できます。

【 三遊亭円丈の落語の世界 】
( http://enjoo.com/rakugo/ )

【 古今亭菊生師匠の2席 】

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2011年8月7日

当日の菊生師匠は2席でした。
紋「裏梅」のようなものを左に帯として配し、
菊の絵は前回よりは、
それらしく見える様に仕上げる事が出来たでしょうか。
ちょうど圓菊師匠の「垂乳根」を聞いていた時分、
菊生師匠の「それ」をもお聞きする事が出来、良かったです。
「短命」は、
初めて自分がこのお話を耳に入れた際に、
「長命・三遊亭圓楽」と書いてあったため、
その様に覚えてしまいましたが、
その多く「短命」と呼ばれる方が多いのかなぁ…と思います。

【 落語の極みDVD・古今亭圓菊師匠 】

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2011年8月8日

「井戸の茶碗」、「唐茄子屋政談」と言う大ネタを収めた映像。
音源でなく映像で記録され、
出版、販売されている圓菊師匠は、
現状、調べてみたところ、この1枚に限ると思うのですが。
あとは、「Youtube」のインターネット落語会に少々。

もう、8月前半と言うものは、
圓菊師匠ファンになり、成り立ての情熱で、
本当にいろいろ調べたりしました。
まだ著書は手に入れていない所なのですけれども。

「唐茄子屋政談」、
CD-BOXでは「途中でございます」と切るパターンがありますが、
このDVD版ですと、フルサイズの口演になっていました。

【 圓菊GINZALIVE-CD#1&2 】

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2011年8月9日

ようやく手に入れた「圓菊GINZALIVE」のCD。
特に「唐茄子屋政談」は時代を超えて聞き比べが出来ます。
なんと贅沢なことでしょう。
同じところもあります。異なるところもあります。
それは噺の筋ではなくて、圓菊師匠の雰囲気の違い。
これを体感できるのは、人生そのものを遠くから拝見する思いです。
「妾馬」「粗忽の釘」「饅頭こわい」は、
どれも好きな噺ですから、嬉しいですね。

【 圓菊GINZALIVE-CD#3&4 】

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2011年8月10日

菊生師匠の「寄合酒」も収録された4巻は、
蒟蒻、秋刀魚、酒と揃えられたのだそうで。
そのプロデューサーさんの圓菊落語への愛、素晴らしいと感じました。
3巻は全く同じ取り合わせのCDが、
落語選CD-BOXにあります。
この聞き比べが出来た事も、とてもとても感慨深いです。

「火焔太鼓」と言う噺はすごく好きで何度も聞いていますが、
夫婦の関係を感じる志ん朝師匠のもの…
例えば、三百金を得て、
「かかあをくすぐっちゃうんだから」と言う流れと、
同じく三百金を得て、
「ざまぁみやがれ、どうだ!」と言う流れ、
これは圓菊師匠のものは威勢の良さ、
江戸っ子気質を存分に表していて良いとも感じます。
大師匠である志ん生師匠から伝わる「火焔太鼓」、
いろいろ聞き比べている中でも、
この圓菊師匠の時代を超えた「火焔太鼓」の聞き比べは、
強く印象に残っています。
よくぞ、CD-BOXを出す際の選定に、
「火焔太鼓」「幾世餅」にして下さった…
菊生師匠の選び方に、きっと何か意図があるかも知れません。
…そんな風に感じながらお聞きしました。


ほとんどが、
落語に関わる事ばかり申し上げてしまいましたが、
お時間…と言うところ。
以上、8月上席でございました。

ありがとうございました。
ありがとうございました。


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2011年8月19日 (金)

今日の一筆・修行中!(撰)-2011年7月下席


益々以って盛会と言う所でございましょうか。
一席のお付き合い、ご笑覧の程を願っておきます。

この「今日の一筆・修行中」は、
日々、“練習”として…ですから、「習作」ばかりになりますな。
で、これをまとめておりますので、
全て書き上げた後に、この前口上を書く…と、
えぇ、ごく当たり前の事なんですが。
つまりは更新日も、この文字を書いております今も、
既に8月に入っておりまして、
こう、目の前に色んなものが見えておいでになります。
お盆前だからって、
亡くなった懐かしい人たちが「やぁ」なんて、
蓮のうてなで、
ご健全な様子を見せてくれている訳じゃありませんが。

日本酒なら日本酒でお楽しみが、
落語なら落語でお楽しみが…お誘いの多い月となりそうなんです。
こんな7月を振り返っている場合でなく、
いざ、8月を楽しもうじゃねぇかー…とか、言ってみたい。
えぇ、言ってみたいだけでございます。
言ったりはしません。けして。
書いたりはしますけど……なんて。

こうして1日1日、めいっぱい楽しもう!と考えておりまして、
指折り、様々なお楽しみに直面し、
出来ることはする、出来ないことは諦める。
楽しくやりたいから、楽しく出来るように頑張る。

今日は8月1日でございます。
更新日はいつになっているかは分かりません。
目の前に広がる8月のお遊びをめいっぱい感じつつ、
今日の一筆・修行中、撰、7月の下席を、
どうぞご高覧下さいます様、お願いを申し上げまして、
お時間となりました。
おあとがよろしいようで。


【 ブログ“菊生後援会”より、圓菊達磨大師の由来 】

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2011年7月20日

古今亭菊生師匠のブログ「菊生後援会」より、
ダルマ君が旅をするきっかけを。
嬉しさが字に現れている様な気がします。

【 彩色・ダルマ君、我が家到着記念 】

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2011年7月24日

我が家にやって来たダルマ君。
そのお顔を見ながら書きました。
初めて達磨と言うものを絵に書きましたが、
これがなかなか楽しいです。
今後も何度かダルマ君を書いてみたいと思える時間でした。
このきっかけにも感謝!

【 彩色・菊泉(埼玉・滝澤酒造) 】

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2011年7月25日

埼玉県酒造組合の蔵元紹介に使われているラベルをモチーフに、
「菊泉」を書きました。
正直、「菊」の字の失敗を感じますが、
「悔しいなぁ」と思いながら、書きあがって全体。
なんだか不思議とまとまって見え、
こう、狙い通りではないのだけれど、気に入りました。

【 彩色・文楽(埼玉・株式会社文楽) 】

Cimg5176 
2011年7月26日

同、埼玉県酒造組合の蔵元紹介から、
そのラベルのデザインを参考にしつつ仕上げました。
現在のホームページ上、
何ともお洒落な感じがしまして、
「文楽」と言う言葉の雰囲気とは、
僕の想像上だと、ちょっと異なる感じでした。
「文」の字を大きく気持ち良く書きすぎて、
「楽」がすこし手狭になりつつ…。
また篆書体の「文」の字の雰囲気の差も面白かったです。
赤字、青字でそれぞれ書いてありますが、
「文」の字を残すもの、
象形の雰囲気を感じさせるものがあり、
表現の楽しさも感じました。

【 彩色・帝松(埼玉・松岡醸造) 】

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2011年7月28日

絶対、いつかリベンジ。
図案上の「松」を書こうとしたんです。
ちょっと枝振りを追加したりとか、
こう、考えているうちに、
リアル松と図案松を行ったり来たりで、
至極、中途半端な松になってしまいました。
「社長の酒」、「部長の宝」と言う酒銘が、
何ともユーモアがあって良いですね。

【 彩色・竹の水仙(落語「竹の水仙」より) 】

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2011年7月29日

三遊亭歌之介師匠と、柳家小さん師匠のものを聞き、
それぞれの噺の筋の差に驚きながら、
それぞれを楽しみました。
名工・左甚五郎先生登場の落語、その一編。
想像させられる「竹の水仙」は、
それは香もありそうな美しいものを描きました。
書いてから気がついたのですが、
思わず色を使ってしまいました。
竹で作ったのならば、全て竹の色であって良かった様な。

【 桂ざこば 三遊亭円楽・二人会 】

2011年7月31日

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岡谷・カノラホール

たい好さん、42歳の前座さん…と言う経歴は、
とっても面白そうで。先々、どうなりますことやら。
太神楽、
以前に拝見した際は浅草演芸ホールでお3人様でした。
おひとりともなると、なかなかたいへん。
演じ手さんと、声を掛けて下さる方と、
分かれておりますとスムーズなのですが、
おひとりは、その全てをやらねばならず、
見ていて、「頑張り」というものが伝わって来ました。
…芸事なので伝わっては行けないのかも知れませんが。

落語は、
ざこば師匠の師匠、米朝師匠作の「一文笛」を、
円楽師匠が演じ、
ざこば師匠は「子別れ」と大ネタをキッチリ演じて下さいました。
「子はかすがい」、
カナヅチからのサゲは、本当に見事だと思います。
こうしたサゲを持つ落語を書いてみたいものです。



以上、7月下席でした。
ありがとうございました、ありがとうございました。

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2011年8月13日 (土)

今日の一筆・修行中!(撰)-2011年7月中席


なんでもこう…「馴染む」と言うことがございます。
こうして、やたら落語調に書きます文章においても、
毎度毎度、読んで下さっている、
ご奇特な、世界天然記念物の模範の様な御方が、
えぇ、いらっしゃるのだと信じて、
「お馴染み様」がいらっしゃいます事を信じて、
こうして書いてございます。
毎度のお運び様でございます。

創世記には、よく言われましたね。
「インターネットって顔が見えないわ」なんて。
ですので、いらっしゃると分かっていても、
なかなか実感として身に染みてこないものなんです。
けれども、何でも馴染んで来ますてぇと、
案外、見えないと思ったものが見えて来る様な心持ちが致します。
「あぁ、ありがたい…かもなぁ」くらいの感謝から、
「あぁ、ありがたい!ありがたい!」になりますね。
暗闇も真の闇は目が慣れるまでの間と申します。

7月中席、今回は、馴染んでいる筆ペンではなく、
墨をつけての「今日の一筆」となってございます。
私、墨は実の所、なかなか馴染みがございません。
書いてみて、ようやく知るのですが、
筆ペンがいかに「書きやすさ」に特化しており、
文明の利器か…
また、墨と筆による文字は、
書き口が難しいながら実力や個性が、
よく表されるものなのか…と痛感至極と言った具合でございまして。

言い訳がましくも、
墨による文字は、まだまだ特に未熟でございます。
毎度、お馴染み様で誠にありがとう存じます!
今回の文字にも、是非お馴染みくださいませ。
早くお馴染みに見て頂けるように、
書く私としても心血注ぎまして、
書いて行くことが出来れば…と存じます。

さて、おあとがよろしいようでございます。
本日もご笑覧の程をお願い申し上げておきます。


【 武甲正宗(埼玉・武甲酒造) 】

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2011年7月11日

埼玉県は秩父の武甲正宗。
「武甲」の字が気に入りとなっております。
秩父夜祭などのラベル、
長瀞のラベルなど、秩父を教えてくれる銘柄。
夜祭は以前、「摩幌美」のみんなで、
秩父蒸留所に赴いた際に拝見しました。
あの暑い夜。
とても記憶に濃く残っています。
とても素敵で、良い思い出。

【 彩色・万両(埼玉・鈴木酒造) 】

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2011年7月12日

随分と縁起の良い酒銘であるなぁ、威勢が良い…
…と思い、
その頃に拝聴しておりました落語、
「蜆売り」から、
「そうだ千両箱、万両箱とねずみ小僧だ!」と来て、
すっかり描くイメージが固まり、
そして、ねずみ小僧を書き忘れました。

ねずみ小僧に記憶を盗まれましてございます。

【 彩色・雷電神鳴る 】

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2011年7月13日

何となくネタが切れてしまい、
「ねぇ、YOKOさん、何かネタくれ」と言うと、
「雷。でんでん太鼓?」と言葉が返ってきました。
そして、この1枚。
墨文字の魅力を感じました。
上手く操ってあげれば、素敵な字で返して来てくれる!
当日は、
信州スカイパークでお散歩中に、
何度も雷鳴を見て来た日。
そのイメージも手伝って、なかなか好みの1枚になりました。

…本当はもう1つ、
「雷神様」と言うお声掛かりもあったのですが
「僕には書けません」と丁重にお断りをしました。
まだまだ、練習練習です!

【 古今亭圓菊・落語選CD-BOX・その2 】

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2011年7月16日

古今亭圓菊師匠のCD-BOXを購入した後、
延々と聞いていました。実に良い。
実に素敵な雰囲気を感じるもので、
菊生師匠が仰っていた「脂」なるものを、
とても感じたものでした。ギラギラして男振りが良い。
そんな言い回しが多いんです。
また、このCD-BOXは、
菊生師匠のコメントも、とても感慨深い。
父であり、師匠である圓菊さんと共に歩いて来た噺家人生。
それを振り返っている様でもあります。

【 彩色・なでしこJAPAN 】

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2011年7月17日

朝、ちょっと早めに目が覚めて、Twitterチェック。
するってぇと騒ぐタイムライン。
飛び起きて後半から見始めました。
YOKOさんも起こして観戦。
いやぁ、感動したし興奮したし!

ただ、勢いあまって「JAPAN」の「N」が、
「日本」に引っかかったのは、やや残念でした。

【 天仁・萬酔(埼玉・横関酒造) 】

2011年7月19日

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墨字「天仁」が気に入りとなった、
埼玉県児玉郡美里町の蔵元さん。
初めてお聞きする銘柄でした。
まだまだ知らない銘柄がいっぱいありますねぇ。


以上、7月中席でした。
ありがとうございました、ありがとうございました。

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2011年8月 4日 (木)

今日の一筆・修行中!(撰)-2011年7月上席



落語なんかを聞いておりますてぇと、
「世の中、ついでに生きている」…なんて言葉が、
飛び出して参ります。
与太さんとか、まぁそれに準じます、ぽーっとしたヤツですな。

それと同じとは言って憚りますが、
趣味と言うのは、
誠に結構な、世の中のついで…なのかなぁ、と思う場合がございます。
いやいや、立派に趣味を扱うことでご商売にされている方も居りますし、
私が愛する日本酒にしたって、
「嗜好品」ってカテゴリでやたら増税を浴びそうな昨今、
言い換えれば「趣味品」とも言えなくないてんで、
実に有意義な趣味に違いはないんです。
産業であり伝統です。「世の中のついで」…なんて事はない。

けれども、ここで、“けれども”…なんです。
こと、私に限って申しますが、
ええ、ここ本日の大切なところでございます。
テストに出ます。

私の様な、この「今日の一筆」の様な、
日々の趣味、書いても書かなくても、
おおよそ明日のニッポンに関係のないものは、
「あぁ、世の中のついでなのかなぁ」で、
合っていると思うんです。

“ついで”の筆頭株主の与太さんは、
みんなからは「愛嬌がある」と言うお定まりでございます。
飛び切りの馬鹿に違いはないんでございますが、
裏表のない性格が好かれるんですね。

そんな訳で、世の中のついでに違いない、
「今日の一筆・修行中」ではございますが、
是非、今日は意味を付して頂きたいと思っております。
もし、ご覧になって下さることで、
「あぁ、ここはマズイなぁ」
「ふむ、ここは他よりちょっとはイイんじゃねぇか」など、
少しでも、こう思って頂ければ。
日々の喧騒でお疲れのお頭さまの中を、
その喧騒から逸らして、
一献、脇にあつらえながらご覧頂きましたら幸いでございます。

さて、お時間。
おあとがよろしいようでして。


【 彩色・鏡山(小江戸鏡山酒造) 】

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2011年7月1日

多摩独酌会にて飲んでみて、
いちばん気に入ったラベルをイメージして書きました。
上下に墨文字の文様があり、
白地に大きく「鏡山」と。
右に沿えた櫓はホームページを拝見致しまして。
「川越」は、
歴史の街として賑わっておいでとお聞きします。
川越には、
この小江戸鏡山酒造だけでなく、
COEDOビールの醸造元もあり、
お酒を楽しむ事もまた十二分出来る街。
歴史の街並みと共に時代に酔う…行ってみたい。

【 噺家ひとすじ60年・桂歌丸特撰落語会 】

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2011年7月5日

このまつもと市民芸術館で開かれた落語会、
チケットのプラチナ化は、
僕とYOKOさんの中では記憶に新しく、伝説化しています。
チケット発売当日ではありましたが、
ギリギリで入手した…と言う経緯。

何とか手に入れた芸術館、4階席からの風景は新鮮。
前座さんの代わりに、
皆さんで行われた座談会、
その時間が何とも愛しく感じたものでした。

【 彩色・噺家ひとすじ60年・桂歌丸特撰落語会 】

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2011年7月6日

そんな訳で、桂歌丸師匠のトリの噺は、
「井戸の茶碗」でした。
ご本人も気に入りと言う名作。
3月の岡谷・カノラホールでも口演されておりましたが、
やはり、良い噺、聞き入る噺ですね。

当日の舞台を再現しようとして背景を書きましたが、
持ち前のデッサン力の無さが現れ、
こんな1枚となりました。

【 彩色・江戸扇子・伊場仙2種 】

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2011年7月7日

実際に今年の夏は猛暑か…と言うと、
なんでしょう、
当初の触れ込みよりは、
きっと涼しい夏になっている心持ちでございます。

それでも暑かった時分もございまして、
YOKOさんとふたりで、
インターネット上ですが、色んな扇子を探して歩きました。
布製の扇子はあまり合わないと言う事で、
紙製のものを探して探して…
結果、こちらで買い求めます。
「江戸扇子」なるもの。
僕は「青海波&菊五郎格子」柄、
YOKOさんは「うさぎ淡紅」と名付けられた柄を選びました。

これを真似て、
今日の一筆、修業をさせて頂きました。

【 彩色・直実(権田酒造) 】

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2011年7月8日

埼玉県シリーズ、続いて熊谷市の「直実」を書きました。
「直実(なおざね)」と言う酒銘は珍しいですね。
調べてみますと、
平安時代末期から鎌倉時代初期、
武蔵国熊谷郷に「熊谷直実」と言う武将がいらっしゃるそうで。
蔵元は嘉永年間、1850年に醸造の記録がありますので、
時代としては、ずっと離れているのですが、
郷里の武将から名を頂いたのでは…と考えます。
そんな訳で、
銘柄「熊谷桜」から桜を舞わせ、
直実公のようなものを書き添えました。
ラベルを少々参考にさせて頂きつつ。

【 古今亭菊生の落語百夜・第49夜 】

Cimg5166
2011年7月9日

今回の気に入りは、
「死神」の字、
「四柱神社」の字が気に入りとなっております。
8月5日の番外編に登場する、
三遊亭円丈師匠の登場を前に、
円丈師匠作の新作落語「新・寿限無」を、
菊生師匠は披露して下さいました。

開演前、ブログの写真撮影風景なども拝見し、
更に、圓菊師匠のお話もお聞きする事が出来、
加えて、
1度は聞いてみたいと願っていた「死神」を聞くことが出来たので、
非常に実りの多い一夜でした。
「テケレッツノ・ポァ」ですね。
「パァ」と「ポォ」の間の「ポァ」が肝要で。

【 彩色・古今亭菊生の落語百夜。第49夜 】

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2011年7月10日

菊の写真を見ながら書いたのですが、
どうにもこうにも菊には見えない…。
菊の字も、ややバラけてしまって、なかなかどうして。
菊をもっと上手に書くべく、
書いた暁に、
「以前は、これだけしか書けなかったのに、
 ちょっとは上手くなったじゃねぇか…」と、
自分を誉める用に掲載。いつかリベンジ!


以上、2011年7月上席でした。

更新日の翌日明日、8月5日は待ちに待った落語会。
円丈・菊生二人会へと四柱神社へ行って来ます!

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2011年7月21日 (木)

今日の一筆・修行中!(撰)-2011年6月下席


振り返りますてぇと、6月の後半と言うものは、
非常に密度の濃い期間であったなぁ、と思う次第でございます。

まずは東京行きがある、
東京では日本酒の試飲会がある…
そればかりじゃあない、
初めての浅草、浅草演芸ホールにも足を運びました。
きらめくおのぼりさん体験。
しまいには、松本での寄席も良かった。
何かと良い日々の中を、
YOKOさんとふたりで暮らすことが出来ております。
思い出を込めた筆には思いが乗りますね。
自選集であるからでしょうか、
“気に入り”と選ぶものも多くございました。

書が…中身が気に入りなのか、
記憶が…楽しく過ごした記憶に沿って選んでいるのか。
真意は中の事だけに手が届きませんが、
何卒、ご笑覧下さいますよう、お願い申し上げまして、
おあとがよろしい様でございます。

【 浅草演芸ホール・6月中席(昼の部)-3 】

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2011年6月21日

浅草演芸ホールに13時過ぎに着き、
「昼の部」が終了するまでの間、
長い時間、とても楽しく過ごすことが出来ました。
そうして高座に上がった噺家さん、
演者さんの御名を出番順に書いて行く中での1枚。
どこが…と言うより、全体の様子が気に入りです。
小円歌さんの後に、
主任であった「金原亭伯楽」さんが登場しますが、
その御名は冒頭に書いてしまった為、
ここには書かれておりません。

【 彩色・旬酒場 日がさ雨がさ 】

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2011年6月22日

もうちょっと、もう少し…
丁寧だとか、そう言ったものとも異なりまして、
"もっと上手くやろう!"と言う記憶を留めておきたく、
ここに載せる事と相成りました。
もっと練習するべき。
背景のイメージも、「日がさ雨がさ」の文字も。
シンプルな文字も、とても難しい。
よく学ぶべき箇所の多い1枚。

【 第65回・多摩独酌会 】

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2011年6月23日

ほとんど、ひと息で書いたもの。
こう、ドンとした雰囲気としては良いのかなぁ…
…と思い、選んでみましたが、
まだまだ、ぬかりはある様に思います。
次回、66回にも足を運ぶことでしょうし、
その際には再び、相見えたいと言う字列です。

【 旬酒場 日がさ雨がさで飲んだ和酒 】

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2011年6月24日

何が気に入りって、
「こんな夜に…」の「鹿」のイラストが、
思いのほか、よく書けたなぁ…と。
「旬酒場 日がさ雨がさ」と言う字列も、
前回に比べて、まとまりがある様に感じます。
東京に行ったのに、長野酒を飲んでいた自分。
YOKOさんや、
共に食卓を囲んで頂いたお友達は、
「辻善兵衛」を始め、様々な日本酒を楽しみ、
和やかなひと時でした。

【 彩色・花陽浴(南陽醸造) 】

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2011年6月25日

各県の日本酒銘柄を書いて行くシリーズ、
山梨編が揃い、
続いて向かったのは「埼玉」となりました。
「なりました」…と申しましても、
何となく隣接する県に移っただけですので、
特別な意味は持たせておりません。
その酒銘、御名のおかげで、
描くイメージは仕上がりやすく、
陽光のイメージと花のイメージで造りました。
全体的に気に入りとなった1枚です。

【 第15回・松本あるぷす寄席 】

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2011年6月27日

松本市民芸術館・小ホールで開かれた落語会。
指定席ではなく、
開場して入ったもの順であったからこそ、
待ち時間もありましたが、
それ以上に良い席に座ることが出来ました。
ど真ん中であり、先4人が奇跡的に空席となり、
演じられる噺家さんをダイレクト・ヴュー。
たいへんに幸せな落語会となりました。

桂平治師匠のキメ…と申しましょうか、
僕らが笑っている間、待っているお顔が印象的です。
「どや顔」とも異なる、
何とも愛嬌のある表情でした。

また春風亭百栄師匠の新作落語「誘拐家族」は、
電話口に出る百栄師匠の雰囲気。
この怪しさが何とも言えず、忘れられません。

次回は12月だそうで、是非とも行ってみたいと思います。

そんな訳で、似ないけれど、
似顔絵っぽいものを書いたりもした為、気に入りに。

【 洋食厨房・チキンのオムカツライス 】

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2011年6月28日

神田にある「洋食厨房Spice」の新作メニュウ!
「オムライス」と言う既知にとらわれず、
こう、かじりつく様な勢いで、
美味しく猛然と食べて行くことが出来ます。
それはまた爽快感を伴う様でして。
見た目の良さに感銘を受けまして、
このアングルで写真を取らせて頂きました。
これに字を載せさせて頂いて、完成。
美味しさのインパクトが少しでも伝われば…
…そんな思いの一筆。

【 MARS・駒ケ岳・シングルカスク20年 】

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2011年6月29日

松本のBar「洋酒店 醇」の特集「駒ケ岳」の中からの1本。
上伊那の一部店舗にのみ販売されている、
駒ケ岳ウイスキーの中では比較的珍しい(そうだ)、
シングルカスクの逸品。それも20年の熟成。

樽番号618、限定378本だそうです。
ラベルには、伊那谷の俳人「井上井月」氏の句
「翌日(あす)知らぬ 身の楽しみや 花に酒」…とありました。
この句が気に入 り、お願い致した次第ですが、
味わいもたいへんに良かったです。
香も深く、甘く、伸びやかで、
鮮烈さと可憐さが共存している様。
味わいもまた、それを引き継ぐものでした。
ラベルのイメージを受けつつ、彩色しての今日の一筆。
気に入りです。

【 矢尾本店・秩父錦 】

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2011年6月30日

「秩父錦」の文字が気に入りとなりました。
「錦」と言う字は、
4角を意識して書く字だと思っておりますが、
「金」を少し崩し、「巾」を下に下げても…
「□」から「▽」の様な形になっても、
上手にバランスを取ることが出来たかなぁ…と思っております。


以上、
「今日の一筆・修行中」2011年6月下席でした。

ありがとうございました。
ありがとうございました。

次回こそは、酒落語を更新致します。
お付き合いの程、
よろしくお願い申し上げます。

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