多摩独酌会

2013年6月26日 (水)

第69回・多摩独酌会・後半(2013年4月21日・聖蹟桜ヶ丘)

   


えー、気楽な所で一生懸命…と言う事です。

さて、それでは後半戦。
ブラインドの試飲を終えた所で、37蔵ある蔵元ブースを周遊します。
結局、全ての蔵元さんを回る事は出来ませんでしたが、
それでも、蔵元さんにご紹介頂きながらの試飲は、実に貴重な機会。
現代醸造界、注目の秋田・NEXT 5の面々であったり、
全国で飲まれるまで成長した日本酒蔵、そのラインナップの呑み比べ…
試飲会の楽しさたるや。

さて、後半のリストを並べて参りますが、
今回もまた、私の主観と言う、どうしようもないくらい不確かなものでございます。
どの日本酒もたいへんに美味しかった。
優劣を点数で表してはおりますが、けして「劣」なんて事はありません。
隣のYOKOさんとの評価が異なる事も、よくございましたしね。
熱心に、情熱賭して醸している日本酒の音を…声を聞く、
それが試飲であって、
聞こえた声、ご自身が感じた声が全て正しい感想でございますンで、
美味しく楽しく…その記録としての、
ただのリスト、一覧でしかございません。
あしからず…と、願っておきますが…。


「春一面の諸国から銘酒蔵37蔵が勢揃い」
~ 彩りさまざま、春酒の飲み比べ ~
2013年04月21日・聖蹟桜ヶ丘・アウラホール
      
      

【 蔵元ブース 】

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41:3.8↓
長野:佐久乃花“辛吟”・吟醸・無濾過生
旨味、ハリ、渋味

42:3.7
長野:佐久乃花・純米吟醸・無濾過生原酒(長野C酵母)
少しだけ硬さ、もう少し熟れて来ると好み

43:3.8↑
長野:佐久乃花・純米吟醸・無濾過生原酒(長野D酵母)
硬さあり、良い水感、透明感、キレイで透き通る

44:3.8↑
長野:佐久乃花・純米吟醸・生原酒“夏の直汲み”
ソーダ感あり、香の軽さも一層引き立てる、硬さが良い感じ

45:4.0
長野:佐久乃花・純米大吟醸・1度火入れ
美味しい。品があり、まとまっている

高橋さんがお洒落なメガネをかけておりました。
分割する事が出来るメガネ。
いや、それはともかくとして。
純米吟醸系の美味しさが光ります。
銘酒居酒屋だったり、家庭でもですが、
ちょっと美味しい日常の定番酒に使える、使いたい…
そんな確かな美味しさを感じました。

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46:3.7
長野:豊香(神渡)・純米・生
軽さあり、のどかなライトバランスで続く

47:3.8
長野:豊香(神渡)・純米吟醸
旨い、甘、軽い、のどかさと華やかさ

48:3.7
長野:豊香(神渡)・特別純米・1度火入れ
ふくみ甘い、その後キュッと締める、落ち着かせる

49:3.8
長野:豊香(神渡)・純米大吟醸・生“たかね錦”
良い甘旨さがある。綺麗な中盤、最後に少し渋味

数年前から「豊香」を見て来て思うのは、
ふくらみを重点的に押して、
強さを全面に出していた頃もありましたが、
その良さの中に、更に洗練と申しますか、
こう、綺麗になり過ぎない、程好い含んだ時の美味しさが、
どうでしょう、近年感じている気が致します。
11月3日の松本での試飲会でのほんのり熟成加減、
今回の新酒に近い状態、それぞれに季節としての良さがありますね。

そして、自分がBlackberryを使うきっかけになった林さん。
助かっております。

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50:3.7
山口:貴・純米・1度火入れ
旨味酸味、奥に辛さもあって、五味のあるスタンダード酒

51:4.0
山口:貴・純米吟醸・1度火入れ“山田錦”
うまい!これこれ!しっかりしていて美味しいんだぁ~。

52:4.0
山口:貴・純米吟醸・1度火入れ“雄町”
旨味しっかり、可憐さも持ち合わせて魅力的

53:3.8
山口:貴・純米大吟醸
硬さがあり、やや甘味、キレイさと可憐さの中盤で、クリームっぽい甘味が伸びる

いつも…ブラインド試飲が不思議と点数が低いのだけれど、
ごりさんの前で飲むからとか、そうじゃなくて、
厨十兵衛とか、松本で飲むときもそうだけれど、
やっぱり、すごく美味しいンですよ。
洗練、集約…そうした感覚。
お米らしさと言うより、そこから醸造によって昇華される…
素晴らしい味、楽しみへの進化。
常に楽しみにしている蔵元さん、そしてお酒です。

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54:3.8↑
秋田:一白水成・純米吟醸・袋吊り“美山錦”
噛み締める甘味、甘味が良い方向に伸びてくれる

55:3.7
秋田:一白水成・純米吟醸・生“酒未来”
酸味、キュッキュッとしたイメージ、甘味はふっくら

56:3.8
秋田:一白水成・純米大吟醸・1度火入れ“山田錦”
品良い。バッと眼前に広がる感じ、キレイさもある

最近、松本だとNOMDOSが定期的にいろんな種類を扱ってくれるので、
いつでも呑むことが出来る様になって嬉しい一白水成。
口にする時は流麗なのだけれど、呑むとボンッと広がりますよね。

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57:3.6
秋田:新政“亜麻猫スパーク”・特別純米・生
軽くて甘酸っぱい感じ

58:3.9
秋田:ヤマユ(新政)・純米吟醸・生“三郷錦”(緑)
果実感、エネルギッシュなイメージ、美味しい

59:3.7
秋田:ヤマユ(新政)・純米吟醸・生“改良信交”(桃)
酸が綺麗。白ワインっぽいイメージ、スーッと駆ける

60:3.9
秋田:ヤマユ(新政)・純米吟醸・生“美山錦”(青)
酸も感じるけれど、それだけでないお酒自身のハリ、旨味、バランスあり。美味しい

61:3.8
秋田:ヤマユ(新政)・純米吟醸・生“酒こまち”(白)
クリアで甘酸っぱい感覚。

僕よりもYOKOさんのヘビーリピート率が高く、
「よよぎ」でも「No.6」を、よく目にする様になりました。
ヤマユの呑み比べは嬉しいですね。興味が湧きます。
また、蔵元さんの対応も素敵でした。
並み居るお客さんが、口々に「これは何の酒米を使っているのでしょう?」の質問…
同じ質問が数分のうちに何度も繰り返されているのに、
全く嫌な顔もせず、熱心に答えておられるのを拝見します。
素敵な方だ…と思いましたし、その方が醸されている、
色んな味わいの興味も満たしてくれる、素晴らしい日本酒である喜びを感じました。
実はまだ1本も買った事がないので、
YOKOさんもきっと喜んでくれるし、買ってみたい…とも思います。
…ラベルも剥がしたいですしね。

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62:3.9
福島:奈良萬・純米大吟醸・中垂れ生
やっぱり大好きな酒。綺麗さとまろみの旨さが好き

63:3.8
福島:奈良萬・純米吟醸・中垂れ生
ハリがあってパワーが伝わる感じ

64:4.0
福島:奈良萬・純米・中垂れ生
この旨味!厚ぼったさが旨いンだよね

今回のテーマは…
萬太郎さんは試飲会には必ずテーマ性を持って参加されますが、
一目瞭然ですよね、「中垂れ」の飲み比べをさせて頂きました。
こうして飲み比べる機会は試飲会にこそありますが、
純米、純米吟醸、純米大吟醸、それぞれに似た雰囲気を持ちながら、
ちゃんと異なる深み、味の醍醐味を持っていて、美味しいです。
ここ最近、酒屋さんの頒布会の中に入っている事が多く、
3種類ともラベルは持っている、
一升瓶があっと言う間になくなってしまう日本酒ですね。

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65:3.7
岐阜:射美・特別純米・袋吊無濾過生原酒“8号”
えのきだけの香、旨味、濃さからの粉っぽさすら感じる雰囲気

66:3.7
岐阜:射美・本醸造・袋吊無濾過原酒生貯蔵
とろ甘味、美味しい。しっかり甘味に振っているからこその心地好さ、安心旨甘

蔵元さんにDVDを頂きました。
(そして、1枚多く頂いた分を厨十兵衛にも届けました♪)
何でもローカル・テレビ局さんと一緒に作ったもので、
賞も頂いた事がある内容なのだそうです。

拝見しますと…なんと言うか、生々しい…と申しますか。
本当に懸命に頑張ってらっしゃる姿に感銘を受けます。
生々しい…だからこそ、生きている「射美」の証であると感じます。
美化されていない。それが良いと思うんです。魅力です。

「蔵を大きくしたい」と言う最後の一言は、
その言葉以上の意味を感じさせてくれました。
そして、今年の美味しさから…努力をして行くまなざし、決意…
“大きくなるだろう”と感じました。

松本では「慶樹」と言う四ツ谷・鈴傳さんブランドのボトルをよく拝見します。
「射美」もそうですが、
旨味甘味強さまろやかさ…これを主体にされている部分は、
僕が好きなタイプのひとつ。
今後も味わって行きたいと存じます。

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67:3.6
石川:閃(竹葉)・特別純米・生原酒“石川門”
甘味、酸強め、強い甘味がのどかな引きを持たせる

68:3.6
石川:閃(竹葉)・純米吟醸・生原酒
古酒っぽい?甘く甘くぽこっとした感じ

69:3.7
石川:閃(竹葉)・特別純米23BY
酸がしっかりしていて、よくこなれた感覚、酸の旨味が丸くなって良い感じ

70:3.6
石川:竹葉・能登の梅酒
酸味強く、バッと広がって、余韻は短め

去年の8月から蔵に入って新しく立ち上げたブランドが、
この「閃」なのだそうです。“せん”とお呼びすれば良いそうで。
雰囲気は石川県の酸と旨味が濃く、熟成する度に濃くまとまって行く酒質にあり、
まだ若い雰囲気ではありますが、
だからこそ、今後の成長を楽しみに思います。
「石川門」なる酒米は開発された新しいお米、
最近は、各県で、より独自色の強い、郷土の土から、郷土の水を用いて育まれた、
より郷土の個性を現す酒米が増えていますよね。
やはり、熟成。
これが楽しみです。

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71:3.7
大分:ちえびじん・特別純米・生“八反錦”
硬さ、ポップな甘さ少し、バランスあり

72:3.8
大分:ちえびじん・特別純米・生“山田錦”
とろ甘く、しっかりしていて、甘味の中盤、後半へパワー、強さ、酸的な辛味

写真より試飲ボトルが少ないのは、現在進行形で家にあるボトルは、
あえて試飲しなかったから。つまり、日々楽しんでおりますとも。
全体に甘味を感じて、酸の立ち上げもしっかり来ます。
まだ少し試行錯誤をしているのかなぁ…と言う心持ちも幾許かは致します。
こちらも若い蔵元さん、これからグングン伸びて行きそうです。

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73:3.6↑
福島:天明・純米・生“亀の尾”
辛味先行、まろみが余韻にあり

74:3.8
福島:天明・純米吟醸・生“会津産山田錦”
うん、良いふくみ味。甘味と旨味がちゃんと出て来る

75:3.7
福島:天明・純米大吟醸“赤磐雄町”せめ
軽さ、旨味

76:3.8
福島:天明・純米大吟醸・無濾過生原酒
軽さ、香上る、でも甘旨さは忘れない

直前、「城下町ほろ酔い散歩」にも参加してくださった「天明」蔵、
当日はお父様でしたが、今回は息子さんにお会いしました。
息子さんは2012年春に参加して頂いておりますね。
「会津産山田錦」はすごく興味があるものと感じました。
酒米の王様とも呼ばれ、やっぱり良いお酒に仕上がると存じます。
県内でも、ここ数年で県産米での山田錦を多少は伺った記憶もありますが、
まだまだ…と言うところ。
気候的に似た所もある会津地方で栽培に成功されているならば、
長野県でも…と期待する部分もありました。
(県内なら、美山錦、ひとごこちの更に先の新しい酒米でも良いと思うのですが)

様々な酒米を使いこなし、それぞれに“らしさ”と申しますか、
常にどこか軽さ、飲みやすさのある、
そんな風合が美味しいと思います。

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77:3.7
青森:陸奥八仙・純米吟醸・直汲み生“えんぶり”
強く、カチッとしっかりと強く、華やかで強い

78:3.8
青森:陸奥八仙・特別純米・直汲み生
パワーバランスがやっぱり美味しい。YOKOさん大好物

79:3.8↑
青森:陸奥八仙・吟醸・1度火入れ
軽さ、程好いバランス、綺麗でスッキリ落とす

80:3.9
青森:陸奥八仙・純米吟醸・1度火入れ
この旨味と米を想像させる太さが好み

81:3.8↑
青森:陸奥八仙・特別純米・2年熟成“漁火”
良い味乗り。良い酸い感じがあって美味しい

「相変わらず」…良い酒を醸すなぁ…と思わないではいられません。
技術力と言うのか、どれを飲んでもしっかりした美味しさがあり、
華やかさ、品の良さをまとっていて、
本当に…そう、「しっかりしている」と感じます。

今回は多摩独酌会のブラインド・テイスティングで第1位を獲得。
おめでとうございます!

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82:3.9
群馬:結人(桂川)・特別純米・無濾過1度火入れ“901・五百万石”
美味しい!この米味、柔らかさ好みだ!

83:3.7
群馬:結人(桂川)・純米吟醸“五百万石”
↑と比べると、少し渋味を拾う。お燗酒向き?

84:3.7
群馬:結人(桂川)・純米吟醸・生“中取り”
旨味、辛味、元気があって旨い

85:3.9
群馬:結人(桂川)・純米吟醸・生“直汲本生”
爽やかな感じ、甘味はしっかりあって、そのバランスが妙味

86:4.0
群馬:結人(桂川)・純米吟醸・生“新酒あらばしり”
いつもの安心の美味しさ、米感

「結人」も「相変わらず」ですね。
「コンチクショウ、やりゃあがったなぁ!」…って美味しさです。
美味しい。知っているけど、やっぱり美味しい。

顔は…何度もお会いしていますから、
きっと憶えてもらっているんだと思うのですけれど、
私、実はよくいらっしゃるお2人が兄弟だって言うのは、
初めて知りました。

いつか蔵にも遊びに行ってみたいです。
前橋かぁ。3時間くらい。前橋から粕川まで電車で40分くらい。
うん、無理じゃない!
あと、群馬県って、懐かしい自動販売機が多い土地なんですよね。
興味あります。

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87:4.0
佐賀:鍋島・純米吟醸“愛山”
ふわっとした甘味があり、しっかりとした美味しさ、上手な含みのバランス

88:4.1
佐賀:鍋島・純米吟醸・生“風ラベル”
甘味、フレッシュさ、上位でのバランス

89:4.0
佐賀:鍋島・純米吟醸“雄町”
濃い旨味

90:3.8
佐賀:鍋島・特別本醸造にごり
サッパリした雰囲気

抜群の美味しさである「風ラベル」のほか…と言うのは、
なかなか飲む機会がないのだけれど、
こうして飲んでみますと、美味しいですね。再認識。
次から次へと人が集まったブースでもあったので、
大忙しの蔵元さんと言った感じでした。
流石です。

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91:3.7
埼玉:花陽浴・純米吟醸・直汲み生“美山錦”
旨味甘味、奥にスッキリ感

92:3.8↑
埼玉:花陽浴・純米大吟醸・直汲み生“美山錦”
↑に更に華やかさ、心地好い美しさ

93:3.6
埼玉:花陽浴・純米吟醸・直汲み雫生“山田錦”
ちょっと酸、甘味あり。好みは美山錦の甘味だなぁ。でも、これが熟成したら美味しそう

94:3.7
埼玉:花陽浴・純米大吟醸・直汲み生“雄町”
甘味が感じやすい感じ、綺麗でスムース

今回、僕とYOKOさんのブラインド・テイスティングで、
お互いに「好み」とマーキングしていた「花陽浴」、
全て直汲み、かつ生酒で酒米の差を楽しませてくれるラインナップでした。
年々、伸びて来ていると思うんですね。
美味しくなって来ている。
それが「花陽浴」らしい、パリッとした放たれた様な…
開放感のある、伸びのある香は、より感じられる様に、
そして味わいもスマートな雰囲気が増して来ていて…
これからもYOKOさんと共に、飲んで行きたいと思いました。

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95:3.7
埼玉:鏡山・純米・無濾過生原酒
ぷっくりとした旨味、そのカーブ、奥にカプ系メロン香

96:3.6
埼玉:鏡山・純米吟醸・おりがらみ
甘く濃い。べっこう飴の雰囲気。奥行きあり

97:3.8
埼玉:鏡山・純米・おりがらみ
好み。これくらいの軽さがあった方が好きかも

98:3.8
埼玉:鏡山・純米・1度火入れ“さけ武蔵”
酸を感じる。甘味と酸味、それぞれが適度に感じる方が好みかも

「花陽浴」と同時期に知り、共に埼玉酒のニューフェイスとして、
とっても頑張っておられる…と思う鏡山。
ちょうどブースに立ち寄った際に、
別のお客さんに「辛口ちょうだいよ」と言われ、
蔵元さんも少し困っておいででしたが…まずは飲んでみて欲しかった。
この旨味、厚味、ゲンコツを想像させるパワーのあるお酒!
一生懸命に酸の雰囲気や感じ方から、
純米無濾過生原酒の1本を選んで提供していましたが、
特に何も言わず、次のブースへ行ってしまいました。
何だか、この美味しさを前に勿体無いなぁ…って。
いや、ともかく。
「花陽浴」とは異なった路線に走りつつあり、極めて行きそうで、
今後も注目度は変わらず、です!

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99:3.9
秋田:ゆきの美人・純米・1度火入れ
うん!この酸の感じ、バランスの甘味、美味しい!和やかでまろやかで。

100:3.9
秋田:ゆきの美人・純米吟醸”特撰”
美味しい!良いバランス。味が飲むたび上って行く感じがする

101:4.0
秋田:ゆきの美人・純米大吟醸
さらりとした雰囲気とちゃんとした甘味と。すごく惹かれる、良い味わい。飲み続けていたい

102:3.6
秋田:ゆきの美人・純米吟醸・生“雄町”
ジュワッとしてバシッとした感じ。最後の甘味が他に比べて密やか

今回、特に美味しさを再確認した蔵元です。
買いたい。
家で飲みたい。
それを、とても強く感じました。
我が家の燗酒定番酒は長野県美寿々酒造「美寿々」の本醸造火入れですが、
これに近い雰囲気を感じた「ゆきの美人・純米」、たまらなく好きです。
このお酒が持つ落ち着きは、肩肘を張らない、絹の様な美しさを持つもの。
日常を彩る、とても良いお酒だと感じました。
絹、湯上りたまご肌…そんなイメージ、しっとりした雰囲気。
美味しいです。

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103:3.6
秋田:春霞・純米・1度火入れ
ぽっとして、バターやクリームのイメージ、滑らかオイリー。

104:3.7
秋田:春霞・純米吟醸・1度火入れ
フレッシュさあり、良い心地、ハリあり

105:3.8
秋田:春霞・純米大吟醸・1度火入れ
ナイアガラ葡萄のイメージ、葡萄の酸を想像させる

106:3.5
秋田:栗林(春霞)・特別純米・無濾過生
旨さあり、生酒っぽい味の全体

様々な表情を見せてくれました。
感想を見ても、全く違う印象を得ている事が分かります。
どことなく火入れ酒の方が印象が良いです。

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107:3.8
秋田:山本(白瀑)・純米吟醸・1度火入れ“酒こまち”
バランスの良い、調った味わい

108:3.8
秋田:山本(白瀑)・純米吟醸“うきうき”
しっかりしていて旨い。度数の低さは全く感じない。酒の身体が出来ている感じ

109:3.7
秋田:山本(白瀑)・山廃純米吟醸“セクシー山本”
良いメロンっぽさがある。香の良さ、味わい伸び。YOKOさんも美味しいと感じる山廃。

110:3.8
秋田:白瀑・純米・1度火入れ“ど辛”
程好い甘味と辛味

それぞれのお酒にテーマを持たせている…そんな印象でしょうか。
特に山廃のお酒は、山廃で仕込み、山廃が苦手な人にも、
山廃と言う醸造も素晴らしいんだ、美味しいんだ…と知って欲しい…
これがコンセプトにあったんだそうです。
実際に自分の評価は☆3.7で、山廃の醍醐味の様な強さや熟成へ向けたゴツさなどを感じず、
とってもまとまっていて、だからこそのこの点数でしたが、
普段、そうした強い印象を与えるお酒に対して、苦手な印象もあるYOKOさんは、
「素直に美味しいと思う」と言っていたのを憶えています。
山廃として知っている香はする、味もするけれど、
どことなくまとまっている…
上手な味のバランスを「山本」は仕上げて来ているのだと感じました。

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111:4.0
山形:くどき上手・純米大吟醸・1度火入れ“愛山”
軽くてキュートな雰囲気。美味しい

112:3.9
山形:スーパーくどき上手・純米大吟醸・1度火入れ“改良信交”
美味しい。砂糖系の甘味、心地好い香

113:4.1
山形:くどき上手・純米大吟醸・1度火入れ“山田錦・亀印”
甘味、フレッシュ、香高い。パワーでグイグイ押す。香と甘味に満たされる

114:3.8
山形:くどき上手 Jr.・純米大吟醸・1度火入れ“山田錦”
良い旨味に乗っている。ポップな甘味

これも「NOMDOS」でお見受けするボトル。
常に軽やかで品が良いお酒だと感じています。
こうして数種類、飲みくらべてみても、やっぱりの良さであります。
美味しいです。
女性的な雰囲気を持つ酒質と感じます。
香の高さや、全体のエレガントさ。


このあたりの時間帯に、
「十四代を探せ」の結果発表や
ブラインド・テイスティング順位発表などがあり、
以降は次から次へと試飲して行ったので、
コメント薄めです。


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115:3.6
東京:屋守(金婚)・純米・中取り生
良い旨味、甘味、元気さ

116:3.7
東京:屋守(金婚)・純米吟醸・無調整生“八反錦”
軽さとハリあり。これも元気な勢いがある酒

117:3.6
東京:屋守(金婚)・純米吟醸・無調整生“雄町”
冷えていてあまり感じないかも。渋さを拾うが…

カラッとしていて元気なお酒が「屋守」だと思っています。
そうした気分の時に飲みたいお酒。
やっぱりその雰囲気が、どのボトルにもありました。




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118:3.7
長野:瀧澤(喜久盛)・純米
良い甘味。黒耀水にある淡白ながら球体を想像させる旨味

119:3.8
長野:鼎(喜久盛)・純米吟醸・生
うん、納得の旨さ。バランスの良さ

120:3.8
長野:鼎(喜久盛)・純米吟醸・生“スパークデンジャー”
滓の甘味がちゃんと活きている感じ

「鼎」は「よよぎ」の大将が比較的、何度も仕入れているボトル。
「スパークデンジャー」は会の終盤でしたから、
すっかり炭酸は抜けている状態でしたが、
通常の「鼎」とは大いに異なるボトルに感じました。
元来、ふっくらした雰囲気と思いますが、
これに滓が絡む事で、滑らかさと流れの良さから、
ふっくら感より、飲みやすさを感じ、
これにもし炭酸感が加わるなら…と想像すると、
なかなか、注目すべき美味しさがある様に思いました。

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121:3.5
群馬:流輝(とうせん)・特別純米・生
甘い感じ

122:3.6
群馬:流輝(とうせん)・純米吟醸・舟搾り生“山田錦”
甘味、コク、もうちょっと盛り上がると好き

123:3.7
群馬:流輝(とうせん)・純米吟醸・舟搾り生“亀の尾”
白葡萄系の美味しさ

124:3.6
群馬:流輝(とうせん)・純米吟醸・舟搾り“ももいろ”
酸味、キュンとした感じ

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125:3.7
山形:冽(東光)・純米吟醸・特別限定酒
クリア、スマートで良い硬質感、ひたむきな感じ

126:3.8
山形:冽(東光)・純米吟醸・無濾過生原酒
↑の雰囲気がありながら、良いハリがあって美味しい

127:3.8
山形:冽(東光)・純米吟醸・発泡にごり
甘味が少し感じられる。軽やかなにごり

128:3.9
山形:冽(東光)・純米・特別限定酒
美味しい。しっかりとした旨さがある

実は「冽」と言うお酒、松本でも見かけてはいるのですが、
あまり飲んだことが…もしかすると、
全くないか、1度きりかも知れません。
何故飲まないんだ…と言うと、生酒、生原酒に囲まれた中で、
こう、厚味がないんだと一時期感じていて、
それから頼まなくなったのか…
どうでしょう、カウンター越しの見聞でそう思い込んだのか。

よくYOKOさんが気になる名前らしく「どう?」と聞くのですが、
あまりオススメして来ませんでした。
だからこそ、幾つか種類を飲んでみようとブースの前に立ちましたが、
何と申しますか、
先入観で決め付けていて、
確かにスマートで、ちょっと硬い感じがして、
“旨味溢れる!”…と言う雰囲気はありませんが、
率直な言葉を交し合う青年のイメージを抱きます。
長野県内の日本酒ではあまり感じない、
山形県だからこその味わいと言うものもあるのでしょう。
良い日本酒だと感じ入りました。
どんなものでも「飲まないまま」判断するのはよくありませんし、
こと日本酒、1年1年造りは全く異なる訳で。
常に興味を、楽しさを持って日本酒には接して行くべきだと、
改めて感じました。


電車での日帰り旅。
今回は初めて、「八王子乗り換え」を実施してみました。
普段は新宿まで行って、聖蹟桜ヶ丘まで戻るカタチ。
JR系八王子と京王系八王子間の乗り換え、
地上移動に少し戸惑いましたが、馴れたなら大丈夫そうです。。

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八王子駅にて、小休止。
行きの電車「あずさ8号」はほんの少しの遅れただけで塩尻駅を出発しましたが、
先行したあずさは随分と遅れたんだそうです。
朝から季節外れの雪景色。
無事にこうして目的のイベントをやり切ったと言う達成感は、
「やった!」よりも「ありがたい」と言う感謝の気持ちが大きいものでした。

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松本まで帰って来て、一献。
「多摩独酌会」の帰りには、昔から…
YOKOさんと一緒になる前から、「厨十兵衛」に遊びに寄る事が多いです。

千葉・稲花“1787・長寿”厳選槽場汲み・無濾過生原酒
岐阜・慶樹・特別純米・無濾過生原酒。

試飲はあくまで試飲で、
「吐き」を使ったりもし、
こうして、腰を据えて、しっかりと味わって飲む…
この旨さが何よりだと感じます。

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いっぱいのお刺身が乗った海鮮サラダ。
酒の肴としてお刺身が食べたいところ、
日帰り旅でお野菜にあまり出会えなかったので、
野菜も食べたいところ、それぞれの欲望を満たしてくれるメニュウは、
とてもありがたいです。

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エンガワはポン酢で。
鼻に抜ける甘い香がたまりません。

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YOKOさんの絶対的定番酒肴、
「たたき胡瓜のゴマ油和え」もお願いしました。

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奈良・風の森・純米無濾過無加水生“秋津穂”
千葉・福祝“厳選槽場汲み”・播州山田錦50・無濾過生原酒

〆の1杯をそれぞれ頂いて、今日はお開き。

Dscn1333

松本駅前の気温は2℃。そりゃあ寒いはずで。
けれど、熱い日本酒の宴でございました。
次は秋にあるはず!
楽しみに迎えたいと存じます。

前半・後半と2席に分けて申し上げて参りました。
長講一席、お付き合いくださいまして誠にありがとうございました。

ありがとうございました。

ありがとうございました。

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2013年6月22日 (土)

第69回・多摩独酌会・前半(2013年4月21日・聖蹟桜ヶ丘)


えー、気楽な所で一生懸命…と言う事です。

調べてみますてぇと、
いやはや、長らく多摩独酌会に行っていなかったですね。
日のめぐりが悪く、
また他のイベントなどの余波 …なんて申し上げればよろしいでしょうか、
あんまりにもお浮かれに入れ込みますてぇと、
しくじる…なんてなぁ案配で。
久方振りの大きな試飲会、とても楽しく過ごしました。

まずは、
40種類のブラインド・テイスティングに挑戦してございます。
今回は、自分のコメントを書き込むので精一杯、
残念ながら、
YOKOさんのコメントを控える事が出来ておりませんが、
ともあれ、まずはリストを並べて参ります。

全てブラインド、目隠しで実施してますんで、
その場で、パッと思った点数を付けてございます。
これは、きっともう1度試したなら、
同じになるか分からないシロモノでございます。
もちろん、千差万別十人寄れば気は十色、同じ評価が無いものですので、
僕らが選んだお酒が、絶対評価ではございません。
後述しますが、
今回は特に、後程蔵元ブースでの評価と、
ブラインド評価の差が大きく、驚いたりもしました。

何か、今宵のお酒のご指標と…参考とされますより、
お遊びの一環として、
お読み流し下さいますよう、お願いを申し上げておきますが…。


「春一面の諸国から銘酒蔵37蔵が勢揃い」
~ 彩りさまざま、春酒の飲み比べ ~
2013年04月21日・聖蹟桜ヶ丘・アウラホール
      
      
定番酒を探す : フルブラインド : 40種の冷酒ブラインド      

No. ☆/○  県: 銘柄 特定名称など 感想

1:三重:而今・純米吟醸・無濾過生“山田錦”
SOJA:3.7
軽いバランス、良い酸の心地
YOKO:○(小)    

2:奈良:篠峯・純米吟醸・生“八反錦”ろくまる
SOJA:3.8↑
パリパリ、香フレッシュ
YOKO:△    

3:兵庫:琥泉・純米吟醸・無濾過生原酒
SOJA:4.0
米の旨味が出ていて、フレッシュさもあり。好み
YOKO:△(小)    

4:山口:貴・純米吟醸・火入れ
SOJA:3.6
水感、クリアな感じ
YOKO:×    

5:香川:川鶴・特別純米・無濾過生原酒直汲“讃州さぬきよい米”
SOJA:3.7↑
安定した感じ
YOKO:△    

6:愛媛:伊予賀儀屋・純米・無濾過生原酒“選抜”
SOJA:3.8
スッキリ、押し味あり、甘味、美味しい
YOKO:×    

7:広島:西條鶴・純米・無濾過火入れ
SOJA:3.5
苦味、イガッとした感じ
YOKO:△    

8:高知:久礼・純米吟醸・生“どくれ”
SOJA:3.8
フレッシュ、セメダイン感少し、良い辛味あり、最後甘味
YOKO:×    

9:佐賀:鍋島・純米吟醸・生“風ラベル”
SOJA:3.4
メロン系の香味で、やや奥まった感じ
YOKO:△    

10:大分:ちえびじん・純米吟醸・生原酒“山田錦”
SOJA:3.7
バランスあり、旨味良い
YOKO:○    

11:東京:屋守(金婚)・純米吟醸・生“八反錦”
SOJA:3.6↑
特濃の甘味、こってり
YOKO:×    

12:神奈川:天青・特別本醸造・しぼりたて生“風露”
SOJA:3.8↑
甘くメロンっぽい。フレッシュ
YOKO:△    

13:山梨:さ々一・純米吟醸・無濾過生
SOJA:3.7↑
熟成系の香、旨味は乗った味
YOKO:△    

14:長野:鼎(喜久盛)・純米吟醸・生
SOJA:3.8
甘味、メリハリあり
YOKO:○    

15:長野:佐久乃花・純米吟醸・生“夏の直汲み”
SOJA:3.6↑
直汲み系の味、甘味旨味
YOKO:△    

16:長野:豊香(神渡)・純米大吟醸・生“たかね錦”
SOJA:3.7
先端に甘味、後にカラッとした辛味
YOKO:○    

17:岐阜:射美・特別純米・無濾過生原酒“8号”
SOJA:3.5
前半静かで、後半にぷっくり味広がる
YOKO:○(小)    

18:新潟:たかちよ・純米大吟醸・中取り生“豊醇無盡”
SOJA:3.7
ジュース!分かりやすい味、香
YOKO:○    

19:富山:羽根屋・純米吟醸・生
SOJA:3.6
軽く、ちょっと酸い、硬い感じ
YOKO:×    

20:石川:閃・純米吟醸・生原酒
SOJA:3.6
古酒っぽい、ジリッとした甘味、酸味、辛味
YOKO:○    

21:福島:天明・純米大吟醸・火入れ“ちょいリッチ47・五百万石”
SOJA:3.7
バランス軽やか、香が甘い、辛吟的なイメージ
YOKO:△(小)    

22:福島:奈良萬・純米吟醸・中垂れ生
SOJA:3.7
直汲みっぽさ、プチプチ、スパークリング系、白葡萄感少し、旨い
YOKO:△    

23:茨城:来福・貴醸酒“Mellow”
SOJA:3.8
甘酸っぱい、旨味あり
YOKO:○    

24:群馬:貴娘・純米吟醸・生夏酒
SOJA:3.7
軽さ、香あり、甘酸っぱさ少し
YOKO:○    

25:群馬:結人・純米吟醸・生“直汲み”
SOJA:3.8
甘味程好い、軽さと滓の旨味あり
YOKO:△(小)    

26:群馬:龍神・純米吟醸・生詰“備前雄町”
SOJA:3.6
古酒っぽい、旨味少なめでキレイ系
YOKO:△(小)    

27:群馬:流輝・純米吟醸・無濾過生“舟搾り・山田錦”
SOJA:3.6
梅酢のイメージ、軽いバランス
YOKO:△(小)    

28:埼玉:鏡山・特別純米・無濾過生原酒“雄町”
SOJA:3.7
柔和、ハリと小まろみ
YOKO:△    

29:埼玉:花陽浴・純米吟醸・生直汲み“美山錦”
SOJA:3.9
パワーあり、フレッシュ、香、甘味
YOKO:○    

30:千葉:不動・純米吟醸・無濾過生原酒吊るし
SOJA:3.7
まろみ、フレッシュさ、水の感じ、軽め
YOKO:△(小)    

31:青森:陸奥八仙・特別純米・直汲み生
SOJA:3.6
フレッシュ、旨味、パワーあり、コシもある
YOKO:△    

32:岩手:あづまみね・純米吟醸・中取り生“美山錦”
SOJA:3.6↓
酸あり、刺激少し、薄み辛味
YOKO:△    

33:秋田:新政・特別純米・火入れ“No.6 R-Type”
SOJA:3.7
旨味、オレンジ、果実系の酸
YOKO:△(小)    

34:秋田:一白水成・純米吟醸・袋しぼり生
SOJA:3.6
水の良い感じ、キレイ
YOKO:△(小)    

35:秋田:山本(白瀑)・純米吟醸・生“うきうき山本”
SOJA:3.6↑
冷え過ぎていて何も感じない、美味しい雰囲気あるのに
YOKO:△(小)    

36:秋田:栗林(春霞)・特別純米・無濾過生
SOJA:3.7
冷え過ぎていて硬い、少し含みで広がるか
YOKO:△(小)    

37:秋田:ゆきの美人・純米吟醸“特撰”
SOJA:3.6
旨味、辛味、硬さ、酸、甘味、葱塩、冷えている
YOKO:△(小)    

38:山形:くどき上手・純米大吟醸“山田錦44・Jr.”
SOJA:3.9
優しい甘味、酸味、香の立つカプロン系、上品
YOKO:△(小)    

39:山形:冽・純米吟醸・無濾過生原酒
SOJA:3.7
旨味酸味、強さあり、ゴツみもあり
YOKO:△    

40:山形:十四代・特別純米・生“角新”
SOJA:4.0
美味しい。強さ甘味、柔らかさと良い関係
YOKO:○    

【 SOJAが☆3.8以上の日本酒 】

2:奈良:篠峯・純米吟醸・生“八反錦”ろくまる
3:兵庫:琥泉・純米吟醸・無濾過生原酒
6:愛媛:伊予賀儀屋・純米・無濾過生原酒“選抜”
8:高知:久礼・純米吟醸・生“どくれ”
12:神奈川:天青・特別本醸造・しぼりたて生“風露”
14:長野:鼎(喜久盛)・純米吟醸・生
23:茨城:来福・貴醸酒“Mellow”
25:群馬:結人・純米吟醸・生“直汲み”
29:埼玉:花陽浴・純米吟醸・生直汲み“美山錦”
38:山形:くどき上手・純米大吟醸“山田錦44・Jr.”
40:山形:十四代・特別純米・生“角新”

☆3.8以上=40種中11種類。

【 YOKOが○(小)以上の日本酒 】

1:三重:而今・純米吟醸・無濾過生“山田錦”
10:大分:ちえびじん・純米吟醸・生原酒“山田錦”
14:長野:鼎(喜久盛)・純米吟醸・生
16:長野:豊香(神渡)・純米大吟醸・生“たかね錦”
17:岐阜:射美・特別純米・無濾過生原酒“8号”
18:新潟:たかちよ・純米大吟醸・中取り生“豊醇無盡”
20:石川:閃・純米吟醸・生原酒
23:茨城:来福・貴醸酒“Mellow”
24:群馬:貴娘・純米吟醸・生夏酒
29:埼玉:花陽浴・純米吟醸・生直汲み“美山錦”
40:山形:十四代・特別純米・生“角新”

☆○(小)以上=40種中11種類。

…偶然、選び出した数が一緒と言う奇跡。

双方、気に入ったものは?

【 SOJAもYOKOも共に美味しかった日本酒 】

14:長野:鼎(喜久盛)・純米吟醸・生
23:茨城:来福・貴醸酒“Mellow”
29:埼玉:花陽浴・純米吟醸・生直汲み“美山錦”
40:山形:十四代・特別純米・生“角新”

40種類中4種類だけ。

自分のお気に入りのお酒、銘柄だったり、
いっそ、その直後に蔵元ブースで飲んでみて高評価だったものまで、
不思議と点数を低く付けていて驚きもしますが、
これがブラインド、利き酒らしさとでも申しましょうか。
直前のお酒の影響を受けて…
例えば、濃いものの後なら、薄く感じてしまったり、
またその逆だったりと…。
楽しみながらの試飲を心掛けました。

【 会場アンケート結果 】

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1位 青森・陸奥八仙 (No.31)
2位 長野・鼎(No.14), 岐阜・射美(No.17)
3位 新潟・たかちよ (No.18)

会場のアンケート結果はこちら。
「陸奥八仙」は貫禄の上位と言う感じが致します。
2位3位は中部勢が健闘したカタチ。たいへん喜ばしい事です。

ブラインドなので、銘柄を知って投票した訳でないので、
開けてみて、自分自身で選んだ3種類に意外性も感じられました。

【 SOJAがアンケートに選んだ3本 】

No.3 兵庫・琥泉 (イベント「十四代を探せ!」に投票)
No.29 埼玉・花陽浴
No.40 山形・十四代

【 YOKOがアンケートに選んだ3本 】

No.14 長野・鼎
No.23 茨城・来福
No.40 山形・十四代 (イベント「十四代を探せ!」に投票)

「多摩独酌会」内、
ブラインド・テイスティングで行われている「十四代を探せ!」は、
どれか1つが「十四代」であって、これを当てよう!…と言う企画なのですが、
これまで1度も当たった事がないし、
なかなか当たらないものですが、
過去の傾向から「美味しい」と印を付けたものである場合が多く、
今回は、3種類に選んだものの中から、それっぽいものを選びました。


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すると、YOKOさんが大正解!お見事なのです!
自分も3択の中、
No.3かNo.40かで迷ってNo.3にしたのですが、惜しいところ!

YOKOさんは「十四代購入券」獲得争奪戦のジャンケン進みましたが、
途中で敗退。でも、とっても名誉な事であります。


…と、前半はこれまで。

仲入りを頂戴致しまして、後半戦、蔵元ブース周遊記録となります。

しばらくの暇をお許し頂きますよう。

ありがとうございました。

ありがとうございました。

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2011年7月 9日 (土)

第65回多摩独酌会(2011年6月19日・聖蹟桜ヶ丘)


春、秋の大きな大きなお楽しみ。

2011年4月19日からの順延。

ここにこうして集まること、ただ喜びでございます。

聖蹟桜ヶ丘・小山商店主催の日本酒会、

今回は全38種のボトル、

全てを目隠し(ブラインド)にして試飲をする、

その結果のお話。



【 第65回 多摩独酌会 】
2011年6月19日・聖蹟桜ヶ丘・アウラホール      


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テーマ:春満開、春の銘酒と銘酒蔵
~その味の違いを堪能する。多摩独初の35蔵が勢揃い!!~   

そんな訳で行って来ました!
当日の盛況ぶりは記憶に新しいです。
YOKOさんとふたりで参加し、
たっぷりと試飲…日本酒の味わいの差、
各地風土により異なる日本酒の育まれ方の差を、
心から楽しんで参りました。

相も変わらず、2部制で記録を書き残します。
今回は、
全て瓶に目隠しをした状態、
自分が今、何を、どの銘柄を口にしているか、
目隠しで知らない状態で、
口に含む日本酒に対して何を思うか…
これを38種、行った結果を書きます。

元来、僕とYOKOさんの間で、
日本酒の好みと言うものは異なっておりますが、
同じ日本酒を飲んでいながら、
殊更に、感想もまた異なる、非常に興味深い結果となりました。

これだから日本酒を楽しむ日々は、充実する訳です。
四季折々、日常に様々な彩を与えてくれる。
その一端を感じ入った日となりました。


以下、試飲結果の一覧が続きますが、
毎度毎度の前口上を。

リスト中、
「☆」マークは、SOJAの試飲得点です。
5段階評価で、基準を☆3.5に取ります。
☆5.0が「たいへん好みである」となり、
☆0.0に近付くほどに苦手と感じた日本酒になります。
☆4.0以上は、よほど気に入った場合に付ける事にしました。
☆3.0以下は、よほど苦手な場合に付ける事にしました。

☆は、思うままに気分のままに付けていきます。
利き酒と言うよりも、ただ、なんとなく…です。
体調もあるでしょうし、
前後のお酒の雰囲気によっても、
印象は変わって来ると思います。
そして、個人の舌の好みによって印象は大きく違う事でしょう。
あくまで参考までに。

続いて、○や△はYOKOさんの試飲得点です。

(好) ◎>○>●>△>▲>□ (苦手)

上記、式の様に記号が変わって行きます。
Ykさんも、口にしてみて味わって、
思いのままに点数を付けて行きました。

自分とYkさんの点数を並べてみることで、
「自分だけが好きな銘柄」
「相手だけが好きな銘柄」
「双方、好ましいと思う銘柄」が分かります。

それでは以下、

SOJAとYkさんのブラインド試飲リストです。


【 第65回・多摩独酌会 ブラインド試飲結果 】

1:佐賀:鍋島・純米吟醸・生“風ラベル”
SOJA:3.5
甘酸強い。温度高め。明るくない、何とも静か。のどかでまったり。
YOKO:△
香を感じにくい。なんだろ、強くてジンジンとする

2:福島:寫樂・純米吟醸・生
SOJA:3.8
こってり、酸、パワー。溢れる汁感、ゆっくりかつビッグ
YOKO:▲
苦手な匂い。アルコールっぽい。米味

3:山形:十四代・中取り・純米(山田錦・愛山)生詰
SOJA:3.8
小パイン香。軽い。ジューシーさがない。好みの酸の雰囲気、バランス
YOKO:△
パイナップル味、そんな香

4:東京:屋の守・純米・中取り無調整生
SOJA:3.6↑
冷、ミルクっぽい甘味。全体に苦味を感じてしまう。「天明」にこう言う印象があるけれど…?
YOKO:▲
香は少なめ、砂糖っぽい甘さを感じて、そのまま終わる

5:長野:豊賀(米川正宗)・純米吟醸・生
SOJA:3.8
まったり、甘うま。ラストになって甘さが重みに感じるが好きな力加減
YOKO:▲
米の香、米の味。ラストにジンとする。SOJA好み

6:長野:豊香(神渡)・純米吟醸・生原酒
SOJA:3.7↑
ザラメ香。しかし、奥にあるパイン系の香味は張りがあり、良い
YOKO:△
結構好きな感じだけれど、ラストに砂糖感があってジンと残る

7:三重:而今・純米吟醸・山田錦火入れ
SOJA:3.7
甘くゆったり、重く染みて来る。なかなか良いバランス
YOKO:△
香は甘い。甘味は砂糖風。ラストに強い

8:山口:貴・純米吟醸・山田錦火入れ
SOJA:3.6
甘い香。やや乳白色のイメージで、ラストへ色合いは少なくなりつつ。
YOKO:▲
良い香+砂糖系の香。味はちょっと苦い

9:高知:久礼・純米吟醸・生“どくれ”
SOJA:3.7
酸、イガイガ(小)、でもこざっぱりしていてライトでウマイ
YOKO:●
香り無いけれど、好きな味。ラストにジンジンと強い

10:青森:陸奥八仙・特別純米・生直汲み
SOJA:3.5
やや熟れた、癖のある香。味わいはストレートに感じる螺旋上にキュルキュルと巻くイメージ
YOKO:●
香あり。甘いけれど↓と違ってラストに強く感じる

11:秋田:新政・純米吟醸・生“やまユ”改良信交
SOJA:3.8
セメダイン系の香もするけれど、飲むとイソ系の香に感じ、美味しい。
こう言うお酒が十四代とかなのかなぁ
YOKO:◎
フルーティで甘い。すごく美味しいと思う

12:秋田:白瀑・特別純米・火入れ
SOJA:3.7
甘い酸の雰囲気。酸の深さはなく軽快。キレイで、バランス良い
YOKO:△
香少なめ。飲んで美味しいけれど、後から苦い

13:秋田:ゆきの美人・純米吟醸・火入れ“雄町”
SOJA:3.8↑
乳酸っぽい雰囲気。飲むとすっごく鮮やかな味わいと酸の広がり
YOKO:△
米の香。飲んで強みあり。渋味もあり

14:山形:白露垂珠・純米吟醸・生詰“美山錦”
SOJA:3.8
古酒風。綺麗な熟成。甘く、軽やか、蜜
YOKO:▲
米の香。米の味。甘味なし

15:福島:天明・純米吟醸・生“亀の尾”
SOJA:3.6
酸。硬い、硬質。冷えている。香も静か
YOKO:△
香がすごい。強い。味はジンジンとして味に甘味がない

16:千葉:一喜(甲子正宗)・純米吟醸・袋しぼり生
SOJA:3.6
うすい。奥にパイン香。身の厚味が無いが、上品
YOKO:△
米の香、アルコールっぽさ。ラストに渋味と甘味が混ざった感じ

17:栃木:仙禽・山廃純米・無濾過生原酒“愛山”
SOJA:3.6
香少なめ、味は旨い。強く、口に含んで良い。キュートな酸
YOKO:△
香ない。お酒っぽい

18:群馬:龍神(尾瀬の雪どけ)・純米吟醸・生“雄町・喜八スペシャル”
SOJA:3.5
草の香。カプ系。すりガラスのイメージ、味は程好いけれど
YOKO:○
知っているお酒の感じ?甘味が強くて好きな感じ

19:埼玉:五十嵐(天覧山)・純米・生原酒直汲
SOJA:3.5
セメ系。酸。ゴツさ、うすさ、辛、ザックリ、ラストに渋味
YOKO:△
匂い少ない。ラストにジーンとする

20:埼玉:花陽浴・純米吟醸・生原酒“山田錦”
SOJA:3.3
苦味強い。苦く、甘くどい、バリバリとした感じ。あたたか過ぎる?
YOKO:▲
香り少ない。とにかく強く感じてしまって苦手

21:長野:鼎(喜久盛)・純米吟醸・生
SOJA:3.6↓
草の香、土の草。味はハリもあって良いのだけれど。飲むと良い
YOKO:▲
苦手な匂い。砂糖っぽい甘味がすごい。砂糖水の雰囲気

22:岐阜:百春・純米・中汲みしぼりたて槽口直詰・生
SOJA:3.4
老系。塩っぽい。塩レモン。奥に甘こってり
YOKO:▲
華やかな香。味はしなくて、強い感じ

23:大阪:さか松(浪速正宗)・純米大吟醸・火入れ“山田錦”
SOJA:3.8↓
良い香。メロンの上立ち香。分かりやすく元気な感じ
YOKO:△
香を感じない。味は砂糖水っぽい。そして最後に苦い

24:徳島:三芳菊・純米吟醸・生原酒“阿波山田錦”
SOJA:3.7
甘酸っぱい。パイン・キャンディ。鼻の奥までパイン
YOKO:△
香がすごい強い。フルーティ。これこそパインっぽい

25:秋田:一白水成・特別純米・無濾過火入れ
SOJA:3.8
米。奥にかすかに苦味。しかし、元気さもあって、古酒+新酒っぽさ。
共に良い所を引き出した様な
YOKO:▲
香少ない。味もあんまり広がらなくて苦手

26:秋田:春霞・特別純米・生“栗林”
SOJA:3.5
バナナミルク。酸少し。前に出て来にくい感覚
YOKO:▲
香なくて、強く感じる。特に好みの雰囲気は感じない

27:山形:三十六人衆・純米大吟醸“山田錦”
SOJA:3.2
たくあん香。うーん、うーん。甘さが苦手な方向に走っている
YOKO:▲
米の香。砂糖っぽい甘さ

28:福島:会津中将・純米吟醸・火入れ
SOJA:3.8
独特な香。美味しい。好み。バランス上手で、明るい
YOKO:▲
印象に残りにくい感じ。砂糖っぽい甘さではない甘さがある

29:福島:花泉(ロ万)・純米・無濾過1回火入れ
SOJA:3.5
たくあん風の香味。ジンジンとする感覚。燗酒向き
YOKO:▲
苦手な香。味は米味。ラストに苦さが残る

30:千葉:不動(仁勇)・純米大吟醸・吊るし無濾過生原酒
SOJA:3.5
甘旨系の香。でも薄くて、もう少し熟成してから頂きたい。温度高い
YOKO:△
香少なめ。甘い味。ラストに少し渋味

31:群馬:結人(桂川)・純米吟醸・直汲み生
SOJA:3.8
バランスあり。旨味、ハリがあり、良い。美味しい
YOKO:▲
香感じない。弱く米味を思うけれど、ジンジンと強く感じる

32:群馬:流輝(富撰)・純米吟醸・袋しぼり直汲み生
SOJA:3.7
バランスが特に良い。あっさりさと甘味の香が含んで良い組み合わせ
YOKO:●
甘いけれど、最後に苦く感じる。最後以外は好み

33:埼玉:鏡山・純米吟醸・生
SOJA:3.5
酸い。パワーのある雰囲気、甘味。べっこう系のイメージとフレッシュさ
YOKO:▲
かすかに米っぽい感じ。味は米味。ラストに強さ

34:神奈川:天青・特別本醸造・火入れ“風露”
SOJA:3.6
灰色のイメージ。静かでのどかで、あっさり広がり、幅狭めにシュッとしてクール
YOKO:▲
米の味香。甘めな感じ

35:長野:佐久乃花・夏の大吟醸・生詰
SOJA:3.7
バランス上々。ハリ、キレ共にあり。香が少なく感じてしまう
YOKO:▲
辛い感じ

36:奈良:梅乃宿・純米吟醸・生
SOJA:3.7
膨らみ良い。甘味が広がる感覚が良い
YOKO:▲
香少ない。辛い系統っぽくて、最後に少し渋い感じ

37:岡山:大典白菊・純米吟醸・生“雄町”
SOJA:3.7
酸あり。色味が少なく、やや苦手。白ブドウっぽい感じ
YOKO:○
甘い感じの香。好きな感じ。スッとしていて良い

38:愛媛:伊予加儀屋・純米・生原酒“赤ラベル”
SOJA:3.6
酸強く、甘味もほのか。まだ香が出ていていない感じ。熟成後が楽しみ
YOKO:△
あんまり好みじゃないかも。強く感じる

以上、38種でした。


【 会場アンケート結果 】

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貼り出されました会、アンケート結果。

1位:さか松
2位:鍋島
3位:而今

38種の試飲の中で、
最も多く好評を博した銘柄は上記3銘柄であった様子。

自分やYOKOさんとはまた違った結果となっています。
では、自分たちは…と言うと次項。

【 SOJAとYOKOのブラインド試飲まとめ 】

【 SOJA:☆3.8以上 】

23:大阪:さか松(浪速正宗)・純米大吟醸・火入れ“山田錦”
SOJA:3.8↓

2:福島:寫樂・純米吟醸・生
SOJA:3.8

3:山形:十四代・中取り・純米(山田錦・愛山)生詰
SOJA:3.8

5:長野:豊賀(米川正宗)・純米吟醸・生
SOJA:3.8

14:山形:白露垂珠・純米吟醸・生詰“美山錦”
SOJA:3.8

25:秋田:一白水成・特別純米・無濾過火入れ
SOJA:3.8

28:福島:会津中将・純米吟醸・火入れ
SOJA:3.8

31:群馬:結人(桂川)・純米吟醸・直汲み生
SOJA:3.8

13:秋田:ゆきの美人・純米吟醸・火入れ“雄町”
SOJA:3.8↑

どちらかと言うと、
YOKOさんの好みではないか…と言う銘柄がいくつか。

「結人」、「ゆきの美人」、「一白水成」は元来、自分好み。
共通項に「結人がいて、
どちらかと言うと「会津中将」や「豊賀」は、
YOKOさん好みの認識がありましたが…
そして、これらをYOKOさんが選んでいないと言う事が、
ブラインドの面白さだと感じます。
この逆もまたあり、
僕が気に入っている銘柄に良い得点をつけていない場合も多かったです。
飲んでいた温度帯や状況にも寄るのでしょうけれど、
実に興味深いです。

【 YOKO:●以上 】

9:高知:久礼・純米吟醸・生“どくれ”
YOKO:●

10:青森:陸奥八仙・特別純米・生直汲み
YOKO:●

18:群馬:龍神(尾瀬の雪どけ)・純米吟醸・生“雄町・喜八スペシャル”
YOKO:●

32:群馬:流輝(富撰)・純米吟醸・袋しぼり直汲み生
YOKO:●

37:岡山:大典白菊・純米吟醸・生“雄町”
YOKO:○

比較的生酒はその押し味の強さに、
苦手な場合も多い傾向があるYOKOさん。
その中で、
「流輝」や「大典白菊」あたりは、
SOJAよりの好みに思ったりもするのですが。

「よよぎ」で飲んで美味しいと言っていた、
「どくれ」や前々からのファン「陸奥八仙」、
僕が苦手とする銘柄だからこそ、
好みである場合が多い「龍神(尾瀬の雪どけ)」など、
ピンポイントで、好みに合致するものを選んでいる様です。

【 SOJA,YOKO双方に“美味しかった”銘柄 】

11:秋田:新政・純米吟醸・生“やまユ”改良信交
SOJA:3.8
YOKO:◎

今回、重なった銘柄は1つだけでした。

新政酒造の銘柄「やまユ」!
試飲して行く中で、
お互いに「これは良い!」と判断していました。
美味しく頂きました!





以上、第65回・多摩独酌会のまとめでした。
第2部蔵元ブース編に続きはしますが、
更新まで、またしばらく間が空きそうです。
「今日の一筆」でお茶を濁しつつ、日々進むかと存じます。

蔵元ブースでは、
ブラインド試飲と全く同じ日本酒のはずなのに、
全く評価が違うなど、
いかに状況もまた味に影響してくれるのか、
知るきっかけになりました。

では、ここまで。

ありがとうございました。

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2010年12月 9日 (木)

第64回多摩独酌会(2010年10月17日)


Cimg2134

11蔵の蔵元と酒を飲もう
~ 意外な一面、意外な味わい、酒の魅力を深める ~

吉例、秋の多摩独酌会!

Ykさんとふたりで行って来ました!
最後に会場アンケートを取ると言う事で、
僕自身もメモを取ったけれど、
Ykさんもメモを取りながらテイスティングです。
慣れない事だと思うけれど、
一生懸命、点数を付けて行ってくれました。

今回は、
前段、「長野酒メッセ」でもお会いした
長野市西鶴賀にある「いろは鮨」のマスター殿と、
同じ席に座ることが出来、
たぶん、この3人だけ?
長野からの遠征組として、試飲していました。
今回、初めてマスターさんと一緒に、
日本酒を飲む事になったのだけれど、
当然と言えば当然、
「飲食店さん目線」の評価、
その自分たちのリストとの差を感じるのは、
とても興味深い、得るものでした。

僕らは自分が好きか嫌いかだけ…だけれど、
お寿司屋さん、
魚を、料理を、どう見せてくれるか、
それが頭の中に見えている様でした。



小山商店主催、
聖蹟桜ヶ丘・レストラン神谷にて!

【 第64回 多摩独酌会 】

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配られたパンフレットはいつもより厚みのあるものでした。

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会の表題がある表紙。
ここはいつも通り。
何故か、ごりさんが利き酒師と言う役職だったり。

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右に切り取り可能な点数記述欄があり、
アンケートではこれを回収します。
詳細なお酒の情報がまとめられたリスト。

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3枚目。
「蔵元への一言」のページ。

これ、すごく良い事だなぁ…と思いました。
僕らは試飲できて得るものがあるけれど、
蔵元さんは、いつも忙しそう。
その中で伝えられないこともあるし、
こうして手紙にして伝えるのは、
とても良いことだと思いました。

最後、僕もYkさんも書いている間は、
あっという間の数時間、
その楽しさを振り返りながら、
お会いした蔵元さんの顔が浮かべ書きました。
より一層、
日本酒を、蔵元を知る機会となります!


【 試飲リスト:まえおき 】

以下、
SOJAとYkが試飲をして、
思ったままを書き留めて、それを記事化したものです。
けして絶対評価ではないし、
僕らの良し悪しは、
ほとんど、どなたかの良し悪しとは違うものです。
僕らの苦手なお酒が、心から美味しいと感じられる!
それはとても正しいし、万に数千以上もあり得ること。
もし、「このお酒は僕も好きだ!」と共感して頂けたなら何より。
それもまた、万に数千以上の同確率。

今回、リストは以下のテンプレートを元に書いて行きます。

SOJA:☆ / 点

Yk: / 点

名前のすぐ隣、
SOJAなら「☆」、Ykさんなら「○」や「△」が付けられます。
ここはいつも通り。
僕は☆5.0を最高に、☆3.5を基準として、
Ykさんは良い印象から、◎>○>●>△>▲>■の順。

会場アンケートは、1,2,3,4,5点で判定、記録。
小数点はなし…とのことでした。
「1」は「ちょっと苦手かな…」で、
「5」は「大好きだ!」と言う区分。
名前の下の「→」以降には、
お酒を飲んで思ったことを書き記してあります。

試飲して行った蔵元さん順に書いて行きます。
今回、僕ら参加者はテーブルに座り、
蔵元さんが自慢の日本酒を持って、
各テーブルを回り巡るスタイルでした。
僕らが座った場所から、
テーブル・リレーを始めたのは、
「仙禽」のご兄弟。
お酒の名前の前に付いている番号は、
配布されたリスト上の番号になります。

【 試飲リスト:全36種 】

【 栃木・仙禽 】

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No.13
栃木・仙禽・純米吟醸・中取り無濾過原酒“とちぎ酒14号”
SOJA:☆3.7 / 3点
→香気あり、酸あり、木香風。明るく辛味が優しくヒット
Yk:○ / 4点
→香あり。辛め→飲みやすい

No.14
栃木・仙禽・山廃純米・木桶仕込み無濾過生原酒“亀の尾”
SOJA:☆3.7 / 3点
→コク、深み。酸高くジンと来る。
 ハイパフォーマンス。飲める山廃。
 不老泉とは別のアタック
Yk:△ / 3点
→米の香、味、強い

No.15
栃木・仙禽・純米大吟醸・中取り無濾過原酒“千本錦”
SOJA:☆3.8 / 4点
→うまい!甘味とコクがちゃんと立ち、
 やや中盤にサラッとするが明るく、
 ほの柔らかさもあって香が広がる
Yk:△ / 3点
→甘い感じ→強い

ここで買いそびれていた、
「仙禽」の大吟醸の情報を得ます。
まだ、あるのだと。
その後、年末酒としてバッチリ購入させて頂きました。

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精米歩合19%と35%で「亀の尾」を用いた出品酒。

【 福島・奈良萬 】

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毎回、試飲会には「テーマ」を設けて、
お酒を持って来ている萬太郎さん。
今回は火入れの差。
火入れなし、火入れ1回、火入れ2回の3種を持って来てくれました。
その味わいの差、確かに感じられました。

No.10
福島・奈良萬・純米・2回火入れ
SOJA:☆3.7 / 4点
→深いコクと旨味、味あり。パワー。少しセメ系香
Yk:△ / 3点
→にがく感じる→米の味、強い感じ

No.11
福島・奈良萬・純米・瓶火入れ
SOJA:☆3.9 / 5点
→ミルクっぽさ出て来る。美味しいメロン果肉。
 上手。すっごいバランス良い。コク
Yk:○ / 4点
→米香、米の味、柔らかい感じ

No.12
福島・奈良萬・純米・中垂れ生
SOJA:☆3.7 / 4点
→美味しい。透き通る桃香のイメージ。旨味強く、
 透明であって香り高い
Yk:○ / 4点
→米の香、甘い→少し苦味

【 新潟・想天坊 】

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酵母は順に14号、10号、10号とのこと。

No.7
新潟・想天坊“ゆらぎ”・純米火入れ“契約栽培高嶺錦”
SOJA:☆3.6 / 2点
→アルコール香。苦くてキュルっとした感じ。
 ミルク系に渋味。もう少しで前に出て来そう
Yk:△ / 3点
→お酒って感じの匂い→薄くなる、米の味

No.8
新潟・想天坊“福扇”・活性にごり生酒
SOJA:☆3.6↑ / 3点
→分かり易い美味しさ、味、うまさ。
 香の奥ゆかしさはこちらにも
Yk:● / 3点
→甘い香、まろやかだけど少し苦味、強い感じ

No.9
新潟・想天坊・特別純米ひやおろし“高嶺錦”
SOJA:☆3.8 / 4点
→香あり。良い酒香。高品質。メリハリあって美味しい。
 純米吟醸クラスの雰囲気
Yk:△ / 3点
→香、あまりない、苦味あり、強い感じ

【 秋田・一白水成 】

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No.4
秋田・一白水成・特別純米
SOJA:☆3.8 / 4点
→香り高い。メリハリ。甘味あり。
 旨味のハリ、透明さ、
 酸の追いかけも良い。
 ラストにほんの少し渋さが残るか
Yk:△ / 3点
→香り甘い。炭酸っぽい感じ→強い感じ

No.5
秋田・一白水成・純米吟醸・無濾過原酒
SOJA:☆3.8 / 4点
→これも良い香。飲んでボリュームアップ。
 力があって旨いが香に透明感を忘れない
 うーん、〆が少し引っかかるか
Yk:△ / 3点
→甘い香、苦味あり、強い感じ

No.6
秋田・一白水成・純米“亀の尾”
SOJA:☆3.5 / 2点
→やや重み。他の2種に比べて、ややもたつく。
 この3種の中では味わいがじんわりにじむ感じ
Yk:▲ / 3点
→米香。米の味、強い

【 青森・陸奥八仙 】

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No.1
青森・陸奥八仙・吟醸生詰(ピンクラベル)
SOJA:☆3.8 / 4点
→灰っぽい上立ち…?うはっ!?(飲む)旨いぞ、これ!
 柔らかさとコク、
 奥にしっかり香、果実が生きた旨味!
Yk:◎ / 5点
→甘い香、美味しい、甘い

No.2
青森・陸奥八仙・特別純米ひやおろし(緑ラベル)
SOJA:☆3.6↑ / 3点
→ピュア。少し軽い。酸高く辛く強い。
 バランスは調っている。燗もいけそう
Yk:○ / 4点
→米香、強い感じ、まろやか

No.3
青森・陸奥八仙・純米吟醸生“えんぶり”
SOJA:☆3.6 / 2点
→甘味、砂糖のイメージも少し。渋味、今、温度高い
Yk:○ / 3点
→米香、甘い、華やか、炭酸っぽい→苦い

このNo.3の酒、
酒の面白さを教えてくれました。
全て回った後に、もう1度飲んだのですが、
素晴らしい開花を感じました。
Ykさんは今回、そうした時間の変化に重点を置いていて、
注目していた様なんです、この「えんぶり」を。
旨味の充実ぶりは本当に素晴らしかった!

【 多摩独酌会セレクト 】

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12人の投票によって決められた3本とのこと。

No.34
広島・本州一・純米原酒“秋の宵”
SOJA:☆3.7 / 3点
→うは!華やかで旨味が鼻に乗って飛び出る。
 元気とコク、まろ感あって、パワーで攻める
Yk:△ / 3点
→甘い香、米味、柔らかい

No.35
栃木・鳳凰美田・特別純米・火入れ
SOJA:☆3.5 / 1点
→僕には渋い。香が奥に感じられる。
 出ようとしている香気、もっと出て欲しい!
 酸が全体に混ざって、〆はやや苦手感
Yk:◎ / 5点
→甘味、強い感じ、炭酸っぽい

No.36
佐賀・鍋島・純米吟醸・火入れ“風ラベル”
SOJA:☆3.7 / 3点
→バランス。ラスト苦味少し。
 やっぱりこの柔和なテイストが上手だと思う
Yk:△ / 3点
→強い感じ、飲みやすい

【 山口・貴 】

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No.31
山口・貴・“濃醇”辛口純米80%
SOJA:☆3.7 / 3点
→カプ系、勢い始まり、スッと広がって、
 じわじわ旨味が出て来て、酸でキレる
Yk:△ / 3点
→米香、甘辛い

No.32
山口・貴・特別純米60%
SOJA:☆3.7↑ / 4点
→このミルク系の香がいい!美味しい
 酸を感じ、勢いあり、
 もたつきがなくて、コクがある
Yk:● / 3点
→米香、強い感じ、甘い香

No.33
山口・貴・純米吟醸“山田錦”
SOJA:☆3.7 / 3点
→抜群のバランス。緑色のハリ。
 少し温度高めに感じるが、良い。
 良い熟れ
Yk:○ / 4点
→甘い香、炭酸っぽい

【 愛媛・賀儀屋 】

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それぞれ「松山三井」を使い、
同じ酵母で醸された日本酒だそうです。

No.28
愛媛・伊予賀儀屋・本醸造・無濾過生詰
SOJA:☆3.7 / 3点
→旨味乗り、香は少なめ、強く辛味が出る。
 口の中で揉むと良くなってくる。
 旨味あり、酸+を感じる
Yk:△ / 3点
→米香、米味、甘い→苦味

No.29
愛媛・伊予賀儀屋・純米吟醸・無濾過生詰
SOJA:☆3.8 / 4点
→セメ系香。おお、飲むと良い酸を感じ、良い味。
 酸、軽やかに立って美味しい。
 前半は栗をどこか感じる。キレも良い
Yk:● / 3点
→甘香、炭酸っぽい、米味

No.30
愛媛・伊予賀儀屋・純米吟醸・無濾過生原酒
SOJA:☆3.7 / 3点
→熟成香。旨味強く波の立ちが前に。
 キレのあるタイプではない。
 徐々にアルコールっぽさ、強さが出て来る
Yk:△ / 2点
→飲み易い、からい

【 和歌山・鉄砲隊&車坂 】

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No.25
和歌山・車坂・吟醸“紀州黒潮・魚にあう吟醸酒”
SOJA:☆3.8 / 4点
→上立ちは特に強くない。
 飲むとジューシーさと軽さを感じる。
 弾むような感じもある。
 生っぽくない前半、後半はそれっぽい
Yk:● / 3点
→甘香、甘味、砂糖の味

No.26
和歌山・車坂・純米吟醸“和歌山産山田錦”
SOJA:☆3.6 / 3点
→酸、渋あり。酸強い。
 逆に料理に対応できる。キレは程好い。
 ただ、全体に平坦
Yk:● / 3点
→強い感じ、あとで広がる

No.27
和歌山・鉄砲隊(車坂)・純米吟醸“播州山田錦”19BY
SOJA:☆3.5 / 3点
→甘味、旨味、奥に枯分。
 熟れた雰囲気。粉っぽくも思う。
 酸がこなれて来ていない?
Yk:● / 3点
→米味、米香、まろやか

【 神奈川・相模灘 】

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No.19
神奈川・相模灘・特別本醸造・瓶囲い無濾過
SOJA:☆3.4 / 2点
→セメ系香。苦味、渋味を少し拾う。
 木樽?
 旨味も少し上って来て酸がかぶさる。
 全体的に落ち着いた雰囲気
Yk:▲ / 2点
→だんだん甘くなる→苦味

No.20
神奈川・相模灘・特別純米・瓶囲い無濾過
SOJA:☆3.5 / 2点
→パリパリした感じ。
 木樽の香。とってもハリ!がある感じ。
 背面に渋さ、酸高い?
Yk:● / 3点
→米香、強い感じ

No.21
神奈川・相模灘・純米吟醸・瓶囲い無濾過
SOJA:☆3.6 / 3点
→3種の中でも甘い。
 甘く、ややサラッとして、
 バランスが出つつある
Yk:△ / 3点
→米味、強い感じ、まろやか

【 神奈川・天青 】

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No.16
神奈川・天青“風露”・特別本醸造・火入れ
SOJA:☆3.8 / 4点
→香少なめ。アルコール、梨、旨味追い掛け。
 アッサリしすぎず、良いバランス。美味しい
Yk:▲ / 2点
→米香、甘味→苦味

No.17
神奈川・天青“吟望”・特別純米・火入れ“秋おりがらみ”
SOJA:☆3.6 / 3点
→ギュルルっとした渋さ、柿渋、
 前半が抜けた後半が美味しい。
 だんだん馴染んで来る感じがした
Yk:▲ / 2点
→米香、米味、強い感じ

No.18
神奈川・天青“千峰”・純米吟醸・火入れ“SKYBLUE”
SOJA:☆3.6 / 3点
→とろっとしつつ、ハリがありつつ、
 辛味もありつつ、粉っぽい雰囲気。
 少しバランス
Yk:▲ / 2点
→最後に強い感じ。米香

五十嵐杜氏が湘南ビールをも醸していると、
この時、初めて知りました。
なんたる多才さ!!

【 千葉・甲子正宗“一喜” 】

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No.22
千葉・一喜・純米吟醸・生おりがらみ
SOJA:☆3.7 / 3点
→トップにヌルリとした飴の香。
 その後すぐにとても強い香。
 カプ系の雰囲気が凄い。
 自分には香が強過ぎる程に感じてしまう
Yk:○ / 4点
→甘香、甘味

No.23
千葉・一喜・純米吟醸・生
SOJA:☆3.6 / 3点
→熟成香。酸のあと、↑の香が混ざる感じ。
 後半にあまり残らない
Yk:○ / 4点
→甘香、強い感じ

No.24
千葉・甲子正宗(一喜)・純米大吟醸・火入れ
SOJA:☆3.6 / 3点
→香少なし。バランスは良い。
 まろみのあるまとまり。
 他の2種に比べて、すごく落ち着いている感じ
Yk:▲ / 2点
→あとで強い感じ、辛い感じ


以上、全36種類を試飲させて頂きました!

【 会場アンケート結果 】

後日発表された?アンケート結果は以下。
…と言うより、
会の後に「陸奥八仙」の駒井さんが、
「Twitter」でつぶやかれていたものを見たからこそ、
こうして結果を知っています。感謝。
(小山商店の店頭に掲示があったかも知れません)

1位:奈良萬
2位:一喜
3位:陸奥八仙、一白水成

それぞれの銘柄の、どのお酒か…までは、
分かりませんでしたが、
僕とYkさんの中で、
少なくとも奈良萬は1回火入れだなぁ…と思いました。
すこぶる美味しかったです。

多摩独酌会、
ランクインの傾向からして、
香系「一喜」は納得の順。
そして、
常勝組、陸奥八仙、一白水成の3位も納得です。
それぞれ僅差の投票数だったのではないでしょうか。


次は春に開かれる大大会、
アウラホールでの多摩独酌会になりそうです!

またひとつ、いやそれ以上に、
日本酒の美味しさ、楽しさを知った1日でした!

日本酒を飲み比べる、

これは楽しい。

日本酒の好みを知り比べる、

その縁の広がり、

これも楽しい。

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2010年5月 7日 (金)

【四者四様】第63回多摩独酌会 ブラインド結果比較!(2010年4月18日・聖蹟桜ヶ丘アウラホール)


【 第63回 多摩独酌会 】

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【 テーマ:飲むカタログ、新酒蔵比べ 】

~ 名うての地酒蔵が挙って参加する蔵元鑑評会 ~


ブラインド試飲結果、
蔵元ブース試飲結果から長らく間が空いてしまいましたが、
インターネット上、
「mixi」でお会いした方の中にも、
ブラインド試飲を点数付けしている方が居て、
その結果、比較してみました。
四者四様、結果を見比べると分かる事もあり。

【 参加者 】

①くま@牛乳さん
②こうすけさん
③Ykさん
④SOJA

以下、
リスト上の数字記号は上記対応しております。

【 ☆の判定 】

☆☆ 全員○以上
☆   2人が◎
         3人が○

★★ 全員△以下
★   2人が■
    3人が△
万   ◎○△■があるもの

以上の様に区分けを行いました。

【 点数配分表 】

インターネット上に表記された採点は、
細分化されています。
故に、それを4段階に割り当てました。

◎=4.0-3.8、
○=3.7、
△=3.6-3.5、
■=3.4-2.5
①くま@牛乳さん

4段階評定なので、
リストをそのまま採用。
記号だけ統一。
②こうすけさん

◎&○=○
●&△=△
▲&□=■
③Ykさん

◎=4.0-3.8、 
○=3.7-3.6↑
△=3.6-3.5、 
■=3.4-3.3
④SOJA

以上の様に記号を割り振って行きます。

【 四者四様・第63回多摩独酌会・ブラインド結果 】

No.00l①l②l③l④l銘柄l☆
No.01l■l■l■l○l流輝(當選)l★★
No.02l△l◎l■l△l天青“風露”l★
No.03l■l○l■l■l八海山l★
No.04l○l◎l■l△l一白水成(福禄寿)l万
No.05l◎l◎l■l△l玉川l☆
No.06l△l◎l■l○l嘉山(越乃梅里)l万
No.07l△l◎l■l△l仙禽l★
No.08l△l◎l○l○l来福“スイート”l☆
No.09l◎l◎l△l◎l鼎(信州銘醸)l☆
No.10l◎l○l△l◎l飛露喜l☆
No.11l△l○l△l○l佐久乃花
No.12l△l■l■l△l豊香(神渡)l★★
No.13l◎l■l△l△l水尾l★
No.14l△l◎l△l○l屋の守(金婚)
No.15l■l○l■l△l結人(かつらがわ)l★
No.16l△l■l■l○l獺祭l★
No.17l○l■l○l△l三芳菊
No.18l○l◎l■l△l久礼(純平)l万
No.19l△l■l△l○l十四代l★
No.20l△l△l○l◎l紅龍(多満自慢)
No.21l■l◎l○l◎l麻輝(川中島幻舞)l☆
No.22l○l○l■l△l鯨波
No.23l△l○l△l○lロ万(花泉)
No.24l■l△l■l■l龍神(尾瀬の雪どけ)l★★
No.25l■l■l■l■l白露垂珠(竹の露)l★★
No.26l△l△l■l△l天明l★★
No.27l△l◎l△l○l陸奥八仙
No.28l△l○l■l△l花陽浴l★
No.29l○l◎l■l△l超久l万
No.30l△l◎l△l○l鍋島
No.31l■l△l■l■l三十六人衆l★★
No.32l△l◎l△l△lあぶくまl★
No.33l○l■l■l△l奈良萬(夢心)l★
No.34l△l◎l○l○l鏡山l☆
No.35l◎l○l■l△l大典白菊l万
No.36l■l△l△l△lさ々一l★★
No.37l■l◎l■l△l縁や“千代むすび”l★
No.38l○l◎l○l○l貴l☆☆
No.39l△l◎l△l◎lさか松(浪花正宗)l☆
No.40l△l◎l△l○l而今

以上、40種のブラインド試飲結果を比較しました。


【 四者四様・第63回多摩独酌会・ブラインド結果比較まとめ 】

【 万 】

一白水成(福禄寿)、嘉山(越乃梅里)、久礼(純平)、超久、大典白菊

【 ★ 】

天青、八海山、仙禽、水尾、結人、獺祭、十四代、花陽浴、
あぶくま、奈良萬、千代むすび

それぞれもしかすると火入れの日本酒が多いでしょうか。
華やかで押し味強い生酒の中にある故に、
並んで試飲すると、印象に渋いものあったやも知れません。

会場アンケート第3位の「仙禽」が入っているあたり、
やはり好み、嗜好の世界。
人それぞれであるのだな、と感じないではいられません。

【 ☆ 】

玉川、来福、鼎(信州銘醸)、飛露喜、
麻輝(川中島幻舞)、鏡山、さか松(浪花正宗)

会場アンケート1位の「来福」、2位の「鼎」が入っていました。

【 ★★ 】

流輝(當選)、豊香(神渡)、龍神(尾瀬の雪どけ)、
白露垂珠(竹の露)、天明、三十六人衆、さ々一

【 ☆☆ 】

結果、ブラインド試飲結果の分布を見ても、
それぞれ4人、好みが違う部分が多いにも関わらず、
最終的に全員が「これ好きだなぁ」と思ったものは、
山口県の「貴」になった様子。「☆☆」評定は40種中1種!

結果はあくまで「参考」にて。
きっとこの4人以外の方がリストを作成したならば、
全く違う結果になる事も少なくないでしょう。

一蔵一蔵違う個性!

一人一人違う好み!

だから日本酒は楽しいんです!!

以上、第63回多摩独酌会結果報でした!


第63回多摩独酌会 蔵元ブース試飲結果(2010年4月18日・聖蹟桜ヶ丘アウラホール)
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/63-2010418-3e89.html

第63回多摩独酌会 ブラインド試飲結果(2010年4月18日・聖蹟桜ヶ丘アウラホール)
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/63-2010418-198a.html

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2010年4月26日 (月)

第63回多摩独酌会 蔵元ブース試飲結果(2010年4月18日・聖蹟桜ヶ丘アウラホール)

 


伝わる“思い”こそ、日本酒の未来。


【 第63回 多摩独酌会 】

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【 テーマ:飲むカタログ、新酒蔵比べ 】

~ 名うての地酒蔵が挙って参加する蔵元鑑評会 ~

【 蔵元ブース 】

蔵元さんとお話をしながら、
蔵元さん自慢の日本酒を試させて頂くブースです。

前回、ブラインド試飲と違うのは、
文字通り、ブラインド=目隠しでないこと。
日本酒を醸し上げた蔵元さんと、対面式にて行われる試飲です。

得点記録の方法は、ブラインド試飲と同様になります。
方法、再録。

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リスト中、
「☆」マークは、SOJAの試飲得点です。
5段階評価で、基準を☆3.5に取ります。
☆5.0が「たいへん好みである」となり、
☆0.0に近付くほどに苦手と感じた日本酒になります。
☆4.0以上は、よほど気に入った場合に付ける事にしました。
☆3.0以下は、よほど苦手な場合に付ける事にしました。
☆は、思うままに気分のままに付けていきます。
利き酒と言うよりも、ただ、なんとなく…です。
体調もあるでしょうし、
前後のお酒の雰囲気によっても、
印象は変わって来ると思います。
そして、個人の舌の好みによって印象は大きく違う事でしょう。
あくまで参考までに。
銘柄下の感想は、SOJAの感想が書かれています。
Ykさんの声までは、メモする事が出来ませんでした。

「♪」マークは、Ykさんの試飲得点です。

(好) ◎>○>●>△>▲>□ (苦手)

上記、式の様に記号が変わって行きます。
Ykさんも、口にしてみて味わって、
思いのままに点数を付けて行きました。

自分とYkさんの点数を並べてみることで、
「自分だけが好きな銘柄」
「相手だけが好きな銘柄」
「双方、好ましいと思う銘柄」が分かります。

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以上。

ちなみに前半「ブラインド試飲」は、
前回日記にて。
( 第63回多摩独酌会 ブラインド試飲結果 )
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/63-2010418-198a.html )

では、蔵元ブース試飲、始めます。


【 福島・夢心酒造 】
    

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40:☆4.0/♪◎(小)
福島:奈良萬(夢心)・純米大吟醸・生中垂れ
やはり好きだなぁ、このボトル。米のミルク感がたまらん!

41:☆3.8/♪△
福島:夢心・純米無濾過生原酒“夢の香”中垂れ
ミルク系で酸も感じつつ。メロンっぽい含み香

42:☆3.8/♪▲
福島:夢心“夏”・純米吟醸“うつくしま煌酵母”
スキッとしつつ、ミルク感も感じつつ。旨味の雰囲気があり、甘味も感じる

蔵元ブースはいつもここから。
今回は夢心酒造の下心と出来心をお持ちになっていました。
Ykさんも気に入った純米大吟醸生は相変わらず大好きです。
ホント、美味しい。
現在、昨年の12月旅行記、
次なる更新は、この夢心酒造蔵見学日記になります。
ゴールデンウィーク中に書き切れたなら何よりなのだけれど。
次回、試飲比較表を更新し、
信州SAKEカントリーツーリズム第1回日記を更新し、
春のイベントがある毎に遅れてしまった、
12月旅行記の続きを更新できれば、と思います。
…その間に、信越麺戦記ネタを挟み込みますが。

あの蔵の光景、この旨き酒。

【 山口・永山本家酒造場 】

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43:☆3.8/♪▲
山口:貴・特別純米・火入れ20BY
まろやかさ、旨味、甘味を感じられる

44:☆3.6/♪▲
山口:貴・純米吟醸“山田錦”
メリハリがあり、好ましいバランス

45:☆3.9/♪○
山口:貴・純米吟醸・無濾過生原酒“山田錦”
バランスあり、美味しい。全てにおいて好きだと思う

46:☆3.7/♪○
山口:貴・純米吟醸・無濾過生原酒“雄町”おりがらみ
ピチピチとしてフレッシュ、美味しい。酸い感じもする

「厨十兵衛」で、
「純米吟醸“山田錦”無濾過生原酒」を飲んでみて、
即、山田錦、雄町、特別純米を購入した「貴」!
Ykさんも生原酒、好みに合っていた様です。
普段、生原酒系はアルコールっぽい雰囲気があったり、
インパクト故の渋味などが気になって、
あまり得意ではないのに、
こと「貴」に関しては、生原酒であっても、
非常に嬉しそうに美味しそうに飲んでいると思います。

【 三重・木屋正酒造 】

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47:☆3.8/♪○
三重:而今・純米吟醸・無濾過生“山田錦”
キレイな造りでメリハリを感じる

48:☆3.7↑/♪△
三重:而今・純米吟醸・無濾過生“千本錦”
良い香、お酒の元気さも良い。バランスあって、イメージはおっとり感

49:☆3.7↑/♪△
三重:而今・純米吟醸・無濾過生“雄町”
やや渋味。しかし、甘味が追いかけて来てキッチリ締める

50:☆3.8↑/♪△
三重:而今・純米吟醸・無濾過生“八反錦”おりがらみ
酸味を感じるバランス。美味しい

いいですネ♪
飲んでみて入りの美味しさ、余韻の惹かれ方。
得点の中で、「↑」が付く場合って、
飲んだ瞬間、第一印象で浮かんだ数字よりも、
飲んで事切れるまで、
その短時間で、
「やや!?第一印象より良いぞ!美味しいぞ!」と思う時に、
「↑」と言う記号を付しているので、
その後ろ髪惹かれる魅力、表されているのかと。

【 福島・玄葉本店 】

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51:☆3.7/♪○
福島:あぶくま・純米吟醸・生詰“五百万石”
まったり柔らかくしっとりバランス

52:☆3.7/♪△
福島:あぶくま・純米吟醸・生詰“山田錦”
バランス、まったりやわらかくて、酸あり

53:☆3.7/♪△
福島:あぶくま・大吟醸・袋吊り原酒
甘い雰囲気でバランス。奥ゆかしく大人しく、しっとり

まだまだYkさんの好みを把握できていない自分。
「あぶくま」の大吟醸は、
きっと好みだと試してもらうと、
香が奥ゆかしく感じられたからか、
あまりお気に召さなかった様子。
Ykさんは確かに、
目の前に咲くような勢いある香を好む印象もありますね。
その代わり、
全体に馴染む、広がりと優しさ、
まろやかさのある火入れ酒を好む場合もあり、
まさに「五百万石」は、その典型として、
「○」評価、出た様子です。
「あぶくま」の持つ柔らかさは、僕も大好き。

【 群馬・柳澤酒造 】

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54:☆3.8/♪○
群馬:結人(かつらがわ)・純米吟醸・無濾過生“新酒あらばしり”
プチプチ感+甘みのほどけが良くて美味しい

55:☆3.6↑/♪●
群馬:結人(かつらがわ)・純米吟醸・無濾過生“直汲み本生”
↑の新酒あらばしりより澄んだ感覚。より軽い

56:☆3.7/♪△
群馬:結人(かつらがわ)・純米吟醸・無濾過生“中取り生酒”
バランスあり。やや余韻に苦味。基本は流石に押さえた美味しさ

57:☆3.5↑/♪▲
群馬:結人(かつらがわ)・純米吟醸・無濾過火入れ“五百万石”
甘くミルク系の雰囲気。ほんのり甘味が残り、飲みやすい

58:☆3.6↑/♪▲
群馬:結人(かつらがわ)・特別純米・無濾過901酵母
パイン香+やや渋味、米の旨味と飲みやすさあり

毎回、この3種類の
「純米吟醸無濾過生」を飲み比べる事が楽しみです。
今回は「新酒あらばしり」が気に入りました!
それぞれ、更に熟成した状態も試してみたい所。
「直汲み本生」あたりは、
澄んだ感覚が、硬い状態であるのならば、
熟成によって、澄んでいつつも味のある雰囲気になるのでしょうか。
3種類あると言う事は、楽しみが3倍なのです。

火入れのお酒は相変わらずの雰囲気が良いです。
燗にもしてみたい、ゆったり感。

【 山口・旭酒造 】

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59:☆3.7/♪▲
山口:獺祭・純米大吟醸・磨き二割三分
薄く感じられてしまう。たいへんにキレイ

60:☆3.7↓/♪△
山口:獺祭・純米大吟醸・磨き三割九分
↑に加えて甘く、やや苦い感覚が残る。温度もありそうだ

61:☆3.7/♪▲
山口:獺祭・純米大吟醸50
↑に加えて香あり。バランスもあって辛味に近い雰囲気

62:☆3.6/♪△
山口:獺祭・純米吟醸・発泡にごり50“スパークリング”
発泡感の強さで苦味に近い感覚

生のお酒の印象が強い「獺祭」、
こうして火入れ酒を飲み比べたのは初めてかも知れません。
僕もYkさんも「よよぎ」で飲んだ「純米吟醸50」の生は、
非常に好ましく迎えましたので、
どちらかと言うと、「獺祭」は生酒が相性、良いのかも知れませんね。

【 京都・木下酒造 】

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63:☆3.5/♪△
京都:玉川“Ice Breaker”・純米吟醸・無濾過生原酒
甘く濃い。木の香がどこか漂う

64:☆3.7/♪△
京都:玉川・純米大吟醸
しっとり甘口、まったり、木とワインの香

65:☆3.7/♪△
京都:玉川“コウノトリ”・生もと純米・無濾過生原酒“五百万石”
酸い。強い酒。バランスと味の持ち上げ良い。余韻にバナナ

66:☆3.6↑/♪△
京都:玉川・純米吟醸・生“祝”
キレイでバランス良い。余韻が渋め

67:☆3.7/♪●
京都:玉川・純米吟醸“雄町”
おっ、フレッシュな輪郭がハッキリ描かれる。901酵母、酵母添加の差なのか?

68:☆3.6/♪△
京都:玉川・山廃純米・無濾過生原酒
苦、渋、ぼってり。酸強め

69:☆3.7/♪△
京都:玉川“久美浜”・本醸造(山廃酒20%ブレンド)
美味しい。味の良さバランスの良さ。燗や常温に適する味わい

70:☆3.5/♪△
京都:玉川・生もと純米“Time Machine 1712”
酸い。コーヒーや酢みたい。精米歩合88%とのこと

ラインナップの楽しさ、バラエティのあり方、
沢山の種類を試すことが出来ましたし、
酵母無添加仕込みの良さを感じられたと思います。
酵母を使った日本酒を頂いた時、
馴染んで来つつあったまったりした空気が、
急激に輪郭を持ち現れる。
日本酒の楽しさ、表現力の多彩さを感じました。
良いです。
いろんなお酒を試してみたくなります。
1度は飲んでみたかった「玉川」、覚えました!

【 埼玉・南陽醸造 】

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71:☆3.6/♪○
埼玉:花陽浴・大吟醸“八反錦”
キレイで甘く、上手で香系。妻好みと思う

72:☆3.7/♪○
埼玉:花陽浴・純米吟醸・無濾過生原酒“山田錦”袋吊るし
香系。勢いのある香で、この時期の花陽浴らしい香の甘さ立つ雰囲気

73:☆3.8/♪●
埼玉:花陽浴・純米吟醸・無濾過生原酒“雄町”
バランス良し。上手に全体がキレイである

74:☆3.7↑/♪●
埼玉:花陽浴・純米吟醸・無濾過生原酒“八反錦”
甘味あり。バランス良い

75:☆3.6/♪△
埼玉:花陽浴・純米吟醸・無濾過生原酒“美山錦”
ラインナップの中でも特にキレイ。スッキリ。それ故か渋味を感じる

そう言えば、
昨日、信州SAKEカントリーツーリズムで、
中野市の「三幸軒」に赴いた際、
夜の日本酒メニュウにありましたね。「花陽浴」!
僕もYkさんも好みで良し悪しありますが、
僕が点数を低めにしている時に、
Ykさんが高めで、その逆もあって。
つまりは僕らの好みのピンポイントを上手に突いて来てくれている…
…と言う事でしょうか。
ならば、「花陽浴」に出会う度、
お互いの好みを感じながら楽しむ事が出来そうです。

【 佐賀・富久千代酒造 】

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76:☆3.5/♪○
佐賀:鍋島・特別本醸造
苦味を甘味がカバーしている感じ

77:☆3.6/♪△
佐賀:鍋島・特別純米
スッキリの中に甘味あり。バランスキレイ

78:☆3.8/♪○
佐賀:鍋島“風ラベル”・純米吟醸・無濾過生原酒“山田錦”
メリハリあり。バランス良い。やはり好きなボトルだと思わせてくれる

79:☆3.8/♪○
佐賀:鍋島・純米吟醸“赤磐雄町”
甘味深い。ドッシリ感もあるけれど、足並みは重くない

80:☆4.0/♪○
佐賀:鍋島・大吟醸“山田錦”
香あり、キレもあり、上手。美味しい

佐賀の新聞にも掲載された蔵元さん。
かなり大きく掲載されていましたから、
佐賀での注目度も大きい!…と言う事でしょうか。
僕も美味しいと思いますが、
Ykさんとも相性が良いと言う事が分かります。
僕は火入れの「赤磐雄町」が印象に残っています。
風ラベルや、大吟醸は“勿論”と思える美味しさ。

【 茨城・来福酒造 】

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81:☆3.6/♪○
茨城:来福“スイート”・純米・生
甘トロ系なのに、ギンギンとした部分もあり、また柔らかでありもし

82:☆3.7/♪△
茨城:来福・純米吟醸・生“新山田穂”
セメダイン系香味。含んで広がる部分が良い。ラストに渋さが少し

83:☆3.7/♪○
茨城:来福・純米吟醸・にごり“愛山”
ニラっぽさと白系葡萄の香。面白いイメージ。膨らますとマスカット。ワインみたい

84:☆3.7/♪△
茨城:来福・純米吟醸・生原酒“山田錦”
勢い、メリハリ、生らしい味

85:☆3.8/♪△
茨城:来福・純米大吟醸“愛山”
ふくよかさが実にゆっくりと、きれいに伸びていく。余韻に締め括りあり

第63回多摩独酌会の会場アンケートで、
第1位を獲得した「スイート」、Ykさんも「○」ですね。
ブラインド時は僕は「3.7」でYkさんは同じ「○」であった様子。
にごりの香味の雰囲気が、気に入りました。
何とも言えず、不思議。
ニラっぽいって、良いイメージでないかも知れないけれど、
鮮烈に青々しいイメージが湧き、
飲んでみると光に触れるマスカットの房を思い浮かべ。
「スイート」とは違うスイートさ、感じました。

【 徳島・三芳菊酒造 】

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86:☆3.7↑/♪○
徳島:三芳菊・純米大吟醸・生原酒
塩甘い。パイン香ねっとり。パイン香がどんどん出て来る

87:☆3.6/♪○
徳島:三芳菊・純米吟醸・無濾過生原酒“山田錦”亀口直汲
甘い!が、ややくどくも感じる。とろり。砂糖粉がとけた感覚

88:☆3.7/♪○
徳島:三芳菊・純米吟醸・無濾過生原酒“岡山雄町”亀口直汲
↑より更にソーダっぽい。甘味とパイン!

やはり独特、故の個性!
「三芳菊」のお酒が飲みたい時には、
きっと代用がききません。
この個性が飲みたいなら、このボトルを選ぶしかない!
そうした明確な姿勢、感じられます。

【 新潟・八海醸造 】

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89:☆3.5/♪▲
新潟:八海山・吟醸
苦味から始まり、甘味が少し出て来る。最後に少しだけ酸

90:☆3.5/♪▲
新潟:八海山・純米吟醸
少し酸、少し甘味

梅酒や焼酎も持ってきてらした「八海山」、
定番系の2種類を頂きましたが、
華々しい春の新酒が並ぶ中では、
しっとり食中酒系の日本酒は、
あまりにも穏やかであると感じてしまいました。

【 山形・竹の露 】

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91:☆3.6/♪▲
山形:白露垂珠(竹の露)・純米大吟醸・生詰“出羽燦々”
粉ミルクっぽい味のイメージ。バランスは良い

92:☆3.7/♪△
山形:白露垂珠(竹の露)・純米大吟醸・生詰“美山錦”
バランス良い。甘味が伸びて行く。苦味、渋味が少し残る

93:☆3.7/♪△
山形:白露垂珠(竹の露)・純米吟醸・生詰“星あかり”
甘くってポップな雰囲気で。しっとりミルク風

94:☆3.7/♪□
山形:白露垂珠(竹の露)・特別純米・生詰”出羽の里”
上手にまとまって、奥の奥に乳酸を感じる

生詰のお酒で、使っている酒造好適米の差が多彩。
「星あかり」も酒造好適米なのだそうです。
まとまりある雰囲気は、「白露垂珠」らしさだと思っています。

【 長野・田中屋酒造店 】

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95:☆3.5/♪―
長野:水尾・特別純米“金紋錦”
甘く旨い。ややキレイ

96:☆3.7/♪―
長野:水尾・純米吟醸“金紋錦”
華やかさもあり、しっかりとしていて良い。やや甘め

信州SAKEカントリーツーリズムのお話を聞いたりしました。
言ってしまえば、
信州酒蔵77蔵参加スタンプラリー!!
長野県の地酒と土地と風と食べ物を知ってもらえる旅になります!
僕らも第1回目の旅を4月24日に実行してきました。
北信の路、今こそ満開の飯山の城山公園、とても綺麗でした!

ここから数種類、Ykさんは休憩タイムです。

【 長野・佐久の花酒造 】

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97:☆3.7/♪―
長野:佐久乃花・大吟醸・無濾過原酒
しっとり、乳白色の花が咲くイメージ

98:☆3.6/♪―
長野:佐久乃花・辛口吟醸・無濾過
ハム味

99:☆3.6/♪―
長野:佐久乃花・純米吟醸・無濾過生原酒“Spec.d”
まったり、平坦な感じ。表に出る部分がなくラストに乳酸っぽさ。香少なめ

100:☆3.7/♪―
長野:佐久乃花・純米吟醸・無濾過生原酒
バランス良い。まろみ、上手。勢いはないのだけれど、良い味

「佐久乃花」、
一時期の勢いのある酸、パンチ力…
それを求めてしまうと、物足りないのかも知れませんが、
日本酒として見るに、
綺麗な造り、飲みやすさ、
“親しみ易い綺麗さ”が、今、ここにあると感じました。
特に、昔から「佐久乃花」の定番酒、
「純米吟醸無濾過生原酒」、長野県C酵母使用のボトル、
すごく好ましいものと感じられました。

この巧みな美味しさ、オススメです。

【 群馬・松屋酒造 】

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101:☆3.8/♪○
群馬:流輝(當選)・純米吟醸・舟しぼり直汲み生
水っぽさにポップ、甘味がキレイさが伸びて上手。美味しい

102:☆3.8/♪―
群馬:流輝(當選)・純米吟醸・袋吊り生
水の旨さが、しっとり優しく、スゥッとしていて良い

103:☆3.7/♪―
群馬:流輝(當選)・純米・舟搾り火入れ
ミルク香しっとり。ややセメダインっぽくも上手なバランス

群馬・松屋酒造と言えば、
家に「ねむり酒大吟醸古酒」の誕生年醸造品が、
名の通り眠っていますね。
関東信越利き酒会で出会って、
その後に蔵元さんに問い合わせて購入した経緯があります。

新しいブランド「流輝(るか)」では馴染みなかったけれど、
うん、群馬の松屋さんであれば、
その蔵元さんの酒造り体験などの取り組みも非常に素晴らしいと思え、
熱心な蔵元さんの熱心な日本酒、
高評価に納得です。

【 松屋酒造ホームページ 】
( http://www.tousenkura.jp/ )

【 長野・豊島屋 】

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104:☆3.7/♪●
長野:豊香(神渡)・純米吟醸・無濾過生原酒中取り
甘く、強い、パワー系。温度が高いかも。メロンっぽい香味が後半にある

105:☆3.7↓/♪○
長野:豊香(神渡)・純米吟醸・原酒火入れ
まったり丸く、メリハリとシャキッとした雰囲気があるが、後半残る感覚

多摩独酌会、常連蔵になりましたネ♪
たくさんあるラインナップの中から、
時間と体力を考え2種類、選んで試飲させて頂きました。
Ykさんも僕も、程々に良い印象であった様子。
僕は生原酒系としての美味しさに喜び、
Ykさんは火入れ酒の丸さに喜び。
こうして好みが違っても、美味しさに出会える事は、良いことですね。

【 大阪・浪花酒造 】

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106:☆3.6/♪△
大阪:さか松(浪花正宗)・純米大吟醸
バランスあり。奥に香。ラストに少し苦め

107:☆3.6/♪△
大阪:浪花正宗“醸技”・純米大吟醸・13度原酒
上手に感じるけれど、薄くも思う。水っぽさがある様な

ふっと興味あって立ち寄ってみました。
僕好みのボリューム感がある蔵元さんの様子。
今後、機会があれば気にしてみようと思いました。

【 福島・花泉酒造 】

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108:☆4.0/♪○
福島:ロ万(花泉)・純米・生原酒“かすみロ万”
甘さと香のほどける様がたまらない。すごく美味しいと感じる。豊潤

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109:☆3.9/♪○
福島:花泉・純米・無濾過生原酒
美味しい。水が旨いと感じさせ、元気も勢いも甘さも美味しい仕上がり

110:☆3.7/♪△
福島:ロ万(花泉)・純米・生
とろりとする感じが冷温に乗って上手に伝わって来る

→燗 ☆3.7/♪○
米味広がり、良い燗酒!

かすみ酒、すこぶる美味しかったです。たまりませんでした。
「花泉」ラベルも美味しかったし、好きです。
Ykさんも全体的に「○」が多く、
今後とも注目したくなる美味しさがありました!

【 埼玉・小江戸鏡山酒造 】

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111:☆3.5/♪△
埼玉:鏡山・大吟醸
キレイ。やや甘味あり。どちらかと言うと平坦とも

112:☆3.6/♪◎
埼玉:鏡山・純米吟醸・無濾過生原酒“玉栄”
甘味。香あり、酸も常にキレイに感じさせてくれる

113:☆3.7/♪○
埼玉:鏡山・純米・無濾過生原酒“さけ武蔵”
アルコール感、しっとり。浅い雰囲気がまた好ましい

114:☆3.8/♪○
埼玉:鏡山・特別純米・無濾過生原酒“雄町”
酸感じ、キレイに。上手にこってりさが伝わる。重さと軽さの調和

すごく熱心にお酒をオススメしてもらいました。
「Take on me!」のたけさんのブログのお話もさせて頂いて、
搾りの工程のお話も。
Ykさん、すごく評価が高い蔵元さんです。
ブラインド試飲でも高評価。
特に、この会全ての試飲の中、
唯一の「◎」でした。
「すごく美味しい」と言う笑顔。

僕は今年の「鏡山」、去年よりも良いと感じています。
重く甘くパワフルにドン、と来るイメージに、
綺麗な良さが加わっていると感じました。
特に「雄町」のバランスは非常に好ましい。
「鏡山」も注目ですね~!

【 青森・八戸酒造 】

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115:☆3.7/♪○
青森:陸奥八仙・純米吟醸・無濾過生原酒“えんぶり”
しっかり香が出ている。やや後半に苦味……は、会最後で温度高め?

116:☆3.8/♪△
青森:陸奥八仙・吟醸・無濾過生中取り
香あり。ボリュームのあり方は陸奥八仙の好きなイメージ。

先日の「若手の夜明け」に引き続き。
前回お会いした中で、試飲していなかったものを頂きました。
品質の高さは折り紙付きですね。
香もあって、旨味もあって。
また落ち着いて飲みたいものです!

【 山梨・笹一酒造 】

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117:☆3.7/♪●
山梨:さ々一・純米吟醸・無濾過生原酒“美山錦”
ボリュームあるバランス。奥の奥に苦味を感じるが良い酒

118:☆3.5/♪□
山梨:さ々一・吟醸・生原酒“夏吟”
仁丹みたいな香味。苦味。

写真には写さなかったけれど、
夏吟のラベルがなかなかカラフルで目を惹きました。
故に、試してみた2種類。
多摩独酌会定番の
「純米吟醸・無濾過生原酒“美山錦”」は、
本当、安定した造りの中にあると感じられてなりません。

【 群馬・龍神酒造 】

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119:☆3.7/♪○
群馬:尾瀬の雪どけ・純米“桃色にごり”
酸味ありキュート。甘すぎず酸っぱさがまた美味しい仕上がり

気になったので、最後に頂きました。
桃色にごり系、近年増えましたね。
初手、もしくは気持ちを切り替えたい時とか。
美味しく頂けそうな印象です。
酸味が何とも言えず美味しかったですね。

以上、
ブラインド試飲と同じお酒もありますが、
119種類、試飲させて頂きました。
ありがとうございました!!

そうか。
…種類、と考えると実際はもうちょっと少ないのか。
とは言え、
ブラインド試飲中は、
銘柄の認識なく試飲しているので、
趣が違うと言うことで、119種と書いて載せてしまいます。


それでは、今回のまとめをば。

【 SOJA☆高得点銘柄 】

40:☆4.0
福島:奈良萬(夢心)・純米大吟醸・生中垂れ
80:☆4.0
佐賀:鍋島・大吟醸“山田錦”
108:☆4.0
福島:ロ万(花泉)・純米・生原酒“かすみロ万”

45:☆3.9
山口:貴・純米吟醸・無濾過生原酒“山田錦”
109:☆3.9
福島:花泉・純米・無濾過生原酒

41:☆3.8
福島:夢心・純米無濾過生原酒“夢の香”中垂れ
42:☆3.8
福島:夢心“夏”・純米吟醸“うつくしま煌酵母”
43:☆3.8
山口:貴・特別純米・火入れ20BY
47:☆3.8
三重:而今・純米吟醸・無濾過生“山田錦”
54:☆3.8
群馬:結人(かつらがわ)・純米吟醸・無濾過生“新酒あらばしり”
73:☆3.8
埼玉:花陽浴・純米吟醸・無濾過生原酒“雄町”
78:☆3.8
佐賀:鍋島“風ラベル”・純米吟醸・無濾過生原酒“山田錦”
79:☆3.8
佐賀:鍋島・純米吟醸“赤磐雄町”
85:☆3.8
茨城:来福・純米大吟醸“愛山”
101:☆3.8
群馬:流輝(當選)・純米吟醸・舟しぼり直汲み生
102:☆3.8
群馬:流輝(當選)・純米吟醸・袋吊り生
114:☆3.8
埼玉:鏡山・特別純米・無濾過生原酒“雄町”
116:☆3.8
青森:陸奥八仙・吟醸・無濾過生中取り

僕は今回の出会いとして、
「流輝」が非常に記憶に新しく残っています。
甘味や滑らかさ、水の流れを想像させる造り、香の出方。
好みでした。

【 Ykさん♪高得点銘柄 】

112:♪◎
埼玉:鏡山・純米吟醸・無濾過生原酒“玉栄”

40:♪◎(小)
福島:奈良萬(夢心)・純米大吟醸・生中垂れ

45:♪○
山口:貴・純米吟醸・無濾過生原酒“山田錦”
46:♪○
山口:貴・純米吟醸・無濾過生原酒“雄町”おりがらみ
47:♪○
三重:而今・純米吟醸・無濾過生“山田錦”
51:♪○
福島:あぶくま・純米吟醸・生詰“五百万石”
54:♪○
群馬:結人(かつらがわ)・純米吟醸・無濾過生“新酒あらばしり”
71:♪○
埼玉:花陽浴・大吟醸“八反錦”
72:♪○
埼玉:花陽浴・純米吟醸・無濾過生原酒“山田錦”袋吊るし
76:♪○
佐賀:鍋島・特別本醸造
78:♪○
佐賀:鍋島“風ラベル”・純米吟醸・無濾過生原酒“山田錦”
79:♪○
佐賀:鍋島・純米吟醸“赤磐雄町”
80:♪○
佐賀:鍋島・大吟醸“山田錦”
81:♪○
茨城:来福“スイート”・純米・生
83:♪○
茨城:来福・純米吟醸・にごり“愛山”
86:♪○
徳島:三芳菊・純米大吟醸・生原酒
87:♪○
徳島:三芳菊・純米吟醸・無濾過生原酒“山田錦”亀口直汲
88:♪○
徳島:三芳菊・純米吟醸・無濾過生原酒“岡山雄町”亀口直汲
101:♪○
群馬:流輝(當選)・純米吟醸・舟しぼり直汲み生
105:♪○
長野:豊香(神渡)・純米吟醸・原酒火入れ
108:♪○
福島:ロ万(花泉)・純米・生原酒“かすみロ万”
109:♪○
福島:花泉・純米・無濾過生原酒
113:♪○
埼玉:鏡山・純米・無濾過生原酒“さけ武蔵”
114:♪○
埼玉:鏡山・特別純米・無濾過生原酒“雄町”
115:♪○
青森:陸奥八仙・純米吟醸・無濾過生原酒“えんぶり”
119:♪○
群馬:尾瀬の雪どけ・純米“桃色にごり”

Ykさんの判断基準として肝要なのは、
好みに対して、引っ掛かりがあるかないか…なのです。
後味に苦味を感じたり、
アルコール感がどこかのパートに渡って、
バランスの中、強く感じられると、
「●」以下になる様子。

このリスト、
それぞれがYkさんの好みの味わいを示していると思います。

Ykさんの出会いの中では、
「鏡山」がいちばん大きいでしょうか。
飲んだことがある銘柄、ある程度知っている銘柄なれど、
ラインナップを飲んで、
ほとんどを気に入った蔵元さんでした。
出会うと言うこと、知るということ、
嬉しそうな笑顔、拝見しました。

【 SOJA&Ykさんが共に高得点だった銘柄 】

40:☆4.0/♪◎(小)
福島:奈良萬(夢心)・純米大吟醸・生中垂れ
108:☆4.0/♪○
福島:ロ万(花泉)・純米・生原酒“かすみロ万”
80:☆4.0/♪○
佐賀:鍋島・大吟醸“山田錦”

45:☆3.9/♪○
山口:貴・純米吟醸・無濾過生原酒“山田錦”
109:☆3.9/♪○
福島:花泉・純米・無濾過生原酒

47:☆3.8/♪○
三重:而今・純米吟醸・無濾過生“山田錦”
54:☆3.8/♪○
群馬:結人(かつらがわ)・純米吟醸・無濾過生“新酒あらばしり”
78:☆3.8/♪○
佐賀:鍋島“風ラベル”・純米吟醸・無濾過生原酒“山田錦”
79:☆3.8/♪○
佐賀:鍋島・純米吟醸“赤磐雄町”
101:☆3.8/♪○
群馬:流輝(當選)・純米吟醸・舟しぼり直汲み生
114:☆3.8/♪○
埼玉:鏡山・特別純米・無濾過生原酒“雄町”

好みが違う僕らの結果をまとめると、
以上の10種類になりました。

飲めば飲むほどに、飲む人ほどに味わいの感じ方は違います。
この結果がどなたかの今日の1本を選ぶきっかけになれば、
それは嬉しいです。


基本となる試飲結果リストは、ここまで!
次回、多摩独酌会関係の更新は、
ブラインド試飲の比較になります!

もう少し、お付き合いくださいませ!!

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2010年4月22日 (木)

第63回多摩独酌会 ブラインド試飲結果(2010年4月18日・聖蹟桜ヶ丘アウラホール)


Ykさん、初参戦!!

40種類のブラインド試飲に挑む!

それは、
語り尽くせぬ日本酒、楽しみの世界!


前回参加が第59回。
その後は、急な出張、急な体調不良などあり、
行きたくても行きたくても参加が出来ない状態にありました。

満を持しての第63回。
無事に当日を迎えました。
しかも、Ykさんと一緒の参加です。

今回、3時間で119種類の日本酒を試飲させて頂きました。

Ykさんは、これまでに松本での試飲会や、
ウィスキーマガジンライブなどを経て、十分に経験値を積んでいた様子。

行く事が出来なかった時間は、
何ひとつ無駄ではなかったと知ります。

この「勉強会」を無事にやり切ったこと、素晴らしいの一言です。

僕が初めて参加した多摩独酌会は、
2005年9月18日、
第47回「長野の旨い酒を堪能する」でした。
愛する故郷、
信州がテーマであるにも関わらず、
勝手が分からないまま、
ブラインド試飲の半分も回る事が出来ませんでした。
それはとても悔しい思い。
目の前に、楽しさがいっぱいあるのに、
それを楽しみ尽くせなかった!

初めて参加したYkさんは、
自分の中の「美味しい」を求め、
40種類、試して行きました。
テイスティング・マラソンの完走、お見事でした。

ブラインド試飲は、
銘柄が全て目隠しされた状態で、
日本酒と向き合います。

好きな蔵元の意外性に気付いたり、
嫌いな蔵元に大きく○を付けたり、
先入観を取り払って、
自分の好きな日本酒を、より深く知る事が出来ます。

第63回多摩独酌会、楽しんで来ました!

ブログ前半、
ブラインド試飲結果の回!

( 後半は蔵元ブースの試飲リストです )


【 第63回 多摩独酌会 】

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【 テーマ:飲むカタログ、新酒蔵比べ 】

~ 名うての地酒蔵が挙って参加する蔵元鑑評会 ~

【 利き酒ブース 】
フルブラインド : 40種の冷酒ブラインド

リスト中、
「☆」マークは、SOJAの試飲得点です。
5段階評価で、基準を☆3.5に取ります。
☆5.0が「たいへん好みである」となり、
☆0.0に近付くほどに苦手と感じた日本酒になります。
☆4.0以上は、よほど気に入った場合に付ける事にしました。
☆3.0以下は、よほど苦手な場合に付ける事にしました。
☆は、思うままに気分のままに付けていきます。
利き酒と言うよりも、ただ、なんとなく…です。
体調もあるでしょうし、
前後のお酒の雰囲気によっても、
印象は変わって来ると思います。
そして、個人の舌の好みによって印象は大きく違う事でしょう。
あくまで参考までに。
銘柄下の感想は、SOJAの感想が書かれています。
Ykさんの声までは、メモする事が出来ませんでした。

「♪」マークは、Ykさんの試飲得点です。

(好) ◎>○>●>△>▲>□ (苦手)

上記、式の様に記号が変わって行きます。
Ykさんも、口にしてみて味わって、
思いのままに点数を付けて行きました。

自分とYkさんの点数を並べてみることで、
「自分だけが好きな銘柄」
「相手だけが好きな銘柄」
「双方、好ましいと思う銘柄」が分かります。

それでは以下、

SOJAとYkさんのブラインド試飲リストです。


1:☆3.7/♪□
群馬:流輝(當選)・純米・舟搾り火入れ
米の浅さもまた良い。やや後半切迫感、キリキリ

2:☆3.5/♪▲
神奈川:天青“風露”・特別本醸造・しぼりたておりがらみ生
平坦で、もっとアグレッシブさがあると好みかも

3:☆3.4/♪□
新潟:八海山・本醸造
酸い。胡桃の香で、少し綺麗

4:☆3.5/♪□
秋田:一白水成(福禄寿)・特別純米・ささにごり生
のんびり含み味で、少し香あり

5:☆3.6/♪▲
京都:玉川・山廃純米
含むと桃やバナナの香も出て来る

6:☆3.7↑/♪▲
新潟:嘉山(越乃梅里)・特別純米・無濾過生原酒“越端麗”
胡桃、甘く濃い。山廃、熟成系?

7:☆3.6/♪▲
栃木:仙禽・純米吟醸・中取り無濾過生原酒“とちぎ酒14号”
ザラリ。辛く強い?でも、平坦さもあり

8:☆3.7/♪○
茨城:来福“スイート”・特別純米・生“若水”
甘く旨く!ほっくり栗の香?

9:☆3.8/♪△
長野:鼎(信州銘醸)・純米吟醸・生
平坦なオレンジ

10:☆3.9/♪△
福島:飛露喜・特別純米・生詰
米味。キリリとした部分もあり、その中で水の透明感も感じられる

11:☆3.7/♪△
長野:佐久乃花・純米吟醸・無濾過生原酒“Spec.d”
香あり、酸あり

12:☆3.6/♪□
長野:豊香(神渡)・純米吟醸・生原酒
獺祭?味のグラフは全て中間を指す感覚

13:☆3.5/♪△
長野:水尾・特別純米“金紋錦”
甘めでザラメっぽい熟れた香もする

14:☆3.7/♪●
東京:屋の守(金婚)・純米・無濾過生中取り
香良い、綺麗な雰囲気

15:☆3.6/♪□
群馬:結人(かつらがわ)・純米吟醸・無濾過生“直汲”
炭酸感あり。バランスもあり

16:☆3.6↑/♪□
山口:獺祭・純米大吟醸50・火入れ
香少なめ。↓の日本酒をとても大人しくした感じ

17:☆3.6/♪○
徳島:三芳菊・純米吟醸・生“岡山雄町”
果実ジュース。炸裂する。パイン系の香。ラスト、ややくどいか

18:☆3.6/♪□
高知:久礼(純平)・純米吟醸・生あらばしり“どくれ”
発泡系。酸先行

19:☆3.7↑/♪△
山形:十四代・純米・中取り生詰
香はあるけれど、ややのっぺりとした感じも

20:☆3.8/♪○
東京:紅龍(多満自慢)・純米吟醸・生
バランス良い。香高い系統、キレイ

21:☆4.0/♪○
長野:麻輝(川中島幻舞)・純米吟醸・無濾過生原酒直汲み中取り
米味、ボリューム感、丸くまろやか。美味しい

22:☆3.6/♪□
岐阜:鯨波・純米吟醸・無濾過生原酒
苦、渋、灰色、褐色、ガラガラとしたイメージ

23:☆3.7/♪△
福島:ロ万(花泉)・純米“かすみ”生原酒
セメダインぽい香にプチプチとした感触、水のイメージが深い

24:☆3.3/♪□
群馬:龍神(尾瀬の雪どけ)・純米吟醸“亀の尾・喜八スペシャル”
苦味強い。苦手。マヨネーズみたいな印象

25:☆3.4↓/♪□
山形:白露垂珠(竹の露)・純米吟醸・火入れ“美山錦”
蜜系。軽い印象もあり、ややバラバラとした感じ

26:☆3.5/♪□
福島:天明・純米吟醸・生“瑞穂黄金”
米味。まったり。含んで香を感じる

27:☆3.6↑/♪●
青森:陸奥八仙・純米吟醸・無濾過生原酒“えんぶり”
渋味を前半に感じるが、後半にバランスの良さを感じる

28:☆3.5/♪□
埼玉:花陽浴・生もと純米吟醸・生原酒“さけ武蔵”
ニガヨモギっぽいイメージが。じんわり辛い甘いを繰り返す

29:☆3.6/♪□
和歌山:超久・純米吟醸“備前雄町”
しっとり甘苦。強い感じ。アルコールっぽい

30:☆3.7/♪△
佐賀:鍋島・純米吟醸・生“風ラベル・山田錦”
米、酸、勢いあり。好みである

31:☆3.4↓/♪□
山形:三十六人衆・純米大吟醸・火入れ
ウィンナーのゆで汁、スモーク

32:☆3.5/♪△
福島:あぶくま・純米吟醸・火入れ“山田錦”
平坦、炭の香の様な淡い苦さ、すりガラスの様な

33:☆3.5↓/♪▲
福島:奈良萬(夢心)・夏の純米吟醸
食中酒系。ささやかに辛口系?大きなインパクトはない

34:☆3.6↑/♪○
埼玉:鏡山・特別純米・無濾過生原酒“雄町”
パイン系の香。うっすらとキレイに伸びる。苦味なし

35:☆3.5↑/♪□
岡山:大典白菊・純米吟醸・生“雄町55”
セメダイン系、アルコール系の香。強くキーンとする感じ

36:☆3.5↑/♪△
山梨:さ々一・純米大吟醸・無濾過生袋吊るしおりがらみ
香があるが同時に苦味も膨らんでくる感じ

37:☆3.6/♪▲
鳥取:縁や“千代むすび”・純米吟醸・あらばしり生
枯れた感じ、熟れ、熟成、苦味

38:☆3.7/♪○
山口:貴・純米吟醸・中取りおりがらみ生“雄町”
華やぎ前半にパッと出る。発泡の勢いもあるか。パンチ力も持っている

39:☆3.8/♪△
大阪:さか松(浪花正宗)・純米大吟醸
好み。バランス、程々の勢い

40:☆3.7↑/♪△
三重:而今・純米吟醸・無濾過生原酒“山田錦”
バランス良い。勢い、インパクトはやや少なめ

以上、40種類でした!


【 第63回多摩独酌会・試飲結果 】
【 人気の出品酒・Best 3 】

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会場全体のアンケート結果はこちら!

第1位・来福
第2位・鼎(信州銘醸)
第3位・仙禽

【 SOJA☆高得点銘柄 】

9:長野:鼎(信州銘醸)・純米吟醸・生

10:福島:飛露喜・特別純米・生詰

20:東京:紅龍(多満自慢)・純米吟醸・生

21:長野:麻輝(川中島幻舞)・純米吟醸・無濾過生原酒直汲み中取り

39:大阪:さか松(浪花正宗)・純米大吟醸

☆3.8で区切ると以上、40種類中5種類。
意外な部分、納得の部分ありました。
「飛露喜」は、居酒屋さんで見掛けても、
あまり注文しないけれど、
多摩独酌会では、良い点数を付けることが多い蔵元。
「麻輝」は昔から好きな銘柄で、
長野のこのお酒を今回、
ブラインドでいちばん良い点数を付けることが出来たのは嬉しかったです。

☆3.7で区切った場合には、
後の蔵元試飲でも好ましいと思った銘柄が増えます。
来福や花泉、屋の守、鍋島、貴、而今など。

【 Ykさん♪高得点銘柄 】

8:茨城:来福“スイート”・特別純米・生“若水”

17:徳島:三芳菊・純米吟醸・生“岡山雄町”

20:東京:紅龍(多満自慢)・純米吟醸・生

21:長野:麻輝(川中島幻舞)・純米吟醸・無濾過生原酒直汲み中取り

34:埼玉:鏡山・特別純米・無濾過生原酒“雄町”

38:山口:貴・純米吟醸・中取りおりがらみ生“雄町”

以上、40種類中6種類。
「鏡山」や「貴」など、
Ykさんが普段好みだと言う蔵元が入っているあたり、
先入観なしに両蔵は好きな様子。
ブラインド試飲結果を見る前の段階、
後半試飲を含めた全111種類中、
いちばん高い点数を付けた銘柄「鏡山」が入っていたのは、
よほど好みを利き分ける力があるのだな、と感じられました。

【 SOJA&Ykさんが共に高得点だった銘柄 】

僕とYkさんの好みは、
普段、飲んでいても大きく違います。
そんな中で40種類のうち2種類が共に高得点でした。

20:東京:紅龍(多満自慢)・純米吟醸・生

21:長野:麻輝(川中島幻舞)・純米吟醸・無濾過生原酒直汲み中取り

信州の酒蔵を巡る「信州SAKEカントリーツーリズム」にて、
「川中島幻舞」の「酒千蔵野」には立ち寄る事が出来るでしょう。
遊びに行く日も、また楽しみになる結果でした!


以上、
第63回多摩独酌会、ブラインド試飲結果一覧でした!!

蔵元ブースの試飲結果に続きます。

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2009年5月11日 (月)

第59回多摩独酌会・蔵元ブース試飲結果 後半(2009年4月19日)


This is tasting event of Japanese Sake.

The SAKE that they brewed in the
SAKE-brewery is poured face to face for us.


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2009年04月19日・聖蹟桜ヶ丘・アウラホール

【 第59回 多摩独酌会 ~20BYの仕上がりと春の酒を堪能する~ 】

ブラインド試飲を終えて、残り時間は蔵元ブースを回ります。
その後半。

【 佐久乃花 / 佐久の花酒造 / 長野 】

Cimg5377

86:☆4.1
長野:佐久乃花・大吟醸・無濾過生原酒
まさに鑑評会系出品酒の酒質。
単純にそう言った大吟醸らしい特長。ひとごこち+18号酵母

87:☆3.8
長野:佐久乃花・辛口吟醸・無濾過生原酒
強い酒。しっかりしていて負けん気が強い。
佐久乃花らしいパワーとキレ

88:☆3.8
長野:佐久乃花・純米吟醸・無濾過生原酒“Spec D”
酸あり。香がしっとり丸く華やか。
落ち着き出して来ていて美味しい。
長野県酵母Dらしい雰囲気…とはちょっと違うかな

89:☆3.9
長野:佐久乃花・純米吟醸・無濾過生原酒
酸あり。旨味あり強くあり、
後半の持ち味、強さが生命、息づくものを感じさせる

そう言えば、このブースにいる時に、
ゴールデンウィーク中に、
長野県にサイクリングに見えられる方に出会いました。
長野県、堪能されたでしょうか。
だとすると嬉しいのですけれど。

大吟醸や「よよぎ」でよく出会う
「辛口吟醸」が美味しいのは元より、
今回は純米吟醸無濾過生原酒の美味しさを再発見した感じでした。
美味しいって知っているけれど、
更に美味しいと言うか、馴染むと言うか。
強い香気性で強く印象に残る大吟醸と相反するように、
上記順で飲んで行った最後に、
「あぁ、うめぇなぁ」…腰を落ち着けて飲みたくなる、
試飲会中で気合を持たせているのに、
その肩の力を抜き取ってしまう様な美味しさ。
…定番酒、美味しい定番酒とはこう言うものを言うのかも知れません。
人それぞれ…に違いはありませんが。

【 仙禽 / 仙禽酒造 / 栃木 】

Cimg5378

90:☆3.8↑
栃木:仙禽・純米大吟醸・無濾過生原酒中取り“雄町”
甘く涼やか。受け入れられ易いタイプの雰囲気。
栃木県酵母系TFとデルタの組み合わせ。

91:☆3.8
栃木:仙禽・純米吟醸・無濾過生原酒“亀の尾”
酸味あり。甘さがありまとまり、香の良さあり

92:☆3.8
栃木:仙禽・純米吟醸・無濾過生原酒“雄町”
↑と米違い。けれど香の質が全然違う。
イキイキと美味しい生原酒って感じ

93:☆3.8↓
栃木:仙禽・純米・無濾過生原酒中取り“八反錦”
だいぶカプロン酸系の雰囲気。
味は辛くしっかり酸が生きていて、甘みが少なくドライ

94:☆3.8
栃木:仙禽・生もと純米吟醸“亀の尾”
バランス良い。前に出る生の雰囲気が、
全体の甘みの中にしっかり落ち着く

珍味んさんと一緒にブースの前へ。
珍味んさんが、
「そう言えば、亀の尾ってみんな緑だよね」と教えてくれます。
おおっ、確かに!!
この「仙禽」さんだけでなく、
「亀の尾」と言うお米を使ったボトルのラベルって、
何だか緑色のイメージがあります。偶然なのでしょうか?

今回、生酒が多く、
それはそれですっごく美味しくて良いのだけれど、
だからこそ、
これらの火入れ酒も飲んでみたくなりました。
火入れをして落ち着いて、
より香を感じられたら、僕はきっと好きな感じだと思うのです。
飲んでみたいなぁ。
次に出会う日が楽しみになりました!

【 小左衛門 / 中島醸造 / 岐阜 】

Cimg5379

95:☆3.7
岐阜:小左衛門・特別純米・生“五百万石”
水らしく、その先に高い香があり、口中、その先へと入って来る

96:☆3.9↑
岐阜:小左衛門・特別純米・生“信濃美山錦”
バランスが非常に良い。きれいで、
その特長を最大限感じさせる酒質。水の感覚も

97:☆3.7↑
岐阜:小左衛門・純米吟醸・火入れ“山田錦”
まったりまとまり、奥に香がありバランス良く美味しくまろやか

98:☆3.7
岐阜:小左衛門・純米吟醸・生“雄町”三十三号
熟成香。しかし味はたまらなく、
こってり、こく味、片栗粉を融かした様なトロリ感

ワッシーさんとブースの前に。
特別純米“信濃美山錦”…
ワッシーさんがしみじみ笑顔で「これは旨い」と言います。
自分もそう思いました。
飲んでからの伸びが物凄く良いのです。
パワーで引っ張るのではなくて、
なんて言うのでしょうか…
☆3.9の「↑」は、他のどの「↑」よりも大きく、
時間が経つごとに「これは美味しい」と染み込んで来る様。
香だけ、前半だけで切って捨てては勿体無いです。
これも「佐久乃花」の純米吟醸・無濾過生原酒と一緒で、
なんて魅力的なお酒として記憶に残る事でしょう!
綺麗さがいつまでもキラキラと残っています。
砂漠の中で水を飲んだなら、こんな感じか。
“あぁ、なんとも旨き酒よ!”と感じられるものでした。

【 屋の守(金婚) / 豊島屋酒造 / 東京 】

Cimg5381 

99:☆3.7
東京:屋の守(金婚)・純米おりがらみ生“八反錦”
ミルク、酸、美味しい!
美味しいおりがらみのお酒って感じがする。良い例、良い米味

100:☆3.6
東京:屋の守(金婚)・純米吟醸・無濾過生原酒“八反錦”
やや渋く辛くアルコール感あり。
それが良さであり若く若さがあり。後味、どこか物足りなさが残る

101:☆3.6↑
東京:屋の守(金婚)・純米・無濾過生中取り“八反錦”
イキイキと強く美味しい。
元気が合って綺麗にメリハリあり。…ちょっと元気過ぎるかも

102:☆3.7
東京:屋の守(金婚)・純米・火入れ19BY“八反錦”
コク、しっかり酸が残っていて旨い。
薄いココア感。熟成正解

全「八反錦」…そして美味しかった。
長野県にいれば、ほとんど目にする事がない酒米ですが、
良いお米なのだなぁ…と感じないではいられません。
お米だけでなく、もちろん造りも。
このお酒も今後の経過を見てみたいです。
まだ若い部分があるとして、
それが夏頃には秋頃には…どう変化しているでしょうか。
昨年の秋頃、
「屋の守」の新発売の「生」を「よよぎ」で飲んでいますが、
すこぶる美味しかったのを記憶しています。
その期待が伺える今回の試飲でした。

【 翠露(舞姫) / 舞姫酒造 / 長野 】

Cimg5382

103:☆3.5
長野:翠露(舞姫)・純米吟醸・生中取り袋しずく“美山錦”
初めて飲んだ頃のイメージに近いか。
感じる辛さが美味しい。どこか喉に落ち着かないか?

104:☆3.5
長野:翠露(舞姫)・純米吟醸・生中取り袋しずく“雄町”
じっとりとした感じ。味は良い

105:☆3.5↑
長野:翠露(舞姫)・吟醸・火入れ“雲の峰”山田錦
中間良い。後味がやや残るか。
もう少し勢いがあるとなお好き。まだ若い?濁るイメージ

106:☆3.4
長野:翠露(舞姫)・純米・生詰“美山錦”
ミルク感のまとまりが少し足りない。
酸が散る?渋味や苦さを感じる。空気に触れて変わって行きそう

107:☆4.0
長野:翠露(舞姫)・大吟醸・中取り
美味しい。香が良く、飲み手に伝わり易く、
旨さもあってコクもある。18号酵母

頑張って欲しいと…本当に願います。
それは出来ると思うし、それが出来ると思います。
今年のお酒も良いけれど、
去年から貯蔵してある…のかな……
そうした熟成酒も1度飲んでみたいと言う事に気付きました。
舞姫にしても翠露にしても、
熟成系飲んだことがありません。
どんな感じに時間と共に仕上がって来ているのでしょうか…。

【 鏡山 / 小江戸鏡山酒造 / 埼玉 】

Cimg5383

108:☆3.8
埼玉:鏡山・純米・無濾過生原酒“さけ武蔵”
甘く旨くしっかりしている。トロミあり強く、全体にまろみ、包む

109:☆3.9
埼玉:鏡山・純米・無濾過生原酒“雄町”
優しい甘み、美味しい。まったりさも持ち合わせ強い酒でもある。
バナナみたいな余韻。18号酵母

COEDビール…
コエドブリュワリーと同じ会社…でしょうか。
同じ川越市の蔵元さん。
HPを見ると、前身である鏡山酒造は、
平成12年に造りを止めているとのこと。
そして、平成19年2月に小江戸鏡山酒造として復活したとのこと。
特に両サイトに記述はありませんから、
関係がないやもあるやも…自分には分かりませんでした。

ブラインド試飲では、
前回、今回と何故か苦手とするのですが、
こうして落ち着いて飲んでみると美味しいです。
甘くて潤っていて力もある感じで。
蔵元さんが元気いっぱいに話しかけて下さいました。
前日、
松本「厨十兵衛」で「鏡山」を飲んだ旨をお伝えすると、
とても喜んでおられました。
ただ、自分のカメラには写真がなく…
お会いしたkuniさんやYAさんが頼まれていたはず。
また今度、
「鏡山」を見かけたら僕も頼んでみたいと思います。

【 而今 / 木屋正酒造 / 三重 】

Cimg5384

110:☆3.8
三重:而今・純米吟醸・無濾過生“八反錦”
酸が上がり、アルコール感がやや強め。力強く美味しい

111:☆3.8
三重:而今・純米吟醸・生“山田錦”
美味しさがすごく伝わり易い。しっかり強く美味しい

112:☆3.8
三重:而今・純米吟醸・無濾過生原酒“五百万石”
甘くどっしりさとキレが共存。パワーがあって、これも強い酒だと思う

113:☆3.7
三重:而今・純米吟醸・生“千本錦”
メリハリがある。元気があり強い力加減でバランスを形作る

114:☆3.7
三重:而今・純米吟醸・生“雄町”
まったりとしたミルクっぽい雰囲気。
落ち着きがありつつ。最後にやや残るか

コメントには「強い」と言う言葉が多いですね。
確かな酒質…という印象。
生命力だったりアルコール強さ…度数の強さばかりの「強い」とは、
今思うイメージでは違い、
もっと前に押し出る推進力に似た、
「もっと俺を飲んでくれー!」と言う勢いに似た潮流を感じます。
たぶん、
これで渋味が残ったり、甘さだけに感想がまとまると、
僕はあまり好きではないのだろうけれど、
推進力がグッと攻め入ってきて運んで行ってくれる感じ。

【 一白水成 / 福禄寿酒造 / 秋田 】

Cimg5385

115:☆3.7
秋田:一白水成・純米吟醸“美郷錦”ピンクラベル
可愛らしい酒質。やや若くポップになり過ぎずにお酒らしさもある。
明るく水や潤いを感じさせる

116:☆3.7
秋田:一白水成・純米吟醸・無濾過生原酒“美山錦”青ラベル
やや渋味があるか。
薄いトロミが折り重なって上手に味があるのに、しっかりキレイ

117:☆3.8
秋田:一白水成・純米吟醸・無濾過火入れ青ラベル
こちらの方がより好み。
味が進み始めていて軽さと旨味が出始めている感じ

118:☆3.8
秋田:一白水成・特別純米・白ラベル
旨味強い香。ミルク系の米感があり、甘みがある。
後半はかなり早く切れ、抜ける

そう言えば、
この「一白水成」や「澤の花」、
6月のはじめに恒例となりつつあるイベントを、
東京で開くそうですネ。
「次世代の日本酒を醸せ!若手の夜明け」…
今年が3回目となります。
6月7日に開くと言うお話をお聞きしましたが、
Web上の検索にヒットしないので、
詳しくは蔵元さんに直接聞かれる事をオススメです。
一白水成、澤の花を始め、
第2回から参照するに、
「日がさ雨がさ」にも紹介されていた「山和」、
楯野川、陸奥八仙、浅間山、白隠正宗、町田酒造など。

松本市「厨十兵衛」でも時折見かける「一白水成」…
程好く綺麗でバランス良い印象です。
今回の試飲でも同様に感じましたっ。

【 陸奥八仙 / 駒井酒造 / 青森 】

Cimg5386

119:☆3.8
青森:陸奥八仙・特別純米・火入れ“漁火”
米の旨味がしっかり美味しい。
優しくも香が奥から戻って来る

120:☆3.7
青森:陸奥八仙・吟醸・無濾過生中取り
香がやや熟成香より。味はとても美味しい。
酸、体共にしっかりとしている

121:☆3.8
青森:陸奥八仙・純米・生“芳醇辛口”
美味しい。しっかりした全体、
辛味はじっとり、芯があり辛味こそが美味しいと思える

122:☆3.8
青森:陸奥八仙・特別純米・生中取り
熟れていて常温の生酒味。
「鶴齢」とは別系統って感じのパワー。イキイキとしか影を持つ

123:☆3.8
青森:陸奥八仙・純米大吟醸・生“華想い”
しっかり美味しいお酒。洋酒っぽい雰囲気、パワー、甘さがある

時間的に最後に立ち寄る事となった陸奥八仙。
2009年のこれまで、あまり触れる事がなかったため、
ここぞとばかりに試飲させてもらいました。
良い印象、残っています。
会もこれで終わり…となれば、
いくつかは「吐き」を用いることなく、美味しく頂きました。
「芳醇辛口」は実に銘に見合う雰囲気。
辛味は確かにあるのだけれど、
旨味も十分強く、しっかり美味しい。
飲ませる味わいが気に入りました。
逆に、飲みやすくまとめていたのは「漁火」で、
今回、このボトルセットだけで、
食のフルコースに応対できるのではないか…と思えます。
一食の時間経過を考えてのラインナップと思えるもの。
食を楽しむ場、
味を楽しむ場、
話を楽しむ場…それぞれのシーンに、
陸奥八仙、ここにありと発して行ける…
そんなメッセージを感じました。


以上、蔵元さま、ありがとうございました!

山形・山形正宗、
福島・天明、
群馬・龍神(尾瀬の雪どけ)、
神奈川・天青…までは回れせんでした。残念。


さて、3回に分けて書いてきました、
第59回多摩独酌会結果リスト、以上になります。
読んで下さった皆様、ありがとうございました!

そう言えば、
Googleで「多摩独酌会」で検索すると、
わりと早い順で当ブログ「酒 宗夜」が出て来る様子。
嬉しい発見でした。

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2009年5月 9日 (土)

第59回多摩独酌会・蔵元ブース試飲結果 前半(2009年4月19日)

  ・

This is tasting event of Japanese Sake.

The SAKE that they brewed in the
SAKE-brewery is poured face to face for us.


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2009年04月19日・聖蹟桜ヶ丘・アウラホール

【 第59回 多摩独酌会 ~20BYの仕上がりと春の酒を堪能する~ 】

ブラインド試飲を終えて、残り時間は蔵元ブースを回ります。
その前半。

【 藤娘 / 藤娘酒造 / 高知 】

Cimg5367

56:☆3.6
高知:藤娘“友”・特別純米“雄町”一年熟成
沢庵っぽい香。3℃瓶熟成とのこと。
軽めで程好く酸味も良い感じ。
まだ少し苦味や渋みを感じるので、
もう少し熟成したい

1種のみの参加。
「よよぎ」の大将からも聞いた名前であったから、
もう少し他のボトルも試飲してみたかったなぁ…と思う次第。

【 嘉山(越乃梅里) / 小黒酒造 / 新潟 】

Cimg5368

57:☆3.5
新潟:嘉山・特別純米・無濾過生原酒“越淡麗”
温度が高いこともあり、甘く重くまろやか。
高香気系の雰囲気。
冷えると重さも甘さもピントが合って来る。1801酵母

初めて聞く銘柄でした。
調べてみると「越乃梅里」…とのこと。なるほど。
ちなみに帰りにお土産でもらった「ぐい呑み」、
「越乃梅里」のロゴが入っておりました。
ありがとうございます~。

【 鍋島 / 富久千代酒造 / 佐賀 】

Cimg5370

58:☆4.0
佐賀:鍋島・純米吟醸・無濾過生原酒“風ラベル”
バランス良く、パワーあり、厚く、甘く香もあって文句なし

59:☆4.0
佐賀:鍋島・吟醸“サマームーン”
若くもないが熟れ切ってもいない。
バランスがあり肩の力を抜いて楽しめる感じ。
山田錦、加水15度設定

60:☆3.9
佐賀:鍋島・純米吟醸“雄町”火入れ
サマームーンのあとだからか、やや重く感じてしまう。
良い熟成があり、旨い。香がハッキリしている

61:☆3.9
佐賀:鍋島・生もと純米“A”
酸あり。ゴツい。香が↓と比べて頑張っている感じ。
香が上手に伸びる。
熟成せずともすぐ飲める感じ。
日本酒度+6、酸度2.2とのこと

62:☆4.2
佐賀:鍋島・生もと純米“B”
ミルク系、まだ熟れ切ってはいないが実にナチュラルなイメージ。
力のあるお酒。
とても美味しい。少し時期が過ぎたリンゴの様。
生きた酒。常温が適温。日本酒度-7、酸度2.4とのこと

初挑戦の生もと、かなり良いです。
面白いです。どんなリリースになるのか、すっごく楽しみ。
Ykさんお気に入りの銘柄。
自分が好きな蔵元さんがどんな方か興味を持ってもらえたみたいで、
Ykさんの為に写真を撮らせて頂きました。

【 貴 / 永山酒造場 / 山口 】

Cimg5371

63:☆4.0
山口:貴・純米吟醸50“山田錦”火入れ
酒が生きている心地。美味しい。
バランス良く、またどこか可愛らしくキレイで上手

64:☆3.7
山口:貴・純米吟醸“山田穂”火入れ
落ち着いた酒質。かすかに苦味、
香や味わいに静けさを感じる

65:☆3.8
山口:貴・山廃純米吟醸“雄町”
メロン、カプロン酸系の香味。
まったり、かつ清澄。
乳酸系の味がゆっくりゆっくりと伸びてくる

「貴」の山廃はひと味違う気がします。
「山廃!」として抱く飲み難い雰囲気とは無縁。
今回、「山廃」と聞いたから、そう書いているけれど、
言われなければ、やや熟成し始めている、
まとまりのあるお酒と思っていました。
日本酒を飲み始めた頃、
熟成酒の美味しさに馴染む前、
とりあえず「山廃」と言うものを飲んでみて、
「???」と思いました。
それからまた味覚も変わっているのだろうけれど、
それをそれとしても、触れ易い山廃のお酒だと思います。
滋味深い。
ナチュラル。

【 東鶴 / 東鶴酒造 / 佐賀 】

Cimg5372

66:☆3.7
佐賀:東鶴・純米吟醸・生
麦わらの香。味は乗りつつある感じ。
秋口が楽しみ

67:☆3.8
佐賀:東鶴・特別純米・火入れ
これも特有の香がある。
↑よりアッサリした感じは火入れだからか。
辛味もありキリッとしている

急遽参加が決まった蔵元さん…とのこと。
小山商店で取り扱いのない銘柄ですが参加でした。
蔵元さんは「貴」で働いていたこともあるみたいデス…
…とは、むぁさしさんが山口に遊びに行った際に、
「貴」の蔵元で見たことがある…なんてお話の流れから。

今も良いのだけれど、
この先の熟成、気になります。
あとは食との楽しみ。
これからまた知って行きたいと思えますネ。
今回のお酒はどちらも9号酵母。

【 豊香 / 豊島屋 / 長野 】

Cimg5373

68:☆3.7
長野:豊香(神渡)・純米・無濾過生原酒中汲み
甘くトロミあり。生きていて旨い。
バランスあって上手。重過ぎない

69:☆3.8↑
長野:豊香(神渡)・純米吟醸・無濾過生原酒中汲み
高めの香。これもバランスあり美しさも持つ。
甘みのほぐれが良い。柔軟

70:☆3.7
長野:豊香(神渡)・純米・生原酒
↑の中汲み系に比べるとキラキラした栄えが足りないか。
程好い甘み、強過ぎない。バランスあり

71:☆3.8
長野:豊香(神渡)・辛口吟醸・生
アッサリ系ではあるが芯が太い。
優しく柔らかく、けれど後半から辛口系の盛り上がり

72:☆3.8
長野:豊香(神渡)・純米“絹ごし”
熟成香。しかし味はすごく良い。
美味しさがしっかりしている。燗酒向けだけれど常温もね

今年、「豊香」は出来が良いと思います。
自分は美味しいと思います。
去年の造り、力強くパワーがありました。
その分、ひとくち目からその先に伸びて行きにくい。
甘い、そして重いとする方も居られた様に感じます。
それはそれで好む部分も多く好きでした。
今年は更にキレ、澄んだ雰囲気、次に繋げる飲み易さも感じます。
中汲みシリーズの一発目の美味しさ、
辛口吟醸や絹ごし純米の落ち着きなどのバラエティも揃え、
益々、楽しみな蔵元となっていると思います。
今年も夏吟醸、写真の様な涼やかなボトルで発売するとのこと。
良い出来と聞きます。楽しみ!

【 結人(かつらがわ) / 柳澤酒造 / 群馬 】

Cimg5374

73:☆3.7
群馬:結人(かつらがわ)・純米吟醸・無濾過生“新酒あらばしり”
一瞬セメダイン系の香。
渋味を先端だけ感じ…るが瞬間抜けて行く。
軽くライトに小突いてくれる。
もう少し濃く感じられると好みジャスト

74:☆3.6
群馬:結人(かつらがわ)・純米吟醸・無濾過生“中取り”
香はよく口中膨らませた中に。
やや苦く早いか。やや口の中に残る渋味も感じる。硬いか

75:☆3.8
群馬:結人(かつらがわ)・純米吟醸・無濾過生“亀口直汲み”
シュワッと元気。香も伸びる。
今もまたこれからの夏にも心地の良い雰囲気。爽やか

76:☆3.7
群馬:結人(かつらがわ)・純米吟醸・無濾過火入れ“五百万石”
若々しく元気。心地好い火入れ酒。
香は控えめ。けれどアッサリし過ぎない

77:☆3.8
群馬:結人(かつらがわ)・特別純米・無濾過火入れ
好きなタイプの熟れ方。
バランスよく美味しいと思う。ミルク系のまろみ、こってり感

「厨十兵衛」で見かけると必ず頼みたいと思う銘柄のひとつ。
現段階、そして夏頃と追って行くときっと楽しいと思います。
それぞれ設計段階から異なる、
「あらばしり」「中取り」「亀口直汲み」シリーズは、
「結人」を知る上で飲んでおきたいと感じさせるものでした。
そしてまた火入れしたお酒も晩酌に適する落ち着いた雰囲気。
燗酒に向くもち米4段仕込み「かつらがわ」ほど濃くはありませんが、
だからこそ、優しい雰囲気と味わいの醍醐味が食の友になりえると思います。

【 あぶくま / 玄葉本店 / 福島 】

Cimg5375

78:☆4.3
福島:あぶくま・純米吟醸・火入れ“雄町”
柔らかい!なんだこの柔らかさ!
湧き上がってくる美味しさ!優しく美味しい!!

79:☆4.0
福島:あぶくま・純米吟醸・無濾過生詰“山田錦”
香はしっかり沈む。これ、飲んで美味しいお酒だなぁ。
上手に落ち着いている感じ

80:☆4.0↓
福島:あぶくま・純米吟醸・無濾過生詰“五百万石”
↑にやや渋味を加えた感じだが、
それはまた味と呼ばれる感じかも。それすらも上手と思える美味しさ

81:☆3.8
福島:あぶくま・大吟醸・袋吊り火入れ
生まれて来る浅いパイン香。綺麗で芯が太く柔らかく。
どこかアルコールっぽい香も。まだ早い?

思わず「☆4.3」を。
いや、なんて言うか…気に入りましたネ。
美味しいと言う感覚ももちろんあるのですが、
酒質が体に合うと言うか……
そのわりにブラインドではあまり良い点数ではないのですが。
イメージとして、“恵方巻を飲んでいる”感覚なんです。
実に太い。
けれど柔らかく美味しい。
満足できる。
僕と好みが違うYkさんも美味しいと思うのではないか…
…そう感じました。
生原酒よりも火入れ酒、落ち着きと香気を好み…
その観点から言えば、
きっと美味しいと言ってくれるのではないか…と。
「恵方巻」のイメージは、
何だか幸せそうに思うからデス。飲んでみて。

【 鶴齢 / 青木酒造 / 新潟 】

Cimg5376

82:☆3.7
新潟:鶴齢・特別純米・生“越淡麗”
濃い!しっかり甘く強く旨い。
香が少し苦手だけれど、飲んでグッと届くものがある

83:☆3.6
新潟:鶴齢・純米吟醸・生“五百万石”
香は苦手な熟成香。苦めの香。味は美味しい。
口に含んでしっかり強く甘く。やや残りすぎるか

84:☆3.7↑
新潟:鶴齢・特別純米・生“山田錦”
熟れつつある感覚。味の良さである旨さがまだ足りないか。
含んで出て来る香は良い

85:☆3.7↑
新潟:鶴齢・純米吟醸・生“山田錦”
ミルクっぽい食感。落ち着いていてしっとりどっしり。
パワーはすごい

「風林火山」で出会ったA川さん。
なんと僕の幼稚園時代の友達の弟さんと同級生。
これまで何度となく多摩独酌会で拝見していましたが、
まさか長野の人、
しかも小学校、中学校まで同じだとは思いませんでした。
巡り合わせってすげぇ!

A川さんに「やっぱ鶴齢好きなんですよね~!」と、
連れて行ってもらって試飲でした。
それにしても、
並べると、このパワーはスゴイと思います。
米の生命力をイメージするより、
酒そのものが前に前に出て来る感じ。ゴッツイ!
でも、それが美味しいんですよね。


前半は以上!

後半に続きます。

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2009年4月27日 (月)

第59回 多摩独酌会 「三者三様」(2009年4月19日)


Japanese-Sake blined-sampling comparison table of three people.

多摩独酌会の、
ブラインド試飲結果のリストをまとめました。

各人の好みには違いはあります。
その差を見ること、
先入観のない試飲で、
お気に入りになった日本酒を、
より分かり易く理解するため、
また苦手だとされたものでも、
それは新たな可能性として知るためにも、作成しました。

日本酒の良し悪しを決める、
絶対的な評価ではありませんので、ご了承くださいませ。


【 参加者 】

①くま@牛乳さん
②ケータローさん
③SOJA

【 区分 】

☆   3人が○以上
☆☆ 3人が○以上で、
    更に◎が2人以上

★  3人が△以下
★★ 全員△以下
    更に■が2人以上

【 点数配分表 】

◎=3.9-3.8、
○=3.7-3.6、
△=3.5-3.4、
■=3.3-
①くま@牛乳さん

◎=4.1-3.8、
○=3.7-3.6、
△=3.5-3.4、
■=3.3-
②ケータローさん

◎=3.9-3.8、
○=3.7-3.6、
△=3.5-3.4、
■=3.3-
③SOJA


定番酒を探す : フルブラインド : 45種の冷酒ブラインド       


No.00 l ① l ② l ③ 銘柄 ☆or★

No.01 l △ l ○ l ○ 鶴齢
No.02 l △ l △ l ○ 嘉山
No.03 l △ l △ l △ 村祐 ★
No.04 l ○ l ○ l △ 志太泉
No.05 l △ l △ l ○ 鯨波
No.06 l △ l △ l △ 小左衛門 ★
No.07 l ◎ l ■ l △ 遊穂
No.08 l △ l ■ l △ 大田(半蔵)
No.09 l ◎ l ◎ l ◎ 而今 ☆☆
No.10 l ◎ l ◎ l ○ 篠峯 ☆☆
No.11 l △ l ◎ l △ 車坂(日本城)
No.12 l △ l △ l △ 奥播磨 ★
No.13 l ■ l ○ l ○ 大典白菊
No.14 l ■ l ○ l ○ 九嶺(雨後の月)
No.15 l △ l △ l ○ 本州一
No.16 l ■ l ■ l ○ 王禄
No.17 l ○ l ○ l ○ 貴 ☆
No.18 l ○ l ◎ l ○ 獺祭 ☆
No.19 l △ l ◎ l △ 寿喜心
No.20 l ■ l ○ l ○ 藤娘
No.21 l △ l ◎ l △ 鍋島
No.22 l △ l ○ l ○ 豊盃
No.23 l ○ l △ l ◎ 陸奥八仙
No.24 l ○ l ◎ l ◎ 一白水成 ☆☆
No.25 l ■ l △ l ◎ 十四代
No.26 l △ l ○ l ○ 十四代
No.27 l ■ l △ l △ 山形正宗 ★
No.28 l △ l ◎ l △ 天明
No.29 l ○ l ○ l △ あぶくま
No.30 l △ l ○ l ◎ 奈良萬
No.31 l ○ l ○ l △ 星自慢(喜多の華)
No.32 l ■ l ■ l ○ 来福
No.33 l ■ l △ l △ 仙禽 ★
No.34 l ■ l ◎ l ■ 鳳凰美田
No.35 l ■ l ◎ l ■ 結人(かつらがわ)
No.36 l ■ l ■ l ■ 龍神(尾瀬の雪どけ) ★★
No.37 l △ l ■ l ■ 鏡山 ★★
No.38 l ○ l △ l △ 屋の守(金婚)
No.39 l ○ l △ l △ 紅龍(多満自慢)
No.40 l ○ l ○ l ○ 天青 ☆
No.41 l △ l ◎ l ○ さ々一
No.42 l △ l △ l ○ 鼎(信州銘醸)
No.43 l ○ l ◎ l ○ 佐久乃花 ☆
No.44 l ◎ l ○ l ○ 翠喜(舞姫) ☆
No.45 l ○ l ◎ l ◎ 豊香(神渡) ☆☆

 「 燗酒 」 5種 : 燗にする前   

   
No.46 l - l △ l △ 長生舞
No.47 l - l ○ l ○ 浪の音
No.48 l - l △ l ○ 亀齢
No.49 l - l △ l △ 三十六人衆
No.50 l - l △ l ■ 結人(かつらがわ)

 「 燗酒 」 5種 : 燗にした後       

No.51 l ○ l ○ l ○ 長生舞 ☆
No.52 l △ l ◎ l ○ 浪の音
No.53 l △ l ◎ l ○ 亀齢
No.54 l ○ l ◎ l △ 三十六人衆
No.55 l △ l △ l ○ 結人(かつらがわ)


特に好みが重なったものは、
会場アンケートでも1位のNo.09の而今ですね。
他、篠峯や一白水成、豊香もお気に入りだった様子。

好みが重なるものもあれば、
バラけるものもあり、やはり様々。
自分だけが良いと付けているものもありますしネ。

今回も興味深いリストとなりました!


次は蔵元ブースの試飲結果です!

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