ビール

2018年1月17日 (水)

Hop Frog Cafeで、埼玉・秩父麦酒醸造所“初熊”を。

 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
 
1月6日、松本市駅前大通り、Hop Frog Cafeにて。
 
 
 
 
醸造免許を取得し、醸造を始め、
その記念すべき最初のバッチ、世に送り出されたビールと言うものは、
やはり注目が集まるのでしょうし、是非とも飲んでみたいと思いました。
 
先んじて、
栃木・宇都宮のBLUE MAGICでもイベントがあり、
松本でも、すぐ無くなったそうだけれど、
伊勢町通りの「OLD ROCK」にわずかな時間だけ繋がれ、
年明け直ぐ、1月2日はカエルのお店に、
秩父麦酒の醸造士さんがわざわざ来松されたそうです。
 
んー…これは落語の世界で伺う格言で、
旬を味わう喜びに通じるものだから、
何と言うのか、当てはめてしまって良いか分かりませんが、
よく先達が申しますことには、
「初物は七十五日寿命が延びる」なんと申しまして、
たいへんに縁起のよろしいものでございます…なんて。
 
だから飲みに行きたいのではなく、
是非、飲んでみたいビールだから、興味があるからこそ出掛けて行きたい!
 
ただ、1月2日は家をあける訳には行かず、
「頼む、メニュウに残っていてくれ!売れないでくれ!」
…と、カエルのお店にとっては甚だ迷惑な事柄を願いながら当日を迎えていました。
味わう事が出来て本当に良かった。
 
 
 
旬のクラフトビールが、
常時10タップ接続されているカエルのお店ですから、
YOKOさんとふたりで出掛けて行ったのならば、
それぞれ別のものをお願いして、
より多くの液種を楽しみたいものです。
けれど、2018年の1杯目、気分が高揚する1杯に、
この「初熊」を飲みに来ているのですから、
ふたり揃って1杯ずつ飲み干したいな…と考えました。
 
普段、更新している写真ですと、
色が似ていて、中身は別…なんて事が往々にしてありますが、
今回ばかりはどちらも初熊であります。
 
 
秩父駅近く、秩父麦酒醸造所が醸す“初熊”、
ホップ「カスケード」を使ったペールエールで、
ABVは4.0%となっております。
“いきなりスマッシュ”とは、
おそらくは、醸造1発目からスマッシュ仕込みですよー…
…の意味ではないでしょうか。
「SMaSH」を正しく表記するならば略語ですから、
「S.M. and S.H.」が正しいでしょうか。
「Single Malt and Single Hop」の略になります。
モルト(麦芽)もホップも単一のもののみを使う…と言うことですね。
双方に様々合わせて複雑さを出すこともありますし、
単一だからこそキャラクターが出易いと言うこともあるでしょうし、
醸造士さんの個性も、また作用して来るものだと思います。
 
 
初熊、
メモの書き出し、第1印象には、
 
甘味、深味、モルティ、フィニッシュで膨らむ…
 
…としました。
正確に書くと「フィニッシュで膨らむ」部は、
「後半すごい!!」と書いてあります。
 
YOKOさんは、「スッキリしてるね」とのこと。
 
シンプルな味わい、スマートでとても飲み易く、
ゴクゴクと飲み進められます。
そうして飲んだら飲みやすいのに、
ゆっくり飲む、味わって飲むならば、ちゃんと余韻に楽しみがある…
…と言うのは、飲むと言う一連の動作の中で、
それを繰り返す際に、楽しみの多いビールと言えるのではないでしょうか。
 
苦味もホップの力があるからこそ生まれた味わい…と感じます。
炭酸で苦いとか、甘味のバランスを欠いて苦いとか…
そう言うものではなく、適度なホップによる苦さを感じられるもの。
 
その後、Instagram上だったか、
ゆ~さんとも意見が合致したのですが、
「ドリンカブル」と言う言葉も合うものだと思います。
飲みやすく、親しみやすく。
この最初の1杯を以って、秩父麦酒は世界に羽ばたいて行くのですが、
そのスタートダッシュを軽快に始められそうな…
…なんて思う事が出来る“出会いの1杯に似合う”と感じました。
 
秩父麦酒では現段階では少量…とのことですが、
ボトリングもされているので、
ウイスキーや日本酒、ビールと揃う秩父の街は、
きっとより賑やかになって行くだろうな…と感じさせます。
直営店かどうか…
そうした経営の背景までは存じませんが、
西武秩父駅、御花畑駅ブロックと、秩父鉄道秩父駅ブロックの間くらい、
「まほろバル」にて秩父麦酒醸造所のビールは飲むことが出来る様です。
 
松本にもご縁があるならば、量がいっぱい…と言うより、
四季時期、折々に際して、
機会がいっぱいあって、入って来ると良いなぁ…なんて思います。
来年こそ開催されると信じたい、
クラフトビアフェス信州にも来場しないかなー…なんて。
 
これから更なる活躍を見込むことが出来る要チェック醸造所です!
 
 
 

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2017年12月27日 (水)

風林火山で、KIRIN・ハートランド生(中ジョッキ)

 
 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
 
12月23日、松本市松本駅前界隈、風林火山・松本店にて。
 
 
 
 
写真は、“手始め”の粕汁と共に。
これも家の味…お店(たな)の味なんですね。
味噌の雰囲気、アガレヤとも当然に違っていて、
これはこれで美味しい訳でして。
 
えー…
 
こう、一応はお酒を取り扱っているブログでして、
まぁまぁ、専門的なものだと自負がない訳でもないのでして、
大手のビールをこうして掲載する…と言うことは、
あまり考えておりませんでして。
 
そうです。最近になってビールの味は、
ビールそのものの味もさることながら、
提供するビアサーバーによって、カーボネーション管理によって、
また変わって来るものと分かって来ましたが、
大手のビールならば、基本的には日本全国だいたい同じ味なので、
それは自分が書く事ではないな…
だったら、ちょっと珍しいものを取り扱っていたいな、と思います。思っております。
 
僕らにとって、ちょっと特別だったこの1杯目の生ビール。
故に、こうして書いていこうと思うのです。
そう、「風林火山」はシェア率の高いアサヒ・スーパードゥラァァイではなく、
KIRINのハートランドであることもポイント高いです。ありがたい。
 
この日、思惑は色々とあったのですが、
なかなかに裏目に出ながら過ごして来た1日でした。
元々は、上諏訪の「本金」蔵の新酒を買い求めたいと思い、
大町に買いに行こうと考えはするものの、
日曜日に雨の予報が出ていた事から、
YOKOさん提案で、
今日のうちに運動をしておかないといけないぞ、となりますが、
山岳都市・大町では走りやすい場所はないんじゃないか…と言うことで、
信州スカイパークで走って、
岡谷温泉・ロマネットで汗を流して、上諏訪に出掛けようか…と考えます。
だがしかし、せっかくなので、
いまだ行ったことがない、「すわっこランド」に行ってみようと思いつきます。
 
あれ、そう言えば、
以前に4時間くらい掛けて、1周歩いたときに、
「すわっこランド」から駆け出して、
諏訪湖半へ走りに出掛けるランナーさんを拝見した事があるので、
「すわっこランド」駐車の諏訪湖1周(2時間くらい?)からの、
温泉を日帰り入浴で利用する…なんて使い方は出来るのかしら…と、
考えが突き当たります。
 
うやむやに使うのは嫌なので、電話にて問い合わせをしてみると、
問題ない、そうして使ってもらっても良い…と言う事で、
「なら、諏訪湖1周、走っちゃおうか」と言う流れになっていました。
 
いつの間にか、です。
自分はこうして流れを整理するまで、
YOKOさんの走りたさが原因だと思い込んでおりましたが、
ロマネットで良かったものを、
真新しさと変化を求めて、僕がすわっこランドと言い始めたから、
突発、諏訪湖1周ランに発展したんじゃねーか…と思い直しましたね。ええ。
 
これまで、最長でも信州スカイパークの10km走が、僕自身の最大完走距離です。
 
スカイパークに比べて平坦な道なので、行けるかなー…と思っての16kmでした。
途中、2回のトイレ休憩と、
ポケモンGOの接続トラブル関連で少々歩いた区間がありますが、
基本的には、完走できた記念すべき日です。
1時間54分ほど。歩くと走るとでは段違いに時間の掛かり様が違うのですね。驚きました。
 
そこで、このビール。
日本のビールの、しっかり冷やしたところを、グイーッ!プハーッ!と言う。
 
めちゃくちゃ美味しく頂戴したので、ブログにしたためた…
…と言う訳でした。
 
 
 
 
そう言えば、「本金」蔵の新酒、
「すっぴん太一」と「純米うすにごり」は、
家に戻らねばならない時間の関係から当日は諦め、
回りまわって、東京池袋・地酒屋こだまさんから取り寄せる事になりました。
“当初と違う買い求め方”と言う意味では裏目だけれど、
おかげで、奈良萬の必殺“純米中垂れ”や、三千桜のにごりも合わせて手に入るので、
とっても結果オーライとなっていたりします。
 
たけさんトコのホームページ、
入荷速報はもちろん、在庫についても完売など書いてあるので、
すごーく買い求めやすいと思いました。
それだけ数に気を使っていらっしゃるなら、
品質だって折り紙を付けよう…てナものですし、
紹介文も、ちゃんとちゃんと本人の言葉で書いてありますからネ。
「福岡うまかBUY」でも感じた、
「インターネット上でも生きた接客、営業」を、たまらなく感じました。

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2017年12月20日 (水)

Hop Frog Cafeで、アサヒ・スーパードライとTDM1874ブルワリー・B.B.B.

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気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
 
12月16日・松本市駅前大通り、Hop Frog Cafeにて。
 
 
思えば、「小盛り」もカエルのお店であって、
続きますけれども、面白い試みがあったんだから、仕方がないと言うか、
書きたくなっちゃうよね、と言うか。
 
カエルのお店には、ナイトロの設備がありまして。
コーヒーを樽に詰めて窒素充填して専用サーバーから汲み出す…
窒素をまとう事で、その味わいは大きく変わります。
登場して…どれくらいになるのでしょうか。
今では馴染みあるものになった、定着した、
定着する美味しさだった…と言うことが分かりますけれど、
最初、飲んだ時は窒素の発想にも驚いたし、味の美味しさにも驚いたし…。
 
今回は、ナイトロをアサヒ・スーパードライでやっちゃおう!
…と言う試み。もうね、聞くだに飲んでみたくて仕方がなかったです。
コーヒーの例もあるから、
味は変わって感じられるんだろう…とは思うし理解するけれど、
こればかりは実際に口にしてみないと!
 
僕らが到達した翌日、もしくはその日の夜には、
終売を迎えたそうなので、本当に間に合って良かった。
 
YOKOさんも興味があると言う事で、
YOKOさん担当の1杯として注文し、
もう1杯は何となく選んだものでしたが、良い比較になりました。
カエルのお店では、ナイトロと合わせて、
少しの通常版のスーパードライも出して下さったので、
より違いを知ることが出来ました。
 
 
アサヒビール・スーパードライ“ナイトロ”、
「あ、素直に美味しいと思う」…第1の感想はそんな感じで。
隣合うB.B.B.と似たカテゴリになっていると思いました。
大手ビール≠クラフトビールと言う図式がありますが、
味わいはクラフトビール側だと思うんです。
ブラインドでスーパードライを見分けられるか…と問われると、
とても自信を得られません。
味、香、苦味、どれをとっても、数多の飲食店で提供されるそれとは違う。
全てのクラフトビールがIPAみたいなホップ香がある訳ではないから、
そうして判断は出来ないけれど、
でも、ブラインドから選び出すならば、
淡白なビール感とホップ香の印象の薄さを拾い上げれば何とか…
いや、でもやっぱり難しいんじゃないでしょうか。
こう言うスーパードライなら喜んで飲みたい!と思うものでした。
 
通常版は、やや温度を高くして提供されましたが、
甘味が顕著に出ていて、よく冷やした通常のアウトプット例とは、
それだけでも味わいに違いがありました。
ただ、しばらく放置すると宴会後の飲み残しに多い、ネガティブな香に。
 
共に、いつも感じている苦味や渋さが少ない…と思います。
「ビールは苦いもの」…とは、日本における通念通則に感じていましたが、
クラフトビールでは、そんなことは全くないし…と思っていても、
常識に毒されているとでも例えるのか、
「苦くないとビールじゃない」
「苦いとスーパードライ」の様な心持ちでいた事に気付きます。
あぁ、思わずとらわれていたのかしら…と。
 
日本酒だって、甘い辛いを表す指標の日本酒度は、
単純に糖分の割合でしかなくて、
酸度やアルコール度数によって、日本酒度の数値以上に、
甘く、辛く感じたりします。
 
味の個性は、ひとつの指標で表し切れるものではなく、
全要素のバランスであって、
なるほど、スーパードライは苦味渋味の残りで、ドライさを表現して、
温度を冷やすことでマスキングして、
より飲み易さを得ているんだなぁ…と感じました。
飲ませ方まで考えてのスーパードライだし、
だからこそ、飲食店限定で「エクストラコールド」が出て来るんだな、と。
 
比べて、
神奈川・TDM1874 Brewery・British Best Bitter、
B.B.B.の苦さは、始まりから余韻まで続くもので、
しっかりと苦さが際立ち、発泡感とあいまって、
苦味がほどけて行くことが、実に気持ち良く感じます。
軽く甘く、軽く苦くが長く続く。
深く入れた紅茶の様にも思います。
芳しさを湛えていて、苦味が背骨となって、キチッと飲ませてくれる。
 
 
こう言うお楽しみがある…だからこそ、
松本の街へ出掛けていく事が、心から楽しみになる訳です。

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2017年12月13日 (水)

Hop Frog Cafeで、ソングバード“Biere de Garde”、京都醸造“毬子”

 
 
 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことでして。
 
11月4日、松本市駅前大通り・Hop Frog Cafeにて。
 
 
 
 
ストックの中から…
出来たら、ビール関連の記事も日本酒の間に挟み込んで行きたいので。
今、こうしてメモを見直し、記事化のために改めて調べてみると、
これ、意図せず、
どちらも「ベルジャン酵母」を使ったビールだったんですね。
 
僕は頭上のメニュウボードにない、新しく加わったと言う、
「ソングバード」のビールが飲みたくて、
ええと…失礼がない様に誤解がない様に伝わって欲しいのだけれど、
「ソングバードなら、何でも飲みたい!」と思っていました。
松本で、樽生でソングバードビールを飲むことが出来る…と言うのは、
そのビールを楽しんで飲みたい自分にとっては、
外してはならない機会に他なりません。
 
で、かたやYOKOさんはSnow Monkey Beer Liveを経て、
「京都醸造」の美味しさは、よくよく存じているので選んだみたい。
こうして「同じ酵母」で醸したからと言っても、
全く味わいの異なるビールが…そりゃ麦芽などなど、他の原料の差はあれど、
でも、醸造、味わう事への楽しみが増すってものじゃありませんか。
 
 
千葉木更津・Songbird Beer・Biere de Garde
 
ブルワリーのホームページによると、
ABV7%のモルティなアンバーエールで、
しっかりした香、口に含んでのドライさ、軽さが特徴で、
フレンチスタイルのビールだけれども、酵母はベルジャン酵母を使った…とのこと。
 
ワイン様の香を拾います。イメージカラーはルビーの様な光沢の赤。
一口飲んでみても浮かぶ心情は「ぶどう果汁!」と言う感覚。
軽い苦味が後半を締め括りますが、ホップ由来の苦味…と言う様でなく。
爽快なミント、メンソールフレーバー。
サッパリとして全体は感じるのに、余韻はエレガントな差があって面白い。
少し落ち着いて来ると、
とてもナチュラルな風合になって来ます。
苦味も含めて、とても自然な飲み口、一体感。
そこに渋味は加わって来なくて、不思議。
温度が上がって来ると、よりふくらみも加わって、更に美味しく感じました。
 
 
 
京都・京都醸造・毬子
 
ベルジャンIPAで、IBU35、
ABV6.0…とのこと。
 
とてもジューシーで、果汁のニュアンスが溢れんばかりにある。
その厚味、ボリューム感がとても美味しく感じます。
NE系にどこか共通点を感じるようなアグレッシブな美味しさ。
 
 
 
ベルジャン、ベルギー、ベルギー酵母…
うーん、それがどんなものかをこの2本から推察することは難しいけれども、
どちらも、とても特徴的で美味しいビールだったってことは間違いないです。
 
 

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2017年12月 5日 (火)

コンビニで見かけたビールを3種。

 
 
気楽なところで一生懸命…と言うことです。
 
11月29日、自宅での晩酌にて。
 
 
 
 
えー、ものの見事に更新が滞っておりまして。
「小盛り」はバッチリ、毎日更新を続けているのですけれども、
本編がなかなかどうして、進んで行きませんで。
 
もっと端的に書いても良いのかしら。
続かないくらいならば、
短くても続けるべきなんじゃねぇか…って思っております。
ちょっと、ここいら辺りは試行錯誤しながら書いて行きますンで、
どうぞ、またしばらくお付き合いを願っておきますが…。
 
 
コンビニに出かけて行くと、
大手のビールの中に、目新しい缶があって、
「とりあえず、買ってみよう」と言うことで。
クラフトビールブームだと言っても、
ヤッホーブルーイング「よなよなビール」などとは違って、
大手のクラフトビールっぽく売っている商品は、
それでも大手カラーが強く残り、
多種多彩、個性的な現代のクラフトブルワリーシーンとは、
言っても、
どこか乖離しているんじゃねぇか…なんて思っております。
だから、あまり期待して買わなかったのだけれど、
これがなかなか美味しく頂いた訳でして。
端的に捉えるなら、
 
「質問です。もう1回の購入はありますか?」
 
「大いに、アリです!」
 
…と言った具合。
 
 
 
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販売者:ジャパンプレミアムブリュー(株)
製造者:サッポロビール
Innovative Brewer
THAT'S HOP
絶妙のMosaic & Citra
 
グレープフルーツとシトラス、ナシ系の香があって、セッションIPAっぽい。
清涼感もあって、好みです。美味しい。
ABV4.5%で全体的にライトに仕上げてあるけれど、
香のゴージャス感、要素の多さが気に入りました。
サッポロが醸造したのか…と思うと、やはり大手の実力であり、
こうしたビールは、もっとどんどん来い!来て!…とも思います。
 
 
 
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KIRIN'S CRAFTMANSHIP
GRAND KIRIN
WHITE ALE
「白ワインのようなホワイトエール
 ネルソンソーヴィンホップ使用」
 
甘酸っぱい前半と中盤にかけて苦味がベースでしのぶ感じ。
メロンみたいな含み香がある。
小麦が使われていて、ホワイト系要素は持っているはずなのだけれど、
あまりそうした風味は感じない。
透明感の飲み口の後に、苦さと複雑さ。面白い味かも。
白ワインの様、ホワイトエール…と考えちゃうと、
何となく首を傾げがちな雰囲気だけれど、
でも、個性がしっかりあって、大手らしさ、よくあるビールっぽさ、
そうした味わいに慣れた人にも美味しいと拾うことが出来る部分を持ちつつ、
毛色の違ったビールに出会う…と言うイベントには、
適する様にも感じられます。そう、“面白い”って思います。
 
 
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KIRIN'S CRAFTMANSHIP
GRAND KIRIN
IPA
「ホップ愛香るインディア・ペールエール」
 
しっかりホップ香があります。
確かSUNTORYのIPAは、比べてもIPAらしさ、ホップの強さがなくて、
「あぁ、これを“ホップを利かせた味か”と思って欲しくないな…」なんて思ったものでしたが、
しっかりホップが強くて、本来だと苦味がギュンと入って来る所で、
不思議と甘味が広がって来て、不思議な感覚。
当日のTwitterにも、
“ガツンと苦くて救いがない…これがIPAっぽいとしたら、随分と救済措置がある”と記録。
ボディがどちらかと言うと薄く作ってあって、
今回の中では、大手のよくあるビールに、もしかしたら近い発想なのかも。
 
 
以上、3種飲み比べでした。

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2017年11月23日 (木)

千葉木更津・Song bird Beer・ウィート

 
 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
 
11月20日、自宅での晩酌にて。
 
 
 
 
「酸っぱいビール」…として、
我が家のビール大臣、YOKOさんに認識されてしまったソングバード。
 
いや、全くそんなことはないのです。
初めて、家にお取り寄せする時に、僕自身が野生酵母だったり、
特色のあるビールを買い求めすぎた…と言うことでして。それに起因しておりまして。
注文した中でも、
ライ麦を使った「グライゼット」や、この「ウィート」は、
酸味が強くない1本でした。
 
…最後に残ったこのウィート、何となく勿体無くて取り置く形でしたが、
いよいよ以って開栓しましたので、ここに申し上げたく存じまして。
 
当日のTwitterでは、こう書いております。
 
 
 
洋梨、香草、ミント。コリアンダー感も華々しく出ている感じ。
すごく爽やか!
YOKOさんは、青い野菜、セロリの印象とのこと。
軽やかで駆け抜ける。水の透明感もあって、美味しいなぁ、これ!
 
 
 
…酸っぱい、サワー系のビールが苦手なYOKOさんは、
「今度も酸っぱいのかな」と…そんなに嫌わなくても良かろうに、
おそるおそる口を近づけて、
「あっ、美味しい!」と思ってもらったみたいで、コロコロと表情が変わっておりました。
 
「ウィート」と言うと、小麦を使ったビールでして、
普段の大麦と異なる原料が加わっている訳ですから、
その香味にも変化があります。特徴があります。
 
「ソングバードビール」を何本かお取り寄せしてみて感じるのは、
 
「既存のビールの常識が全く通用しない」
 
…と言うことです。ウィートの典型例、ステレオタイプに合致しない。
でも、美味しい。爽やかさと青い香味は、
どこどこのビールに似ているね…なんて言わせません。オンリーワンの個性があります。
 
そう、既存のビールの常識が通用しないから、
1本1本が、とても楽しみなビールだと思います。
「どんな味わいなんだろう」ってワクワクできます。
 
自分が信州中野・岩清水蔵を熱心に応援していることに近い部分があって、
そこに、「どこでも飲む事ができる美味しさ」ではなく、
「そこでしか飲めない美味しさ、個性がある」ことは、
僕にとって、非常に重要で、価値があることなんです。
 
ご商売ですから。
「よなよなエール」みたいに、
コンビニエンスストアでも購入できること、
それだけ醸造しても売り切ることが出来ると言うことは、
素晴らしい成功だと思います。
「どこでも飲むことが出来る」ことも付加価値であれば、
「限られた場所でしか飲むことが出来ない」ことも付加価値であり、
難しいものですよねぇ。
 
一瞬一瞬、一期一会であります。
 
「味わったことが無い味わいに出会った!」
 
その喜びを、ソングバードは実現してくれるんです。
 

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2017年11月14日 (火)

Hop Frog Cafeで、ベアレン、志賀高原ビール。

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気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
 
9月16日、松本市・駅前大通り、Hop Frog Cafeにて。
 
 
 
 
いま、9月の記事を書く…と言うことに、多少なりとも思う事があり。
 
9月はあっと言う間に過ぎて行きました。
特にYOKOさんが例えで言う「肩で息をした生活」と言うものでした。
1ヶ月限定で、生活に変化がありまして。
 
で、
 
その変化が元々2回と予定されていまして、
その2回目が、今まさに11月に行われていて、
9月のような緊張感がある生活を送っています。
 
この記事、9月16日当日は
「HFC・打ち抜き祭り」が開催されていて、
これも行くことは叶わないなぁ…なんて思っていましたが、
介護的施設をフル活用することによって、
出掛けられる事になって、そして、出会う日常だったものたち、
お酒呑みのお楽しみ、お浮かれに、
ものすごく嬉しさと大切さを感じていたものです。
 
 
 
 
カウンターには見知った面々。
わいわいと…たぶん申し合わせたのではないでしょう。
でも、お互いに快く過ごす事が出来るお店に集まって、
ビールを片手に、楽しんでいる…遊んでいる。
 
江戸時代、落語の世界だと「遊ぶ」がすなわち「女郎買い」になるものですが、
現代と言うものは「遊ぶ」が多岐に渡っておりますわ。
その中で、紛れも無く「遊んでいる」と言う姿は、
 
―― その姿の中に、僕らも居るということは ――
 
日常のしがらみ、浮世の喧騒を、はしご段を上るそれの様に、
一旦は忘れて良いんだ、詰め込んで思い悩まなくて良いんだと…
そんな風に思います。
 
 
 
 
…と、いかん。いかん。小難しい噺をしたいのではなくて。
 
 
 
そうなんです。
お酒の前だと、もーっと気楽なところで、一生懸命に遊べたりするのですけれど。
やっぱりお酒と言うものは、楽しんで味わうと言う事は、
僕らにとっては、生きる糧なんですね。
 
当日、楽しんだビールをいつもの通り、
 
2種類、簡単ではありますが、書いて行きたいと存じます。
 
 
 
 
僕が選んだビールは、こちら。
 
ベアレン・スペシャルアルト(アルト)
ABVは4.5%とのこと。
 
お番茶の様な印象。
とても上品で、透明感高く、ベアレンらしい味わいだと思います。
濃厚さより、飲み易さ、ツルンと喉を通って行く、
けれど、物足りなさも無くって、心地好くて。
 
よく日本の大手ビールは淡麗系の造りをされていて、
ピルスナー、ラガースタイルが多く、
強く冷やして飲み易さ、ガブ呑み感を増強させている…と言うイメージを持っています。
だので、「とりあえずビール」文化になっているのだろうし、
いつもどこでも、メーカーがちょっとくらい違っても、
わりあい同じ味を楽しむことが出来ると言う…
 
…メーカーが違ったなら、全く違う味で良いものなのにね。
 
そう言ったビールより、
より香に特長があって、より飲みやすくて。
そんなビールに感じました。
滑るように落ちて来る飲み心地は、特筆の美味しさ。
 
 
YOKOさんが選んだビールは、こちら。
 
志賀高原ビール・Miyama Blonde(セゾン)
ABVは7.0%とのこと。
 
思うに、YOKOさんの確固たる信頼を得ているんだと思うんです。
Snow Monkey Beer Liveへお出掛けすることもそうだし、
長年のビアライフによって、
「特に興味があるブルワリー」に、YOKOさんはきっと名を挙げることでしょう。
 
やっぱり収穫祭や、何よりも渋九湯巡りを加えた上で、
直営店「The Farm House」に行かなくちゃなぁ…なんて思いますね。
きっとすごく喜んでくれるんだろうなぁ。
 
とてもバランサブルな味わい。
ポクッとした軽い甘さが心地好い1杯であったかと。
 
 
 

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2017年11月 8日 (水)

信州山ノ内町・志賀高原ビール“Two Rabbits IPA”

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気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
 
10月8日、自宅での晩酌にて。
 
 
思うに、
やっぱり信州だから…と言う利点はあって、
志賀高原ビールは入手しやすいんじゃないか…なんて思うんです。
ブルワーさんのブログ「ゆるブル」で、
ニューボトルの告知がされ、完売になり…
「あぁ、間に合わなかったなぁ」と言う時に、
何だかんだで、松本駅前の「中島酒店」さんで手に入れたりしています。
タイミングとか仕入れとか、興味とか。
色んな要素はあるんでしょうけれど。
 
ボトルには、以下の様な解説文が付されております。
 
 
ニューイングランドとウエストコーストスタイルのいいとこ取りを目指したインペリアルIPA
苦味は控えめでも圧倒的なホップの香。ジューシーだけどクリーンでドライ。
二兎を追わなきゃ、二兎は得ず!?
 
 
…とのこと。
 
ニューイングランドIPAは、先日も「Engi-land」で調べましたけれど、
ウエストコーストは…逆に、栃木・うしとらブルワリーさんのものを、
いつか飲んだことがあって、ええと、かと言って特長を捉えるには、
また調べてみなくちゃ、と言うことで。
 
ニューイングランド式同様、IPAの種類、スタイルのひとつで、
主にカリフォルニアやオレゴンで造られているもので、
ウエストコーストは、ホップは強く、モルト感が弱めな雰囲気。
逆に、イーストコーストはホップは強くなく、モルト感が強めなのだとか。
解説文から読み取ると、
ジューシー=ニューイングランド的、
クリーンでドライ=ウエストコースト的…と言ったイメージなのかしら、と。
 
飲んでみた感想は、
「苦いっ、苦く重く。中盤に、かなりの甘さが浮かんで、また苦い」
「ABV9%は全然感じない飲み口」…と記録。
 
飴とムチみたいな…
最初は、ホップヘッドも納得の衝撃的なホップ香と、ホップ由来と思う苦さがあって、
中盤、その苦さを引きずったまま、ジューシーさが、
何とも“それっぽく”あって、また、しっかりとした苦さの中に消えて行く様な。
ビターとも異なる印象です。
ここまで振り切った味わいと言うのは、挑戦を感じて、
「こんなビールあったなぁ」と記憶に残る味わいだと思いました。
 
二兎追って、漁夫の利的な僕らの記憶まで得ると言う…。
 

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2017年11月 4日 (土)

松本市民祭で、松ブルのビールを。

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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
 
11月3日、松本市民祭伊勢町通り出店・松本ブルワリートレイラーにて。
 
 
 
 
夢の国パレードも、一応見ていまして。
松本に向かう電車が、そりゃあ酷かったです。
混み合い過ぎて、
「すみません、次の電車が25分後にありますので、そちらで!」
…と言うアナウンスは初めて伺いました。
首都圏だと「5分後に」なんてことなんでしょうけれど、
それは信州ですから。でも、やっぱり乗る事が出来なかった人も多くて。
車内は車内で、
ぎゅうぎゅうになって、物理的な圧もあるんでしょうし、
人の波、通勤電車的なものを齢数年で体験して、
泣き出す赤さん方で、阿鼻叫喚の様相で…
いやはや、夢の国効果、恐るべし、でした。
 
YOKOさん好みの「Awesome!Pale Ale」、
僕は久し振りに「Traditional Bitter」にて。
「小盛り」にも書きましたが、スモークターキーと一緒に頂きました。
ホップ芳しいペールエールは、爽快感で、
肉汁がデュワッと染み出して来るそれの脂を、うまく昇華してくれたし、
ビターは比べて落ち着きがありますが、
故に、食に良い塩梅でしたし。
 
あと、ぐるっと一周したあとに…
 
…ええと、59醸ブースでの日本酒と印度山でのインドの青鬼を挟んだ上で、
スマートウィートもお願いしていますが、
シムコーホップが、よく効いていて、たいへん美味しかったですね。
 
松本市民祭でも、結局はお浮かれ…お酒呑みのお噂に呼ばれての僕らなのでした。

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2017年10月30日 (月)

大阪・箕面ビール・PILSNER

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気楽なところで一生懸命…と言うことです。
 
10月2日、自宅での晩酌にて。
 
 
 
 
きっかけは「桃ヴァイツェン」でした。
箕面ビール、それなりに飲んだりもしているけれど、
よくよく考えてみると、
「Snow Monkey Beer Live」などでは、
限定ビールに目移りをしてしまって、
スタンダードラインって、あまり飲んでいないのでは…と。
 
「桃ヴァイツェン」を運良く仕入れることが出来、
その際に、「こざるIPA」もセットになった、
詰め合わせセットも一緒に購入しました。
その中の1本。
 
原材料は麦芽とホップのみ。
それは、日本の大手が作る「ピルスナー」と、
変わらないのだけれど、クラフトビールメーカーが醸造すると、
どの様な味わいになるのか…興味があります。
 
 
まず浮かんだ言葉は「厚ぼったいピルスナー」…
モルティで、甘酸っぱさがあります。
これを主軸に、含んで感じる甘さは糖質感なく、
モルトの味わいから来る美味しい旨味とも似る甘さに、
好感を抱きます。
糖質感があると、くどさにも通じてしまうのですけれど、
くどさがないけれど、ふくよかさが確かに。
 
日本大手のビールにある「ドライ」なテイストではないと感じます。
これをスタンダードとしてしまうと、
異端にすら感じる箕面ビールのピルスナー。
でも、そうです。
ここで大手の様なビールを作っても、つまらない様に思うんです。
「箕面ビールのピルスナー、
 ピルスナーだけど、初めて飲む味だ。美味しいね!」
…と思った方から、
更にビールの世界が広がるんじゃないかなぁ、そんな風に思います。
素敵なきっかけを与えてくれるだろう1本。

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