日本酒

2019年1月15日 (火)

信州上田・信州亀齢、秋田・千代緑(深酒、12月21日の4杯目)

 
 
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信州上田・信州亀齢・純米無濾過生原酒“ひとごこち”
 
YOKOさん、その日のラスト1杯に、
ずーっと気になっていたと言って「信州亀齢」を。
これも、お好みの銘柄だものね。
新酒ならば、なおさら興味があります。
 
記録は自分のノートのメモだけあって、
 
ほんのり甘旨が乗って、とても明るい。
ほがらかでいて、大人しさ、上品さ、たおやかさもある。
 
…とのこと。
ミネラル感もあった様な記憶があります。
 
 
秋田・千代緑・本生にごり酒
 
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自分の最後の1杯は、、今飲んでおくべきお酒をお願いします」と、
オーナーさんに選んで貰いました。
なるほど、「千代緑」は「新政」や「鳥海山」などに並び、
前身のお店の頃から拝見し、
「深酒らしい」と言うリクエストに合致しますね。
 
特に「千代緑」はオーナーさんが取り扱ったものを、
初めて飲んだのではないか…そう思いますl
 
当日のメモには以下の通りに記録。
 
酸っぱい(一瞬→その後は感じず)
炭酸強く、スパンと入って行く。キレあり。
開封直後の威勢の良さを堪能した感あり。
最初に感じた酸っぱさは、炭酸の質感なのかも。
甘く芳醇な香が特徴の千代緑にしては、
とてもシンプルなお酒らしい雰囲気を持っていて、
地元酒感が良いです。
これは、ぐいぐい飲み進められるし肴にも良さそうだし。
余韻、奥に行ってブドウ系の爽やかに甘い香が広がります。
 
新酒らしい渋さも少し。
それがアクセントにあって炭酸と共に美味しいですね。
 
…とのこと。
まさに「飲むべき」、時期、旬の日本酒だと感じました。
 
 
「深酒」の初回は、これまで。
 
どうぞご発展を…心から祈念しております!
 

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2019年1月 7日 (月)

上州群馬・土田“菩提もと×山廃もと”・純米吟醸(平成29酒造年度醸造)

 
 
蔵元さんのアクティブさも、とても注目。
 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
 
1月3日から、自宅での晩酌にて。
 
 
間違いなく話題のお酒を、ようやく我が手に。
東京・革命君さんよりお取り寄せしました。
移転作業も落ち着いて暖簾も掛かり、
前秘密基地より、“秘密基地”感がなくなって、
立派な店構えとなった様に見えますね。
 
「土田」、地元銘柄としては「誉国光」ですね。
ここ最近、SNSで見かける様になった…
つまり巷の噂になっている、話題に取り上げられている…
そうして知ったお酒で、興味を持つと同時に、
「革命君」さんでも取り扱いがあり、
松本の日本酒居酒屋「厨十兵衛」にも入荷していて、
大将も気に入っている…となったら、
もう、取り寄せて飲まない訳には行かないと言うか、
この気持ち抑え切れない…と言うか。
 
蔵元さんも、「岩下の新生姜」の社長さん級に、
とても有効にSNSを使っておいでで、熱心に情報に携わっておられます。
すごく良いこと…だと思っています。
 
信州だと「おぶせくりちゃん」の活躍も記憶に新しいですし、
「エゴサーチ」と言う言葉こそ悪いのですが、
マーケティングにお金を掛けねば、ビックデータが…の時代において、
SNSで生の、本当気取らない声を受け取ることが出来る…
僕ら飲み手としても、蔵元さんにWEB上で出会う事が出来る…
Win-Winの関係…だなんて流行り言葉では言う、
これに十二分に該当するんじゃないかなー…なんて思うんです。
 
こうしてしっかりブログ化してから、
出来たら蔵元さんには目にして欲しかったけれど、
飲んだ当日に、面白く感じたので、これだけメモしたんです。
夫婦の何気ない会話で…。
 
------------------
 
僕「菩提もとって、もっと違うイメージっ。この土田ってお酒美味しいよねっ
。それでね…」
 
…とYOKOさんにお酒の美味しさについて語る自分。
 
YOKOさん「えっ?ドラえもん?」
 
…菩提もととドラえもん…、
ボダいもん?
 
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言い間違い、聞き間違い。これを拾って頂いたりなんかして。
それはそれでも、やっぱり嬉しかったです。うん。
 
きっと、このブログも目に留めて貰えるだろう…なんて思うと、
ええ、書くことを楽しむブログと言えども、気合が入ります。
ありがたさも得ながら、キーボードを叩いております。
どうぞ、最後までお付き合いのほどを願っておきますが…。
 
 
 
ラベルには、この様に添えられています。
 
「室町時代の製法“菩提もと”に、
 山廃もとを掛け合わせて造る独自製法。
 酵母無添加、その他の添加物もなし。
 醸造年ごとに味わいが変わる為、
 成分等は非公開としております。
 自然の酵母と乳酸菌が作り出す
 深い味わいを舌で感じて下さい。
 お燗も大変お勧めです」……とのこと。
 
日本酒、清酒醸造技術の発展、進歩目覚しい昨今。
その起源に位置している醸造法とされる「菩提もと」…
奈良県では、現在でも一部のお酒を…
それは技術の継承目的もあるのか醸造しています。
 
日本酒好きとしては気にならない訳がなく、
「菩提もと」の日本酒を購入して試していますが、
“史上最も日本酒が美味しい時代”とさえ言われる当代において、
その味に慣れ親しんでしまっている自分には、
熟成酒のそれとも異なる…また味醂とも似ている様で違う感覚で、
「こう言うお酒もあるのかな、あったのかな…」と思うくらい。
1本を買って、その後にリピートすることはありませんでした。
 
そんな古式造りと山廃の仕込みを掛け合わせて醸造すると言う事は、
なるほど、独自製法だと思いますし、
Twitterでライブに伝わる蔵元さんの呟きでも、
研究された健全な醸造法とは別ベクトルの仕込みなので、
心配されながら、ドキドキとしながら醸造されている様子をお見受けします。
 
だからこそ、「土田の味」と考えられる、
美味しさと個性を兼ね合わせた1本になるのかしら…そう思うんです。
 
 
まずはいつも通り、当日のメモを書き起こします。
 
「ひや」にて。
ほぼ室温…少し低めかな、と言うくらいの温度で。
 
旨酸、まろやか、ふとーい、ふとーい。
ものすごく太くて、恵方巻みたいな印象を。
メロン感が少し、アルコール的フレーバーが瞬間。
やわらか、まろやか、アルコール感はしっかり存在。
「群馬泉」もそうだけれど、
こう言う「ひや」で美味しいお酒が、群馬は得意なのかなぁ。
焼きまんじゅうとか、味噌醤油を焼く食文化にも合いそう。
 
ふっくらしているけれど、とてもまとまりがある。
苦味、渋味もあるけれど、ひそやかに感じられるもので、
甘味と共に、生きて伝わって来る。
 
素直に「良いお酒だなぁ」と思いました。
菩提もと、山廃もとの癖がなく、
そうしたネーミングにより「癖が強いお酒かしら」と言う、
ネガティブな発想には合いません。
旨いものは旨い。
頭で飲む、菩提もとだから避ける…と言う発想は勿体無い。
 
YOKOさんは「食事と合いそうだよね」と。
 
後半は、蜂蜜酒を想像させる凝縮された甘味を感じます。
 
…まずメモは、ここまで。
 
当日は信州味噌の汁物を扱っていましたが、
柑橘類の芳香を感じさせるような戻り香がありました。
「土田」のアルコール感が口中調理的に、
また新たな顔を見せてくれた印象。
いやはや、食卓にありがたいお酒だと思います。
 
太さもありますし、けれどくどさはなく、
雑味のような、ネガティブな印象を抱きません。
バランスの良いお酒…そう感じます。
落ち着く、気取らない雰囲気があります。
急峻さがない…と言うか。
それでももたつくことがなく、自然な力具合。
なるほど、「革命君」の齋藤さんに問い合わせた際に、
「土田さんのお酒は、土田さんの味がする」
…そうして個性のあり方を誉めていると感じましたが、
良いバランス感の蔵元さんに感じ取ります。
 
ラベルにお燗酒も良いとありましたから、
温度を上げながら、好みのポイントを探してみました。
 
30度
 
ツンとして乳酸の香。
でも味はすでに上がり始めている印象。
美味しく感じられつつある。
甘さは上がりつつあるけれど、酸がまだもうちょっと上げたい。
 
35度
 
少し苦味を感じる。ツンとした匂いは増す。
飲み口にアルコールっぽさ、アルコール的な辛さ。
 
40度
 
ツンとした匂いがなくなった。
まろみのみ。美味しい。
酸とかそう言う理屈が馬鹿馬鹿しくなる。
素直に旨い。良い味、まろみ、後半に適度な辛さ。
 
45度
 
あ、来た!
ふわっと広がって、香がものすごく良く感じる。
 
50度
 
ボディが強くなったかも。
アルコール感、洋酒の様な印象もある。
 
55度
 
甘味、ツンとしてアルコール感。サラッとした飲み口に。
 
60度
 
他の温度の方が向くイメージ。
「土田」の味と言う良さは、あまり感じ取れない。
普通のお燗酒っぽいと言うか…。
 
 
…と言うところ。
 
60度過ぎに到達してからの燗冷ましは、
あんまり得意でないかも知れません。
45度付近に戻った時も、
上げて行った時と同じ好みにはなりませんでした。
 
 
2018年の飲み納め、
松本・厨十兵衛での飲みの中でも、
「はつしぼり山廃生」を飲んでいますし、
これもおいおい、ブログ化できたら…なんて思っております。
 
「土田」、
この1本も、そろそろ空きそうになっていて…
美味しく、ご馳走様です…と言ったところ。
 
本日は、ちょうどここでお開きとなっております。
また次の出番まで、お暇を頂戴致します。
 
それでは、それまで。
 
ありがとうございました。
 

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2019年1月 3日 (木)

高知・酔鯨“しぼりたて”、福島・ロ万“熟成生原酒”(厨十兵衛、12月15日の3杯目)

 
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高知・酔鯨“しぼりたて”・特別純米酒生酒
 
高知のお酒を飲むの、久し振りだなー…と。
飲みの中盤から終盤へ、
食べ物も少し重みを持って来る段階で、
西側のしっかりした雰囲気のお酒が飲みたくて。
 
あと、最近のTLで鯨デザインが可愛いよな…と、
見覚えがあったことも注文に繋がっています。
2006年頃に「鯨海酔候」のラベル欲しさに買ったりとか…
随分と昔になったもので。
 
当日のメモは以下の通り。
 
うはぁ、渋辛さもあるけれど、
甘さもあって、バランスもあって、
クリアさもあって心地好い雰囲気。
渋さが渋いだけではなく、
甘さだったり酸味などと、
それぞれ良い塩梅で入って来る。
 
…とのこと。
 
“しぼりたて”を“新酒らしい荒々しい酒”と、
もし定義するならば、そうした気配はなく、
ちょうど良い状態にしていると思うんです。
ミネラル感も、潮の領域が近い地域柄とも思います。
 
 
福島・ロ万“厳選槽場汲み・鈴傳PB”・純米吟醸生原酒“熟成生原酒”
 
YOKOさん曰く「ビックリするほど甘い」とのこと。
 
当時のメモには以下の様に記録をしています。
 
熟成感、熟成酒の匂いはない。枯れ感もない。
すごく元気さ、溢れている。
酸味もあるし、甘くてとろっとしていて、
なお甘く甘く、美味しい。
余韻も長く深味ある味わい、口の中に感じる甘味が、
後味をとても強く欲しがらせて切なくすらある。
しっかり強さある日本酒。
 
…とのこと。
 
「甘い」=「辛口でない」=「良い酒ではない」
…と言う活用変換をしないで頂きたい。
「辛口だから良い酒」と言う言葉は存在しません。
 
甘酒ほど、くどい甘さではなく、
濃密さをたっぷりと感じるのに、アルコールとの調和が取れていて、
「うっとり」する美味しさがあります。
最近、「ロ万」や「花陽浴」の特に甘いお酒は、
自分自身、時に苦手な雰囲気に出会うことが多いのだけれど、
この美味しさ、甘味の広がる世界観は素晴らしい。
 
今回、厨十兵衛のロ万セレクション、珠玉だったな…と感じています。
 

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2018年12月31日 (月)

信州木祖村・十六代九郎右衛門“愛山”、岡山・大正の鶴“RISING 60”(深酒、12月21日の3杯目)

 
 
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信州木祖村・十六代九郎右衛門“愛山”・純米吟醸無ろ過生原酒
 
 
「 何故? 」と聞かれたなら「美味しいから!」とYOKOさんは言う。
 
「YOKOさん、その九郎右衛門は買ったし、この前も風林火山で飲んだよ?」
 
「良いの。九郎右衛門を見つけたら飲むことにしているの!」
 
…と言うのだ。
湯川酒造店の大ファンとなっている様子。
美味しさへの信頼こそ、“おかわり”の…
「見かけたら飲もう」と言う行動の証である。
 
「うん。美味しい。
 この杜氏さんのお酒らしさが好きで、
 飲みたくて飲むんだ」
 
…とのこと。
確かに湯川慎一杜氏の雰囲気溢れるお酒。
 
自分のメモには以下の通り。
 
甘味と熟成した香、でも爽やかさもある。
香の通りが良く、キュンとする酸味は、
単独で飲んでこそ感じられるけれど、
食べ物と合わせると、特徴的には感じずに、
屋台骨となって、美味しさを形作るみたい。
 
それだけYOKOさんがお気に入りならば、
デリシアで売られる、
「木曽路・しぼりたて」の火入れ酒も買ってみようかな。
その信頼に応えて、食卓を楽しんでもらいたいもの。
(追記:12月30日に買って来ました♪)
 
岡山・大正の鶴“RISING 60”・特別純米
 
「冷酒」温度帯:
とろっとした雰囲気あり、甘く濃い。
酸が感じられ、少しだけ熟成香が感じられる。
ただ、冷酒として熟成としてまとまっていて、
お燗酒にするまでもなく飲むことが出来る。
「ひや」…常温帯がベストなのかしら。
酸味の強さから想像するに。
 
「お燗酒」46度前後:
甘さ、ふくらみがとても素直に出て来ていて、良い。
程好い渋味、甘味が際立っていて、飲ませる。美味しい。
YOKOさんにとっては、
甘さを感じはするものの、
不得手な渋さや苦味を拾うことがなく、美味しいお燗酒と思う…とのこと。
 
「燗上がり」と言う言葉は、
どこか「化ける」印象があって、
ガラッと美味しさのベクトルが変わった時に例えるのかも…
…と言う言葉に思えているので、
「燗上がり」と言うより、
冷酒、ひや、お燗酒と、それぞれの温度に美味しさを提供できる1本。
そんな風に思います。
お燗をして、ふくよかさが出て来ますが、
それは冷酒時にも存在した美味しさでした。
 
 
 
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ご祝儀(お金)とかお祝いボトルとか…
そうしたナマモノ的なお祝いのお品は、
何だか、気を使わせてしまいそうで…でも、
ご縁あるオーナーさん方のことなので、
何かお祝いをしたくて…
自書した短冊ならば、当たり障りなかろうと書いて行き、
ありがたいことに飾って頂いて…
ちょうどお祝いの日本酒、湯川酒造店さんのお隣と言う、
何だか、それもご縁に感じて嬉しいなぁ…と言う写真。
 
いや、ご商売されている方や扱われる日本酒の蔵元さんこそ、
それはボトルで良いと思うんです。熨斗紙を添えておめでたく。
 
自分みたいな、しがない飲み手だったら、
あまりご亭主さん方に気を使わせない方が良いのかしら…と。
 
ちなみに、
日本酒専門かつおかみさんは語学堪能と言うこともあり、
外国からのお客様も意識すると人づてに伺ったこともあり、
またご亭主さんの色のイメージも合致して、
「江戸紫」のカラーリングと、
いつものように切り絵で空けた空間に色を塗るスタイルで、
鶴、亀、一富士二鷹三茄子を配置してみました。
 
 
 

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2018年12月28日 (金)

滋賀・鈴正宗“YELLOW”、奈良・風の森“ALPHA DRY”(厨十兵衛、12月15日の2杯目)

 
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東京の日本酒専門の「革命君」さんが、「鈴正宗」を取り扱うと読む。
 
「鈴正宗」について、僕が知る順番は、
滋賀の日本酒の全蔵元ラベルを参考にして書いている中で。
 
Photo
 
ラベルはいつもホームページや酒類総合研究所の資料などを、
ネット検索して入手していて、
そのホームページがファンキーでクラブシーン的な、
それっぽいデザインに驚きはした。
 
 
( →自分が見た当時よりリニューアルされて、
   カッコ良くなっているじゃないか!)
 
首にタトゥのある蔵元さん、
若い方で「へぇ、珍しいなぁ」と素直に思った。
 
「 どんなお酒か、いつかは飲んでみたいけれど 」
 
追って、滋賀酒を何本かお取り寄せした時には、
道灌、寿々兜、不老泉、唯々などを買い求めた。
「鈴正宗」は買わなかった。
 
そんな流れの中で、出会う時が来た。

「革命君」さんが取り扱うと言う事は、意味がある。
店主殿のお眼鏡に適ったと言うことである。
そして「革命君」から得た情報は、
「鈴正宗」矢尾酒造に対して、興味が湧くものでした。
本気で酒屋を営んでいる店主殿が見て、
「彼は本気だ」と思わせる意気込みがあるのだと思った。
 
「いつか、松本でも厨十兵衛で飲むことが出来るだろう」
 
…そう思っていたし、次回、革命君の注文時には自分も頼んでみよう。
どちらが先になるかなぁ…と思っていたところで、
初めての出会いは、厨十兵衛が先立った…と言う夜なのです。
 
滋賀・鈴正宗・純米大吟醸“YELLOW”原酒火入れ
 
以下、裏ラベルより。
 
甘い香りと甘い味わい
 
カプロン酸エチルを中心とした甘い香り、
滋賀県産玉栄を使用したお酒はバランスの良い、
まったりとした甘い味わいに仕上がりました。
香り高くワイングラスなどで、ラベルの印象も踏まえ、
ラグジュアリーなひと時をお楽しみください。
 
…とのこと。
 
当日のメモには以下、
 
パイン、明るい、玉栄で今まで出会ったことが無いニュアンス。
少しだけ、粉っぽさがある。ドライさ。
 
…としています。
 
YOKOさんは、「好みの系統でないかも」としながらも、
「フレッシュさがある。透明感があって、クールなイメージ」と言う。
 
YOKOさん、甘旨い系統を好む傾向があって、
渋味や酸味が、やや苦手で敏感。
その点は、ネガティブさを抱いていない様子を感じます。
ダメならダメとハッキリ言ってくれるので、
むしろ、「良い酒」として認めているのかしら…と思いました。
 
滋賀県のお酒って、例えば10年くらい前よりも、
ずっと華やかさに肝要になって来ている…そんな風に思います。
「玉栄」と言う滋賀県得意のお米の個性も、
滋賀県の日本酒の特徴と同期してしまっていて、
「味の出るタイプ」…と考えてしまっていたけれど、
そう、酒屋萬流…「玉栄」で香を出した…
そして、香の華やかさを楽しむタイプのお酒は、珍しいと感じます。
YOKOさんが言う通り、クールなイメージも内在する、
キレと言うより、引きの早さ、そこにくどさのない、
後残りを汚さない透明感を感じます。
 
1本、試してみて、「鈴正宗」に触れてみて、
俄然、興味が出て来ました。美味しいと思います。
他のお酒、ラインナップはどうだろうって考えます。
 
結果、僕は「革命君」から「純米大吟醸PINK」を取り寄せすることに。
また飲んだら、ブログ化したいと思います。
 
 
奈良・風の森“ALPHA DRY”・純米酒無濾過無加水生酒
使っている酒米は「秋津穂」にて。
 
YOKOさん曰く、
「確かにドライだけど、風の森の酸が高くなったバージョン?」
 
…とのこと。
 
僕のメモは以下の通り。
 
「風の森」と言うより、どこか「篠峯」みたいなイメージ。
ドライと感じるか…と言うと、
どうだろう。甘い香もあって、
ドライっぽさはあるけれど、ドライと思って飲んでいないかも。
試験醸造とのことなので、今後の動向は気になる。
 
…とのこと。
 
「風の森」とは甘口、スイートか…と言うと、
それはそれで疑問を抱いてしまいます。
確かに、旨味やミネラル感の良い銘柄ではありますが。
甘味がありながら、発泡感があったり、
旨味の中の透明感があったり…そうして「風の森」を思うと、
風の森の特徴が無い=なるほど、挑戦のボトル…と感じられます。
いっそ「刈穂」みたいに振り切った日本酒度のものも飲んでみたいなー…
…なんて思ったりもしなくもなかったり。
 
 

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2018年12月25日 (火)

福島・自然郷、秋田・新政“No.6 X-mas type”2016BY(深酒、12月21日の1杯 目から2杯目)

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(サムネイル表示用貼り付け)
 
 
2018年12月10日に新規開店。
 
四柱神社の西側、ナワテ通りと辰巳の御庭を繋ぐ小路、
ナワテ通りからだと、
「弁天」と「Coo」&「コマツ」の間を通って、
「いかるがの里」の向かいで、「彗星倶楽部」のお隣かしら。
 
「日本酒専門店・深酒」と言います。
 
界隈、このブロック…
古くから「厨十兵衛」があり、「樽吉」があり、
「炎影」もある状況で、
更に先日、「THE SAKE PUB SHINSHU MATSUMOTO」が新装開店し、
そしてこの「深酒」もめでたくご開店…となると、
「松本ブルワリー」や「麦香ブルーイング」で、
ビールの街としても歩き出している松本において、
「日本酒も活発に動いている!」なんて言えちゃう地域になるのではないか、
日本酒を飲みたければ、上土、緑町へどうぞ!
…なんて、それぞれ発展して行けば、町内が賑わったりするのかしら。
 
オーナーさんは、以前からとてもお世話になっている方でして。
 
「城下町ほろ酔い散歩2011・福島編(2011年10月2日・信州松本)」

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このイベントの主催者さんのひとつ、
日本酒とフレンチの融合を目指した「NOMDOS」の酒番頭さん。
その当時から、日本酒のセレクトの上手さは知られていて、
満を持して、こうして一軒の主となった…と言う事なんです。
 
訪れてみて、ラインナップを見てみて…
他のお店とは明らかに銘柄のチョイスが異なるし、
あぁ、やはりオーナーさん好みの用意が為されていて、
「深酒」と言う屋号は、
辞書で調べてみれば「お酒を過ごすこと」でしかないけれど、
やはり、オーナーズチョイスの良い店だと、
知る人は開店前から知っているし、
これから知って行く方は多く、増えて行くのだと思うし。
 
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日本酒専門ではありますが、ビールもあります。
「タップマルシェ」システムが入っていて、
当日は、
伊勢角屋麦酒…はペールエールだっけ?
それと、常陸野ネストラガーからスタートしました。
 
当日は小雨の諏訪湖周辺を13kmほど走っていて、
1杯目は、日本酒よりもビール気分だったので、合致。
250mlと350mlとあり、
グラスは「うすはり」のタンブラーなので、
とても快い飲み心地です。器も良いと一層美味しい。
 
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「お通し」…お通し!?
とても豪華に感じるお吸い物。味も上々。
これだけで一品料理だと思う。
 
で、いよいよ本題。日本酒へ。
 
魅力的な日本酒ラインナップの中から、
迷いに迷って、こちらをお願いしました。
 
 
 
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福島・自然郷“BIO”・特別純米荒走り(無濾過無化水)
秋田・新政“No.6 X-mas type”2016BYにて。
 
新政はブレイクした初期の頃から、
オーナーさんご自身が追い掛け続けていた銘柄。
2016年のボトルを自家熟成していたクリスマスの特別な1本。
 
「自然郷」は「楽器正宗」を醸す蔵元さんなのですね。
「BIO - バイオ」は高温糖化山廃もとを独自応用した製法なのだとか。
現在、3年目になる銘柄で、
TwitterのTLでも、最近拝見する機会が増え、
また自分自身でも気になって、
「地酒屋こだま」さんから「純米吟醸SEVEN」を取り寄せて飲んだばかり。
その味わいもすこぶる良かったことから、
是非とも「自然郷」を飲んでみたいな…と思いましたし、
話題の良い日本酒を揃えている感も、ひしひしと感じます。
 
「自然郷」、メモには以下の通り。
 
バランス良く、甘酸っぱさがあるが、とても軽やか。
白ワインっぽい系統。
一時期のセック系統の雰囲気ではなくて、
昨今の甘く、果実味ある系統。
バナナやメロンのエステル香が華やかさもあり、上品でもあり。
 
(オーナーさんからコメントを頂いて)
「アクエリアス」と言う表現、
ミネラルと甘味、スポーツドリンクっぽさ、
そうした言い表し方、とてもよく分かります。
少しのシトラス、グレープフルーツっぽさもあって。
 
…とのこと。
「SEVEN」にも通じているけれど、
アクエリアス感は、本当に「言い得て妙」だと思います。
 
ネオ山廃文明が「奈良・大倉」、
県内なら「居谷里(北安大国)」などに感じられていて、
 
( 石川・菊姫、天狗舞、
  香川・悦凱陣、大阪・秋鹿などの山廃とは異なる世界観 )
 
そうした日本酒の到来から数年、
こうしたフレッシュさ、芳しさ、上品さ…
山廃で例えられる力強さより、たおやかさのある…
更に技術の革新が続いているのだと、心から感じる美味しさです。
 
酸とミネラル、芳しさと甘味のバランスが、
とても心地好い状態で仕上げてあります。これは美味しい。
 
「新政」は、
YOKOさんに「甘酸っぱいね」と、
笑顔と共に第一印象を口にさせ、たいへんグッジョブな美味しさ。
 
キュンとした酸味としっかりした甘味の持ち味が、
熟成によって、とても濃密に美味しく感じさせてくれました。
メモには以下の通り。
 
キュンと甘酸っぱさ、キレイさは健在。
とても濃く甘く、酸がしっかり残っていて、
とても美味しく感じる。濃さこそ美味しさ。
保存状態が相当に良いらしくて、熟成香などは全くない。
ただ、綺麗に旨さが増して落ち着いた…そんな印象。
 
…とのこと。
 
 
その晩、まだまだ日本酒を楽しんで行きますが、
今日の更新では、ここまで。
 
現状、不定休と言う設定のご様子なので、
お問い合わせなどしてお出かけ下さいませー。
 
 
んー…店主さんをとりあえず「オーナーさん」と表記したけれど、
自分の中での呼び名が、定まりませんねぇ。
「大将」とすると十兵衛、喜笑堂の大将勢をイメージするし…。
 
ま、おいおい。また行って、いつか呼び名も降って来るさ。

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2018年12月22日 (土)

福島・ロ万 Revolution、福島・ロ万 ZEROMAN(厨十兵衛、12月15日の1杯目)

 
 
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当日出掛けてみると、
なんとメニュウに「ロ万」が5種類も入っているではありませんか!
 
福島・花泉酒造「ロ万」は、特にYOKOさんが好む銘柄であり、
僕にとっては、日頃お世話になっている
「革命君」限定の日本酒もラインナップされていたなら、
是非とも注文をしたいところ。
 
 
福島・ロ万“Revolution”革命君限定・純米吟醸生原酒
 
熟れて濃密、旨い。
 
ジワッと酸が出て来て丸く、すごく和やかに柔らかく。
酸の強さと甘味のバランスがとても良い。
 
…とメモ。
 
YOKOさんは、「甘い、濃ゆい」とのこと。
 
 
口当たりの柔らかさは特筆に値しますね。
辛さ、爽快さなどを求めるものではなく、
「ロ万」の世界観、地、風土、人を感じる温かさ、
まろやかに、膨らみも大きく…
しかし、もたつくこと、くどく感じるところはなく、
酸が適度に挟み込まれて来るのか、
とても良い塩梅であります。
ゆっくり付き合いたい日本酒…そう言うイメージ。
温度変化にも強いことが伺え、
一升瓶を卓上に載せて、輪になって代わる代わる汲み、飲む。
 
車座になる文化は、現代の日本には残っていないけれど、
難しいことは考えずに、楽しく飲みたいなー…と思わせるパワー。
 
 
 
福島・ロ万“ZEROMAN”・純米吟醸生
 
YOKOさんは、屈託なく「美味しい」と答える。
 
甘くて、少し渋くて、苦さで抜けて行く後味。
甘味もあって、良い水を想像させる。白ブドウっぽさ。
 
…とメモ。
 
こちらは新酒。
渋さこと新酒らしさに通じているかも知れないけれど、
新酒らしい爽やかさもありながら、
新酒らしい、新酒だから良いよね…と言う渋さなどは、
ほとんど感じられずに、
ゼロ、生まれたてからちゃんと美味しいと感じる雰囲気。
 
上立香もありますが、どちらかと言うと含み香に芳しさ。
 
Revolutionとは異なり、
飲みの前半に景気付けとして飲みたいかしら。
爽やかさとロ万の甘味、ふくよかさがそれぞれ感じられます。
 
 

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2018年12月19日 (水)

静岡・国香“傳一郎・“手造り生”純米吟醸”

 
 
 
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11月15日・自宅での晩酌にて。
 
静岡県浜松市・かたやま酒店さんから、お取り寄せ。
 
 
当日のメモ。
 
うわぁ、鮮烈に爽やかに水!
 
アルコールでなくて水!美味しい!
クリーンで爽やか、残りなくキレあり。
優しく早く、とても良い。
 
コシがあって、中心がほんのり甘い。
膨らますと、メロンやバナナが入ってきて、
余韻に少し甘味が残って、すっごい良い。綺麗美味しい。
 
これこそ淡麗辛口。これが正解じゃないかなぁ。
少しジンと辛さが残るところあって、それがいいんだ。
 
…と記録しています。
 
YOKOさんは、
「日本酒っぽさがある。単独で飲むタイプではないかも」…とのこと。
「肴への相性は、とても良い」としています。
 
ふむ。
YOKOさんの「単独」とは、
本当に華やかな、逆に肴に合わないタイプの日本酒を指しているみたい。
逆説的に言えば、
「肴と組み合わせる事で、食と共にあって真価」と言う事なのかも。
 
すごく驚きました。
静岡酒の雄「国香」、
イベント以外では初めてちゃんと向き合って飲みます。
 
裏ラベルを見ると、
 
「 感性があるから感激がある 」
 
…と書いてあり、そんな感性に訴え掛けて来る、
自然でクリア、お酒らしさも透明感も水の様な麗らかさも、
それぞれを持ち合わせている印象でした。
生酒として夏を越しているのに、
とても状態も良いもので、素晴らしいの一言。
静岡の日本酒を書いてきて良かったし、
興味を持って、注文して良かった。本当に。
 
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更に裏ラベルの情報には驚かされました。
 
日本酒度:+8.0
 
…とあります。
日本酒度の表示から得る印象は、
やはり飲んでみないと分かりませんね。
美しい流れは、きっと+8.0の数値から出ていると思います。
それ以外、
数字に見えないところ…
例えば、清流は透明度だけでも清流とみなせますが、
周囲の景色も含めて、1枚の絵になるのだと思うんです。
+8.0に表されないお酒の成分、
それらが支えている、この美味しさ…
とても上手な造りを感じるものでした。
 
他のスペックとしては、
静岡吟醸HD-1酵母、
山田錦を用いて、精米歩合は麹米が50%、掛米が60%。
瓶貯蔵で保存。
 
静岡県袋井市の「国香酒造」の河村傳兵衛先生より賜った、
「傳一郎」の名をを冠する「国香」でした。

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2018年12月17日 (月)

厨十兵衛で、3杯目に青森・田酒、福島・峰の雪、縁付き4杯目で夢心を。

 
 
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11月17日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。
 
 
 
3杯目は厨十兵衛の大将おまかせにて。
それぞれ選んでもらいました。
 
 
青森・田酒・特別純米酒
 
こちらは僕に選んでもらったもの。
 
何でも、「田酒」蔵、全てのお酒で生詰仕様になったそうで。
火入れや、そのタイミングでお酒が変わる事は存じておりましたが、
いやあ、これまでの雰囲気とガラッと変わった…
これはお蔵さんに言わせれば、きっと「変わったの」のではなく、
「今までも、良いお酒を醸していたが流通に乗ることで、
 幾らか風味を損なう部分があり、
 生詰&要冷蔵仕様になって、より本来の田酒らしさ、
 感じてもらいたいお酒の美味しさをお届け出来る様になりました」
…なんてところではないでしょうか。
 
なるほど、フレッシュ感と桃様の可憐な雰囲気を持ちます。
軽やかさ、渋さ、辛さがちょうど良い塩梅で存在していて、合っている。
共存している。
余韻も、甘スッキリで美味しい。
大定番の特別純米酒ですが、違うお酒…と言うくらいの差。
とても良くなっていると感じます。
 
 
福島・峰の雪・ひやおろし純米
 
こちらはYOKOさんに選んでもらったもの。
 
当のYOKOさんは「白ワインっぽい。辛め」…とのこと。
 
とても不思議な雰囲気を持つお酒でした。
イメージはリキュールを水割りにした感覚。
それこそ「峰の雪」っぽく、ミード(蜂蜜酒)の様な印象すらも。
この辺りの雰囲気をYOKOさんは「白ワインっぽい」と言っているのかな、と。
立ち香よりも含み香が多く、
キューンとアルコールっぽさが先行して感じられ、
中盤から、お米感、柔らかい旨さと白蜜系の雰囲気が広がって、
柔らかさ、和やかさのままに消えて行き、
最後に、ちょっとだけ蜂蜜を舐めたあとに、少し口の奥で甘辛味を感じる…
…それに近い辛さを感じさせてキレになる感じ。
 
なかなか特有の雰囲気を持っていました。
 
当日は、ひろっちさんが飲んでらっしゃっていて、
後からカッツーがやって来て…。
 
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福島・夢心・純米無ろ過生原酒“中垂れ”
 
カッツーが注文していて、
もうボトルが空きそうだったので、
この機会を逃してなるものか…と最後に1杯、お願いしました。
 
ただ、しっかり酔っ払っていたので、
メモには殴り書きの様に「バナナ、メロン、甘い、旨い、濃いいいいい」とのこと。
 
…でも、「奈良萬」、夢心酒造のその表現は分かる気がします。
 
 
当日は、松本山雅のJ2最終戦でした。
試合結果などを見る頃は、諏訪湖周辺にいました。
走って温泉に入って帰って松本に出掛ける準備をしよう…
…と言うところ。
1点でも入れられてしまったら…と言う恐怖。
にわかファンですけれど、
やっぱりJ1には昇格して欲しかったですし。
そして、TLもすごく賑わって、他の試合の結果も兼ね合わせて、
大逆転的にJ2優勝と言う結果を聞いた時は、とても嬉しく感じたものです。
 
ともすれば、厨十兵衛前の山雅ファンのお店として有名なこちら。
 
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この看板も祝福を。
 
やっぱり気分が高揚していましたね。
お馴染みさんともお会いできて、より楽しかった。
「良い夜だなぁ。楽しいし美味しいし」…そんな感じで。
街全体も、どこか浮き足立つ様な…
それこそ盆暮正月がいっぺんにやって来たような空気感。
 
良き酒、良き人、良き夜。良き良き。

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2018年12月 5日 (水)

厨十兵衛で、2杯目に広島・宝剣、福島・会津中将“試”を。

 
 
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11月17日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。
 
 
広島・宝剣・純米酒“超辛口”
 
今、毎朝の日本酒ラベルを参考に字を書く…について、
広島県を歩んでいるので、広島のお酒はとても目に付く。
「宝剣」は、よく厨十兵衛に入っているので、
このボトルも何度となく飲んでいるけれど、
やはり「広島酒を飲みたいな」と思う気持ちが大きくて。
 
当日のメモによると、
 
澄んでいて、キッと辛くて、エッジ、輪郭が良い。
静岡の淡麗辛口と比べると、酸に差があって、
クリアさとミネラルに違いがあると思う。より強い。
 
…とのこと。ミネラル分、旨みの強さ…
それがきっと地域の食文化に根ざしている部分ではないかと思います。
お好み焼きや瀬戸内の海鮮など、
静岡とはまた違って、よりエネルギッシュな食材が多いのかも。
 
まだ「宝剣」は書いていないので、
自書したものは載せることが出来ませんが、
同じ「宝」の文字を使う「天宝一」は既に書いていて、
「寶」とか「寳」とか、
「劒」とか「劔」とか、旧字体を学ぶ事は出来ています。
「劔」は、どちらかと言うと石川・菊姫で拝見した事の方が多いかも知れません。
米焼酎の「加州劔」にて。
 
 
福島・会津中将・純米大吟醸“試 -kokoromi- ”
 
何でも、品種登録まで実施されていない試験栽培米にて試作、
…故に「こころみ」と名づけられたボトル。
現在は「仮称福島50号」と呼ばれているそうです。
29BYの醸造であって、今期30BYでは製造予定がない…と言うボトル。
 
メモには、
 
うん、甘味あり、華やか、ふわっと!
大将の言う、もうちょっと酸度があると良いね…は分かる。
したら完璧、締まった味になるイメージ。
でも、これもかなり美味しい。こう言う感じも嫌いじゃない。
 
…とのこと。
 
大将曰く、もうちょっとだけ酸があったら良いよね…だそうです。
華やかさ、香り高さにとても秀でていて、
それはごく自然に、優しく柔和に透き通って感じさせてくれます。
YOKOさんも、ご機嫌の表情でした。
「会津中将」や「ゆり」「永寶屋」シリーズとも、
全く違う性格をしている感覚で、新たな一面を新たなお米と共に…
…なんて風体にも感じられます。
 
利き酒として…と言うか、
ふわっとしているからこそ、優しい時間を過ごすフィニッシュですが、
キレ良く、締めくくる…と言う点では、
きっと酸度がもう少しあると、良いのかなぁ…と言う感じで。
 
試作のお米なので、なかなか難しさもあったろうとは思いますが、
流石は「会津中将」、たいへん美味しく頂ました。
 

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