日本酒

2017年7月21日 (金)

信州松本・大信州・八重原純米大吟醸おりからみ生原酒

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4月26日、家で晩酌にて。
 
 
信州中野・善光寺屋酒店にて購入。
 
大信州酒造の造りに、「大信州らしい香」と言うものがあって、
わりあい、レンジを選ばずに、その香のキャラクターが出ていて、
“らしいなぁ”と思う喜びが、飲んで行く中で、ある様な心持ちがしています。
 
香の内包性が高いと感じました。
ボディは甘味あって、ほわっとした感じ。
 
飲むたび、口中で膨らませる度に、
香の要素を、バラエティ豊かに拾い上げる事が出来ます。
 
ここ数年、一時期に比べたら県内のお酒…
特に大信州酒造さんのお酒は、あまり買っていなかったのだけれど、
「やっぱり美味しいんだなぁ」と思わせる仕上がりでした。

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2017年7月17日 (月)

福島・天明・純米・亀の尾火入れ蔵14カ月低温貯蔵

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4月19日、晩酌にて。
「おまかせ」で頼んであったので、
届けられた一升瓶をあらためながら、
「おお、これはまた面白そうなものを選んだなぁ」と、
ポツリ、呟いた玄関先。
それがこのお酒でした。
その1回前の注文時も「焔」が、なかなかに美味しく、
「天明」と言うお酒、
どちらかと言うと軽いタイプの多い印象だったけれど、
この半年くらいで、
多彩であって、かつどれも特徴を持っていて、好ましいものだ…
そんな風に、思い直して来ています。
ボトルそれぞれにコンセプトがハッキリしている…と言う感覚。
蔵元さんの意識、持たせた意味は蔵元さんのみぞ知るものだけれど、
想像しやすいんじゃないかなぁー…と言う感じ。
まず「酸味あり」と、書き留めたメモが始まる。
ベースに軽やかな雰囲気。
酸味と香味が華やかに広がる。
香はクリーム系。燗上がりも期待できる雰囲気。
口の中で温めて、柔和な甘味とふわっとした香の曲線が美味しい点。
キレがあり、酸の強さがここで出て来る感じ。
結構、キリリと締め括る。
…と、僕のメモ。
YOKOさんは、
「濃いお酒、黒糖っぽい匂い。甘味。美味しい」とのこと。
なかなかの高評価の様だ。
温めると、酸の雰囲気が変わる感覚。
「ひや」…と言うか、冷やしておいて少し室温に戻ったくらいが、
僕らには心地好かったみたい。
東京の酒販店「革命君」さんより、お取り寄せ。

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2017年7月15日 (土)

厨十兵衛で、風の森、呉春。

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4月16日、厨十兵衛にて。
奈良・風の森・純米“愛山80”しぼり華・無濾過無加水生酒
香味の良さは、流石であり、求めていたものであり。
洋梨系の上立香で、発泡感も感じられ、
香は艶やかに広がるのに、爽やかさのフィニッシュ。印象が残ります。
80%精米歩合だからか、愛山米だからなのか…
理由はきっとあるのだろうけれど、
楽しんで飲んでいるうちは、本当、どうでも良いことで、
酸味強く、旨味強く、「あぁ、これはたまらん」と味わうカタチ。
大阪・呉春“特吟”・吟醸酒
お酒っぽい味わい。
生酒の華やかさを特に良く表現する「風の森」と比べると、
火入れあり、熟成もあり、穏やかな酒質は、大きな差を感じます。
甘味が引き伸ばされて、軽さの質も、ごくのんびり飲むに適した雰囲気で、
酔って来ると、得も言えぬ馴染み感を出して来る。
クラシカルとニューウェイブを並べたみたいな呑み比べ。

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2017年6月 6日 (火)

お店ごとに違う顔がある方がいいじゃん?(2017年2月11日・アガレヤ)

 
 
 
 
 
その日は、風林火山、廣東と梯子して渡り歩いていて。
 
 
 
 
 
えー、
気楽なところで一生懸命、と言うことですが…。
 
えー、
便利な時代になった…と、よく申しますねぇ。
いつを、その元としているかによって、
また重み…ってンですかね、意味合いが変わって来る様に存じます。
 
よくこちらの方では、
「便利な時代になった…、けれども」と置いて、
人情、親子の情、主従の情、そうしたものには、変わりがない――…と、
噺に入って行くことがあります。
 
信州信濃は松本において、
全国津々浦々、色んな銘柄の日本酒を飲みたいな~…なんて考えますと、
ありがたいことに数軒、お店を構えておいでで、
それぞれに、仕入れに個性がありますわ。
同じ銘柄を置くこともありましょう。
けれど、一連の食事の中で、
同じ銘柄でも肴も違えば、飲む順番も違って来るってぇと、
面白いように印象は変わるものなんだそうです。
ええ、事々に実感致します。
 
お店ごとに違う顔がある。
 
これが呑み助にはたいへん喜びでありまして。
蔵元を発つ際には、みーんな同じ顔、ボトルで世間に飛び出して来ているのにねぇ。
 
緑町・廣東で雪下白菜を楽しんで来たあと、
もう少しだけ日本酒を味わっていたいな…と、
私とYOKOさんが小路を通って、アガレヤの引き戸に手を掛けますてぇと、
幕が開くと相場が決まっておりまして…。
 
 
 
 
 
先行して、「酒 宗夜・小盛り」にて書いてある部分もあります。
それを引用しながら、一葉にまとめて参ります。
 
 
 
 
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飲みもし、食べもし。
 
空いていたらラッキーだ…と思いながら、アガレヤに。
中間の時間帯って、空いていたりいなかったり、
本当、時の運だと思います。
 
 
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グランドメニュウ+季節のものが書かれた短冊型のメニュウだけでなく、
日本酒用のメニュウがペラリと1枚あり、
これを拝借して選びます。
座る席によってはラベルを眺めて気になったものを進んでも良い。
 
 
以下、「小盛り」より。
 
新潟・加茂錦“荷札酒・月白”・純米大吟醸しぼりたて
 
新潟・月白は、純米大吟醸スペックで、
お値段もそれなりに抑えられていてすごいなー、と。
日本酒っぽい香…とは、どちらかと言うとネガティブなコメントだと思う。
それを感じないここ最近の造りに当てはまる風合。
甘味や充足感のある重さを省いて、
入って、中間の膨らみまでが印象的で、
キレると言うより、霧散して散って行く軽やかさ。
杯を重ねやすいタイプを目的にして、その目的通りに仕上がっている感じ。
なるほど、この「飲みやすさ」って、新しい波なのかも。
 
滋賀・笑四季“Sensation 4 Black”・特別純米生原酒
 
「笑四季」は、逆に前半から中盤は旨味でドーン!と来て、
後から香が立って生きて来る感じ。面白い。
同じ「お酒、日本酒」ってカテゴリでひとまとめにしてしまうなんて、
実に勿体無いくらい、個性ある2本。
 
 
 
 
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「イカの塩辛」
 
 
クリームチーズ付きで、イカの塩辛。
塩辛とクリームチーズ、相性良いですね。
そして、それらは肴にも良い。
クリームチーズがあると、
味わいに柔らかさを感じ、塩辛の塩気を、
だいぶ丸くしてくれる様に思います。
子供の頃に食べられなかった塩辛も、
こうして食べると、知るきっかけになるやも。
 
 
 
 
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福島・廣戸川・純米吟醸無濾過生原酒
 
「小盛り」より。
 
 
ちょうど「小林さんちのメイドラゴン」のカンナの台詞「マジやばくね」が、
夫婦でヒットしていた時期だったので、
Twitterでも「廣戸川、これ、マジやばくね」と呟いている。
廣戸川、すごく美味しかったですね。言葉を重ねても無意味に感じるくらい。
飲んでこそ、「美味しかったよね」と自信を持って誰かと話が出来るような。
 
 
信州千曲・聖山・特別純米“辛口”生詰
 
 
姨捨正宗を醸す「長野銘醸」蔵の「聖山」、
数年前から登場した新規シリーズで、年々話題に上りつつある銘柄ですよね。
シャープな洋ナシ、また瑞々しい梨の皮…そんなイメージ。
旨味は従来より押し付けないが、ゆったり伸びる雰囲気があって、
アルコール度数を感じさせない印象がありますが、
それそのままに全体に洗練されて来ている…と感じました。
 
 
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「信州山形村・長芋の炭火焼」
 
 
「小盛り」より。
 
YOKOさん、大好物メニュウ。
 
生でも食べられる事で有名な長芋。
その分、火の入れ方によっては、お芋らしくほこほことした食感になりません。
お味噌汁を毎朝作っている頃に、これが分からなくて、
シャクシャクの食感のままの長芋のお味噌汁を作った頃もありました。
(これはお米のとぎ汁で、ひと煮立ちさせてから使うと言う話を聞いて解決した)
 
長めに火を入れる事で食感が変性して行く様で、
額に冬でも汗を掻きながら、アガレヤの旦那が奥の炭場で、
付きっ切りで面倒を見て焼き上げ、届けられます。
 
 
 
 
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「小盛り」より。
 
 
福岡・山の寿・Crazy Lemonをロックで。
 
「山の寿」、佐賀県産のマイヤーレモンを使ったものなんだそうで、
「1本にレモン500個分超のビタミンCを配合」とはラベルより。
調べてみると、ロックも良いけれど1対1の炭酸割りも良いらしい。
酸っぱさ、レモンらしい芳しさもあるけれど、
甘味がしっかりしていて美味しいですね。酔いの中に、素敵な清涼剤。
 
 
神奈川・残草蓬莱・純米吟醸・槽場直詰無濾過生原酒“出羽燦々50”、
 
残草蓬莱は…
ええと、この日の最後に飲んだんでございまして。
美味しかったことは覚えていて、
タイプとしてはぽってりとした甘旨さで…と言うことくらいしか、
記憶の中に残っていない…ですね。ええ。
クレイジーレモンは、結構鮮明に覚えているのに。
 
 
 
 
「お店ごとにいろんな顔がある」…とは、ホントに思うもので、
「アガレヤ」だと、
日本酒だけでなく、和リキュールや焼酎も豊富に揃っているので、
普段は頼まない様な、Crazy Lemonの様な出会いもある訳です。
それらが目に入る事で、興味を抱き、そして口にする機会がある。
こうして出掛けない限り、なかなか得られないものです。
インターネット通販で酒屋さんを巡っても、
ページに大々的に和リキュールについて掲げられていても、
興味を持ってページを開いていたなら、
主目的を先に見ていってしまうもの。
 
こうして居酒屋さんに立ち寄ることで、口にするまで発展する、
新しい味わいに出会うことが出来る。
これは素晴らしい経験に他ならないと思うのです。
お店ごとの顔、お酒、フード、雰囲気、人情などなど…
本質的に言えば、画一的なチェーン店だって個性があって良いものなのに、
それが、し難い、そこから経験を得がたい世の中。
だからこそ、こうしたお店に足を運ぶ意義が多いにあると思うのです。
 
 
 
 
「小盛り」に先んじて書いてあると、
そりゃあコピペではあるものの、単発だった記事が、
ひとまとまりになって、
それはそれで、“その日の出来事”としてまとまって良いなぁ…とも思います。
単発の場合は出来るだけ、
同じジャンルを連続してアップしないように組んでいるので、
あまり「ひとつのお店」としての統一感、ないですもんね。
 
色んな人に出会えて、僕らを知っていてくれて。
 
すっかり飲み過ぎてしまい、
どうやら、その帰り道、
コンビニで「明日の朝ごはんにお粥を買っていこう」とYOKOさん。
これが翌朝に、非常に功を奏して、
相変わらず、カカア大明神さまの手の平の上で、
安心して遊んでいるっぽい自分であります。
 
さぁ、ここでちょうどお時間と言ったところでして。
長らくお付き合い頂きまして、誠にありがとう存じます。
また次回、お目に掛かりますまでの暇を頂戴致します。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 
 

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2017年4月20日 (木)

賑やかさに集中して飲もうじゃないか。(2017年2月11日・風林火山)

 
 
 
 
 
無言になっちゃう、
 
Tweet、スマホいじりは、最小限にして。
 
 
 
 
 
 
えー、
気楽なところで一生懸命と言うことですが…。
 
自覚がある、自覚はあるんです。
あるんですけれど、ついついとスマホを見てしまう…
それじゃあツマランナと、当日にふっと思ったのです。
ええ、いきなりですけど、そうなんです。
 
えー、とどのつまりと置いて申し上げますと、
“この賑やかな場所を楽しむべきなんだろうな”…と。
ブログに書きたい、書き残したいと思うので、
ちゃんとメモを残したい…それならば、最小限に抑えて、
カウンターの賑やかさをも、お料理、日本酒、一緒に味わおうじゃねぇか…と、
そんな風に思ったのです。
モモさんの威勢の良さも、一助になる訳ですわ。
 
こうしてブログを書く際に、
Twitterに、それなりに詳細に、丁寧に書いてありますと、
便利なんです。コピーアンドペーストです。
あっと言う間に、ブログの下地が出来上がる。
小盛りも含めて、頻度を高めて書いて行こうと取り組んでおりますので、
それは、とても大切…
 
だ、けれども。
 
ブログを書くために、おあしを出して飲んでいるのか、
飲んでいるから、楽しさを留めたくてブログを書くのか、
それが訳が分からなくなっちまっているのかなぁ、と。
 
ずーっと便利にスマホをメモ帳代わりに使って参りましたが、
今は、小さな手帳にメモを取る様になりましたよ。
バーッとメモをして、書き切ったなら終わり!
酒場との語らいに勤しもうってンで。
 
“酒場との語らい”と言うのは、
大将なり、バイトさんであり、隣り合う方であり、メニュウであり、
はたまた、トイレの張り紙であったりするかも知れんですな。
 
賑やかな場所なれば、賑やかな場所なりに。
ワッと騒いで行こうじゃねぇか…
松本の大衆居酒屋の…信州の地酒が豊富に取り揃う居酒屋の噺でございます。
どうぞ、最後までお付き合いの程を願っておきますが…。
 
 
 
 
 
 
 
 
2月の内容ではありますが、それはそれで。
 
旬をお伝えできたなら最高ですけれど、
 
楽しい夜を振り返りたいんです。はい。
 
 
時に、旬。
 
 
だいたい、ちょっと前の噺にて失礼を致します。
 
 
 
 
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そんな訳で、
 
松本駅前「風林火山」のカウンター席に滑り込み。
 
 
 
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新酒が出ている時期ですから、
信州地酒の今を飲みたいなー…なんて思う訳で。
 
僕は、
信州佐久・深山桜“和和和”の純米吟醸生“かすみ”を。
 
サッパリとしてクールな印象。
すごく良いと思いました。
綺麗で、酸が強く出過ぎずに、心地好いくらい。
 
和和和、自分が持つイメージは、
もっと強くゴージャスなイメージの酸なのですが、
これはこれで、すごく良いです。
そんな風に思っていると、
YOKOさんも、モモさんも…たぶん酸の好みの度合いが似ているんでしょう、
「これぐらいがちょうど良い」と思うんだそうで。
今年は、更にお気に入り!…と言う印象を持ったみたいです。
なるほどなぁ。
 
 
YOKOさんは、お好みの、
信州上田・信州亀齢・純米吟醸無濾過生原酒“ひとごこち”にて。
 
全体的な透明感があり、締め括りがギチッと辛味が置かれる様な印象でした。
少しだけアルコール感があって、これに伴ってキレている感覚。
若々しさを感じます。
 
 
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「やさい!やさい!」と言うYOKOさんに合わせて、「
 
「山盛り!チョレギサラダ」を。
 
これ、中村の大将とモモさんでレシピが違うんだそうです。
それを継いだ方、作る方の…
単純に日々の好みで、味に変化があるんだとか。
キーワードは酸味。
ちょっとした量のレモン…だったかな、酸味の入れ方で、
グッと味が違うんだそうで、
お客さんからも、どちらが良いと言うのはそれぞれあって、
聞くだに面白そう。
 
そう、この話を聞いた時に「洋食厨房Spice」のサラダを思い出しました。
「本日のおやさい」は、
I藤さんが作ると酸味が強く、I井さんが作ると酸味より塩気が勝つ…
…と言う構造で、
今だから書きますが、
僕は酸味がある方が好みで、酸味に耐性が、かなりありますし、
YOKOさんは塩味大好きですから、I井さんのものが好きだったりしましたね~。
 
モモさんから、そんな酸味の違いを伺ったとき、
「あー、ここでもそういうのあるんだなぁ」と夫婦そろって思っていました。
 
 
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“てっぱん”アンチョビキャベツ
 
更に初手からガンガンと野菜。
僕らはそりゃあ飛び付きますよ。
Hop Frog Cafeの応援でいらしていた、
北千住・オステリアルーチェのシェフさんのホットサラダ…
アンチョビを隠し味にした、野菜を炒めたもの、
これを想像して、憧れて注文しました。
 
アンチョビはやっぱり下地になる様な利き方で、
とにかく鉄板に爆ぜる匂いとキャベツの甘さが身上です。
ビール!ですね。
日本酒にも美味しいけれど、威勢が良い料理にも感じました。
サワーだって良さそう!
 
 
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新物!ボイルホタルイカ
 
初物を食べると寿命が7日延びる…なんてなぁ、昔から申しまして。
季節のはしりだから、小ぶりですけれど、
これから旬になって行く気配を感じる、これ大切です。
 
 
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マグロぶつ(大特価)
 
料理の回転…と言うのか、手際がとにかく良い「風林火山」、
あっと言う間に卓上がいっぱいになりました。
大特価とあって、釣られたマグロのお刺身。
あつっぺたに切ってあって、なるほど、お値段以上感がありますね!
少し辛味を伴っていた亀齢には、よく合います。
 
 
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続いて、次杯にお願いした日本酒はこちらで。
 
YOKOさんは、
信州高遠・黒松仙醸“こんな夜に…”・純米奔酒(はしりさけ)をお願いしました。
 
ナシ、フレッシュなナシの香、瑞々しく綺麗なイメージ。
芳しさ、生き生きとしてとても美味しい。
「こんな夜に…」シリーズで、出始めのお酒に「奔酒」と名付けているんだそうで、
なるほど、そんな若々しい新酒っぽい風合も持ちます。
爽やかさは、まさに季節の味わい。
 
 
僕は、
信州新町・十九“Pecora”・純米吟醸をお願いしました。
 
ラベルが、何ともファンキー。
色んなラベルがあって、シルエット的な洒落たデザインから、
FUNKでコケティッシュなデザインは、目を惹きますね。興味を持ちます。
突端、入りはスッと入って、中盤で爽やかに膨らんで、
最後に少しの滋味を持ち合わせる感じ。
落ち着きを持っていました。
 
 
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葉わさびのおひたし
 
 
これは僕の大好物。
自宅でも葉わさび、わさびの花をこしらえる様になり早幾年。
最初はあんまり辛味が出ない事もありましたが、
よよぎの大将だったり、風林火山の大将だったり…
色んな所で教えて貰ううちに、体得出来て、
そう、これを食べた時には、
 
「ふふふ、同じかそれ以上の辛味を出す事が出来ているぞ自分、ふふふ」
 
…と思っていました。
これぞ信州の春を呼ぶ旬味だと思います。
山菜が出て来る前の、ね。
 
 
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続いて、
僕は、信州佐久穂・黒澤・生もと純米直汲み生“Type 7”、
YOKOさんは、日本酒サーバーから汲み出した信州佐久・佐久乃花で!
 
黒澤は、
バナナ、パイン、酸味、ドライメロン…と、ひとくち呑んで思った様子。
YOKOさんも、この渋さ、酸の雰囲気なら、
好ましく飲むことが出来る…なんて言っていました。
温度を上げても、また世界が変わって楽しむ事が出来そうな気がするもの。
口の中で揉んでみると出て来る、明るくポップな味わいは、
黒澤の雰囲気だと思わされるものでした。
 
 
 
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信州佐久・佐久乃花・純米吟醸“Spec d・自家水田米”
 
綺麗さと香の立ちの良さと、
ちょっと強めの苦味、これが先行した様な感じで。
発泡感がないものも飲んでみたいかなー…なんて思いました。
 
 
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おからとチーズのクリームコロッケ・明太のせ
 
 
その日、その日のメニュウの中から、気になったものも。
本当、色んなメニュウがありますね!
写真で見ると大きさが伝わり難いかも知れませんが、
結構なボリュームで、“食べで”があります。
 
チーズと明太子も相性良いですもんね。
酒の肴…と言うには、ペロリっと行ってしまって、
ほぼお食事メニュウ感。
 
 
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ラムテキ
 
〆気分で、これを。
風林火山名物のひとつ。
羊肉、ラム肉のステーキ。
鉄板の上で、醤油ダレと一緒に爆ぜていて、
ラムらしい味わいもすこぶる際立って、
本当、大好物。最高にウマイです。
 
 
 
 
 
日本酒については、少しだけメモを残してあるけれど、
お料理については、何も書き残しておらず。
でも、結構覚えているものですね。
賑やかな、とても賑やかな雰囲気で、
モモさんも威勢良く、会話を楽しみながら過ごす、
活気と共に食べた、
とても楽しい記憶があって、覚えている…そんな感じです。
実際に、美味しいものも多かったしさ。
 
毎日、飲みに出掛けたり…なんて、流石に出来ないので、
週末のこの飲みに、
色んなお店に出会って、楽しんで…
そう考えるから、これで辞すると決めて、注文をして行ったから…
 
「あー、なんか惜しいな」
 
…って、後ろ髪を引かれる様に、
「今日は、ここまででお会計をお願いします」と言う、
その時の気分も、また、覚えています。
もうちょっと、ここにいたい。いたいのだ、けれども。
 
この日はもうひとつ、目的あって出掛けた夜。
続いて、はしご酒と繋いで行く訳ですが、
「また、遊びに来よう」と思う事が出来る…
そんな飲みが、出会いが、
人生の栄養になる、楽しみとなっていると、
さぁ、そうした所で、本日はちょうどお時間となっております。
 
また次回、お目に掛かりますまでの暇を頂戴致します。
 
本日は、ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 

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2017年3月 2日 (木)

而今・写楽の山田錦を飲み比べる会。(2017年2月19日・厨十兵衛)

 
 
 
 
 
おいしいはおいしい。
 
で、
 
おいしいにも、違いはあるのでして。
 
 
 
 
 
 
 
 
えー、
誘惑箇所の多い中でございます。
いっぱいのお運び様で、誠にありがとう存じます。
気楽なところがよろしいんじゃないか…てンですが、
一生懸命、書いていく事としてございますンで、
どうぞ仕舞いまで、よろしくお付き合いの程を願っておきますが…。
 
えー、
本日は相変わらず、お酒呑みのお噂でご機嫌を伺って参ります。
信州松本、日本酒居酒屋と銘打ってございます、
「厨十兵衛」での日本酒会を語って参ります。
 
当日は、信州須坂の新崎酒店の旦那も遥々お見えになりまして、
華々しく催され、アタシなんかは記憶がどっか行っちまうくらいには、
たらふく美味しく頂戴しまして、翌朝は起きられないと言う、
派手な楽しみ方をした、派手になる前までの、ええ、
ごく落ち着いた、穏やかな、お酒呑みの飲み比べを楽しむ一席のはずです。ええ。
 
…これからだってのに、“はず”とか言っちゃいけませんな。
 
めいっぱい楽しみました。
自信があります。
当日を楽しんだ皆々様はめいっぱい心から楽しんでおられる様に拝見しましたし、
渦中のアタシだって、楽しんでいたでしょう。ええ。
自信があるんです。
 
一晩のお浮かれを…と言いたい所ですが、
お天道様がピッタリ、頭の上を通る頃合に酒呑み方が集って参りますと、
幕が上がる、お定まりとなってございますが…。
 
 
 
 
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昼よりちょっとだけ早い時間。
四柱神社の西側の鳥居にて。
奥に、偶然出会った新崎酒店の旦那が先を行きます。
まだ少し早い時間なので、僕らはこれからポケモンを漁ります。
 
 
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お馴染み、
古今亭菊生の落語百夜、
次回は3月11日…と言う日取りは既に存じ上げておりましたが、
根多出しも決まった様子で。
「転宅」と言いますと、最近ちょくちょく顔を出して下さる前座さん、
かな文さんのお師匠さんのCDを聞いた事がありますが、
何かご縁があるのかなぁ…なんて勘繰ってみたりして。
 
 
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今宵、いや今昼の時間の楽しいこと…だけでなく、
日々のお参り、お願い事を四柱さまに。
 
 
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緑町の「厨十兵衛」に到着です。
 
 
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店内では本日のお料理が僕らを待っていてくれました。
 
 
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端っこの席を確保。
この席だと、ギリギリ辰巳のお庭のポケストップが届くんですね。
せっかくキャンペーン中なので、
ルアーモジュールを使ってみましたら、
春日市から、偶然にお出でになっていたmaikoさんご夫妻が、
これを見つけたみたいで。
僕らがしっかり酔い酔いの最中も、
そんなご縁があったりなんかして、実に面白いものです。
 
 
 
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当日のお酒はこちら。
 
左から、
三重名張・而今・大吟醸“山田錦”、
三重名張・而今・純米吟醸“東条山田錦”2015、
三重名張・而今・純米吟醸“吉川山田錦”2015、
福島会津若松・古典写楽・大吟醸純愛仕込み“山田錦”十兵衛5年熟成、
福島会津若松・写楽・純米吟醸“東条山田錦”平成27酒造年度、
福島会津若松・写楽・純米吟醸“吉川山田錦”平成28酒造年度、
 
以上、6本のラインナップ。
全て山田錦で醸してあるもので、
かつ、両銘柄共に、
兵庫県加東市の「東条」地区、
兵庫県三木市の「吉川」地区と言う、
名のある山田錦の名産地のお米を使っていると言う、
レアでかつコアでマニアックなラインナップとなっています。
「写楽」の名に「古典」と付いたラベルも、
酒屋さんや個人でストックしている分しか存在しないものですから、
これもとっても珍しいもので。
 
 
 
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「厨十兵衛」店主井出さんと、
「新崎酒店」新崎さんのトークが、すごく面白かったですね。
新崎さんが熱心に紹介して下さるところで、
井出さんが、「それってさー」と間に入って行く様なカタチ。
 
お二方とも日本酒を取り扱って長いですから、
歴史や来歴も含めて、
興味がある自分には、楽しいトークセッションでした。
 
それすらも酒の肴になるような。
 
 
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日本酒に合う厨十兵衛の酒肴セット。
 
かなりバラエティに富んでいて、合わせ甲斐があります。
 
 
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では、お酒の感想を書いて行きます。
記録として。
 
新崎さんから、
吉川産は“自然派”で、溶けやすく穏やかなお酒になりやすい。
東条産は“優等生”で、ラストに(酒度が)キレる傾向にある…とのこと。
また、東条は村米制度があり、蔵元さんと農家が直取引して流通し、
吉川は一部で直取引はあるものの、
大部分はJAを介した取引で流通している…なんて沿革が説明されます。
 
現在、酒米としては山田錦が全国1位の生産量であるそうです。
主要な酒米、山田錦、五百万石、美山錦で、全体の7割を占めるのだそうです。
山田錦が36%。
以前、新潟地酒ブーム、第1次から第2次吟醸ブームの頃合では、
五百万石が新潟の地酒生産量に比例して生産量1位を走っていたそうです。
勿論、長野県内では「美山錦」が1位。
けれど、近年は金紋錦の生産も増えているのだとか。
 
兵庫「剣菱」蔵の愛山米の様に、主体として使っているけれど、
大きく銘打って謳っていないことに似て、
石川の「菊姫」蔵が、吉川産の山田錦を主体的に使っているのだそうです。
 
 
 
 
 
 
福島会津若松・写楽・純米吟醸“吉川山田錦”平成28酒造年度、
 
口に含んで美味しい。
好みの強さ、旨味の強さ。
聞くと、7号酵母で仕込んだものだと言うけれど、
酸とこってりした旨味は、7号と言うより、
なるほど、奈良「風の森」蔵のそれに近いような感じ。
ミネラル、入りは厚ぼったく、でも入りやすく、
中盤に旨さが膨らんで、全体に品があって。
 
後々飲んで比べると、東条と比べて、
透明感、喉越しの良さ…押しの強さが、自然な感じ。
華やぎと静のイメージ。
 
YOKOさんは「甘みがあって美味しい」とのこと。
 
香はお酒っぽさ、アルコール感がないもので、
味と同義、その差異が少ないものと思いました。
それを“自然な”雰囲気と例えるべきものなのかも。
 
 
三重名張・而今・純米吟醸“吉川山田錦”2015、
 
 
鑑評会に出品されるタイプの大吟醸にあるイメージ。
後味は、実にスマートな雰囲気。
香は明るいイメージで、
マンゴーやパッションフルーツ、南国系の香味で、
奥、後半にシトラスのアクセントを持つ様な印象。
南国果実感は、しっかりした酸味、
酸の強さに裏打ちされている様に感じます。
酸の存在感が特徴的で、アクセントにも骨格にもなっている様な。
 
 
吉川産の山田錦として、
写楽と而今を飲み比べてみても、
造りの差、個性がハッキリと異なっている感じで、
共通項がない…訳ではないのだろうけれど、
それを探しているより、シンプルに「両方ウマイ」が正解!…なんて思いました。
 
 
福島会津若松・写楽・純米吟醸“東条山田錦”平成27酒造年度、
 
 
吉川と比べて、7号酵母系の特長が出ている…と感じました。
少し重さがあり、
ズンと深く、強く、渋味も印象的に感じます。
それが、数分後にグッと開いて来て…
奥から更に瑞々しさが上って来る様な印象を受けました。
ベースを支えられる様な、
マッチョな二の腕を想像させる様な力強さは、
ベースラインを走るのだけれど、
その芯の周囲に濃密な味わいの要素が詰め込まれている印象。
それが流れの中で開いて来ると、実に華やぐ。
 
浮ついた感覚がなく、醍醐味、説得力を持つ青年のイメージ。
 
 
 
三重名張・而今・純米吟醸“東条山田錦”2015、
 
 
中でも、重厚。果実感が強い。力ある雰囲気。
果実香だけがあるのではなくて、
果実が持つナチュラルな野性味、渋味の様なものも含有している感覚。
重みがあって甘みがあって、含んで行く中で、パイン系の香が立ち上がる。
 
料理に合わせるなら、この而今の東条山田錦がいちばん相性が良い…と感じた。
押し味の強さは、受け手としてのお酒ではなくて、
強さがあるからこそ、
色んな肴、お料理の中で主張をしっかりと残したまま、
美味しさの可能性を広げてくれている様な気がする。
 
また、しばらく経ってお酒が開いて来ると、
もっとグッと全体のモチベーションが上がる様な印象も。
 
 
 
福島会津若松・古典写楽・大吟醸純愛仕込み“山田錦”十兵衛5年熟成、
 
 
ひとくち、やや苦い。まずそう感じる。
軽さがある。まだ開いていないって思う。
 
その頃から、舌先にねっとりした甘味、クリーム感があると思う。
こうしてメモを取りながら、
口の中に、ゆっくり味が出て来ている…なんて感じる。
柔らかさがじんわりと舌の上に溶け出て来る様な。
 
「35℃くらいで…」と、お燗酒をお願いしてみます。
38℃と言いかけて、何だかもう少し人肌に近い状態で、
のんびり飲んでみたいと思いました。
すると、これが実に美味しいものでした。
ほっとする美味しさ。
感じていた苦さ、渋さがまろやかさに解けて、
素晴らしい塩梅でした。これはとても好み。
少し含んだ香の中に、熟成香…
温かみある木材の匂いに近い香に、少しココア、そしてかすかなナツメグ感。
複雑さはあるけれど、
味わいの和み感にまとめられて、たまらなかった。

時間が経ってから常温で頂くと、初手の苦味も薄れていました。
美味しい。
こういう風に開栓直後は少しお酒が緊張していて、
硬かったり苦かったりすることもある様です。
もし、そう言うお酒に出会ったらなら、間を置いてみるのも良いかと思います。
 
 
三重名張・而今・大吟醸“山田錦”
 
 
香がずーっと残る。良い香、大吟醸と名付けるに相応しいような…
後半、余韻の伸びの良さが、とても印象的。
全体には綺麗でスマート、卒がない仕上がり。
品格があると言うか、
華やかで、ほんの少し渋味のアクセントを持っていて。
いちばん端整なお酒であった様に思います。
ゴツさのない、オールラウンダーな雰囲気。
 
 
全て山田錦と言う贅沢な飲み比べ。
 
「而今の山田錦、ください」とかお代わりが欲しくて言い、
 
「どれ?全部、山田だから分からんっ」なんて会話を、
 
僕だけでなく、何人かが繰り返し発言していました。
この言い方って、お米…酒米違いでお願いする時の言い方だったり、
メニュウに「而今の山田錦、八反錦」と複数あった場合に、
そう頼む言い方ですよね。
どちらかと言うと、普段はそちらの方が出会う可能性、高いんじゃないかなぁ。
 
どれもこれも山田錦。
“最高の酒米”と称されているからこそ、よく使われる訳で。
その中でも、特に名産地とされている山田錦の最高峰ばかりを飲み比べてみて、
こう…「山田錦はしっかりとした酒質に仕上がり易い」イメージがある中で、
「それもまた、蔵元さんの個性次第なんだなぁ」と感じました。
どう、酒米を解釈して醸造して行くのか。
センスと言うか、才能と言うのか。
より、日本酒を醸すと言う事は、芸術に近いものなんだ…なんて感じる訳です。
 
他に、
而今・大吟醸斗瓶取り“全国鑑評会出品酒”、
写楽の純米吟醸夏吟うすにごり、
而今・純米吟醸“八反錦”火入れ…を飲んでいるはずです。
でも、その段階でしっかり「わーい!」と言う状態だったので、
メモも記憶も全然残っておらず。
 
 
 
いっぱい美味しく飲ませて頂きました!
 
 
 
 
 
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お食事メニュウには、鰻の押し寿司…の様なもので。
鰻、厚味があるもので、かなり美味しかったです。
井出さんが作る甘味のあるタレも、普段のメニュウに登場する場合にも、
絶品である場合が多く、これもまた然り。
 
 
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新崎さんが作って来た「日本酒クイズ」…
これ、うんちくじゃない辺りが、ちょうど良い所を突いている…と思いました。
僕らは醸造家になりたい訳じゃないので、
造りの細かな所作なんかをクイズにされても、あんまり意味が無いんですよね。
生活の中で根付いている日本酒。
それを知る…雑学と言えば雑学で、
でも、「へぇー!」と聞いて、それこそ某番組の様に、
明日、誰かに言ってみたくなる様な内容で。
 
 
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で、お酒呑みの最中にも楽しんで取り組むことが出来ることが素敵なのです。
 
その後、その日に感じた事を、
僕は、こうまとめています。
 
 
蔵元、酒販店、飲食店、飲み手の関係性は、
本屋に例えられるのではないか。
 
作家(蔵元)、酒販店(出版編集)、
 
飲食店(本屋)、飲み手(読者)と言った感じ。
 
本の楽しみ方、解釈は読者ごと自由だし、
逆に作家さんに対して読者が、
期待でなく「こうした方が良い」と注文を言う必要もないと思うんだ。
 
酒販店さんのポジションがとても大切です。
コンビニだったり、ただ本を並べているお店もあれば、
本について、独自にPOPを作成したり、
熱心に本を紹介していたり…
「読んで欲しい!」が伝わる店内の本屋さんは、
WEBが広がり、電子書籍が広がった現代でも好調と伺います。
 
「そのお店に行くと、きっと何か面白いものがある」
 
…インターネットの世界は良し悪しで、
好評も酷評も混在し、善意も悪意をも合わせて存在していると思います。
新崎酒店さんや、
僕にとっては、武蔵境の「酒のなかがわ」さんや、
「革命君」さん、池袋大塚の「地酒屋こだま」さんは、
 
「何か面白さを、興味を持ちたくなる様なものを」
 
そのお店に並べている…そう思っています。
世間で浸透している言い方なら、情熱の、熱意ある酒屋さん方。
お酒を買いに行って、お酒の話をするだけでも楽しい場所。
読者の声、世相の声をよく調べて反応しているはずで、
しっかりした酒屋さんであればあるほどに敏感で。
 
「酒屋さんに行ってみよう!」
 
…なんて思ってもらえると嬉しいです。
お酒を並べるばかりが酒屋さんではない…
それは大町で出会った「横川商店」さんは、
お酒のことは勿論、街のこと、いろんな食品、文化…
素晴らしい事に、情報の集積地となっているし、
信州中野市に遊びに行く理由にもなる、
「食酒楽会」も「善光寺屋酒店」さんが携わっているからこそ、
開催されている訳ですし。
 
“当たり”の酒屋さんに出会うと、
更に日本酒ライフが楽しくなるじゃないかな…って思います。
 
 
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答え合わせも、みんなニコニコ。
 
 
 
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デザートにアイスが配られた様ですが、
 
食べましたが、
 
ええ、ほとんど覚えていません。酔い酔いの酔い。
 
 
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お開きになって外に出ると、まだまだ明るい時間。
心地は既に、終電間際くらい。
 
 
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「二次会に行くぞー!」とローリーの旦那に付いて行って…。
 
 
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松本駅前の風林火山にて。
 
 
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信州飯山の「水尾」などを更に飲んでいる様ですが、
なんだろ、記憶がないですね。よく飲んだ1日…だったと言う事でしょう。
 
最後がグダグダで終わって、何とも締まりがないのだけれど、
実際にそうだったんだから仕方がない。
それにしても楽しい酒宴でありました。
 
 
…と、ちょうどここらが良い所、となってございます。
久し振りの更新となりまして、
長講一席、最後までよくぞ耐えてご覧になって下さいました。
誠にありがとう存じます。
 
それでは、また次回にお目に掛かりたいと言う所で…
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 

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2017年2月18日 (土)

上り詰めて行くと記憶を置き忘れている。(2017年1月28日・厨十兵衛)

 
 
 
噺の世界に似ていなくもない。
 
 
 
…似てないか。
 
 
 
 
 
えー、気楽な所で一生懸命と言うことです。
相変わらず、お酒呑みのお噂で、
しばらくのぉ、お付き合いを願います。
 
えー、
噺と申しますものは、落語と申します…
我々の商売道具と言うものには、
「サゲ」と言う符丁がございましてな。
ご案内の方もございますでしょうけれど、
どちらかと言って世間様に広がっている言葉ならば、
「オチ」と言うものですな。
噺の最後に、ストンと落とす決めの台詞を言う訳でして、
だからこそ、
「落とし噺」なんて、落語を以って言ったりなんかする訳です。
ええ、ホントの噺ですとも。
たまには、こうしてパァパァ座布団の上で無駄にお喋りしている様でも、
お勉強になることを言っちゃったりもする訳でして。
 
“サゲ”るまでに、噺をめいっぱい盛り上げて行きます。
盛り上げて盛り上げて、
いちばん良いところで、ストンと落とす…これが美徳ですな。
まぁ、人情噺の様な?ストーリー性を重視したものは、
これに限りませんけれど、
まぁまぁ、落語の世界と申しますものは、
そう言った決まりごとがあったりなんかするんですわ。
 
先んじて、
四柱神社で落語会、そしてカエルの店からのはしご酒、
本日は厨十兵衛に流れ着いてございます。
最近はじめました「酒 宗夜・小盛り」と内容が、
オーバーラップしますが…
…おお、落語の世界でも横文字なんて使ったりして。
ええ、重なる部分もございますが、
最後まで、よろしくお付き合いの程を願っておきますが…。
 
 
 
 
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そんな訳で、緑町の「厨十兵衛」へ。
 
先達て、その前日にTwitterで見掛けたお目当てからお願いして行きました。
 
 
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僕は、福島・大和川、
YOKOさんは、福島・会津中将を先ず一杯にて。
 
大和川、高バランスで酸の締めくくる感覚が素晴らしく良い。
これは柔らかさとの緩急があって、実に良い!
 
会津中将は甘味のクレッシェンドが新酒らしさですね!
しっかりとした強さがあり、飲み応えもあります。
 
…とのこと。「小盛り」にも掲載してある通り。
 
大和川は、本当狙い通りの美味しさで嬉しかったですね~!
会津中将はYOKOさんの覚えの良い銘柄のひとつ。
美味しいスタートで、気合がより満ち満ちます。
 
 
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たこと菜花のごま油和え、
 
菜花が出て来ると、ちょっとずつ春を感じます。
春を迎える心づもりが出来て来始める…と言うか。
まだ2月の寒さを越えねばならないのですけれど。
 
 
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鶏のくわ焼き、
 
甘いタレがかかった鶏の焼き物。
照り焼きともちょっと違う感じ。
お燗酒にも相性良さそう。
 
 
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続いて、2杯目に…
 
僕は、
滋賀・北島・きもと純米無濾過生原酒27BY、
YOKOさんは、
福島・ロ万(花泉)・純米大吟醸生原酒“一ロ万”にて。
 
 
北島、すごく久し振りに飲みます。
「きもとかー」とつぶやくと、
井出さんは「最近、北島はキモトの評価高いよね」とのこと。
うん、実直に美味しいお酒でした。
旨味の凝縮感があって味乗りと酸の旨さがキュンと入って、舌先に甘く。
滋賀県らしい趣向にも感じました。
 
ロ万は、本当美味しかったです。うん、非の打ち所のない。
自然でほどけの良い甘味、余韻もふんわり、豊かさも湛えて広がる。
「お酒だけでグイグイいける!」とはYOKOさん。
 
…と、「小盛り」掲載分。
「一ロ万」は流石最高峰と銘打たれるだけはある…と感じました。
見掛ける機会があれば、是非!って思います。
 
 
 
 
この辺りから、
居合わせたK西さんとお話をさせてもらったり、
もちろん大将と話をしたり、
こう、盛り上がって行く訳です。
YOKOさんも元気いっぱい、飲んで行く訳です。
お互いに大騒ぎなんかはしないのですけれど、
夢中になって行く、と言いますか。
 
…メモを残しておらず。
ブログのためにメモを残す…
その為に、せっかく上がって行く陽気な呑みの気分を、
上がり切る前に落としてしまっては勿体無い、勿体無い。
 
で、〆のご飯で、ストンと落ちる。
 
 
 
Dscn5467
 
 
3杯目に、
僕は、山口・貴・純米吟醸“山田錦”中取り生28BY、
YOKOさんは、続けて福島・花泉・純米吟醸無濾過生原酒上げ桶直詰め…を。
 
「貴」の生酒、そりゃあ個人的にお取り寄せすれば良いのですけれど、
松本ではあんまり見かけないんじゃないかなぁ、と思います。
久し振りに味わいました。
記憶より、可憐に…可愛らしく可憐と言うよりも、
より自然味をイメージする様な、風の風合を持ったような。
 
「花泉」は、うん、YOKOさんが美味しそうに呑んでいた…と言う記憶しかないです。今は。
ひとくち貰ってはいるはずなのだけれど、
そう、酔いの彼方に置き忘れて来ておりまして。
 
 
Dscn5471
 
 
ほたてきゅうり、
 
通称「ほたきゅう」、いや「て」と「り」しか略されていませんが。
最近、ちょっとお気に入りの酒の肴。
きゅうりの瑞々しさ、食感、塩気、ほたての甘味の組み合わせが、
呑みの前半にも後半にもオールラウンドで楽しむ事が出来ます。
携えておきたい味わい。
 
 
Dscn5472
 
 
調子に乗って4杯目まで進みまして。
 
いろいろ悩んだ挙句に、確か僕は気に入りの銘柄で…
福島・辰泉・特別純米ふなまえ酒“辰ラベルNo.1”28BYを選び、
YOKOさんも気に入ったものを選びまして、
宮城・山和・純米吟醸無濾過生原酒28BY新酒をお願いしました。
 
「やっぱり辰泉ってウマイなぁ」と思います。
合う、と言うか。染みると言うか。
プラスチックはプラスチックだから、液分は染み込まないじゃないですか。
辰泉を飲むと、
スポンジに自分がなったみたいに「おう、来た来た」って思って、
体の中に入って来る…そんなイメージです。そう思った様な記憶が頭の中の片隅に。
 
「山和」は…YOKOさんが頼んだことも、この写真を見るまで思い出せませんでした。
 
ここまで、時間を掛けてゆっくりと呑みました。
酒場の雰囲気、出会う飲み友達、ゆっくり、ゆっくりと…時間を贅沢に使って。
 
 
 
Dscn5476
 
 
世界最強と信じてやまない厨十兵衛の「葱玉チャーハン」を。
YOKOさんからのリクエストがあり。
夜に米飯を食べない日常があるものですから、
こうして、ある種の禁を破るって言うのは珍しいんです。
 
Twitterで見たと言う…
見せてくれた方は、ままお察しの通りで…
「食べたいな」と思っていたみたい。
立ち上る湯気に香ばしい匂いがたまらない。
 
食べ終わってお腹いっぱいになり、
腹の皮が突っ張れば目の皮たるむ…ってぇヤツでね。
「あぁ、呑みが終わった」と思う訳ですね。
終電目指して、寒い中を出て行かなきゃあ…と言うところ、
本日はちょうどお時間となっておりまして。
落語、ビール、日本酒と大いに遊んだはしご酒の一席、
気の利いたサゲをご用意できれば良かったのですけれど、
無事、何の事件も起きる事無く巣穴に戻って参ります。
 
酔いは寒さを忘れさせ
酔いは憂さをも忘れさせ。
楽しみ多き世の中の寸時のお浮かれの一席、
ここでお開きとさせて頂きます。
どうも、ありがとうございました。
 
ありあがとうございました。
 
ありがとうございました。
 

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2017年1月31日 (火)

暮れ~の元気なご挨拶♪を、めいっぱい詰め込んで。(2016年12月11日・子安温泉、三幸軒、井賀屋酒造場、松代荘)

要は、
いつもの北信紀行であります。
えー、気楽な所で一生懸命と言うことですが…。
暮れも押し迫る12月、昨年末の出来事を一席申し上げます。
本格的な雪の季節が来る前に、と私共は考えておりました。
しばらく行けなくなるであろう、
雪の多い地域、信州信濃の北方、中野市。
ご縁あって、ちょくちょくと遊びに行ってはいますが、
冬の時期は、そうも行かない。
暮れの挨拶がてら…と言えたら良いのですけれど、
その実は、
夫婦揃って、食べたいものがあり、
夫婦揃って、良いお湯に入りたいと言う事でもあり、
また、
会いたいと思う人たちがいるのでして。
出来るだけを詰め込んで、1日を過ごして参りましたので、
えー、
「来年のことを言うと鬼が笑う」なんてなァ申しますが、
昨年のことを言うと、どうなるんでしょうな。
まぁまぁ、
ざっくりと遠征計画を立てて、
SOJAとYOKOのいつものふたりが巣穴から出て参りますと、
噺の幕は上がって行くこととなっておりますが…。
Img_3152
思ったより雪がある…
…と言っても、須坂長野東I.C.を降りた辺りでは、
松本塩尻、中信と変わりなく雪がないのだけれど、
高山村に近付くに連れて…
いや、ハッキリとあるポイントから、急に雪道になり、
気を張って、気を使いながら運転をして来て、ここまで。
子安温泉の看板が見えたことが嬉しく、
対向車も後続車もいないものですから、
ハザードランプを点けて、車を路肩に停めて撮影しました。
このあと、スタックしてしまい、今季初雪道の苦労を味わうのですが、
その後は無事に、子安温泉に到着致しまして。
Dscn5076
子安温泉、
「北信に行こう」とYOKOさんに提案すると、
返す刀で矢よりも早く、「まずは子安で」と帰って来ます。
素晴らしい泉質、湯屋の風情…それは分かっているのだけれど、
その燃える情熱に、いつもながら感心します。
自分の体が思った以上に冷えていたので、
最初にお湯に入る、その瞬間はかなり熱く感じてしまうのですが、
開店して1時間以内は、比較的ぬるめのお湯となっていて、
肩までしっかりと浸かっていることが出来て、すごく心地好いです。
流石に外気温ゼロ度の世界で、
源泉で体を冷ます…と言う、いつもの流れは行いませんでしたが、
クールダウンならば、室内の温度で十分…そんな季節なんですね。
体感して知ります。
ほとんど音の無い、雑踏から隔離された浴場風情。
天井を見上げながら浸ると、無の境地に達した気分になる名湯です。
Img_3153
食堂や物販の拡充が来る度にあって、小さな温泉ですけれど、
来る度に好きになります。ついには回数券を買ってしまいました。
Dscn5077
 
 
お昼ご飯はお馴染みの「三幸軒」にて。
2016年12月の限定メニュウはYOKOさんの食欲を射抜き、
だいたい僕が担当する事が多い限定メニュウですが、
今回はYOKOさん担当にて、注文するに致します。
 
 
Dscn5083
 
 
「だったら僕は…」
 
 
…と、
伝家の宝刀と勝手に思っている名代メニュウ「五目焼きそば」を大盛りで!
 
 
Dscn5085
 
 
焼いた香の付いた麺と抜群の相性の餡、たっぷりの具が絡み合います。
酢ガラシを掛けて頂きますが、そのちょっとした酸味も、またウマイんです。
中野市にお住まいの方々が羨ましいと、いつも思う味。
 
 
Dscn5086
 
 
焼き餃子も外せません。大振りで、餡もたっぷり。
 
 
Dscn5079
 
 
いつもの…と思って「三幸軒サラダ」をお願いすると、
「今日はちょっとバージョンが違うんですけれど良いですか?」とのこと。
水菜主体のサラダから大根が主体となったサラダで、量もたっぷり。
いつも野菜を欲している僕らにとっては、嬉しいボリュームです。
大根が美味しくなる時期、こうした変更は大歓迎です。
 
 
 
 
Dscn5080
 
 
2016年12月の月替わりの限定メニュウは、
「キノコのサンラータン麺と炒飯セット」でした。
 
うーん、Twitterを振り返ると「サンマーメン」と書いてしまっていますね。僕は。
間違えてしまっています。申し訳ないっ。
 
酸辣湯麺…と漢字では書くのでしょうか。
とろみの付いたスープに、ラー油がたっぷり。
ラー油のオレンジ色は、食欲をそそる色ですね!
 
 
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「麺が持ち上がらないくらい、とろみがある!熱いー!」
 
YOKOさんが美味しそうに、楽しそうに食べていました。
最後まで、とろみ効果で熱々の状態が保持されていたスープ。
それも、とてもYOKOさんの中で嬉しかった…と言います。
スープには“キノコの”と名を冠するに値するほど、
たっぷりとキノコが入っていて、
スープに味を、食感に彩りを与えてくれていました。
卵が溶かし込まれたスープが、本当に何よりも美味であって、
とろみだけでなく、
ふわっと熱さと共に口の中に浮かぶような柔らかな食感を与えてくれていて、
すごく良い味わいだったと思います。
「玉子スープ」って、中華料理では定番であり、
フリーズドライ商品もその黎明期から出ていたので、
わりあい口にする機会が多いものだと感じていますが、
その中でも、抜群に濃く記憶に残る美味しさでした。本当に美味しかった。
 
以前に、
南松本のジャスコで例年開催されている、
「信越麺戦記」において、
愛知県の「麺屋喜多楽」が提供されていた…
元祖は萬珍軒と言う「卵とじラーメン」によく似た印象を抱きました。
それらはとても細かく玉子の粒がスープに溶けていて、
ポタージュスープに似た印象を抱きましたが、
三幸軒の酸辣湯麺は比べて玉子の舌触りは大きく、
手早くスープの中で卵液が空気を含ませながら躍った形跡を感じます。
 
 
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三幸軒の炒飯との相性も最高に良かった1杯でした。
YOKOさんから蓮華を借り受け、スープに浸しながら、だいぶ多めに分けてもらいました。
本当に美味しかった。
それだけの量でも、胃に熱いものは残るみたいで、
体はしっかりと温まっていました。
「医食同源」と言う考えが中華料理にはあると伺いますが、
温泉では胃の中までは温まりません。
内外合わせてしっかりと温まる事ができた食事の時間でした。
 
 
 
 
 
銘酒「岩清水」を醸す井賀屋酒造場にも立ち寄ります。
当時、蔵は目下造りに向けて一大イノベーション中。
これは県内情報誌「KURA」にも掲載されていましたよね。
 
 
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工事中の蔵の中を見せて頂きました。
いっぱいあった大きなホーロータンクがほとんど無くなっていて、
本当に大きな転換点になる様子です。
 
 
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蔵の壁に「岩清水」と墨書きがされていました。
「大正七年十一月新調」とあります。
どなたが書かれたものか分かりませんが、
小古井宗一杜氏のおじいさまか、その更に先の方か…。
脈々と蔵の命が受け継がれていると感じられるものでした。
 
こうして新しく蔵に入るもの、今期は相当に多いんだと存じます。
「平成28年新調」なんて小古井杜氏もお書きになるのでしょうか。
 
 
この1年、頒布会等も実施され益々精力的に活躍されています。
この日は特に気に入っていた「岩清水」を購入して帰りました。
信州中野・岩清水・純米五割麹無濾過瓶火入れ、
信州中野・岩清水“ごわりんご”・純米瓶火入れの2本。
手持ちのクーラーボックスの容量から1度に1升瓶2本だけ、
いつも買って帰るもの、これを選びました。
 
 
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そう言えば、
これから造りの時期になる…と言う事で、
思いついて、こんなお土産を持参しました。
我ながらナイスアイディアだったと思うのですが、どうでしょうか。
 
開運堂のお菓子に「これはうまい」と言うものがあるのですが、
これを末広がりの縁起を担いで8個入りで。
「これはうまいを贈りますので、
 これはうまいを醸してください」と言うお願いごとを乗せて。
 
 
 
 
 
Img_3156
 
 
 
我が家のお味噌事情は、
この「中野醤油」さんのお味噌なくして語ることが出来ません。
 
切らしていたお味噌、お醤油を補充。
醸造家である丸山さんにもお会いする事が出来、カレンダーを頂戴しました。
今現在、居間に飾ってあります。
何となく…そうしたお歳暮と言うのか、
カレンダーをもらうと言う文化、久し振りに体験して、なんだかほっこりとしました。
会社では会社が何枚かもらっている様だけれど、
こう…
出会うことでご縁が出来て、そして顔を自分たちも覚えたし、
丸山さんにもイチファンとして覚えてもらって、
カレンダーなんてちゃっかりもらっちゃう…なんだか嬉しいな、と。
 
 
 
 
 
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そして、少しだけ「ポケモンGO」で遊びますが、
ちょうど善光寺屋酒店さん横を通り、
スタッドレスタイヤ換装中の善光寺屋の旦那に挨拶を…
…と言っても、商店さんに、本当ひやかし状態で声掛けをする訳ですが、
すごく朗らかに対応してもらって、たいへん有り難く。
次回はちゃんと買い物に立ち寄りますね!
 
 
 
 
 
 
Dscn5093
 
 
 
出掛けには、
時間が無かったら諦めようか…とは話していましたが、
いやいや、「ここまで来たのだから」と言う思いは強く、
松代温泉・国民宿舎松代荘にも立ち寄りました。
赤褐色と言うお湯の色、鉄の匂い、強烈な塩分は子安温泉に似ていますが、
それぞれ異なる温泉です。1日のうちにそれぞれ入って、より差を実感。
 
先達てその前日、
Twitterでよくお話しさせて頂いているラズベリーさんが、
松代荘を訪れて「湯温はぬるめ」と書かれていて、
強烈に惹かれました。
確か、僕らが以前に訪れた当時は「熱め」だったからです。
僕もYOKOさんも、ぬるめのお湯は大好き。
それも是非、確かめてみたい!…そんな思いもありました。
 
実際に入ってみて「なるほど」、確かに42℃は少なくとも下回っている感覚。
YOKOさんとも体感で話してみた限りですが、40℃~41℃程度と感じます。
けれど、昔から素晴らしいパワーを持つことで定評のある松代温泉。
パワーすなわち、浴室の析出物にも見られる濃度!
じっくり入っていると、体力を吸い取られるような感覚に陥り、
全身の脱力を誘うような…そんな心持ちになります。
堪能しました。
 
「すっかり遊んだ!」と言う疲れがあります。
帰りの高速道路の車中は、わりあい眠気との戦いになります。
もちろん、こうして書いている訳ですから、
無事に巣穴には辿り着きまして。
 
こんなところで本日の所はちょうどお時間となっております。
また春になり、中野市に出掛けて行くまで、冬、もう少し。
また次回、お目に掛かるまでの暇を頂戴致します。
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 

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2017年1月24日 (火)

すごい寒さであるし、飲みに出ようか悩んだ挙句、出ることに。(2017年1月14日・信州ばんざい家)

 
 
 
行って良かった。
 
 
 
 
 
 
えー、
気楽な所で一生懸命と言うことですが…
お寒いところ、ご足労頂きまして、誠に有り難い訳で…
本日もお酒呑みの一席にてご機嫌を伺って参ります。
どうぞ、最後までお付き合い下さいませ。
 
 
 
 
 
「寒い」なんて言わなくても分かっているのだけれど、
「寒い」と言わないではやってられないくらい、寒い。
 
 
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この時期の夜ならば、珍しい訳ではないのだけれど、
そう、言ってみたりだとか、これを写真に撮影して、SNSにアップしたりだとか…
何かしたいと思います。不思議なものですが。
 
…そう思うと、この松本駅前の温度計のコマーシャル効果、すごいですよね。
蔵久が解体されてしまったので、
またどこか…松本山雅だとシンボル的に良いのかも…なんて、
勝手気ままに申し上げてしまいますけれど、まぁまぁ、とにもかくにも、
寒い訳で。
 
 
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今日は「信州ばんざい家」にて、一晩のお浮かれを致したく。
 
寒さはある。
店に入るまでが苦行であって、入ってしまえば極楽な信州松本の冬の酒場風景は、
どこかしこで、今宵も幕を開けているんですねぇ。
 
 
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グラスはエイワ・穂高ブルワリーのものですが、
今日のクラフトビール枠は、信州松本・松本ブルワリーのトラディショナルビターにて。
 
寒かろうともビールは美味しいンです!
 
 
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豊富なメニュウが期待できる「信州ばんざい家」さん。
ばんざい三種盛りも良いのですが、
我が家はそれらを一品としてお願いすることが多いです。
少しずつでも美味しいけれど、
ふたりで食べるとなると、しっかり量があって構わない。
 
茄子の揚げ浸し。
 
 
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キノコ、芽キャベツ、ミニトマトマリネ。
 
 
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たぶん、「信州サーモン」に続く新規信州名物になるであろう、
「信州大王イワナ」のお刺身。
メニュウには、「安曇野大王イワナ」とあったのですが、
同じもの…ですよね。たぶん。
 
↑信州大王イワナについては、こちらのWEBサイトに記述がありました。
 
こんな会話も…。
 
 
SOJA「安曇野大王イワナの刺身がある!」
 
 
YOKOさん「アズマオウ?」
SOJA「それ、ポケモン!」
…僕自身の滑舌が悪い事も寄与して、
ポケモンの名前に聞こえたらしく。
 
…でも、結構大型の空飛ぶ金魚ポケモン「アズマオウ」、
「ちょっと食べてみたい」とも思ってしまいました。
毒も操るポケモンですから、危ない心持ちも致しますが。
信州大王イワナのお刺身、初めて食べる様に思います。
既存のイワナのお刺身より、もっともっとお刺身らしいサイズに見えます。
アッサリした淡水魚らしい入り方をして来ますが、
脂の乗りはかなりあって、美味しいです。
淡白なスズキや鯛などのお魚とも、また違った風合で個性的ですらあります。
今後、活躍してくれると嬉しいですね~!
 
 
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レギュラーメニュウに昇格して久しい「里芋のから揚げ」を。
これ、大好物です。
そのまま食べても酒に良く、
ゴマソースをつけて食べても、風味豊かに、酒に良いです。
 
 
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日本酒の先ず一杯目には、
信州豊野&松本・大信州・純米吟醸槽場汲み、
信州長野・川中島・純米にごりをお願いしました。
 
大信州は蔵元に酒屋さんや飲食店さんが直接赴き、
その日だけに提供されるボトルで、
「風林火山」「信州ばんざい家」さんでは、
蔵元さんほぼ公認で、汲み上げた担当さん写真ラベルになっています。
ばんざい家の店長であるナカさんと、
最近、新加入された女性のラベルを選べるとのことで、
ナカさんラベルを選ばせて頂きました。
YOKOさんは好みの「川中島幻舞」のボトルと言う事で、
どちらかと言うと地元銘柄に近い「川中島」を選んでいました。
 
「大信州」は香の高さとほの甘さのバランスが良く、後半はスッキリしています。
肴も大きく選ばず、どれでも乗せてイケル感覚。
「川中島」は「幻舞」シリーズとは毛色が異なるもので、
力強く米を想起させるような雰囲気。
この時期に新酒として各蔵がにごり酒を出して来てくれますが、
そのシリーズに合致するような呑み応えがあるものでした。
 
 
 
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たっぷりの量の野菜が嬉しいサラダほうれん草のポパイ仕立てサラダ。
今日もサラダほうれん草は甘みがあって、美味しいです。
そこに玉子の黄身の味わいがよく絡んで絶品。
 
 
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酒の肴として「牛スジポン酢」をお願いしましたが、
出て来てささやかに驚きました。
冷製の「牛すじおろしポン酢」と僕は間違えていたんですね。
けれど、結果オーライ。
熱せられた器で届けられた牛スジは、かなり柔らかく煮込まれていて、
牛の匂いが十二分。
名物「ホル天」に近い理論に感じます。
それは、牛の部位の旨味を直球で感じられる美味しさと言うところで。
 
 
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続いて次杯には、信州信濃町・松尾をお願いしました。
僕は松尾・純米生詰原酒を、
YOKOさんは、これも大好物の1本、「黒姫高原ヨーグルトのお酒」でブレイクタイム。
もちろんヨーグルトのお酒も、きちんとアルコールを含んでいますが、
デザート感覚でも楽しむ事が出来、一気に食べて呑んでと進んで来た所で、
小休止を得るには、実に手に馴染む美味しさなんです。
 
松尾、2015酒造年度のもので、若さ、勢いもありながら、ゆったり伸びて行く感じ。
ほの渋さが、料理を引き立てながら食べさせてくれます。
牛すじやエイヒレの風味も広がるし、塩キャベツの様な瑞々しさのあるものでも、
塩昆布の塩味によく組み合わさって、美味しいです。
 
 
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家でもよくやります。「塩キャベツ」を。
シンプルだけれど、箸休めと肴を両立させる名脇役。
 
 
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「エイヒレ」を…
 
わりと僕らの定番なのですが、
「家ではなかなか食べないね」なんて話をした所で思いつきました。
その瞬間の当日のTweetは以下。
 
 
「エイヒレ、通販すると言う妙案」
 
…何故か居酒屋で食べるもの、と言う認識があり、
この大通信網時代、ある意味で手に入らないものはないと言った時代なんです。
試してみても良かろうと、翌日以降に調べてみて、
280gで1000円、200gで1000円のエイヒレを購入してみました。
まだ食べていないですけれど、かなりの量。
漂白してあるもの、そうでないものなど、通販してみないと分からない所も多いですが、
家酒ライフをより充実できそうな心持ちです。
 
 
 
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日本酒、三杯目には、
 
信州篠ノ井・信濃光、岩手・菊の司を選びました。
 
信濃光は、桜の花酵母仕立て。酸高く、積善寄りの印象も抱きます。
これを選んだYOKOさんからは「あ、美味しい!」とひとくち目の好印象、出ていました。
 
菊の司は熱心にTwitterでもエゴサからのリツイートをされていて、
興味を持っていた銘柄です。1度は呑んでみたいと思いました。
熟成香が届いて、ふわっと甘味を感じた後に、和やかな酸を感じさせながら、キレる。
良い塩梅でした。
 
 
 
 
この頃、
「風林火山」からモモさんが様子を見に来たみたいで、新年の挨拶を。
こうして会う事が出来るのは、また街の様子なんかも教えて頂いて。
人に会うって、やはり楽しくなりますね!
 
 
 
 
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これも後半に僕らがよく頼みます。
季節のものではないのだけれど、いつもあるから助かります。
「みょうがきゅうり」を。
浅漬けまで行かない塩気とキュウリの風味に、ミョウガのシャキシャキ感と香が合います。
 
 
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Twitterと厨十兵衛さん繋がりでお知り合いになった、
ひろっちさんが、先日食べていた事を強烈に覚えていて、注文してみることになりました。
 
「どれにします?」
 
そう言ってナカさんが持ってらしたのは、
カットされたステーキ肉。グラム数が貼り付けられていて選ぶなんて、
何だか贅沢なシステムです。
人気番組「ぐるナイ」の「ゴチ」を実体験している様な感覚です。
そう言う場面で見た様なお肉ですし。
 
「ちょっと時間くださいね!」
 
…と笑顔で厨房に戻って行くナカさんの笑顔が神々しかったですね。
「元肉屋の社長が吟味した、国産熟成ステーキ」
 
“言葉をうまく選べなくなる美味しさ!
 それこそ「細けぇことはイイんだよ!」と言う、ただ旨い”…とは、
その感動を記録しようとしたTweetより。
うーん、美味しかったです。量も十分ありました。
「ぐるナイ」を見ていると150gのカットだなんてよく聞くのですが、
確かこれも170gくらいだったかと…
結構な量なんだと思います。
こう、何がいちばん良いかって、「また食べたい」と思わせる美味しさだった…
…ってところでしょうか。
他のリーズナブルなメニュウより、ほんのちょっとだけ高価ではありますが、
良い気分になることが出来る味わいでした。
 
 
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「わさびいなり」を。
 
わさびも甘いお揚げさんも大好物です。
揚げは、何となく「からしいなり」の印象もあって、
裏返しでも良いのかしら…なんて思ってしまいます。松本生まれとして。
いや、むしろ松本界隈のからしいなりと区別して、
裏返しじゃないのかも。そうかも。
 
ともあれ、甘く炊いてある揚げと唐辛子系でない、
わさびやからしの刺激、気に入っています。
鼻に抜ける刺激系の香に混ざって、甘い匂いが入ってたまらないんです。
こう言った食べもので、
かなりわさびやからしが身近にあって、味に慣れた様にも思いますね~。
 
 
 
 
 
しっかり呑んで食べて!
“すごい寒さであるし、飲みに出ようか悩んだ挙句、出ることに。”
「飲みに出て良かったー!!」と言う楽しさ。
これです。うん。
大満足で、「信州ばんざい家」さんを後にします。
僕らは、次のお店へ続くはしご段を上って行こうと言う所ですが、
本日はちょうどお時間となっております。
これより先は、また次々回で申し上げます。
どうぞ、その際にも足を運んで頂き、お目に留めて頂ければ幸いと存じます。
では、
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 
 

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2017年1月11日 (水)

街は静かに、酒場は和やかに始まる。(2017年1月1日・厨十兵衛)

 
 
 
日本酒はじめ。
 
 
 
 
えー、気楽な所で一生懸命と言う所ですが…。
 
さて、ひとつ前の噺から、しばらくはさかのぼる事ばかりなり…
そんな所でご機嫌を伺って行こうと存じます。
 
毎年、1月1日は松本へ飲みに行く…そんな決めで、
1年を懸命に生きております。
開いているお店も少ない、これも一因ではありますが、
とても街が静かで、巣穴を出る前、
テレビなんかを見ると実に華やかで賑々しいもの。
この対比が、なんだか無性に良いものに感じられます。
 
1年でいちばん街が静かになる日が、実は元日の夜なんじゃねぇかな…
風流人を気取って、美味しく日本酒を楽しんでみようと言う――――――
ガラリ、昨年末に新調された木の引き戸を開けますてぇと、
噺の幕も上がって参りまして…。
 
 
 
 
ホップフロッグカフェにしばらく立ち寄って、
四柱神社で初詣をして、それからのお話。
 
正月が開けたからと言っても、
例えば初夢は1月1日の夜に見たものを言う、
元日の朝までに見るものは旧年中だ…とも言われるくらいで、
明けた目出度さも感じながら、
旧年の労わり、お疲れ様会…そんな風情もあるんじゃないかと思います。
 
「はぁ、無事に年が明けました」と言う心地で、
とりあえずこれからの1年の苦労予測は置いておいて、
浮世から離れてのひと時、
こうして馴染んだカウンターで過ごす、
これこそが幸せな…
1年の幕閉じと幕開きとが混在する時間の過ごし方なんじゃねぇのかな…
…と言うところで。
 
 
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新春の振る舞い酒と言う事で、
先ず一杯に頂戴しましたお酒は、
 
奈良・春鹿の「開運招福・酒甕(ささもたい)」でした。
出て来た瞬間は梅干壺かと思いました。
パッと見、マッチョ大将が持っているからか、
小さな壺に見えましたが、1.8リットル入り…と、
こうして写真を用意していて気付きます。
 
均整の取れた穏やかな濁り酒でした。
 
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酒肴メニュウには必ず日付が入ります。
こうして「元日」と書かれる日は、もちろん今日だけ。
 
カウンターにはお馴染みさんが多かった様でした。
左隣にY口さんご夫妻、
右隣には東京から…今回は帰省の関係から、
名古屋周りでおいでになったF津さんご夫妻。
 
そうそう。
F津さんご夫妻の最初のお酒の注文が、
信州塩尻・美寿々酒造のお酒だったのですが、
奥様のお名前がまさに「ミスズ」なのだそうです。
そうした縁のあるお酒がある、また嬉しいものですよね~。
「酒 宗夜」だと「富山・宗玄」とかになるかな…、
あぁ「正宗」に同じ字がありますから、おおよそ入って来るような。
 
ちょうど信州信濃の枕詞「みすずかる」、
「みすず」について調べていたので、より縁付いて感じました。
(例えば、美鈴湖、美須々高校、清酒美寿々、伊那高遠の地名美篶と近隣には4つある)
 
 
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YOKOさんは以前に飲んで美味しかった群馬・町田酒造、
僕は新年だからこそお目出度さを求めて静岡・開運を選びました。
 
当日は、ごく気楽に飲もうと思って、
普段メモしているスマホメモも無しで楽しんでいました。
いつもより、サラッと書いて行きますね。
 
 
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出世魚、鰤の刺身。
信州人としては、ついつい頼みたくなってしまうもの。
脂が乗っていて、食感もしっかり。
舌の上で跳ねる様な感覚。
 
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信州サーモンの酒盗和え。
酒の肴に酒盗は格別。
強い塩の旨味は、
最後まで食卓を支えてくれます。
ファーストオーダーで頼んだし、
早めに出て来てくれたけれど、
大切に大切に、少しずつ食べたくなるからこそ酒盗。
 
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馬刺し。
厨十兵衛では赤身とタテガミ部分を出してくれるので、
紅白でめでたい…なんて考えながら、
単純に、タテガミのオイリーな旨さが好きでして。
YOKOさんはタテガミより赤身派。
 
 
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YOKOさんは少し悩んで、
僕自身が飲みたい事もあり、勧めて宮城・宮寒梅、
僕は、直近のSNSから、香川・川鶴に興味があって。
 
宮寒梅はいつも必ず外さない…“きっと美味しい”でお願いして、
ちゃんと“美味しい”で五感を楽しませてくれる銘柄。
川鶴は「Wisdom」と銘打たれたボトリング。
藤岡美樹さんが醸造責任者に就任されて新たな酒造年度、
発売されたもので、
「革命君」齋藤さんの文章から存じ上げていた方でした。
優しく障り無く、ほの甘さに包まれる様な…
どこか、これをもっとパンクに酸も出して仕上げたら、
「讃岐くらうでぃ」と共通項を感じるのかも、
そんな美味しさがありました。
 
 
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合鴨の塩焼き。
治部煮と悩んだ末に、こちらを。
決め手は本日はご飯があると言うこと。
治部煮からの〆うどんの流れが一案。
塩焼きからの炒飯の流れが一案。
 
普段は、
あんまり夜に米飯を食べない様にしているのだけれど、
“一年の計は元日にあり”と言う言葉を今だけ忘れて、
後者で楽しむこと、と決めました。
 
 
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YOKOさんはお好みの銘柄、福島・写楽、
僕は新酒が気になって新潟・山間を選びました。
この辺り、カウンター越しに、
また同じカウンターにおいての会話に花が咲き、
美味しく頂いて、味はあんまり記憶になく。
 
写楽は綺麗で新酒らしさのある雰囲気、
山間は最近飲んだ山城屋や村祐のイメージと、
重ねたいのか、重なるのか…
甘味に特長がある様に、最近は新潟清酒に感じる場合が多い気がします。
最近、あまり飲んでいなくていけないけれど、
鶴齢にもどこか似ていて、
越乃寒梅の灑の熟成前も、
また千代の光もそうか…
淡麗辛口系が多い印象が新潟にはあるけれど、
こう、思い返してみると、
長野系の甘みとは、ちょっと異なる甘み、
寒い地域でかつ魚の獲れる地域だからこその、
味わいの特徴に気付きますね。気付かされると言うか。
お煎餅に塗った香ばしい醤油ダレと米の爆ぜた匂いに合う、
そんな風情がある様に、感じつつあります。
 
 
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大将に選んでもらって、こちら。
 
年末にも飲んで抜群な美味しさを味合わせてくれた
福島・廣戸川の2本目をYOKOさんに、
僕には、同じ福島・泉川を用意してもらいました。
 
廣戸川は、どこをいつ切り取っても美味しいですね。本当。
泉川は、何と言うか程好く重みのあるお酒、と感じました。
スルッと入って来過ぎない、
重厚さのさわりだけあって、滑らかに進んで、
しっかりと強さで最後は落とし込む感じ。
 
 
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クリームチーズとチャンジャには今年もお世話になります。
特にYOKOさんが。
 
 
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今宵を締めくくる最後の1杯に、
信州上田・信州亀齢をYOKOさんが選びました。
これもとても美味しかったですね!
 
 
 
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満を持して大好物。
やっぱり最高にウマイです!
自分至上いつも最高頂点到達点にいる炒飯。
 
 
 
 
うっかりとお酒を過ごすことは、まぁよくある事ですが、
話が弾んで、「終電に急げ」の時間帯、
終電まで乗り過ごしてしまうと、たいへんな事に新年早々なってしまうので、
ふらふらっと心地好い中、
寒さで手がかじかむも、
ポケモンを捕獲したりしなかったり、
何だか、本当賑やかに駅まで小走りで向かいました。
「五里霧中」は、
視界が見えずに今も先も見立てが付かずに困る様を言いますが、
酔いからの楽しさで“夢中”と言うより、
“霧中”だった記憶で、途切れ途切れに巣穴まで辿り着いています。
よく飲んだ日でした。
 
色んな大変さが…
日々にはあるのだけれど、
こうして楽しみを見つけて行って、
再びYOKOさんと1年、駆け抜けて行きたいと思います。
 
さて、うっかりと新年始まってからの更新が、
日延べ日延べで遅くなっておりますが、
頑張って書いて行きたいと思いますので、
また次回、お目に掛かる事が出来ますれば、幸いと存じます。
それではちょうどお時間。
 
本日はどうも、ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 

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