日本酒

2018年5月17日 (木)

ちょっと注目が、ちゃんと注目に変わる…信州くらうどで、よしのや蔵の試飲販売。

 
 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
 
5月4日、長野駅MIDORI2階、信州くらうどにて。
 
 
 
期待もしていたし、期待していなかったとも言えるし。
 
僕の中で、たいへん失礼ながら…
善光寺のすぐ隣に居を構える蔵元さん、
「よしのや」さんが醸す「雲山」、「西之門」について、
「日本酒居酒屋には置かれない銘柄」だと思っていたし、
「銘酒専門店」と言った酒屋にもなく、
どちらかと言うと、「お土産部門」の日本酒だと考えていました。
 
信州SAKEカントリーツーリズムで、
蔵に立ち寄った際にも、場所柄もあって併設レストランもあり、
観光客の方向けのご商売に感じました。
それはそれで、善光寺門前ですから、とても大切な役割なのですけれど。
 
観光や売り方の強力な…グイグイ来る強さで言うと、
北信では須坂の「渓流」が強く、
テレビCMで言えば、
須坂「渓流」、諏訪「真澄」、池田「大雪渓」を見掛けるくらいでしょうか。
 
「雲山」を醸す醸造施設は、10年以上前の酒造組合MAPであれば、
何蔵かあり、実力蔵…と言うよりも、
やはり、お土産物としての流通を主体としている蔵なんだろうな…と、
そんな印象でおりました。
 
だからこそ、昨年の冬くらいでしょうか。
時々使っている、愛知県の「酒泉洞 堀一」さんのページに、
「西之門」が入荷したと出て来た時には驚いたものです。
しかも、「真澄CORE」とほぼ時期を同じくして、
「CORE」と詳細は異なるかも知れませんが、
発想は近い搾り方をされていて、何か技術革新があったんだ!…と思いました。
 
 
5月4日は、善光寺花回廊に加えて、長野酒造組合長野支部主催の、
「善光寺地酒巡り」が催されるため出掛けておりましたが、
立ち寄った「信州くらうど」で、
「よしのや」さんが試飲販売をされていると知り、
「まさに好機!」との思いで、ブースの前に立ちました。
 
当日、担当されていた営業さんが、
ちゃんと対応できる、とても素敵な男性の…年上のオジサマで。
お酒の説明はして下さいますし、
「賞を取ったから、名前が奇抜だから」
…だから美味しいと思って下さい、買って下さい…感の全く無い売り方で、
とても好感を持ちました。
「このお酒のここが、僕は好きなんです」と言い、
1杯目に試飲したものを、どう思うのかを丁寧に聞き取り、
「だったら、こちらはいかがですか。このお酒の、ここが気に入って頂けると嬉しいなぁ」
…と言う、本筋の試飲販売方法。
 
純米吟醸、純米原酒、
純米大吟醸“五百万石”、純米大吟醸“山田錦”、
純米大吟醸“山田錦35%”と試飲させて頂きました。
 
長野県内で五百万石で大吟醸造りって、少し珍しいですよね。
中信ではあまり考えられませんが、
なるほど、長野市と言う土地柄から、
五百万石の多い新潟県への繫がりがあるから…とのこと。
 
純米吟醸は、高いバランス力で、素っ気無さと中程度の香のバランスが良く、
後半に掛けて甘味も出て来て、良い塩梅。
 
純米原酒は、熟れた香もあり、お燗にも出来そうな風合。
力強さがあるので、じっくり飲みたい方に向くか。
 
純米大吟醸・五百万石は、香高く味はしっかりと出していて、
味吟醸系の美味しさがあって、好み。
 
純米大吟醸・山田錦は、香の良さと共に酸が出て感じられ、
良いお酒だと思うけれど、好みとはちょっと違う…
…と思うと、流石、僕とは違う好みのYOKOさん。
YOKOさんのいちばんは、こちらだとか。
 
純米大吟醸・山田錦35%は、綺麗だし美味しいけれど、
味があって、乗っている方が好みゆえか、
そんなに響かず。でも、贈答としてはすごく良いと思います。
 
 
日常の中で飲むことが多い僕ら、かつ、
好みが、わりと違っているのですけれど、
ふたり揃って、値段は考えないとしても、
「純米吟醸が良い」と思いましたし、帰りに買って帰って来ました。
 
家でゆっくり飲みたいな、と。
 
「酒泉洞 堀一」さんでの取り扱いのほか、東京の「小山商店」さんで、
取り扱いが始まる…と言う事は、
少なくとも、酒質の向上…首都圏で売られるべきお酒となる様に、
現代のお酒らしい味わいである様に、
研鑽なさってこそ、達成となるものだと思います。
 
「杜氏は、いつも通り、熱心に心を込めて作るだけと言っていました」
 
…営業のオジサマはそう答えてくれました。
 
県内消費がほとんどだった蔵元さんが、県外に活路を見出す時、
色んなパターンがあるんだと思います。
その中で、自分がお土産中心の蔵元さんだと、
あまり知らずに思っていた蔵元さんは、躍進を遂げていて…
自分自身が味わってみても、楽しみにさせてくれて…。
 
「ちゃんと注目して行きたい」
 
そう思う銘柄となりました。
県外分、まだあまり数が無く、僕自身も入手出来ていませんが、
いつか入手してみたいと益々思っております。
好評なら、目にする機会も増えると思うんです。
 
さぁ、善光寺のすぐお隣、
「よしのや」さんの、「西之門、雲山」について、
申し上げて参りましたが、本日のところはちょうどお時間。
 
ご覧頂きまして、誠にありがとう存じました。
 
 

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2018年5月14日 (月)

合縁奇縁の春心薩摩芋、ばんざい家で、信州木祖・木曽路、加賀小松・春心。

 
 
 
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気楽なところで一生懸命…と言うことです。
 
5月12日、松本市駅前界隈、信州ばんざい家にて。
 
 
 
ご縁のある東京・大塚「地酒屋こだま」、たけさんのお店で、
「春心」なる銘柄を取り扱い始めて、
「へー」と思いながらラベルを拝見し、「…素心??」と思った事は、
たいへん失礼ながら、自分として、とても印象的でした。
 
また、たけさんの所からお取り寄せする際には含めてみたいな、なんて思う訳です。
 
字の練習をするべく、
出来るだけ1日1枚、日本酒のラベルを参考にして書いておりますが、
その前日、5月11日が、こちら。
 
 
Photo
 
 
順番は、リスト化した際に参考にする、
各県の酒造組合に掲載されている順番でしかなく、
恣意的なものがない…だからこそ、
前日に書いて、翌日に現品に出会うことが出来、
更には口に出来ると言うことは、ご縁があるものだなぁ…と感じずにはいられず。
 
ヒゲ文字と呼ばれたりなんかしますが、
「春」の字は、とても特徴的ですよね。真似をして書いてみましたが、
バランスは全然違っていて、練習せねば…と思わされます。
でも、毎朝の10分、15分で仕上げたにしては、
全体にまとまりがあって、気に入りの1枚となっていました。
 
嬉しくなって、若旦那やアベさんにスマホの写真を自慢する始末。
お忙しい時間帯だったのに、
お付き合い下さって、たいへんにありがたく。
 
 
 
僕はそんな訳で、石川・春心・本醸造無濾過生原酒を。
 
YOKOさんは、
信州木祖薮原・木曽路・特別純米“大寒仕込”しぼりたて無ろ過生原酒2017BYを選びました。
先達て、お呼ばれ家飲みで「木曽路・きもと仕込み純米大吟醸」が大好評だったし、
今日も、飲んでひとくち「やっぱり丸山さんのお酒は美味しいねー!」とニコニコする訳で…
YOKOさんの信頼を確かに勝ち取っている銘柄を選んでの1杯。
 
春心、
甘酸っぱい、マヨっぽい…とメモには書き出し。
少し木の様な香があって、味わいは甘み深い感じ。
地元地酒の雰囲気。
とても深く甘く酸く、ジューン…と言う音の感覚。
どのカテゴリに入れるか…と言うと濃醇タイプかなぁ、と思います。
甘味にダレ、後に残る雰囲気はなくて、
ジューン…と酸渋苦が後半にしっかりボディを形成していて、
軽やかタイプではないけれど、しっかりし過ぎもしていなくて、
適度なパワフルさを持っていて、
味わいの良い、また食卓の味わいを引き出すタイプのお酒かなぁ、と。
 
木曽路、
YOKOさんは、そんな訳で「美味しいー!」とひと言。
しぼりたて無ろ過生原酒のイメージだけで、
僕が予防線みたく「原酒だから、もしかして重いかも?」なんて伝えてしまったせいで、
「ううん、重くないよ」と言い、それがメモに残っています。
 
綺麗さ、アルコール感があります。
強く感じられるお酒の雰囲気だけれど、とにかく綺麗な、雑味ない酒質で、
酸がフレッシュに感じます。発泡感までは感じないけれど、
こう、若々しさもある様な。
けれど、甘味がちゃんとしていて、酸とアルコールから辛味も感じられて、
とてもバランスが良い仕上がり。
 
 
この両酒が、ばんざい家の酒の肴メニュウ、
「さつまいもサラダ」に、激しく情熱的に合うんです。すごく美味しかった。
蒸したさつまいも、クリームチーズ、アーモンド、たくあんの組み合わせ。
クリームチーズといぶりがっこの相性の良さは知られていますが、
さつまいもの太い味わい、アーモンドの芳しさ、香ばしさ、
クリームチーズの酸味、たくあんの塩気の組み合わせは、
日本酒が持つ旨味と非常に良い組み合わせでした。
 
お酒は、四季折々のものだと思いますけれど、
肴はきっとしばらくはオンメニュウしていると思います。
肴に合うお酒、春心や木曽路だけでなく、
まだまだあると思いますから、これは是非とも試すべき!
 
お酒も美味しいし、肴も美味しいし。
すごく良い夜が始まったなー…なんて、ふたりで喜んでいた飲みの一幕。
 

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2018年5月 9日 (水)

三重・作“奏乃智”・純米吟醸を。

 
 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
 
1月22日、自宅での晩酌にて。
 
東京・武蔵境「酒のなかがわ」さんより、お取り寄せ。
 
 
 
古くから中川さんでお酒は買わせて貰っていて、
「おまかせ」でお願いすることが多かった時期には、
何が届いてもYOKOさんが美味しいと言う…、
僕が僕の趣味で注文をすると、
YOKOさんとしては、「“すごく好き”ではない」ものも含まれるのですが、
中川さんから送られて来るお酒は、本当に外さない、安心して美味しく飲む事が出来る…
それが続くのだから、YOKOさんの中で、
「中川さんと言うお酒屋さんは、信頼できる」と固まる訳です。
今も、その期待感は全く薄れることがありません。
 
自分が「酒のなかがわ」さんと出会ったのは…とりあえずお店に伺ったのは、
たった1度しかないけれど、2006年みたいで、
その前にイベントでお会いしたり、
えーと…「日がさ雨がさ」の宮澤さんが虎ノ門にいた頃に、
「辻善兵衛」の蔵元を囲む会でお会いした事が最初かしら…どうだろう…。
ともあれ、思えば長くお世話になっているんだなぁ、と思います。うん。
あ、「かんだ光寿」かも知れない。
ともあれ。
 
何故に、こんな古い話をし出したか…と言うと、
「作」「辻善兵衛」を、その当時から扱っておられて、
その美味しさを存分に自分に知らしめてくれた…と言う思い出を伝えたかったんです。
 
 
三重・作“奏乃智”・純米吟醸、
裏ラベルには、
 
「きょうかい14号」酵母、
爽やかですっきりした香り、硝子細工の様な透明感のある味わい。
 
…とあります。
当日のTwitterには以下の通りの記録。
 
とても端正で、眉目秀麗な若武者と男芸者の両側面を持ち合わせます。
素晴らしいバランス。
軽やか、綺麗と言う言葉の一段上を行く感じです。
 
…とのこと。
 
ペンを走らせたメモには、
 
スキッとしながら、すごく盛り上がりのある酒。
良い熟れ方、身の充実。
中盤から、可憐にすごくしっかり、メリハリ持って膨らんで来て、
キレて、まろみが同居しながらフィニッシュする。白眉たるお酒。
 
こんなに今の「作」は旨いんだね。
全体の印象は、白い花、ヒマラヤの青い花。
清廉、高貴。
香は、キリッとして、白い林檎、かすかにマスカット。
米麹感が少し、アルコール感薄く、メロンの皮の匂いも。
 
 
…とのこと。
 
ごく久し振りに「作」を買い求めましたが、
いやはや、本当に買って良かった…そう思いました。
一升瓶で購入しているので、開封後しばらくで、
バナナ様の香も拾うようになった…なんて記録があります。
とても楽しんで飲んでいた模様。
 
「また飲みたい、また買い求めたい」
 
改めて、そう思わせてくれる1本でした。

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2018年4月30日 (月)

信州小布施・豊賀・純米吟醸・直汲み無ろ過生原酒。

 
 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
 
3月8日、自宅での晩酌にて。
 
東京・革命君さんより、お取り寄せ。
 
 
家飲みの日本酒と外飲みの日本酒と、これらは違うのであります。
同じお酒、同じボトルであって、味わいがどう…と言いたいのではなくて、
メモを取るにしたって何にしたって、
家で晩酌をすることと、外で日本酒を嗜むことは、
姿勢が違うんです。どうしたって同じにはならない。
 
家で飲むときは、たいていがメモ、記録をササッと済ませて、
家だからこそ気楽に飲んでいたい。
2杯目、3杯目と、時にアニメを見ながら、時に録画したバラエティを見ながら…
それらを見る、楽しむ為にも、
日本酒の味わいについて考えている時間は、
冒頭の数分だけで、あとは気付いたらメモをする事があるかなぁ、
どうだろうなぁ…と言うカタチ。
 
外でもメモを取るには取りますが、
お店の雰囲気、空気の中で、それだって楽しみの要素であって…。
メモの量も、
家飲みが10の記録を取るとして、外飲みは2くらいです。
他は、酒場の風情を楽しんでいる時間。
次のお酒を考えたり、料理の献立を考えたり、
YOKOさんを眺めたり、YOKOさんのお話を聞いてみたり。
 
 
Twitterへの投稿は、そうした家や外の枠組みの他にあるのかも。
今回、「豊賀」について書こうとして、
当日のツブヤキを読み返して、そんな風に思いました。
140文字以内にまとめて呟く…と言う規制が、そうさせているんじゃねぇかな…
…なんて思います。
 
以下の様でして…。
 
 
今日は信州小布施・豊賀・純米吟醸無濾過生原酒を、
東京・革命君さんからお取り寄せで頂いています。
夫婦揃って、感想の第一は「相変わらずウマイ」で、ほぼハモりました。
そう言う日本酒なんです。
力強い酒質、滑らか濃密、けれど、芳しさで飲ませる感じ。
そう、やっぱりウマイ!…と言わせます。
 
 
…と言う。
これ、家飲みメモには残されておりませんでした。
確かに、「いただきまーす」とふたりで言い、
ほぼ同タイミングで口にして、
「うまい!」と言い合った瞬間を覚えています。
 
小布施「豊賀」は、すごく気に入りの銘柄、蔵元さんではあるものの、
北信の蔵元であるからなのか、
中信の松本界隈で、頻繁に見かける銘柄ではありません。
(もっと見かけない銘柄もあるので、その割には見る方なのかも知れませんが)
だので、
購入する時も東京・革命君さんから取り寄せると言う手段になっているくらいです。
 
さて、ではいつも通りにメモを起こして、
本日、この一席はお開きとなります。
でも、それでも…Twitterにライブで書き込んだ内容を超える事は出来ないなー…
…なんて思います。端的であり、言いたい事が伝わり易いもの。
「うまい!」の瞬間、その嬉しさは、とても尊いですね。
 
 
甘酸っぱい、フルボリューム。
ギュンと辛い感じ、これ、このあと開いて来る。まだ、開いていない気がする。
重みある、滑らかな質感。
密度あるけれど、その結晶が分かる様な…。
(密度=複雑さで、煩雑としている訳ではなく、
 粒、結晶が分かるくらいハッキリした世界観)
 
奥から香、次々と上って来る。華やかだけど、パワーあり。
グッと力強い酒。
後半、しっかり辛い。ギリッと…
酸と言うより、アルコール感でキレる様な印象がある。
スミレや花のフレグランス。
柑橘類の雰囲気も拾い、それは果実感と言う様な酸を伴うものではない。
 
YOKOさんは、
「香が良い。相変わらず旨い。
 最初の香、甘酸っぱいまでいかないくらいの香が良い」とのこと。
 
 
 
美味しい1本、ご馳走様です…と言ったところで、
ちょうどお時間となっておりまして。
 
ありがとうございました。
 

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2018年4月23日 (月)

厨十兵衛で、鳥取・鷹勇、宮城・山和を。

 
 
 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
 
4月7日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。
 
 
 
 
うまし夜であり。
 
 
今日の最後は、「鷹勇」にしようと思う。
「ひや(常温)」なら、なお良いけれど、
たぶん、冷蔵庫に入っているとは思うので、
「ひや」じゃなければ、人肌燗くらいが良いお酒だと思う。
 
 
「井出さん、鷹勇、人肌(燗)って出来ますか?」
 
「あはは、Y口くんと同じこと言うね」
 
「えっ?」
 
 
Y口さんは、ちょっと前まで、隣の隣でご夫婦で飲んでらした、昔馴染みの旦那だ。
 
 
 
「人肌な!出来るよ!Y口くんは、50度だったけどねっ」
 
 
そうか。
Y口の旦那なら、言いそうだし、そう言う発想もしていそう。
時間差で、酒飲みニュケーションが為される。
ひとつのお酒でも、こうして楽しみ方に違いがある。
だから、楽しいんじゃないか……って、いつもそう思う。
 
鳥取・鷹勇・純米吟醸なかだれ
 
 
人肌燗で。
メモの初手、「旨、酸、重、軽」と4文字。
 
YOKOさんにひと口差し出すと「甘ーい!」と言う。
ネガティブな印象は無く、
甘味も、たぶんたっぷりの旨味を感じての事じゃあないかなぁ。
 
人肌に緩く温めたバランスの良さ。
最後に、ゆっくり飲む…この穏やかさ。
燗冷ましの段階になって来ると、より一層器を通して手に馴染んで来る。
 
羽毛布団をかぶった時に、どこか心許無い感覚がある。
少し重い布団だと、「乗っているな」と言う安心感がある。
これに似ていて、
軽過ぎる事はないけれど、柔らかさを称える様な、
適度な重みが全体にあって、浮いていない。染み込んで来る。
人肌温度の頃合には、酸の雰囲気もかすかに感じる。
温度が下がって来ると、酸の風味が旨味の中に馴染んで来て、混ざる。
すごく穏やかに、ため息を付きたくなる雰囲気。
美味しい。
 
 
 
 
宮城・山和・純米吟醸“Spring”
 
YOKOさんは黒糖っぽいと言う。
甘味の雰囲気だろうか。
 
「山和」の春酒、花見酒で、
当日、アサちゃん、Y口さんたちに大将が、
「これ、いつもの山和と違って面白いだろ!?」と話している、
そんな音を聞き逃しておらず。
YOKOさんの「どれにしようかなー」…と、
リストアップしていた中に「山和」もあったので、すかさずお願いしまして。
 
なるほど、宮城県のお酒に多い雰囲気、
シンプル、素直にスマートな系統を「山和」も特長として持つと考えているけれど、
旨味の強調があって酸も出て来ていて、味乗りの雰囲気。
しっかりしたナリを感じます。
「味吟醸」と呼ばれるタイプ。
これは面白い試みの末なのかも知れない。
 
 
やっぱり、色んなお酒との出会いがあって、
それを取り巻く人との出会いもあって…
だから、居酒屋さんって、厨十兵衛って好きなんだよね。
 
それぞれの皆さんにそれぞれのお店がきっとあるはずで…
見つけ難いものだから、
見つけられていたなら、それが何よりです。
ホントにホントさ。
 

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2018年4月12日 (木)

晩酌で、埼玉・花陽浴・純米大吟醸“美山錦”瓶囲無濾過生原酒を。

 
 
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3月26日、自宅での晩酌にて。
 
東京・革命君さんより、お取り寄せ。
 
 
 
 
「花陽浴(はなあび)」と言う銘柄が登場した頃は、
そんなに遠い昔ではなく。
人気が出て、今ではなかなか手に入らない銘柄になりました。
 
これもまた人情なのか…
例えば、居酒屋さんに出掛けて行って、
メニュウにあったとしたら、僕が思うことは、
 
「美味しいことは分かっているから、あえて飲まなくても良いかも」
 
…と言う、どうなのでしょう。天邪鬼な感じなのでしょうか。
ただ、近年の酒質が甘酸っぱさが強い印象があり、
僕は、やや苦手で、YOKOさんが好んで飲みたいと思う…
 
今回も、
「ねぇねぇ、YOKOさん。ちょうど花陽浴が入荷するみたいだけれど、飲む?」
「もちろん!」
…と言う会話の上で、取り寄せの相談をしているので…
 
「YOKOさんが喜んでくれるなら良いか」
 
…失礼でいけないけれど、
そう言う心持ちで注文した部分もありました。
 
 
届けられたもの、実際に飲んでみて…
 
「あー、これは旨いわ。これは良い」
 
ひとくち目から、フルボリュームで華やいで膨らんで鮮やかで。
 
心から、取り寄せて良かったなぁ…なんて思ったものです。
 
 
 
飲んでみて…
 
芳しく、酸ある香。フローラル。
キャンディ感、トロ甘い、パシパシと…酸と甘味が交錯する。
サイダー、強さ、華やかさ。
 
米感、米ジュース感があって、旨い。甘過ぎない。
 
甘いけれど、酸もしっかり高く、
よく冷やして、冷温で爽快感を増やして飲むべきなんじゃないかなぁ。
甘酸っぱい。キュンとなる酸味。
キュートでエロティック。魅惑。
 
…と言うメモ。
「どうだい?YOKOさん」と聞くと、
「うまい!!」と堂々たるお答えを頂きました。
もう、それに尽きますね。
 
芳しさがあって、甘味、酸味が強くて、けれど、とても調和があって。
押し味は強いけれど、くどくなく、バランス良し。
 
お酒そのものが、美味しい、また飲みたいと思わせる雰囲気。
肴との相性を探すとしたら…
どうでしょう、ある種、
貴腐ワインに近いテイストチャートを持っている様に感じました。
ナッツ類、フィグなどのドライフルーツ類も合う様に思います。
 
 
改めて、「花陽浴」って旨いんだなぁ、と実感。
 
実感しました。
 

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2018年4月 6日 (金)

晩酌で、群馬・群馬泉・“超特撰純米”生もと流山廃もとを。

 
 
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3月28日、自宅での晩酌にて。
 
東京・革命君さんより、お取り寄せ。
 
 
 
 
「ひや酒(ひやさけ、ひやざけ)」と「冷酒(れいしゅ)」は違う…ってことで。
 
色んな意味で全国区ではない言葉なんじゃないかなぁ…と思います。
日本酒の業界的には通用すると思うのだけれど、
世間一般では、
「お燗酒」について、「熱燗」と呼ぶ事と同じように…
(アツカンは温度を呼ぶ言葉であって、お燗酒を指しません)
「ひや酒と冷酒」の違いは、認識が薄いんじゃないかなぁ…と思うのです。
 
アイスクリームを冷たく、アッフォガードにして、融けたアイスはややぬるく、
口、舌や唇は温度を感じ、
温度によって、味の感じ方も異なっています。
 
「わっ、これ熱くて、味が分かんないよ!」
 
…と申します通りに、温度と味覚は密接な関係でして。
 
シンプルに「ひや酒は常温室温のお酒」で、「冷酒は冷蔵して冷やしたお酒」です。
 
この「群馬泉」は、本当…ひやが好きだなぁ。
ひやで、のんびり飲む。これがたまらないなぁ…と思いました。
 
群馬県産酒造好適米「若水」を用いたもので、
自分としては、
松本にあった銘酒居酒屋、
心のふるさと「よよぎ(ぷるーくぼーげん)」にも置いてあったお酒として知ったもの。
生原酒の多いお店でしたが、
「本醸造」を、よく置いてらっしゃいました。
ひやで良し、燗酒で良し。
生酒以外が良いと言うお客さん用の必殺アイテム。
大将が選んだお酒なんだなぁー…と言う認識で見ていました。
 
今回、「革命君」さんに入荷したものは、
この「本醸造」とは別の1本で、かつ初めて拝見するラベル。
「あぁ、是非、飲んでみたいなぁ」と思い注文しました。
 
いつも晩酌の後半に頂いています。
あとちょっと、ゆっくり飲みたいなぁ…と言うポジション、
ウイスキーが宛がわれる日もありますが、
お酒飲みの調子によって、どちらか。
締め括りの心持ちにピッタリ合って来るお酒でして。
 
初日だけは、こうしてブログにしたためる為に、
メモを取っておりますので、それを書き起こします。
 
 
うわぁ、うめぇ。酸、まろやか。
栗、炊きたてのご飯、胡桃のイメージ。
ナッツ類っぽい。ナッティだけれど、老ねとは本当別のもので。
はっきりしたコクの味、酸の旨み、
甘さもあるけれど、はっきりした線形を描くから、
ふくらみもあり、爽やかでもあり。
すごく良いお酒だと思う。群馬泉、流石の銘醸。
 
石川県の山廃文化と比べると、
とても爽やかで、軽さと重み、重厚さがちょうど良いと感じます。
風土、食生活にも寄るのかしら。
上州群馬の方が甘く濃い食べ物が多いですものね。
だからこそ、合わせて、爽快、熟成感と落ち着きが共存するお酒になるのかも。
もちろん、信州もそうした環境にあるから、体に沁み入る旨さを感じます。
 
テイスティング後に、肴と合わせると、
とにかく塩気に対しての反応が良く、
更に膨らんで、本当にたまらなかった。
 
YOKOさんにして、
「山廃にしては、サッパリすっきり」と言う感想で、
山廃は苦手な時もあるけれど、これは「良い」と言う反応でした。
 
 
メインに添えたいけれど、
晩酌後にゆっくり長く飲んでいたくて、
少しずつ大事に飲んでいます。
 
お酒は酔うためにあるけれど、
何だか、この「群馬泉」は酔っ払うためではなくて、
落ち着いて、ゆっくり、日常の世界から解放される為にある様な、
そんな心持ちで頂きたくなるのです。
 
 

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2018年3月31日 (土)

厨十兵衛で、山形・東北泉“瑠璃色の海”、福島・ロ万“Revolution”

 
 
 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
 
3月10日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。
 
 
 
 
山形・東北泉“瑠璃色の海”・純米大吟醸
 
 
岡山県産雄町を使った1本。
厨十兵衛、晩冬初春の風物詩…と自分は思っています。
毎年、この時期に仕入れていらっしゃる様な気がして。
 
メモには「軽い、ふわっと!」とのこと。
後半に渋さがキュッと入るかたち。
この雰囲気は例年の通りの締め方だと思いますが、
前半、入りのスマートさは、良い、美味しさであると思いました。
 
 
 
 
福島・ロ万“Revolution”・純米吟醸生原酒“革命君限定”
 
 
東京の酒販店「革命君」さんの肝入りの1本。
自分もお世話になっている酒屋さんです。
本数に限りがあるので、
個人でのお買い物にリストアップはせず、
多くの方が、花泉・ロ万蔵の美味しさに触れる事が出来る様、
飲食店さんを主として販売されているボトル。
 
瞬間、甘酸っぱさが広がって、
次いで、さっぱりとした風が吹く。バナナ、メロンなどの甘い香味。
香はボリューミーだけれど、酒質は軽さを湛えていて、
その両者の塩梅が絶妙に良い。
YOKOさんもご満悦。
 
 
 

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2018年3月26日 (月)

風林火山で、信州諏訪・真澄“CORE”、信州辰野・夜明け前を。

 
 
 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
 
3月3日、松本市駅前界隈、風林火山松本店にて。
 
 
いつも話題と言う物は、まぁ…何と申しましょうか、
それぞれの界隈にて、華が咲くものでございましてな。
別の町内に行きますと、全く異なるのだから、
まぁまぁ、面白くもあり、いい加減でもあります。
 
日本酒界隈の…こと、自分自身の所在、環境である、
信州の日本酒の話題、昨今としましては…
 
・ 新しい県産酒造好適米「山恵錦」が消費者に届く所まで来ている。
・ 菱友醸造「御湖鶴」、再稼動確定。
 
…なんて所でしょうか。
個人的には、
 
・ 真澄蔵“CORE”発売。いわく、某イカキ採り式。
・ 西之門(雲山)蔵、挑戦的な日本酒を発売。県外にて販売。
・ 「直虎」の次は、「彗(シャア)」とな?商標、大丈夫?
・ 美寿々蔵、雄町で醸す。
・ SAKU13で、山恵錦。
・ 本金蔵のTシャツが着心地良いです。
・ 木曽路蔵のクラウトファウンティング酒、上槽されたみたいで楽しみ。
・ 岩清水蔵のチョコレートと日本酒のペアリングセットは画期的だったと思う。
 
…と言ったところでして。
 
 
「彗」はちょっと調べてみると、
リカーマウンテンさん系列のイズミセ社が販売元で、
醸造元が遠藤酒造場と言う事みたい。
京都から世界に、長野の日本酒を発信するらしい。
ニュータイプなどの文言が並ぶけれど、
どうだろう、シャア・アズナブルを連想させつつ、
直接的な繋がりはないかなー…と言うところ。
 
「三重・作」や「滋賀・三連星」より、
もっと直球、ストレートに「機動戦士ガンダム」っぽいので、
トラブルにならないと良いですね…。ホント。
 
 
 
 
信州諏訪・真澄“CORE”・純米吟醸生原酒
 
 
本当に、お陰様で…信州情熱の居酒屋店主さんの繋がりの末に、
飲むことが出来たと言うか、
拾って頂いたと言うか…
インターネット通販では、買い求められずに落胆していた日本酒。
どうしても飲みたかったです。この1本。
 
きっかけは、
四谷三丁目「日がさ雨がさ」店主さんのツイートで知りました。
お店の空き情報と合わせて、入荷速報がTwitterで流れていますが、
この情報が、いつもとても有益な訳です。
(今回のように)
 
「真澄」蔵の挑戦を「飲みたい!」と叫んだところ、
それを「風林火山」の社長さんが拾って下さって、
「風林火山」にて飲むことが出来た…と言う経緯。本当に有り難いです。
 
 
「Challenge with No.7」
 
…と銘打たれた真澄蔵の新機軸。
7号酵母発祥の蔵元、「真澄」を醸す宮坂醸造さんは、
信州酒番付があるのならば、きっと横綱の蔵元さんですよね。
代表と謳って異議が出ないだろう蔵元さんの挑戦は、
とても興味があります。惹かれました。
 
「日本酒、酸化、熟成」と言うテーマは、
今後の日本酒シーンでは発展的に論議されて行くだろう内容だと思います。
 
「CORE」の裏ラベルから読み解くと、
 
「酸化を嫌って、無加圧で搾る」とあり、
お酒の芯部、“中取り”よりも、芯なのでしょうか、
ともあれ、ごく少量の採取になっているとのこと。
 
奈良・風の森蔵の画期的な搾り方、
「いかき採り」に近い、もしくは再現と言われています。
真空でもろみを酒と酒粕に分離すると言う…。
山口・獺祭蔵が一躍、世間に知らしめた遠心分離ともまた異なるもの。
 
 
 
 
上立香はグラッシー(草)なイメージ。
ワラや干し草に日が当たった様な香。
以前、「風の森」でも同様の香を持ったボトルに出会ったことがあり、
発泡感のある「直汲み」でも、時たま出会う匂い。
(奈良・大倉の直汲み生とか)
 
「風の森」も、同様に7号酵母が主体の仕込み。
この香に共通点を感じます。
 
どうやら旨味ある味わい、その酸の風合が発泡と交わると、
自分にはそうした表現に感じられやすいみたい。
 
味、飲んで舌先に乗る頃合から旨さが光る。
美味しい。
イメージは純米大吟醸「山花」の発泡感が付いて、
アグレッシブさを併せ持った印象。
チリチリとした細かな泡の雰囲気があって、
遠くに少し7号系らしいセメダインの芳しさ少し。
 
これが時間と共になくなって行って、
舌の上で味わいがスマートになって行く。
 
酸の強い立ち上がりはなく、
いちばんの印象として、「グビグビと飲み続けられる」と思いました。
その言葉は「軽いお酒」と近い言葉なのだけれど、
お酒のボディは軽くもあり、硬くないのに、しっかりしていて、
器の中に、ちゃんとお酒が納まっていて、
それを、日本酒として間違いなく飲んでいると言う満足感があります。
 
すごく不思議な感覚になる日本酒。
既存のどれと似るか…と言われたなら、
やはり「風の森」だと思いますし、
瓶内二次発酵ボトルの「真澄スパークリング」とも異なる印象です。
グッと旨味が強い。
お酒が持つ、元がお米だと言う力強い旨味を出した上で、
とても飲みやすく、とても味わいを感じやすい仕上がりだと思いました。
 
…これ、カウンターでモモさんともお話したのだけれど、
香グラスより、平杯的な器が良いな…と感じました。
華の様な香、バナナ、メロン、桃…そうした芳しさよりも、
先端がすぼまった器は、舌の奥にお酒が落ちる構造のものよりも、
唇から先にお酒が入って行くような、
口の中に、しっかりと入って来て、ゴクゴクッと喉まで入れたくなる様な、
そうして杯を重ねたくなる様な…
そんな良さがあるお酒だと思います。
 
年に何回の発売があるのか、年に1回?
それとも今回限り?
 
…これは分かりませんけれども、
また落ち着いて飲んでみたいお酒だと感じています。
 
 
 
 
信州辰野・夜明け前・純米吟醸“生一本・しずく”生酒
 
 
ちょくちょく出掛けている、
広丘駅前「ふじ蔵」が定番酒として置いている数本の日本酒。
その中で、我が家は専ら「夜明け前・純米吟醸」を飲んでいます。
華やかさが、たいへんに好ましくて。
 
そこで、この純米吟醸酒の「しずく酒」を、
是非、1度はYOKOさんに飲んでみて欲しくて、オススメしました。
 
18号系、M310系の明るい香。
軽く、爽やかで、酸の強さは穏やかで、サッパリとして美味しい。
いつもの純米吟醸と比べると、
とても綺麗に感じて、“しずく”酒らしさがあります。
ふわっ…とした質感。見合う味の強さ。
 
香も良いけれど、その爽やかさを味わってこそ…のお酒だと思いました。
美しいお酒。
 
 
 

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2018年3月15日 (木)

厨十兵衛で、滋賀・七本鎗、群馬・尾瀬の雪どけ。

 
 
 
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3月10日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。
 
 
 
前回から少し間が空いての厨十兵衛。
日本酒メニュウもすっかり様変わりしていて、
本当に、日本酒居酒屋らしいと言うか…
いっぱいのお客さん方が、
日本酒を代わる代わると飲んでいらっしゃるんだなぁ…なんて思ったりします。
 
僕のこの日の1杯目は、
目に入ったなら、必ず頼みたい銘柄から。
 
 
滋賀・七本鎗・純米搾りたて生原酒“吟吹雪”
 
滋賀・木之本町にも出掛けて行ったことがあります。
僕自身が、いちファンである蔵元さん。
色んなご縁を経て、
わりあい定期的に厨十兵衛のラインナップに加わるので、
実に嬉しく感じています。
 
綺麗でスマートなひと口目の印象は、
どちらかと言うと、“らしからぬ”と思いました。
純米吟醸とか、それ以上の雰囲気もある綺麗さ。
キュッと辛さが追いかけて来て、
パワーと甘味が押して、酸と拮抗した所でまとまり、良い感じ。
好みです。
「七本鎗」のイメージとしては、美男子過ぎる感覚もあるのですが、
イメージなんて、過去の産物。
このお酒が、今僕の目の前で美味しいから、
それ以上に、求めるものなんてない訳です。ウマイ。
新酒さらしさ、若さ、フレッシュさを感じますが、
その特徴とも言われる渋味などは、
あまり突出していません。
素直にスマートさが美味しいお酒で、飲ませます。
 
YOKOさんは、最初の香と入りの清々しさは良いみたい。
後半のパワーは、どちらかと言えば、苦手だとか。
 
 
 
 
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群馬・尾瀬の雪どけ・純米大吟醸生“桃色にごり”
 
3月3日あたりの限定ボトルとして、
節句のお祝いにも大人らしく供されたであろうボトル。
写真では薄桃色を表現できませんでしたが、
着色料など用いず、酵母の力でピンク色に染められたお酒です。
 
僕のメモには、
「甘じゅっぱい、イチゴジャム味」とあり、
甘味が勝って苦手な感じ。
逆に、YOKOさんは手放しで誉めていました。
 
“甘くて美味しい。甘過ぎずにサッパリしている感じ。”
 
…とのこと。全く評価が違いますよね。
お酒は本当にその味わいは同じものがなく、
それぞれの蔵元さんが特徴持って、お仕事されている訳で。
今日のどちらも、味見をしてみると、
お互い、選んだボトルは好みなれど、
相方が選んだボトルは苦手…なんてスタートでした。
 
そうそう、そんなこともあります。
だからこそ、ふたりで喜べるお酒を探すことも面白いですしね。
日本酒の世界は、もっともっと広く深く、
でも、手さえ伸ばせば手に取り易いものです。
 
 
初手、とても楽しむ事が出来ました。
 
 
ところで、
「尾瀬の雪どけ」の裏面ラベルのハッシュタグが、面白いですね。
 
そうそう、 #最後は愛 ですよ。愛。
#いちご味 も、テイスティングノートの通りで感じますから、
納得と言った所です。
 

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