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2018年8月5日 - 2018年8月11日

2018年8月10日 (金)

福島・山の井、信州木祖村薮原・十六代九郎右衛門を。

 
 
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7月21日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。
 
 
僕は、厨十兵衛の大将お任せで…
 
山の井“あやめ50”・純米大吟醸“夢の香”を。
 
わわ、美味しい。すごく美味しい。
綺麗で、クリーンさが秀でている。
鮮やかでフレッシュ、とてもフレッシュな雰囲気。
これ、メチャクチャ好きだ。好み。
明るいお酒。パッと咲く様な…すごく美味しい。
 
YOKOさんは、「あ、なんかちょっとダメだ」とのこと。
 
「ウソでしょう!?」
 
…と、咄嗟に言ってしまったのだけれど、
うんうん、そう言う事はある。
だからこそ、色んなお酒との出会いが楽しいものだもの。
僕らは特に好みが明確に違う…
似ている訳でなくて、ほぼ逆に位置しているっぽいので、
味わいへの出会い方に、新鮮さがあって楽しい訳です。
 
僕は、この「山の井」はすごく合うし、
YOKOさんには、ちょーっとだけ苦手な要素があった…それだけ。
 
跳ねるような…小犬のワルツで、
ただ、アフロ犬が踊っているイメージですかね…
そこまで行くと、YOKOさんには華やか過ぎる…と思うのかも。
僕は大好物の1本。
アルコール度数15度の軽さも、より自分に合って感じられました。
 
 
YOKOさんはリストから選んで。
 
十六代九郎右衛門・特別純米“ひとごこち”夏生酒
 
2017年度醸造、仕込52号で、
 
「しぼりたてをそのまま直詰め!甘酸が気持ちいい」
 
…と裏ラベルに記載あり。
 
旨味がたっぷりあって、
ジューシーで、甘酸っぱさがあるボトルだと思って、
僕は頭に思い浮かべながら飲んでしまったのだけれど、
 
(瓶の首にある蚊取り線香ラベルのボトルは)
 
そうした甘酸っぱさは強く感じずに、
とても品のあるバランスだと思いました。美味しい。
奥に、渋味が少しだけ…
酸がある故の、飲み口をとても心地好くさせる酸と渋の雰囲気。
旨味はある、確かにあるけれど、
酸の雰囲気と相まって、とてもキュッとしまった、
締め括ってくれる酒質。
 
これはYOKOさんも、とても好みらしく。
「やっぱり、九郎右衛門は良い!」
…といつもの台詞。太鼓判。
 
 
また次の1杯へ続きます。
 

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2018年8月 8日 (水)

埼玉・秩父麦酒“強熊”、岩手・ベアレン“ラードラー”を、カエルのお店“ホップフロッグカフェ”にて。

 
 
どっちも美味しいって、改めて凄い世界だ、ビール。
 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
 
7月29日、松本市駅前大通り、Hop Frog Cafeにて。
 
 
何度か書いておりますが…本当に、6月から8月にかけて、
色んな事情が重なって、
飲みに行く機会も減り、まだまだ事案があるので、
遠出も出来ずに、毎年恒例の大町や中野のお祭りも、
見送らねばならないと言う憂き目にあり…
「秩父麦酒」のストロングなお酒がラインナップされた際には、
そりゃあたいへんに「飲みたい!」…とは思うものの、
ものの、と言うところで。
 
苦労のある分、喜びも大きいなんて言いますけれど、
本当にそんなところ。
コーヒーだけでなく、ようやくクラフトビールの為に、
カエルのお店のカウンターに座る事が出来て良かったなぁ、
「ぷはぁ」の1杯。
 
「埼玉・秩父麦酒“強熊”・Strong Saison」は、
ABV 10%、
並べた
「岩手・ベアレン・Radler(ラードラー)」はABV 2.5%で、
どちらも勿論、クラフトビールとして在る訳でして。
味わいの世界は広い。どちらも美味しい。
それを、とても感じたものでして。
 
ではでは、いつもの様にメモを書き起こして行きます。
 
 
「ベアレン・ラードラー」
 
ウマイ!知っていたけど、改めて、メチャクチャ美味しい!
すごーく美味しいレモネード!
甘くてジューシー、酸も感じられて爽やか。
ご縁あって、瓶を自宅にお取り寄せして飲んだ事があり、
それもとても美味しかったけれど、
瓶は、もう少し甘味も酸味も各々が立って感じられる…
勿論、醸造年度の差もあるとは思うのですが、
そんなイメージで、
こうして樽生、ドラフトにて飲むベアレンのラードラーは、
全体に、すごーくなだらかに、
甘味、酸味の立っていた山に、
平原の味わいと言う景色がピッタリ、マッチした印象でした。
カエルのお店の出し方も良いのかも。
 
 
 
「秩父麦酒・強熊」
 
当日のTwitterでは、この様に書き残しています。
 
「 強熊は温度変化も楽しい。高濃度アルコールの凄み。
  トロうま。ポップコーンと共に頂くけれど、
  フードと共に色んな顔が見えた。 」
 
…とのこと。メモには――…
 
ぐっと甘重い。
グーンと、ドーンと、甘くあって、説得力が強い。
 
オレンジの超濃縮液のイメージ。
甘味や酸味を凌駕していて、
オレンジの超濃縮液をジャムになるかの勢いで、
水分を飛ばして行って蜜状にした様なイメージ。
 
アルコール度数の強さを感じます。
そこから生まれる、とろける様な味わい、舌触り。
 
YOKOさんは「つよい、こゆい」とのこと。
 
お目当てはもうひとつ…
同時にメニュウボードにアップされて、
ひと足早く無くなってしまった「樽熊」も、
飲みたかったんです…なんて話をすると、
ほんの少しだけ樽に残っていた樽熊さんを分けてもらう事が出来ました。
 
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オンメニュウの内に出掛けて来る事が出来たら良かったのだけれど、
どうしても出来なかった訳で…
本当に有り難いです。こうして出会える事が。
 
強熊を樽熟成させたものが「樽熊」になります。
 
比べてみて、
端的に思うのは…
比べてみないと思わない事なのだけれど、
強熊に純白のイメージ、樽熊に琥珀の色が付いたイメージ。
ウイスキーで言うなら、
ニューポットとウイスキーに成長したものの…
……ウイスキーのニューポットは、
それだけでも味わいはしっかりあるので、ちょっと違うかも。
 
…表現として何に近いんだろう。
 
乙類焼酎やジンをロックで飲む、
ウイスキーをトワイスアップで飲む…ニュアンスに近いかなぁ。
強熊にはシンプルさ、樽熊で強熊をベースにした色が付いた…
より、味香が多く複雑に感じられる良さ…
そうした比較がある様に思いました。
 
「面白いことをやってるなぁ!秩父麦酒は」
 
…そんな風に思います。
伺うと、もうちょっと長期熟成させた「樽熊」も、
秩父でただいま冬眠…夏眠?中だそうなので、
そちらは、きっと再び、カエルのお店のカウンターで、
頂戴したいなぁ…と思うところ。
 
…と、こんなところで、本日はちょうどお時間となっておりまして。
 
また次回、お会いする機会までの暇となります。
 
それまで、それでは。
 
ありがとうございました。
 

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2018年8月 5日 (日)

滋賀・七本鎗、滋賀・笑四季を厨十兵衛で。

 
 
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本日もラベルを見るついでに、
滋賀酒を書き上げた素晴らしい心持ちを受け止めてくれたお酒たちについて、
ほんのちょっとのお時間ですので、見て行って下さいませ。
 
 
ほぼ毎日、日本酒のラベルを参考にして字を書いております。
日本酒が好きであること…これが発端であり、一因。
 
日本酒のラベルを題材にすることで、
ラベルを得る為に情報を集める…それは日本酒銘柄の勉強にも、
また蔵元さんのある地域の勉強にもなって、
自分自身の厚みを増やすものであり、
実に有益な…一石二鳥三鳥と言わんばかりの趣味となっております。
 
滋賀県編は、
6月10日から書き始めて、7月28日に書き上がり。
 
(書き切る…とは言わない。
 落語同様、縁起は出来るだけ担いで行きたい。
 切る、落ちる、下りるではなく、開ける、上がる、上る)
 
今回の記事は7月29日の厨十兵衛なので、実にタイムリーです。
席に座る、「今日はどれにしようかなー」とメニュウを見渡す…
「七本鎗」がある…もう、お誂え向き!!
たいへん喜んで注文を致しました。
 
 
滋賀・七本鎗・純米無濾過生原酒“滋賀県産山田錦”・きょうかい9号酵母
 
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「七本鎗」のイメージだと、
玉栄、吟吹雪、渡船6号…その中で、
純米で9号酵母、山田錦の組み合わせは、ちょっと珍しいように思います。
興味津々!
 
メモは以下の通り。
 
甘い。甘く、ゆるり、ぬるり、奥に酸を感じる。
甘味が強く感じる。少し熟れつつ、香は穏やか。米の雰囲気。
 
僕がすごく好きなお酒は、得てしてYOKOさんの苦手である場合もあるけれど、
 
YOKOさん「美味しい!いつもと違うね!」
 
えっ、そうかな。
ちゃんと僕も好きな味だよ。
 
YOKOさん「うん、でも、私も美味しいと思う味だね」
 
…とのこと。甘さはあるけれど、
それはくどさなどには通じておらず、
甘味スタイル、その美味しさのある日本酒…と言うところ。
生だからこそ、少し夏になって熟れて来ている…
そんな気がして、お酒のボリュームが増して美味しさも、
ふっくらふくよかに、良くなっている様に感じます。
 
ゆっくり甘くて、甘さによって感じる辛さがあって。
美味しい。
 
 
 
滋賀・笑四季“笑四季劇場 パンプローヌの夏”・純米吟醸“滋賀県産吟吹雪”・月下美人の花酵母
 
Photo
 
「笑四季」の古いラベルを参考にした自書。
様々な特色あるラベル、ボトルを送り出す「笑四季」さん、
今回は「パンプローヌの夏」…と言う事で、
「フランスのプロヴァンスの夏」をイメージした夏酒と言う位置付けだそうです。
 
メモは以下の通り。
 
まったり柔らか。お酒の粒子がビロードのたおやかさを作る。
柔らかく、均一、とにかく太い!
飲んで行く時間軸が、飲み口初手から、ふわわ――っ…と広がって、
上下に揺れることなく、太いままに広がったまま、
時間を、味わいを経過させて、いつか霧散して行く感じ。
とても面白い演出を感じるお酒。
メロンっぽい香を感じます。
優しいゆったり酒。温度の変化も、すごく良い方に働くだろうイメージ。
ゆっくり飲んで、温度が変わっても、いつも美味しそうだなぁ、と。
このお酒が、薮田か佐瀬式か、袋か…
どんな搾り方をされた日本酒か知らないのだけれど、
「羽毛布団でモロミを取って絞ったお酒」と言われたら、
そんなふんわり感かしら…なんてところであります。
 
 
厨十兵衛では、度々滋賀県のお酒を飲むことが出来るので、たいへんありがたいです。
 
今回、滋賀のお酒について書いて行く、
書いてはTwitterに投稿したりする中で、
滋賀県の日本酒を世界に広げる活躍をされている「家鴨あひる」さんと、
ご縁、繋がりが出来たことが凄く嬉しかったです。
 
自分たちが信州SAKEカントリーツーリズムで、
長野県の全蔵元を回り、本にはなっていませんけれど、
旅行記を書く、更にその前に、
滋賀県の蔵元さんを回り、本にしていらっしゃった方で、
10年以上前からお名前を存じている…
その方と、正に滋賀の酒を通じてやり取りが出来たことが、
すごく嬉しかったんです。
 
思えば、そうして自書して行く中で、
Instagramなども含め、
蔵元さんから声を掛けて頂いたり、
ハッシュタグのおかげで、日本酒ファンの方に声を掛けて頂く事もあり、
最初は、お題がないと字の練習が続かない。
字の練習を続ける為に、テーマとして日本酒蔵を書き始めた…
それがきっかけですが、
この道中、色んなご縁があって、感謝してもし足りない思いがあります。
 
今は滋賀県から愛知県に移り、書き進めていますが、
また出会いがあると嬉しい…そう思いながら、
朝の時間、だいたい30分も掛かっていない感じでしょうか。
この字を練習して行くことを、続けて行きたいなー…って、
心から思っています。
一生懸命、書いて行きますので、
どちら様も、是非、ご覧になって頂けたら…
そして「おっ、こんな日本酒もあるのか。飲んでみようかな」
…そう思って頂けたら、格別の喜びとなります。
 
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
 
…と、日本酒のブログのついでに、宣伝みたいなものを挟みましたがっ。
 
今日はここまで。
 

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