« 滋賀県・琵琶湖ワイナリー“浅柄野”レッドミルレンニューム無濾過生詰。 | トップページ | 鳥取・梅津の生もと・純米生もと原酒“笊・山田錦H29/60” »

2018年9月26日 (水)

厨十兵衛で、信州中野・志賀泉“月泉”、福島会津若松・会津中将を。

 
 
「どこでも良いから、きっと飲めよ!」
 
…って、その心意気が良いじゃん。ねぇ?
 
Img_0588
 
気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
 
9月23日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。
 
 
「どこでも良いから、きっと飲めよ!」
 
…と言うのは、電車の時間に急ぐ松本駅前、
「風林火山」前を通りかかった時、
「おっ、モモさんと目が合ったぞっ」って事が、結構あります。
道行く人も、よく見えているみたいで、
すごいなーって思うんです。
「忙しそうだったなぁ」と思って、通り過ぎると、
わざわざ厨房から出て来て下さって、
 
「夏泉の次、月泉がすげー良いから!
 うちじゃなくても良いし、十兵衛でも良いから、
 きっと飲めよ!うまいぜ!」…と教えてくれる。
 
それが、すごーく嬉しくて。
日本酒好きとして知ってもらえていて、
美味しいもの、気に入ったものが入ったら、
損得もなく教えてくださる心意気は、本当に嬉しい。
敬意も感謝も感じます。
いつもありがとうございます。
 
だったら、飲み手の心意気として、
「風林火山」で飲むべきかなぁ…とも思うのだけれど、
僕らが用意できた週末の時間は日曜日の夕方から、
遅くならない程度の晩の入りあたりまで。
お言葉に甘えさせて頂いて、
日曜日は15時から21時の営業時間になる、
「厨十兵衛」に出掛けて行きました。
 
 
そんな訳で、僕は「月泉(つきみ)」を。
YOKOさんは、お好みの蔵元のもとを。「会津中将」で。
 
信州中野・志賀泉“月泉”・純米吟醸生原酒“秋季限定”
 
酸、ジュワッとした、充実した、しっかりした酸。
よく練れていて、熟成されているのか、酸の存在を感じるのだけれど、
キュンとした、シュッとした、鋭利さを持たない柔らか、穏やかな印象と同居。
 
完熟リンゴけいの旨さとリンゴ酸系のお酒の雰囲気。
酒にコシがある。
香の瞬間の高さより、喉の奥、鼻の奥から香が戻って来る印象。
含み香の良さ。ボリュームのあり方、良い。
 
けれど、77号酵母系のリンゴ酸多産性酵母主体のボトルとは、
ちょっと違った印象を抱く。
酸をそんなに強調させた造りでない…と言うか。
 
香が奥ゆかしくも、しっかり確かに立ち上がって来て、
その時間差が、気分に、とても良く作用します。
香のディレイがあるからこそ、ゆっくり楽しむ。
肴を挟む、会話を挟む。
香の広がり方が、特に好ましいお酒と言う印象です。
 
YOKOさんは、「甘い(好感触)、香の雰囲気が好み」とのこと。
 
 
福島・会津中将・特別純米生詰“ひやおろし”
 
YOKOさんは、「甘味がない。こう言うイメージだっけ?中将」とは、
最初のひと口目の印象。
そして中盤以降は、「サラッとしている、良いまろやかさ」とのこと。
 
肴が加わることによって、真価を発揮するタイプの1本だった様子。
ミネラル、ニュッとした酸。じっとり、ウェット。
塩、旨味、ツルッとした酒質。
優しい、柔らかいと言うより、
単純に、くどさや雑味が少なく、シンプルに味乗りを迎えつつある酒…
…と言った印象です。
 
白米のそれの様に、肴があることで、とても栄えます。
栄えますが、食べれば食べるほどにお酒の印象はシンプルなものに、
近付いて行く様にも感じました。
つまり、数多の肴を経験して品は変わり味は変わるけれど、
いつも「会津中将」の美味しさはブレずにキープされていると言う。
良い塩梅でした。
 

|

« 滋賀県・琵琶湖ワイナリー“浅柄野”レッドミルレンニューム無濾過生詰。 | トップページ | 鳥取・梅津の生もと・純米生もと原酒“笊・山田錦H29/60” »

日本酒」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/512041/67209424

この記事へのトラックバック一覧です: 厨十兵衛で、信州中野・志賀泉“月泉”、福島会津若松・会津中将を。:

« 滋賀県・琵琶湖ワイナリー“浅柄野”レッドミルレンニューム無濾過生詰。 | トップページ | 鳥取・梅津の生もと・純米生もと原酒“笊・山田錦H29/60” »