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2018年7月25日 (水)

信州諏訪・真澄“ツキコシ”・純米吟醸生酒

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本日もラベルを見るついでに、
話題のお酒ですし、
ほんのちょっとのお時間ですので、どうぞ見て行って下さい。
 
 
7月14日、自宅での晩酌にて。
 
塩尻市・リカーハウスながはらにて、購入。
 
きょうかい7号酵母発祥の蔵、
信州を代表とする日本酒「真澄」の蔵元さんが挑戦する、
新機軸のお酒「ツキコシ」は「突」に「酉」へんに「麗」と書く様です。
年末の頃合に発売されていた「真澄CORE」も、
醸造として、新しい技術、考え方にて発売されておりますが、
この「ツキコシ」も、また同じく。
購入時は、空気に触れること、日差しなどを考慮してか、
こうしたパッケージングが為されておりました。
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もちろん、コストが上がる訳で…
それでも、必要だと思うからこその包装、
真澄蔵の並々ならぬ挑戦の意識を感じられるものでした。
 
蔵元ホームページにも情報がありますが、
そうした嫌気性の上槽、日本酒のモロミから、
モロミの粕、酒粕と液体分(日本酒)を分ける手法は、
奈良県の油長酒造「風の森」が業界最先端であり、
風の森蔵にも出掛けて行って学び得た技術であるそうです。
「風の森」蔵の近年の活躍は目覚しいですし、より期待できるもの。
そして、その技術が信州に入って来ると言う事も、
実に興味深いものとして感じました。
 
当日のTwitterにまとめた感想は以下の通り。
 
信州諏訪・真澄”ツキコシ”を。
香のフレッシュさが凄まじく、
醪の上面を仰いだ様な爽やかな香が口の中に湧く。
その華やかさ、広がりは驚き。
16度もアルコール度なくても良いのかも。
お酒の若さも同時に感じますが、
それにしても凄いお酒のコンディションだと思う。
未来への興味を抱くお酒。流石、真澄。
 
風の森には、甘味旨味の充実がある、
米のエキス分を想像する様な旨味の世界。
ツキコシには、まだない様に思う。まだ…なんだと思う。
この技術や経過が研究されて行く、
きっともっと美味しいものを真澄が想像して行く…その気概を感じます。
 
…とのこと。
 
続いて、当日のメモを起こして行きます。
 
 
香は、かなり清潔でクリーン。オレンジやミントの様な、
爽やかさ、酸の雰囲気を含ませる香。醪の上面に吹く風の様な。
 
飲んでみると、
炭酸もあるけれど、その泡はとてもきめ細かく、全体に若い。
渋味や苦味を拾う。
とてもフレッシュな状態。搾りたてそのままと言うくらいに…
お酒の熟成をあえて遠ざけた様な、
こんな新鮮な状態を維持できる商品化、ボトリングが出来るのか!
…と言う驚き。瓶内二次発酵ともニュアンスは異なる。
何より、開栓時に内圧を感じなかったくらいだ。
だのに、この新鮮さ。
 
とにかく、前半は素晴らしい爽やかさ、良い香。
アルコールを感じられないくらいに。
そして、渋さ、苦さが訪れた後に、ドライに切れて行く。
 
そして、1分後には味わいは開いて、
メロンやバナナの香味、とても瑞々しさと共に。
すごく爽やかな演出。16度と言うアルコール度数が、むしろ重く感じる。
 
香の勢い、新鮮さだけを考えたなら、
それは「風の森」の世界観を超えている心地良さがある。
けれど、味のバランス、旨さ…きっとこれから出て来るもの、
研究して行くだろう部分、
お酒としての身は薄いもの…と思った。
度数は確かにあるのに、軽く感じすぎてしまって、
…きっとこれは好みの問題、
僕自身は比較的、重みも必要とするからだと思うけれど、
もう少し、アルコール度数でない、
発泡性の中からも、甘味や旨さを感じてみたい…そんな風に感じました。
 
 
しかしながら、本当に面白い試みだと思います。
これを信州では大手、いちばんの全国名乗りの蔵元さんが乗り出すと言う…
企業とか体制とか、色んなしがらみがあるんじゃないか…
…なんてお酒飲みですから、
そんなことは気にしなくて良いものなんですけれど、
でも、そうしたものがあるでしょう。でも、あえて挑戦されている。
素晴らしい心意気を感じます。
 
益々、宮坂醸造「真澄」を楽しみに思いますし、
信州の酒造りの輝かしい未来を感じる一歩であると思っています!
 

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コメント

私も飲みました!とても美味しいお酒でした。
私はつきこしとても甘くふんわりしたお酒に感じました。

投稿: めい | 2018年7月25日 (水) 21時16分

めいさん、コメントありがとうございます!
「甘くふんわり」
ツキコシのとても繊細な部分を多く感じられたのですね!
自分は、お酒と向き合う以上に、
どこか、「風の森」蔵との違いを追い掛けていたのかも知れません。
旨味酒と比べて、どうか…と。

きっと搾りの工夫や品質管理を厳としたパッケージング、
めいさんが感じられた部分を、
とても大事にされて醸された造りの様にも感じます。

益々、今後の真澄の蔵のお酒が楽しみになる1本、
是非、進化する味わいを応援すると共に、
飲んで行けたらと存じますー!

投稿: SOJA | 2018年7月25日 (水) 22時26分

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