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2018年5月22日 (火)

ビールの世界に動きあり…、善光寺花回廊で、須坂フルーツエール。

 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
 
5月4日、長野市・善光寺花回廊、歩行者天国内にて、須坂フルーツエールのスタンドにて。
 
 
いやー、乱世乱世。
(漫画「監獄学園」より)
 
1994年4月の酒税法改正によって、「地ビールブーム」が起き、そして廃れ。
いや、廃れ…と端的に言ってしまうと、
その時代から現代にまでも一生懸命に醸しておいでで、
そして、会社を美味しさによって大きくされ、
世界に羽ばたいていらっしゃるブルワリーさんもありますし、大好きですし、
語弊があっていけませんが、
でも、地ビールって言わなくなった時代が訪れました。
ブームの終焉と言う言葉だけで済めば良いけれど、
それ以上に、せっかく稼動した、新規参入などしたブルワリーが、
軒並み立ち行かなくなって、地ビール熱が下火になって…。
 
ここ数年の変化は、「ビールは苦くて嫌だ」と噂される若者の世界、
これに対する…それだけではありませんが、
「クラフトビール」の世界の多様性の認知、
それは、まず苦さのない「フルーツビール」の台頭であり、
「IPA」の華やかさの…苦さがあってもウマイの世界、
また「ブルーパブ(Brew-Pub)」と言う、
小規模に醸造し、その場で飲む、その場でしか飲めない、
職人さん方が接客も担当する事もあると言う、
生きたビールとの出会い…これによって再び盛り返して来た、
「地ビール再来」ではなく、
「クラフトビール」と言う言葉で広まっているのだと思います。
 
「ビールが苦くて嫌だ」と言う方々も、
苦さの質の変化を感じたりされているのではないでしょうか。
大手のビールにある苦さと、
フルーツビールにある苦さ、IPAなどのビールにある苦さは、
それぞれ全く異質です。
フルーツビールなど、入りやすい所から知って、
試してみると、他のビールも美味しくて…なんて流れがあるのではないでしょうか。
アンバー、レッドエールなども、
香ばしさと苦味のニュアンスは、全く異なるものだと思います。
「知る」こと、「体験すること」が、
専門店、ブルーパブの存在によって、容易になって、
流行を後押しして、火を付け、盛んに燃やしている…これが現代なのかな、と。
 
 
 
 
こと、信州ですと松本には大きな流れがあります。
 
「松本ブルワリー」が自社工場を建造中。
建造しながら、これまでの中町タップルームに加えて、
新しく信毎メディアガーデンに出店しました。
 
「BACCA(麦香)ブルワリー」が駅の西側に、5月20日にオープンしました。
マイクロブルワリーであり、ブルーパブです。
これは、とても大きな変革です。
 
それだけではなく、信州として、
伊那に2軒、新たなブルワリーが出来上がると言うお話もあり、
北信、須坂の今回冒頭に写真を掲載したブルワリーも新興の醸造所で、
ワインバレー、ワイン特区構想とも重なり、
信州とお酒を巡る世界は、今、たいへん目まぐるしく動いていると感じています。
日本酒だって、新しい酒造好適米「山恵錦」の登場で沸いておりますしね。
 
僕ら、一般消費者には伝わらないところで、
まだ醸造所の準備をされて居られる方、企業があってもおかしくありません。
 
得る情報が追いつかず、飲む側としても追いつかず、
更には、県外の動きだって盛んにある訳で、
ブーム、流行のはしりって、こんな感じなのかしら…と、
大きな波に翻弄されている感覚すら抱いています。
 
ここで更に…実は、これが書きたくて、
今回、こうして文章をしたためているのですが、
大手の一角であるKIRINが仕掛ける「タップマルシェ」にて、
いよいよクラフトビアメーカー「伊勢角屋」が参入します。
5月22日のブログ記事に、秒読みとありますね。
( http://www.biyagura.jp/blog/ )
 
クラフトビールが、大手ビールと共にして提供されると言う新形態。
 
松本ではどこか、提供しているお店はあるでしょうか。
首都圏、大都市だけでしょうか…
ただ、KIRINは専用サーバー数をどんどんと増やして行く計画を打ち出しているので、
クラフトビールの街として歩み始めた松本に入って来る(入っている?)ことも、
あまり遠い未来ではないのかなぁ…なんて思います。
 
第1に大手ビール、Asahi、KIRIN、SAPPORO、SUNTORY、
第2にクラフトビール、
第3にその中間となりそうなタップマルシェシステム…
混沌としている…なんて思ったりもします。
日本酒や焼酎の世界もそうですけれど、
出会い方だったり、楽しみ方を知る経緯であったり…
文化が正しく興って来ないと、定着しないと言うことは、
「地ビールブーム」時の流行と結果からも明らかで、
こう…楽しみたい、何かが起こる…と言う様な、
興隆における期待感の高まりと共に、
一時のブームとして終わってしまわないか…と言う不安も去来します。
 
まぁ、こんなことを書きながら言うことは間違っているかも知れませんが、
松本は、すごく元気にビールの町として動き始めていると、
身近にいて感じていますから、大丈夫!…と思うのですが、
これだけの街が全国に幾つあるのか、広がっているのか…と言う不安感は、
また別のところ、なのかしら…と思う訳です。
 
むしろ、松本から信州から発信してビール文化の中心地、
ビール的酒都「松本」になって行っても良いんじゃよ…なんて風にも思いますが…
これは、まぁ、先々の世界で。
 
 
「時代が動いております」
 
 
…と言うことをお伝え致したく。
 
 
 
 
あ。
須坂フルーツエール、
辛口と甘口とあり、
辛口は、ドライと言うより酸味を少し出した感じでABV5%で、
甘くないから「辛口」相当と言う印象。
甘口は、リンゴ果汁と言うより、リンゴジャムを融け込ました様な印象。
例えば南信州ビールの「アップルホップ」にあるような、
リンゴと発酵のフレーバーとは、やや異なる風合に感じます。
甘口のABVは3%と言うこともあって、
辛口にリンゴジュースをブレンドした感じ…でしょうか。分かりませんけど。
 
信州須坂フルーツエール、
親会社は大町の「豚のさんぽ」や、
各地に出来ている「からあげセンター」を営むクルークダイニングさん。
 
現状はフルーツビール1本と言うレアな醸造施設だと思います。
しかしながら、その方針も現代のビール界の流行を鑑みたものだとも言えますよね。
 
 
 
さて、昨今の動向をサラリと申し上げてみたつもりであります。
 
ビールの世界、要注目!注目ですよ!
 

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