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2018年5月

2018年5月30日 (水)

WAGAYA MEET BEAR……秩父麦酒 Wheat ale 雪を。

 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
 
5月28日、自宅での晩酌にて。
 
 
 
ようやく…と言う心持ちですし、
それはつまり、とても好評で、
生産量が増えているから…と言う事でもあるのでしょうし。
 
埼玉県秩父市、熊のモチーフが目印、「秩父麦酒」、
2017年末から醸造を始めた新しいビール醸造所になります。
このボトルを、我が家で飲むことが出来る…と言う事は、
とても嬉しいことであるなぁ、なんて思います。
 
松本市・Hop Frog Cafe、
クラフトビールと自家焙煎コーヒーのお店に出掛けた事で、繋がったご縁があり、
折々、Hop Frog Cafeのタップにも「秩父麦酒」が入荷するのですが、
僕らがなかなか出掛ける事が出来ていなくて、
タイミングが合わなくて…なんて、この数ヶ月。
 
Hop Frog Cafeで、埼玉・秩父麦酒醸造所“初熊”を。
 
Hop Frog Cafeにて、埼玉・秩父麦酒、栃木・Blue Magic。
 
更新頻度が高くない、この「酒 宗夜」であっても、すでに2回登場しています。
ボトルではなく、料飲店主体の樽(ケグ)での流通品。
 
Facebook ページには醸造される魅力的なビールの情報が発信されますが、
「飲んでみたいなー」なんて思うばかりでした。
 
 
在庫や注文のタイミングなどなど、
それに寄るところもあると存じますが、
今回は我が家に4種各6本ずつの「秩父麦酒」をお取り寄せ出来ましたので、
こうして書いていこう…と言う一席でございまして。
 
 
「秩父麦酒 Wheat ale 雪」、「ウィート・セゾン」とも。
 
ラベルには、
 
「北国出身の僕らが想像するホップの雪。そんな幸せな景色を夢見て・・・」とあります。
 
自分はメモを取ったりなんだりの準備があるので、
飲み始めるのはYOKOさんが自然と先行するカタチ。
飲んでみても何も言わないので、
 
「YOKOさん?もしかして、苦手?」
 
…と聞くと、
 
「ううん。すごく飲みやすい。“良いと思います”」
 
…とのこと。
美味しかったらしく、すぐにフードに手が伸びていた様子。
ネガティブコメントが先行するタイプのYOKOさんが、
手放しで誉めることは、なかなかに無いので、
これは、かなりの高評価だろうと読みます。
 
ここからは自分のテイスティングメモ。
 
あぁ。
ああ、なるほど。飲みやすい。程好い。
モルトの風味が、香ばしく感じられる。
渋さ苦さも軽く、くどさに繋がらず、
渋&苦が、しっかり利いた美味しさになっていて、最後まで、良いアクセント。
モルト感、モルトのテクスチャーを素直に感じさせてくれます。
ドリンカブル系と分類してしまうと、
それほどに“飲み易過ぎず”と言う感じで、
例えば、水をイメージしたり、スルスルと飲み干してしまうタイプとは、
少しだけ違っていて、
ビールをそんなに飲んでいない人から、
ビールをよくよく飲む方、またクラフトビールなら飲むと言う方、
みんなが好きになれる味わいにまとまっていると思います。
 
「モルト感、その印象が強いね」
 
…とYOKOさんに話しかけると「そうかな、自然な感じだと思うけど…」とのこと。
モルト系の風味の良さを自分は拾っているのだけれど、
YOKOさんには統一した飲みやすさとして、風味を感じているみたい。
 
炭酸の力がしっかり生きていて、奥にハーブ様の苦爽やかさがあり、
“コシのあるドリンカブルさ”が特色と感じました。
(ただ、ドリンカブルと言うビールとは違うと言いたい)
 
こう言うビールは、本当に優等生で上品、心の綺麗な方が作ったに違いない…
そんな風に感じます。
個性が無いって言うんじゃありません。
どこにでもあるカタチでもありません。
「秩父麦酒だからこそ」の美味しさがあると思います。
仕上がりがシャンとした、実に心地良い飲み口。
 
 
 
 
これを月曜日に飲み、火曜日に休肝日を設け、雨の水曜日休肝日明け、
昼休みにお散歩にも出られないので、こうして書いておりますが、
ただいま、湿度以上に悶々としております。
冷蔵庫に、次なる「秩父麦酒」が控えております。
飲みたい。あぁ、とても飲みたい。
 
リアルタイムではTwitterに相変わらず記録して行きますが、
こうして「酒 宗夜」として、ブログにも書いて行きますので、
どうぞ、よろしくお願い致します!
 
それでは、今日のところはここまで。
 
ありがとうございました。









タイトルは「秩父麦酒」のBEAR MEET BEER社から取ってみました。

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2018年5月24日 (木)

信州塩尻・笑亀“味噌麹”造りの日本酒。

 
 
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調べれば…、
えー…、ええ、調べれば、
また実際にウェブ検索を掛けますとてぇと、
「SAKETIMES」の取材があったご様子でして、
詳細な事柄が書いてありました。ええ、知ることが多かった。
…だ、けれども。
(ここで、グッと右腕を胸元へ振り上げる)
 
これを参考に書いてしまうと、せっかくの面白みが薄れてしまう様に、
こと「酒 宗夜」としては、つまらねぇんじゃないかー…なんて思っております。
 
ねぇ、だって情報は情報で得ておくべきですけれど、
何でも、“使い様”ってぇモノは、
やっぱり肝になって来るのでございましょう。
 
伝えたいことは、笑亀・森川杜氏の挑戦、その心意気と…
それによって生み出された日本酒は、とても興味深いものだった…と言うことです。
 
そう、そうなんです。
「広告」であれば詳細に書かなければならない所もございますわ。
タイトルも「日本酒」ではなく、「本醸造酒」なのか「純米酒」なのか、
そう言うことにこだわらなくちゃいけない。
 
ね、これはブログ「酒 宗夜」と申しまして、何でもない訳なのでございます。ええ。
“世の中ついでに生きている”…落語の中の名文句。これです。
 
ただただ、アタシ自身がとてもとても楽しんだ、
面白いと思ったとお伝えしたいので、お喋りをする、
そして、それを読んで頂く…ただそれだけ、とても単純なものでございます。
 
面白いと思うことへの興奮が、どうか読んで下さる方に伝わりますように。
「日本酒を楽しむ」ことへ、興味を持って下さいますように。
 
気楽なところがよろしいんじゃないか…ってンですが、
さぁ、一生懸命に申し上げます。
どうぞ仕舞いまで、よろしくお付き合いのほどを願っておきますが…。
 
 
 
 
5月23日、自宅での晩酌にて。
 
第一報は、東京・大塚の「地酒屋こだま」さんのTwitterでした。
取り扱いのある笑亀酒造に、ちょくちょく顔を出して下さっていて、
こう仰っておりました。
「今年は、もっと面白いご提案が出来るんじゃないか」と。
 
「なんだろな」と思う訳です。
それが、たぶん「味噌麹造り」の日本酒だったんじゃないかなぁ…と今を以って思います。
 
日本酒の醸造は、麹が命とされております。
酒の母と書いて「酒母(しゅぼ)」を作る時だって、
麹が使われますし、麹の発酵によって日本酒は生まれて行きます。
現代と言うものは、清酒用の麹がちゃんとあって…
難しく言えば生物学、微生物学…
伝統と革新の世界で、清酒に適した麹を使うことが当たり前です。
だって、清酒に向かない麹では発酵力も弱く、
良い酒に仕上がらない…なんて言うことは、道理ですもんね?
 
麹は種麹、もやしと呼ばれる菌を蒸米に振り掛けて、
米に菌をはびこらせ、成長させて仕上げるもの。
 
日本酒の製造過程で、
寝ずの番だったり、納豆を食べない、
ミカンを食べない…なんて言うイメージ、条件は、
麹造りの過程で特に関わって来るものなんですな。実は。
 
種麹を増やしたいところ、
繊細な温度、湿度管理をする訳で、
理想的な温度経過をすれば良し、しなければ寝ずに面倒を見る…
納豆菌、ミカンに付く青かび菌は強力なので、
日本酒の種麹に勝って繁茂してもらっては困るから、
室には入れない…そんなところで。
 
とにもかくにも、麹と言うものは清酒造りにおいては大切なものなんです。
 
これを「味噌用の麹」に変えると、どうなるのか。
 
清酒的な発酵が変われば、味わいも変わるでしょう。
生み出される味わいは、きっと今まで飲んだものとは異なるのでしょう。
そう思うと、とても興味が湧いて来ます。
 
焼酎用麹で醸した日本酒は、何年も前からあって、
その風味は、やっぱりまた別の雰囲気なんです。
日本酒を蒸留したものが米焼酎である訳ですから、
何となく、無理な話ではないとも思う。
 
味噌麹は前例を伺ったことが無い訳で…
前例が確認できないと言う事は、そこに可能性もあれば、
不可能で終わるかも知れない危険性もある訳です。
そこにあえて挑戦して行く心意気が、実に素晴らしい。
 
不可能、出来ない…と言っていては何も出来ないままです。
挑戦することで、結果は失敗しても、過程で得られるものは財産です。
 
「味噌麹造り」と言う日本酒を飲むことで得られる経験もまた、
必ずや財産になる…それも飛び切りワクワクとした…
SNSでボトルの写真を拝見するや否や、
即座に蔵元に電話をさせて頂いて、入手のお話を取り付けました。
蔵元は本来17時までの営業ですけれど、
定時ダッシュをした自分が着く18時まで開けておいて下さるとのこと。
たいへんありがたい事です。
その節は、ありがとうございました!
 
 
 
家に持ち帰り、早速飲んでみます。
想像する味わいからも冷酒温度ではなく、常温が良かろう…と判断しました。
 
当日のTwitterから、見て下さいまし。
 
(1)
今晩は、信州塩尻・笑亀の味噌麹仕込み!
これ、すごく面白い味わいです。
コハク酸かなぁ…熟成していない若さもあるのに、
旨味のボリュームが素晴らしく強くて、ミネラル系でない、
旨味が柔らかくしっかり。
上立香には、若くメロン感も少しあって、実に興味深い!
 
(2)
日本酒の熟成って、酸、アミノ酸の変化がある訳ですよ。
味噌麹を使う事で、酸の組成がたぶん清酒用とは異なって…。
近いと言えば、生もとより、
自然酵母仕込み系に近いニュアンスがあります。
全体に綺麗なのは、森川杜氏の勘所なんだろうなぁ。
今、すげー森川さんに会いたいや。これは、意欲作!
 
(3)
面白い!日本酒って、やっぱり面白い!
都合、信州塩尻・笑亀、岩手・赤武、群馬・群馬泉と飲み比べると、
もう、カオスですよ、カオス!
こんなに日本酒って楽しいんだぜー!
味わいなんて、探せば探すほどあるに決まってるのに、
ちょっと狭く思っちゃっていたなぁ!
 
…以上、3連投。
 
コハク酸については、
「笑亀」蔵が醸す「貴魂」シリーズでの経験が生きますね。
日本酒の酸を表現したいと、
乳酸、クエン酸、リンゴ酸、コハク酸を特長として押し出して醸したシリーズ。
この中のコハク酸のボトルの味わいに、どこか近いイメージが湧きました。
 
「笑亀・味噌麹造り」の特徴的な味わい、
テイスティングメモは、このあとに書くとして、
岩手・赤武は純米吟醸生酒でして、
とても綺麗で、ほんのり甘くて、流行…実際に「赤武」も、
日本酒の業界の急成長株として有名な銘柄で、
「なるほど、これは流行る」と言う明朗で清々しい酒質。
群馬・群馬泉は特撰純米で、熟成酒です。
これと味噌麹造りの日本酒を比べると、実に面白い。
群馬泉の、酸がまろやかに変わった雰囲気を感じると、
「あ、笑亀のお酒はまだ若いんだ」と思う事が出来ます。
味噌麹が生む「旨味」の世界観は、熟成感をも超越して来るのか、と。
 
三者三様、でも全て間違いなく日本酒。
 
いやぁ、楽しくてたまらない!…と昨晩は少し飲み過ぎてしまったくらいで。
 
 
 
 
以下、味わいながらメモを取ったものを。
 
 
 
上立香は、とろっとして甘い雰囲気。
クリーム感。少しのオイリーさ、メロンっぽい香。
 
飲んでみて…
 
…?
 
なんだろ、柔らかく、前半にメロンっぽさがある。
塩でもない旨味。味噌に近い…いや、その…なんて言うのかな、
頭で飲む様な意味合いの味噌の連想ではなくて、
中野市・中野醤油で言う、特吟味噌に匹敵する旨味の量と言うか…
他の味噌と比べて、明らかに旨味要素が強いそれの、
味噌の匂いとか香とか、そう言うものでなくて、
塩っぽい、ミネラル、海塩系でなくて、旨味がある気がする。
 
料理をする方なら分かると思うんですが、
塩はあくまで味なんです。味があるんじゃなくて、旨味がある…
旨味調味料は上手に使うと、とても有能なんですが、
昆布など、旨味が出る食材の「ON/OFF」に近いニュアンス…
「旨味がある酒」だと思います。酒蒸ししたスープも旨味が強いでしょう?
 
後味に至るまでに、とても太く、酸の雰囲気で辛く感じる。
コハク酸の系統。ダシとか、そうしたものの旨味を感じる。
酸はたぶん高いと思うのだけれど、
旨味がそれよりも強く感じられて、太く広がって、ホワッと消えて行く感じ。
洗練可憐な岩手・赤武と、全然違う。
同じ日本酒かって思うくらい違う。
笑亀は、それこそ…先達てのコーヒー関連で、マンデリンについて、
焙煎士さんらが仰っていた、
「Earthy - アーシィ」大地っぽさを感じる。
茅葺の屋根、土間、囲炉裏…そうした田舎酒感の雰囲気。
リンゴ酸の様な華やかな香は目立たなくて、薄くメロン様の香が終盤にも届く。
 
香には若さがあるけれど、
苦味はほとんど無く、渋さはあるけれど、
太さと旨味のおかげで感じにくく、
熟成していないけれど、まるで熟成を経た様な旨味があることが不思議。
 
「群馬泉」と比べると、
群馬泉は、格段に甘味、柔らかさ、和やかさ、滋味深さがあり、
熟成したお酒の良さ、全開。
そう、だからこそ…元々、今年の日本酒だって言っているんですから、
若くて当たり前なのだけれど、旨味で飲ませてくれている様に感じます。
冒頭の「辛さ」も、たぶん活きの良い酸の風合からでしょう。
 
YOKOさんは、少し苦手なタイプながらも、
山菜の水煮の苦味に合うと言っていたし、
味の濃いものにも、ちゃんと受け止めてくれそう…とのこと。
合わせると、より光るタイプと思ったみたい。
 
 
メモはここまで。
 
 
 
 
今回、自分は4合瓶を2本、購入しました。
ひとつは直ぐに飲み、
もうひとつは、もう少し瓶のまま寝かせてみたいと思っています。
「群馬泉」の様な熟成香が出る頃には、
また雰囲気、味わいが変わっているんじゃないか…と思うんです。
旨味がどの様な熟成経過を辿るのか…それは実に楽しみです。
 
手放しに、多くの人が「美味しい!」と答えるのは、
きっと「赤武」だろうなぁ…と思います。
ただ、「笑亀」も本当に良いお酒であろう…と感じています。
何より風合こそ、普段の日本酒と異なりますが、
雑味的な要素は感じられずに、綺麗な造りに仕上がっているのは、
先にTweetした通りで、森川杜氏の実力が発揮されているのだと感じます。
 
NHK朝の連続ドラマ「半分、青い」で、
「五平餅」がフューチャーされていましたが、
似たニュアンスを持つ「笑亀」は合いそうだなぁ、なんて思います。
YOKOさんの言う通り、味が強いものも良いでしょうし。
料理の濃さ、強さを受け止める力がありますね。
 
 
一般に、多数決をしたら…そうして「美味しい」と選ばれるお酒は、
「美味しい」ことには間違いありませんが、
それが絶対ではないんだ、味わいは、もっと多様性があるものなんだ…
…そんな風に思いました。
分かり切っているべき事なのだけれど、
日々の中で、どこか了見が狭くなっていてしまったみたいで、
日本酒の美味しさは、とても自由なものなんだと、改めて思います。
「絶対」に近い味わいの黄金比はあるのでしょうけれど、
人それぞれに好みがあり、好みは人生や生活の中で確立されるものです。
 
賞を取る日本酒だから美味しいのではなく、
 
その日、その時に美味しいと感じたのならば、全てそれは正しく美味しかった…と言うこと。
 
「美味しい」と言う事実は個々それぞれ平等にあり、
 
僕の「美味しい」と誰かの「美味しい」は違って当たり前で、
 
差があるからこそ、様々な日本酒との出会いが楽しいんじゃないか…
 
…そう思うんです。
 
 
笑亀蔵、森川杜氏に心からの感謝をお伝えしたい。
そんな心持ち。
日本酒をもっともっと楽しんで行きたいなー…なんて思い直しました。
 
さて、今日もたいへんに晩酌が楽しみになりまして…
 
ちょうど良い頃合、お時間となってございます。
本日は、ここでお開きとさせて頂きたく存じます。
 
長講一席、お付き合い頂きまして、誠にありがとうございました。
次回、お会いするまでの、皆々様のご健勝を…
美味しくお酒をお召し上がりになりますことを、
心からお祈り致しまして、暇を頂戴致します。
 
ありがとうございました。
 
 
ありがとうございました。
 
 
 
 
 
ありがとう、ございました――――…。
 
 

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2018年5月22日 (火)

ビールの世界に動きあり…、善光寺花回廊で、須坂フルーツエール。

 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
 
5月4日、長野市・善光寺花回廊、歩行者天国内にて、須坂フルーツエールのスタンドにて。
 
 
いやー、乱世乱世。
(漫画「監獄学園」より)
 
1994年4月の酒税法改正によって、「地ビールブーム」が起き、そして廃れ。
いや、廃れ…と端的に言ってしまうと、
その時代から現代にまでも一生懸命に醸しておいでで、
そして、会社を美味しさによって大きくされ、
世界に羽ばたいていらっしゃるブルワリーさんもありますし、大好きですし、
語弊があっていけませんが、
でも、地ビールって言わなくなった時代が訪れました。
ブームの終焉と言う言葉だけで済めば良いけれど、
それ以上に、せっかく稼動した、新規参入などしたブルワリーが、
軒並み立ち行かなくなって、地ビール熱が下火になって…。
 
ここ数年の変化は、「ビールは苦くて嫌だ」と噂される若者の世界、
これに対する…それだけではありませんが、
「クラフトビール」の世界の多様性の認知、
それは、まず苦さのない「フルーツビール」の台頭であり、
「IPA」の華やかさの…苦さがあってもウマイの世界、
また「ブルーパブ(Brew-Pub)」と言う、
小規模に醸造し、その場で飲む、その場でしか飲めない、
職人さん方が接客も担当する事もあると言う、
生きたビールとの出会い…これによって再び盛り返して来た、
「地ビール再来」ではなく、
「クラフトビール」と言う言葉で広まっているのだと思います。
 
「ビールが苦くて嫌だ」と言う方々も、
苦さの質の変化を感じたりされているのではないでしょうか。
大手のビールにある苦さと、
フルーツビールにある苦さ、IPAなどのビールにある苦さは、
それぞれ全く異質です。
フルーツビールなど、入りやすい所から知って、
試してみると、他のビールも美味しくて…なんて流れがあるのではないでしょうか。
アンバー、レッドエールなども、
香ばしさと苦味のニュアンスは、全く異なるものだと思います。
「知る」こと、「体験すること」が、
専門店、ブルーパブの存在によって、容易になって、
流行を後押しして、火を付け、盛んに燃やしている…これが現代なのかな、と。
 
 
 
 
こと、信州ですと松本には大きな流れがあります。
 
「松本ブルワリー」が自社工場を建造中。
建造しながら、これまでの中町タップルームに加えて、
新しく信毎メディアガーデンに出店しました。
 
「BACCA(麦香)ブルワリー」が駅の西側に、5月20日にオープンしました。
マイクロブルワリーであり、ブルーパブです。
これは、とても大きな変革です。
 
それだけではなく、信州として、
伊那に2軒、新たなブルワリーが出来上がると言うお話もあり、
北信、須坂の今回冒頭に写真を掲載したブルワリーも新興の醸造所で、
ワインバレー、ワイン特区構想とも重なり、
信州とお酒を巡る世界は、今、たいへん目まぐるしく動いていると感じています。
日本酒だって、新しい酒造好適米「山恵錦」の登場で沸いておりますしね。
 
僕ら、一般消費者には伝わらないところで、
まだ醸造所の準備をされて居られる方、企業があってもおかしくありません。
 
得る情報が追いつかず、飲む側としても追いつかず、
更には、県外の動きだって盛んにある訳で、
ブーム、流行のはしりって、こんな感じなのかしら…と、
大きな波に翻弄されている感覚すら抱いています。
 
ここで更に…実は、これが書きたくて、
今回、こうして文章をしたためているのですが、
大手の一角であるKIRINが仕掛ける「タップマルシェ」にて、
いよいよクラフトビアメーカー「伊勢角屋」が参入します。
5月22日のブログ記事に、秒読みとありますね。
( http://www.biyagura.jp/blog/ )
 
クラフトビールが、大手ビールと共にして提供されると言う新形態。
 
松本ではどこか、提供しているお店はあるでしょうか。
首都圏、大都市だけでしょうか…
ただ、KIRINは専用サーバー数をどんどんと増やして行く計画を打ち出しているので、
クラフトビールの街として歩み始めた松本に入って来る(入っている?)ことも、
あまり遠い未来ではないのかなぁ…なんて思います。
 
第1に大手ビール、Asahi、KIRIN、SAPPORO、SUNTORY、
第2にクラフトビール、
第3にその中間となりそうなタップマルシェシステム…
混沌としている…なんて思ったりもします。
日本酒や焼酎の世界もそうですけれど、
出会い方だったり、楽しみ方を知る経緯であったり…
文化が正しく興って来ないと、定着しないと言うことは、
「地ビールブーム」時の流行と結果からも明らかで、
こう…楽しみたい、何かが起こる…と言う様な、
興隆における期待感の高まりと共に、
一時のブームとして終わってしまわないか…と言う不安も去来します。
 
まぁ、こんなことを書きながら言うことは間違っているかも知れませんが、
松本は、すごく元気にビールの町として動き始めていると、
身近にいて感じていますから、大丈夫!…と思うのですが、
これだけの街が全国に幾つあるのか、広がっているのか…と言う不安感は、
また別のところ、なのかしら…と思う訳です。
 
むしろ、松本から信州から発信してビール文化の中心地、
ビール的酒都「松本」になって行っても良いんじゃよ…なんて風にも思いますが…
これは、まぁ、先々の世界で。
 
 
「時代が動いております」
 
 
…と言うことをお伝え致したく。
 
 
 
 
あ。
須坂フルーツエール、
辛口と甘口とあり、
辛口は、ドライと言うより酸味を少し出した感じでABV5%で、
甘くないから「辛口」相当と言う印象。
甘口は、リンゴ果汁と言うより、リンゴジャムを融け込ました様な印象。
例えば南信州ビールの「アップルホップ」にあるような、
リンゴと発酵のフレーバーとは、やや異なる風合に感じます。
甘口のABVは3%と言うこともあって、
辛口にリンゴジュースをブレンドした感じ…でしょうか。分かりませんけど。
 
信州須坂フルーツエール、
親会社は大町の「豚のさんぽ」や、
各地に出来ている「からあげセンター」を営むクルークダイニングさん。
 
現状はフルーツビール1本と言うレアな醸造施設だと思います。
しかしながら、その方針も現代のビール界の流行を鑑みたものだとも言えますよね。
 
 
 
さて、昨今の動向をサラリと申し上げてみたつもりであります。
 
ビールの世界、要注目!注目ですよ!
 

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2018年5月17日 (木)

ちょっと注目が、ちゃんと注目に変わる…信州くらうどで、よしのや蔵の試飲販売。

 
 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
 
5月4日、長野駅MIDORI2階、信州くらうどにて。
 
 
 
期待もしていたし、期待していなかったとも言えるし。
 
僕の中で、たいへん失礼ながら…
善光寺のすぐ隣に居を構える蔵元さん、
「よしのや」さんが醸す「雲山」、「西之門」について、
「日本酒居酒屋には置かれない銘柄」だと思っていたし、
「銘酒専門店」と言った酒屋にもなく、
どちらかと言うと、「お土産部門」の日本酒だと考えていました。
 
信州SAKEカントリーツーリズムで、
蔵に立ち寄った際にも、場所柄もあって併設レストランもあり、
観光客の方向けのご商売に感じました。
それはそれで、善光寺門前ですから、とても大切な役割なのですけれど。
 
観光や売り方の強力な…グイグイ来る強さで言うと、
北信では須坂の「渓流」が強く、
テレビCMで言えば、
須坂「渓流」、諏訪「真澄」、池田「大雪渓」を見掛けるくらいでしょうか。
 
「雲山」を醸す醸造施設は、10年以上前の酒造組合MAPであれば、
何蔵かあり、実力蔵…と言うよりも、
やはり、お土産物としての流通を主体としている蔵なんだろうな…と、
そんな印象でおりました。
 
だからこそ、昨年の冬くらいでしょうか。
時々使っている、愛知県の「酒泉洞 堀一」さんのページに、
「西之門」が入荷したと出て来た時には驚いたものです。
しかも、「真澄CORE」とほぼ時期を同じくして、
「CORE」と詳細は異なるかも知れませんが、
発想は近い搾り方をされていて、何か技術革新があったんだ!…と思いました。
 
 
5月4日は、善光寺花回廊に加えて、長野酒造組合長野支部主催の、
「善光寺地酒巡り」が催されるため出掛けておりましたが、
立ち寄った「信州くらうど」で、
「よしのや」さんが試飲販売をされていると知り、
「まさに好機!」との思いで、ブースの前に立ちました。
 
当日、担当されていた営業さんが、
ちゃんと対応できる、とても素敵な男性の…年上のオジサマで。
お酒の説明はして下さいますし、
「賞を取ったから、名前が奇抜だから」
…だから美味しいと思って下さい、買って下さい…感の全く無い売り方で、
とても好感を持ちました。
「このお酒のここが、僕は好きなんです」と言い、
1杯目に試飲したものを、どう思うのかを丁寧に聞き取り、
「だったら、こちらはいかがですか。このお酒の、ここが気に入って頂けると嬉しいなぁ」
…と言う、本筋の試飲販売方法。
 
純米吟醸、純米原酒、
純米大吟醸“五百万石”、純米大吟醸“山田錦”、
純米大吟醸“山田錦35%”と試飲させて頂きました。
 
長野県内で五百万石で大吟醸造りって、少し珍しいですよね。
中信ではあまり考えられませんが、
なるほど、長野市と言う土地柄から、
五百万石の多い新潟県への繫がりがあるから…とのこと。
 
純米吟醸は、高いバランス力で、素っ気無さと中程度の香のバランスが良く、
後半に掛けて甘味も出て来て、良い塩梅。
 
純米原酒は、熟れた香もあり、お燗にも出来そうな風合。
力強さがあるので、じっくり飲みたい方に向くか。
 
純米大吟醸・五百万石は、香高く味はしっかりと出していて、
味吟醸系の美味しさがあって、好み。
 
純米大吟醸・山田錦は、香の良さと共に酸が出て感じられ、
良いお酒だと思うけれど、好みとはちょっと違う…
…と思うと、流石、僕とは違う好みのYOKOさん。
YOKOさんのいちばんは、こちらだとか。
 
純米大吟醸・山田錦35%は、綺麗だし美味しいけれど、
味があって、乗っている方が好みゆえか、
そんなに響かず。でも、贈答としてはすごく良いと思います。
 
 
日常の中で飲むことが多い僕ら、かつ、
好みが、わりと違っているのですけれど、
ふたり揃って、値段は考えないとしても、
「純米吟醸が良い」と思いましたし、帰りに買って帰って来ました。
 
家でゆっくり飲みたいな、と。
 
「酒泉洞 堀一」さんでの取り扱いのほか、東京の「小山商店」さんで、
取り扱いが始まる…と言う事は、
少なくとも、酒質の向上…首都圏で売られるべきお酒となる様に、
現代のお酒らしい味わいである様に、
研鑽なさってこそ、達成となるものだと思います。
 
「杜氏は、いつも通り、熱心に心を込めて作るだけと言っていました」
 
…営業のオジサマはそう答えてくれました。
 
県内消費がほとんどだった蔵元さんが、県外に活路を見出す時、
色んなパターンがあるんだと思います。
その中で、自分がお土産中心の蔵元さんだと、
あまり知らずに思っていた蔵元さんは、躍進を遂げていて…
自分自身が味わってみても、楽しみにさせてくれて…。
 
「ちゃんと注目して行きたい」
 
そう思う銘柄となりました。
県外分、まだあまり数が無く、僕自身も入手出来ていませんが、
いつか入手してみたいと益々思っております。
好評なら、目にする機会も増えると思うんです。
 
さぁ、善光寺のすぐお隣、
「よしのや」さんの、「西之門、雲山」について、
申し上げて参りましたが、本日のところはちょうどお時間。
 
ご覧頂きまして、誠にありがとう存じました。
 
 

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2018年5月14日 (月)

合縁奇縁の春心薩摩芋、ばんざい家で、信州木祖・木曽路、加賀小松・春心。

 
 
 
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気楽なところで一生懸命…と言うことです。
 
5月12日、松本市駅前界隈、信州ばんざい家にて。
 
 
 
ご縁のある東京・大塚「地酒屋こだま」、たけさんのお店で、
「春心」なる銘柄を取り扱い始めて、
「へー」と思いながらラベルを拝見し、「…素心??」と思った事は、
たいへん失礼ながら、自分として、とても印象的でした。
 
また、たけさんの所からお取り寄せする際には含めてみたいな、なんて思う訳です。
 
字の練習をするべく、
出来るだけ1日1枚、日本酒のラベルを参考にして書いておりますが、
その前日、5月11日が、こちら。
 
 
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順番は、リスト化した際に参考にする、
各県の酒造組合に掲載されている順番でしかなく、
恣意的なものがない…だからこそ、
前日に書いて、翌日に現品に出会うことが出来、
更には口に出来ると言うことは、ご縁があるものだなぁ…と感じずにはいられず。
 
ヒゲ文字と呼ばれたりなんかしますが、
「春」の字は、とても特徴的ですよね。真似をして書いてみましたが、
バランスは全然違っていて、練習せねば…と思わされます。
でも、毎朝の10分、15分で仕上げたにしては、
全体にまとまりがあって、気に入りの1枚となっていました。
 
嬉しくなって、若旦那やアベさんにスマホの写真を自慢する始末。
お忙しい時間帯だったのに、
お付き合い下さって、たいへんにありがたく。
 
 
 
僕はそんな訳で、石川・春心・本醸造無濾過生原酒を。
 
YOKOさんは、
信州木祖薮原・木曽路・特別純米“大寒仕込”しぼりたて無ろ過生原酒2017BYを選びました。
先達て、お呼ばれ家飲みで「木曽路・きもと仕込み純米大吟醸」が大好評だったし、
今日も、飲んでひとくち「やっぱり丸山さんのお酒は美味しいねー!」とニコニコする訳で…
YOKOさんの信頼を確かに勝ち取っている銘柄を選んでの1杯。
 
春心、
甘酸っぱい、マヨっぽい…とメモには書き出し。
少し木の様な香があって、味わいは甘み深い感じ。
地元地酒の雰囲気。
とても深く甘く酸く、ジューン…と言う音の感覚。
どのカテゴリに入れるか…と言うと濃醇タイプかなぁ、と思います。
甘味にダレ、後に残る雰囲気はなくて、
ジューン…と酸渋苦が後半にしっかりボディを形成していて、
軽やかタイプではないけれど、しっかりし過ぎもしていなくて、
適度なパワフルさを持っていて、
味わいの良い、また食卓の味わいを引き出すタイプのお酒かなぁ、と。
 
木曽路、
YOKOさんは、そんな訳で「美味しいー!」とひと言。
しぼりたて無ろ過生原酒のイメージだけで、
僕が予防線みたく「原酒だから、もしかして重いかも?」なんて伝えてしまったせいで、
「ううん、重くないよ」と言い、それがメモに残っています。
 
綺麗さ、アルコール感があります。
強く感じられるお酒の雰囲気だけれど、とにかく綺麗な、雑味ない酒質で、
酸がフレッシュに感じます。発泡感までは感じないけれど、
こう、若々しさもある様な。
けれど、甘味がちゃんとしていて、酸とアルコールから辛味も感じられて、
とてもバランスが良い仕上がり。
 
 
この両酒が、ばんざい家の酒の肴メニュウ、
「さつまいもサラダ」に、激しく情熱的に合うんです。すごく美味しかった。
蒸したさつまいも、クリームチーズ、アーモンド、たくあんの組み合わせ。
クリームチーズといぶりがっこの相性の良さは知られていますが、
さつまいもの太い味わい、アーモンドの芳しさ、香ばしさ、
クリームチーズの酸味、たくあんの塩気の組み合わせは、
日本酒が持つ旨味と非常に良い組み合わせでした。
 
お酒は、四季折々のものだと思いますけれど、
肴はきっとしばらくはオンメニュウしていると思います。
肴に合うお酒、春心や木曽路だけでなく、
まだまだあると思いますから、これは是非とも試すべき!
 
お酒も美味しいし、肴も美味しいし。
すごく良い夜が始まったなー…なんて、ふたりで喜んでいた飲みの一幕。
 

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2018年5月 9日 (水)

三重・作“奏乃智”・純米吟醸を。

 
 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
 
1月22日、自宅での晩酌にて。
 
東京・武蔵境「酒のなかがわ」さんより、お取り寄せ。
 
 
 
古くから中川さんでお酒は買わせて貰っていて、
「おまかせ」でお願いすることが多かった時期には、
何が届いてもYOKOさんが美味しいと言う…、
僕が僕の趣味で注文をすると、
YOKOさんとしては、「“すごく好き”ではない」ものも含まれるのですが、
中川さんから送られて来るお酒は、本当に外さない、安心して美味しく飲む事が出来る…
それが続くのだから、YOKOさんの中で、
「中川さんと言うお酒屋さんは、信頼できる」と固まる訳です。
今も、その期待感は全く薄れることがありません。
 
自分が「酒のなかがわ」さんと出会ったのは…とりあえずお店に伺ったのは、
たった1度しかないけれど、2006年みたいで、
その前にイベントでお会いしたり、
えーと…「日がさ雨がさ」の宮澤さんが虎ノ門にいた頃に、
「辻善兵衛」の蔵元を囲む会でお会いした事が最初かしら…どうだろう…。
ともあれ、思えば長くお世話になっているんだなぁ、と思います。うん。
あ、「かんだ光寿」かも知れない。
ともあれ。
 
何故に、こんな古い話をし出したか…と言うと、
「作」「辻善兵衛」を、その当時から扱っておられて、
その美味しさを存分に自分に知らしめてくれた…と言う思い出を伝えたかったんです。
 
 
三重・作“奏乃智”・純米吟醸、
裏ラベルには、
 
「きょうかい14号」酵母、
爽やかですっきりした香り、硝子細工の様な透明感のある味わい。
 
…とあります。
当日のTwitterには以下の通りの記録。
 
とても端正で、眉目秀麗な若武者と男芸者の両側面を持ち合わせます。
素晴らしいバランス。
軽やか、綺麗と言う言葉の一段上を行く感じです。
 
…とのこと。
 
ペンを走らせたメモには、
 
スキッとしながら、すごく盛り上がりのある酒。
良い熟れ方、身の充実。
中盤から、可憐にすごくしっかり、メリハリ持って膨らんで来て、
キレて、まろみが同居しながらフィニッシュする。白眉たるお酒。
 
こんなに今の「作」は旨いんだね。
全体の印象は、白い花、ヒマラヤの青い花。
清廉、高貴。
香は、キリッとして、白い林檎、かすかにマスカット。
米麹感が少し、アルコール感薄く、メロンの皮の匂いも。
 
 
…とのこと。
 
ごく久し振りに「作」を買い求めましたが、
いやはや、本当に買って良かった…そう思いました。
一升瓶で購入しているので、開封後しばらくで、
バナナ様の香も拾うようになった…なんて記録があります。
とても楽しんで飲んでいた模様。
 
「また飲みたい、また買い求めたい」
 
改めて、そう思わせてくれる1本でした。

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2018年5月 4日 (金)

信州山ノ内町・志賀高原ビール“1t IPA HABANERO”を。

 
 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
 
3月21日、自宅での晩酌にて。
 
 
 
志賀高原・総合会館98で催された、
SNOW MONKEY BEER LIVE の会場特設売店(?)にて購入してきた1本。
すごく気になったボトルながらも、
なかなか購入に至りませんでしたが……
そう思うと興味はあっても買わない理由って、
通販と言う、本来は楽な所作でお買い物ができるシステムなのに、
注文などを面倒臭がって買っていなかっただけなのかも知れず…なんて事に気付きます。
 
売店に立ち寄って見かけたなら、そりゃあ飛び付く訳です。
 
ホットソース「Mellow Habanelo」で有名なターンムファーム社の
無農薬栽培ハバネロを取れたてフレッシュなまま、「1t IPA」に加えたもの。
 
ボトルに記載された原材料名は「麦芽、ホップ、ハバネロ」と言う、
直球ぶりは、何と言うか、ジョーク的なものかな…と思ってしまいました。
以前、某長野県以外に山葵が有名な越えたりなんだりの歌で有名な土地の、
山葵ビールを買ってみて、
すごく残念な心持ちになったりもしたのですけれど、
そうしたお土産物的な、そうしたちょっと…こう、何と言うか、こう…
…分かって頂きたいこの心情。
 
ただ、そこは流石の「志賀高原ビール」でした。いや~杞憂、杞憂。
 
ABV9.5%、非常に特徴的で美味しいビールでありました!
 
 
香はIPAらしい香。ホップージューシーさとストロベリー香。
ちょっとだけ、その中から、青い香…ピーマンや青唐辛子にある香を拾います。
 
飲んでみると…
「うっは、しっかり青唐辛子の味がする」
これが第一印象。
唐辛子の持つ酸の風合、そのまんま感じられます。
美味しい。美味しいし、味覚への刺激、初めての体験の味、
とても興味深い。
後味に間違いなく唐辛子由来の辛味を感じます。ジンジンする。
 
YOKOさんが言う「松の実」っぽさも、何となく分かります。
味わいの構成、香の雰囲気に符合する所が多い。
 
うーん!ちゃんと辛味があって良いですね。なんちゃって商品ではなく、
ハバネロを間違いなく使っているんだろう味わい、主張がしっかりある。
 
YOKOさんは、
「辛い。
 …辛いと言うか、松の実みたい。
 酸っぱくはなくて、渋い感じが少し残るかも。
 辛くは無いけれど、喉がヒリヒリする」
 
…とのこと。辛くない…と言うのは、YOKOさんだからです。
僕は、ちゃんと辛く感じましてよ。
 
「こんなビール、飲んだことないよ!」と、
心の底から素直に言う事が出来る。この体験はとても貴重でした。
僕にとっては、ちゃんと辛かったですしね。
ハバネロの本気は、もっともっと辛いとは思うのですが、
ちょうど美味しく、楽しい気持ちのまま飲むことが出来る、
良いラインの辛さだったことも、助かりました。



 
その後、ターンファーム社より「Mellow Habanero」を5種類、お取り寄せするのですが、
それはまた「小盛り」にて…。

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