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2017年10月22日 - 2017年10月28日

2017年10月27日 (金)

神奈川・残草蓬莱・四六式DRY辛口・槽場直詰・無濾過生原酒28BY

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気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
 
10月8日・自宅での晩酌にて。
 
 
東京・武蔵境「酒のなかがわ」さんより、お取り寄せ。
 
裏ラベルを見ると、「酸度2.8」の項目が赤字になっている。
なるほど、一般的な日本酒としては、高めですよね。
これは、麹に一部「白麹」を用いたから…とのことです。
一般に日本酒を醸す麹は「黄麹」とされ、
時たま、黒麹、白麹…焼酎などで用いられる麹にて醸す日本酒にも出会います。
酒銘の中にある「四六式」は「シロ」と言うことでしょうか。
 
 
直詰のお酒らしい、プチプチと空気が弾けて感じる華やかな香。
発泡感が立って、その爽やかさがとても美味しい。
 
甘酸のバランスが、たいへんに素晴らしく、
とてもサッパリとした飲み口。
なるほど、「ドライ」と謳えばその通りだけれど、
薄かったり、辛かったりと言う、そうしたネガティブと紙一重の雰囲気は無く、
風が吹くような疾走感のある雰囲気。
シーブリーズのCMを思い出すくらい。
酸の心地好さは特筆モノで、とても美味しいお酒だと思います。
 
ビールの世界で、ここ最近目にするのだけれど、
「ドリンカブル」と書かれたりするものに近いニュアンスを感じます。
淡麗と例えるより、飲み良い、飲み易い…そうした意味合いで。
 
麹の作用は並行副発酵において、糖化を担当するのだけれど、
やはり、黄麹か白麹かで、糖化されたものの味覚への訴えかけ方って、
きっと変わって来ているんだろうなー…なんて思います。
日本酒度もそうなのですが、
甘い味わいが多いと、太さ、深さに影響すると思いますし
少なければ、サッパリさに影響しているんだと思う訳でして。
 
数値を見て、酸度などを気にして飲んじゃうと、
色んな先入観が付されて良くないのかも。
何も気にしないで、美味しく飲むことが出来たら何より…って思うタイプ。
ワインっぽい日本酒もあるけれど、
それとは異なって感じます。酸の感じ方が、ワインのそれとは違う。
ほぼ透明な日本酒の中に詰まった成分で、
ワインっぽく感じる日本酒だって、世の中にはあるのに。
 
なら、日本酒らしい日本酒か…と言うと、
それは人それぞれの定義があるから、何とも宛がい難くて、
僕はこの「残草蓬莱」の1本については、
「お米由来のサイダー」とか、「果実酒の炭酸割り」、
また香味のスマートさから、
「クラフト・ジンに少し日本酒を加えて、ふっくらさを表現した飲み物」
…なんて言うイメージを抱きました。
 
本当、感じ方、考え方はひとそれぞれで。
 
未体験の方には「面白そうだなぁ」と思って頂けたら嬉しいし、
このお酒を飲んだことがある方なら、
「このことを言っているのかな?そう思うとは、また面白い」…なんて思ってもらったら幸いです。
 
好奇心を刺激する酒、です。

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2017年10月25日 (水)

信州山ノ内町・志賀高原ビール“NEW ENGI-LAND IPA”

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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
 
9月24日、自宅での晩酌にて。
 
 
 
最初、何のことかと思ったんですよ。
それこそ、ディズニーなランド系なのかなぁ、そんな訳ないなぁ、と。
 
調べてみると、神奈川のサンクトガーレンさんの自社製品の紹介ページに、
とっても詳細な解説があって分かりやすいので、リンクをぺたり。
 
 
ビールの新しいスタイル、「New England Style IPA」を、
日本酒の銘柄…志賀高原ビールを醸造する玉村本店の日本酒銘柄である、
「縁喜(エンギ)」になぞらえて名付けられたのだなぁ、と言う想像が出来ますね。エンギランド。
英国生まれかと思ったら、アメリカ北東部発祥なのですね。
全く関係ありませんが、エンギランドとエリンギランドって似ていませんか。
端的に捉えるなら、強烈にホップを利かせた、濁りのあるビール…と言う所でしょうか。
濁り、Hazeについては、サンクトガーレンさんの記事を読むと、
副次的な雰囲気がありますけれど。
 
 
当日のTwitterでは以下の様にメモしております。
 
 
うっは、しっかり苦くしっかり甘く!衝撃的な味。
 
YOKOさんは甘くて美味しい。苦味は少ない。オレンジピールとのこと。
 
僕はパッションフルーツとかマンゴー感も強い。
美味しいと思うけど、味わいにビックリする方が強いかなぁ。美味しい。
 
…と言った感じで。
何と言うか、ワンショットで満足できちゃうビール…と言うイメージがあります。
ひとくちの爆発力が強い分、ふたくち目、みくち目になると、
欲しい衝撃力が足りなく感じてしまうと言うか。
どちらかと言うと、セッション系が好みの今だからこそ、そう感じるのかも。
普段、生活していて渋味や苦味に耐久性の強い僕の方が苦味を顕著に感じて、
耐久性の少ないYOKOさんが苦味をあまり感じていないことが、
なかなかに面白い結果になっています。
 
ケミカルに造れば、こうした味わいは可能かも知れないけれど、
醸造と言う自然と戦って生むものに、
こうした衝撃的なパワーを持つものが仕上がる…と言うのは、
ある種驚きであり、革新的でもある様に思いました。
 

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2017年10月23日 (月)

信州中野市で、信州SOUL2017!~お酒の部その6・北安大国、北光正宗、白馬錦、たかやしろワイナリー~

 
気楽なところで、一生懸命…と言うことでして。
 
9月23日、信州中野・中野陣屋前広場公園にて。
 
シリーズ更新の11番手。
 
 
 
 
さて、お酒の部も今回がトリとなります。
色々と進んでいる訳でありまして、
北安大国さんでは、写真を撮り忘れ、
北光正宗、たかやしろワイナリーでは、
先行する素晴らしき呑兵衛さん方に、
いくつかのボトルを見事、空にされ、
白馬錦の写真では、ピントがズレ…と言う。
 
いやはや、良いですね!
ちゃんと楽しく美味しく酔いを体感した様に感じます。
 
まとめて仕上げに取り掛かろうと言う…
どうぞ、最後までお付き合いを願っておきますが。
 
 
 
 
飯山市・角口酒造店「北光正宗」:
 
 
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北光正宗・純米吟醸“金紋錦”:
 
美味しい。酸と旨味、白さ、白いイメージ。
バランスの良さがあり、冷温で生きる酸の美味しさ、精錬感。
YOKOさんは、「あと、もうちょっと甘味があればバッチリ!」…とのこと。
 
 
北光正宗・純米“実りの秋の純米酒80”金紋錦:
 
とても複雑味を持つ。
八割磨きと聞けば、それらしい…のかも。
しっかりした甘さ、辛さ、透明度が特長で、
飲み口の旨味と酸がアグレッシブに押して来て、飲ませる。
少し温度が上がると、柔らかさも出て来るのかしら…とも思う。
複雑さは、お酒の解釈を面白く与えてくれそう。
じっくり付き合ってみると楽しいんじゃないか…と思うお酒。
 
YOKOさんは、「すごく酸味があり、果実っぽい」とのこと。
 
そんな訳でして、
僕らがブースに立ち寄った時間帯には、
もう1種、
「特別純米原酒ひやおろし」が売り切れでした。
 
 
 
 
大町市・北安醸造「北安大国」:
 
 
こう…写真を撮り忘れてしまったのですが、
場面は鮮明に覚えております。
昨年同様に、北安醸造の社長さんがお見えになっていて、
お話をさせて頂いたりして。
先達て、松本の三代澤酒店さんに立ち寄った際に、
営業のI村さんにお会いした話も交えながら。
 
 
北安大国・純米吟醸原酒ひやおろし:
 
サッパリさを、ちゃんと感じさせてくれながら、
北安大国特有の穏やかな甘味が軸になって、
次第にしっかりした説得力、強さになって行く。
9月2日の大町の呑み歩きで飲んだ時よりも、
より味乗りしている様に感じて、とても良いもの…と感じました。
 
 
北安大国・純米吟醸“いいずら”:
 
とてもスッキリした雰囲気。
いわゆる辛口党さんも納得してくれそうな味わいですが、
余韻に、ほのかな甘味を残してくれていて、好ましいです。
ただ、淡白に辛いだけ…だと、
どこか苦味なども立ってしまう様に感じて、あまり得意ではないので。
こうした、スッキリさの映えるお酒ならば。
 
 
北安大国・純米原酒:
 
バランス、適酸、適旨味…とメモ。
 
 
ある種、世代の差がある…と言いますか、
「59醸」チームが新世代、現代のお酒とするならば、
北安大国の穏やかな味わい、落ち着く味わいと言うものは、
変わらない、日常の世界観、
食卓で、屈託なく酌み交わされる文化を感じてなりません。
今回のラインナップにはなかったけれど、
「居谷里」シリーズは山廃での仕込みもあり、
パッと花開く芳しさも持ち合わせていて、
飲んだ瞬間に「美味しい!」と口からついて出るイメージ。
その美味しさも手腕、ラインナップの中にありながら、
北安大国らしい滋味もある、そこがたまらなく好きでして。
イベントで飲み比べるからこそ、
また、良さを実感したりなんかしておりました。
日本酒居酒屋さんでエキサイトして飲むも楽しいけれど、
まったり、テレビも会話も肴にして飲む時間も、
すごく大切ですよね。
 
 
 
 
大町市・薄井商店「白馬錦」:
 
 
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こちらも先達ての大町の呑み歩きで試しているのですが。
 
白馬錦・純米吟醸“雪中埋蔵”:
 
思いのほか、酸味が強く感じます。
渋味もハッキリ感じられて、白馬錦の清らかな雰囲気とは、
少し異なる世界観に感じました。
彩り、鮮やかさはあまり広がっていかないけれど、
酸、渋味と連動する味が生きたお酒と感じます。
 
 
白馬錦・吟醸“雪どけ吟醸”:
 
甘旨味、甘酒の匂いを後から少し感じて、最後に辛さがジンと出て来る。
飴を舐めたあとの様な、味の残り加減。
こう、しっかりと熱い食べ物を待ち構えているような。
もし、それが乗ったなら、膨らんで来るだろう…と言う印象。
 
 
白馬錦・普通酒“上撰・雪嶺”:
 
思いのほか、お酒っぽい匂いあり。
どこか沢庵の様な雰囲気も。飲むと塩気、ミネラル感。
その塩っぽさをYOKOさんに伝えると、
「なるほど」との声。
これはたぶん、お漬け物とか肴に据えたら合いそう。
 
 
 
 
中野市・たかやしろワイナリー:
 
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たかやしろワイナリー・カベルネソーヴィニヨン平岡2014:
 
いちばん最後に立ち寄ったもので、
この赤ワインだけ、残っていました。
以前から、ワイナリーで購入させて頂いたりもしていますが、
比較的お値打ち値段でありながら、
いつもお値段以上の美味しさを味あわせてくれていて、
気に入っているワイナリーさんです。
これから出て来るスパークリングワインの情報も教えて頂きました。
また出掛けて行かねば…なんて思います。
 
 
 
 
…と、
お酒の部、これにて全てお語り致しました。
 
色んなお酒を飲み比べることが出来るイベント…
しかしながら、
小難しく考えずに、楽しく飲んで行こう!…なんて思っていました。
縁日の様な、みんなで朗らかに秋の1日を楽しんで行こうと言う…
…そんなコンセプトであったろうし、
その通りに謳歌できた様な心持ちでおります。
 
さて、これにて体験記はお開きになりますが、
大トリ…掃除番と致しまして、
全てのリンク先と、「信州SOUL2017」を通して感じたこと、
あともう少しだけ申し上げさせて頂きますので、
また次回まで、お付き合いのほどを願っておきます。
 
では、それまでの暇と言うことでして…。
 

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