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2017年10月15日 - 2017年10月21日

2017年10月19日 (木)

信州中野市で、信州SOUL2017!~お酒の部その5・福無量、水尾~

 
 
気楽なところで、一生懸命…と言うことでして。
 
9月23日、信州中野・中野陣屋前広場公園にて。
 
シリーズ更新の10番手。
 
 
 
 
本日10月19日は、2017年の「長野酒メッセ in 長野」の開催日ですね。
相変わらず、楽しんで参りました「信州SOUL」のブログにて、
お付き合いを願っておきます…が。
 
長野酒メッセ、何年も続けて参加して参りましたが、
私は、ここ2年連続で不参加と相成りました。
以前の、昼過ぎから始め、混み合う夕刻の時間帯になるまで、
出来る限り「吐き」を使い、試飲する数を増やし、
長野の今のお酒事情を知りたい!…と思い、出掛けておりましたが、
業界、飲食店の方と一般消費者が分けられる様になり、
更に今年は2部制になり、
元々は6時間30分あった試飲時間が、3時間に減ってしまい、
出掛ける魅力をあまり感じなくなってしまいました。
特に今回、一般消費者はとても混み合う時間しか与えられていませんので、
目的は果たせないかな…と。
 
ふと隣県を眺めてみますと、新潟には「にいがた酒の陣」なるイベントがありますよね。
同じ様に日本酒が機軸のイベントとしては同じですけれど、
飲食関連も認められている形式で、かなり大型のイベントに成長しています。
 
新潟は蔵元数90弱で、2日に渡って蔵元が一堂に開催し、
10時から18時という設定ですから、“新潟の酒を知ってもらう時間”が16時間ほど用意されています。
比べて、長野は蔵元数80前後で東京や大阪開催があれど、
それぞれ出掛けられる方も少ないとして、
やはり、1日だけ与えられ、その時間は業界の方は2時間30分、一般は3時間です。
 
“長野の酒を知ってもらう時間”が3時間なのです。
 
今年、初の2部制になったり、変革の時期にあるので、今後にとっても期待しております。
 
「にいがた酒の陣」になって欲しいと言うよりも、
長野の日本酒をちゃんと、そして公平に知る事が出来るイベントであって欲しいと感じます。
 
 
すみません。本来の話題に戻ります!
 
 
 
 
 
上田市下塩尻・沓掛酒造「福無量」:
 
 
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「信州SOUL」当日は、「59醸」に参加されている、
杜氏さんのお兄さんがお出でになっておられました。
特定流通品の「互」を醸す蔵元さんで、
覚えが良い方もいらっしゃるのではないか、と。
 
 
福無量“郷の舞”・特別純米“美山錦”:
 
日本酒居酒屋さんにおいても、
やっぱり「互」の方がエンカウントしやすいのだけれど、
長野酒メッセに通う中で、
「福無量」シリーズの美味しさ、自分はすっかり覚える事になりまして。
特に好みだった銘柄が、この「郷の舞」と「大吟醸」でした。
 
 
郷の舞、
うん、程好く軽くて、少しこってりした甘味を感じられて美味しい。
好みの味だと思うし、それが今も維持されていて嬉しい。
YOKOさんに感想を聞くと、
「SOJAが好きなお酒の味がする」とのこと。
ええ、Exactry(そのとおりでございます)…です。
 
 
福無量・純米吟醸“ひとごこち”:
 
香、華やか。サッパリさに背景として少しの苦味の主張。
酒のコシの塩梅が良いお酒。
大吟醸はこの華やかさを、もっと可憐にスマートにしたイメージなのです。
 
 
福無量・純米大吟醸“金紋錦”:
 
しっかりした酸、酸が立った味わい。
強くふくよかさと爽やかさを感じ、
金紋錦で醸したお酒に、どこか感じてしまう硬さが感じられず、佳酒と判断。
良いです。
先程も「勢正宗」蔵の金紋錦を気に入っていたので、
YOKOさんに感想を伺ってみると、意外に「苦手なほう」と言います。
理由を聞いてみると、
「香の良さより、味わいの主張を強く感じてしまうかも。お米の味が強い」とのこと。
より甘味のある雰囲気なら、
YOKOさんの好みに合致するかも知れないなぁ…と思います。
どうやら、僕が好みの「ふくよかさ」が、
YOKOさんにとっては甘味旨味が深すぎるみたいで…
同じ金紋錦を取ってみても、水も違えば醸造理念も蔵元さん毎で異なる訳で、
好みが違っているからこそ、出会いが多く楽しいものです。
 
 
 
 
飯山市・田中屋酒造店「水尾」:
 
 
もし、長野酒メッセに出掛けて行って、
「水尾」蔵のブース前に立ったなら、
僕が試してみたい3種と合致するラインナップで、
何だか嬉しくなっていました。
熟成と旨味、時期を見たくて「紅」、
スタンダードライン筆頭の「特別純米」、
金紋系でない定番としての「一味」…と言った具合。
 
県内、金紋錦を取り扱う蔵元さんが本当に多くなりましたが、
元々は、水尾、北光正宗、縁喜と…
木島平に近い蔵元さんが主体でしたから、
いちばん使い慣れた、一日以上の長はあると思うので、
いつも試してみたい!…そんな風に感じています。
 
 
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水尾“紅”・純米吟醸“金紋錦”ひやおろし:
 
YOKOさん、好ましい感じとのこと。
バナナの完熟した様なニュアンス。旨味が乗っていながら芳しさもあり、良い。
奥に噛み締めるような甘味を感じます。
熟成して、まろやかさと共に、そうした旨さが出ている印象。
バナナの青臭さすら、どこかあるような…
酸の雰囲気は、そうした青さもあっていて、
熟成感と若さとの同居が、人好きさせるものに感じさせます。
艶っぽさもありますね。
 
 
水尾・特別純米“金紋錦”ひやおろし:
 
酸く、硬め。金紋錦の自分が思う特性がハッキリ出た雰囲気。
サッパリではなく、やや硬い感覚で、芯がとてもしっかりしていて、
少し渋さが余韻として印象に残る。
これは常温か、それ以上でかつ、温度のある食べ物と合わせたいかも。
そうして、ほぐして飲んでみたいなぁ。
 
 
水尾“一味”・純米“ひとごこち”:
 
お酒っぽさ、アルコールっぽさが先に。
そのツンとした感覚とメロンの風味が先行して、
後から、ふくよかさが追いかけて来て、良い。
どこか、ハリとも硬さとも取れるシャンとした雰囲気をいつも持っていて、
すっくと立ち上がっている端整な印象も。
 
 
 
 
 
…と、本日はここまで。
 
次回、4蔵まとめての更新となります。
 
それでは、それまでの暇と言う事になりまして…。
 

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2017年10月16日 (月)

信州中野市で、信州SOUL2017!~お酒の部その4・積善、聖山~

 
 
気楽なところで、一生懸命…と言うことでして。
 
9月23日、信州中野・中野陣屋前広場公園にて。
 
シリーズ更新の8番手。
 
 
 
 
賑わいはしているのだけれど、
やっぱり、先にご飯を食べたり、トークショーを眺めたりしていたからか、
適度な空き具合になっていて、
ブース正面に立って、
岩清水蔵からスタートして、順々に巡って行くことが出来ておりました。
順番なんて無いのだけれど、
「端から片っぱし」感はあって、何だかやり甲斐があると言うか。
 
 
長野市篠ノ井小松原・西飯田酒造店「積善・信濃光」:
 
 
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こちらでも、女性がお気に入りの1本を見つけたそうで、
ご友人にオススメしている場面に出くわしました。
昨今、あまり日本酒のイベントに参加しなくなったからいけませんけれど、
そうした「誰かにお勧めしたい美味しさ」、その共有の容易さって、
イベントならでは…な所はありますよね。
特に「いっぱいのラインナップ」から、「私のいちばんを選び出した」と言う、
トレジャーハント感は、実に楽しいのではないかなぁ、と。
 
その女性を僕は全く存じ上げないし、顔も覚えていないのだけれど、
でも、より中野市の信州の日本酒を、日常で飲んでくれる様になると、
とても素敵だなぁ、と思わないではいられません。
 
 
積善・純米ひやおろし“ひとごこち”(コスモスの花酵母):
 
酸の味わいに特徴があって、しっかり酸を感じます。
美味しい、強い酸系の旨さ。花酵母由来の香味とバランス良くあり、
冷た過ぎないくらい温度帯だからこそ、
旨味、まろみも感じる事ができて、美味しい。
どちらかと言うと、僕寄りの好み。
 
 
積善・純米吟醸“愛山”(ひまわりの花酵母):
 
グラニュー糖の雰囲気、甘酸っぱさがあって、重みがある。
重厚感がありながら、香はふんわりとしていて、
YOKOさん好みに寄っているかなぁ、と言ったところ。
先の女性が気に入っていたボトルは、確かこの「ひまわりの花酵母」のボトルで、
女性に好まれやすい味わいだったのかも。
後半にアクセントとして少し渋味。生酒だからこその熟成感もある。
 
 
積善・純米吟醸“美山錦”(おしろいばなの花酵母):
 
サッパリとした香、味わい。バランス良く、全体に爽やか。
常に、爽やかさと甘味が利いていて、美味しい。
 
 
 
 
千曲市・長野銘醸「聖山・姨捨正宗・風神雷神」:
 
 
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地元銘柄として「姨捨(オバステ)正宗」、
県外も含めてブランドとして「聖山」、
パンフレットを見てみると、
県内向けに新しいブランドとして「風神雷神」とあるそうで。
長野酒メッセに出掛けていたら、
こうした飲み比べも出来たかも知れないけれど…
それはそれで悔しくもあり、
けれど、混み合いの16時台からの数時間では、
回り切れなくて、本当、余計にモヤモヤしそうだからなぁ…。
どこかで買い求めて味わうようにしなくちゃ、ですね。
 
戸倉上山田温泉に出掛けるために、
常々、姨捨サービスエリアのスマートI.C.を利用しています。
更科郵便局を、温泉なら右へ、
長野銘醸なら左へ…なんて、とても近い距離にありますね。
 
 
姨捨正宗・特別純米“ひとごこち”ひやおろし:
 
サッパリさ、キレのある、アルコール感がしっかりとしていて、
中盤から甘さも引き出されていて、とても良い酒。
日常に、ちょっと良い気分を与えてくれるんじゃないか…と言う雰囲気。
信州らしいと言うのか、地の味に合う風情と言うのか。
そこかしこに、綺麗さが感じられて、良いです。
 
 
聖山・純米吟醸“ひとごこち”無濾過生原酒:
 
瞬間のイメージは、ややくぐもった様な。
酵母は、7号系なのでしょうか。
自分が思う、7号系酵母の特徴の酸とサッパリした風味、
香のシャープさを感じました。
旨味は乗りつつあり、余韻に少し甘味が残って行きます。
その残り加減が美味しい。
 
 
聖山・純米吟醸“美山錦”無濾過生原酒:
 
芳しさあり。反して、背景に渋さがあって、
この骨が実にしっかりと飲ませてくれると思います。
甘さ、香の良さが前面、背を支えてくれる渋味とのバランス。
これが実に良く、3本の中で、いちばん気に入りました。
 
 
 
 
…と、言った所で、今日はここまで。
 
また次回、お目に掛かります。
 
えー、1度、肴を挟んでのお酒の回になりますね。
 
では。
 

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