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2017年9月10日 - 2017年9月16日

2017年9月15日 (金)

千葉木更津・Songbird beer“La Joya(ラ・ホヤ)”

 
 
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気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
 
8月11日、自宅での晩酌にて。
 
 
 
 
ABVは6%、
原材料には、麦芽、小麦麦芽、ホップ、砂糖、イースト、スパイス。
裏ラベルには、
「木更津のぶどうから採取した野生酵母で、
 長期間発酵させた、フルーティな酸味が特徴のレッドエールです」
「瓶内二次発酵、無濾過、自然発泡のお酒です。底に酵母があります」
 
…とのこと。
 
本当に、醸造とは奇跡の連続であり、
理論と自然とを融合させて、
絶対の答えがない美味しさを醸して行くものなんだと、そう感じます。
 
穿つ心持ちで、声を大にして言いたいことは、
世の「美味しい」が自分の「美味しい」ではない可能性も五分、
世の「不味い」が自分の「美味しい」である可能性も五分。
自分が感じた美味しさが、全て正しい…と言うことです。
 
美味しさを共有するだけでなく、
文句を言うために美味しくなさを共有するのではなくて、
色んな味覚があることの楽しさを共有できる…
もっともっと、そうした世界になれば良いなぁ…と思って、
素直に以下、書いて行きます。
 
トップノートに、
 
沢庵の上澄み、ペッパー、薄荷。
ミント、紫蘇、スパイスならクミンみたいな芳しさが強いもの。
オレンジっぽい香も少し。
 
野生酵母由来なのか、
それが発酵によるものなのか、
特徴的な香は、ソングバードビールの特徴とも感じます。
僕はこう感じるし、言葉に表すとこんな風になるけれど、
人それぞれ、記憶と言葉、そして香は共有するから、
色んな方の香味レシピを聞いてみたいなぁ…と思わせます。
けして、オフフレーバー、ネガティブな香では、ありませんでした。
 
飲んでみると、とてもスッキリしていて、
水と葡萄、葡萄水…清涼飲料じゃなくて、
葡萄の香が溶け込んだ水の様な爽やかさ。
行く行く、葡萄の甘味を軽くした様な、
アメンボが水面を泳ぐ様なスムースさで、爽やかに過ぎて行く。
飲み終わる頃、喉越しに麦感が少し。
 
渋味から少し大根の絞り汁の様な酸味、甘味、渋味を感じる。
その味わいがとても好奇心を刺激して美味しい。
 
水様のスマートさが自然なビールだなぁ…と感じます。
 
 
 
YOKOさんは、酸味を強く感じてしまって、ちょっと苦手…とのこと。
うん、それで良いんです。
苦手をちゃんと理解してこそ、美味しさを広げる第一歩。
 
 
そう言えば、こんな一幕も。
 
 
 
 
「今日はソングバードのラ・ホヤ!ホヤを使ったビールだよ!」
 
「ええ?!?ホヤ?!?」
(すごく嫌そうな顔)
 
「…ウソだよ」
 
「なーんだ」
 
その反応で、一瞬は本気で信じたと分かる訳で。
 
 

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2017年9月13日 (水)

信州上諏訪・本金・純米吟醸無濾過生“直汲み”

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気楽なところで、一生懸命…と言う事ですが。
 
6月25日、自宅での晩酌にて。
 
 
 
 
日々、色んなお楽しみがあって、
どの記事を書こうかなー…なんて選ぶことも、また楽しい。
けれど、ちょっとだけ切迫感もあって、
毎日更新の「小盛り」と違って、
お酒関連が隔日の都合で、結構ストックが貯まって来ています。
けれど、
毎日と言うと、たぶん枯渇するかも。
あと、書き切れないかも…とも思うので、むむむ…と言った感じ。
 
ストックの中から、
絶対書いておきたい!…と思うものを選ぶようになって来ていて、
先日の「純米吟醸活性にごり」の目覚しさも記憶に新しい中で、
この「直汲み」も素晴らしく美味しかったのです。
6月のお酒で、今ではもう手に入らないとは思うのだけれど、
「これは書いておきたい」1本。
今は今で、「本金・純米ひやおろし」が発売されたばかりなので、
ご興味をお持ちになったら、
そちらをお買い求めるが旬を得られる事と存じます。
 
当日のTwitterにメモとして書き込んだものは、以下。
 
「信州上諏訪・本金・純米吟醸無濾過生直汲みを!
 これは美味しいですね!
 華々しく直汲み感があり、それはソーダっぽいとされるスタイルではなく、
 タンクの中を覗き込む様な、お酒らしい雰囲気が、実に心地好い!
 酸とミネラル感の締め括りも秀逸。
 贅沢な時間を過ごせる味!大町の横川商店さんにて購入」
 
…とのこと。
 
世に言う直汲み酒の特色…
「風の森」っぽさだったり、ソーダ感だったり…
それはそれで大好物なのですが、
やっぱり「本金らしさ」と言うのか、好む味わいがあったなぁ…と覚えています。
 
例えるならば、
松本駅前「風林火山」のサーバー充填酒で、
もし本金の「太一」や「胡蝶」を扱ったなら、
こう言う系統の美味しさを表現する…で、伝わるかなぁ。
伝わってっ…!
 
前々から、杜氏である宮坂恒太郎さんにお会いした際に伝える事が多いのだけれど、
「太一を飲むとほっとする」と…
「やっぱ、際立った理由はないけど、なんか好きなんだ」と思うと。
 
「本金」が醸す日本酒の中で、
今回の直汲みや活性にごり、
また大町の呑み歩き、横川商店店頭で乾杯酒としても味わう事が出来ている、
純米大吟醸…それらのお酒は、
年々冴え渡る、技術の向上を感じさせてくれる中で、
「太一」や「胡蝶」も忘れてはいけない、
「本金らしさ」の一角にあると思っています。
 
2005年、2006年頃の自分の「太一」の評価は、
「うん、普通。長野っぽい」と最初は書き、
RAKO華乃井などのイベントを経て、だんだんと惹かれて行った様です。
 
それは、日本酒を飲み始めた頃、
「長野の酒なんて、飲む価値ないよ。美味しくない」とすら思っていた自分が、
生まれ故郷のお酒を「やっぱり美味しいな」と感じて行く過程に、
間違いなく「太一」また冬の「すっぴん太一」は存在していて、
お酒らしい味わいであり、
惹かれる“何か”を醸した日本酒である…と言う事なのかなぁ、と。
 
“お酒らしい”は、人それぞれで言葉と意味が変わりますよね。
僕の場合は、そうだなぁ…
子供の頃に感じた「大人の味」っぽいのかな…
子供の頃に、ひょんなことで口にするアルコールって、
チョコレートボンボンしかり、
あんまり美味しく感じないものです。
大人になって、お酒を口にして、
お肉を食べた旨さ、ラーメンのスープを飲んだ旨さとは違って、
噛み締めて、「苦味や渋味もあるけれど、何だかウマイ」と感じる、
だから「大人の味」と言う表現になるのだけれど…。
 
「五味が揃ったお酒」と言う評価が味覚にはあって、
甘、辛、酸、苦、渋と言う5項目。
流行のお酒は、甘と酸の主張が大きいですかね。
お酒らしいと感じるものには、
絶対に五味が欠かせないと思うのです。
言葉だけならばネガティブに感じる苦と渋も、
それがある事でしか出来ない美味しさの表現もあると思うんです。
 
すごく美味しく、僕に好ましく頂いた1本。
 

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2017年9月11日 (月)

大阪・箕面ビールの桃ヴァイツェン

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気楽なところで、一生懸命…と言うことでして。
 
9月9日、自宅での晩酌にて。
 
 
 
 
重陽の節句で、長野県では日本酒秋の風物詩「ひやおろし」の解禁日で。
でも、いつも、あっと言う間に売り切れてしまう箕面ビールのスペシャリテ、
これが手に入っていたし、まずはこれから…となります。
 
 
…ひやおろしは9月9日からですけれど、
「秋あがり」と称しては、もっと早くから発売されていましたよねぇ。
それに差はあるのかしら。
足並みを揃えてこその価値を見出して、日の決め事を作ったのですから、
それがバラバラになるのだったら、
いっそ、期日を取り払ってしまって、
早く売り出したい醸造元は早く売り出し、
しっかり熟成を、期を見てから売り出したい蔵元さんは、
10月に入ってからでも良いのじゃないのかなー…なんて、チラッと思ってみたり。
酒屋さんが9月9日の解禁日に仕入れてはいるけれど、
まだ飲み頃には早いから…と、取り置く場合もあるんですもんね。
 
 
いや、今回はビールの話題なのでして。
 
「桃感より、ヴァイツェンの旨さが行きています。
   ほんのりと桃が残って行く。そのあとを引く感たるや」とは、
当日のTitterより。
 
昨年、松本市駅前大通のHop Frog Cafeで、樽生版を飲ませてもらっていたけれど、
ボトルと樽、また桃の種類や時々の仕上がりによっても差があるみたいで、
本当、旬の恵みを楽しむ味なのだなぁ…と思いました。
 
ヴァイツェンの圧倒的な美味しさがあって、
ミネラル的な味の、舌の乗り方に桃があって、
甘味や酸味などのバランスが極上のもの。
飲み応え、喉越しも適度に感じるもので、
軽過ぎて一気に「グーッ」とするものではないけれど、
口にする度に、爽快で美味しいです。
 
前半にヴァイツェンの印象で、後半からフィニッシュに連れ添って桃感が出て来る…かなぁ。
桃は甘味のあるものだけれど、全体にサッパリした感覚で、
重さも確かに感じられて、スイートスポット…と言うか、
「ちょうど美味しい」ところを突いて来ている様な印象でした。
 
6本1セットを購入したので、まだあと4本。
更に、こざるIPAを含んだビールセットもあるので、
しばらくは、箕面ビール尽くしと洒落込みたいかと思っています。
 

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