« 2017年5月28日 - 2017年6月3日 | トップページ | 2017年6月11日 - 2017年6月17日 »

2017年6月4日 - 2017年6月10日

2017年6月10日 (土)

淡麗系ラーメンの良さに触れる。(2017年3月3日・朱乃輝)

 
 
 
 
こってり、あっさりのあっさりではないんだと思う。
 
 
 
 
えー、気楽な所で一生懸命…と言うことですが。
 
お噂の程と申しますものは、ご案内の通りと存じますが、
えー、
ラーメンの種類、分類は、本当はたいへんに多岐に渡るもの…なんだそうですね。
よく謳われる「醤油、味噌、塩」ではなく、
鶏のスープだったり、豚のスープだったり。
また動物由来のスープではなくて、
野菜だけで作り上げる…なんて言うものもあるんだそうです。
色んな種類があり、
また地域性もあって、流行もある。
古来、海を渡った国から伝来したラーメンの文化と言うものは、
日本の文化の中で息づいて、
ごく多彩なものに発展して、海外からのお客様にも好評とは、
道の端々で聞こえて来る内容でございますな。
 
さて、本日のお題です。「淡麗系」と呼ばれるラーメン。
言われだしたのは、何年か前の話でありましょう。
徐々に広がって、
多くのメニュウの一部ではなく、
専門に取り扱うお店も信州に生まれて来ております。
 
こと、日本酒の世界ですと、
「淡麗辛口」と言う言葉が使い古されて久しいもので、
どうでしょうか。身近な所では、あんまり良い意味で伺いません。
それはそれで濃醇の対極で良い言葉だと思うんですがねぇ…
辛口信仰の教義の様になってしまっている部分もあるんじゃねぇかと存じます。
 
ラーメン界の「淡麗系」は、昨今盛った言葉であり、
界隈では歓待されている言葉だと感じますが、いかがでしょうか。
こってりに比べたならばあっさりだけれど、
ただ、あっさりではない「淡麗系」、
本日は、この噺にて、一席のお付き合いを願っておきます。
どうぞ最後まで、よろしくお願い致しますが…。
 
 
 
 
 
 
Dscn5747
 
 
岡谷市の「麺屋 朱乃輝」にやって来ました。
 
 
Dscn5728
 
 
赴いた当時、結構な混み合いで、待合スペースでしばらく待ちます。
待合用のお茶のサービスがあって、嬉しいですね。
 
場所は、塩尻から国道20号線、塩嶺峠を越えて岡谷市へ下って行く中、
右へシュッと入って直ぐ、です。
 
岡谷温泉・ロマネットに出掛ける事が多くなった昨今、
ルートは、一旦、岡谷I.C.まで下りて行き、
長地の交差点を右に、次の交差点を左…なんて道のりを使っています。
その中で、やたら前を行く車が右折して行く交差点があるなぁ…と思っていましたが、
まさに、そのポイントでした。
岡谷市街地へ、より近道…と言う事でしょうか。
 
岡谷温泉・ロマネットに足しげく通う僕らにとっては、
道中にあって、便利な立地…と感じました。
 
 
Dscn5737
 
僕は、
 
「淡麗中華チャーシュー」をお願いしました。
 
「淡麗中華そば」のチャーシュー増しですね。
メニュウには、和風だし「弱め」、麺の太さ「細麺」とあります。
 
 
Dscn5739
 
 
一緒に並べていた
「和風しょうゆらーめん」が「和風だし強め」とあるのですが、
なるほど、「弱め」と言う言葉は、よく分かります。
スープの豊かな味わいの加減、ダシでふくらむ香味量が比べると少ない。
けれど、全体の塩梅が非常に整っていて、程好いバランス。
麺だけでなく、メンマも和風しょうゆらーめんとは異なる様で、
細やかな味の組み立てを感じます。
細麺は歯切れ良いもので、食べ心地が良いです。
食感はハッキリとしています。
全体に甘味がベースを支えている様な雰囲気でした。
砂糖などの甘さではなくて、優しく甘い…どう例えたら良いでしょう。
ホタテや貝類のダシ汁を取って、
少量の塩や醤油で味わう際にも、旨味を感じ、甘く思う場合があります。
これに似て、味の重なりがあるけれど、
とてもシンプルに楽しむ事が出来る1杯と感じました。
 
 
Dscn5741
 
 
YOKOさんは、
 
「和風しょうゆらーめん」に、小松菜、メンマのトッピング。
豪勢な見た目になりました。
 
メニュウには、和風だし「強め」、麺の太さ「中太」とあります。
 
 
Dscn5743
 
 
なるほど、麺はハッキリと見て取れる差がありまね。
太さがある分、もちっとした食感です。
淡麗中華そばに比べて、動物感、香味油を感じる構成になっていて、
食べ進めるうちにフィットして来る淡麗中華そばに比べると、
最初のひと口から、美味しさが届きやすいものでした。
 
 
Dscn5745
 
 
低温調理のチャーシューが売りのひとつでもあるそうで、
そこから派生しているのだろう、ご飯物もお願いしました。
 
「炙りチャーシュー丼」
 
都度、バーナーで炙っている模様。
ラーメンの上に乗るものより、薄く感じますが、
火で炙って締まったのか、ご飯と合わせることを意識して薄くしたのか…
どうでしょうか。
薄い分、歯で千切り取りやすくて、
その点は食べやすいと感じましたから、後者かしら。
 
 
Dscn5746
 
 
「ギョーザ」
 
焼き餃子もお願いしました。
初めて立ち寄るお店でしたが、
それぞれ完成度が高かったと思います。
つけ麺などもあるので、是非また伺いたいものだなぁ…なんて考えます。
 
 
そしてその後は、もちろん岡谷温泉・ロマネットへ。
たった12分で着いてしまいました。本当、良い立地です。
 
そう言えば、道中にある「親ゆづりの味・一番」も、
実はまだ行った事がないんですよね。
こちらは淡麗系かな?昔からあるから「あっさり」かな?
 
また、それぞれ出掛けて行きたいと思います。
今日のところは、ここでちょうどお時間となっておりまして…。
また次回、お目に掛かりますまでの暇を頂戴致します。
どうも、ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月 6日 (火)

お店ごとに違う顔がある方がいいじゃん?(2017年2月11日・アガレヤ)

 
 
 
 
 
その日は、風林火山、廣東と梯子して渡り歩いていて。
 
 
 
 
 
えー、
気楽なところで一生懸命、と言うことですが…。
 
えー、
便利な時代になった…と、よく申しますねぇ。
いつを、その元としているかによって、
また重み…ってンですかね、意味合いが変わって来る様に存じます。
 
よくこちらの方では、
「便利な時代になった…、けれども」と置いて、
人情、親子の情、主従の情、そうしたものには、変わりがない――…と、
噺に入って行くことがあります。
 
信州信濃は松本において、
全国津々浦々、色んな銘柄の日本酒を飲みたいな~…なんて考えますと、
ありがたいことに数軒、お店を構えておいでで、
それぞれに、仕入れに個性がありますわ。
同じ銘柄を置くこともありましょう。
けれど、一連の食事の中で、
同じ銘柄でも肴も違えば、飲む順番も違って来るってぇと、
面白いように印象は変わるものなんだそうです。
ええ、事々に実感致します。
 
お店ごとに違う顔がある。
 
これが呑み助にはたいへん喜びでありまして。
蔵元を発つ際には、みーんな同じ顔、ボトルで世間に飛び出して来ているのにねぇ。
 
緑町・廣東で雪下白菜を楽しんで来たあと、
もう少しだけ日本酒を味わっていたいな…と、
私とYOKOさんが小路を通って、アガレヤの引き戸に手を掛けますてぇと、
幕が開くと相場が決まっておりまして…。
 
 
 
 
 
先行して、「酒 宗夜・小盛り」にて書いてある部分もあります。
それを引用しながら、一葉にまとめて参ります。
 
 
 
 
Dscn5590
 
 
飲みもし、食べもし。
 
空いていたらラッキーだ…と思いながら、アガレヤに。
中間の時間帯って、空いていたりいなかったり、
本当、時の運だと思います。
 
 
Dscn5594
 
 
グランドメニュウ+季節のものが書かれた短冊型のメニュウだけでなく、
日本酒用のメニュウがペラリと1枚あり、
これを拝借して選びます。
座る席によってはラベルを眺めて気になったものを進んでも良い。
 
 
以下、「小盛り」より。
 
新潟・加茂錦“荷札酒・月白”・純米大吟醸しぼりたて
 
新潟・月白は、純米大吟醸スペックで、
お値段もそれなりに抑えられていてすごいなー、と。
日本酒っぽい香…とは、どちらかと言うとネガティブなコメントだと思う。
それを感じないここ最近の造りに当てはまる風合。
甘味や充足感のある重さを省いて、
入って、中間の膨らみまでが印象的で、
キレると言うより、霧散して散って行く軽やかさ。
杯を重ねやすいタイプを目的にして、その目的通りに仕上がっている感じ。
なるほど、この「飲みやすさ」って、新しい波なのかも。
 
滋賀・笑四季“Sensation 4 Black”・特別純米生原酒
 
「笑四季」は、逆に前半から中盤は旨味でドーン!と来て、
後から香が立って生きて来る感じ。面白い。
同じ「お酒、日本酒」ってカテゴリでひとまとめにしてしまうなんて、
実に勿体無いくらい、個性ある2本。
 
 
 
 
Dscn5598
 
 
 
「イカの塩辛」
 
 
クリームチーズ付きで、イカの塩辛。
塩辛とクリームチーズ、相性良いですね。
そして、それらは肴にも良い。
クリームチーズがあると、
味わいに柔らかさを感じ、塩辛の塩気を、
だいぶ丸くしてくれる様に思います。
子供の頃に食べられなかった塩辛も、
こうして食べると、知るきっかけになるやも。
 
 
 
 
Dscn5602
 
 
福島・廣戸川・純米吟醸無濾過生原酒
 
「小盛り」より。
 
 
ちょうど「小林さんちのメイドラゴン」のカンナの台詞「マジやばくね」が、
夫婦でヒットしていた時期だったので、
Twitterでも「廣戸川、これ、マジやばくね」と呟いている。
廣戸川、すごく美味しかったですね。言葉を重ねても無意味に感じるくらい。
飲んでこそ、「美味しかったよね」と自信を持って誰かと話が出来るような。
 
 
信州千曲・聖山・特別純米“辛口”生詰
 
 
姨捨正宗を醸す「長野銘醸」蔵の「聖山」、
数年前から登場した新規シリーズで、年々話題に上りつつある銘柄ですよね。
シャープな洋ナシ、また瑞々しい梨の皮…そんなイメージ。
旨味は従来より押し付けないが、ゆったり伸びる雰囲気があって、
アルコール度数を感じさせない印象がありますが、
それそのままに全体に洗練されて来ている…と感じました。
 
 
Dscn5600
 
 
「信州山形村・長芋の炭火焼」
 
 
「小盛り」より。
 
YOKOさん、大好物メニュウ。
 
生でも食べられる事で有名な長芋。
その分、火の入れ方によっては、お芋らしくほこほことした食感になりません。
お味噌汁を毎朝作っている頃に、これが分からなくて、
シャクシャクの食感のままの長芋のお味噌汁を作った頃もありました。
(これはお米のとぎ汁で、ひと煮立ちさせてから使うと言う話を聞いて解決した)
 
長めに火を入れる事で食感が変性して行く様で、
額に冬でも汗を掻きながら、アガレヤの旦那が奥の炭場で、
付きっ切りで面倒を見て焼き上げ、届けられます。
 
 
 
 
Dscn5605
 
 
「小盛り」より。
 
 
福岡・山の寿・Crazy Lemonをロックで。
 
「山の寿」、佐賀県産のマイヤーレモンを使ったものなんだそうで、
「1本にレモン500個分超のビタミンCを配合」とはラベルより。
調べてみると、ロックも良いけれど1対1の炭酸割りも良いらしい。
酸っぱさ、レモンらしい芳しさもあるけれど、
甘味がしっかりしていて美味しいですね。酔いの中に、素敵な清涼剤。
 
 
神奈川・残草蓬莱・純米吟醸・槽場直詰無濾過生原酒“出羽燦々50”、
 
残草蓬莱は…
ええと、この日の最後に飲んだんでございまして。
美味しかったことは覚えていて、
タイプとしてはぽってりとした甘旨さで…と言うことくらいしか、
記憶の中に残っていない…ですね。ええ。
クレイジーレモンは、結構鮮明に覚えているのに。
 
 
 
 
「お店ごとにいろんな顔がある」…とは、ホントに思うもので、
「アガレヤ」だと、
日本酒だけでなく、和リキュールや焼酎も豊富に揃っているので、
普段は頼まない様な、Crazy Lemonの様な出会いもある訳です。
それらが目に入る事で、興味を抱き、そして口にする機会がある。
こうして出掛けない限り、なかなか得られないものです。
インターネット通販で酒屋さんを巡っても、
ページに大々的に和リキュールについて掲げられていても、
興味を持ってページを開いていたなら、
主目的を先に見ていってしまうもの。
 
こうして居酒屋さんに立ち寄ることで、口にするまで発展する、
新しい味わいに出会うことが出来る。
これは素晴らしい経験に他ならないと思うのです。
お店ごとの顔、お酒、フード、雰囲気、人情などなど…
本質的に言えば、画一的なチェーン店だって個性があって良いものなのに、
それが、し難い、そこから経験を得がたい世の中。
だからこそ、こうしたお店に足を運ぶ意義が多いにあると思うのです。
 
 
 
 
「小盛り」に先んじて書いてあると、
そりゃあコピペではあるものの、単発だった記事が、
ひとまとまりになって、
それはそれで、“その日の出来事”としてまとまって良いなぁ…とも思います。
単発の場合は出来るだけ、
同じジャンルを連続してアップしないように組んでいるので、
あまり「ひとつのお店」としての統一感、ないですもんね。
 
色んな人に出会えて、僕らを知っていてくれて。
 
すっかり飲み過ぎてしまい、
どうやら、その帰り道、
コンビニで「明日の朝ごはんにお粥を買っていこう」とYOKOさん。
これが翌朝に、非常に功を奏して、
相変わらず、カカア大明神さまの手の平の上で、
安心して遊んでいるっぽい自分であります。
 
さぁ、ここでちょうどお時間と言ったところでして。
長らくお付き合い頂きまして、誠にありがとう存じます。
また次回、お目に掛かりますまでの暇を頂戴致します。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年5月28日 - 2017年6月3日 | トップページ | 2017年6月11日 - 2017年6月17日 »