ばんざい家で、信州中野・岩清水と、静岡・開運
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
11月4日、松本市駅前界隈、信州ばんざい家にて。
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いつからか…と言うと分からないのだけれど、
「今日も一日おつかれ様」
―――と、酒器に書いてあって、何だか嬉しく思います。
これから「働くぞ!疲れるぞ!」と意気込んで居酒屋の暖簾をくぐる…
…と言う事はなかなかにある事ではなくて、
たいていが、「1日、頑張ったなぁ」でしょうとも。
それが、平日ならばその日の仕事で、
土日だったら、一週間をねぎらって…だからこそ、
居酒屋と言うものは、愛おしい文化である訳でして。
メニュウを見るなり、この3文字があれば、僕は注文します。
「岩清水」、信州中野の蔵元さん。
この日は、8年熟成のお酒でした。
YOKOさんは思い出や縁起の中にある「開運」を選びました。
そうだなぁ、YOKOさんが静岡生まれと言う事もあるけれど、
「開運」は、「よよぎ」の大将が僕らが一緒になった時に、
「お祝いだから」と注いでくれた事もあったし。色々と懐かしい。
さて。
信州中野・岩清水・青ラベル2009 無濾過瓶火入れ:
この色のラベルに懐かしさも感じます。
8年と言うとお酒によっては、こってりした熟成に…
色も飴色がかって来て、甘味先行系になったりもするのですが、
やはり熟成環境、温度環境によるのか、
とてもザックリした、熟成のまとまりと、
ベースにあるドライさが、
ちょうど良いところに落ち着いていて、美味しく思います。
何年か前の「岩清水・秀撰」若草色のラベルも…、
五割麹造りなどで、
甘味のある蔵元とご記憶の方もいらっしゃるかも知れませんが、
辛口と銘打つより、岩清水流のドライな、切れる飲み口の日本酒でした。
これにどこか近い部分があるのではないか…なんて思います。
静岡・開運・ひやづめ純米 山田錦:
良い状態…と思います。
良い味乗り。甘味がありふくよか、渋酸少なく、味わいの良さが伸びる。
…と、当日のTwitterに記したメモより。
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この日、「行けるかな、行けないかなー」なんて思いながら、
ばんざい家に電話をしてみて、
ちょうど1席、タイミング良く空いたみたいで滑り込み。
そんなはしご酒の流れの中では、
お気に入りの銘柄に出会うことが出来て、
ほくほくと、上機嫌で始まった居酒屋情緒の続きでした。
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