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2017年2月 9日 (木)

葵からめて温泉はしご。(2017年1月4日・富士尾山荘、ほりでーゆ~)

 
 
 
 
穂高は山葵で城が立…ちはしないけど。
 
 
 
 
 
えー、相変わらず、
気楽な所で一生懸命…と言うことですが。
 
冬は蕎麦が美味しい時期であります。
晩秋には新蕎麦が出て、その“状態が良い蕎麦”を食べられる訳ですからナ。
 
年越し蕎麦を食べます。
食べた翌日だって蕎麦で良いですわ。構わないです。
いついつでも食べたって良いです。
美味しい時期ならば尚更で、
何度食べたって良いし、何度も食べたくなるンですわ。
 
信州人は「かけそば」より「もりそば」を食べるとは、
よくよく伺います。
「蕎麦!」と言われたなら「もりそば」が浮かびます。
むしろ「かけそば」のイメージ映像は、
駅そばの様な立ち食い感を伴いますね。
むしろ、立ち食いではメニュウにあっても「もりそば」を頼むことがありません。
 
あと、たぶん「ざるそば」はあんまり食べない。
海苔の香が蕎麦の邪魔をするからと教えられる訳です。
その辺りは、静岡生まれのYOKOさんです。
「海苔の香が好きだから、私は“ざる”なの」とのこと。
 
年明けてのお正月期間中のことでした。
どこの温泉に行こうかと相談している中で、
設備が整っていて、混み合っても使い心地が下がらない場所…
…そんな理由で、
「安曇野蝶ヶ岳温泉・ほりでーゆ~四季の郷」を選びました。
三が日を過ぎていれば穂高神社にまつわる渋滞もなかろう…てんで。
 
「 なぁ、YOKOさんや 」
 
「 うん 」
 
「 じゃあ、穂高界隈に出掛けるとして、昼メシはどうするんだい 」
 
「 ピザかな… 」
 
「 樹庵亭かい?こっちは出来たらサッパリしたもので行きたいんだが 」
 
「 じゃあ、お蕎麦 」
 
「 蕎麦。蕎麦ならどこだい? 」
 
「 富士尾山荘かなぁ 」
 
「 ああ、まぁ、富士尾山荘なら良いやな。牛丼、また食べたいし。かけも興味あるなぁ 」
 
「 ねぇ、良いよね 」
 
「 じゃあ、富士尾山荘で食べて、ほりでーゆ~だね 」
 
「 うん 」
 
「 じゃあ、決まりだ 」
 
「 富士尾山荘なら、もうひとつ温泉に入れるしね… 」
 
「 えっ… 」
 
 
ニヤリとYOKOさんが微笑んだ所で、噺の幕が上がって参りまして…。
 
 
 
 
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穂高温泉郷の中程にある「富士尾山荘」にやって来ました。
 
 
Dscn5305
 
 
趣のある入口。
食堂としても営業しておりますし、
旅館としても営業しています。
YOKOさんが不敵な笑みを浮かべた通り、
普通の食堂だけれど、
旅館も営んでいるため、温泉施設の日帰り入浴も可能なんです。
ひとり500円。
 
貪欲に温泉に入って行こうと言うYOKOスタイル、嫌いじゃありません。
そのお陰で、随分と信州の温泉に入る事が出来ています。
自分ひとりだと…旅先なら温泉のはしごも考えますが、
日常になかなか温泉を連続して入ろうとは思いませんし。
好きなものだからこそ、めいっぱい楽しみたいと言う天晴れな心理。
 
 
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メニュウは卓上にもありますが、
こうして壁に掲げられているレトロな雰囲気が気に入っています。
 
 
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「安曇野らしいそばの食べ方発見!」として、
「葵からめそば」の提案がありました。
 
もりなり、ざるなり、
ツユに山葵を溶かすのではなく、蕎麦に乗せて頂こう…と言う…。
以前、どこかで聞いた話で、
“蕎麦の薬味はツユに溶かさない方が良い”と伺ったことがあります。
 
薬味はあくまで薬味であって、ツユの味を固定させるものじゃない…って事なんですね。
蕎麦に薬味を乗せることで、
あんまりツユが変わらないので、
思い直して「薬味ナシで食べてみたい」としても、また楽しむ事が出来る、と。
お刺身のお醤油にも山葵を溶かない方が香が良い、なんて言いますし。
 
ただ、こうして「葵からめそば」なんて洒落た呼び名が付されていると、
何だか、分かっていてもなお試してみたくなります。
 
 
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注文してしばらく待ちます。
町内の方が新年の挨拶にお見えになっていたりとか。
 
お茶の薬缶も実に風情がありますね。
 
 
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YOKOさんは、そんな訳で「ざるそば」で。
 
 
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僕は、「もりそば・大盛り」で。
富士尾山荘だと、通常盛りと大盛りの間に「中盛り」もあります。
 
コシは強くないけれど品良く食べやすいお蕎麦。
 
 
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早速、山葵を絡めてみます。
 
僕は元来、山葵が大好きなので、この食べ方、とても良いと思いました。
山葵の香も楽しむ、そんな感じ。
そうですよね、普段ツユに落としちゃうと、
山葵の香って、ツユの味わいの向こうに遠ざかっちゃいますし。
「大王わさび農場」も構える安曇野ならば、山葵がもっと前に来たって良いはず。
特に、富士尾山荘のツユと山葵の相性は良い方だと感じました。
塩気、ダシ感、甘さ…そのバランスと山葵の組み合わせ、かなりイケます!
 
…山葵好きとしては、山葵増量が出来るか聞いてみたいですね。
その分のお値段はお支払いするので…。
 
 
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合わせて、ふたりで1杯「きのこそば」もお願いしました。温かいお蕎麦。
冷たいものばかりですと、冷えてしまったりもするので。
 
年末に改めて「お蕎麦屋さんのかけそばも良いな」と思い直す食事があり、
いつも通り、「もり」も頼むのだけれど、
加えて「かけ」を各店で試してみたいと最近考えております。
そうした思いもあって注文してみました。温かいそば。
 
甘めのツユが信州らしくて、何とも言えずにウマイです。
 
「温かいそば」、
どちらかと言うと落語の中のうどんを食べるようなポジションで、
寒かったり、風邪気味なのかなぁ…とさえ食べている人に思ってしまっていました。
偏屈なことなんですが。
 
いや、家で仕立てても良いですが、
お店のカエシ、ダシの個性を楽しむことも楽しいです。
いろいろ味わって行きたいと思います。
 
 
お会計をしながら、
「このあと、温泉に入りたいので」と伝え、入浴料をお支払いして奥へ。
もちろん、日帰り入浴だけの利用だって良いと思います。
せっかくならご飯もセットが美味しいし充実感ありますけれど。
 
穂高温泉郷・有明厚生温泉源泉と国民宿舎有明荘源泉の混合泉・富士尾山荘の浴槽へ。
 
光が射し込んだ岩風呂の風情が実に良い!
透明なお湯に、昔ながらの丸タイルが光って実に美しく見えました。
やや熱めではありますが、気持ちの良い、柔らかいお湯です。
 
入り過ぎない程度に、しっかと温まって…。
 
 
Dscn5317
 
 
 
続きまして、
国営安曇野アルプス公園・堀金穂高地区の入口を通り過ぎて奥、
 
安曇野蝶ヶ岳温泉・ほりでーゆ~四季の郷へ。
 
穂高温泉郷のお湯とは源泉が異なり、
こちらはラドンを持つ単純弱放射能泉でして。
目に見えないものですから、
入って特に何かを感じる…と言う事はありませんが、
空間が広く取ってある浴室、仕切りで分けられた洗い場など、
設備がしっかりしているので、使いやすいと感じます。
 
 
こちらでもしっかりと温まりまして、
巣穴に戻って来る…と言う様な、そんな年明けの休日。
 
こんなところで、
今日の所はちょうどお時間となってございます。
また次回、お目に掛かりますまでの暇と言う所で…
本日はどうも、ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 

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