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2016年2月21日 - 2016年2月27日

2016年2月26日 (金)

湯小路源湯を楽しむ。(2016年2月7日・大和温泉、湯小路いきいき元気館)


翌日、少し湯当たりの様な疲れがあったのだけれど、

常々、惹かれてしまうあの魅力。

また行きたい、また行きたいと思ってしまいます。

一般開放がありがたい、諏訪の共同公衆浴場。


いつものコース…ではありましたけれど、
ちょいと気分を変えて上諏訪へ。
バドミントンを楽しんだ後のお昼時分に訪れました。

上諏訪、下諏訪は、共に湯の街であり、
共同浴場が多数、点在しています。
その中のほとんどが地域の皆さんによる、地域の皆さんだけの温泉。
他にも、パンフレットに掲載されている様なホテルや旅館の外来入浴、
日帰り入浴を主とした温泉施設も多々あり、
それだけでも十分に楽しむ事が出来るのですけれど、
往々にして、共同浴場だからこそのお湯がある訳でして。

上諏訪では、
大和温泉、衣温泉が名の通った、一般にも開放して下さっている地元の温泉ですよね。

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大和温泉は、
何の変哲もない道沿いに温泉が出ている小路に入口があります。

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少し入口の雰囲気が変わった様に思います。
図上の蛍光灯部分にだけ温泉名があった様に思うのですけれど、
大きく立派な看板が取り付けられていまいた。



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さぁ、秘密の空間へ。

初回である前回は、どなたもいらっしゃらない時間帯でしたが、
ウラを返すこの日は、番台(らしき)にはおかみさんがいらっしゃって、
直接、お代金を渡す事が出来ました。

「男女の頭のところが通るから、出る時は声を掛け合えば寒い思いしないからね」

…と優しいお言葉。良いですね。湯の街の雰囲気が。



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どなたもいらっしゃらない時に。
憧憬を抱きます。
また入りたい。すごく入りたい。

緑色綺麗なお湯で、小さいけれどステンレスの縁の雰囲気も良い。
男女を仕切る擦りガラス、少しだけ向こうの肌色も見えるんですよね。
時代を感じさせるものです。

先達て入っていた方が、相当の熱湯好きだった様子で、
かなりの温度になっていました。
後から肩に桜吹雪を背負ったオジサンがやって来て、「熱いなっ」と呻いていて、
「地元の方でも熱いなら、安心だ」と思ったものです。
…何が安心か…と言うと難しいのですけれど、
この熱いお湯が平気でへっちゃらで、もっと熱くしちゃうぞ…なんて事になると、
耐えられないと思ったりしていました。

熱めだけれど、ずっと入っていたくなってしまうお湯。
硫黄の匂いは刺激の少ない優しい系統。
泡付きもあり、本当に入っている幸せを感じられるお湯です。

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脱衣所の守り神様のマジンガーZ。

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ウルトラマンセブンもいます。

あと2箇所隅はありますネ。
それぞれあります。
男性側はこうなっているのだけれど、女性側は何が鎮座ましましているのでしょう。

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地元の方はシャワーなし、場所も狭い大和温泉で体を洗ったりしているのですが、
僕らには少しハードルが高いので、
同じ源泉を用いている近くの「湯小路いきいき元気館」に、そのまま立ち寄ります。
正式には「諏訪市福祉施設総合福祉センター湯小路いきいき元気館」と言う様です。
温泉施設もあるけれど、他にも会議室などが併設された建物になります。
よって、店員さん…施設の方も作業着然としたお召し物。

ドライヤー2台、300円の入場料にしては珍しい、
ボディソープ、リンスインシャンプー完備。
福祉の観点から、手すりが多く、ひとつひとつのカランの距離が離れている、
浴槽の段も多いかたち。
内湯のみで、緑がかった色をしていますが、
循環式なので、お湯そのものはやっぱり大和温泉の方が良いのですけれど、
休憩設備などを含めると、立派で、かつ綺麗、
子供さんやおじいちゃんおばあちゃんの憩いの場となっていて、
当日も、テーブルで携帯ゲームをしている女の子たち、
座敷ですっかり眠りこけているご年配の方々…とても長閑な、公民館の様な空間でした。

お湯から上がってすでに14時頃。
お店に入ってしっかりご飯を食べるには、少し過ぎてしまったので、
セブンイレブンに立ち寄る事にしました。
お目当てがありまして。

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ワンコ。
最近知って、僕らがメロメロなんです。

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すっごく可愛い。
前回は眺めるだけだったのですけれど、
今回は柵の前まで行ってみる…
すると、ちょこたんと座って「どうぞ」と言わんばかりのお顔。
撫でさせてもらいました。

そこで知るのですけれど、
ワンコのいるスペースに温泉が出ているのですね。
流石は、本当に流石は湯の街「諏訪」ですね。


諏訪の温泉、本当に良いです。
「物見湯産手形」があるので、1500円級のホテル温泉も、
お得に入る事が出来ます。次回はそちらを絡めながら出掛けたいと思います…が、
やっぱり大和温泉も入りたいなぁ。

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2016年2月24日 (水)

至上最高天下無双のきのこラーメン!(2015年10月24日・秋山郷、みずと屋食堂)


「 あれ食べたい! 」とYOKOさんが言った背景には、

必ずや「扉温泉・桧の湯」併設の「かけす食堂」の「天然きのこうどん」があるんだと思っています。

大地の力、キノコの力、存分に楽しんで来ました。

松本からは遠いけれど、来年も必ず行くぞ!


「テレビで見た」とYOKOさんが言ったから秋山郷。

長野県内の温泉を巡っている僕とYOKOさん。
出来れば、全てを巡ってみたい…と思っておりますが、
なかなか、足が伸びていない地域がありました。
中信に住んでいるから、どこへも比較的届きやすいものだけれど、
全く未知の土地であった県境近く、
奥信濃「栄村」エリアには、足を運んだ事がありませんでした。

YOKOさんがテレビ番組で、天然きのこをふんだんに入れたラーメンがある…
…そんな風に教えてくれました。

きのこ王国、信州信濃。
日常にきのこがあり、きのこの美味しさは人一倍知っているつもりです。
栽培されたきのこも十分に美味しいのだけれど、
比べると、秋にだけ手に入る天然モノのきのこは、
別の食べ物じゃないか…と言うくらい、美味しさが違って来ていると感じます。
処理をすることも並大抵の手間ではなく、
慣れていれば良いのでしょうけれど、
いかんせん、僕もYOKOさんもどんな小さな虫でさえも、
虫である限りは大の苦手で、美味しいって分かっていても手が出ません。
冒頭にも書いた「かけす食堂」では手軽にお値段もお安く、
天然きのこを長いスパンで食べさせてもらえるから、重宝しています。

「天然きのこは本当にうまい」

…それが僕とYOKOさんの合言葉であります。

なら、それをたっぷり入れた「きのこラーメン」、食べてみたいじゃないか…って。

「食酒楽会」で中野市に宿泊した翌日、
温泉ときのこを目指して、僕とYOKOさんは一路北上。栄村を目指します。
栄村、秋山郷を目指す一般的なルートは、
(一般的でないルートは中野市から東に向かうダート道ルート)
飯山を抜け、1度新潟県の津南町に出て、南下するルート。
今回はこれを利用しました。

温泉も「小赤沢温泉・楽養館」に立ち寄って、
開店早々の目的地に辿り着きます。

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紅葉と温泉の名所、秋山郷にある「みずと屋食堂」へやって来ました。

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天然きのこが出ている季節、即ち錦秋の頃合。
お座敷から見える景色。良い眺めです。

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期間限定のきのこメニュウ。
お値段も張るのですが、天然きのこならば仕方がない。
けして、「高い」とは思わないお値段設定に感じました。

…高いと思われる方は、
きっと天然きのこの美味しさと尊さを、まだご存じない方ではないかと想像致します…。

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メニュウの下には、使われている天然きのこの紹介も。
なめこ、舞茸、ひらたけ、ブナシメジ…
これらは栽培物を県内のスーパーで、日常的に目にしますよね。
実際、自分自身が料理をする際にもそれぞれ重宝しています。
この天然物…と言うのは、それぞれ食べた事がなかったかも知れません。
秋口、農産物直売所においても、
なめここそあれ、舞茸は一株で超高額、他はリコボウだったり、ある一定種が基本。
自然に生えるきのこは、メジャー銘柄だからこそ、希少価値があるものだと思います。

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店内は田舎の中華料理屋さんの雰囲気。
あっと言う間に満席になっていましたし、並びも出来ていました。
テレビ効果もあるのだと思いますが、
(現に僕らもテレビによって知って出向いて来ましたし)
そうでなくても、この時期は混み合うのだろう…
そんな風に今では感じています。

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「キノコラーメン」

パッと見でも、トロミを感じるビジュアル。

これでもか、これでもか!…と言うほど、天然きのこが舞い躍る餡。

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トロミの為に、片栗粉…使っているのでしょうか。
使ってないかも知れません。
天然のなめこのトロトロ成分が強烈で、凄まじい絡みつきぶり。
スープは半ゼリー状になっています。

そうですね。感想としては…

「 目の玉が飛び出るかと思うほど旨かった 」

…ですね。
ほっぺたは、既に落ちているくらい。

きのこたちの取り取りの食感も素晴らしく、
スープに融けたきのこの味わいは語り尽くせぬ幻想の世界です。
こんなの、きっとどんなに技術が発展しても再現できないでしょう。
大地の恵み、自然の大きさがあるからこそ、この旨味。

僕もたぶん同じ顔をしていたと思うのですが、
目の前のYOKOさんが「すごく美味しい!」と喜ぶ様を見ることも、
とても嬉しかったです。連れて来て良かった、ここまで来て良かった。
感動の味でした。

来年も絶対に食べに行きたいと思います!
心から、思います。

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麺だけでなく、ご飯とも相性を試したい、
もっと食べたい!…と思って、ご飯セットをお願いしました。
添えられたお味噌汁にも、きっと天然のなめこ。
きのこ三昧。幸せ。

せっかく秋山郷までやって来ているので、
立ち寄る事が出来る場所は、出来るだけ見て回りました。

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名所「蛇淵の滝」へ続く道。

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しばらく長い階段を下って行くと、崖の上に辿り着きます。

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名所案内の看板。何故か小さな虫がたっぷり。

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眼下に「蛇淵の滝」を眺めますが、
小さい虫が口に入りそうになり、慌てて戻ります。
バスも停まっていて、多くの人が下っているのに、
何故こんなに混まないんだろう…と思っていたのですが、
なるほど、この場に居続ける方はあまりいない様子です。

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走ってみて、“秋山郷随一”と思った観光スポット「前倉橋」の周辺。

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すれ違いの難しさによって、しばらく道半ばで停まって待っていた際に、
窓から撮影した風景。

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パンフレットなどにもよく使われている景色。
「前倉橋」
観光バスでごった返していました。
確かに素晴らしい。
混み方も景色も、秋山郷を代表する場所だと感じました。

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秋山郷の入口付近、おそらく「清水川原第一スノーシェッド」付近だと思うのですが、
スノーシェッドと隣接する中津川との間に駐車可能なスペースがあり、
休憩がてら写真撮影タイムを。

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2016年の年賀状に用いた写真。いつでも万歳スタイル。

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中津川の川のほとりまで歩いて降りて行く事が出来そう…
…と言う事で降りて来ました。
僕はそう言う危険は避けたいと思うのですが、
こう言う時はYOKOさんがグイグイと前に進んで行きます。
冒険者であります。

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栄村の道の駅まで戻って来てお買い物。
「五宝木大根」が安売りされていて買って帰りましたが、美味。
天然茸もたっぷり売られていたし、
栽培されたなめこも、普通に中信で売られているなめこより、ずっと美味。
華やかな香があり、甘味の強いシャキッとした食感の美味しいなめこでした。
これ、日常的に欲しいです。
中信と同じくらいの値段設定なのに、
味わいは格別過ぎて唸るくらい。

初めての栄村行、「印象は?」と問われたなら、
「食べ物が美味しい土地」と真っ先に答えたいと思います。
そして「ちょっと遠い土地ではある」と。
でも、行く価値がありますね。本当にそう思いました。
まだまだ1回行っただけ。
是非とも、今後とも訪れたいと存じます。


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2016年2月22日 (月)

再開を待ち望んでいた扉温泉・桧の湯、かけす食堂。(2016年2月21日)


「雨氷」と言うものを知り、

写真だけ見ると、とても美しいもので、

それは自然災害と言う言葉に、直結しないくらい。

今回、松本市入山辺、塩尻峠、善知鳥峠、スカイランドきよみずへ向かう道…
それぞれで甚大な被害をもたらしました。
信州は自然の中にあり、自然の恵みを多く与えてもらって生きています。
だからこそ、自然の驚異を知っているつもりでしたが、
「雨氷」、想像を越え、とても恐ろしいものでした。

再開の報を受け、いつもの道を登って行くと、
そう、道こそ、今となっては片付けられ、脇に木立が寄せられているだけ。
けれど、木々の雪崩が起きていたのだと、
道路の先、山を見るたびに、被害を目の当たりにしました。

僕とYOKOさんは、
松本において、気軽に行く事が出来て、
温度も僕らの好ましいところで、硫黄の香もたまらなくて…
それなりに足しげく扉温泉・桧の湯に通っていると思います。
3冊買うと、更にお得になる回数券も、何度か購入しています。

行けなくなる…と言うのは、
本当は、寸時の事であると思い直し、
人も建屋も「無事」だと言うことを、たぶんもっと喜ぶべきなのだろうけれど、
それでも、しばらく行く事が出来なくなると言う事は、
また、併設されているかけす食堂も休業を余儀なくされると言う事は、
とても寂しいことでした。

やっと、

やっと、再開です!

さぁて、このブログを読んで下さっている皆々様、さぁ、お立会い!

2月20日から再開しています!

安心して下さい、やってますよ!

待ちに待った再開を、温泉施設の再開、かけす食堂の皆さんとの再会…

体も心も、お腹の中も温まって参りました。

今日も気楽なところがよろしいんじゃないか…てンですが、
一生懸命に申し上げることにしております。

何ひとつ変わらない、いつも通りのお気に入りの…
その姿が、あってくれて、誠にありがたい、めでたいと言う心持ちで参ります!

扉温泉・桧の湯、かけす食堂での一席、

どうぞ最後まで、お付き合い下さいませ。


【 2016年2月21日 】

最近の僕らの休日と言うものは、何はなくともバドミントンです。
2015年の夏ごろ、
不意に…学生時分を懐かしんでやり始め、半年ほどが経ちました。
特に、大会などに出よう、クラブに入って競り合おう…
…と言う向上心は、不思議とお互いに持ち合わせておりませんで、
ゴルフ、
その打ちっ放しに行くような、そんな感じでしょうか。

Photo


新調したラケットにて。
シャトルと同じメーカーのものにしました。
「頑張らないバドミントン研究会」なるサイトのオリジナル。
色々とシャトルは試してみましたが、
値段とコストの折り合いとして、落ち着いた事もあり。

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僕は夏頃、バドミントンを再会した頃から、
つい先日まで、
高校時代に使っていたラケットを引っ張り出して振り回しておりました。

本体はほとんど傷もなく痛みも無い様に見えましたが、
“ある一点”だけ傷があり、ガットを張る際にも、
「もしかすると、この点を基点に折れてしまうかも知れない」と、
スポーツ用品屋のお兄さんからは警告を受けていました。
無事にガットは張る事が出来、しばらく使うことは出来ていたのですが、
打ち損じ、シャトルの硬い部分とフレームが「ガチッ」と当たり、折れた際の写真。
最後の最後まで使おうと、そのまま打ち続けていると…。

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完全なる終焉を迎えました。
寂しいけれど、感謝が湧き上がって来ます。
このラケットのおかげで、
再びバドミントンを楽しむ事が出来ました。

新調したラケットの感触を楽しみながら始まった1日。
汗を掻いた後に、
再開直前の19日、再開した20日、楽しむ常連ズの姿も掲載された21日…
連日、新聞記事にて拝見していた、
扉温泉・桧の湯、隣接されるかけす食堂に出掛けました。




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そんな訳で、
扉温泉・桧の湯にやって来ました。
ちょうど明神館のチェックアウト時分と重なったからでしょうか。
県外ナンバーの車と多くすれ違いました。

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回数券を買っているので、
券売機を僕らは使わない訳だけれど、
ふと見ると、新調されていることが分かります。
先代も、マッサージチェアー同様に時代の付いた、味のある型でしたが、
サイズはほぼそのまま、紙幣投入口のLEDネオンも神々しく、
リニューアルしていました。
桧の湯のおいちゃんもいつも通りだけれど、
ちょっといつも通りではない部分を見つけて、嬉しくなります。
そう言えば、おいちゃんはふたり居られますが、
昨日のおいちゃんがバンダナを頭に締めていたのも、実は初めて見たかも。

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2月は男性が小さい露天風呂側、女性が大きい露天風呂側。
1ヶ月交代です。

浴室に入って、更に僕も…後から聞くとYOKOさんも、
すごく驚きました。
水、お湯を出す「カラン」がピカピカに輝いていました。
シャワーヘッドも近隣ではあまり見ない、真新しいものに変わっていました。
シャワーヘッドはともかく、
カランは例えば上に持ち上がると、
蝶番が若干甘くなっていて、少し垂れて来る…なんて事もあり、
それが味でもあった訳ですけれど、
何と、新しいものの魅力は恐ろしい!
ハナから久し振りの桧の湯で上機嫌でしたけれど、
お湯に浸かるその前から、更に嬉しくなってしまいました。

YOKOさんが女性側の浴室で伺うには、
「古めの施設と聞いていたけれど、(カランを始め浴室浴槽など)綺麗じゃない」
…なんて、報道を見て気にかけて下さったのか、
初めて訪れる素振りの女性の声もあったそうです。

「扉温泉・桧の湯」、お湯はもちろん最高に好みで、
全体的にぬるめで、露天風呂は季節によって更にぬるく、
内湯は四季時期でもだいたい一定の温かさを保っています。
冬の露天風呂に浸って、1時間くらい、ぼーっとするのが…
クールダウンに半身浴、足だけ浴をしなくても良い温度だから、
ずーっとずーっとお湯に触れていられることが出来て、
たまらなく好きなんです。
せっかく温泉に入りに来たら、
無理しない程度に入り続けていたいじゃありませんか。

更に格別なシチュエーションに、ここ最近気付きました。
冬の、よく晴れた日、快晴の日の露天風呂は、より一層の快さがあります。
目を閉じ、しばらく浸った後に天を仰ぐ、
山間が目先の下半分を占め、上半分は、ただただ青空。
冬の天高い空が、澄み切って存在している光景は、
日常の生活に絡み取られた心までも、晴れやかに梳かして行く様です。

ぬる湯…と言うほど、温かさが物足りない事はないのですけれど、
どんなに寒い日でも、
じっくり温まっていると、湯上りその先で、
ぽっぽと身体が熱を発して来ることを感じます。
身体に無理なく、芯を温めるには最高の温泉だと、僕もYOKOさんも思っています。

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続いて「かけす食堂」へ。

今日はどうしようかなぁー…と、露天風呂に浸かりながら、
だいたいのメニュウはすでに把握しているので、
どれを食べようかと思いを巡らせてから、やって来ました。

Facebookでのご縁もあり、
再びこうしてご飯を食べに来る事が出来た喜びを、
そんなお話をすることが出来ました。
それは僕らだけではなく、
同じ思いで訪れる方も多かったと思います。
「久し振りだね」「無事だったかい」
…そんな声を、僕らが食べていた短い時間でも伺う事が出来ました。

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風呂上り温泉上がり、お腹を空かせて訪れる。
落ち着く空間は掛け替えが無いものです。

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…もう終わってしまったか、と思っていた、
松茸入り天然きのこそばも、まだオンメニュウ。
これ、雑茸類から出るダシもあり、松茸のダシもあり、
お蕎麦も美味しいのだけれど、
スープをすするのが、どうにもたまらんのですよネ。

やっぱり、お気に入りのホルモン焼き定食にしようか…
せっかくなので、豪勢に2色のもつ煮食べ比べ定食にしようか…
いや、しかし、もつ煮2色は、ご飯2丼(おかわり)必須メニュウだから、
今日じゃないな…なんて色々と考えたりした結果、
湯船の中で最終決定したメニュウにしました。

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僕は「スタミナうどん+ライス」にて。

味噌ベースのスープに香るニンニクの…
“スタミナ”の名を表す風味。
お味噌汁っぽさとも、ラーメンっぽさとも違う、
軽く煮込まれたうどんに、よく合うスープは、
どうでしょう、「かけすの味」の様に感じています。
あんまり、この味わいのバランスって他のお店じゃありませんよね。

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うどんをよって食べたら、オンライス!!
この雑炊状態にして、
お野菜とご飯をニンニクがしっかり刺激的に利いたスープでかっ込む!
うどんだから七味唐辛子が似合うと言うセオリーがあるものの、
ふっと気付くと、どこか白コショウの様な辛味も感じました。
適度な刺激、そして香が、よりそそります。

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YOKOさんは大定番。1年のうち、ほとんどがこのメニュウ。
「天然きのこうどん」です。
見た目は「スタミナうどん」と似ていて、
きっとベースも同じだとは思いますが、
クッキリと色分けされています。味は全く異なった印象を持ちます。
大振りの天然茸の食感もさることながら、
先ほどもちょっと触れた天然茸でないと出ないスープが絶品。
YOKOさんが愛して止まない最大の理由だと思います。
先日、YOKOさんはちょっとしたきっかけで「野菜炒め定食」に挑戦し、
結構なお気に入りになった…とは言っていましたが、
おそらくは、
きのこ、きのこ、きのこ、きのこ、野菜、きのこ、きのこ、きのこ…
…そんな頻度ではないでしょうか。

天然茸が持つダシ感は、本当に筆舌に尽くし難い自然の旨味。
夏頃までは例年メニュウにありますから、YOKOさんのきのこ日和が続きます。

こちらはどちらかと言うと七味唐辛子が合う美味しさなんですよね。
僕らの様にうどんを食べ比べてみても良いと思いますし、
同じ「天然きのこ」の冠を賜る「天然きのこそば」は醤油ベースで、
これも美味しいです。「天然きのこ」のうどん・そばを食べ比べても面白いですね。

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「かけす食堂」の名物のひとつが、自家製のお漬け物…だと僕は思っています。
お持ち帰りも出来るもので、結構な数の常連さんがお持ち帰りになっているはず。
我が家は…僕自身が血圧との戦いが幾許かあるため、
ここでこうして食べることを楽しみにしています。
他では申し訳ないけれど、お漬け物が定食に添えられても残してしまっています。
「かけす食堂」だけは、美味しいからこそ勿体無い!食べたい!
…と言う気持ちを抑えることが出来ません。名人級ですよね。
昨今、信州が漬け物王国だとあまり感じられなくなって来ていますが、
こうして、お漬け物とお茶を交互に飲んで食べて…そうしていると、
信州人のDNAに訴えかけるものがある様に思います。


久し振りの扉温泉・桧の湯、かけす食堂を楽しんだ一席、申し上げました。

温泉、入浴施設としても、
また、食事処としても、僕もYOKOさんも大のお気に入りの場所です。
今回、自然災害に見舞われましたこと、心からお見舞い申し上げます。
僕らも、僕らの足で行ってみて、
全く問題なく、いつも通りの静けさ、癒し、美味しさがある事を確認して参りました。

松本平にある硫黄の香、温泉らしい香を楽しむ事が出来るところ、
そして、日常的に足を運ぶ事が出来る場所…とは、
実は少ないと思っております。
硫黄泉で言えば、乗鞍高原温泉や白骨温泉がありますね。
ナトリウム系ならば波田町の竜島温泉も、露天風呂なら、ほんの少し硫黄の匂いがしますね。
穂高は有明系の温泉にも硫黄の匂いがありますが、中房温泉や有明荘までは、
少し道のりが難しいかも知れません。
それぞれ施設の特色があり、良い所もいっぱいありますが、
浅間温泉、ホットプラザ浅間や枇杷の湯などは、無色無臭の類だと思います。

もっと言うと、地質、水脈の流れで温泉は変わると思いますから…
どちらかと言うと、扉温泉は山の向こうである、
青木村、有乳湯、沓掛温泉、室賀温泉に近い雰囲気を持っている…
…なんて最近は感じたりするくらいです。

松本にあって、温泉を語るならば、けして外せない「扉温泉」、
この「今」を楽しんで参りました。

さぁて、おあとお目当ては、読んで下さった方が、
再開した桧の湯、かけす食堂にて、語り継いで頂くこと…と、
オチを付けるのは、いかがでしょうか。

ちょうどお時間となっております。

ありがとうございました。

ありがとうございました。

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