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2016年11月13日 - 2016年11月19日

2016年11月18日 (金)

僕は知ってた。僕を知ってた。(2016年10月15日・三幸軒&信州おごっそフェア)

 
 
 
 
縁がなかった土地に、
 
今や縁があると言う喜びを、
 
僕はどう表現したら良いのだろう。
 
人が行き交う、
 
その間で、
 
思う。
 
 
 
 
 
 
えー、
誘惑箇所の多い中でございます。
いっぱいのお運び様で、誠にありがとう存じます。
気楽なところがよろしいんじゃないか…
そんな中、一生懸命、申し上げる事としておりますので、
どうか、最後までお付き合いの程を願っておきますが…。
 
僕、いや、僕だけでなく僕たち。
…YOKOさんも一緒ですね。
信州中野、中野市にとてもとてもご縁が深くございます。
ご案内の通りなのですけれど、
けれど、改めてその喜びを体験した1日でありました。
 
三幸軒の料理がウマイと言う事は知っていたし、
 
三幸軒の写真を見ながら、
「わーい、上野さんだー」と喜んで、
写真の写真を撮っていて、後から信州SOULのチームメイトでもある、
和喜多さんと並んで、賞を頂いていたと知り、
 
「知ってた。上野さんなら勝つはずだって思っていた」
 
…と、考えた事をハッキリ覚えています。
他のお店もきっと素敵なお店で、私自身存じていないのに、
ただ、ただ上野さんのファンだから、そんな確信を抱いて。
 
同じ様に。
 
賑わっているけれど、
この校庭に僕らを知っている人はいないんだろうな、なんて思っていて。
中野市に住んでいる訳でもないし、
善光寺屋酒店さんのブースがあり、また信州SOULのブースには、
誰かしら知ってくれている方がいるんだろうな、とは思ったけれど。
「食酒楽会」で出会った方がいても嬉しいな…
そんな風に思う中で、
小古井さんと晋司さんが僕らを見つけて下さって。
それが、とても嬉しかった。
 
おふたりの事を僕らは知っていて、
おふたりが、僕らのことを知っていて。
 
YOKOさんと出会う前に、
雪がちらつく日、
初めて電車で信州中野駅に降り立って、
小古井さんの「岩清水」蔵、
晋司さんの「勢正宗」蔵を見せてもらって、
すごく熱い記憶が、フラッシュバックする…
 
「中野市は元気をくれる町」
 
そう思っている自分。今もその思いは変わりません。
その思いが、思った当時からずーっと温められて、
なお大きくなっているんだと、気付かされました。
 
空を見上げて、空は広くて。
 
広い広い世界の中に、僕がここにいたいと思う場所と人がある。
 
 
 
 
 
ある秋の1日、一席申し上げますので、
どうぞ、最後までお付き合い下さいませ…。
 
 
 
 
 
――――そもそも。
 
10月の三幸軒の月替わりメニュウが、
YOKOさんの大好物のワンタンだったので、
「これは是非行かねば」と思いました。
10月も予定が詰まっていて、行くならばこの日かな…と言うかたちで、
15日になりました。1日、空いている日が他になかったですね。
 
同日、「信州おごっそフェア」なるイベントがあるんだと知るは知るのですけれど、
9月に「信州SOUL」を楽しんだばかりで、
「まぁ、行かなくても良いかもね?」くらいに考えており、
どこか温泉→三幸軒→どこか温泉…なんて1日かなぁ…と、僕もYOKOさんも考えていました。
 
 
Dscn3992
 
 
そんな訳で、まず向かったのは大室温泉・まきばの湯でした。
まだ1度も立ち寄った事がない長野市の温泉施設。
古墳と住宅街の中にあるカタチなのですね。
知って、また興味を持って探してみないと、
なかなか辿り着くことが出来ない…そんな心持ちになるロケーション。
 
 
Dscn3993
 
 
道の駅の様な造りになっていて、施設敷地に入った眼前には湯のオブジェ。
これを挟んで左手に女湯の建物、右手に男湯の建物。
コテージの様に、建物までは開放部もありまして。
 
Dscn3994
 
 
そちらでは農産物が売られておりました。
観光客さん向け…と言うより地元の方の憩いの場である雰囲気に倣い、
置いてある品物も実用的な状態(土が付いていたり)でした。
 
 
 
 
YOKOさんと後から話して面白かったのは、
お互いに「中性くらいのお湯かな」と思った所でしょうか。
肌触りで、何となく。
pH.は7.68とのことで、だいたい合っている辺りが面白い。
カルシウム系の成分が多いお湯で、
透明、やや黄色みがかっている印象でした。
源泉温度が40℃くらい。
理想としては加温なしで、ぬるめで楽しみたいけれど、
流石にそうも行かない訳で、内湯、露天風呂共に、結構な温度でした。
体感で43℃弱…くらいでしょうか。
 
 
Dscn3995
 
 
脱衣所から撮影し屋外の景色。
この窓の先に露天風呂がありますので、
男性側はだいたい、こんな景色です。
好天も手伝ってくれていますが、かなり見晴らしの良い素敵な景色でした。
 
 
 
Dscn3999
 
 
湯上り、外のテーブルで休憩しておりますと、「また来てね!」の看板。
こう言う血の通った雰囲気、良いですね。
カルシウム系の成分が生きるのか、すべすべ感を感じる湯上りです。
 
設備、規模、雰囲気としては、
長和町の和田宿温泉ふれあいの湯に印象を受けました。
敷地の配置、入口から男女浴室、休憩室などへの経路が、
大室温泉としての特色になりますでしょうか。
小規模な道の駅の様。
 
また、サウナは服を着て入る男女混浴式。
遠赤外線の低温サウナだそうで、珍しいもの…なんだとか。
用意がなかったので体験できませんでしたが、
何だか、体験した事がない雰囲気がそこにありそう…とは思います。ええ。
 
 
Dscn4000
 
 
露天風呂からの景色をどうにか伝えたい…と思って写真を撮りますが、
やっぱり難しいですね。晴れた日、是非。
 
 
 
 
 
 
Dscn4010
 
 
そんな訳で目的地、信州中野「三幸軒」へ。
 
 
Dscn4003
 
 
自分はメニュウを眺める中で、
1度は食べてみたいと思っていた「焼肉定食」についに手を伸ばしました。
 
イメージですと、
「焼肉、ご飯、味噌汁」が「定食」と言うものの様に思いますが、
三幸軒はラーメン1杯とのセット。
しっかりしたボリュームがあります。
ラーメンはいわゆるオーソドックスなスタイルで、ホッとする味わい。
あっさりさと旨味が絶妙で、
そのまま食べて勿論美味しく、
こうして定食スタイルで他と一緒に食べても抜群のバランス。
素晴らしいオールラウンダー。
 
 
Dscn4004
 
 
焼肉さん、こんな感じ。
タレの甘さ、玉葱の甘さが立つ味付けで、
こってりした雰囲気よりも、
牛丼豚丼のそれに近い雰囲気があります。
焼きの香ばしさより、
タレの染み込みを美味しく米の飯で頂く、そんな感じでしょうか。
 
 
Dscn4006
 
 
10月、三幸軒の月替わり限定メニューは、
「塩ワンタンメン・炒飯セット」でした。
 
普段は、たいていが限定メニュウを僕が選び、
YOKOさんがその日の気分で何か別のものを注文するパターンが多いのですが、
今回はYOKOさんが主役。
メンマの代わりにハクレイタケが乗っています。
 
ブログでの告知で「レギュラーと異なるスープ」と言う事は知っていましたが、
想像以上の差異があり、美味しさを感じながら驚きもしていました。
乾物魚介系の匂い、香ばしさがスープに溶け込んでいて、
塩の旨味と共に、また塩の匂いを活かしながら、魚介風味が鼻先へ抜けて行きます。
クセのある匂いですが、とても惹かれる匂い。
香ばしいような、炙ったような、
焼きアゴのような雰囲気と同時にホタテの様な塩の旨味が共存していて、実に旨い。
 
後々、スープについて伺うと、昆布と少し炙ったアジによるダシなんだとか。
もっともっと複雑に色んな乾物を入れたスープかと思ったのですが、
それぞれの素材の旨味をちゃんと引き出してやると、
そんなに原材料の種類はいらないのかも…そんな風にすら考えられる味わいでした。
 
 
Dscn4009
 
 
見目麗しいワンタン。
「すごく美味しかった!」…とは、YOKOさん談。
 
 
Dscn4008
 
 
三幸軒のチャーハン。
この焼いた香ばしさに、限定のスープの香ばしさが相性良かったですね。
 
 
 
Dscn4005
 
 
いつも「三幸軒サラダ」を頼んでいるのですが、今日はお休み。
ならば…と、最近少しご無沙汰になっていた「焼き餃子」をお願いしました。
やっぱり最高にウマイです。
なら、毎回頼めば良いのに…と考えがちなのですけれど、
この餃子ですよ、素敵ボリューミー。餡もしっかり入っています。
限定や定食などのセットをお願いしちゃうと、
なかなかの全体量になってしまう事もあって、少し久し振りになってしまいました。
食事処で、ちゃんとお腹いっぱいにさせてくれるメニュウがある。
これが良いじゃありませんか。
 
 
Dscn4001
 
 
ところで、こちら。
この当時はあまり実感がなかったのですが、
「今日のイベント用に作った余りなんですけれど、良かったら…」と言って、
食べさせて頂いた一皿。
 
ヒラタケが旨味の多い食材…とは、
過去の食酒楽会で、竹内きのこ園さんとコラボした際に、
十二分に知った事実です。
ヒラタケと鶏肉を炊いたもので、ヒラタケの食感はしっかりとあり、
鶏肉のミシッとした繊維状の歯触りとのコンビネーションが気持ち良く、
何より、ひとつひとつが小さめカットなので、
「ひょいぱく、ひょいぱく」と頂けます。
ジンとした辛さが残るタレはオイル系で、
四川山椒の鮮烈な辛さ、香とは速度が異なり、
2種の辛味が、ちゃんと味わえる。
 
“イベント用”と言う事は聞こえたけれど、
実際に何のイベントか、
「おごっそフェア」で、何かオツマミとして提供しているのかしら?
“イベント…そうなんですねぇ”、くらいにしか当時は思っていませんでした。
「相変わらずウマイもんが三幸軒は出て来るし、
 このオツマミ感は米にも良いし、酒にも良いですぞ」と思っていました。
 
 
 
 
ちょうど人の波の狭間が出来て、
料理人・上野さんとお話する事が出来たのですが、
すぐ近くで開かれている「信州おごっそフェア」なるイベントに、
信州SOULを主催した「sakefeti」で参加している…までは、
インターネットで存じ上げていた事でしたが、
小古井さんも出掛けているし、
お店の昼の時間が終わったらば、
上野さんご自身も出展側として参加すると聞いて、夫婦会議が開廷する訳でして。
 
とりあえず温泉はひとつ入っているし、
そんなに皆さん出掛けているんなら、俄然興味が湧いて来たし、
第2の、食後の温泉はまた別の日にして、
ちょっと出掛けてみようか!…と言う事になります。
たぶん、上野さんの話ぶりから、お祭り感やウキウキ感が伝わったから、だと思います。

本当、情報を頂いて、本当に良かった。有り難かったです。
 
 
 
 
信州おごっそフェア会場の、
中野高校については、こうした看板がありました。
 
 
Dscn4019
 
 
中野高校、中野実業高校が合併して、
中野立志館高校となっているのですね。
中野市、他高校ですと中野西高校がありまして、
市内であれば、この2校と言う現状の様です。
 
 
Dscn4011
 
 
旧中野高校グランド。
今回、この場所が上野さんに伺うまで分からなかったので、
事前に調べてみたりはしたのですが、
市のHPに活用の意見公告があったりもし、
現在は、こうして利用される用途に宛がわれている様ですね。
実際、駐車場は奥まった所になるのですが、
これは志賀泉酒造最寄りであって、
きっと信州SOULでも駐車場として利用されていた場所だと思います。
こうしてイベント会場として利用されて行くこと、
地域活性にとても重要なポジションであると感じられますね。
 
 
Dscn4012
 
 
立派なテント、ステージが設営されていて、
翌日にはお笑い芸人さんのステージも予定されていました。
市民祭の様なイメージでしょうか。
食べ物のブースだけでなく、物産関連のブースもあり、
様々な業種の交流の場となっていたのではないでしょうか。
 
そうそう、信州ラーメン四天王の一翼と呼ばれる「ゆいが」の社長さんも拝見しました。
「ラーメンの出展かしら?」くらいにしか当日は思わなかったのですが、
何と中野市がご出身なのですね。
更に、お醤油の様なものを販売しておられ、
「あれ、何かしら?」と思いはしたものの立ち寄らず…
あとから長野komachi掲載の広告を見ると、
「無双」と言うゆいがで使用しているお醤油、タレ、カエシなんだそうで…。
自分自身、自作ラーメンもやるものですから、
今となっては買っておきたかったですね、ええ。
三郷の「ゆいが」さんに置いているかしら…。
 
 
 
 
Dscn4013
 
 
これが件の「きのこおかずグランプリ」の看板。
情報収集不足で、
本当、「わーい、上野さんだ、和喜多の旦那だー」としか見ていませんでしたね。
審査の時間も過ぎて、そのテントとしては閑散としていましたし。
 
撮影が14時20分16秒。
 
 
Dscn4014
 
 
こんな風に写真に収めています。
 
撮影が14時20分30秒。
 
 
Dscn4015
 
 
ただのファンと言うか、何と言うか。
 
こうして撮影したお二方が、ワンツーフィニッシュを果たすとは。
 
撮影が14時20分36秒。
内容をよく読まずに、芸能人に遭遇したそれの様に、
写真をパシパシとミーハーチックに撮影した証がタイムスタンプにくっきり。
 
そうそう。
芸能人さんと言えば、
この付近で住みます芸人の「こてつ」さんもお見掛けしました。
 
テレビカメラはなかった様ですけれど、
会場を盛り上げるべく、リポート準備をされていました。
その後「うめー!」と言う大きな声を遠くの店舗で伺ったりするのですが、
そうした芸能人さんのお仕事も垣間見えて良かったです。
 
 
Dscn4016
 
 
「sakefeti」が出展してらしたブース。
有料にはなりますが、信じられないくらいの破格で出展されていました。
ラインナップも「信州SOUL再び!」と言ったカタチ。
車移動だから、どうしても飲めませんけれど、是非…と言う気持ちはありました。
 
こちらで井賀屋酒造場「岩清水」を醸す小古井宗一さん、
丸世酒造店「勢正宗」を醸す関晋司さんにお会いするのですが、
本当、ご縁がある事で有り難いです。
 
そうそう。
つい先日「勢正宗・ブラウンカープ」を大町の横川商店さんで買って帰りましたが、
熟成酒、良い塩梅になっていましたね。美味しかったです。
 
 
Dscn4018
 
 
「sakefeti」ブースのお向かいで販売されていた手拭い。
自分へのお土産がてら購入しました。
きのこ柄が実にキュート。
信州中野、きのこが実に豊富に登場します。
えのき氷も発祥の地ですし、えのきせんべいも美味しいですし。
 
 
 
 
Dscn4020
 
 
自家用の日本酒を買い求めに、井賀屋酒造店さんの店頭へ。
この日は気分で「岩清水・純米吟醸無濾過生原酒」と、
最強の日常晩酌酒の誉高い「岩清水・本醸造吟醸式瓶火入れ」を買い求めました。
1度に1升瓶で2本、クーラーボックスに入る分だけ買う事にしています。
 
…自分の中で傑作日常酒…と言うと、
この岩清水か、信州塩尻・美寿々の本醸造ですね…。ほんとオススメで。
 
 
 
 
 
信州中野、ハロウィンでの歩行者天国の中心から青空を眺める。すごく良いお散歩です!
 
 
Dscn4021
 
 
「岩清水」蔵近くの道路沿い、
「ポケモンGO」のポケストップが複数あるため、
ちょっとお散歩をしてみることにしました。
ボールを回収しておかないと、週明けに枯渇して切ないことになります。
 
メイン通りは歩行者天国となっていました。
いつもよりずっと道路が広く感じられます。
 
 
Dscn4022
 
中野陣屋前の広場ではイベントが催されていました。
一足早いハロウィンと地元の学生さんのステージは、市民祭の様相ですね。
子供さん方はハロウィンの仮装をされて、
お店へ出向いていらっしゃる様でした。
街をこうして開放する…と言う事は素敵ですね。
思い出になりますし、町内のお店屋さんを知ることは良い事です。
より地元に近付く事が出来る。
 
 
Dscn4023
 
 
僕らはポケストップを探しながらお散歩を続けていました。
 
 
 
Dscn4024
 
 
実に良い天気。
奥に見える山は高社山でしょうか。
 
元来はふたつ目の温泉に行く…なんて言っていましたが、
人にも会えましたし、
こうして素晴らしい景色にも出会えた…
広く伸びる道、歩行者天国をほぼ独り占めしている様な光景は、
早々出会えるものではありません。
 
故郷は紛れもなく松本だけれど、
僕が知っている中野市、
中野市で出会う大切な方が僕らを知っていてくれる、
心を置くには十分な街だと思っています。
そう思うからこそ、何度も行くのだし、
行くと誰かの笑顔に出会って、いつも嬉しくなって…。
 
今日もご縁があり、特別な景色を見せてもらえた…
また、中野に元気をもらうことが出来た。
そう思います。
 
帰り道は決まって高速道路で、
1時間ほどは車を走らせることになるのですけれど、
いつもとても良い気分で、テンション高く、はしゃいで帰っています。
 
さて、そろそろ巣穴に戻る時間でございまして。
 
本日はここまで。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 
 

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2016年11月16日 (水)

延長するには美味しい訳がある。(2016年10月14日・月の兎影)

 
 
 
 
 
感じるオリジナリティ。
 
美味しさへの追究。
 
 
 
 
 
えー、気楽なところで一生懸命と言うところですが…。
 
 
ご通可な方ならば、と言う事だと思うのですけれど、
世間皆様と致しましては「初めまして」と言う事も多ございましょう。
「台湾ラーメン」なるものをご存知でしょうか。
 
昨今、メディアに露出されるものの中には、
どちらかと申しますと「台湾まぜそば」の方が、
耳に馴染みがございますかも知れませんナ。
 
こう…大阪メシ、東京メシなんてなァ言葉はあんまり聞かない中で、
「名古屋メシ」と言う言葉があり、
味噌煮込みやあんかけスパ、この台湾ラーメンなど、
名古屋と言う土地は、特有の食文化が花開いている様でして、
実に個性的であります。はい。
 
こと、松本で…となりますと、
元町の「ラーメン郷」さんが昔から扱っておりますし、
また名古屋へは特急しなので1本ですから、
起源であるとされる名店「味仙」で食べておいでの方もいらっしゃいますでしょう。
 
基本の「台湾ラーメン」なるものは、
醤油ベースのラーメンに豚挽き肉やニラ、長ネギやモヤシを辛くして炒めたものを乗せる…
ザックリ言い表しますと、そんなカタチでしょうか。
昨今、カップラーメンの種類の多様化もあり、
そちらの世界でも拝見する様になっておりますね。
ナポリタンやアメリカンコーヒーの様に、
実際に「台湾」にはない、日本…もとい、名古屋が本場のラーメンの一種なんだそうです。
 
さて、南松本駅近くのラーメン屋さん「月の兎影」、
この9月、10月の限定ラーメン、「月の満ち欠けラーメン」、
「あさりスープを使った台湾風ピリ辛ラーメン」、
9月だけの限定の予定が、
好評により10月にも延長されまして…
…そんなお噂を伺い、ぐぅと腹が鳴るなれば、噺の幕開きと相場が決まっておりますが…。
 
 
 
 
 
Dscn3981
 
 
何とか仕事を終わらせ…一時は無事に終わらないんじゃないか、
そんな状況から見事に定時退社を決める事が出来、
達成感と共に、南松本「月の兎影」へ。
 
 
Dscn3982
 
 
「台湾ラーメン」のオーソドックスなものは、
比較的シンプルな、どちらかと言うと鶏ガラ系のスープで、
魚介を含まない様なものに、辛い挽き肉やニラ、ですよね。
そこに来て、「あさり+鶏スープベース」と言う、
あさり、月の兎影の二枚看板の1枚…
このお店だからこそ…のメニュウに違いありませんが、
どんな味になるのか、とても興味深く思って注文しました。
 
YOKOさんはいつもの。
 
 
Dscn3984
 
 
そんな訳で、
「あさりスープを使った台湾風ピリ辛ラーメン」を。
味付き煮玉子(満月)の代わりに、白ネギを増やしてもらっています。
 
台湾風…がすごく良い方向になびいていて、
台湾ラーメンとは違うけれど、
パーツは台湾ラーメンであるのだけれど、
きっとこのお店でないと、月の兎影でないと食べられない、
素晴らしい個性と研究の1杯!…と感じました。
 
 
Dscn3985
 
 
美味しく感じ、「これがポイントだっ!」と思って撮影した、
油、そして挽き肉。
この油の効果が、たいへん香ばしく良い塩梅に感じさせてくれて、美味しい。
普段のあさり…「あさり~潮~」も十分に旨味があり美味しいのだけれど、
そのベースに加えて、辛味と言うより辛香ばしい風味があって、良い。実に良い。
油層が厚いため、油っこい…と思うことなかれ。
こってりとした印象もあまり抱きませんでした。素晴らしい香味オイル。
 
 
Dscn3988
 
 
ニラの存在感もありました。
青々しい雰囲気は、油で焼いて炒めたもの…と言うより、
茹でる様な感覚で加熱されたもの、と思いました。
甘味があって瑞々しく、スープのパワーを程好い方向にまとめている名脇役。
 
結構、夢中で食べ進めました。
なるほど、好評で継続された事も分かります。求心力があります。
濃厚な動物のスープでない分、
軽い食べ心地なのだけれど、挽き肉の旨味が説得力を持っていて。
 
そもそも比較的久し振りの「月の兎影」だったので、
調子に乗りに乗って――…
 
 
Dscn3991
 
 
替え玉はともかく、
 
 
Dscn3989
 
 
「はしっこチャーシュー丼」まで注文していた夜でしたが、
勢いつけて食べる時は怖いですね。ペロリと平らげておりました。
現在11月は勿論提供されていないのですが、
是非、また出会いたいと思う味わいでした。
 
完全にオリジナル、既存ラインと異なる限定もまた楽しいですけれど、
こうしてメインラインに沿った限定メニュウには、
流石のクオリティ…と言えば良いのか、
素敵なセンスを持っている、また卓越した組み合わせ能力を持ってらっしゃる…
…そんな風に思えてなりません。
伺うと毎週食べに来るお客さんも居たんだとか。
ガッチリ胃袋を掴んでますねっ。
 
 
Dscn3986
 
 
YOKOさんは、いつもの…
「辛みそとんこつ・白」を満月抜きにてメンマを増したもの。
 
「ちょうど良い」といつも言います。辛さ。
色んな辛さを求めているYOKOさんにとって、
辛くないとダメだし、辛過ぎてもダメ…
程好い辛さ、好みに合うものって、なかなかない様子。
替えが利かないから、ヘビーリピートがかかる、そんな構造の様です。
 
 
 
 
その日その後、以下の様に呟いております。
 
 
満足の行く働き、ラーメン、温泉、気に入りの炭酸水で、ぷはぁ。
 
 
良い週末の予感を携えながら。
 
本日はここでお開きとなります。
 
ご高覧頂きまして、誠にありがとう存じました。
 
ではまた次回、お目に掛かりたいと存じます。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 
 

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2016年11月14日 (月)

だいたい蕎麦以外も楽しんでいる。(2016年10月10日・信州松本そば祭)

 
 
 
言うなれば、お目当ていっぱい。
 
 
 
 
 
 
えー、気楽なところで一生懸命と言う事ですが…。
 
噺の世界、噺の本場と申しますものは、
やっぱり寄席でございますね~。寄席。
ナマで落語、それだけでなく演芸全般…
講釈の先生が上がる事だってあります、奇術に太神楽、漫談、漫才。
ライブってヤツですな。ええ。これを本場と置きますよ。
…ただ、
香盤をご覧になって頂いてもご案内と存じますが、
噺家が多く占めておりますな。
そんな噺家の中でも、
「おあと、お目当てお楽しみに」と下がる場合が多ございます。
自分はお目当てじゃないだろう、
もっと良い諸先輩方があとに控えておりますので、
どうぞお楽しみに…と言う文化の決め台詞の様なものですな。
 
これを伺います度に、
「いえいえ、あなたも十分に目当てだったンですけれども」
…と穿って思ってみたりなんかしております。
 
寄席に上がるだけでも、
お席亭さんのお眼鏡にどっか引っかかっているんですからナ。
実力がある訳ですよ、ええ。
 
えー、
10月の松本の催し物と申しますと、
毎年恒例となってございます。信州松本そば祭ですな。
今年は8日、9日、10日と催されまして、
お浮かれになった方も多いんじゃないでしょうか。
 
蕎麦を食すイベントではございますが、
どうしたって列に並ぶ事になりますね。
本当、大賑わいでございまして。
いつしか、私共は「蕎麦も祭り」として捉えてございます。
蕎麦だけじゃあない。
蕎麦だけのイベントではない。
蕎麦“も”楽しむイベントなんだと…
そんな気楽なふたりが松本に着きますてぇと、噺の幕開きとなっておりますが…。
 
 
 
 
僕らの場合、ハナからある種の“ついで”感があります。
実は、そば祭りについて。
 
裏千家一門に組するYOKOさんのお茶席へのお出掛けが、まず第一の目的なんです。
これがそば祭り3日間のうちの最終日、10日に設定されておりまして、
合わせて出掛けるカタチとなりました。
 
 
Dscn3964
 
 
松本駅で降り、お城めがけて一直線。千歳橋の上から。
 
三連休と言う事もあり、イベントが開催されていると言う事もあり、
街は賑わっております。
 
 
Dscn3965
 
 
松本城から伸びる大名町は歩行者天国。
9月は天候不順が続き、10月になってようやく晴れ間も…と言う今年の秋。
 
 
Dscn3966
 
 
松本城入口までやって来ました。
良い賑わい。
「あぁ、もっと晴れ間が多ければ…」
クラフトビアフェスも、
もっと多くの来場があったのかな、と、どうしても思ってしまいます。
もっともっと晴れ間があっても良かったなぁ、と。
今年は山にも出掛けられませんでしたし、
何かと雨の9月はお楽しみが少なくていけません。
でも、楽しむべきはすっかり楽しんで、遊んで来ていますけれども。
 
 
Dscn3967
 
 
そば祭りに合わせて開かれるお茶会では、
裏千家だけでなく、表千家、江戸千家など、各流派合同で開かれます。
 
門をくぐって中庭へ。
 
 
Dscn3969
 
 
月見の席にて、一服。
 
 
Img_2430
 
 
季節の重菓子も用意されます。
 
 
Img_2431
 
 
甘味を口の中に放り込んで、抹茶でキュッと〆る…と言うと、
何だろ、全く風流に感じず、訳が分かりませんけれども。
 
 
 
 
お昼時分ともなりますと、
更に混み合う訳でして、大名行列ならぬ蕎麦行列が凄まじく、
「どこか、ひょっと暖簾をくぐって、蕎麦をサッと手繰って、出る」
…なんて事は、とてもじゃないけれど出来ない。
 
元来、お蕎麦も食べられたらな、くらいに考えていて、
とりあえず、今回は北西、足湯ブース近くに設営されていた、
「全国のウマイもん」を集めた場所に出掛けました。
 
が。
 
その前に、こちらを。
 
Img_2432
 
 
今年は「ビアフェス信州」にてブースを出していらして、
松ブルだけでなく、
まさに「ビアフェス」、他のビールも販売しておいででした。
前日、前々日に赴かれた方のTweetを見るなどして、
かなり気になっていたブースです。
 
東京・Far Yeastの東京ブロンド、東京ホワイトで乾杯!
 
 
Dscn3970
 
 
北西の広場に到着し、ぐるり一周。物色しまして。
 
色んなお店が出ていましたが、
こちらのお店は牛串が半額、タン串が100円引きとのこと。
 
Dscn3971
 
 
結構大きな串付き肉。
「もう残り数本!」と言う煽り文句に誘われて食べてみる事にしました。
 
Dscn3972
 
 
既存の容易に入り切らない辺り、それもまた旨そうに見えます。
ちゃんと美味しさも柔らかさもあるお肉で、“食べで”も伴っていて、なかなか。
 
 
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新潟県胎内市の胎内高原ビールのブースで、ぷはぁ。
 
 
 
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唐揚げは博多のお店が列を成していましたが、
唐揚げ選手権においても、
優秀な成績を音で聞く大分県の中津からあげを選びました。
 
 
 
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山賊焼もそうですけれど、
地元の味って、もっと醤油もニンニクも濃いイメージがあります。
比べて味付けアッサリ…と言う感じ。
同じ唐揚げでも、やっぱり結構違うんだなーって思います。
衣の食感も、より信州より粉感強め。
 
 
 
 
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とりあえずお腹も軽く膨らんだので、
のんびり行列を待ってみようじゃないか…と言う心持ちになり。
茨城・いばらき蕎麦の会「常陸秋そば(十割)」をふたりで1枚もらいます。
 
 
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続いて、福井・ふくいそば打ち愛好会 越前そば道場の「越前おろし蕎麦」。
以前も食べましたが、美味しいですよね~。
おろし、ねぎ、鰹節。それぞれまとまっていて。
 
下げ膳の際に「おいしかったよ」と声を掛けたお客さんがいらしたそうで、
「美味しかった、頂きましたー!」と仲間内に声を掛け、
「おー!」と返す、そんなやり取りがたいへんに威勢良く、心地好い。
 
 
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今年、松本酒造組合のブースをずーっと見つけられずにいたのですが、
結構な端に陣取っておられたのですね。入り口に近いと言えば近いですけれど。
 
久し振りに信州塩尻、洗馬の美寿々酒造の熊谷直二杜氏にお会いしました。
長く自分たちの事を知ってくれている方で、再会も嬉しく、
また今年のひやおろし、しっかりと飲んでいなかったので、
1本、4合瓶ですが購入しました。
家に持ち帰るも、あっと言う間に空いてしまいましたね。
流石、美味しい。
熊谷杜氏のお顔を見たら、もう飲みたくなっちゃっていましたね~。
今年は長野酒メッセに出掛けなかったので、
こちらでお会いできて、本当に良かったと思っています。
 
…お噂で近くの安塚精肉店さんのホルモンが美味しいと伺いました。
そちらを買い求めに、一緒にまたお酒を買いに出掛けようかなぁ、なんて思ってもいます。
思い出すと飲みたくなる「美寿々」…と言う感じで。
 
 
 
 
そば祭り、ここらが潮時と後にした僕らは、
更にこちらに出掛けていました。
もうちょっとビールを飲みたいなー、と。
 
 
 
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中町の松本ブルワリーのタップルームにやって来ました。
店内が混んでいた事もあり、
僕らは塩尻に住んでいますが、言っても電車ですぐの場所であります。
店内の観光客さんに場所を譲るように、お店の軒先に出て来ました。
 
1杯、軽く飲めたならそれで良かったンです。
初めての縁側シチュエーションも、また楽しいと思う。
 
 
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車の通りは多いですけれど、でも、それがまた良い。
程好い喧騒と言いますか、色んなお顔の方がご通行されます。
ビールが気になる人、何をしているんだろうと不思議そうな人、
ちょっとうっとうしそうな顔をする方も、本当、十人十色。
お気に入りのトラディショナルビターとスマートウィートを片手に、
のんびりと飲み干しましたが、いやはや美味しかった。
歩いたり、立ち止まったりとは言え、
結構な距離を歩いて来ていますし、気兼ねなく、のんびりウマイビールを飲む幸せ。
 
蕎麦以外も。
祭りは蕎麦が主体であったでしょうけれど、
蕎麦だけじゃあ勿体無い。
もっともっとお楽しみはいっぱいに…
松本城の公園だけでなく、松本の街、城下町に溢れている。
そんな実感を胸に、僕らは巣穴に戻って行くのでした。
 
そんなところで、本日はちょうどお時間。
 
また次回、お目に掛かりますれば幸いでございます。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 

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