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2016年9月4日 - 2016年9月10日

2016年9月 8日 (木)

3杯目がグッと来る。(2016年7月29日・無奏天生)




 
最近のお気に入り、3杯目。
 



えー、
気楽なところで一生懸命と言うところですが…。
たいてい、ラーメン屋さんってぇのは、
ひとり1杯でございますよねぇ。
2杯ってぇのは、なかなか難しい。
食券を買う店なら、
食べ終わってから足りないなんて思し召しなら、
もう1度、食券を買い求めに席を発つ…と言うこと、なんですかね。

僕が1杯で、YOKOさんが1杯、
そして、ふたりでもう1杯をお願いします。
合わせて、1.5杯ずつとなるもの。
オーダーにして3杯目、これが何とも言えずに、ウマイな、と。
このお店の名物のひとつです。
それを主題に加えて楽しんだ日の噺となっております。
どうぞ最後まで、お付き合いくださいませ。
 


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塩尻駅前「無奏天生」へ。

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100円サラダ。
毎度毎度、お願いしています。
ラーメンが仕上がるまで遊んでいる箸と臓腑の遊び相手に最適。
山葵の香が良いです。

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YOKOさんは「タンタン麺」を5段階設定の辛味の中で、
「4辛」にてお願いしました。
 
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タンタン麺の麺を引き上げたところ。
歯切れの良い麺。
4辛と言うと、
汁なし担々麺であれば、相当な辛さ。
期待と覚悟が入り混じった心持ちで、
辛い物が大好きなYOKOさんは挑戦しましたが、
タンタン麺、「まだまだ大丈夫」と言う辛さだったそうです。
「次は5辛かな」とも。
少しもらうと、速さのある、鋭くパッと消える感じの辛味が走ります。
同時に胡麻の風味とスープの旨味もちゃんと感じますから、
辛味が上手にマスキングされて1杯になっている…
そんな感じでしょうか。
「カライ→ウマイ→カライ→」の繰り返しがありますね。
 
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僕はレギュラーメニュウの中から「信州味噌ラーメン」を。
メニュウ制覇を目論み、少しずつ前進しています。
想像以上に盛りが良い。
山になるビジュアルは、そそります。
 
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麺は「タンタン麺」と同じものでしょうか。
サッポロ一番の様なスープが軽く、辛味を出して食べるタイプとも違う、
味噌と、それに合わせる動物系スープを重く、
濃厚にして仕上げるラーメン専門店的な味噌ラーメンとも異なる…
まず抱いた印象は、そんな感じでした。
田舎味噌、信州の味噌の様なバランスタイプ。
濃い味噌感はありますが、塩辛さはありません。
突出して目立つ味わいはなく、
全体の調和感が美味しさを築いていると思います。
それは炒め野菜にも言う事が出来て、
もっと強烈に油で焦がすように炒めるお店も多いと思いますが、
香ばしいけれど、香ばし過ぎず、
スープもアッサリした余韻を残すくらいの濃さで、
麺の味が生きている、そんな感じです。
すごく強い、濃厚なスープって、
麺が隠れる場合もあると思うんですが、
軽すぎない程度の軽さ、重くてダレる事のない重さ。
ちょうど良い塩梅は、気に入りました。
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「お好みで」と言うお声がけと共に、
フライドガーリックも添えて頂きました。
また別角度からの旨味を加えても美味しかったですね。
 
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そして、3杯目。

これはデザートと取るべきなのか、もう1杯と見るべきなのか。
僕にとっては初挑戦となる「汁なし担々麺・3辛」で。
辛さに強いYOKOさんが半分食べてくれると言う安心感がなくては、
ちょっと怖くて頼むことが出来ません。
案の定、たいへんな辛さを感じて、中国山椒の痺れ感も強烈。
辛い。
でも、でも、箸が止まらない。辛いけれど、ウマイ!
凄まじく汗を掻きながら食べ進めました。

2杯目に、加えて1杯全部は多くて、
サイドメニュウを頼むことも楽しいとは思う中でも、
こうして別の味をもうひとつ、もう1杯のラーメンを食べる…
スープがあると、もっと満腹感が度を越してしまうかも知れませんが、
こうした汁なしスタイルならば、ちょうど良いかも。
何だかお得な感じがするかも。
本来なら、次回、また来ないと食べられないもの…ですから、
それを追加で食べてしまうってぇのは、楽しみが多く感じてお得と思う。
そんな心持ちで。
 
その日、その後は塩尻峠を越えて、岡谷温泉「ロマネット」へ。
少し黄色が勝ったオレンジ色の温泉。しっかり癒されて帰って来ました。
そんな休肝日、麺曜日の一席、
そろそろ変わり合いまして次の手番となってございます。
おあとがよろしい様で。


先週、リアルタイムでは「らあ麺しろがね」に食べに行き、
鶏白湯が美味しく感じたので、
「しろがね」と同時期に開店、松本平のラーメン好きを虜にした、
「がったぼうず」に食べに行ってみたいと考えています。
明日の金曜日を楽しみに、また1日頑張って行きますよー!!

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2016年9月 6日 (火)

時が経つから味も想いも成熟する。(2016年7月23日・摩幌美)

 
 
 
 
 
 
これまでの話、これからの話。
 
ウイスキーをボトルで飲むって、そう言う感じ。
長く付き合うから、愛着が湧くンです。
 
 
 
えー、相変わらず気楽なところで一生懸命…と言うところですが、
トリを勤めます。あともう少し、しばらく辛抱でございますんで、
お互いに、気を確かに持って頑張ってみようではありませんか。
 
7月23日の松本市での酒場風景を、
ここまで3回に渡って申し上げて参りました。
今回が4回目で、大トリ、お開き、終電も間近に迫った頃合でございます。
 
 
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“人生の止まり木”、
松本駅前のパブリックバー「摩幌美」のドアを開け、
上方に取り付けられた鐘が、カランコロンと鳴りまして。
するってぇと、噺の幕開きとお定まりで…。
 
 
 
 
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この日、「摩幌美」にはお目当てがありました。
38周年…その期日は12月になるのですけれど、
それに先んじて、記念ボトルの発表、発売が為されたばかりの頃。
 
酋長とジム・マッキュワン氏のご縁、
培われた友情から、選りすぐりの樽が選ばれ、
BRUICHLADDICH蒸留所のウイスキーが詰められ、
この度、熟成を経て、
「Pub.Mahorobi」オリジナルボトリングのウイスキーとして、
バーカウンターの上で、僕らも出会う事が出来る様になりました。
 
「Pub.Mahorobi "for Freiends" Port Charlotte」
 
Islay Single Malt Scotch Whisky
 
摩幌美に集うウイスキーラバー、すなわち“Freiends”への酋長からの贈り物。
 
 
 
自分自身、
ブルイックラディ蒸留所がリリースする、
Port Charlotteシリーズは好みである…そんな自覚があります。
摩幌美のバックバーにひときわ目立つ、
他のボトルとは異なる、ずんぐりとした形の透明瓶に、
モダンな文字が張り付いたデザイン。
最初は興味でお願いしていましたが、
すっかりその美味しさを覚え、見つければお願いする様になりました。
 
頭文字を取った「PC6(ピーシー・シックス)」ならば、
6年熟成のもの、
そうして1年1年リリースが続き、それぞれ「摩幌美」で楽しんでいました。
 
「PC10」は飲むことが出来なかったけれど、
その後は、
「Port Charlotte」として、年数表示のないボトルが発売される様になりました。
「AN TURAS MOR(英語でGREAT JOURNEY)」、
「The Peat Project」など。
他にもヘビーピーテッドボトリングとして、「OCTOMORE」もあり、
よりブルイックラディは名声の誉高い蒸留所として、知られて行きます。
 
酋長自身が買い付けた原酒、樽がスコットランドの風土に抱かれ、
眠りから解き放たれて、
遠く信州松本に、長い旅路を経て辿り着いた…と言うことで。
 
 
Dscn3067
 
以下、
当日のファーストインプレッションをTwitterにメモ書きしたもの。
 
百草丸みたいな香。ジャパニーズのスパイスフルな感じ。
 
ベーコンだけじゃない。すごく若草も感じる。
 
PCシリーズより、更に上品でスマート。
数多の香草類を燻した様な香は、グラスに鼻を近づける度に興味を湧かせます。
 
…とのこと。
 
 
実は色々と都合が付かなくて、
この日以来、僕らは「摩幌美」に遊びに行く事が出来ておらず、
きっと今では風合が変わっているんだろうな、なんて思います。
それは、実に興味深い方向に。
開封されて、空気にも少しは触れて、
だんだん目覚めてくるもの…そんな風に思います。
 
“時が経つから味も想いも成熟する”
 
…また今度、摩幌美のカウンターに座る際にはお願いして、
その味わいの変化を歓待しながら、
のんびりと、バーならではの時間の過ごし方を謳歌したい。
そう思います。
 
 
 
 
テイスティングノート、
味わいを記録しておく意味でのブログ、
それをしたためているならば、未完成であります。
また「摩幌美」に味わいに行きたいと思います。
「完成」がいつ来るのか、
書きあがるのか…と考えてみると、
それはきっと、何度も通い、
その度に少しずつ表情を変えるボトルを眺め、
酋長やAkkoさん、バイト君と、
ウイスキーのこと、日々の松本のこと、話したりなんかして。
時間、季節、味わいの移ろい、
ボトルが琥珀色を失って、空の透明瓶になって、
その時の感想を吐き出して、完成なんだろうな…と感じます。
少し時間はかかるでしょうけれど、
楽しんで、楽しんで「ポートシャーロット」を飲んで行きたいと思います。
 
さて、
4回に分けて語って参りました7月のお遊び、その記録。
僕らも終電に向けて急いでおります頃合で、お開きとさせて頂きたく存じ上げます。
長らくのお付き合い、
誠にありがとう存じました。
お忘れ物など無きよう、またお会いできますよう願っております。
では、
ありがとうございました。
 
 
ありがとうございました。
 
 
ありがとうございました。
 
 

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