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2016年1月17日 - 2016年1月23日

2016年1月22日 (金)

モチモチッ…のすいとん汁は粕汁仕立て。(2016年1月9日・かけす食堂)


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惹かれる擬音。

「 モチモチッ 」

ハーゲンダッツもモチモチで新作出ていますよね。

扉温泉・桧の湯のお隣、かけす食堂にて。

やっぱり何を食べても美味しいお店は、
冬の家庭料理たる「すいとん」を扱わせても、ひと味違いますね!


その日の扉温泉・桧の湯は、
放射冷却のあるよく晴れた…そして冷えた日でした。
一ヶ月毎に大きな露天風呂側と小さな露天風呂側、
男女の浴室が入れ替わりますが、
月が変わり、大きな露天風呂が男性側になりました。
殊更、露天風呂の温度は低く、それがたまらなく心地好いぬる湯となって、
長湯が出来、こっくりこっくり居眠りを始めて、
不意に湯面に顔を落とし、驚いて起きる様な、
そんな穏やかな時間を過ごして、その後。

お昼ご飯はお隣にある「かけす食堂」で食べることにしました。

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湯船の上では「スタミナうどん」しようと考えていたのですが、
いざ席に着くと、とってもご飯気分。
「もつ煮定食」をお願いしました。

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やって来てから、早速ご飯の丼にライドオン。
かけす食堂には、この上位メニュウとして、
牛すじ煮と豚もつ煮の両方を食べられる定食メニュウもあるくらいで、
もつ煮、美味しいんです。
柔らかさはもちろんのこと、反してこんにゃくが的確なサイズで、
もつとは異なった歯応えが心地好く、
少しだけ甘味がある味噌ダレが、何とも良い塩梅。
酒の肴に良く、もちろんオマンマにも良い。

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YOKOさんは、いつも「天然きのこうどん」を食べるのですが、
特にお腹が空いていたのだそうで、定食メニュウを。
「やさい炒め定食」をお願いしていました。
中華料理屋さんのそれとは異なる美味しさ。
たっぷりの野菜と、
“肉やさい炒め”ではないのに、お肉がそれなりに入る嬉しさ。

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自家製のお漬け物セット。
これ、とっても美味しいんです。
野沢菜や沢庵は販売されていて、
僕らはちょっと塩分との付き合い方に難があるので、
買って帰ることはありませんが、
結構、「漬け物、お持ち帰りでお願いねー」なんて店内の声、伺います。

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「すいとん汁」、ふたりで1杯。お試し気分でお願いしました。
定食に添えられたお味噌汁も、同じ粕汁仕立てだったので、
粕汁の日…だったのかも。
ただ、ベースのお味噌汁としては同じか、近いものがあると思うのですが、
「すいとん」のお団子、粉が入る事によって、
かなり印象が変わる様に感じました。

しいたけがとても効果的に使われていて、
もったり、とろみの付いた汁から、酒粕の芳しい香が立ち上り、
飲んでみると鼻に抜けるのは、しいたけの甘く豊かな匂いが先。
追って、酒粕の匂い、野菜やダシの匂い。

粕汁は僕自身も子供の頃から好きで、
家で作ったりもするけれど、こんなには美味しく出来ません。
そして、すいとんの柔らかくも弾力がある…
生麩までは行かないけれど、
あまり遠くないくらいのモチモチ感があって、
非常に美味しいと思いました。
粉の水分量と加温スピード…でしょうか。まさにプロの技。
自分の場合はもっと硬くなっちゃいますね。
ゆるいと汁に融けて小麦粉汁になっちゃいますし、
それが怖くて、硬く作ってしまうのですけれど。

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例えるなら、いわゆる耳たぶの様な食感…でしょうか。
プルッとしていて、歯には柔らかくふわっと当たり、
噛み締めると返してくる弾力でモチモチとして。

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食後に林檎がサービスされて、お茶で一服。

素晴らしい食堂文化、その美味しさ。


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2016年1月20日 (水)

名前の通りだったよ、ビリー。(2016年1月8日・麺とび六方)


YOKOさんは食べる事が出来ましたが、
僕は、ちょーっとだけ無理かなぁ…と言う辛さでした。

辛さに色々と種類はあるけれど、
「Coco壱」の4辛はご遠慮したいくらいの自分でありますので、
目安となれば、幸いであります。


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週に1度の麺曜日、2日取っている休肝日のうちの1日でもあります。
今日は「麺とび六方」へ。


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僕はいつもの設定で。
ラーメン(大)ヤサイニンニクで、麺カタブタ抜き。

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限定メニュウが登場していました。
系列の本店である「凌駕IDEA」での人気メニュウ、2品。
昨年の秋口から、長野県のラーメン系ブロガーさんを賑わわせていた
「辛みそビリー」は、その名前の奇抜さも目を引くもので、
気になっていましたが、温泉への道中の中で、
なかなか「凌駕IDEA」の場所は、居住地からは難易度が高めな位置、未食でした。
辛いメニュウが大好物なYOKOさんが、早速挑戦してみることに。

200円で「パクチー」のトッピングが出来ると言う事で、注文。

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メニュウ写真を、嬉しい方向で裏切るボリューム感!
パクチー、本当にたっぷり乗せられていました。
六方らしいブタも乗っていて、野菜の量も写真より多めでしょうか。

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麺は六方で使っている極太麺だと思います。
今も、凌駕IDEAの「辛みそビリー」が
ブロガーさん掲載のものと同じか…は分かりませんが、
麺の形状がIDEAとは異なっていて、
同じメニュウ名でも「麺とび六方」テイストが出ている様に感じました。

あと、写真を見比べて異なっているのは、
黒色の油の量がたっぷりになっている…くらいでしょうか。

しっかり辛く、花山椒系の香がデスメタルチックに攻めて来て、
ものすごくパワフル。六方の麺の食べ心地である、
ガツガツ、貪るように食べるテンションを更に熱くしてくれる感覚。
YOKOさんから、少しもらっただけですけれど、
ジワッ…と汗を掻くほどでした。かなり辛い。でも美味しい。

「味噌ラーメン」にカテゴライズされるかも知れませんけれど、
それ以上に、独自色が出ていて、1杯の存在感、記憶に残るインパクト、
あったと思います。
パクチーの香は、花山椒の香にも負けずに鮮烈で、
苦手でないのであれば、是非ともトッピングして食べたいと思わせてくれました。


満足して、その日その後は金曜日の恒例、
安曇野みさと温泉・ファインビュー室山へ。
近隣にあって、夜21時過ぎまで営業している数少ない温泉施設。

新年仕事始めの週の疲れを、ツルッと落として、
週末に向かいます。

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2016年1月18日 (月)

元日の“飲み”に間に合う。(2016年1月1日・松本の街)


これこそ、新年の喜ばしき壽ぎの。


僕も…であり、YOKOさんも、
2015年末はとても調子が悪かったですね。
僕自身は風邪で、それがYOKOさんに移ったばかりか、
後から分かる事ですけれど、
気候の変化に伴って、
アレルギー症状も早く出て来てしまって、より長引きました。

YOKOさんは、
29日に予定されていた「摩幌美・モルトの会」の忘年会も欠席。
かかりつけのお医者さんがお休みで、
緊急医にも行きますが、応急処置にしかならず…
“後から分かる”アレルギー症状と判明するまで、
かなり不安な思いで日々を過ごしていました。

30日頃に、ようやく光が見え始め、
31日に動くことが出来る様になり、
「明日、飲みに行くことが出来そうだね」と、
新年への抱負なんかを思うよりも、
目先の新年元日のお楽しみを祈って、年を越しました。

その頃のTwitterにつぶやいていたのは、以下。

圓菊師匠の「子別れ」において、
亀ちゃんを久し振りに見掛けた熊さんが同行の番頭さんに、
「亀だ亀だ!……動く♪」と言うシーンがあるけれど、心地そんな感じ。
YOKOさんが動いていることが、それだけで嬉しい。
まだちょっと鼻の調子が悪いみたいだけれど、動く。
良い新年を迎えていると信じたい。

…23時過ぎに寝落ちして、起きたら年を越していました。
8年くらい前にも、こうした思いはあったかも。
何はともあれ、
年明けて、YOKOさんの体調も悪くなることがなく、
満願成就、新年初飲みに出掛ける事が出来ました。

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まずは「Hop Frog Cafe」へ。

摩幌美・モルトの会でお会いするY岡さんが既にお出でになり、
栃木から里帰り、戻って来ていたS木君も後から合流となり、
新年で特別な…けれど、馴染みの顔と出会い、
穏やかで、居心地の良い、飲みの始まりとなります。

「Hop Frog Cafe」、
色んなクラフトビールを飲むことが出来ること、
それが第一に特長ではあるのですけれど、
2015年の夏、ついほんのちょっと前に開店したとは思えないくらい、
馴染みやすい、気楽にお遊びできるお店だと思います。
前述、Y岡さんともS木君とも、
「会おう」と行って集まった訳でなくて、
たぶん、みんなお互いに思うことがだいたい一緒だった…ってだけで。

それが、何だか良いんですよね。良い空間なんです。

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「Beer on Tap」…2016年1月1日のビールリスト。
いつもいつも「どれにしようかなぁー」と眺める事が楽しみです。

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僕は、岩手・いわて蔵ビールの復興支援ビール「渚都」、
YOKOさんは、長野・ヤッホーブルーイングの「僕ビール君ビール」を。

いわて蔵は、番茶とか麦茶にお砂糖を入れた様な雰囲気で、
ほのかな酸味も心地好い1杯。
年末から同ブルワリー「R-IPA」や「クラシカルペールエール」と、
続けて繋げられていて、それぞれ頂いていますが、
どれもかなり口に合います。好みな美味しさ。名前、バッチリ覚えましたね!

「僕ビール君ビール」…干支に蛙はないけれど、
カエルのお店で、缶のデザインにカエルをあしらってある「僕ビ君ビ」から始める…
…と言うのも、何の縁起を担ぎ上げているか分からないけれど、
でも、何だか縁起が良い心持ちです。
メニュウの紹介文にもあった通り、グレープフルーツ感が増し、
ジュースの様な美味しさを持ち合わせていました。
あっと言う間にグラスを空に出来ちゃいそうな爽やかで軽快な飲みやすさ。

フードは、1度並べてみたかったこちら!
個人的に新春☆夢の競演!

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「かぼちゃサラダ」とーー…

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「ポテトサラダ」を。
お肉やお野菜の「盛り合わせ」メニュウも、
ちょいちょいっとつまめて良いのだけれど、
つまんでちょっとずつ食べる事に掛けて、
練りものっぽい、この両者は特に好ましく思っています。
気軽で良いんです。

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続きまして、
僕は、静岡・ベアードビールのジュビレーションエール!
甘味あり、後半からシナモンが広がって、膨らんで面白い!
柿や八つ橋みたいなイメージが湧くものでした。

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YOKOさんは、
愛知・盛田金しゃちビールのインペリアルスタウトを燗ビールにして。
以前に楽しんだサンクトガーレンのスイートバニラスタウトよりも、
少し温度帯の高い位置で頂きました。

次のお店へ…。

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道中、今年もかなりお世話になるだろう場所から。
(この時もお世話になっておりました)

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緑町「厨十兵衛」前。
ナポリピザ専門店「ヴェルデ」も元日営業をされていました。

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2016年日本酒の飲み始めは、こちら!

僕は、福島・奈良萬・純米生酒おりがらみ、
YOKOさんは、奈良・風の森・純米吟醸「山田錦」で!

「奈良萬」、率直に言って旨い!美味しいです!
バナナ的な芳しさがトロけて広がります。
「風の森」、テリがある感じ。冴えた美味しさを持っていると感じました。

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僕もYOKOさんも鼻の調子は依然悪かったので、
厨十兵衛の大将の優しさに触れる夜…であります。
同様に、写真には撮らなかったのだけれど、
カエルのお店においても、
こうして優しさをそっとカウンターの上に置いて頂きました。
実にありがたいです。

そう、優しさとはティッシュなのです。
ティッシュは優しさで出来ているのです。
優しさが止まりませんっ。

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「馬のもつ煮」を。

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「ほい、生七味」と言って、出て来たこちら。
もつ煮そのものも素晴らしく美味しくて、
長葱の白い辛い部分が、味噌に調和していてたまらない刺激であり、
玉こんにゃくはたっぷりの旨味を吸い込み、
もつはもつで柔らかくてとろける様で…
全体に旨味、甘味の構成があり、アクセントで長葱…
これだけでも十分なところに、
「生七味」なるものは、唐辛子的な辛味と山椒の風味なども加わっていて、
芳しくもつんざく辛さがあって、
味わいがより一層膨らむ印象でした。

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続きまして、
僕は、滋賀・浅茅生・純米無濾過生原酒“酒造り三百三拾年・しぼりたてうわずみ”、
YOKOさんは、福島・会津中将・生純米原酒“無濾過初しぼり”を!

僕もとってもお世話になっている酒屋さん「革命君」さんにて、
ちょうど紹介されていて気になっていた「浅茅生」、
お酒らしい入りに、ゆっくり味蕾を刺激して広がって来る香味。
滋賀らしい香の密やかさが芯の旨さを彩ります。

「会津中将」は、バランスあり、盛り上がりあり。良い状態と感じました。

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「鰤の幽庵焼き」

信州の年末年始は鰤が食べたいですよね~。
年越し…お年取りの際にもお刺身を頂きましたが、
明けて新年は、幽庵焼きで。

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ここ最近気にっている「合鴨の治部煮」を。

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厚みのある合鴨肉は、
弾力ある柔らかさで肉汁もたっぷり感じ、たいへんに美味です。
生麩と一緒に、結構な量が入っています。

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残った汁に、うどんを落としてもらう…これもたまらなく旨い!
(実際は再び煮込んでもらっている様です)
煮付けにしてもそうなのだけれど、
厨十兵衛の大将が作る、こうしたツユ、
甘味を上手に仕立ててくれていて、大好物なんです!

お腹も心もしっかり温まった所で、四柱神社に初詣に。

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本年も、
どうぞよろしくお願い致します…と祈ります。

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松本駅前に戻って来て、
パブリックバー「摩幌美」へ。
多くのお馴染みさんで賑わっておいででした。
勿論、カエルのお店でお会いした
Y岡さんやS木君もカウンターに揃っておいででした。

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シングルモルトウイスキー、
「Glenfarclas」、蒸留年月1971年12月24日。
カスクストレングス品で、アルコール度数53.1度。
ボトリングは2000年1月20日とのこと。
28年くらいの熟成期間と、
ボトリングされてから16年ほど経過しているボトルをお願い致しました。

YOKOさんのお鼻の調子が完全ではなかったので、
僕は1杯だけ、新年の喜びに浸って1杯だけと選んだのですが、
想像を遥かに超える素晴らしい香で、
後日、再び摩幌美を訪れて、
ちゃんとした状態でYOKOさんにも飲んでもらっています。
感動を、しっかりと共有したいと思いました。
それくらい、痺れるくらいに美味しかった…
香と味わいは、掛け替えのないものだと思いました。







そんな毎年恒例の元日飲みに出掛ける事ができ、
本当に、本当に何よりでした。心から嬉しい松本飲みでありました。

けれど、
飲みの後半から油が切れた様に、僕自身の首が回らなくなりつつあり、
翌朝には、自力で頭が持ち上げられない状態に…寝違えたのか、
どこかで筋を違えてしまったのか。
そう言う意味でも、飲みに出る事が出来て本当に良かった。

この楽しみをもっと楽しく。
1年を過ごして行きたいと存じます。

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