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2016年4月3日 - 2016年4月9日

2016年4月 8日 (金)

朝日の中、大楠に会いに行く。(2016年2月18日・河津桜反射炉沼津港旅行その4)


もしかしたら、

河津桜よりも、再会することを楽しみにしていたかも知れない。

えー、昨今の私共の生活において、
とても日常的に「アイコン」と言う言葉、使いますよね。
パソコンの画面、スマートフォンの画面。
アイコンがいっぱい。

英語なんですから、
英語を学ばれている方にはもちろんご案内なのでしょうけれど、
自分自身で「アイコン」と言う言葉を意識して伺う様になったのは、
WWF…現WWE、アメリカのプロレスを見て、でしたね。

「アイコン」は辞書によりますと、
絵画や彫刻などの像、肖像の意味、また聖人の像、絵画を表すそうです。
スーパースターがしのぎを削るリングの上、
チャンピオンが「アイコン」と言う言葉を使っていました。
プロレス界の象徴として。
自分は「icon」と言う言葉、「symbol」と言うイメージで覚えました。
他にも「business」には「本気、真面目」と言う意味だったり、
「You are fired」は「お前はクビだ!」とか…まぁ、いろいろ。

「河津町」の象徴は「河津桜」でしょう。
そう思います。
けれど、街を歩いてみて、僕はこの1000年以上生きる大楠こそ、
この土地の主柱であり象徴、「icon」だと感じました。

霊的なもの、神懸り的なもの…そう言うものは分かりません。
分からないものの、神々しさを感じる古木、大樹。
現代の流行で例えますれば、「パワースポット」なんて言ったりするんでしょう。

明けて18日の朝、昨年も感動した大楠に再び会いに行って来ました。
そんな一席を申し上げることに致します。

気楽な所で一生懸命…と言う事です。
第4回、どうぞ最後までお付き合い下さいませ。



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天気には恵まれました。
寒さこそ感じるものの天候は晴れ。
歩いていれば体も温まるだろう…と言うもの。
基点はやはり、「河津花小町」前の桜から。

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朝の景色、豊泉橋からの景色は格別だと感じます。
清々しい空気と、桜並木の朝日に光る美しさ。
南側の景色。

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こちらは北側。

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橋を渡り、東側の遊歩道を歩きます。

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青空の気持ち良さと赤く咲く桜の色と。
それが光によって少し白く見え、また一段と栄える。

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木によって満開を迎えているもの、もう少しのもの…様々ですね。

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枝ぶりが良かった木の下で、低い地点からの撮影。

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時間や太陽の加減で、光が強過ぎて、
なかなか調光に苦労しました。
これはどちらかと言うと全体に白が勝ってしまった写真。
贅沢な悩み、苦労なのかも知れません。
現実に目にして来た輝きこそ、最高に美しいものでしたから。

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昨年の夜は、この辺りも出店でよく賑わっていました。
昨晩と変わらない静けさ。
けれどお店としては用意しているみたいですから、
週末のイベントと共に…と言った所でしょうか。

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犬のお散歩。
この景色を毎日歩く事が出来るって、とても素敵な事ですね。
柴犬がこちらに歩いて来て、
僕もYOKOさんも視線は桜から犬のほうに。

…僕もYOKOさんも好みの犬種は柴犬ですね。
僕はムサシさんと言う愛犬がいたからですし、
YOKOさんはよく「コッペパンみたいだ」と喜んでいます。

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今も、僕のケータイの待ち受けになっている、
河津桜と菜の花の共演スポット。
昨年から1年、そのままケータイの画面上に“居続け”しました。
季節に見合う菜の花の開花と、
少し早い河津桜の共演こそ河津町の春の名物だと思ったものです。

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来宮橋の先、商店の間を通って、
「かわづカーネーション見本園」方面へ。

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道を真っ直ぐ行きますと鳥居が見えて参ります。

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ひとつ目の鳥居。

「杉桙別命神社」(すぎほこわけのみことじんじゃ)、
別名「河津来宮神社」の本殿へ。

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もうひとつ、鳥居があります。

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本殿にお参りをしてから、左手奥へ。

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昨年と変わらないその神々しい佇まい。
この大楠に再会するために、
今日の朝の散歩を楽しみにしていたくらいです。

杉桙別命神社の大楠、
昭和11年には国の天然記念物として指定されているご神木です。
調べてみると、
明治時代中期までは、
河津郷七抱七楠と呼ばれ7本…これは七滝になぞらえたのか、
存在していたようですが、
今はこの1本だけが残る、残っていてくれている様ですね。
ひとつ目の鳥居、ふたつ目の鳥居の間、参道入口と、
本殿の右側にも大きな楠がありますね。
どちらも随分と立派なもので、昨年初めて訪れた際には、
「噂の大楠はこれではないか?」と迷いながら前進したものです。

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何枚か写真を撮りました。
バンザイをしたその間に大楠を入れる…と言う画角に挑戦しましたが、
シャッターを押す自分自身の立ち位置が上手に決まらず、
結局は、このシンプルな形に。
“河津町、大楠を臨む”…と題名を付けたくなるような…
本当に素敵な大樹だと感じています。

その帰り道、前回は地理にも疎かったですし、
雨が降り始めていて焦った事もあり、
来た道を戻る様に宿までのルートを辿りましたが、
今回は時間に余裕があったので、
別の道…ふたつ目の鳥居の前を右に進み、
神社の裏手を回って河津川へ出るルートを散策しました。

すると、柵があって近付けない大楠のすぐ裏手、
数メートル…もちろん塀が遮りますが、
息吹が届きそうなほど近付く事が出来るポイントがあり、
武者震いをする程に、その力強さを体に感じたりもしました。
本当に素晴らしいです。

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宿に戻るまでもう少し。
再び豊泉橋の上から。
何度眺めても、桜の郷の景色は美しい。

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豊泉の足湯処付近も河川敷へ下りる事が出来るので、
西側でも遊歩道下からの河津桜の景色を撮影しました。

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坂を登り切った所の桜。

この辺りで、ちょうど良い時間に。


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歩き続けていましたから、朝ご飯はより一層美味しく感じました。

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お宿側の粋な計らいとでも申しましょうか。
昨年は普通に普通のお味噌汁だったのですけれど、
昨晩の彼と思しき触覚がはみ出していました。
そう、そうなんです。
残った部分が勿体無いな…とは思っていたのです。

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伊勢海老、再び。
昨日の彼に、またお会いしました。
その髄まで、全て命を美味しく堪能致しました。
ご馳走様でした。


さて、
朝ご飯また朝風呂も済ませ、出掛ける運びとなります。

2月18日はもちろん信州信濃、家路を目指しますが、
その途中で、伊豆の国市は韮山、世界文化遺産にも登録された反射炉、
お昼ご飯には、海の恵みを頂こうじゃないかと、
沼津港へ遊びに行く計画を立てておりました。
いざ、桜の郷を離れ、次の旅路へ。

このお話は次回とさせて頂きたく存じます。
ちょうどお時間となってございまして…。

ご高覧、誠にありがとうございました。

ありがとうございました。

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2016年4月 6日 (水)

コーヒー屋でビール屋だから出来ること。(2016年4月3日・Hop Frog Cafe)


コーヒー屋さんだと、コーヒーが眼目である。

然り。

クラフトビール屋さんなら、クラフトビールが眼目である。

然り。

コーヒーと一緒に供するお菓子はコーヒーのついで、だったろうか。

お菓子と一緒に供するコーヒー、紅茶は、お菓子のついで、だったろうか。

それは、口直し的な合わせ方ではなかっただろうか。

直す必要もないのに、
どちらかを主題にして楽しんで居たように、自分を振り返って思う。
主と副の関係に近しいものと考えてみたりもする。

今日は日本酒と、日本文化の粋である“酒の肴”の関係の様に、
食べ物による味わいの変化楽しみながら研究した。
比べて、より主と主の関係性。

今回はカエルのお店で、コーヒーのお話であります。


緑町「廣東」のあと、駅前通りの「Hop Frog Cafe」へ。

そもそも他に用事があって、車で移動している身。
お酒を…クラフトビールを飲むことは出来ない。
もし、休日気分満点で、昼から飲んじゃおうかなー…って状況だったら、
「廣東」で既に飲んでいるはずだ。

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もうすぐ記事化される予定だけれど、前回は3月5日。
久し振りに立ち寄る感覚で、僕らは居ました。
こう言う機会でないと、
先にクラフトビールを選んでしまって、
あんまりコーヒーを頼む機会がないから、
今日こそはコーヒーを主として楽しめたなら良いんじゃないか…
…そう思って、やって来ていました。

実際、クラフトビールを飲むことが出来たら、
もっと素敵じゃないかと、
そう話していたことは事実だけれど、
でも、今は、4月3日は、コーヒーで良かったと心から思っています。
それ故に出会えた感動がありました。

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スタウト?ポーター?
クラフトビールでしかない見た目。
グラスもいつものクラフトビールのグラス。

当日の12時52分にFacebookにアナウンスがあった新メニュウ。
本当にタイミング良く、付近に居たなぁ…と思います。

「 コールドブリュー(水出し)コーヒー窒素出し 」

…との紹介がありました。
水出しコーヒーを造る…これはコーヒー屋さんの技術。
窒素ガスの圧力でサービングする…これはビール屋さんの技術。
紹介には「本邦初」とあります。
実際に、双方の技術ときっと閃きや好奇心が伴わないと実現しない1杯だと考えられます。

コーヒー豆、
“今回はブラジルのヘクレイオ農園のナチュラル”とあります。
驚きます。
この個性的なコーヒーの頂き方は、“今回は”と冠される通り、
いや、それ以上に、
産地ごとに豆ごとに焙煎ごとに、きっと全く別の顔になるだろう美味しさがあると言う、
素晴らしい可能性を、
コーヒー好きを虜にする可能性を持ち合わせているのだと思いました。

コーヒーを1杯飲む時間って、だいたいどれくらいなのでしょうか。
エスプレッソならば、一瞬…“超特急”として、
1カップにどれくらいの時間が掛けられるものでしょう。
僕らは何も時間を気にせずに、
思い思いにペアリングセットと共に、自然と30分くらい掛けて楽しみました。
その間は、香と味の良さに、文字通り酔う様に楽しむ。
その楽しみ方は、ウイスキーのテイスティングに近い感覚でした。

ファーストインプレッションとして、
僕は「コーヒー専門店のコーヒーゼリーだ」と思いました。
温かい飲み口ではないのに、とても高い香が鼻に届き、
味わいにも甘味がある…それは砂糖を用いた甘味に似ているけれど、
少しだけオイリーさもある焙煎されたコーヒー特有の、
カラメルとビターテイストの良い所を掛け合わせた様な甘味…
冷たい飲み物は、実は甘味が届き難いものです。
けれど、しっかり豆のキャラクターを持った味わいに感嘆させられます。

YOKOさんは「クラフトビールみたい。スタウトみたい」と言います。
あまりYOKOさんとして好みではないスタイルの黒色ビール。
けれど、このコーヒーは美味しいと感じている…とのこと。

物凄く濃くコーヒーを感じます。
官能的ですらあります。それは苦味が強いと言う意味ではありません。
コーヒーの、豆の個性が素晴らしく力強く感じられる…
そんな風な意味だとお伝えしたいです。

ただただ味が、苦味が、香が「濃い」のではなくて、
窒素ガスの効果もあるのか…
炭酸ガスの様な刺激はないけれど、ボディントンパブエールの様な、
全体に滑らかな食感、それはコーヒーをホイップしたような、
硬いと感じた日本酒瓶を振って、
空気を混ぜる事で、硬さをほぐす様な…
濃さと相反する「軽さ」も再現されている様に感じました。

うーん、分かり難いかもしれないけれど、
エアーイン系のお菓子ってあるじゃありませんか。
古くは森永の「ぬ~ぼ~」だったり、
明治「ポルテ」や「ガルボ」…そう言った口解けの早いチョコレート菓子。
普段のチョコレート菓子とは香のベースは同じなのだけれど、
チョコはチョコだけれど、
空気の力、焼く力によって全く異なった質感に仕上がっている…
それにどこか似ている構成だと思うんです。

ああ!
造った訳でもない、僕が言うのもおかしいのだけれど、
本当に飲んでみて欲しいと言うか、
飲んでみると、その濃さと相反する軽さに驚くし、
チビリチビリ、高アルコールのビールやウイスキーの様に飲むけれど、
全く物足りなさもない、稀有な飲み物だと思いました。
小難しく書いてしまって、
せっかくの良さが伝わらない気がする。
小難しく色々書きたくなるくらい、
様々な発見がある、
好奇心が雲丹のプールに入って刺さりまくるくらいの刺激があります。

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実現させた装置は、これ。
(…とおそらくは、HFCのマスターさんたちの好奇心とチャレンジシップ)
1月から2月、海外研修で手に入れた、
本来はスタウトを、よりクリーミーにサービングするタップ。

感動はこれだけに収まりませんでした。
本当に、今日が飲みの日でなかったと…
最初は「飲みたかったな」と思っていた気持ちを、
全く気にならないものにさせたのは、こちら。

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「ペアリングセット(コーヒー向き)」

ビール向きのペアリングセットは、
少し前に登場していて、僕らも試したことがありますね。
それについては、3月5日の記事化の際に、詳しく書きます。
信州安曇野 hapi農園の蜂蜜とか、もう凄かったんだから。

右上のペルー産のドライマンゴーは、すごく香高いもの。
…城端麦酒のトロピカルピンクみたいな芳しさ。
朝日村のシュトラッセで飲む浅煎りのハイチなどに似たイメージ。
コーヒーとの相性は双方直立同士…と感じました。
好みとしては温かいコーヒーの方が合うのかも。

その下、
スペイン・アンダルシア産のドライ・ピーチは、
もうちょっとしっとり。
桃様の香はむしろマンゴーの方が多く感じられて、
わずかな酸味がコーヒーの甘味と合うかも。

カリフォルニア産のイチジクやレーズンは、
香と甘味がコーヒーのそれとは異なった角度にあり、
味わいとして変化を感じて面白いです。

アーモンドはたまらなく好みでした。
アーモンドの香ばしさの余韻とコーヒーの焙煎香が、
素晴らしいコンビネーション、完璧なレゾナンスを感じます。
厳密に種類は違うけれど豆同士だからなのか、
アーモンドにあるちょっとした塩気もコーヒーの旨味を引き出してくれるみたい。

「山のジャム屋」の洋梨ジャムは、クラッカーの上に。
クラッカーも種系の風味があるもので、
また洋ナシのジャムは果実感と華やかな香が強く、
乾き物の中ではとても艶やかで、
やはり焙煎されたコーヒーの香とは異質…だけれど、共通項はある様な。
合うところ、反り返る所を探しながら飲むことが出来ました。

ギモーブも果実の香がちゃんと届いて上品で美味しい。
昔々、流行った際に食べたものはあんまり美味しくなくて、
「もう食べなくても良いかな」と思っていたもの。
ちゃんと美味しいギモーブを食べる事が出来て嬉しい。

食べ方、楽しみ方は、
日本酒の、ウイスキーの…そうビールの食べ方と全く一緒。
際立ったコーヒーの個性をより探究心を持って楽しむ事が出来ました。
どちらも主題。
どちらも同じテーブルの上に置かないと食べ比べ飲み比べできない…
その場の楽しさったら無かったですね。
すごく素敵な時間の使い方を果たしました。

ちなみに。
YOKOさんに聞かれて、上手に答えられなかったので、
「マシュマロ」と「ギモーブ」の違いを調べたので、
メモとして書き残しておきます。

言葉としては、
英語「marshmallow」で、
フランス語「Guimauve」であり、
どちらもアオイ科ウスベニタチアオイの外来語。同じものです。
古くあった原料名がお菓子名になっているとのこと。
今ではこの原料は使われていません。

いろんな解釈があるそうだけれど、
マシュマロはメレンゲとゼラチン、香料を合わせて固めたもの。
ギモーブは果実のピューレにゼラチンを加えて泡立て固めたもの…とのこと。
ギモーブにもメレンゲを使う場合があるんだそうです。

マシュマロの方がふにふに、もちもち柔らかな感じで、
ギモーブの方がぷにぷにで、芯がある感じで、どこかジュワッとした様な…
…例え辛いですけど。

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コーヒーの飲み終わり、まさにビールそのもの。
でも、たぶん…
…ビールよりも、ゆったり飲んだかな。そんな気がします。

「こんなノンアルコールドリンクがあるんだな」

…と思いました。説得力のある1杯でした。

ほら、世に言う「ノンアルコールドリンク」の位置付けって、
あくまで「アルコール飲料の代わり」と言う見識じゃありませんか。
説得力はなくて、清涼感こそ眼目と呼ばれる様なイメージ。

こんな…お酒と同じか、それ以上の醍醐味を味わえる飲み物があるなんて!
穂高の「きないね」や波田の「アプリュス(A+)」で、
高級な紅茶を…ウイスキーのシングルカスク的な意味合いで飲んだ事があり、
これにもたまらない個性を感じていました。
探せばあるとは言うものの、
探し出す事はなかなか難しく、だからこそ出会い、巡り合い。

コーヒー屋さんであり、
クラフトビール屋さんであるからこその美味しさとの出会い。
心から楽しみました。


それはそれでも、

今度はビールを飲みに行こうね、YOKOさん!

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2016年4月 4日 (月)

てるてる坊主型のワンタンにときめく。(2016年4月3日・廣東)


ほんのわずかな時間に、事は起きる。

チュルンと言う吸い込む音、

ズルルッと言うスープを引き連れて来る音がして、

ジュワッと言う中身、餡の旨さに、ときめく。

本場中国では、餃子はご飯であって、
ご飯と餃子ではなく、餃子を主食として食べるなんて伺います。

そう、
すべてワンタンだけで良い、
このワンタンなら腹いっぱいそれだけでも良い…ってくらい。
でも、麺もあるから、それも美味しいし………どちらにせよ、たまらくて。

4月の大好物メニュウを食べに行きます。


何かと3月最終週は忙しく、
“何かと”と、のたまうその中身を、事細かに説明してみたいと言う…
…そんな感情もムラッと湧いたりなんかもしますけれど、
何の生産性もないですし、本当“何かと”あって、
ようやく漕ぎ着けた日曜日でした。
普段、金曜日、土曜日と温泉に行ったりする事が多いけれど、
今週ばかりは日曜日にようやく行く事が出来た…と言うくらい。

扉温泉・桧の湯にて、
すっかり心も体も癒されてお昼ご飯に向かったのは、
松本市は緑町、お馴染みのお店の4月、春先にお馴染みであろう、
あのメニュウを食べたくて。

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上土の駐車場に車を停めて歩きます。
…ここ、この場所、実は猫スポットでもあります。
この日も、帰り道でしたけれど、
猫さんを発見しました。
停められた車の奥から、こちらを覗き込んでいましたね。

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緑町「廣東」さんへ。
昨年も4月のオススメメニュウでした、
「ワンタン」を食べにやって来た次第…
YOKOさんは大のワンタン好きです。
メニュウにあれば、辛いメニュウかワンタンかってくらい。

調べてみると、昨年は4月4日に来ている様です。
4月になって、居ても立っても居られずに…と言ったかたち。
今回もまた、ウキウキとした足取り。

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僕はメニュウブックを開ける事無く選んでいました。
先達て「桧の湯」の湯船で考えていました。
昨年は、「ワンタンにライス」だったと。それも良い。
それも良いけれど、今日はよりご飯を美味しく食べる構成にしよう…
…などとこう、シミュレーションをね、ええ。

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「ねぎワン麺」

ワンタン、ワンタン麺、
ねぎワンタン麺と3種のバリエーションの中から、
炒めた辛味を添える「ねぎワン麺」を選びました。

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共に、ご飯も。
普段はYOKOさんが辛いもの担当だけれど、
とにかく今日は「ワンタン麺を食べるんだ!」と思っていた様で、
辛いメニュウまで目が行かなかった…とは、
その後のYOKOさん談。

Img_1325
「ワン麺」

そんな訳で、こちらがYOKOさんの「ワン麺」になります。
「廣東」の優しい味わいのラーメンに、
てるてる坊主型と呼ばれるワンタンが入っています。

ワンタンにはいろんな形状があるとは思う…
自由なものだと思いますけれど、
オーソドックスなものは、三角形型ですよね。
先日、家で味噌ワンタンスープをこしらえた際に、
無意識に三角形に包んでいました。
まるで生八つ橋みたいに、真ん中にちょこんと餡を入れて。
これはどちらかと言うと、
ピロピロの生地を楽しむ事がメインかなぁ…と思っています。
それはそれで好きですけれど、
「廣東」のワンタンは大きめの餡があり、
皮はねじりを加えて包んであるので、
餡としての食感が確かに味わえ、プルンとした舌触り、
そして、噛んで弾けて、肉汁ともスープとも…
双方入り混じった旨味が口いっぱいに広がる形で、たまらないんです。
すごく好み。
バトミントンのシャトルで言うなら羽の部分も…
つまりはてるてる坊主の服の部分も、それはそれでスープをたっぷり貯えて来るので、

「汁物バンザイ!ワンタンバンザイ!」

…と言った美味しさのマーチが鳴り響きます。

「ワン麺」と「ねぎワン麺」の差は、
見ての通りに辛味ねぎにありますが、
どちらも良いです。
本当にどちらを気分で選んでも、きっと満足できる。
期間内にもう1度は必ずや食べに行きたいですね。
僕もYOKOさんも大好物です。

Img_1327
松本城周辺で、いちばん早く咲く桜は、
辰巳の御庭のコヒガンザクラですよね。
子供の頃から眺めていること、知っていることであります。
今年もお城の開花に先立って咲き誇り、
Twitterでも、喜びの声、よく目に致しました。

Img_1328
…花粉にはまだまだ苦しめられているけれど、

信州に春が訪れたんだなぁ…と感じます。

Img_1329
四柱神社にこれからのこと、日々の無事のお祈り…お参りと、
また先週に祈ったこと、無事に叶ったので御礼を伝えに来ました。

この後、僕らは春の陽気の心地好さ、
胃袋から伝わる幸福感に従って、
用事の前に、もう1軒行ってみようと言う事になりました。
ちょうど折りしも、Facebookにて、
新導入のコーヒーもあったりなんかして、いざ、いざ…と言うかたち。
次回に続きます!


料理ってそれぞれの解釈があると思うんです。
例えば、鰻の仕上げ方だって、
関東と関西で、焼き蒸しに差がありますよね。

それが大手企業になればなるほど、
最大公約数的な味わいを求められてしまうんだと思います。

こうして、「廣東」に食べに行く…
それは「ここにしかない美味しさ」を求めて行くということ。
それはつまり、
「廣東で味わえる美味しさは、廣東でしか満たされない」
…と言う事に他なりません。

他のお気に入りのお店…
厨十兵衛だって、摩幌美だって、そう言うこと…
お店って、そう言う「文化」なんだと思うんです。
「文化」そのものがお店そのもの。

松本には良いお店がいっぱいあって、
なかなか足を運び切れないけれど、
そうした個性的なお店が多い街だと思っています。
行き切れないと言うのは、楽しみ尽くせないくらいいっぱいあるって事で。

そんな良い心持ちにて、僕らは次のお店へと歩いて行くのでした。

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