« 2016年2月28日 - 2016年3月5日 | トップページ | 2016年3月13日 - 2016年3月19日 »

2016年3月6日 - 2016年3月12日

2016年3月11日 (金)

過日在りし日の鴨つけ、今年も出会う鴨つけ。(2016年10月9日・麺づくり蒼空)


毎年のお楽しみ。

ストックされた写真フォルダの中から。


「麺づくり蒼空」の名物に、
期間限定の「鴨つけ」の名が挙がるもの…と存じます。
毎年恒例。
ラーメンを食べに行く仕事帰りの金曜日、
なかなか南信には足を運び難く、
それでも「蒼空」には1年に1度は少なくとも通っていました。
その理由が「鴨つけ」であり、
最近になって、レギュラーメニュウを食べ、
仕事帰りに「大芝高原温泉・大芝の湯」の営業時間に間に合う事が分かり、
何度か通ってはいるのだけれど、
それまでは、やっぱり「鴨つけ」だけはどうしても食べたくて、
食べに行く…そんな感じでしたね。
このビジュアルだけは、逆らえない。

秋から冬に掛けて、2015年の年末までの限定メニュウでした。
今、2016年においては、また次回までのお楽しみと言うところ。
(その代わり、別の限定メニュウがちゃんとある訳ですけれども)
あしからず…と言うことです。

こうして2日に1回ペースで、ブログを更新をする様になり、
是非共、掲載しておきたい美味なるものにて、更新です。


Dscn9721


南箕輪村「麺づくり蒼空」にやって来ました。
会社より戻り、時間が惜しいので、高速道路を使って伊那I.C.まで。
伊那I.C.から「蒼空」は、ごく近い距離にあります。
同時に、本日の最終目的地である
「大芝高原温泉・大芝の湯」からも車で5分以内の立地。
絶好である訳です。

Dscn9714


「鴨つけ+鴨増し(3枚)+麺大盛り」

フランス産真鴨のタタキ。この旨さ。
肉の弾力と甘味、噛めば噛むほどにジワッと風味がにじみ出て来て、
何枚でも食べる事が出来てしまう…鴨増し倍、更に倍!…なんてやってみたくなってしまうほど、
そうお酒の肴にもきっと良いでしょう。魅力溢れる味わい。

Dscn9716


麺は蕎麦粉を練り込んでいる事もあるし、全体に蕎麦っぽさもあるけれど、
このスープはしっかりラーメン仕様であって、
お蕎麦とは一線を駕す風合になっています。
極細麺ですが、しっかりとした歯触りがあり、
角が立っていて、喉越しも抜群の良さ。
咀嚼している最中の口の中の香の上りが、何とも言えずに良い塩梅です。
スープの風味も立ち、麺の味も感じられて。

鴨はしっかり食べる印象の食感、
麺は喉で食べるような流れる印象の食感。
それぞれの楽しみを存分に味わう事が出来るメニュウですね。

Dscn9713


壁を見ると、
102円にて「ねぎ盛」なるメニュウがあることを知ります。
どんなものか分からなかったけれど、
風邪の多い時期でもあったし、何だか美味しそうなイメージ。
お願いしてみることにしました。

Dscn9717


想像以上のねぎだく加減。
瑞々しさがある小ねぎは辛さも立っていて、
切ってからの時間があまり経過していない印象を受けました。
その都度、お切りになっていたのでしょうか。
タレが上から掛けられていて、
そのままをモシャモシャ食べたり、
またスープ割りした「鴨つけ」スープに投入したり。
これ、1年中やって欲しいなぁ、毎回頼んじゃうなぁ…なんて思ってしまいました。
けれど、その次に行った時には既になかったので、
「王様中華そばは葱の美味しい季節だけ」と謳う「蒼空」の事ですから、
美味しい時期ならではの食べ方を提供して下さったんだなぁ…と言う印象です。

Dscn9719


YOKOさんは「台湾らぁめん+焼のり(4枚)+温キャベツ」で。

とても上品で美味しい台湾ラーメン…と言う印象です。
唐辛子系の辛さが引き立っていて、麺はするりと入って来るもの。

Dscn9720

「餃子」もお願いしました。


「大芝高原温泉・大芝の湯」、広い設備もあり、混みあう印象があります。
平日とは言え金曜日の夜、
初めて伺う時間帯に、混む不安もありましたが、
やはり客層に観光客さんと思しき方はおらず、全体に静かな印象がありました。
人は多いけれど、回転が良い印象。
僕らは閉店時間近くまでいたためかも知れませんが、
段々と空いて行く様なカタチで、比較的快適に使うことが出来ました。

定時に会社を脱出する必要がありますけれど、
「蒼空からの大芝の湯」、とても魅力的なルートだと思っています。

また実現させたい心持ちを確かにする、今日のお話。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年3月 9日 (水)

想像の壁を貫いた、ねぎ豚きゅうりつけ麺の存在感(2016年2月14日・みさき食堂)


お店の顔、軒先には、

レモンラーメン
かみなりラーメン
ねぎ豚キューリつけ麺

それと今は新作の「煮ぼタン」の名が手書きの看板にある。

かみなり、レモンと食べて来て、
先達て、ご飯と共に「ねぎ豚」は食べたところ。

主要な「ねぎ豚」を食べていたら、
おおよそ「ねぎ豚きゅうりつけ麺」については、
予想が付くじゃないですか。美味しさの期待値ですらも。

YOKOさんにして、「あれは、すごい」と言わしめた、
想像の壁を貫く辰野町小野「みさき食堂」の名物のひとつ。


バドミントン後の食事に、
相変わらず、みさき食堂を目指す場合には、
たつの荒神山温泉・たつのパークホテルへ行きます。
この日は町内の集まりがあったらしく、
ほぼ満載の靴箱に驚きましたが、
やはり温泉だけでなく、
食事やお酒などもお楽しみである様子、
皆さん、あっと言う間に上がられてしまいました。
みさき食堂は13時30分がラストオーダーなので、
間に合う様に時間を合わせて、出掛けて行きます。

Dscn1185

「煮ぼタンラーメン」の店内告知。

「煮ぼし&鶏パイタンの濃厚スープが特長(当社比)」とあります。

事ある毎にこれを見て、食べてみたいと思っていました。
けれど、
出来れば、週に1回のラーメンに抑えておきたい事情があり…
2回目のラーメンになってしまうので、控えていたのですが、
YOKOさんが、もうひとつの狙い目メニュウを注文するとの事で、
“ならいっそ”
ふたりで、これまで食べていなかったメニュウを行ってみよう!
そう思い、注文しました。

Dscn1186


注文したあとの待ち時間は、
ランチタイムのサービスにサラダを。
これ、毎度毎度ですが嬉しいんですよね。
ホールコーンが乗っているのもポイント高いです。

Dscn1190

「煮ぼタンラーメン」

サラッとしている訳でもなく、
トロッとしている訳でもなく、
その中間くらいの粘度のスープで、
鶏白湯の名に偽りない鶏味の凝縮されたスープ。
そして、かなりの煮干しを溶かし込んであるようで、
鶏の香によく混ざって、煮干し香もしっかり強く、
満足が行くレベルで、
最近のラーメンと言う印象があります。
食堂系のラーメンと言うよりも、専門店のスープっぽい。
けれど、とても特長的なところに、
すりおろし生にんにく級の刺激的なにんにく味を感じて、
その旨味が“みさきの味”だなんて言って良いくらい、
きっと本来は穏やかなスープなのだけれど、
強烈で素敵なパンチ力を与えてくれていると思いました。
玉葱やきくらげの味もよくマッチしていて、
とても気に入りました。

Dscn1194

麺は、比べてみるとつけ麺のものとも同じ様に見えますね。
どちらかと言うと淡白な味の麺だと思いますが、
スープには、とても良く合っていると思いました。
ご飯にも相性が良い仕上がりは食堂のメニュウである事を感じさせてくれます。
スープをまとった麺も、ご飯に良い。
これ、とっても大切だと思うのです。

Dscn1193

ただ、色々試してみたくて、この日の僕は半カレーをお願いしていました。
一見、量が少なく思えてしまったのだけれど、
結構、お腹にたまり、説得力がありましたね。
美味しく頂きました。

…カレーがあるなら、カレーラーメンも食べたいな…と、
ついつい思ってしまいます。

冒頭にも書きましたが、
メニュウにも「みさき食堂名物」とハッキリ記載がある「ねぎ豚」と言う存在。

「レモンラーメンとみさき名物ねぎ豚丼!(2016年1月24日・みさき食堂)」
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/2016124-97ae.html )

上記リンク先のブログ記事、
ここで初めて「ねぎ豚丼」として、「ねぎ豚」と「ご飯」の組み合わせで食べています。
「3大ねぎ豚料理」があり、
ねぎ豚丼、ねぎ豚ラーメン、ねぎ豚つけめんの3種。
このつけ麺版に更にきゅうりを足したものが、今回のお題。
食べてみて思うのは、きゅうりの尊さですね。
こってり焼けた油が絡みつくねぎ豚にきゅうりの爽やかさは、非常に美味しい。

Dscn1187


「ねぎ豚きゅうりつけ麺」

麺の上にきゅうり。スープの中にねぎ豚…と言うビジュアル。
自分は、てっきり麺の上にねぎ豚も乗って来ると思っていました。
大量のきゅうりを麺の中にまぶして頂きます。
お皿の上を見たYOKOさんは、
「こんなにいっぱい食べられるかなぁ」と思ったそうですが、
きゅうりによって膨らんだ、大容量的見た目であって、
普通のつけ麺と量としては大きく変わらないと感じたそうです。

Dscn1189


肝心のスープ。
僕もひと口頂きましたが、これが非常に美味しかった!

ラーメンには「油」を使いますよね。
鶏油、ネギ油…香味油を用いる事で、
風味付けはもちろんのこと、
スープの上に油層を引き、熱を逃がさない効果、
麺を引き上げる際には油層を通るのですから、
追いかけて香と旨味を与えてくれると思っています。

一般的に、そのオイルは既に仕上げてあるものを、
器の中に入れ、用いるのですが、
ひとえに「ねぎ豚」の効果で、
焼いて香ばしく焦がしたばかりの出来立てのねぎ油が、
この「ねぎ豚きゅうりつけ麺」には用いられているとお考え頂きたい。

つまり、凄まじい香ばしさが溢れ出るスープ!

時間が経ってしまうと、この香ばしさは薄れてしまうでしょう。
けれど、その都度焼いて仕上げる手間を惜しまない事で、
他にはないつけ麺のスープになっていると感じました。
出来立ての油を使うなんて事は、
きっとラーメン屋さんとしてあり得ないくらい過酷な手間だと思うのですが、
名物と言う形で昇華している食堂ならでは。

醤油ベースと思われるスープに、
ネギの甘み、ネギの辛味、コショウの匂い、刺激、
焼いた油の匂い、まろやかさが加わり、
少し油層も深く、油っぽいのだけれども、
つけ麺に仕込んであるキュウリが上手にバランスを取ります。
目の前のYOKOさんの嬉しそうな顔は、今でも覚えていますね。
ひと口もらった僕自身も、新感覚の美味しさと感じました。

“みさき名物”…ですから、辰野町小野の皆さんはお馴染みの味…なんですよね。
僕らにとっては新感覚であっても。
良いなぁ。

…鶏皮から鶏油を取る際に、電子レンジと言う手法も聞いた事がある様な。
そうするとフレッシュ鶏油のラーメンは出来るかも知れませんね。
けれど、中華の技法で言う焼いた鍋、高火力で熱せられた油の味は、
あまり家庭では再現できないですよね。

僕自身は煮ぼタン+カレーを食べていたのだけれど、
これだけ感動して「ねぎ豚きゅうりつけ麺」について書くことが出来るのですから、
自分を主として注文した時の感動はいかばかりか。
試さなくちゃ…ですね。

また行ってみたいと思います!

…そんな話をYOKOさんに伝えると、
「私も頼む!」とのことで、
ブログの内容が「ねぎ豚きゅりつけ麺」しかない日も、
しばらくしたら訪れそうです。
普段、異なるメニュウを頼む様にしていても、食べたさには抗えない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年3月 7日 (月)

目は口ほどにものを言った風林火山での出来事(2016年2月13日・風林火山)


見ていたけど、

見ていたけれど、

逆に、

こちらを見ていてくれる…と言う事だと思う訳で。

お馴染みの中村さんやモモさんにもお会いする事ができ、
いつでも信州酒祭りの「大衆居酒屋・風林火山」へ行って来ました。


この日、この夜は久し振りに松本駅前の「風林火山」に行く事にしました。
駅のお城口を出て、横断歩道を渡って、すぐですよね。

Dscn1131


店頭に立って、いつもの写真を撮ろうとしていると、
振り返らないはずのYOKOさんが振り返り、「あっ、まだ撮ってないよ」と制すると、
一旦は前を向くのだけれど、また振り返る…
どうしたんだろうと思って聞くと、
店内のモモさんが僕らに気付いて、手を振っていてくれたみたいで。
有り難いです。そうして迎えて入れてくれるのは。

Dscn1133

先ず一杯、
僕は、信州池田町・大雪渓・特別純米無濾過生原酒直汲み、
“信州安曇野産ひとごこち・生産者宮澤ファーム”を選びました。

YOKOさんは、ちょうど時節重なっての売り出し中、
信州伊那・信濃錦・純米吟醸生原酒“立春朝搾り”をお願いしました。

「大雪渓」はカラリとした雰囲気にラムネ様の酸味と甘い香!…とは当日のTweetより。
ここ数年、「大雪渓の直汲み」はラムネ様の直汲みらしさが感じられて、
爽やかな飲み口を求める際には、とても良い様に感じます。香も高めですし。
単一の生産者さんのお米を用いたもので、
ワインで言うテロノワールの考え方を感じますね。
ワイン以上に酵母だったり麹の仕上がりだったり、温度変化だったり…
味わいが変わる要素が多いと言っても、
きっとお米を作る中で、それぞれの農家さんの思いや理念は異なるはず。
大信州酒造や笹井酒造のお酒にも、こうしたファーム名表記のボトルがありますが、
それぞれのファームで飲み比べたりなど、
飲み手としても興味や美味しさが広がる様に感じています。
胴貼りのラベルが、肩貼りの様に斜めになり、
大きく「直汲み」と書かれた「大雪渓」ボトルと比べると、
Tweetの通りに、少しドライな雰囲気に寄っている様にも感じました。
それは、僕にとっては好ましい方向性でした♪

「信濃錦」、しっかりお酒そのものが立っている印象でした。
よく謳われる“キリリと冷やして”なんて言葉が似合う感じ。
旨味の強いお酒だからこそ、そうして冷温帯でも強さを保って飲ませてくれる…
…温度が少し上がって来ると、肴と合わせるとより太く。
縁起物のお酒ですが、きちんとした造りを感じました。

Dscn1136


真だらの白子ポン酢

カロリーやら何やらを考えるとあんまり食べたくないものだけれど、
食べたさに抗えず。
ちょうど目の前、カウンター越しに他のお客様に出て行く白子たちを見て、
あまりの状態の良さに、そう抗えずに。

Dscn1137


ヤマセン(山芋の千切り)

YOKOさん定番の山芋の千切り。
すぐに出て来るし、サッパリして前菜に良いし、
そのまま置いておいても箸休めにも良いし。
良い肴ですよね。敬愛して呼ぶ略称「ヤマセン」ってところ。

Dscn1138


松本大油揚げみそ焼き

かなり大判の油揚げを香ばしく焼いて、
信州らしい甘めの味噌を塗りたくった品。
こう言うお品、信州人のDNAが流れている身としては、大好物です。
お値段も抑えられますし、程好くお腹にたまりますし。
味噌が油揚げの上で熱せられて、香立つのなんて、本当たまらん。

Dscn1139

グイグイお酒が進んで、次杯。

僕は、信州洗馬・美寿々“緑香村”・特別純米無濾過生原酒を、
YOKOさんは、信州小布施・Sogga pere et fils, LE SAKE EROTIQUE, NUMERO SIX
(ソガ・ヌメロシス・エロティック)を。

「美寿々」の塩尻限定銘柄「緑香村」、年毎に味わいが異なる面白さですね。
にごり酒、純米吟醸無濾過生原酒も美味しかった事から、
他の今年の新酒、是非にも飲んでみたいと考えていました。
塩尻の「さかの酒店」に買いに行かないと手に入らないボトルですから、
こうして出会うことが出来て嬉しいところ。
どうでしょう、例年に比べると軽やかでスッキリ、クリーンなイメージで、
仕上げの段でキリッと締める感覚。
青地に白文字のラベル「みすず」ラベルにも、どこか近い印象を抱きました。

「ソガ」の6号酵母仕込みは、
ピリピリとした刺激と、やや渋味があり、その広がり。
最後にちょっとアクセントがあって、甘味のバックグラウンドに支えられている印象で、
食に対して、反応のあるお酒と感じました。

Dscn1144


マグロのねぎま鍋

これ、YOKOさんがすごく気に入っていました。
当日は2月の中頃、寒い日が続いていた頃ですから、
温かなお料理に手が伸び、箸が伸び、温まった安心感は格別でした。

落語好きの自分にとっては、まさに種子島入り、鉄砲入りの鍋ですけれど、
自分の体で試す勇気はなく、とても美味しく正しく頂きました。
落語「ねぎまの殿様」に登場するマグロの身は、もっと筋や血合いを言い、
こんなにも…現代版の様な美味しさはなかったそうですけれど、
庶民のご馳走には変わりなかったと思います。

「目黒のさんま」によく似たシチュエーションで、
お殿様が初めての「ねぎま」に挑戦すると言う話。
煮込まれて熱々になった長葱の胴元をグッと噛みしだいて、
芯のロケット砲がお殿様の口の中のお宝目掛けて飛び出す…と言うお話。
こんな攻撃的な食べ物を口にしたことがない温室育ちのお殿様は、
ビックリして「この鍋は、種子島(鉄砲)入りだな…」と言う噺です。

黒コショウを利かせてあって、マグロの身も締まりがあり、美味しかったですね。
僕も、とても気に入りました。


その頃、
厨房では奥の座敷の宴会用メニュウの仕込みが行われていました。
トンカツ用なのか、かなりぶ厚い豚肉に対して、切れ込みですよね…
包丁で、ダンダンと叩いている光景を拝見します。

…間違いなく美味しそうだ。

あの豚肉は美味しそうだ。

その頃は、宴会用のメニュウだと思っていなかったので、
その日のメニュウをザッと見て、
それらしきを見つけられずに、レギュラーメニュウを見て…
ラムテキは前に頼んだことがあるけれど、
そう、ラムだし肉が違うし…

そんないかがわしい動きをし始めた僕を、
YOKOさんが見て、一緒に考えてくれたり、メニュウを眺めたり。

「あれ、良いなぁ」と言う目をしていたんだと思います。
豚を仕込んでいたお兄さんが「ビクッ」として、こちらを見てくれた訳でして。

そうするとお刺身などを切っていたモモさんも、
そのアイコンタクトと言うか、
獲物を捕捉したかの様な視線を浴びせる僕らに気付いたと言うか…

「…食べる?」

…なんて有り難いお声掛けを頂戴しました。

伺うと、宴会用のメニュウではあるけれど、
お肉自体は数に余裕があるし、
出す事が出来る…とのこと。これはたいへんに嬉しいお話でした。

Dscn1146

そんな訳で鉄板の上の豚。
ありがたや、ありがたや。
こうして立てて外周に焼き目を付けているのですね。
その焼かれて行く様を見ながら飲む日本酒も、食欲的には乙なものでした。

Dscn1147


そんな訳で「トンテキ」を。
いやはや、本当に美味しかったです。ボリュームも素晴らしいものでした。
豚肉の美味しさが存分に出ていました。
匂いが良い、口の中で脂もウマイ…最高でした。
「風林火山」、ポパイソテーやラムテキ、にらもやし炒めなどの鉄板モノ、
熱さも手伝って、気に入っているんです。
メニュウにあれば、必ずや頼むべき!そんな美味しさでした。
どんな美辞麗句を並べても、食べなきゃ伝わらない…そんな気がします。
強いて言うならば「ミスター味っ子」の味皇さまみたいな心境になります。

Dscn1148


僕は、信州辰野・夜明け前・純米吟醸生一本“しずくどり”生酒、
YOKOさんは、
信州上田・喜久盛“鼎”・純米吟醸“番外”おりがらみをお願いしました。

「夜明け前」、
以前のしずく採りは、いつもの紺地のラベルはそのままで、
金色の肩貼りに「しずく採り」と書いてあるもの…
これと同じ仕様でしょうか。
ともすれば、ラベルが刷新され、より目を引く様になりました。
綺麗なラベルですよね。
広丘「ふじ蔵」にて、よく火入れの純米吟醸を飲みますが、
こちらの程好い熟成感に比べると、
フレッシュさと軽さを感じるボトルでした。

「鼎」、こちらはまろやかさを感じましたね~。
おりが絡んでいて香も高く、舌触り滑らか。

Dscn1153


トンテキでしっかりお腹いっぱいになっていたので、
軽いものを。
「エイヒレ」と…。

Dscn1154

「みょうがきゅうり」で。
仕上げののんびりした飲みの時間に最適な肴。


偶然の旨味も十分に堪能できた楽しい飲みでした。
後半には、中村さんもお見えになって、厨房に。

炬燵席には、
ひろっちさんもお仲間との呑みでお見えになって、
相変わらず、色んなご縁に出会えたことも、
日々の飲みの中としては嬉しかったこと。

あぁ、今宵は満足の夜。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年2月28日 - 2016年3月5日 | トップページ | 2016年3月13日 - 2016年3月19日 »