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2016年12月 8日 (木)

そばとらと言うセット(2016年11月6日・井出の家)

 
 
 
かの「みやま」が体に染み込んでいる。
 
 
 
 
えー、気楽なところで一生懸命と言う所ですが…。
 
今は昔と申しますところ、
松本市にはいくつか名物がありまして、
いや、今もございますけれども、
ガイドブックに乗るような新進気鋭の洒落オツなお店ではなく、
ひとえに言えば老舗、流行で言えばソウルフード、
郷里をより郷里らしく感ずるところ、
他郷の皆々様には重みがないところ…色々とございまして。
春華や札幌のラーメンは、その後引き継いだ所がお有りだと伺ったりも致しますが…。
例えば、氷菓子ならば「スギヤ」、お団子なら「美濃屋」、
蕎麦とラーメンを同時に注文する“セット”で「みやま」あたり。
ある種、久星も、もうかりんとうを作らないんだそうで、
そうした「懐かしさ」入り、もう目前でございます。
逆に、焼きそばの「たけしや」やベビーシューなどの「マサムラ」は、
まだまだ頑張って頂いているので、脈々と続いて行く事でしょう。
 
さて。
 
どうなんですかねぇ。「セット」と言う注文方法。
冷たいもりそばと温かいラーメンを同時に注文する。
たいがい、サッとお召し上がりになります“もり”が先に出て来て、
食べ終わる頃合にラーメンが出て来る。
そんなシステムが自然と発生したんでしょうか…
発祥は分かりませんが、
浅間の「みやま」では、当然の様に繰り広げられておりました。
そして、いつしか他のお店でも…。
お蕎麦屋さんですから、蕎麦はある。
蕎麦のためにダシ、カエシをお使いになる訳で、
お蕎麦屋さんでもラーメンがメニュウにあるお店は、
こと信州にとらわれず、多いのではないでしょうか。
駅そばだって、端っこに小さく「ラーメン」と書かれたお店があるくらい。
そちらでお店が用意されておられなくとも、
両方頼めば「セット」になるのですから、
まぁ、この普通に出来ちゃう事を文化に仕上げたンですから、
「みやま」の功績は大きいな、と思う訳ですね~。
 
さて、本日の一席、お店は信州松本市、波田地区にございます。
いつもの気楽なふたりが巣穴から出でまして、
お出掛け模様ともなれば、噺の幕が上がる様でして…。
 
 
 
 
11月3日は安曇野・大王わさび農場まで穂高駅からサイクリング。
11月5日、前日は大町にて霊松寺で紅葉を楽しんだ…
 
…と言う晴れた景色を眺めて過ごして来たものですが。
 
 
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わりあい、どんより。
 
いつも借りている体育館がお休みでしたので、
運動に信州スカイパークへ散歩に来たものの。
天気が悪いだけじゃなく、
木曽おろしとでも言うべきなのか、風が冷たい。
 
ともあれ、ポケモン散歩を含めながら1時間ちょっと歩きます。
ポケモンGOでは、
この頃にスカイパークがフシギダネの巣になっていて、乱獲していました。
 
 
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温泉とお昼ご飯を絡める上で、
どこで食べようかなー…と思うと、
コロンブスの卵じゃありませんが、
温泉が先か、食べたいものが先か。
この日は全体的にスケジュールが過密していたので、
近場の温泉で、かつ道中で食事と言う選択。
波田の「井出の家」にやって来ました。
 
 
Dscn4488
 
 
ストーブの横、暖かいテーブルに陣取ります。
そして、出て来たこのお茶の熱いこと!
体が冷え切っていたんだな、と気付きます。
こんなにも熱いお茶が身に沁みるように旨い。
 
 
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僕はそんな訳で「そばとら」を注文しました。
「もりそば」と「そば家のラーメン」のセットメニュウ。
「そばとラーメンだから、そばとら」です。
 
本寸法と言わんばかりに、「もりそば」から出て来ました。
 
 
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手打ちのお蕎麦。これをあっと言う間に平らげて、しばらく待つ。
 
 
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「そば家のラーメン」、並々と注がれたスープ。
豚バラ肉が入っています。
これを茹でたスープごと、こうして1杯になっている様な、そんな風合。
レタスが特徴的な味わいを見せてくれます。
 
 
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麺はこんな感じ。やや柔らかめの茹で加減。
落ち着いた全体の雰囲気に合っていると感じます。
1杯で説得力を持たせなければいけないラーメン専門店のそれより、
ずっと穏やかで、和む味わい。
スープの強さも、優しい雰囲気があって、
口に運びやすい軽い味わいだと思いました。
体が食後を迎える頃には、しっかりと温まります。
食堂系の中華そば、ラーメンとも、また一線を駕した味わいです。
 
Dscn4494
 
 
YOKOさんは「麻婆豆富ラーメン」を。
北信地域の「豆腐ラーメン」とも異なるいでたち。
辛酸っぱい麻婆ソース…と言う印象です。
独特な香があり、八角なども使っているでしょうか。
またトマトケチャップを彷彿とさせる、
酸味と甘味が前面に押し出されたスタイル。
よく麻婆麺と言うと、
麻婆豆腐を上からあんかけの様なイメージで掛ける…
そんなイメージなのですが、
どちらかと言うと、
スープをそうした味付けに仕立てたスタイルに感じました。
 
 
Dscn4497
 
 
温まってお店を後にするのですが、
せっかくですので、ご挨拶をしようと近づくと、
それまでグッスリ寝ていたところ、
むっくりと起き上がって愛想を頂戴致しました。
 
写真は起き上がって、伸びーっ…としているところ。
 
 
 
 
その日その後は、竜島温泉・せせらぎの湯に行きました。
スカイパークで体験した通り、外気温が低めであればあるほど、
気に入っている露天風呂の入り心地が個人的にだけですが、良くなって行きます。
上半身を出して半身浴にてお湯を頂きますが、
火照る端から外気が冷やしてくれるので、
心地好いままに、
ツルトロ触感のお湯に長く浸かっていられる…と言う訳でして。
 
 
Img_2669
 
所用を済ませたあと、最終目的地となる、
朝日村・自家焙煎珈琲店シュトラッセにて。
日々の豆も買いに来がてら休憩を挟む…と言うカタチで、
僕は、「深煎りのケニアAA」と、YOKOさんは、「カフェオレ」を。
 
口の中に膨らむ豆甘さはもろこしにどこか通じる香ばしさ。
舌の上に残るほろ苦さを甘受する、ゆっくりとした時間がオイシイ。
 
そんな風に当日は呟いておりました。
 
 
 
 
朝起きてから結構ゆったり過ごしたように、
こうして振り返ると見えるのですが、
1日、慌しく動いて、コーヒーを飲んだら、
また家で晩ご飯の支度なんかしたりして。
 
さて、今日の所はもう巣穴に引っ込んじまってますんで、
ここらがちょうど良いところでございます。
 
では、また次回、お目に掛かります。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 

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