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2016年11月14日 (月)

だいたい蕎麦以外も楽しんでいる。(2016年10月10日・信州松本そば祭)

 
 
 
言うなれば、お目当ていっぱい。
 
 
 
 
 
 
えー、気楽なところで一生懸命と言う事ですが…。
 
噺の世界、噺の本場と申しますものは、
やっぱり寄席でございますね~。寄席。
ナマで落語、それだけでなく演芸全般…
講釈の先生が上がる事だってあります、奇術に太神楽、漫談、漫才。
ライブってヤツですな。ええ。これを本場と置きますよ。
…ただ、
香盤をご覧になって頂いてもご案内と存じますが、
噺家が多く占めておりますな。
そんな噺家の中でも、
「おあと、お目当てお楽しみに」と下がる場合が多ございます。
自分はお目当てじゃないだろう、
もっと良い諸先輩方があとに控えておりますので、
どうぞお楽しみに…と言う文化の決め台詞の様なものですな。
 
これを伺います度に、
「いえいえ、あなたも十分に目当てだったンですけれども」
…と穿って思ってみたりなんかしております。
 
寄席に上がるだけでも、
お席亭さんのお眼鏡にどっか引っかかっているんですからナ。
実力がある訳ですよ、ええ。
 
えー、
10月の松本の催し物と申しますと、
毎年恒例となってございます。信州松本そば祭ですな。
今年は8日、9日、10日と催されまして、
お浮かれになった方も多いんじゃないでしょうか。
 
蕎麦を食すイベントではございますが、
どうしたって列に並ぶ事になりますね。
本当、大賑わいでございまして。
いつしか、私共は「蕎麦も祭り」として捉えてございます。
蕎麦だけじゃあない。
蕎麦だけのイベントではない。
蕎麦“も”楽しむイベントなんだと…
そんな気楽なふたりが松本に着きますてぇと、噺の幕開きとなっておりますが…。
 
 
 
 
僕らの場合、ハナからある種の“ついで”感があります。
実は、そば祭りについて。
 
裏千家一門に組するYOKOさんのお茶席へのお出掛けが、まず第一の目的なんです。
これがそば祭り3日間のうちの最終日、10日に設定されておりまして、
合わせて出掛けるカタチとなりました。
 
 
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松本駅で降り、お城めがけて一直線。千歳橋の上から。
 
三連休と言う事もあり、イベントが開催されていると言う事もあり、
街は賑わっております。
 
 
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松本城から伸びる大名町は歩行者天国。
9月は天候不順が続き、10月になってようやく晴れ間も…と言う今年の秋。
 
 
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松本城入口までやって来ました。
良い賑わい。
「あぁ、もっと晴れ間が多ければ…」
クラフトビアフェスも、
もっと多くの来場があったのかな、と、どうしても思ってしまいます。
もっともっと晴れ間があっても良かったなぁ、と。
今年は山にも出掛けられませんでしたし、
何かと雨の9月はお楽しみが少なくていけません。
でも、楽しむべきはすっかり楽しんで、遊んで来ていますけれども。
 
 
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そば祭りに合わせて開かれるお茶会では、
裏千家だけでなく、表千家、江戸千家など、各流派合同で開かれます。
 
門をくぐって中庭へ。
 
 
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月見の席にて、一服。
 
 
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季節の重菓子も用意されます。
 
 
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甘味を口の中に放り込んで、抹茶でキュッと〆る…と言うと、
何だろ、全く風流に感じず、訳が分かりませんけれども。
 
 
 
 
お昼時分ともなりますと、
更に混み合う訳でして、大名行列ならぬ蕎麦行列が凄まじく、
「どこか、ひょっと暖簾をくぐって、蕎麦をサッと手繰って、出る」
…なんて事は、とてもじゃないけれど出来ない。
 
元来、お蕎麦も食べられたらな、くらいに考えていて、
とりあえず、今回は北西、足湯ブース近くに設営されていた、
「全国のウマイもん」を集めた場所に出掛けました。
 
が。
 
その前に、こちらを。
 
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今年は「ビアフェス信州」にてブースを出していらして、
松ブルだけでなく、
まさに「ビアフェス」、他のビールも販売しておいででした。
前日、前々日に赴かれた方のTweetを見るなどして、
かなり気になっていたブースです。
 
東京・Far Yeastの東京ブロンド、東京ホワイトで乾杯!
 
 
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北西の広場に到着し、ぐるり一周。物色しまして。
 
色んなお店が出ていましたが、
こちらのお店は牛串が半額、タン串が100円引きとのこと。
 
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結構大きな串付き肉。
「もう残り数本!」と言う煽り文句に誘われて食べてみる事にしました。
 
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既存の容易に入り切らない辺り、それもまた旨そうに見えます。
ちゃんと美味しさも柔らかさもあるお肉で、“食べで”も伴っていて、なかなか。
 
 
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新潟県胎内市の胎内高原ビールのブースで、ぷはぁ。
 
 
 
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唐揚げは博多のお店が列を成していましたが、
唐揚げ選手権においても、
優秀な成績を音で聞く大分県の中津からあげを選びました。
 
 
 
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山賊焼もそうですけれど、
地元の味って、もっと醤油もニンニクも濃いイメージがあります。
比べて味付けアッサリ…と言う感じ。
同じ唐揚げでも、やっぱり結構違うんだなーって思います。
衣の食感も、より信州より粉感強め。
 
 
 
 
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とりあえずお腹も軽く膨らんだので、
のんびり行列を待ってみようじゃないか…と言う心持ちになり。
茨城・いばらき蕎麦の会「常陸秋そば(十割)」をふたりで1枚もらいます。
 
 
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続いて、福井・ふくいそば打ち愛好会 越前そば道場の「越前おろし蕎麦」。
以前も食べましたが、美味しいですよね~。
おろし、ねぎ、鰹節。それぞれまとまっていて。
 
下げ膳の際に「おいしかったよ」と声を掛けたお客さんがいらしたそうで、
「美味しかった、頂きましたー!」と仲間内に声を掛け、
「おー!」と返す、そんなやり取りがたいへんに威勢良く、心地好い。
 
 
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今年、松本酒造組合のブースをずーっと見つけられずにいたのですが、
結構な端に陣取っておられたのですね。入り口に近いと言えば近いですけれど。
 
久し振りに信州塩尻、洗馬の美寿々酒造の熊谷直二杜氏にお会いしました。
長く自分たちの事を知ってくれている方で、再会も嬉しく、
また今年のひやおろし、しっかりと飲んでいなかったので、
1本、4合瓶ですが購入しました。
家に持ち帰るも、あっと言う間に空いてしまいましたね。
流石、美味しい。
熊谷杜氏のお顔を見たら、もう飲みたくなっちゃっていましたね~。
今年は長野酒メッセに出掛けなかったので、
こちらでお会いできて、本当に良かったと思っています。
 
…お噂で近くの安塚精肉店さんのホルモンが美味しいと伺いました。
そちらを買い求めに、一緒にまたお酒を買いに出掛けようかなぁ、なんて思ってもいます。
思い出すと飲みたくなる「美寿々」…と言う感じで。
 
 
 
 
そば祭り、ここらが潮時と後にした僕らは、
更にこちらに出掛けていました。
もうちょっとビールを飲みたいなー、と。
 
 
 
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中町の松本ブルワリーのタップルームにやって来ました。
店内が混んでいた事もあり、
僕らは塩尻に住んでいますが、言っても電車ですぐの場所であります。
店内の観光客さんに場所を譲るように、お店の軒先に出て来ました。
 
1杯、軽く飲めたならそれで良かったンです。
初めての縁側シチュエーションも、また楽しいと思う。
 
 
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車の通りは多いですけれど、でも、それがまた良い。
程好い喧騒と言いますか、色んなお顔の方がご通行されます。
ビールが気になる人、何をしているんだろうと不思議そうな人、
ちょっとうっとうしそうな顔をする方も、本当、十人十色。
お気に入りのトラディショナルビターとスマートウィートを片手に、
のんびりと飲み干しましたが、いやはや美味しかった。
歩いたり、立ち止まったりとは言え、
結構な距離を歩いて来ていますし、気兼ねなく、のんびりウマイビールを飲む幸せ。
 
蕎麦以外も。
祭りは蕎麦が主体であったでしょうけれど、
蕎麦だけじゃあ勿体無い。
もっともっとお楽しみはいっぱいに…
松本城の公園だけでなく、松本の街、城下町に溢れている。
そんな実感を胸に、僕らは巣穴に戻って行くのでした。
 
そんなところで、本日はちょうどお時間。
 
また次回、お目に掛かりますれば幸いでございます。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 

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