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2016年10月19日 (水)

雨の中でも熱い、第2回信州SOUL!(2016年9月18日・Sakefeti 志賀泉酒造特設会場)

 
 
 
 
 
晴れたら良かった…とは思わなかった。
 
雨の中でも、最高に楽しかった。
 
昨年より一層思いのこもったイベントになっていたと思う。
 
雨へしっかり対応できていた事こそ、
 
その証。
 
 
 
 
 
えー、
誘惑箇所の多い中でございます。
いっぱいのお運び様で、誠にありがとう存じます。
気楽なところがよろしいんじゃないか…てンですが、
一生懸命に書いて行くことにしてございますンで、
どうぞ、
最後まで、よろしくお付き合いを願っておきますが…。
 
今年は本当に、天候が良くなかった。
10月も終盤になって、ようやく…と言った所ですな。
お天道様も何に恥ずかしがってしまったのか、
本当にお顔を出さなくなっちまってねぇ…
様々なものに影響が出ている、なんて伺いますな。
豪雨で浸水、氾濫だけでなく、
土砂崩れ、作物が育たない、作物を収穫できない、
雨が続き、植物も人間もまた病気がちになったり…
おしめりがないってぇのも、もちろん困るのですが、
何にでも度ってものがあるものでございましょう。
特に今年は、雨に恵まれ過ぎたのか…
本当に困った年を、皆様で過ごしている訳ですが…。
 
そうした命や生活に関わる内容ではないものの、
生活に活気活力、お楽しみを与える部分では重要になります…
各種のイベントも雨に降られて、涼やかな結果になっていると存じます。
晴れてこその屋外イベント、
もちろん安全も考えて中止になる、
雨を避けて人出が集まらない…そんなご苦労の多い年ですな。
私たち自身も雨で出掛ける機会が減った様にも思います。
 
今回、第2回の信州SOUL、いちばん印象的だった表情は、
「勢正宗」を醸す関晋司さんの険しい表情でございました。
普段は朗らかなお兄さんなのですが…、
最も真剣さを垣間見る瞬間、造りの時期はあんな感じなのかしら…と、
そんな様に想像も致しますよ。
昔「父ちゃんは造りの時は鬼になる」なんて仰っている頃合がありましたが、
そうした側面もしっかり継いでおられる…、これは考え過ぎでしょうか。
 
当日の雨の降る中、会場を険しい顔で歩いておられる様を、
何度も何度も拝見しました。
会場に不備がないか、パトロールされているご様子。
私たちが座しておりました席ではその姿をよく拝見したものですが、
それぞれの場所で、主催者の皆さんが、
心を凝らし、懸命に支えて下さったイベントだったと痛感致します。
 
だからこそ、だからこそ…です。
私たちは、心から楽しむ事が出来たと感じています。
そうですね、第1回より更に楽しみました。ええ。素晴らしい事です。
大雨であっても、
前回より、もっともっと楽しく美味しく過ごす事が出来たと言う、
その真剣な心意気を感じました。
 
さて、そんな熱い雨の日の一席を申し上げます。
普段は、車で移動する信州中野、お酒呑みのお噂ですンで、
徒歩と電車にて目的地を目指します。
最寄りの駅に出掛けて行きますと噺の幕開きとなっておりまして…。
 
 
 
 
 
僕より、どちらかと言うとYOKOさんの方が雨は苦手で。
 
 
「 雨だなぁ 」
 
 
…と、当日の朝を迎えておりました。
くるんくるんと髪の毛がまとまってしまうらしく。
 
寝起きの様な憂鬱さが雨の日は続くもので、
寝起きだけでなく、家を出る時、駅を出る時、お店から出る時と、
都度、「雨だなぁ」と思う。
 
自分は…と言うと、飛び上がりモンの性格故に、
もう、信州中野市へのお出掛けに、ウキウキとしていたところ。
雨が嫌いじゃないから、親身にYOKOさんの鬱蒼とした気持ちには寄り添っていない。
ひどい奴があったもんで。
 
 
Dscn3603
 
 
松本駅に到着し、「特急しなの」に乗り換えます。
途中、珍しくカメラを持った方々が沿線に見える…と思っていましたが、
これが目当てだったのでしょうか。
「寝台特急カシオペア」との文字。
 
 
Dscn3604
 
 
JR長野駅に到着して、すぐに長野電鉄の長野駅構内へ。
専用列車も、このあと発着するんだそうで、
菰樽のセットアップ中でした。
 
券売機では、愛知県から…
結局、おそらく9月10月は、ほぼ毎週信州へ訪れていた、
maikoさんご夫妻とお会いします。
申し合わせた訳ではないのだけれど、自然と遠方からの移動だと、
この時間、この電車になりますよね。
 
 
Dscn3605
 
せっかくのロマンスカーですから、
先頭車両の先頭が嬉しいぞ…っと走る走る。
 
 
Dscn3606
 
 
先客1名で「やった!」と思いましたが、
なんとその男の子が最前列4席を確保。
…ううむ。
仕方がないけれど、2席分しか取らないと思っていたから、
ぬか喜び状態で、やるせない…。
いや、大人気ないって言えば、そうなのだけれど、
旅はめいっぱい楽しみたいですから。
 
 
Dscn3607
 
 
長野電鉄の改札後にはトイレがないので、
一旦、改札を出てトイレに行った帰り道。
着々と菰樽の準備が進んでいた光景。
 
 
Dscn3609
 
 
出発前、一応記念に前からもロマンスカーを撮影。
焦って、上手く撮影できませんでしたけれど。
 
 
 
Dscn3617
 
 
しばらく地下区域を走り、お馴染みの見所へ。
 
 
Dscn3618
 
 
出口が見えて、「わっ」と光が入り込んで来ます。
 
Dscn3619
 
 
Dscn3620 36
 
 
 
 
 
Dscn3621
 
 
無事にイベントを済ませ、のんびり電車旅へ。
 
ポケモンGO、届いたばかりのポケモンGOプラス、
そして、バッテリー充電器。
 
 
Dscn3622
 
 
中野駅に到着しました。
印章に使われる様な…
篆刻書体に似た文字で彫られている、信州中野駅の看板。
 
シャトルバスも来ると伺ったのですが、
ご案内の通り、ポケモンGOは歩かないと捗らないゲーム。
雨は降っているものの、
信州中野の街を歩く楽しみも僕らは謳歌したいので、
皆さんが雨宿り、バス待ちの中で、
ふたり、駅から飛び出します。
 
 
Dscn3623
 
 
駅から志賀泉酒造さんへ向かう途中、
前回とはちょっと異なるルートを辿ったのですが、
その中で、「Sakefeti」の中核の存在である、
「和喜多」さんの前を通りました。
もちろん今日のイベント「信州SOUL」のポスターが張り出されていました。
いつか遊びに来てみたいものです。
 
 
Dscn3624
 
 
「食酒楽会」でお馴染み、善光寺屋酒店さん前を通ります。
 
 
Dscn3625
 
 
今度は「勢正宗」蔵、丸世酒造店さん前。
 
 
Dscn3626
 
 
王日神社に辿り着きます。
この奥、本殿の脇を通り抜けると、志賀泉酒造さんに到着。
「信州SOUL2016」の会場となります。
 
 
雨の中のテント下でのイベント。
時折、止む時間帯も少しばかりありましたが、
概ね、降り続いていましたね。
シャトルバスで先に到着していたmaikoさんご夫妻が、
僕らの席も確保して下さっていて、とても助かりました。
その節は、本当にありがとうございました!
 
 
Dscn3627
 
早速昨年同様に、
いつもお世話になっている「三幸軒」さんのフードブースへ。
 
今回のメニュウはこちら!
 
Dscn3628
 
 
信州みゆきポークを使った「水餃子」!
醤油ダレには「中野醤油」さんの醤油を使っているそうです。
 
これ、実に美味しかったですね。
ひとつの食事が餃子に始まって餃子に終わっても良いくらい。
一粒一粒もかなり大きく、食べ応えありました!
 
 
Dscn3629
 
 
「牛すじときのこの煮込み」も、すごく良かった。
旨味が充満した味わい。
きのこが味を出してくれていて、
バイリングなど食感の良いものもたっぷり入っていて、
酒呑みにはたまらない肴になります。
牛すじもよく煮込まれていて、とろとろで柔らか。
最高でした。
 
 
Dscn3630
 
 
maikoさんが買い求めてらしたピザ、ご相伴に預かります。
これ、昨年も同様に500円なんですよね。大変リーズナブル。
 
 
 
Dscn3631
 
 
今年の「信州SOUL」のお猪口は、こんなカタチ。
ポスターの色に合わせて…でしょうか。赤色。
 
 
Dscn3632
 
 
昨年同様、
別料金ですが、
山ノ内町・志賀高原ビールの樽生を飲むことが出来るので、
そちらをもらいに来ましたが…
…このあたりの流れは、大町の呑み歩きと一緒ですね。
「ねぇねぇ、ビールからが良い」とYOKOさん。
歩いたあと、ひとごこち付く様なカタチ…ですね。
 
 
 
Dscn3633
 
 
昨年は1液種でしたが、今年は2液種に増えていました。
人気だったのでしょうか。
 
昨年同様の「DPA」、ドラフトペールエールと、
「IPA」の2種類。
こう…持って来て置いてしまうと、
どちらがどちらが分からなくなるのだけれど、
飲んでみると歴然としたホップの香の差があり、すぐ分かりますね。
 
 
 
Dscn3635
 
 
日本酒のブースはそれぞれこんなカタチでした。
ひとつのテントに2蔵お待ちかね…と言ったところ。
 
 
Dscn3634
 
 
信州中野「岩清水」、小古井さんのお酒から。
 
小古井さん、髪の毛なんかはビッショリと濡れていて、
準備等の作業、相当大変だったんだと伺えるものでした。
そう、入口で「和喜多」のおかみさんにもお会いして、
やっぱり同様に、濡れていらして…本当、手作りのイベント、
皆さんが並々ならぬ情熱で会場を設営されたんだと、
本当に頭が下がる思いでした。
 
「岩清水」蔵、ラインナップは、
岩清水・純米吟醸・袋吊り無濾過本生、
中野土びな・本醸造・吟醸式瓶火入れ。
 
純米吟醸、並み居る強豪…他の蔵元さんと比べても、
やはりお気に入りみたいで、何回かお代わりを取りに行きました。
体にちょうど良い。
重さが心地好く、また軽い印象で残りもし、何より雑味を感じず、渋味も重く残らない。
本当に良い塩梅に仕上がっていると思います。
生だからこその押し味があって、
逆に、お隣の本醸造は、和やかな印象のまま終わりますね。
我が家の定番酒とも言えるもので、冷酒、冷や(常温)、お燗酒、どれを取っても魅力がある。
温かみある風情のお酒だと思います。
 
 
 
 
Dscn3636
 
会場でもある信州中野・志賀泉酒造。
「志賀泉」や「内山乃雫」など銘柄がありますが、
近年は「一滴二滴」を推していらっしゃる様に感じます。
前日のTV放映、宣伝された番組内でも、
実際に「一滴二滴」が飲まれていましたが、なんだろ、
テレビの前で「わぁ、志賀泉のお兄さんだ!一滴二滴だ!」と、
にわかに騒いだ後だったので、
こうして目の前にして、それだけで嬉しくなっちゃいますね。
 
本質的には同じお酒…だと言います。
一滴二滴・特別純米酒「雪中生貯蔵酒」、
一滴二滴・本醸造「雪中生貯蔵酒」…の2種。
 
純米の雪中貯蔵、まろやかさがあり美味しいと感じました。
旨味によって味が乗っている感覚と言うよりも、
お酒のツルンとした喉越しが増した様に感じました。
逆に、本醸造はキレがある雰囲気で、個性を両ボトルから感じるものでした。
 
 
 
Dscn3637
 
信州中野「勢正宗」蔵は、
今年から発売された純米「サマーカープ」、
純米「オータムカープ」のラインナップ。
サマーカープは、もち米熱掛四段仕込み純米生原酒、
オータムカープは、純米酒ひやおろし。
 
…広島カープ、25年ぶりのリーグ優勝を果たした今年、
それを知って、このラベルを出すなんて事は出来ませんから、
必勝勝鬨縁起のお酒「勢正宗」の効果が、むしろあった…のか、どうでしょうか。
 
勢正宗さんのラインナップの中でも、
特に明るい印象を、それぞれのお酒から感じました。
他が暗いって言う訳ではもちろん無く…カラッとした印象なんです。
軽いか…と言うとしっくり来る言葉ではなく、
勢正宗流の爽やかさを体現した、そんな感じでしょうか。
 
 
 
Dscn3639
 
 
山ノ内町・玉村本店「縁喜」蔵ブースには、
主催者さんでもある須坂の新崎酒店の旦那がお見えになっていました。
お無沙汰しておりまして~。
新崎さんから仕入れたお酒は、厨十兵衛さんでも、よく拝見します。
 
縁喜・純米吟醸“自家栽培米美山錦”白ラベル、
縁喜・純米・赤ラベルのラインナップ。
 
縁喜、この白いラベルは特別純米のイメージがあるのですけれど、
純米吟醸規格にグレードアップされたのか、
はたまた新しいボトルなのか。
白いラベルの特別純米は、結構なお気に入りのお酒で、
その好みの部分を、より一層引き出した様に感じる味わいでした。
美味しい。
まろやかさと香味のバランスが良く、全体的に華やかな印象が漂います。
赤いラベルは、昔からの縁喜さんの日本酒に沿う雰囲気。
そう、好みとしては白いラベル側の味わいが好みなので、
とても覚えが良かったんですよね。
 
 
Dscn3640
 
信州篠ノ井・東飯田酒造店「本老の松」蔵、
TwitterでのHNで言う所の納豆巻きの若旦那がお見えになっていました。
 
 
 
先日、新しくなったラズベリーリキュールのボトルに、
YOKOさんの写真を貼り付けて頂いて、誕生日プレゼントにした件、
まずは、とってもお礼を言いたかったので、
伝えられて良かったです。ボトル、大切に飾ってあります。
何でも依頼第1号だったみたいで、なお記念になりました。
 
 
Img_2140
こんな感じ。ビールで割ってもウマイ。

Img_2242


奥に任意の写真を配置してもらえます。
河津町の桜とYOKOさんのショット。
 
 
お酒は本老の松・本醸造“生原酒”、山廃純米ひやおろし“純”の2種。
どちらもしっかりした性格のお酒で、
雨の中、少し冷え冷えとして来てしまった体には、
この強い味わいを持つお酒が合いました。滋味ある旨味。
 
 
Dscn3641
 
 
ブースに戻ると、maikoさんが、
初参加となる飯山市の「旬菜料理はた乃」さんのお弁当をお買い上げになっていました。
(そして写真を撮らせて頂きつつ、相変わらず甘えてしまいました。感謝ですっ)
 
 
Dscn3642
 
 
説明書きもしっかりとあって、
確かこれで1000円だったかと思いますが、ちゃんとした造り、豪華さ。
これは良いもの、でしたね~。
 
 
Dscn3644
 
 
フードの追加で、
「屯」の信州みゆきポークのタレ串カツ。
 
昨年より、フードブースの並びが少なく、
買い求めやすかったのですが、
雨と言うより、様々な改良があったのでは…なんて思っています。
 
 
Dscn3645
 
 
同じく「屯」、福味鶏のから揚げも。
 
 
 
Dscn3647
 
 
信州篠ノ井・西飯田酒造店「積善」へ。
前日、銀座NAGANOでイベントがあったはずで…
それを伺うと、やはりトンボ帰りだったそうで、
たいへんですけれど、「59醸」メンバーでもあり、
信州のお酒を、食をより良く知ってもらうためには、
とっても必要な事でありまして。お疲れさまです!!
 
何でも今回のなでしこの花酵母、特例的に醸したそうなんですけれど、
私、かなり気に入っております。
 
積善・純米吟醸・“なでしこの花酵母”
積善・純米吟醸生・“オシロイバナの花酵母”
 
なでしこの花酵母自体は以前からもありましたが、
味わいのバランス、
いつもの雰囲気より、ずっと軽くて繊細さを感じるもので、
美味しいと感じました。こう言う雰囲気のお酒も「積善」の中にあるんだなぁ…と。
オシロイバナの方は、まさにいつもの酸の生きた路線でした。
力強さもあり、飲む醍醐味があるカタチ。
 
 
Dscn3648
 
信州千曲・長野銘醸「聖山」蔵、
「姨捨正宗」を醸す蔵元さんの製造責任者になった竹内さんブランド。
年々、酒質が…
酒質が上がっていると端的に言うより、
もっと「目的のお酒を醸し始めている」のだと感じます。
蔵の改良にも着手されておられるようで、目の強さがかなり違いますね。
逞しい、勢いのある目をされておられました。
 
聖山・純米吟醸おりがらみ、
聖山・特別純米・無濾過生原酒おりがらみの2種。
 
右の青い瓶、純米吟醸、
アルコール度数は15度、しっかりあるのですが、
それを思わせない、良い軽さがあります。
悪い意味でなく、感じ方として13度前後、
体に負担を掛けない印象の飲み心地。
メロンやバナナの香が主体で、少しパインの香も拾います。
芳しさで前半を風そよぐ心地好さで駆け抜け、
喉の奥にはとろみが残る様な…そんな感覚です。
良いボトルです。
家で飲むと、ついつい過ごして床で寝始めるタイプのお酒ですね。
左側は、比べてしっかりとした飲み応えを持っていました。
 
 
 
Dscn3649
 
 
信州佐久・伴野酒造「澤の花」蔵、
社長兼杜氏さんに、久し振りにお会いできました。
元気そうで何より。
 
澤の花・純米吟醸ひやおろし“満ち月”、
澤の花・純米大吟醸のラインナップ。
 
どちらも、すごく美人のお酒…と言う印象。
清楚可憐潔白。
純米大吟醸は膨らみが穏やかに、でもじっくり広がって行き、
満ち月は、比べるとサッパリした全体で、楽しむ時間も短く済む印象。
だからこそ、食中酒的な雰囲気があって、
少しだけ感じる酸の雰囲気、渋味が支える骨格も、必要な味わいと捉えます。
 
 
 
Dscn3650
 
信州大町・薄井商店「白馬錦」蔵。
こちらはつい先日、「北アルプス三蔵呑み歩き」でも味わったもの。
その中でラインナップになかった、
「白馬錦・特別純米“きらり”」を頂きました。
ラインナップの中でも結構好きな方なんです。
 
 
Dscn3651
 
信州小布施・高沢酒造「豊賀」蔵。
 
写真の奥に見えるのは、三幸軒のチャーハンですね。分かります。
お贔屓のお店が一緒…と言うだけで、すごく嬉しくなるもので。
 
青色ラベル、
純米吟醸は、YOKOさんのフェイバレットボトル。
座席の確保の関係で、
自分が遊撃隊の様に蔵元を回り、
YOKOさんのいる陣地へお酒を持って帰る様なスタンスで飲んでいたのですが、
銘柄を言わずに、
「結構、好みだと思って」と持って帰った豊賀を差し出すと、
「……これ、豊賀?」と言い当てるくらいの相性。
お気に入りの美味しさがある、これは素敵なことです。
 
緑色ラベルは、比較的新しい造りのお酒なんだとか。
熟成の伸びしろがある…とも思うの意味かと思うのだけれど、
現状で、酸の立ちが感じられて、
中華料理、それこそ三幸軒さんのお料理と共に、
何なら油琳鶏などと合わせて楽しんでみたい、なんて浮かびました。
 
 
 
 
Dscn3652
 
 
トイレ休憩。仮説トイレが設置されていました。
広い敷地だからこそ、こうして遠くに配置できますね。
 
 
 
 
Dscn3653
 
 
信州大町・北安醸造「北安大国」蔵。
北安大国・純米吟醸原酒ひやおろし、
北安大国・純米「豊響(みのり)」の2種類。
 
先達て白馬錦の項でも触れた、
9月初めの「北アルプス三蔵呑み歩き」でもお会いした、
伊藤社長さんに再びお会いしました。
 
ところで、最近御嶽海関を見たいが為に、
大相撲ニュース、試合結果を気にする様になりましたが、
その中で「豊響」関なるお相撲さんがいらっしゃるんですね。
境川部屋の方だそうで。
読み方は違えど、
勢正宗さんも「勢」関とご縁をお作りになっていたので、
何となく、こちらでもご縁があると素敵だなー…
…なんて思ってしまいました。
 
味わいは十分に知っている北安大国。
けれど、大町で大町の食と共に頂くのと、
こうして強豪揃いの場で頂くのとでは、
やっぱり感じ方が違いますね。
より個性を際立たせて、感じられました。
 
 
Dscn3654
 
信州小布施・松葉屋本店「北信流」蔵。
 
録画した信州関連番組を見ていて驚いたのですが、
それがアポイントがあっての事か否か、
視聴者としては分かりませんけれど、
小布施町を特集する番組、
アナウンサーが小路を抜けた先に、
何気なく庭掃除をしておられる、
当日もお見えになっていた蔵元さんが登場されて、
蔵も小布施も案内されていましたが、
お話した事がないにしても、
「お顔は知っている」方が、
突然、テレビに出て来ると驚きますね!
代々、蔵元家業の家系にある方ですから、
小布施の街を案内することに、
これほど適任な方はいらっしゃらないでしょうし。
 
熟成に関して、かなり以前から取り組まれている蔵元さん。
熟成を感じるお酒、中量の乗りがあるお酒と2種のラインナップでした。
 
 
Dscn3655
 
信州上田塩尻・沓掛酒造「福無量」蔵。
 
現杜氏さんが築き上げた「互」も好きなのだけれど、
この蔵元さんがすごい事には、
地元ブランドである「福無量」も、とても美味しいこと…
甘味があって、お米を炊いた時みたいな雰囲気を内包していて、
パンチ力、酸の勢いを感じる「互」と、
また別角度の美味しさがあるんだと個人的に思っていて。
 
そんな中で「福無量」銘柄での参加は、
嬉しく思いました。
「互」は居酒屋さんでも飲むことが出来るだろうけれど、
逆に長野酒メッセに仕事の関係で不参加の今年、
なかなか「福無量」には上田に行かないと辿り着けない…
…そう思っていましたから。
 
「郷の舞」は、久し振りに飲んだけれど手放しに和む。
良い雰囲気です。美味しい。
吟醸原酒は綺麗で上質な…上等なお酒と言う品格。
 
 
Dscn3656
 
 
信州飯山・田中屋酒造店「水尾」蔵。
 
水尾・純米「一味」、
水尾・特別純米「金紋錦」の2種。
 
個人的なイメージだけれど、
「水尾」って晴れた日、ハレの日に似合うお酒だと思うんです。
良い意味で重みを残さないと言うか。
逆に、雨でしっとりした温まりたい日には、
何と言うか…ううむ。
特別純米「金紋錦」は相変わらず綺麗なお酒で、
ツンデレで言うなら、まだツンの状態…かな。
 
 
Dscn3657
 
 
信州飯山・角口酒造店「北光正宗」蔵。
 
北光正宗・特別純米原酒ひやおろし、
北光正宗・山廃純米“実りの秋の山廃純米80”の2種。
 
山廃純米、maikoさんに少し試させてもらったもので、
お菓子感のある甘さ、ポップな甘さが印象的でした。
カチッと筋道立った雰囲気、スマートなお酒が北光正宗には多いと思っていますが、
80%精米の効果か山廃効果…
これはどちらかと言うと「奈良・大倉」の様な新世代の山廃感があり、
旨味のノリもあって、良かったです。
 
 
Dscn3659
 
 
「和喜多」さんの焼き鳥メニュウ。
 
 
 
Dscn3660
 
ぼたんこしょうつくね、
信州黄金シャモ串、
中野ボール(ぼたんこしょう入り自家製さつま揚げ)…のセット。
 
昨年も食べて美味しさは知っているつもりだけれど、
改めて、やっぱウマイです。
 
不思議なご縁があるもので、
FacebookでFriendになっているN村君が、
現在、中野市住まいなのだそうで、
和喜多さんで、
岩清水の「ごわりんご」や「理」を飲んだ写真をアップしており。
いつかは自分達も飲みに出掛けてみたいものですね~。
 
 
Dscn3661
 
 
信州中野・たかやしろファーム&ワイナリーさん。
 
 
こう…異業種と言うか。
酒造業だけれど、日本酒のイベントの中にいて、
けれど、やはり美味しいものは美味しいです。
日々の生活にワインが無い自分であっても、
たかやしろさんのワインは、自分の酒ライフに一緒にいて欲しい。
そう思います。
パンフレットにはシャルドネとメルローの2015、2種類の記載でしたが、
赤白、それぞれのエステートもお持ちになっていました。
いちばんお値打ち価格のエステートですけれど、
それが、本当美味しいんです。美味しく飲むことが出来る。
眉間に皺を寄せて「むむむ」と詩的表現を考えながら飲むのではなく、
シンプルに「あ、美味しい!」と、
酒ライフ、日常に入って来てくれる味わいなのです。
芳しく中庸。甘過ぎず辛過ぎず。
 
今回は中野市からの帰りに寄る事が出来ないけれど、
特に、リースリングやケルナーが今まで飲んで来て気に入っているので、
またワイナリーに買いに行きたいなー…と思います。うん。
 
 
 
 
出来たらY本さんにお会いしたかったけれど、
ともあれ吉報は続いているし、忙しくなりそうであるし。
 
帰りの電車、都合の良い連結のある時間にて、
少し早めですが、
僕ら…僕とYOKOさん、maikoさんご夫妻と共に、
会場を後にしました。
 
雨は降ったり止んだりで…
1度止んだかと思っても、また強く降って来る様な雲行きでした。
来年以降は晴れて行くと良いなぁ…なんて思います。
それは、
今回の第2回が満足できなかったから…ではなくて、
今後、晴れて行くと、ほら、
「第2回は雨降ってたいへんだったなぁ」なんて、
皆で笑い話になるじゃありませんか。
 
「sakefeti」のメンバーは皆さんお若い方々ですから、
そうして続いて行って、振り返る事が出来ると良いなぁー…なんて、
そんな風にも思いました。
自分も同世代。
頑張っている皆さんが眩しいくらいで。
参加者として、この楽しみをずっと味わって行きたいですね。
 
 
Dscn3663
 
 
帰りの電車もロマンスカーにて。
今度は先頭車両とか気にしません。
 
 
Dscn3667
 
 
「お帰りきっぷ」のおかげで、
戻りの電車がたったの200円で済んでしまいます。
これは大助かり。
 
 
 
 
 
そんな訳で、夕刻過ぎには巣穴に戻って来ていました。
そして21時過ぎには、ほぼ寝入る態勢で。
 
やはり移動距離が長いと疲れますね。疲れます。
けれど、なんて心地好い疲れだったでしょうか。
心地好いと思うくらい…それが程と言うものなんでしょうね。
 
目を閉じると、その中ではまだ雨の中、
雨と人の喧騒がさざめいて。
 
それは、一見するとちょっと眠りを妨げそうに思うかも知れないけれど、
今日の1日、今だけは楽しさを象徴するような子守唄。
 
巣穴で夫婦まあるくなっているところ、
本日はここまでとさせて頂きたく存じます。
 
眠くなること、眠ることの境を覚えないくらい、
安らかな寝入り端で…。
 
 

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コメント

早いもので、「第2回信州SOUL」から1か月、拝見させていただき、いろいろ思い出したりであの時の光景が蘇ってきました。行きの電車、先頭にと急がれ先客が1名、座席は4席大丈夫で良かったと思った矢先、家族4人分と言われ、やむなく2列目へ、あの時の表情も思いだされます。会場では、長靴に合羽姿で険しい表情で巡回してみえた、関さんの姿も印象的でした。フードブースも第1回のような混雑もなくスムーズに買い求めることが出来ました。前回も買い求め今年も有るかなと思っていた「ピザ」や「旬菜料理はた乃」さんのお弁当、ぼたんこしょうつくねなどの焼き鳥メニュウ、お酒はもちろんですが、フードも充実していましたね。いつも出掛ける信州でも、比較的遠方になる地域ですが、また、次回第3回にも出かけれたらいいなと思うイベントでありました。

投稿: maiko | 2016年10月19日 (水) 22時51分

maikoさん

いつもコメントありがとうございます!
確かに旅となっていて、
それぞれが脳裏にワンショット毎の写真の様に描かれていて、
とても楽しい1日でした。
僕らにとってすらも遠方の土地である北信区域。
お酒のご縁がなければ、
本当に行って善光寺止まりでした。
お酒のご縁のお陰で、こんなにも楽しいのですから、
楽しみ尽くして、次回を待ちたいですし、
ちょいちょと遊びに行きたくなってしまいますね~。
実は、先日も三幸軒さんの月替わりランチに惹かれて、
中野市に出掛けて、
またご縁があって…なんて事がありました。
中野市、元気をくれる町だとずーっと感じています。

投稿: SOJA | 2016年10月20日 (木) 12時48分

当日は雨の中ありがとうございました〜。

いやー当日朝はどうなる事かと思いましたがたくさんのお客様にご来場していただき嬉しかったです。

投稿: 三幸軒・ウエノ | 2016年10月21日 (金) 16時54分

三幸軒・ウエノさん

とても楽しい1日でした!
雨であってもあんなにも楽しめるとは、本当、開催される側、皆さんのご苦労、そして心配って、相当なものがあったと存じます。
楽しませて頂いて、ありがとうございます!…と言う気持ちで、今回もブログにさせて頂きました。
読んでもらってありがとうございます!

投稿: SOJA | 2016年10月22日 (土) 20時44分

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