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2016年9月 6日 (火)

時が経つから味も想いも成熟する。(2016年7月23日・摩幌美)

 
 
 
 
 
 
これまでの話、これからの話。
 
ウイスキーをボトルで飲むって、そう言う感じ。
長く付き合うから、愛着が湧くンです。
 
 
 
えー、相変わらず気楽なところで一生懸命…と言うところですが、
トリを勤めます。あともう少し、しばらく辛抱でございますんで、
お互いに、気を確かに持って頑張ってみようではありませんか。
 
7月23日の松本市での酒場風景を、
ここまで3回に渡って申し上げて参りました。
今回が4回目で、大トリ、お開き、終電も間近に迫った頃合でございます。
 
 
Dscn3063
 
 
“人生の止まり木”、
松本駅前のパブリックバー「摩幌美」のドアを開け、
上方に取り付けられた鐘が、カランコロンと鳴りまして。
するってぇと、噺の幕開きとお定まりで…。
 
 
 
 
Dscn3065
 
 
この日、「摩幌美」にはお目当てがありました。
38周年…その期日は12月になるのですけれど、
それに先んじて、記念ボトルの発表、発売が為されたばかりの頃。
 
酋長とジム・マッキュワン氏のご縁、
培われた友情から、選りすぐりの樽が選ばれ、
BRUICHLADDICH蒸留所のウイスキーが詰められ、
この度、熟成を経て、
「Pub.Mahorobi」オリジナルボトリングのウイスキーとして、
バーカウンターの上で、僕らも出会う事が出来る様になりました。
 
「Pub.Mahorobi "for Freiends" Port Charlotte」
 
Islay Single Malt Scotch Whisky
 
摩幌美に集うウイスキーラバー、すなわち“Freiends”への酋長からの贈り物。
 
 
 
自分自身、
ブルイックラディ蒸留所がリリースする、
Port Charlotteシリーズは好みである…そんな自覚があります。
摩幌美のバックバーにひときわ目立つ、
他のボトルとは異なる、ずんぐりとした形の透明瓶に、
モダンな文字が張り付いたデザイン。
最初は興味でお願いしていましたが、
すっかりその美味しさを覚え、見つければお願いする様になりました。
 
頭文字を取った「PC6(ピーシー・シックス)」ならば、
6年熟成のもの、
そうして1年1年リリースが続き、それぞれ「摩幌美」で楽しんでいました。
 
「PC10」は飲むことが出来なかったけれど、
その後は、
「Port Charlotte」として、年数表示のないボトルが発売される様になりました。
「AN TURAS MOR(英語でGREAT JOURNEY)」、
「The Peat Project」など。
他にもヘビーピーテッドボトリングとして、「OCTOMORE」もあり、
よりブルイックラディは名声の誉高い蒸留所として、知られて行きます。
 
酋長自身が買い付けた原酒、樽がスコットランドの風土に抱かれ、
眠りから解き放たれて、
遠く信州松本に、長い旅路を経て辿り着いた…と言うことで。
 
 
Dscn3067
 
以下、
当日のファーストインプレッションをTwitterにメモ書きしたもの。
 
百草丸みたいな香。ジャパニーズのスパイスフルな感じ。
 
ベーコンだけじゃない。すごく若草も感じる。
 
PCシリーズより、更に上品でスマート。
数多の香草類を燻した様な香は、グラスに鼻を近づける度に興味を湧かせます。
 
…とのこと。
 
 
実は色々と都合が付かなくて、
この日以来、僕らは「摩幌美」に遊びに行く事が出来ておらず、
きっと今では風合が変わっているんだろうな、なんて思います。
それは、実に興味深い方向に。
開封されて、空気にも少しは触れて、
だんだん目覚めてくるもの…そんな風に思います。
 
“時が経つから味も想いも成熟する”
 
…また今度、摩幌美のカウンターに座る際にはお願いして、
その味わいの変化を歓待しながら、
のんびりと、バーならではの時間の過ごし方を謳歌したい。
そう思います。
 
 
 
 
テイスティングノート、
味わいを記録しておく意味でのブログ、
それをしたためているならば、未完成であります。
また「摩幌美」に味わいに行きたいと思います。
「完成」がいつ来るのか、
書きあがるのか…と考えてみると、
それはきっと、何度も通い、
その度に少しずつ表情を変えるボトルを眺め、
酋長やAkkoさん、バイト君と、
ウイスキーのこと、日々の松本のこと、話したりなんかして。
時間、季節、味わいの移ろい、
ボトルが琥珀色を失って、空の透明瓶になって、
その時の感想を吐き出して、完成なんだろうな…と感じます。
少し時間はかかるでしょうけれど、
楽しんで、楽しんで「ポートシャーロット」を飲んで行きたいと思います。
 
さて、
4回に分けて語って参りました7月のお遊び、その記録。
僕らも終電に向けて急いでおります頃合で、お開きとさせて頂きたく存じ上げます。
長らくのお付き合い、
誠にありがとう存じました。
お忘れ物など無きよう、またお会いできますよう願っております。
では、
ありがとうございました。
 
 
ありがとうございました。
 
 
ありがとうございました。
 
 

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