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2016年9月14日 (水)

鶏っきりの1杯に、鶏の髄を思う。(2016年9月2日・らぁ麺しろがね)

 
 
 
あのクリーミーな九州勢の豚骨スープの様な、
 
鶏骨スープだなぁ、と思った。
 
または、横浜家系の豚骨スープの様な、
 
鶏骨スープだなぁ、と思った。
 
 
 
 
えー、気楽なところで一生懸命!…と言うことですが…。
 
「第一印象って大事!」なんてなぁ、よく申しますねぇ。
人と人であったり、またお買い物であったりもそうです。
この服が良い、あの服が良い…
誘惑の多い世の中でありますから、
良いものがごまんと散らばっておりますから、
迷ってしまう事も世の常であり、人情である中で、
悩んで悩んで、その末に、何だかあんまりなものを買い求めてしまう。
それこそ、服のような人様に見てもらうものだと、
なかなか自分では選びに難くてね。
しくじっちまう…なんて事もあるでしょう。
そこで、まわり戻ってみますと、
直感で選んだ…四六時中、自分自身を自分自身で見ているんですからナ、
初っ端を選ぶが吉だった……と、ねぇ?
よくある話でございますんで、
「第一印象が大事」と語り継がれたりする訳ですな。
ともすれば、今宵の一杯はどう思ったものだったか。
 
「豚骨ラーメンを鶏で作ったら、こうなる」
 
さて、お題を振っておきまして、一席お付き合いを願っておきますが…。
 
 
 
 
“ラーメン官僚”こと、
TwitterでのHN、かずあっきぃさんが、信州においでになったようで。
その中で、
松本市は石芝の「らぁ麺しろがね」と浅間「がったぼうず」と言う、
この1年の中での鶏白湯の注目店で食べておられ、
Twitterにて感想を述べられているのです。
好評な様子。
その中で、「しろがね」について「これは美味い」と言う出だし。
これに痺れちゃいましてね~。
1日に2杯ペースで食べてらっしゃるラーメン官僚の、この言葉は、
すごく殺し文句ってヤツでして。
今まで、駐車場が停め辛いと敬遠していた「らぁ麺しろがね」に足を運ぶ事にしました。
 
 
Dscn3412
 
 
無事、到着してお店の前。
両隣と共同の駐車場ですが、
居酒屋さんですので、お酒を飲んでの運転ってダメですからね。
案外空いていたし、頭から入りましたが、
出る時も、存外スムーズに行きました。
奥に「林檎の湯・おぶ~」がある立地で、
交通量が多いようにイメージしていましたが、
車は通りますが、それほどでもなく…と言ったかたちでした。
金曜日の僕らの時間。
時間帯で様々、差はあるのでしょうけれど、
「気に入ったら、また来る事が出来るね」なんて、食前には思ったものです。
 
 
Dscn3408
 
 
僕は「鶏コテらぁ麺・醤油」を、
「メンマ、ホウレンソウ増し」でお願いしました。
トッピング、結構盛大に乗りますね。嬉しくなります。
 
「なるほど」
 
…と思わず笑みと共に言葉が漏れました。
スープを一口。「こりゃあウマイや」と。
鶏の肉とも鶏の骨とも鶏の油とも…
どれとも合うけれど、ジャストミートしない様な、
特長的な上品さを持つスープ。
醤油味にしてみましたが、強く醤油が前に出て来てはいません。
 
スープ全体が鶏の髄から染み出したそれを集めた様な、
凝縮された美味しさと例えて合うのか…
豚骨を何十時間も炊いて抽出して乳化させての豚骨スープの様に、
鶏の骨をそうして炊いたもの、その味わいと考えると、
自分自身で納得が出来ました。そう言うスープだなって。
実際にどうか、と言う事は分らないのですけれど、
すごく鶏の美味しさが詰まっているのに、くどくない、重くない、
滑らかで食べやすい味わいだと感じました。
オニオンスライスもとても良く合っていて、
長葱では、長葱の旨味の方が味が強く、勝ってしまいそう。
オニオンスライスの爽やかな風味、瑞々しさが、
スープにとても良く合っていると感じました。
油と長葱って相性が良いけれど、
油を前面に出さない構成だからこそ、
オニオンスライスが合って来ているのかなー…なんて。
 
 
Dscn3410
 
 
麺も味が強いもの…いや、
特長的に味があるもので、スープの風味によく合っていると感じました。
長方形の断面で、ハッキリとした食感と喉越しがあるのに、
ほの柔らかいくらいの硬さに、スープがよく馴染んで旨い。
 
具もみんな美味しく、
特に低温調理された鶏チャーシューは、絶品の域。
どうやって切ったら、
こんなに滑らかな舌触りになるんだ…と言うくらい、
素晴らしい食感でした。これ“増し”にすると160円なんですけれど、
(他のトッピングは110円)
次回からはもう…増したい!って思っています。
 
 
Dscn3411
 
 
「コロコロチャーシューご飯」
 
チャーシューの評判を耳にした事があったので、
(その期待を上回る美味しさでした)
こちらも注文していました。
 
二本柱のメニュウ構成、
「鶏コテらぁ麺」と「中華らぁ麺」で、
各々、醤油と塩の味分けがあります。
鶏コテは鶏のレアチャーシューで、
中華は豚のレアチャーシュー、コロコロチャーシューご飯だと、
その両方を楽しむ事が出来る…と言う事で。
 
 
Dscn3404
 
 
YOKOさんは…これは期間限定となるのでしょうか。
「鶏コテつけ麺・1.5玉」を、辛いバージョンで注文しました。
板のり、ホウレンソウをトッピングです。
らぁ麺は穂先メンマでしたが、こちらは短冊切り。
味も塩の基調が見えたものでした。
 
 
Dscn3405
 
 
麺はおそらくらぁ麺と同じもの。
しかしながら、見比べると水で締めた麺は、実に美しい。
 
 
Dscn3406
 
 
辛いバージョンですので、赤色多数。
玉葱が浮かびます。
結構しっかりとした辛さがあり、輪郭もしっかり。
辛味を感じつつ、麺の淡白さとコントラストがあり、
YOKOさんが食べてひとくち目「あっ、これ美味しい!」と呟いた事も頷けます。
鶏コテらぁ麺に比べると、
麺に主眼が行った味の構成になっていて、
鶏感は辛味と組み合わさって、突出はしないけれど、
確かに美味しいかたちでした。
スープ割りにも快く対応して下さって、バッチリの食後気分。
YOKOさんとふたりでテンションが上がっての帰り道…
…正確には温泉に向かうので、その後車内では上々の気分でした。
 
同僚さんの中にも、おふたり「しろがね」で食べて、
すごく気に入ったと言う話、聞いていました。
ラーメン官僚さんのコメントを見て、
皆さんの好評に「なるほど」と…「美味しいなぁ、この1杯」と思うと同時に、
心の「なるほど」ボタンを押し続けていました。
冒頭の「鶏骨みたいな」…と言う感想ですけれど、
自分でも鶏白湯を自作してみて思うのは、
鶏の骨だけではボリューム感って出なくて、
鶏皮や脂分の多い「モミジ」など、肉部も入れて、
強いスープ、また乳化して白くなるスープを取り出せる…
…そんな風に思っています。
 
脂をちゃんと取り入れてやって鶏の香も取り出して、
タレなどで味を付ける、するとどうしても重くはなってしまう。
スープを鶏ガラなどを軽く炊いて作る場合は、
後から、鶏湯を加えて香をつけても良いですよね。それこそ長葱、九条ネギが合う。
文中も書きましたが、
そうした素人ながら、勝手なイメージを持っている中で、
とても上品で脂がとても少なく感じる様な魅惑のスープに驚きました。
 
脂がたっぷりあるのかも知れないけれど、
本当に程好くて、くどさを感じませんでした。
麺や具の力があるのかも知れませんが…うまく答えが出ないので、
もう1杯、2杯と食べに行きたいです。
久留米ラーメンの様な豚骨はこってりと感じますが、
博多系やいっそスガキヤの様な豚骨白湯は、実はアッサリしていて、
後から油、香味湯を加えているタイプと思っています。
もちろん全てではないでしょうけれど。
骨の細い鶏で、あの太い豚骨級の豊かな風合を抽出しているスープ。
それが実に美味しかったなぁ…と言う印象です。
 
ちなみに「鶏っきり」と言うフレーズはお店のメニュウから。
お店の雰囲気にも合う、良いフレーズと思いました。
 
そうなって来ると、「がったぼうず」が気になって仕方がなくなって来る訳で…
早速翌週に向かう事となるのですが、それはまた次の機会に。
それまでお互いに元気でやって行こうではありませんか。
本日はここまで。
 
ありがとうございました。
 
ありがとうございました。
 
 

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