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2016年8月 5日 (金)

季節の分岐点は、食材の交差点。(2016年6月19日・扉温泉桧の湯とかけす食堂)

食堂っていろいろあるから、楽しいんだよね。
気楽なところで一生懸命…と言う事ですな。
日本には四季があり、
梅雨入り、梅雨明けだって、何かと分岐点を作っては、
区切りを設けようとしてはおりますが、
梅雨明け宣言後だって雨は降りますよね。台風でなくとも。
四季がある、これはご案内の通りですが、
パッと春から夏に、夏から秋に取って変わるものではなく、
ゆっくりと日を掛けて、
行ったり来たりを繰り返しながら、
そう、四季は移ろい行くものでございますよね。
ですから、
梅雨明け宣言なんてぇものは、実際の季節にはそぐわない。
これはもっともな話なのでございます。
空模様風模様、気候が行ったり来たりとするものですから、
お召し上がりものも、
春夏、温冷が入り乱れまして、それもまた風物詩でございます。
「食堂」には四季時期の旨味が取り揃いますからナ、
だいたい、いつ行っても美味しいものです。
それが特に信頼致します「かけす食堂」なら、なおさらのこと。
夏の盛りの今時分からは少し戻ってしまいますが、
今日は6月も中ごろ、まだまだ涼しさの残る季節の噺となります。
どうぞ最後までお付き合い下さいませ。
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相変わらず…のところで、
バドミントン後、扉温泉・桧の湯にやって来ました。
この日の「桧の湯」は、とても空いていました。
露天風呂は貸切になる時間帯もあり、山間の名湯「扉温泉」をじっくりと楽しみまして、
さぁ、お待ちかねのお昼ご飯。
ゆっくり過ごす湯船の中、
「今日は何を食べようかな」と言う問答は済んでおります。
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先客さんがおられまして、
珍しく小上がりに僕らは座りました。
椅子に座るより少し目線が低いこの光景は、
見慣れた「かけす食堂」の店内でも、珍しく感じます。
この日はそんな目線が変わった日だったからか、
偶然なのか、掲示されたメニュウが目を引きました。
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店頭のホワイトボードに書いてあった「冷やし中華」の文字。
6月頃のお話ですので、本当に出始めた頃合。
実はあまり外食としては冷やし中華を食べないのだけれど、
風呂上りには、妙に惹かれるものがありました。
Dscn2715
春から続く山菜、最後の大物「わらび」…
実はアク抜きに怯えて、自分で調理したことがありません。
それ以上に、甘く炊かれた状態のそれがあまり得意ではなく、
お恥ずかしい話ですが、
わらびとこごみの区別があまり付いていませんでした。
ようやくここに来て、こうして食べてしっかりと認識したくらいです。
駅そばの「山菜そば」に浮いているわらびも、
「何かの茎」程度にしか考えていませんでした。
Dscn2717
そんな訳で、「わらびのおひたし」を。
これ、すこぶる美味しかったです。お持ち帰りも買い求めました。
食感も確かに残り、
ミントなどのハーブ類の様な鮮烈な香りはないものの、
非常にさわやかな食べ心地でした。苦味がある訳でもないし、
瑞々しいと言う言葉も…シャキシャキ?も少し違いますね。
総じて言うなら、そのどれにも当てはまらない個性が「わらび」なのだろう、
そう思います。
醤油の旨味も美味しく拾うことが出来て、上手にアク抜きされていると感じました。
お茶請けにも良く、お漬物の様に食卓にも、きっと肴としても良い。
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YOKOさんは大好物の「天然きのこうどん」を。
お風呂上りに熱いものも乙なもの。
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僕は対照的に、「冷やし中華」を。
円形に盛られた具が、そりゃあたっぷりありまして、これを表面とするならば、
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こちらが裏面。
麺の量と同じくらい具が山盛りになっていて、満足感高かったです。
秋冬のきのこうどん、春の山菜、夏の冷やし中華…
それぞれの旨味を食堂は叶えてくれます。
特に、温泉地にある食堂ですから、
四季を肌で感じられる土地に合わせてある「かけす食堂」ですから、
こうして楽しみが多い訳で。
実際に夏、7月8月になりトマトが収穫されるようになった昨今ですと、
「トマトたっぷり」の冷やし中華に変わっていたりします。
ほら、いつでも面白いでしょう。
また当時、挑戦していた「鯖の味噌煮」のコツなんかも、
心安く教えてくださいますので、伺ったりしていました。
ニンニクを入れてみるなど。こうしたコミニュケーションも食堂文化の素晴らしいところ。
そんな週末の過ごし方をお話致しました所で、
今日はちょうどお時間となってございます。
次回、お目見えまでの暇を頂戴致します。
ありがとうございました。
ありがとうございました。

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