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2016年7月 5日 (火)

ほろ酔いでお散歩、桜を見よう。(2016年4月9日・信州松本市街地)





何事も“過ぎる”ことはよろしくありませんで、

程の良い所が何にしてもよろしかろう。


相変わらず、
気楽なところで一生懸命と言うことで…。

えー…
伊豆半島の河津桜は花期が長いものですから、
「見頃」とイベントを重ねる事は、存外難しくないのかも知れません。
そう思いますよ。
花の命は短いにしても、少しばかり長い。
私共のよく知るところの桜、これは短い。
その短さこそ、珍重させる由縁と偉い先生方が仰っておりました。
1年のうちに、ほんの少しだけ垣間見る光景に、
お酒呑みのお噂が重なれば、
春の陽気にも誘われて、私共も巣穴の中から顔を出します。
出せば、話の幕開きとなっておりまして…。


ここ何年か松本市の春の呑み歩きイベント、
「おらが酒呑み歩き」には参加しておりませんでした。
まぁ、かいつまんで申し上げる事でもないのでしょうけれど、
いかんせん「呑み過ぎてしまうイベント」であり、
春の信州松本の日本酒の仕上がりを知る、
試すことが目的ではないんじゃねぇかな…と思いまして。
「酒に飲まれちゃいけねぇよ」とは、
耳にタコが出来るほど伺いますけれど、
やれ救急車の音が鳴れば、誰か倒れたかと心配し、
気付けば、
座り込んだり、縁石を枕に寝ている旦那衆も居たりして…。

その日、僕とYOKOさんは、
「松本ブルワリー」のクラフトビールのお披露目の報を伺い、
街に繰り出してみる事にしました。
せっかくだから「おらが酒呑み歩き」も、
久し振りに見て回ろう、
桜の時期も見事に重なったし、さぞ面白かろうと考えました。
ただ、「松本ブルワリー」のビールについては通し営業であるし、
「おらが酒呑み歩き」の初っ端から飲み始めなくても良いだろう、
時間が出来たのならば、
ひとっ風呂浴びてから出掛けようじゃねぇか…と考えました。

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“ひとっ風呂”で青木村までひとっ飛びしている辺り、
何か違えている様にも感じられますが、ともあれ。
沓掛温泉・小倉乃湯で、こざっぱりと綺麗になって、松本に出掛けます。

Dscn2079


ちょくちょく小倉乃湯周辺では、
猫がのんびりやっているのを見掛けますが、
今日はお食事中でした。

Dscn2081


流石にお食事中に触られる事は嫌がりそうなので、
写真を前から後ろから…
よほど集中されているのか、全く気付かれず…
いや、気付いているかも知れませんが、
脇目も振らず、当然カメラ目線にはならず。

昔、実家で一緒に暮らしていたムサシさんは犬ですけれど、
やっぱり食べている時に触られること、嫌がってましたからね。
触ろうとは思いませんでしたね。

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「おらが酒呑み歩き」、宴もたけなわ…と言う場面でしょうか。
僕らは15時過ぎに到着しました。
イベントとしては13時スタートですね。
会場のひとつ、「花時計公園」に着きましたが、
煙草の臭いが強く、もう会としては終盤の人の流れに見えました。
皆さん、かなり過ごしておいでで…この雰囲気は少し苦手でした。

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あるブースに立ち寄った後、
どうしても気になっていた
塩尻・笑亀酒造さんのブースにだけ顔を出して、
1杯注いで頂き、場を離れる事にしました。
杜氏である森川さんが参加されておられ、
今年の造り、その成果を試させて頂く事が出来ました。

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もうひとつの会場、四柱神社のお隣、
鶴林堂跡地にある「松本城大手門枡形跡広場」へ向かいます。

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千歳橋の上から。
この女鳥羽川に並ぶ桜並木も、景色の観光名所のひとつ。

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自分達が「おらが酒呑み歩き」に参加していた頃は、
大手門駐車場が会場でしたが、現在はこちらになっているのですね。
様々な催し物が他にも開かれている様で、とても良い場所であると感じます。

それにしても、こちらは花時計公園とは随分と雰囲気が違っていました。
“日本酒を楽しもう”と言う空気感。
「これなら…」とテントに近付きます。

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信州松本島内にあります「笹井酒造」が醸す「笹の譽」ブースへ。
杜氏である笹井さんはお馴染みのお顔でしたが、
もうひと方、お馴染みのお顔に出会い、随分と驚いたものです。

上諏訪のお手伝いをされている姿は、
何度か写真で拝見していますが、松本では初めて。
お会いするならば大町だと思うし、
また、こうしてお酒を注いで頂くと言う経験は…
お顔を知って後、結構な時間が経っていますが、初めてに近いですよね。
不思議な、少しだけ気恥ずかしい心地になりながら、
笹井さんのお酒を注いで頂きました。
そうそう、たぶん初めては大町でビールですね。ビール。
YOKOさんがビール好きである事を知っていてくれていて、
「飲む?」なーんて声を掛けて頂いたんでした。
酒縁のある方であります。

「笹の譽」、それぞれを試します。
全体にイメージとして秘すれば花…と言った感じ、
派手に押して来るものではなく、
可憐に光を湛えて咲くともイメージは違い、
静かにじっと咲いている、その香がゆっくり伝って来る…
そんな風情を思い描きました。

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久し振りに、
塩尻洗馬・美寿々酒造の熊谷杜氏にもお会い出来ました。
「純米吟醸」は売り切れてしまったそうで、流石の人気。
特別純米酒の「みすず」、
水のポーションを感じる柔らかさと酸の締まり、
透明感もあり、前年度より好みの仕上がりでした。

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このラベル、このボトル。
家酒の大定番として常備しておきたいお酒。
「美寿々・本醸造火入れ」、
このお酒、冷やでも良いですが、
お燗酒がとにかく柔らかく優しくて好みなんです。
冷たい牛乳をイメージしてもらって、
それを温めて感じる変化に近い燗上がり、
あのまろやかな美味しさが、美寿々・本醸造にはありまして。

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信州松本市街地にある善哉酒造「善哉・女鳥羽の泉」や、
人の賑わいが多すぎて、大人気過ぎて、
写真を撮り収められなかったけれど、
「大信州酒造」さんのブースで、お酒を試させて頂きました。
大信州さんは皆美味しいと知っていて、
そうして群がり、次から次へ…と言うカタチでしたね。
芯のある、コシのある、メリハリのあるシャンとした雰囲気。
飲み進めていく中で、冴える感覚のあるお酒だったのではないでしょうか。

ここで松本の街でお会いする素敵な飲み手である、
通称“ローリー”ツネさんご夫妻にお会いしました。
ご夫妻でお会いするのは、
奥様にお会いすること、初めてでありました。
春の陽気の中で、
松本の街をより楽しんで頂けたなら素敵なのだけれど。


民芸品、土産物の「松田屋」の跡地で、
「松本城・三の丸倶楽部」が主催する
「夜桜BAR」と言う催しものが開かれておりました。
こちらで「松本ブルワリー」のビールを飲むことが出来ると言う事で、
人が集まりましたね、まさに注目の的。
かく言う僕らのお目当てでもあります。

Dscn2095

その数日が公に初披露となる事もあり、
また新聞記事にて、連日起業についても書かれていた時期でもありました。
誂えられたブルワリーカーの前に、
皆々様、列を成してはいたのですが、
多くスタッフさん方が配置され、ほとんど何の混乱も無かった様に存じます。

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ズンズンと列は流れて行きました。
それほど待たずに、タップの前へ。

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今日の用意は「Traditional Bitter」のみ…とのこと。
しかしながら、
ウィート、ペールエールのラベルも見えていて、
今後、そちらのリリースもあるんだ…とは思いますね。
ワクワクしました。

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そんな訳で「松本ブルワリー・Traditional Bitter」を。
本当に、あっと言う間に飲み干してしまいました。
今日は1杯だけだけれど、
「ここから始まる」、またすぐに次の機会が来る…
そんな風に感じたものです。語り草になる1日。
“今日、ここに来る事が出来て良かった”…心から、そう思いました。

そうそう、
「おらが酒呑み歩き」の枡形広場、
この三の丸倶楽部で、
愛知県からお見えになっているmaikoさんご夫妻にもお会いしました。
大信州酒造のイベントでお知り合いになった方々と、
その後も流れて言った様子。酒縁を紡いでおられましたね~。


酔い覚まし…と言うほど酔ってはいなかったけれど、
ほのかに酔ったかな…と言う程度。
松本城の桜を見て回ろう、と言う事になります。
美味しく楽しみ、心地好い中で、目にも心地好い景色を味わおうと言う趣向で。

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松本城公園南側から。

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南端の通路を歩いて行きます。

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いつ見ても素敵な松本城。
南側からお堀を挟んでの雄姿。

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お堀沿いを歩いて、今度は西側から。

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トイレ休憩を経て、北西に移動します。
松本城の厠事情としては、
この北西にあるトイレがいちばん混み難い…
そう感じています。
人通りが多い南側は小さく混み合うイメージ。
少し歩いて、北西のトイレならば、
比較的空いているし、収容人数も多いので、
尾篭な話で申し訳ありませんが、オススメです。

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松本城、北側の歩道へ。

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桜の向こうに見える松本城を覗き込むYOKOさんを、
更に後ろから撮影する自分。そんな構図。

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今度は松本城を主眼に置いて撮影。
風が吹き、YOKOさんが下を向いたところ。

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北側、松本神社付近にて、お堀に花筏が出来ていました。
垂れ下がる桜の枝と相まって実に風情があります。

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花筏を眺めるYOKOさん。

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お堀に沿って歩きます。
この道は光が入り易く、
歩いていて、とても気持ちが良い場所だと思います。
歩道としても、幅を広く取ってあり、使いやすいです。

Dscn2125


城内に戻る橋の上は、名勝であります。
行き過ぎ、振り返っての1枚。

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お城の東側まで歩いて来ました。
市役所がある面ですね。

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お城を眺めるには、ちょっと遠いでしょうか。
西日の中にシルエットとしての松本城。
これもまた綺麗だと思います。

Dscn2140

南西側。
夜桜の時間帯だと、ここも素敵ですよね。
もう少し花が多い時期なら、もうちょっと見栄えがしたでしょうか。

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いつものお参りに四柱神社までやって来て、
境内の桜を眺めます。

Dscn2143


こんなところで、僕らのお花見は終了。
ちょうど18時くらい。

酔い加減も、ほとんど無くなっていました。
軽い運動も済ませて、さて、次の予定へ…と言った所です。
この日、目当てにしていたお店がちょうど開く時間となっております。

おあとがよろしいようで…。



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コメント

ほぅ、桜のお話しと、日付を見れば4月9日自分たちも、「おらが酒呑み歩き」ちょうど松本を訪れていた日でしたね。三の丸倶楽部でビールを味わった後、そのまま駅前へと流れてしまいましたが、松本城の桜、こんなに綺麗だったのですね。これを見ないで帰ってしまったのは、残念なことをしました。見ないままの桜、こちらで楽しませていただきました。

投稿: maiko | 2016年7月 5日 (火) 21時50分

maikoさん、コメントありがとうございます!
YOKOさんが茶道をたしなんでいる関係もあり、イベントと桜の関係、よくよく感じることが多いのですが、
なかなか、桜の見ごろの時期と重なることは、少ないように感じています。
既に葉桜になっていたり、まだ5分咲きくらいだったり。
信州の冷涼な気候によって、4月の毎週末に何かしらのイベントはあるものの、なかなか重ならない…それがある意味で”らしさ”のようにも感じています。
子供の頃から、小学校の卒業式、入学式に桜が重なるイメージもないですし。
今年は特に重なりが良かった日取りでした。
こうして、たまに”当たり”が来る、それが何よりも喜びを増すように思います。
また来年も重なれば嬉しいですし、重ならなければ、また楽しみにして…そうして、ゆっくり歩んで行きたいと思います!

投稿: SOJA | 2016年7月 6日 (水) 08時39分

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