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2016年6月23日 (木)

その開拓精神が日常を楽しくさせる。(2016年4月8日・月の兎影)


やってみようかな、

どこまでやれるかな…なんて、思ってしまう。

こうしたフロンティアスピリッツは、ワクワクさせてくれる。

「やろう、試そう」と皆が思う訳じゃないんだろうけど、

「食べてみたいぞ」とは、皆が思うんじゃないかなぁ。


気楽なところで一生懸命…と言う事で。

今日この頃と言うものは、
月替わりの限定メニュウをいろんなお店が用意してくれていますよね。
食堂だと元来、「日替わり」が存在していて、
毎日来てもらっても楽しむ事が出来る様に…なんて工夫が見て取れますが、
ラーメン屋さんの場合は、
やはり「月替わり」が定番なのかしら…と思いますね。
毎日同じラーメン屋さんと言う時代ではない様に存じますね。
ラーメン好きはいろんなスタイルのラーメン屋さん地図を、
頭の中に抱えていて、
「今日の気分は?」なんて問いかけて、
引き出しを開けているんじゃねぇかな、と存じます。

「月の満ち欠け」と店名に掛けて月替わりのラーメンが提供されております、
南松本「月の兎影」、
もう提供は終わってしまったのだけれど、
4月の限定メニュウについての一席を申し上げますので、
どうぞ最後まで、お付き合い下さいませ。

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そんな訳でして「月の兎影」へ。



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お目当ては、
「煮干と節を通常の8倍使った」…と言う謳い文句の、
「八倍節そば」、限定数1日12杯ですが、お陰様であり付く事が出来ました。

「節と白湯の中華そば」がベースとなっていて、
ここに掛かるんですね。8倍。
その節が増えた分、スープが煮詰まってしまうから、
12杯用意するので精一杯なんだそうです。これはなるほど。
そこでベーススープを足して良ければ提供数は増えるのでしょうけれど、
そうすると「8倍」の意味がなくなっちゃいますし。
粘度の高い、密度の高いスープは焦げ付き易い…とは、
ほら、カレーとかシチュウとかにも言えること。
難しいのは分かってらっしゃったと思うのですけれど、
あえて、挑戦する姿勢、本当に素晴らしいと思います。

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YOKOさんは、いつもの。
「辛みそとんこつ(白)」ですね。不動の大好物。
ただ、これから気候が夏に向かって来ると、
「つけ麺気分」と言い易い傾向があるので、
はてさて、今後どうなることやら。

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お待ちかね、「八倍節そば」を。
スープの中にもたっぷり節感はありますが、
更に上から、こんもりと節の山。
「満月」…味玉を抜いてもらって、
かわりに「玉葱」のトッピングをしてもらっています。

なるほど、渋味を感じるくらい強い節の味。
でも、そこでエグくて食べられない…とは感じませんでした。
むしろ、ちゃんと美味しいし、
ここで豚骨濃度を増して、もっと甘く仕上げれば、
いわゆる「頑者」や「六厘舎」の、
豚骨魚介醤油の系統に収まるんじゃないかな…と思いました。
これがつけめんのスープではなく、
ラーメンとして成っているからこそ、
麺もスープも高い温度を持ち、
スープを飲み込みながら食べるので、感じ方が違う…
そんな風に感じました。温度が高いと一層風味が感じられるものです。
逆に言えば、冷たいものは案外味や香って感じ難いです。

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麺を引き上げると、たっぷりの節。
豪気であります。
YOKOさんは、「もうちょっと節、少なくても良いかも…」とのこと。
うんうん、なるほど。
不思議なもので、煮干由来の苦味などは、
「信越麺戦記」で登場した際に頂いた「新宿・煮干ラーメン凪」の方が、
より感じるように思います。
それをスープの濃度や合わせる具で上手に食べさせてくれていたイメージ。
「八倍節そば」、
それぐらい煮干が濃いかも知れないけれど、
節粉の合わせ方で、舌触りこそ少し粉っぽいザラザラ感がありましたが、
煮干感とのバランスを保とうとしてある気がして、
美味しく食べる事が出来ていました。

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替え玉もお願いして食べ尽くしました。
ご馳走様でした。

当時、
いろんな方のブログを見せて頂いたけれど、
必ずしも「良い」と言う事はありませんでしたね。
「節が強過ぎる」と感じた方もいらっしゃったみたいで。
ここが面白いところ、なのでしょう。
こう言う一見“気をてらった”と思われるものも、
真剣に造られていて、挑戦している姿勢は、
また、どんなメニュウが出て来るのか、とても楽しみな心持ちになります。

しばらく行っていないので、また行きたいなぁ…と思っております。
僕は個人的にメニュウの中で、
いちばんリピートしている「あさりつけ麺」かなぁ、と思っていますが、
昨月から好評により延長された「トムヤムつけ麺」も良いなぁ、なんて考えています。
もちろん、今月の月の満ち欠け「柚子と生ハムの冷やし塩ラーメン」も、
昨年、食べ損ねているので、どうしようかなぁ…と、言うところ、
ちょうどお時間となっておりまして。

本日はここまでで、暇を頂戴致したいと存じます。
次回、お目に掛かりますまで、しばらく。

ありがとうございました。

ありがとうございました。


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