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2016年4月 4日 (月)

てるてる坊主型のワンタンにときめく。(2016年4月3日・廣東)


ほんのわずかな時間に、事は起きる。

チュルンと言う吸い込む音、

ズルルッと言うスープを引き連れて来る音がして、

ジュワッと言う中身、餡の旨さに、ときめく。

本場中国では、餃子はご飯であって、
ご飯と餃子ではなく、餃子を主食として食べるなんて伺います。

そう、
すべてワンタンだけで良い、
このワンタンなら腹いっぱいそれだけでも良い…ってくらい。
でも、麺もあるから、それも美味しいし………どちらにせよ、たまらくて。

4月の大好物メニュウを食べに行きます。


何かと3月最終週は忙しく、
“何かと”と、のたまうその中身を、事細かに説明してみたいと言う…
…そんな感情もムラッと湧いたりなんかもしますけれど、
何の生産性もないですし、本当“何かと”あって、
ようやく漕ぎ着けた日曜日でした。
普段、金曜日、土曜日と温泉に行ったりする事が多いけれど、
今週ばかりは日曜日にようやく行く事が出来た…と言うくらい。

扉温泉・桧の湯にて、
すっかり心も体も癒されてお昼ご飯に向かったのは、
松本市は緑町、お馴染みのお店の4月、春先にお馴染みであろう、
あのメニュウを食べたくて。

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上土の駐車場に車を停めて歩きます。
…ここ、この場所、実は猫スポットでもあります。
この日も、帰り道でしたけれど、
猫さんを発見しました。
停められた車の奥から、こちらを覗き込んでいましたね。

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緑町「廣東」さんへ。
昨年も4月のオススメメニュウでした、
「ワンタン」を食べにやって来た次第…
YOKOさんは大のワンタン好きです。
メニュウにあれば、辛いメニュウかワンタンかってくらい。

調べてみると、昨年は4月4日に来ている様です。
4月になって、居ても立っても居られずに…と言ったかたち。
今回もまた、ウキウキとした足取り。

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僕はメニュウブックを開ける事無く選んでいました。
先達て「桧の湯」の湯船で考えていました。
昨年は、「ワンタンにライス」だったと。それも良い。
それも良いけれど、今日はよりご飯を美味しく食べる構成にしよう…
…などとこう、シミュレーションをね、ええ。

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「ねぎワン麺」

ワンタン、ワンタン麺、
ねぎワンタン麺と3種のバリエーションの中から、
炒めた辛味を添える「ねぎワン麺」を選びました。

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共に、ご飯も。
普段はYOKOさんが辛いもの担当だけれど、
とにかく今日は「ワンタン麺を食べるんだ!」と思っていた様で、
辛いメニュウまで目が行かなかった…とは、
その後のYOKOさん談。

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「ワン麺」

そんな訳で、こちらがYOKOさんの「ワン麺」になります。
「廣東」の優しい味わいのラーメンに、
てるてる坊主型と呼ばれるワンタンが入っています。

ワンタンにはいろんな形状があるとは思う…
自由なものだと思いますけれど、
オーソドックスなものは、三角形型ですよね。
先日、家で味噌ワンタンスープをこしらえた際に、
無意識に三角形に包んでいました。
まるで生八つ橋みたいに、真ん中にちょこんと餡を入れて。
これはどちらかと言うと、
ピロピロの生地を楽しむ事がメインかなぁ…と思っています。
それはそれで好きですけれど、
「廣東」のワンタンは大きめの餡があり、
皮はねじりを加えて包んであるので、
餡としての食感が確かに味わえ、プルンとした舌触り、
そして、噛んで弾けて、肉汁ともスープとも…
双方入り混じった旨味が口いっぱいに広がる形で、たまらないんです。
すごく好み。
バトミントンのシャトルで言うなら羽の部分も…
つまりはてるてる坊主の服の部分も、それはそれでスープをたっぷり貯えて来るので、

「汁物バンザイ!ワンタンバンザイ!」

…と言った美味しさのマーチが鳴り響きます。

「ワン麺」と「ねぎワン麺」の差は、
見ての通りに辛味ねぎにありますが、
どちらも良いです。
本当にどちらを気分で選んでも、きっと満足できる。
期間内にもう1度は必ずや食べに行きたいですね。
僕もYOKOさんも大好物です。

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松本城周辺で、いちばん早く咲く桜は、
辰巳の御庭のコヒガンザクラですよね。
子供の頃から眺めていること、知っていることであります。
今年もお城の開花に先立って咲き誇り、
Twitterでも、喜びの声、よく目に致しました。

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…花粉にはまだまだ苦しめられているけれど、

信州に春が訪れたんだなぁ…と感じます。

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四柱神社にこれからのこと、日々の無事のお祈り…お参りと、
また先週に祈ったこと、無事に叶ったので御礼を伝えに来ました。

この後、僕らは春の陽気の心地好さ、
胃袋から伝わる幸福感に従って、
用事の前に、もう1軒行ってみようと言う事になりました。
ちょうど折りしも、Facebookにて、
新導入のコーヒーもあったりなんかして、いざ、いざ…と言うかたち。
次回に続きます!


料理ってそれぞれの解釈があると思うんです。
例えば、鰻の仕上げ方だって、
関東と関西で、焼き蒸しに差がありますよね。

それが大手企業になればなるほど、
最大公約数的な味わいを求められてしまうんだと思います。

こうして、「廣東」に食べに行く…
それは「ここにしかない美味しさ」を求めて行くということ。
それはつまり、
「廣東で味わえる美味しさは、廣東でしか満たされない」
…と言う事に他なりません。

他のお気に入りのお店…
厨十兵衛だって、摩幌美だって、そう言うこと…
お店って、そう言う「文化」なんだと思うんです。
「文化」そのものがお店そのもの。

松本には良いお店がいっぱいあって、
なかなか足を運び切れないけれど、
そうした個性的なお店が多い街だと思っています。
行き切れないと言うのは、楽しみ尽くせないくらいいっぱいあるって事で。

そんな良い心持ちにて、僕らは次のお店へと歩いて行くのでした。

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