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2016年4月27日 (水)

焼きたてのピザだから出来る卵の旨さに心躍る!(2016年4月21日・Pizza Verde Matsumoto)


「 タッマゴ、ウメーッ! 」

パーラッパラー…と高らかになる頭の中のファンファーレ。

そう、あれだ、クラシエ(旧カネボウフーズ)社の伝説的なお菓子、
「ねるねるねるね」のCMの魔女みたいだと、今思う。

なんて言うの、

ごくシンプルに言って、

「ウメー!」の感情で、めいっぱい満たされた瞬間。


そんな訳で…
気楽な所で一生懸命、と言う事ですが。

前回のブログ更新では、
ミキーさん方、SwedenのAkkuratに集うメンバーの来日、
そして来松に合わせて、
摩幌美にて、一緒に楽しんだ一席を申し上げました。
今日は、その前段部。4月21日の夜の食事について。

雨風の強い日、移動に難があるので、
夕ご飯は駅前で済ましてしまおうと、高橋食堂も考えますが、
ミキーさん達が訪れる予定の20時頃には時間を持て余してしまいそう。
どうしようかなー…と考えて行く中で、
体が勝手に覚えているようで、
フラフラと悩みながら緑町まで歩いて来ていました。
十字路で「まっすぐ行けば廣東で、右に曲がればVerde」と言う状況に。
何にせよ、お酒をたっぷり飲むことが出来てしまう場所だと、
明日に差し障る様に思えて、十兵衛やばんざい家は候補に上がるも、
また週末いつか。

廣東は週末のお昼にも、また訪れることは出来る、
Verdeの場合は、ランチメニュウとディナーメニュウだと、
選ぶことが出来るピザの種類や、一品料理のラインナップに違いがある、
そして、
「最近、巻いていないね」と言うYOKOさんの一言が決め手になりました。
(そして、週末にちゃんと廣東には行っていたりもします)

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「Pizza Verde Matsumoto」

夜の部、開店直後のVerdeにお邪魔しました。
時折、いっぱいのお客さんで諦めていた日もありましたから、
久し振りになりましたが、“巻いて食べに”やって来ました。

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雨で肌寒いとは言え、ハートランドは美味しいです。

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僕らが最初だった様子で、今は静かな店内。
ピザ窯の中の薪の匂いが、とても良いです。
不思議なもので、どこか落ち着く火の匂い。
また、その窯から旨いもんが出て来ると知っているから、
落ち着きながらも、どこか食欲を中心に昂ぶるものがあります。

気軽に食事が出来る…これが何より良かったです。
僕とYOKOさんで気になるピザを1枚ずつ選びます。
そして、初めてお店に入り、メニュウを見た頃から、
ずっと気になっていた一品メニュウを注文。

お腹を満たして、次の予定へ出掛ける事が出来ました。
使いやすい…と感じます。
たぶん「廣東」でも同じ様に使うことが出来たでしょう。
もし、ゆっくり腰を落ち着けて楽しみたいなら、
一品料理を主体にお願いすれば良いのですから、
ほら、使いやすいですよね?

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YOKOさんが選んだピザは「サラーメ」を。
イタリアンサラミ、トマトソース、モッツァレラ、パルミジャーノを使ったピザ。

お店の方でピザをカットして出してくれますが、
乙を気取って…と言う事もあるのですけれど、
何より、出来るだけ熱々の状態で食べたくて、
「カットなし」にて注文してあります。
今すぐ食べる1カット分だけ切り出し、自陣…取り皿に引き寄せ、
フォークとナイフで、ソースを内側に包み込むように、
ピザ生地を巻き込んで筒状に。
これをカットして食べる!

「 んー! 」

…感嘆するYOKOさんの声。

やっぱり巻いて食べるピザの美味しさは格別で、

「 これを食べたかったんだ 」と満足そう。

トマトソースが生きるスタンダードな美味しさを持ちながら、
イタリアンサラミ、香ばしく火が入っていて、
とても良いアクセント…匂いにも、また塩気にも。
巻くからこそサラミが内側に入って、
ちゃんと口の中で味を生地と一体になった上で感じる事が出来ます。

この食べ方を知らない時分のピザの上のサラミって、
ラーメンのナルトの様に、ある種の飾り…とさえ思っていました。
食べる時にこぼれてしまうし、一緒に口の中に入っても、
生地とすぐに離れ離れになってしまいますし。

「ピザにはサラミ」と言う感覚さえビジュアルイメージにも、
共にあるものだけれど、
ちゃんとした美味しさを味わう事が出来て嬉しい。
よく合いますね。どの素材からも主張を感じて、美味しい。

既知の部分で、
「サラミ」の体験として、
素で食べると塩気と脂、少しのスモーク香を感じます。
そう言う食べ物で、酒の肴、脇役。風味付け…と言う印象でした。塩辛さもあるし。
こうしてピザの中、口の中にサラミが入った時の、
味の膨らみ、存在感は嬉しくなってしまうくらいの美味しさでした。
サラミへの考え方、変わりますね。
デリバリーのピザと比べちゃいけないかも知れないけれど、
あのサラミでは、あってもなくてもどっちでも良いと覚えてしまうことも、
仕方がないのかも知れません。
サラミの特性を知った上での調理って大切だなぁ…と感じました。

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「窯焼きチキン&グリル野菜添え」

ピザ窯はピザを焼くためだけのものではなく、
本質的にオーブンなんだ…と思わされるメニュウ。
固定概念的に窯はピザしか焼けないと考えてしまっていたけれど、
間接的な加熱、かつあの熱量は魅力ある調理器具。
オーブンで焼く鶏肉や野菜、家でもよくやりますが、
フライパンとは、ひと味違って美味しいです。
味付けをしながら焼くフライパン料理も素敵ですが、
オーブンは直火でない分、火が優しく入る様に感じます。
肉なら身が硬くならず、野菜なら無水調理の様に、
より風味が強く、甘味も出る様に思っています。
この一皿、まさにその味、期待通りの美味しさでした。

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鶏肉、香ばしかったです。表面はパリッと焼きが入って、
中はムチムチとした鶏肉の食感が生きていて、
シンプルな味付けだからこそ、肉の旨味、また肉汁を堪能する事が出来ました。
野菜も、ジャガイモや芽キャベツは、
とんでもなく甘くなっていました。
「甘い!旨い!」と頭を抱えてしまいそうな感じ。いっそ抱えていたかも。
こう言う甘味がしっかり出た野菜を食べると、
本当に嬉しくなってしまいますね。
洋食厨房Spiceの「おんやさい」を愛する僕らにとっては、なおさらです。

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僕が選んだピザは、
「アスパラとベーコンのビスマルク」を。
これは黒板メニュウでした。
グランドメニュウの冊子にはないもの。
グランドメニュウには「ビスマルク」そのものはあり、
トマトソース、モッツァレラ、半熟たまご、
イタリアハム、パルミジャーノのピザとなっています。
これにアスパラやベーコンを加えた限定メニュウ…と言った形でしょうか。

中央の卵を割ると黄身が飛び出す…
これは予想通りでしたが、黄身とピザとの親和性が、
すごく美味しかった。予想の遥か上を行く美味しさでした。

何と言うのか、
ハンバーグ、ハンバーガーにある卵と言うものは、
ハンバーグに対して目玉焼きが乗っている状況であって、
味の変化…と言う付き合い方だろうと思うんです。
ハンバーグも美味しいし、目玉焼きも美味しい。
一緒に食べても美味しいけれど、それぞれの美味しさを感じる。

今回感じたのはピザだからこその親和性。
卵液、想像以上に多くてピザソースと共に、
お皿の上では、例えば「サラーメ」と比べても、
液分が多くなってしまいました。
巻こうにも液分が多いと流れてしまう訳ですね。
だが、それが良いのです。それで良かったんです。

卵液は、ピザ生地に吸い込まれて行くではありませんか!

卵と小麦粉の相性が良いのは言わずもがな。
もちもちとした歯触りの良い生地が、
そう、例えるならばフレンチトーストの構図、
染み込んで滑らかで、くにゅっとした食感に変わります。
巻いていてもフォークに返す生地の弾力が、
柔らかさを持つようになります。
この状態で食べる熱いトマトソース、またモッツァレラチーズとの共演!
たまりませんでした。
卵が半熟だからこそ味わう事が出来る世界があるんですね。
親子丼などの半熟とはまた違った感覚です。
ソースとしての卵、
日本料理に照らし合わせるならば、すき焼きの卵がいちばん近いのかも。
トマトソースと混ざり合った卵、
生地に染み込んだ卵、それぞれの良さが輝いていました。
焼きたての生地だからこそ、
卵液と合わさって行くんじゃないかなぁ…って思いました。
焼き上がり、窯から出て来て1分以内だからこそ。ピザ窯様々であります。


そうして僕らは四柱神社にいつものお参りをし、摩幌美に向かいます。
向かった後のお話は、先達ての更新の通り。

今年のゴールデンウィーク、お休みの期間、
僕とYOKOさんのテーマは「料理と運動」となりまして。

各地、温泉は混み合うので、避けるとして、
その分、「料理と運動」を楽しんで行こうと考えています。
色々な料理を試してみたい、作ってみたい…
そんな風に思っています。
その中でリストアップしたものの中に、ピザもあります。
家庭用オーブンですけれど、生地から作ってみたいなぁ…と。
Verdeみたいな、
こんなに美味しいものは作る事が出来ないけれど、
「やってみたいな!」って思う今日この頃です。

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