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2016年3月 9日 (水)

想像の壁を貫いた、ねぎ豚きゅうりつけ麺の存在感(2016年2月14日・みさき食堂)


お店の顔、軒先には、

レモンラーメン
かみなりラーメン
ねぎ豚キューリつけ麺

それと今は新作の「煮ぼタン」の名が手書きの看板にある。

かみなり、レモンと食べて来て、
先達て、ご飯と共に「ねぎ豚」は食べたところ。

主要な「ねぎ豚」を食べていたら、
おおよそ「ねぎ豚きゅうりつけ麺」については、
予想が付くじゃないですか。美味しさの期待値ですらも。

YOKOさんにして、「あれは、すごい」と言わしめた、
想像の壁を貫く辰野町小野「みさき食堂」の名物のひとつ。


バドミントン後の食事に、
相変わらず、みさき食堂を目指す場合には、
たつの荒神山温泉・たつのパークホテルへ行きます。
この日は町内の集まりがあったらしく、
ほぼ満載の靴箱に驚きましたが、
やはり温泉だけでなく、
食事やお酒などもお楽しみである様子、
皆さん、あっと言う間に上がられてしまいました。
みさき食堂は13時30分がラストオーダーなので、
間に合う様に時間を合わせて、出掛けて行きます。

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「煮ぼタンラーメン」の店内告知。

「煮ぼし&鶏パイタンの濃厚スープが特長(当社比)」とあります。

事ある毎にこれを見て、食べてみたいと思っていました。
けれど、
出来れば、週に1回のラーメンに抑えておきたい事情があり…
2回目のラーメンになってしまうので、控えていたのですが、
YOKOさんが、もうひとつの狙い目メニュウを注文するとの事で、
“ならいっそ”
ふたりで、これまで食べていなかったメニュウを行ってみよう!
そう思い、注文しました。

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注文したあとの待ち時間は、
ランチタイムのサービスにサラダを。
これ、毎度毎度ですが嬉しいんですよね。
ホールコーンが乗っているのもポイント高いです。

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「煮ぼタンラーメン」

サラッとしている訳でもなく、
トロッとしている訳でもなく、
その中間くらいの粘度のスープで、
鶏白湯の名に偽りない鶏味の凝縮されたスープ。
そして、かなりの煮干しを溶かし込んであるようで、
鶏の香によく混ざって、煮干し香もしっかり強く、
満足が行くレベルで、
最近のラーメンと言う印象があります。
食堂系のラーメンと言うよりも、専門店のスープっぽい。
けれど、とても特長的なところに、
すりおろし生にんにく級の刺激的なにんにく味を感じて、
その旨味が“みさきの味”だなんて言って良いくらい、
きっと本来は穏やかなスープなのだけれど、
強烈で素敵なパンチ力を与えてくれていると思いました。
玉葱やきくらげの味もよくマッチしていて、
とても気に入りました。

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麺は、比べてみるとつけ麺のものとも同じ様に見えますね。
どちらかと言うと淡白な味の麺だと思いますが、
スープには、とても良く合っていると思いました。
ご飯にも相性が良い仕上がりは食堂のメニュウである事を感じさせてくれます。
スープをまとった麺も、ご飯に良い。
これ、とっても大切だと思うのです。

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ただ、色々試してみたくて、この日の僕は半カレーをお願いしていました。
一見、量が少なく思えてしまったのだけれど、
結構、お腹にたまり、説得力がありましたね。
美味しく頂きました。

…カレーがあるなら、カレーラーメンも食べたいな…と、
ついつい思ってしまいます。

冒頭にも書きましたが、
メニュウにも「みさき食堂名物」とハッキリ記載がある「ねぎ豚」と言う存在。

「レモンラーメンとみさき名物ねぎ豚丼!(2016年1月24日・みさき食堂)」
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/2016124-97ae.html )

上記リンク先のブログ記事、
ここで初めて「ねぎ豚丼」として、「ねぎ豚」と「ご飯」の組み合わせで食べています。
「3大ねぎ豚料理」があり、
ねぎ豚丼、ねぎ豚ラーメン、ねぎ豚つけめんの3種。
このつけ麺版に更にきゅうりを足したものが、今回のお題。
食べてみて思うのは、きゅうりの尊さですね。
こってり焼けた油が絡みつくねぎ豚にきゅうりの爽やかさは、非常に美味しい。

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「ねぎ豚きゅうりつけ麺」

麺の上にきゅうり。スープの中にねぎ豚…と言うビジュアル。
自分は、てっきり麺の上にねぎ豚も乗って来ると思っていました。
大量のきゅうりを麺の中にまぶして頂きます。
お皿の上を見たYOKOさんは、
「こんなにいっぱい食べられるかなぁ」と思ったそうですが、
きゅうりによって膨らんだ、大容量的見た目であって、
普通のつけ麺と量としては大きく変わらないと感じたそうです。

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肝心のスープ。
僕もひと口頂きましたが、これが非常に美味しかった!

ラーメンには「油」を使いますよね。
鶏油、ネギ油…香味油を用いる事で、
風味付けはもちろんのこと、
スープの上に油層を引き、熱を逃がさない効果、
麺を引き上げる際には油層を通るのですから、
追いかけて香と旨味を与えてくれると思っています。

一般的に、そのオイルは既に仕上げてあるものを、
器の中に入れ、用いるのですが、
ひとえに「ねぎ豚」の効果で、
焼いて香ばしく焦がしたばかりの出来立てのねぎ油が、
この「ねぎ豚きゅうりつけ麺」には用いられているとお考え頂きたい。

つまり、凄まじい香ばしさが溢れ出るスープ!

時間が経ってしまうと、この香ばしさは薄れてしまうでしょう。
けれど、その都度焼いて仕上げる手間を惜しまない事で、
他にはないつけ麺のスープになっていると感じました。
出来立ての油を使うなんて事は、
きっとラーメン屋さんとしてあり得ないくらい過酷な手間だと思うのですが、
名物と言う形で昇華している食堂ならでは。

醤油ベースと思われるスープに、
ネギの甘み、ネギの辛味、コショウの匂い、刺激、
焼いた油の匂い、まろやかさが加わり、
少し油層も深く、油っぽいのだけれども、
つけ麺に仕込んであるキュウリが上手にバランスを取ります。
目の前のYOKOさんの嬉しそうな顔は、今でも覚えていますね。
ひと口もらった僕自身も、新感覚の美味しさと感じました。

“みさき名物”…ですから、辰野町小野の皆さんはお馴染みの味…なんですよね。
僕らにとっては新感覚であっても。
良いなぁ。

…鶏皮から鶏油を取る際に、電子レンジと言う手法も聞いた事がある様な。
そうするとフレッシュ鶏油のラーメンは出来るかも知れませんね。
けれど、中華の技法で言う焼いた鍋、高火力で熱せられた油の味は、
あまり家庭では再現できないですよね。

僕自身は煮ぼタン+カレーを食べていたのだけれど、
これだけ感動して「ねぎ豚きゅうりつけ麺」について書くことが出来るのですから、
自分を主として注文した時の感動はいかばかりか。
試さなくちゃ…ですね。

また行ってみたいと思います!

…そんな話をYOKOさんに伝えると、
「私も頼む!」とのことで、
ブログの内容が「ねぎ豚きゅりつけ麺」しかない日も、
しばらくしたら訪れそうです。
普段、異なるメニュウを頼む様にしていても、食べたさには抗えない。

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