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2016年3月21日 (月)

月の兎の鯖+白湯の食べ比べ(2016年2月12日・月の兎影)


これって奥深いと思うんですよ。

素体は同じなのに、

こんなにも色を分ける。

ラーメン屋さん、そう専門店って凄いなぁ…と思う食べ比べ。


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金曜日恒例、麺曜日からの温泉コース。
この週は、南松本の「月の兎影」へ。

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2月3月の限定なので、
既報のままであれば、今月いっぱいの限定メニュウ
「トムヤムラーメン」
…これを目当てに出掛けて行った日でした。
辛い物が好きなYOKOさんは、目を輝かせていました。

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自分はいつも通りに「あさりつけ麺」にしようか…
…そう思って来店していたものの、
「トムヤムラーメン」は、
この「節と白湯の中華そば」がベースになっている…とのこと。
自分の場合は「あさりつけ麺」が9割くらい、
限定や中濃とんこつが残り1割くらい、
本当に「あさり」に魅了されているので、
ベースの「節と白湯」は実は食べたことがありません。
特に「節と白湯の中華そば」は、
お値段が同じで、
ノーマル版と「白湯多め」のバランスで食べる2種が存在します。
この「白湯多め」…鶏スープの割合を多くしたバージョン、
誉めているSNSを拝見した事があり、
「これは、食べてみたいな」と思いました。

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「節と白湯の中華そば・白湯多め」
満月…味付煮玉子の代わりに、玉葱のトッピングで。

実に満足度の高いスープでした。
コラーゲンがよく抽出された、
いわゆる「口のまわりがペタペタする」くらいの濃さ。
節スープで合わせている分、
重厚になり過ぎず、節の香が立ち上って、実に良い塩梅。
これは旨いです。
食堂の様な「中華そば」では勿論ないのだけれど、
「あさり」や「中濃とんこつ」のラインから言えば、
紛れもないスタンダードラインに感じました。
それでいて、鶏の押しの旨さに浸る。

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麺は「あさり」と一緒と思われる、
不規則なウェーブが掛かったもの。
この麺、すごく好みなんですよね。つけ麺もこの麺です。
よくスープを持ち上げてくれました。

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替え玉もお願いして、しっかり堪能。
替え玉、茹で上げ直ぐをスープの上から乗せて混ぜるのだけれど、
それでも麺の香が勝ちますね?
その一見アンバランスになった瞬間でも、
それはそれで、麺の味が一層生きて届くので、
そう、僕は「大盛り」より「替え玉」が好きなんです。
やっぱり旨い。

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YOKOさんは「トムヤムラーメン」を。
見た目、具材も全く違いますよね。
こちらも満月の代わりにメンマと言う注文にて。

辛味はそれほど強く感じません。
YOKOさんが9割近く注文するメニュウ、
「辛みそとんこつ(白)」の方が、辛く感じる印象でした。
辛味より印象的に感じたのは、酸味。
「トムヤムクン」をイメージしている訳ですから、
レモングラス系の風味と共に、酸味が割合に強く届いて、
それは鶏や節のベースをマスキングして、
非常に“それっぽい”仕上がりなのだけれど、
ちゃんとラーメンの味付けを持っていて、不思議な感覚。
でも美味しい。

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麺は「あさり」や「節と白湯の中華そば」と同じ。
より食べ比べるには適していました。
麺の味すらも違った印象です。
知っていても、これは体感するとなお面白い。

パクチーの清涼感ある香も手伝い、
おそらくは辛味も控えめなのって、
きっと「後を引かない」ってこと、
爽やかな印象で食べ終わることをデザインしているのかも知れませんね。
辛さと酸味が適度に強過ぎないからこそ、
パクチーやエビなどのシンプルな素材も活きている様に感じました。
辛過ぎると、
いくら清涼感のある素材を合わせても、
口の中の辛味が残って、印象も「辛い」で留まっちゃいますもんね。
実に興味深い。


食べ比べ…には違いないけれど、
見た目も味の印象も全く違う食べ比べ。
きっと何度も味の調整やバランスって見ていらっしゃるんだろうなぁ…
…と思うんです。
ベースが同じで、同じ様な味って、「そりゃそうだ」って思います。
それを「全く印象が違うね」と感じさせる造りの良さ。
堪能しました。


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