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2016年2月22日 (月)

再開を待ち望んでいた扉温泉・桧の湯、かけす食堂。(2016年2月21日)


「雨氷」と言うものを知り、

写真だけ見ると、とても美しいもので、

それは自然災害と言う言葉に、直結しないくらい。

今回、松本市入山辺、塩尻峠、善知鳥峠、スカイランドきよみずへ向かう道…
それぞれで甚大な被害をもたらしました。
信州は自然の中にあり、自然の恵みを多く与えてもらって生きています。
だからこそ、自然の驚異を知っているつもりでしたが、
「雨氷」、想像を越え、とても恐ろしいものでした。

再開の報を受け、いつもの道を登って行くと、
そう、道こそ、今となっては片付けられ、脇に木立が寄せられているだけ。
けれど、木々の雪崩が起きていたのだと、
道路の先、山を見るたびに、被害を目の当たりにしました。

僕とYOKOさんは、
松本において、気軽に行く事が出来て、
温度も僕らの好ましいところで、硫黄の香もたまらなくて…
それなりに足しげく扉温泉・桧の湯に通っていると思います。
3冊買うと、更にお得になる回数券も、何度か購入しています。

行けなくなる…と言うのは、
本当は、寸時の事であると思い直し、
人も建屋も「無事」だと言うことを、たぶんもっと喜ぶべきなのだろうけれど、
それでも、しばらく行く事が出来なくなると言う事は、
また、併設されているかけす食堂も休業を余儀なくされると言う事は、
とても寂しいことでした。

やっと、

やっと、再開です!

さぁて、このブログを読んで下さっている皆々様、さぁ、お立会い!

2月20日から再開しています!

安心して下さい、やってますよ!

待ちに待った再開を、温泉施設の再開、かけす食堂の皆さんとの再会…

体も心も、お腹の中も温まって参りました。

今日も気楽なところがよろしいんじゃないか…てンですが、
一生懸命に申し上げることにしております。

何ひとつ変わらない、いつも通りのお気に入りの…
その姿が、あってくれて、誠にありがたい、めでたいと言う心持ちで参ります!

扉温泉・桧の湯、かけす食堂での一席、

どうぞ最後まで、お付き合い下さいませ。


【 2016年2月21日 】

最近の僕らの休日と言うものは、何はなくともバドミントンです。
2015年の夏ごろ、
不意に…学生時分を懐かしんでやり始め、半年ほどが経ちました。
特に、大会などに出よう、クラブに入って競り合おう…
…と言う向上心は、不思議とお互いに持ち合わせておりませんで、
ゴルフ、
その打ちっ放しに行くような、そんな感じでしょうか。

Photo


新調したラケットにて。
シャトルと同じメーカーのものにしました。
「頑張らないバドミントン研究会」なるサイトのオリジナル。
色々とシャトルは試してみましたが、
値段とコストの折り合いとして、落ち着いた事もあり。

Raket_0



僕は夏頃、バドミントンを再会した頃から、
つい先日まで、
高校時代に使っていたラケットを引っ張り出して振り回しておりました。

本体はほとんど傷もなく痛みも無い様に見えましたが、
“ある一点”だけ傷があり、ガットを張る際にも、
「もしかすると、この点を基点に折れてしまうかも知れない」と、
スポーツ用品屋のお兄さんからは警告を受けていました。
無事にガットは張る事が出来、しばらく使うことは出来ていたのですが、
打ち損じ、シャトルの硬い部分とフレームが「ガチッ」と当たり、折れた際の写真。
最後の最後まで使おうと、そのまま打ち続けていると…。

Raketto_1


完全なる終焉を迎えました。
寂しいけれど、感謝が湧き上がって来ます。
このラケットのおかげで、
再びバドミントンを楽しむ事が出来ました。

新調したラケットの感触を楽しみながら始まった1日。
汗を掻いた後に、
再開直前の19日、再開した20日、楽しむ常連ズの姿も掲載された21日…
連日、新聞記事にて拝見していた、
扉温泉・桧の湯、隣接されるかけす食堂に出掛けました。




Dscn1603


そんな訳で、
扉温泉・桧の湯にやって来ました。
ちょうど明神館のチェックアウト時分と重なったからでしょうか。
県外ナンバーの車と多くすれ違いました。

Dscn1608


回数券を買っているので、
券売機を僕らは使わない訳だけれど、
ふと見ると、新調されていることが分かります。
先代も、マッサージチェアー同様に時代の付いた、味のある型でしたが、
サイズはほぼそのまま、紙幣投入口のLEDネオンも神々しく、
リニューアルしていました。
桧の湯のおいちゃんもいつも通りだけれど、
ちょっといつも通りではない部分を見つけて、嬉しくなります。
そう言えば、おいちゃんはふたり居られますが、
昨日のおいちゃんがバンダナを頭に締めていたのも、実は初めて見たかも。

Dscn1610


2月は男性が小さい露天風呂側、女性が大きい露天風呂側。
1ヶ月交代です。

浴室に入って、更に僕も…後から聞くとYOKOさんも、
すごく驚きました。
水、お湯を出す「カラン」がピカピカに輝いていました。
シャワーヘッドも近隣ではあまり見ない、真新しいものに変わっていました。
シャワーヘッドはともかく、
カランは例えば上に持ち上がると、
蝶番が若干甘くなっていて、少し垂れて来る…なんて事もあり、
それが味でもあった訳ですけれど、
何と、新しいものの魅力は恐ろしい!
ハナから久し振りの桧の湯で上機嫌でしたけれど、
お湯に浸かるその前から、更に嬉しくなってしまいました。

YOKOさんが女性側の浴室で伺うには、
「古めの施設と聞いていたけれど、(カランを始め浴室浴槽など)綺麗じゃない」
…なんて、報道を見て気にかけて下さったのか、
初めて訪れる素振りの女性の声もあったそうです。

「扉温泉・桧の湯」、お湯はもちろん最高に好みで、
全体的にぬるめで、露天風呂は季節によって更にぬるく、
内湯は四季時期でもだいたい一定の温かさを保っています。
冬の露天風呂に浸って、1時間くらい、ぼーっとするのが…
クールダウンに半身浴、足だけ浴をしなくても良い温度だから、
ずーっとずーっとお湯に触れていられることが出来て、
たまらなく好きなんです。
せっかく温泉に入りに来たら、
無理しない程度に入り続けていたいじゃありませんか。

更に格別なシチュエーションに、ここ最近気付きました。
冬の、よく晴れた日、快晴の日の露天風呂は、より一層の快さがあります。
目を閉じ、しばらく浸った後に天を仰ぐ、
山間が目先の下半分を占め、上半分は、ただただ青空。
冬の天高い空が、澄み切って存在している光景は、
日常の生活に絡み取られた心までも、晴れやかに梳かして行く様です。

ぬる湯…と言うほど、温かさが物足りない事はないのですけれど、
どんなに寒い日でも、
じっくり温まっていると、湯上りその先で、
ぽっぽと身体が熱を発して来ることを感じます。
身体に無理なく、芯を温めるには最高の温泉だと、僕もYOKOさんも思っています。

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続いて「かけす食堂」へ。

今日はどうしようかなぁー…と、露天風呂に浸かりながら、
だいたいのメニュウはすでに把握しているので、
どれを食べようかと思いを巡らせてから、やって来ました。

Facebookでのご縁もあり、
再びこうしてご飯を食べに来る事が出来た喜びを、
そんなお話をすることが出来ました。
それは僕らだけではなく、
同じ思いで訪れる方も多かったと思います。
「久し振りだね」「無事だったかい」
…そんな声を、僕らが食べていた短い時間でも伺う事が出来ました。

Dscn1614


風呂上り温泉上がり、お腹を空かせて訪れる。
落ち着く空間は掛け替えが無いものです。

Dscn1615


…もう終わってしまったか、と思っていた、
松茸入り天然きのこそばも、まだオンメニュウ。
これ、雑茸類から出るダシもあり、松茸のダシもあり、
お蕎麦も美味しいのだけれど、
スープをすするのが、どうにもたまらんのですよネ。

やっぱり、お気に入りのホルモン焼き定食にしようか…
せっかくなので、豪勢に2色のもつ煮食べ比べ定食にしようか…
いや、しかし、もつ煮2色は、ご飯2丼(おかわり)必須メニュウだから、
今日じゃないな…なんて色々と考えたりした結果、
湯船の中で最終決定したメニュウにしました。

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僕は「スタミナうどん+ライス」にて。

味噌ベースのスープに香るニンニクの…
“スタミナ”の名を表す風味。
お味噌汁っぽさとも、ラーメンっぽさとも違う、
軽く煮込まれたうどんに、よく合うスープは、
どうでしょう、「かけすの味」の様に感じています。
あんまり、この味わいのバランスって他のお店じゃありませんよね。

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うどんをよって食べたら、オンライス!!
この雑炊状態にして、
お野菜とご飯をニンニクがしっかり刺激的に利いたスープでかっ込む!
うどんだから七味唐辛子が似合うと言うセオリーがあるものの、
ふっと気付くと、どこか白コショウの様な辛味も感じました。
適度な刺激、そして香が、よりそそります。

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YOKOさんは大定番。1年のうち、ほとんどがこのメニュウ。
「天然きのこうどん」です。
見た目は「スタミナうどん」と似ていて、
きっとベースも同じだとは思いますが、
クッキリと色分けされています。味は全く異なった印象を持ちます。
大振りの天然茸の食感もさることながら、
先ほどもちょっと触れた天然茸でないと出ないスープが絶品。
YOKOさんが愛して止まない最大の理由だと思います。
先日、YOKOさんはちょっとしたきっかけで「野菜炒め定食」に挑戦し、
結構なお気に入りになった…とは言っていましたが、
おそらくは、
きのこ、きのこ、きのこ、きのこ、野菜、きのこ、きのこ、きのこ…
…そんな頻度ではないでしょうか。

天然茸が持つダシ感は、本当に筆舌に尽くし難い自然の旨味。
夏頃までは例年メニュウにありますから、YOKOさんのきのこ日和が続きます。

こちらはどちらかと言うと七味唐辛子が合う美味しさなんですよね。
僕らの様にうどんを食べ比べてみても良いと思いますし、
同じ「天然きのこ」の冠を賜る「天然きのこそば」は醤油ベースで、
これも美味しいです。「天然きのこ」のうどん・そばを食べ比べても面白いですね。

Dscn1619


「かけす食堂」の名物のひとつが、自家製のお漬け物…だと僕は思っています。
お持ち帰りも出来るもので、結構な数の常連さんがお持ち帰りになっているはず。
我が家は…僕自身が血圧との戦いが幾許かあるため、
ここでこうして食べることを楽しみにしています。
他では申し訳ないけれど、お漬け物が定食に添えられても残してしまっています。
「かけす食堂」だけは、美味しいからこそ勿体無い!食べたい!
…と言う気持ちを抑えることが出来ません。名人級ですよね。
昨今、信州が漬け物王国だとあまり感じられなくなって来ていますが、
こうして、お漬け物とお茶を交互に飲んで食べて…そうしていると、
信州人のDNAに訴えかけるものがある様に思います。


久し振りの扉温泉・桧の湯、かけす食堂を楽しんだ一席、申し上げました。

温泉、入浴施設としても、
また、食事処としても、僕もYOKOさんも大のお気に入りの場所です。
今回、自然災害に見舞われましたこと、心からお見舞い申し上げます。
僕らも、僕らの足で行ってみて、
全く問題なく、いつも通りの静けさ、癒し、美味しさがある事を確認して参りました。

松本平にある硫黄の香、温泉らしい香を楽しむ事が出来るところ、
そして、日常的に足を運ぶ事が出来る場所…とは、
実は少ないと思っております。
硫黄泉で言えば、乗鞍高原温泉や白骨温泉がありますね。
ナトリウム系ならば波田町の竜島温泉も、露天風呂なら、ほんの少し硫黄の匂いがしますね。
穂高は有明系の温泉にも硫黄の匂いがありますが、中房温泉や有明荘までは、
少し道のりが難しいかも知れません。
それぞれ施設の特色があり、良い所もいっぱいありますが、
浅間温泉、ホットプラザ浅間や枇杷の湯などは、無色無臭の類だと思います。

もっと言うと、地質、水脈の流れで温泉は変わると思いますから…
どちらかと言うと、扉温泉は山の向こうである、
青木村、有乳湯、沓掛温泉、室賀温泉に近い雰囲気を持っている…
…なんて最近は感じたりするくらいです。

松本にあって、温泉を語るならば、けして外せない「扉温泉」、
この「今」を楽しんで参りました。

さぁて、おあとお目当ては、読んで下さった方が、
再開した桧の湯、かけす食堂にて、語り継いで頂くこと…と、
オチを付けるのは、いかがでしょうか。

ちょうどお時間となっております。

ありがとうございました。

ありがとうございました。

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