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2015年2月8日 - 2015年2月14日

2015年2月14日 (土)

穏やかで美味しい休日を…洋食厨房Spiceで。


深呼吸をするんです。

深呼吸できない苦しい時ほど、深呼吸をするんです。

とても難しいことだけれど、

成功すれば、その時間はかけがえの無い休息になるはずなんです。


1月25日は、それなりに事件があって疲れました。
うん、疲れたんですね。とても。

元より、それを予測していた訳ではないのだけれど、
明くる日1月26日、次いで1月27日は有給休暇を取得しておりました。
ちょうど良かった…と思うことが出来る、これはまさに幸運。

1月26日は、人生初となる場所へ足を運び、調べ物を行った午前中、
午後は信州スカイパークを9kmのジョギングを。
夕刻、景色が少しずつ暗くなる高速道路上を一路北上。
信州スカイパークでのジョギングのあとは、
たいていが「竜島温泉・せせらぎの湯」なのだけれど、
基本的に月曜日が定休日である訳で、

「 さぁ、どうする? 」

――…と、なりました。
近くだったら「林檎の湯屋おぶ~」があるのだけれど、
思いを巡らせた上で、「せっかくの平日なんだし」と思い付いたのが、
青木村「田澤温泉・有乳湯」でした。

県外からのお客さんも多い、信州が誇る名湯のひとつ。
加温、加水の一切無い、新鮮な温泉の掛け流し。
新鮮だからこそ、炭酸含有系の温泉ではないのに、
体に泡が付く…それぐらい新鮮なんです。お湯に入った瞬間「あぁっ」となります。
これまでは同じく平日、昼間に足を運んだ事がありました。
さて、平日の夜はどんな雰囲気なんだろう…そう思って出掛けましたが、
これが、昼の時分に増して、共同浴場らしい風情に満たされたものでした。

日常に溶け込んだ雰囲気。「日帰り入浴施設」と言うより「我が家のお風呂」と言う旅情。

YOKOさんと話したのは、
沓掛温泉・小倉乃湯では、カラカラと浴室へ続く引き戸を開け、
とりあえず、地元ではない僕らも「こんにちは」って言う…そんな雰囲気だ…と言うこと。
感覚的な話なのですが…人が多くいらっしゃらないからかも知れません。

田澤温泉・有乳湯では、地元のお知り合いさん同士だけが挨拶をしている様な印象です。
いやいや、あくまでそれは“部外者出て行け”って感じではないんですよ。
けして、そんな事はありません。
本当に…町内にある、町内皆、家族同然の中のお湯に、
代々、守ってきたお湯に、僕らも入れてもらっている…
…そう、客人扱いと言いますか。
だから何かを特別にしてもらうって事はないのだけれど、そんな雰囲気なんです。

平日の夜と言う事もあって、1日の疲れを癒すため、夜の支度に移るため、
そうして訪れて、ワイワイガヤガヤと…
落語の世界に残る「若い衆は湯屋と髪結床に集まった」と言う、そんな景色。
耳に入る世間話も、政治とか世相とか、そう言った話ではなくて、
家族のこと、畑のこと…実に長閑なものでした。

「 今日は誰と来ただ? 」
「 かあちゃんと来たんですよ 」
「 そういやぁ、木、切ったね 」
「 あぁ、切りましたね。植木屋さんが来て 」
「 ありゃあ、どうやって切ったんだい。あんな高いところ 」
「 するするって登って行って 」
「 ほうー 」
「 ここ、よく来るんですか 」
「 いやー、家の風呂じゃ5分も入ってられねぇけど、ここなら誰かいると思ってさー 」

…ご近所さんなのでしょうけれど、
渋味のあるオジサマと、茶色い髪をなびかせた若いお兄さんと。
一帯の家族感、とても良い関係が築かれているんだと感じました。

自然と…とても良いお湯、温泉に入れてもらっている、その感謝を抱く空間でした。

1月27日は歯医者さんの診察をお願いしてありました。
松本歯科大学に行きます。
診察のついでに、売店へ。
ここの売店に売っている歯磨き粉でないと、自分はダメなんです。
歯茎が荒れてしまいます。
元々、歯周ポケットが深く、困っていたところ…
ブラッシングもちゃんとしているのに…そんな流れから、
オススメされて試してみた歯磨き粉。
専門の方がオススメするだけあって、実に良い。
手放せなくなってしまいました。
歯ブラシもコンパクトヘッドで使い勝手の良いものが、より取り見取り。
街のドラッグストアも品揃えは良いのですけれど、
松本歯科大学の売店が、僕らの口腔ケアには不可欠です。

診察の後、扉温泉・桧の湯へ。

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霧立ち込める天候。

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霧の風景が、山側を見るとよく分かると思います。
平日に「桧の湯」は何度か経験がありますが、
ここまで空いているのは珍しい…そう思いました。
平日であっても、常連さんが多く居られるのに。
道路の雪、霧、寒さ…そうした気候の要因に感じられます。

露天風呂は霧の中にあり、冷え込んだ…と言う印象はあまり無かったのですが、
お湯はいつもに増して、ぬるめ。これがたまらない心地好さ。
この日は男性が広い露天風呂側でしたが、
1時間以上、ずーっと…うとうとしながら、のんびりとしていました。
他のお客さんも、地元の方ばかりが数名。それぞれの時間に浸っておられました。
静かで、休む事に集中。悪天候も捨てたもんじゃありませんね。

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先達て使っていた回数券の手持ち分がなくなると言うことで、
僕とYOKOさんは、次の回数券を買い求めます。

12枚綴りで3000円の回数券を3セット同時購入すると、
3枚の入浴券が追加でサービスされるシステム。
これに初挑戦しました。
当日、1枚使用したので、3セットと「特典」チケット2枚の写真になっています。
つまり、9枚のチケットが…入浴料は300円なので、2700円分のお得チケット。
しかも、有効期限がありません。期限切れの杞憂もなく、安心のお買い物なのです。

それにしても「特典」と書かれたチケットのゴージャスさったらナイですね。
日本酒ラベルコレクションの一角に、
大切なチケットとして取り置いておきたいくらいです。

お腹が空いていて…
「桧の湯」に隣接する「かけす食堂」も美味しくて大好きなのですが、
寸時、我慢して「洋食厨房Spice」に向かいました。
出来るだけ、立ち寄りたいお店です。いつも必ず期待以上の美味しさに出会えるお店。

前菜、デザート付きの「ランチコース」にて、お願いしました。

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前菜の「鮮魚のカルパッチョ」、
右上からヒメジ、右下ニザダイ、中央上サゴシのスモーク、
中央中は自家製ピクルス、中央下チカメキントキダイ、
左上メジナ、左下ハチビキ…と言う一皿。

それぞれ異なる食感、味わいを楽しみます。
特に気に入ったのはサゴシのスモークですね。
燻す…燻したものを馴染ませるために、1週間ほど寝かせてあるそうです。
干物ではなく、半生…と言うほど乾いていませんが、
程好く水分が無くなっていて、凝縮された旨味の感じさせ方が絶品。
お酒も美味しく頂く事が出来そうな仕上がりでした。

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今日のスープは「長葱と生姜のスープ」、そしていつものサラダ。
スープからは、どこかカレーの様なスパイス感。
生姜由来でしょうか。
グイグイと息をつかせず、美味しさに身を任せて飲み干すと、
空になった器から湯気が立つくらいの早さ。
温かいものは、温かいうちに、美味しいうちに…ですよネ。

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「おさかなのサラダライス」をご飯大盛りで。
たっぷりのおさかな。
土日に食べるバージョンとは少し異なる食べ方なんだそうです。

「 お刺身とお寿司のネタは違うんです 」

…そのお話がとても興味深いものでした。
お刺身は魚の鮮度を食べるもの。
お寿司はご飯もある…ご飯と一緒に食べて美味しいお刺身でなくてはいけない。

てっきり、同じもの…そう思っていました。
実はそうではなく、
お寿司の場合は、ご飯に合う食べ頃を見極めて使っている、
それが、お寿司の本来…と言う話。

最近、牛肉などでも肉の熟成を謳う様になりましたよね。
エイジング・ビーフと言ったりして。
お魚にも同じ事が言えて、ご飯と合わせるのに、ちょうど良い状態、
ちょうど良い食べ頃、処理方法がある…と言う事なんです。

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「おさかなのサラダライス」に添えられる醤油ベースのソース。
そして、辛味のあるスパイス2種。

「 スパイスを山葵みたいに薬味として使ってください 」と言います。

これがたいへんに美味しかった。

むしろ、海鮮丼と似た構造だからって、山葵を合わせたら勿体無いかも。

サラダライスのご飯も土日のものと少し酢の雰囲気が異なり、
マヨネーズも土日版にはありません。今日のお魚の熟成に合わせた構成、
美味しさの追求がここにあるんだと感じました。

マヨネーズの匂いが僕は少し苦手なのだけれど、
それが、スパイスとおさかなの旨味によって、旨味だけに感じられ、
それぞれの素材がとても美味しく感じられます。
どれも必要!
マヨネーズも、とても美味しく感じます。
ちゃんと美味しさが伝わって来るんです。
スパイスは衝撃的な辛さ、そのまま食べるとビックリするくらいの辛さですが、
ふり掛けて、薬味として使うと、
辛いのだけれど、心地好い刺激となって、
美味しさを味わう心の喜びを跳ね上げますね。

この日、注文まで悩んだんです。
サラダライスにしようか、久し振りにハンバーグにしようか。
YOKOさんが、「ハンバーグ師匠」の事を嬉しそうに言うので、
ハンバーグを食べたくもなっていたのだけれど、
今日は今日で、大正解のメニュウ選択でした。

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YOKOさんは「かきのパスタ」を。

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中には牡蠣がたっぷり入っています。
牡蠣の肝をソースに使ったもので、
脂や油で濃厚さを感じるのではなく、
オイスターソースにもなる牡蠣の旨味が詰め込まれた
肝の旨味の濃厚さで食べるパスタ。

「かきのパスタって何味ですか?」

…と聞かれる事が、たまにあるそうです。
ペペロンチーノやタラコスパゲティみたいな塩味、
和風のスパゲティみたいな醤油味、
乙を気取った和風で味噌味…色々ある、それをお客さんは聞いてらっしゃるとは思うのですが、
シェフさんも悩むんだそうです。
僕も自分だったらどう答えようか…と悩んでしまいました。
「牡蠣の牡蠣らしい味のパスタなので、牡蠣味」だと思います。
牡蠣の味わいたっぷりの牡蠣味。
シンプルだからこそ、食べてみて分かる「味覚の名称」と言った所でしょうか。
YOKOさんも大満足の旬味でした。

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食後のコーヒー。

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今日の「デザートの盛り合わせ」は、

金柑と生姜のロールケーキ、
ザクロとグレープフルーツのカクテル(加糖無し)など。

ザクロとグレープフルーツは、
果実そのままの甘味で十分美味しいし、香がとても高かったですね。


しっかり食べて、また食に関わる興味深い話を聞く事が出来て。

贅沢な時間を心から楽しんだ1日。

楽しむことこそが、体全体をも巻き込んだ深呼吸になった1日でした。

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2015年2月12日 (木)

旅第16回・信州SAKEカントリーツーリズム(2011年2月12日・岡谷諏訪)



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前日、2011年2月11日からの続きです!

2011年2月12日、満願当日!

ブログ「酒 宗夜」、2015年2月12日に更新です!

ちょうど4年前、僕らの旅の終着点、辿り着いたあの日の出来事を申し上げます!


【  旅第16回・信州SAKEカントリーツーリズム  】
【  2011年2月12日  】

前日、帰宅後に立てた周遊計画により、起床。
建国記念日を含めた三連休の中日とは思えない、朝起き早起き。

[ Twitter posted at 06:40:20 ]
旅第16回は、全ての蔵に1回以上は足を運んだ事がある訳だし、楽な道だと思っていた。
けれど、この大雪で「難易度」って言うか、心のハードルがグッと高くなったはずだ。
飛び越えなくても良いけれど、飛び越える事が出来るなら飛び越えてみたい。
わりと馬鹿げているなぁ、と今日に対して思う。

…「神渡」には林慎太郎さんとのご縁があって蔵見学をお願いした事があります。
その際には、本通りのガソリンスタンドの奥に清酒部があることに驚きました。
蔵見学後には岡谷のラーメン、注目店だった「麺ごころ佑庵」でご飯を食べました。懐かしい記憶。
(2008年2月23日のこと)

「御湖鶴」には、その黎明期、純米吟醸の“くろ”をいたく気に入って、買いに行っていました。
(2006年-2007年)

「舞姫」「麗人」「本金」「横笛」「真澄」は、
年に2回の吉例、「上諏訪五蔵呑み歩き」で足を運んだ事がありました。
(2006年10月7日のこと)

松本から近いこともあり、諏訪地域にはご縁を頂いていた訳ですね。

[ Twitter posted at 06:44:35 ]
「よし、やるか」なんて言葉が、よく出て来たなぁ…と思った。
いや、僕はやりたい一心なんだけれど。よくついて来てくれるなぁ…と思う。本当思う。
僕の馬鹿に一生懸命乗ってくれるYOKOさんに感謝。ありがたいし、何より嬉しい。

…とかく朝が弱いYOKOさん。
信州SAKEカントリーツーリズムは、
最初、旅第1回から…今日、制覇すれば旅第16回まで全てを、
僕とYOKOさん、ふたりで巡っています。
頑張って早起きをしてもらい、少し申し訳ないな…と思うか否か、
YOKOさんから聞こえた「よし、やるか」、朝の支度をして出掛けましょう…と言う声、
とても嬉しかったです。有り難かった。

[ Twitter posted at 06:47:13 ]
さぁ、大雪ですが「旅第16回信州SAKEカントリーツーリズム」、やりますとも!
岡谷・諏訪の道は神渡→御湖鶴→舞姫→麗人→本金→横笛→真澄の順番で回ろうと思っています。
徒歩で!
雪道の不安定さを電車と自分の足で打ち破ろう…てな案でございます!

そんな訳で気合が入った朝のつぶやき。
信州SAKEカントリーツーリズムは、信州の酒蔵を巡るスタンプラリーです。
各々の蔵元で、1000円以上のお買い物をすると、スタンプを押してもらえます。
1本以上の日本酒を…基準の1000円を意識するならば、
価格帯から、ほとんどが4合瓶(720ml)を購入する事になりますよね。

特に本日の僕ら、徒歩、自らの足で進もうとしているため、
つまり、
購入した日本酒を“持って”移動する…と言う事になります。
7蔵に向かう訳ですから、最低でも7本。
ここが車移動との大きな…また決定的な違いになりますよね。

しかしながら、自信がありました。
木曽「中乗さん」のイベントに赴いた際、似た様な本数を背負った経験があります。
問題は路面の雪…さて、どう影響するでしょうか。

[ Twitter posted at 07:29:17 ]
@nonko0133 今回、全て電車移動なんです。
岡谷降車、岡谷乗車、下諏訪降車、下諏訪乗車、上諏訪降車という感じです。
待ち時間も上等!
各駅から全て徒歩と言う感じで、ゆっくり周遊しようと思っています!ありがとうございます!

大町・横川商店の呑ん子さんから応援のコメントをもらいました。
電車の乗り継ぎ時間も加味して、早起きの作戦。
ゆっくりでも、確実に進んで、信州SAKEカントリーツーリズム制覇の日にしようと意気込んでいました。


[ Twitter posted at 08:46:18 ]
駅で、1本目の電車待ち。

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早速、前日に購入した長靴を使って最寄りの駅のホームまで。
茅野の雪に埋もれた昨日を払拭する、
雪に対して完全無敵な自分たちに酔いしれます。

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岡谷駅ホームに到着。
岡谷駅のホームには「高天」「神渡」の市内2蔵の菰樽が、僕らを出迎えてくれました。
菰樽に書き添えられている唄い文句は、
「高天」が「長生自得千年寿」、
「神渡」が「麗声冠萬邦」でした。

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「岡谷の特産品」として岡谷商工会議所が駅に設置している展示ブース。
岡谷は工業の街…と言うイメージがありますが、
他にも、日本酒、味噌の醸造、また諏訪湖沿岸ですから、鰻も有名ですよね。

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時節、2月で節分も過ぎ、次の節句はお雛様。
季節感のあるディスプレイと共に、
これから向かう「株式会社豊島屋」、清酒「酒の王 神渡(みわたり)」の酒瓶が並びます。

「株式会社豊島屋」は清酒部門だけでなく、
石油部、住宅機器部などなど、多岐に渡る事業を行っており、
岡谷市の中核を成す企業のひとつだと感じています。

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[ Twitter posted at 09:25:31 ]
岡谷着。蔵まで500m程度…のはず。

岡谷駅の外観。
天候は相変わらず雪。

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以前の蔵見学では車で行ったこともあり、
(もちろん試飲などはしていません。蔵の設備や風景を見せて貰いに行きました)
県道14号線沿いを通りましたが、徒歩であるならば、それは遠回り。
印刷してきた地図を見ながら、
直線距離でいちばん近い道、住宅街を辿って行きます。
そして見えて来た蔵造り、「清酒 神渡蔵元」の文字。

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上の写真、蔵の斜め向かいにあった…昔は商店だったと思しきお宅に、
色褪せた広告が掲げられたままになっていました。
ふと、何の気無しに見ると、昨日拝見した6代三遊亭円楽師匠、
楽太郎時代の若かりし姿。
カラー広告かどうだったかも分からないのですが、
何とも言えない、現在の漆黒のイメージとは異なる“ホワイト”なお写真。
「スタイロ畳」の広告の様ですが…

…スタイロ畳ってなんでしょう…?材質っぽい…?

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「酒の王 神渡」、また別ブランドで「豊香」を醸す、
本日1蔵目、長野県岡谷市「株式会社豊島屋」に到着しました。
工場風の外観ですね。

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一見、工場風ですが随所に酒造道具が見えます。
ホーロータンク。
今は使わないものかも知れません。

「豊島屋」さんだけでなく、
他の蔵元さんでも屋外にタンクが置いてある光景は目にしますね。

「清酒部事務所」の案内看板に従って右手に進路を取ります。

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「←事務所」と言うハッキリした道案内。
棟の中を指し示している…けれど、
…これはこの中に勝手に一般市民が入って良いものだろうか…
どうしても小市民的な僕とYOKOさんですから、
不安に駆られ、「今、下まで来ているんですけれど、入っても良いのでしょうか」
…と言う電話をした記憶があります。

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事務所は2階にある様で、1階には発送を待つ「神渡」ボトルが沢山。

…あまり良い例えではないかも知れないけれど、
刑事ドラマで犯人役の方々が潜伏していそうな…
ちょうど人気もなく静まり返っていたので、日常にない光景だと感じました。
勿論、これこそが酒蔵の日常なのです。

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打って変わって階上、事務所の中は明るく、応接セットもしっかり。
大きな会社だからこその「ザ・事務所」感でした。

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「神渡」のラインナップ。
近年、「神渡」の帯風ラベル、とても綺麗で気に入っています。
諏訪湖の波と岡谷市の市花である「つつじ」をモチーフにしたものだそうです。
写真で言うと右端の隅にあるボトルたち。
松本で有力なデパートと言うと「井上」グループが挙げられると思いますが、
この、贈答が主体と思われる酒類販売フロアにも並べられ、
金、銀…純米大吟醸、大吟醸のボトルが化粧箱に収められて展示されておりますと、
とても目を引きますし、
以前、「摩幌美」のアルバイトを勤め上げたM岡君に、
「両親に日本酒を贈りたいのだけれど…」と相談を受けた際にも、
「真澄」の「夢殿・七號・山花」の組み合わせの他に、「神渡」をオススメしたりもしました。

また特約店限定の「豊香」も、このラインナップにはありませんが外せませんよね。
地元銘柄、また首都圏など県外にも名を響かせる銘柄…
しかも、日常の中のお酒から、高級なお酒、また日本酒居酒屋にも置かれる個性あるボトルまで、
様々なラインナップがありますよね。
蔵の特徴としては、全てに「ふくよかさ」がある様に思います。
長野県の塩の文化、岡谷の味噌の文化、また鰻のタレなどの濃い味の文化、
その中で、強い味わいを受け止める力強さを持っていると感じています。

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神渡・純米辛口生一本を購入しました。
スタンプは全76蔵中、70蔵を収集。

「せっかくですから」と林慎太郎さんに「神渡」ストラップを頂戴しました。
それを瓶の首に掛けて写真を撮ります。

「 これから諏訪へ向かって、全蔵制覇になるんです 」

…そう伝えると、事務所の皆さんで「頑張ってくださいね!」と応援して頂き、
心が温かくなりながら、事務所を後にしました。

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再び階下。
この道の向こうに、
県道14号線が交差している…そんな位置に僕らはいるのでしょうか。

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ゲートの下に取り付けられていた看板。
先程の楽太郎師の広告同様に、とても古い看板に見えます。
「神代の昔から親しまれた信州の酒」とあります。
「株式会社豊島屋」の創業は慶応3年。
まさかそんなに古い看板ではありませんけれど、
時代のある、岡谷にずっーと存在している、
岡谷の酒飲みさん達を支える蔵元さんであると感じさせます。


[ Twitter posted at 10:02:00 ]
再び岡谷駅。神渡ゲット。次は下諏訪。

駅に戻って来て、タイムスタンプ。おおよそ30分で行って来た様子。

…実はほんのちょっぴり迷ったんです。裏道で。
もっと長く岡谷に居た様な心持ちもあるのですが…。

[ Twitter posted at 10:04:31 ]
行ってきました♪今回はお酒だけですが。シンタロさんいましたよ。 RT @pashiri1gou: と言う事は,我が古巣へ見学ですか? RT @SakeSoja: 岡谷着。蔵まで500m程度。

Twitterでは、元蔵人さん…
今は、なんとカナダ・バンクーバーで日本酒を醸している方からのツイートを頂きました。

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岡谷から下諏訪へ電車移動。
たった1駅ですが、使う、使わないでは、結果が大きく異なります。
電車の中で暖を取りながらの移動。ぬくもりを充填。

[ Twitter posted at 10:28:38 ]
いい感じに電車が少しずつ遅れている模様。下諏訪から上諏訪はタクシーもありかなぁ。

下諏訪駅に着き、後続の電車の時間を確認…
今、乗って来た電車にも同じことが言えますが、
雪の影響で少しずつ遅れが出始めていた様でした。

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下諏訪駅に到着です。

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駅の入口のオブジェからは温泉が湧き出しています。
雪に負けない、その温かさ…
…当時からYOKOさんは温泉に興味があった訳ですが、
僕が全く興味がない頃合で、完全に素通りしました。
今思えば、なんと勿体無いことでしょうか。

下諏訪は現在、
「信州下諏訪三湯めぐり」と言うお得なチケットを販売しています。
700円、発効日から2日間有効、
「児湯」「旦過の湯」「新湯」の三湯に入る事が出来るチケット。
3施設とも朝5時30分から夜22時までと言う営業時間は、
まさに温泉が生活の中に根付いた土地柄と言えます。

特に「旦過の湯」は湯口で52℃、平均泉温47℃と言う伝説的な温泉。
自分もまだ行った事がありません。
各々230円の3施設(690円分)、それにタオルが付いての700円ですから、お得ですよね。

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雪から雨に変わりつつあった天候。
雪は融けつつ重みを増し、グシャグシャの道路になっていました。
国道20号を走る車が慎重に走ったとしても、
シャーベット状の雪が飛び跳ねてしまう悪路。

苦戦しながらも忍者の様にヒタリヒタリ、雪のない場所を探しながら、
本日2蔵目、長野県下諏訪町・菱友醸造へやって来ました。

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冷蔵庫の中に「御湖鶴」ラインナップが揃います。

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地元ラベルもレトロ感があって良いですよね。

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御湖鶴・純米吟醸“くろ”を購入しました。

一応、思い出の酒と言えば、そうでありますので。
スタンプは全76蔵中、71蔵を収集。

[ Twitter posted at 11:00:19 ]
下諏訪。電車の出発まで、あと20分。待つよりタクシーにしようかなぁ。

「御湖鶴」さんにてお酒を購入し、それまで要した時間から、
だいたい下諏訪駅に辿り着く時間を読む事が出来ます。
その時点でも、次の電車が来るであろう時刻まで20分の待ち時間。
そして、雪による遅延の広がりを考えると、更に待ち時間は増えるかも知れません。

ちょうど「御湖鶴」さん直近の交差点「大社通り」から東側、
お蕎麦の「山猫亭」までの間に広大なスペースがあり、バス乗り場…またタクシー乗り場と、
そう書いてあった記憶に、思考が繋がります。
ちなみに「山猫亭」には2005年5月に食べに行っていますね。
その日、おそらくは初めて「御湖鶴」さんに買い物に行った模様。

下諏訪から、次なる上諏訪へ。
国道20号線を車で走った事がある方なら、お分かりかと存じますが、
この「大社通り」交差点を経て、そのまま南へ真っ直ぐ、道なりに進むと、
上諏訪にすんなりと到着するんです。

電車の待ち時間、道路の状況、目の前に見えるタクシー乗り場。

「 YOKOさん、決めた!タクシーで行くよ! 」

全部が全部、徒歩と電車の旅にはなりませんが、何よりも目的達成のため!
看板に書かれた電話番号でタクシーを呼び寄せ、
僕とYOKOさんは、難無く程無く上諏訪駅に到着しました。

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[ Twitter posted at 11:14:07 ]
上諏訪着。

電車に乗っていないのに、
何も駅舎と共に写真を残さなくても良いのかも知れませんが、
「本当はここに電車で来たかったんだ」と言う気持ちを込めて。
タイムスタンプを見て頂ければ分かると思いますが、
ひとつ前のつぶやきから15分後には上諏訪に到着しています。
もし、下諏訪駅に戻って電車を待っていたのならば、
まだ下諏訪駅を出発すらしていない状態。
選択の正しさを実感しました。

ここまで来れば、時間の制限や、突発的な事故が100%ないとは言えない、
少なからずも不確定要素だと思っていた電車での移動は、もうありません。
ここから上諏訪五蔵を、ひと蔵ずつ巡って行けば、
信州SAKEカントリーツーリズム、全76蔵の蔵巡り達成です!

きっと、きっと…このスタンプラリー、初の全蔵制覇、達成となるに違いない!

…まだ公式HPにも他に達成者の知らせはない訳だし。

希望に満ち満ちて、YOKOさんと手を繋ぎ、上諏訪駅を出発しました。

…………………そう言えば、

長野県酒造組合の信州SAKEカントリーツーリズムの公式サイト、
2011年1月18日に更新された、この記事にはビックリしました。

( http://www.nagano-sake.or.jp/tourism/news/2011/01/240.php )

34個のスタンプも結構な量だと思います。
実に素晴らしい事なのですが…
“初の全蔵制覇”になりたいと、僕らは願うからこそ、
この記事を確認した日には、
「34個」と言う数字を目にするまでは、
まさに手に汗を握り、
心臓はバクバクのドキドキの…もう、どうにかなっちゃうかと思いました。
初めて酒造組合にスタンプシートが送られて来た日が、1月18日ならば、
もうその時点で、南信州と岡谷諏訪地域を残すだけだった僕らならば、
もしかして本当に、初の制覇者になる事が出来るかも知れない。

さぁ、確実にあと5蔵を巡りたいと思います!

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上諏訪駅前で出会った、「ぷっくり」としている鳥。

YOKOさん、犬や猫も好きですが、鳥も大好きみたいで、
駅と言う、人が何百人も行き来する場所、鳥はすっかり人に慣れてしまった様子、
写真を撮らせてくれました。

YOKOさん語録「ぷっくり」は鳥を誉める言葉ですね。
「福良雀」、冬の時期に雀が丸く大きく膨らんだ様も「ぷっくり」であります。
幸せそうな表情で、鳥たちを眺めながら、YOKOさんも囀ります。

上諏訪駅から徒歩で間もなく…ですよね。
本当に近いものです。

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上諏訪駅を背にして右手、南方に諏訪五蔵があります。
国道20号線、街道沿い、近い距離に五蔵が並んでおり、
とても珍しい光景なのではないか…と思っています。

そう言えば、スウェーデン人の友達の、
クリステル、クロースから聞いた事だけれど、
広島の西条にも、かなり近い距離に8蔵の酒蔵さんがある地域があり、
SAKEをとても楽しんだと伺いました。

そうした地域は古くからの街道、栄えた場所…
一朝一夕で成った訳ではありませんから、時代のある風景、
伝統のある日本酒に、より心安く触れる事が出来ると感じます。

[ Twitter posted at 11:26:21 ]
舞姫ショップ着。

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上諏訪駅から五蔵の中でいちばん近い位置にある、
本日3蔵目、長野県諏訪市・舞姫酒造に到着しました。

2014年7月から社名は「舞姫酒造株式会社」から「株式会社舞姫」となり、
また銘柄も「舞姫」「翠露」は、「信州舞姫」「翠露」に変わっています。
(「舞姫」と言う商標登録は現在福岡県の酒造メーカーが持っています)

下諏訪に対して、上諏訪…駅名も「諏訪」ではなく「上諏訪」となっている通り、
そうした呼び方に馴染みがありますが、
住所上ですと、下諏訪は下諏訪町、上諏訪は諏訪市なんですね。
「上諏訪市」…ではないんだなぁ…とこうしてブログを書いているからこそ、気付きました。

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「舞姫酒造」の看板だけでなく、
古い、随分と時代のついた看板が掲げられていました。
「醸造元・亀泉酒店桜楓正宗壜詰・特約店」とあります。

株式会社舞姫の会社沿革を参照致しますと、
1894年(明治27年)に味噌醸造元「亀源醸造」からの分家として「亀泉酒造店」が誕生。
1912年(大正元年)大正天皇即位の際にお酒を献上し、「桜楓正宗」から「舞姫」へと、
主銘柄を変更した…と言う事は、1912年以前の看板と言う事になりますよね。
看板の上、トレードマークを拝見しますと、ちゃんと唄い文句が付されていました。
「長生自得千年寿」ですね。「BREWERY KAMEIZUMI」と言う文字も当時はハイカラであった事でしょう。

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電話番号も二桁です。「電話七八番」

その下の「瓦斯(ガス)」の漢字も右から読ませるもの。
2006年2月4日、
滋賀県木之本町にある冨田酒造「七本鎗」さんに蔵見学をお願いし、赴いた際にも、
こうした電話番号は見ていますね。
北国街道にある蔵元さんで、電話番号は「拾三番」でした。
「冨田酒造」だから
「とう(十)」に「み(三)」で「拾三番」としたそうで…
もしかすると、この「七八番」にも、そうした理由があるかも知れませんね。

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お酒の購入は売店にて…との事で、隣接する売店へ移動します。

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「舞姫」のラインナップ。瓶が並びます。
大吟醸に「桜楓」と言う酒銘がある事は存じておりましたが、
「舞姫」以前の銘柄から受け継いだ酒銘である…と言う事は、
こうして蔵に赴いて、初めて知りました。

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店内に掲げられていたパブミラー…で良いのでしょうか。
ラベルを模したデザインの額。
唄い文句は「千秋歡酌芙蓉峯」とのこと。

「歡」は「歓」の旧字体ですね。
「よろこぶ」と言う意味だそうです。

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舞姫・純米酒を購入しました。
ラベルの文字「舞姫」は川端康成氏の書を用いている様です。
スタンプは全76蔵中、72蔵を収集。

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街道沿い…と言う立地が、
どうしても「舞姫」蔵と似た風景写真になってしまいますよね。
2015年ですと、同じアングルであっても、YOKOさんの左手側に、
リニューアルオープンされた蔵元売店の綺麗な入口が見える…でしょうか。
2011年当時の光景は、売店への入口も異なっておりました。

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道に面したショーウインドウに「麗人」のディスプレイ。
新酒の時期ですもんね。「初しぼり」が目立つ位置に展示されていました。
唄い文句は「芳香薫四海」、牡丹のあしらいが「麗人」の酒銘に似合いますよね。

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本日4蔵目、長野県諏訪市「麗人酒造」に到着しました。
この扉を開けますと、すぐに…通称「P箱」と呼ばれる輸送用の箱がたっぷり。
発送を待つ製品の森を抜けて売店に到達する…と言ったかたち。

…そんな酒蔵風景も、“味がある”感じでとっても良かったのです。

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売店の風景。
両サイドにビッシリ、日本酒、焼酎、ビール…「麗人」のお酒が並びます。

これ、本当に“味がある”感じでしょう?
店員さんとの距離も近くて、「酒屋さん」の雰囲気があって。
僕はウイスキーのオールドボトルも探したりしているので、
「もしかして、そう言ったボトルがないだろうか」と、ときめく事が出来る風情があります。

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売店に掲げられていた旗。

右の紺色の旗、その上部には「名誉賞」の文字が見えます。
第5回「中部六県酒類醤油品評会」…でしょうか。
左側には「優等賞」と「小松酒造店」の文字。

そして当時の酒銘は「小松正宗」と謳った様子。
歴史を感じますね。

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背中の大型リュックサックに全部のお酒が入るか入らないか…と言う不安はあるのに、
「せっかくだから」とついつい買ってしまったクラフトビール。

諏訪浪漫ビール“すずらん”と、諏訪浪漫ビール“古代米麦酒”の2本。

諏訪浪漫ビールは、1999年(平成11年)から「諏訪浪漫ビール」を醸造しています。
蔵元ホームページを拝見すると、日本酒造りの皆さんが、そのままビールを醸している様です。
仕込み水に温泉水をブレンドした“他にはない”ビールとのこと。

「麗人酒造」さんは、
一言で言うと「面白い、興味を引く」…そんな蔵元さんだと思います。

日本酒、焼酎、ビール…
日本酒にしても、古酒も様々扱っておられたり、
発泡性のお酒「reijin ロゼ・スパーク」、
ピンクのにごり酒「紅麗花」、
諏訪のご当地キャラクターの「諏訪姫」とのコラボレーション・ボトルなど。
色んなお酒を醸していて、面白い蔵元さんだと思います。

以前、「長野酒メッセ・長野」において、
ブースのテーブル上、所狭しと「ロゼ・スパーク」を並べ、
もちろん冷えていた方が美味しいお酒ですから、
発泡スチロールケースだったか…氷と共に「ロゼ・スパーク」を提供されていて、
他の蔵は何種類か持って来ているのだけれど、
この1本で勝負されていて、
1種類しかないからこそ、他の蔵に比べて回転率が良いのですね。
次から次へ、ジャンジャン開栓、注いで、次へ…
早い段階で売り切れてしまって、
「困った…でも、美味しいって言ってもらえて嬉しい!」と言う表情で…
その蔵人さんのお姿、とても良く覚えています。
「長野酒メッセ」は本格的な試飲会で、
お酒を飲み込まない為の「吐き」も随所にあり、和らぎ水もたっぷりあり…
そうした場所だからこそ、
気分転換が出来る、また軽やかなお酒って、それでも時折欲しくなります。
ちょうど良い所に、目新しい「ロゼ・スパーク」はハマッた訳ですね。

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先程のビールは売店のビールが入っているショーケースの上で撮影しましたが、
信州SAKEカントリーツーリズムのお酒は、暖簾を背にして撮影させて頂きました。
麗人・純米酒を購入しました。
スタンプは全76蔵中、73蔵を収集。

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続いてはこちら。
長野県諏訪市・酒ぬのや本金酒造株式会社にやって来ました。
木の看板には「酒布屋醸造場」とあります。
旧来は、そう呼ばれていたのですね。
蔵元ホームページに掲載されている「店舗落成記念・昭和11年10月」の写真には、
しっかりこの看板が掲げられていたこと、見留める事が出来ます。

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雨、あがりましたね。空にも光が見えつつ。

本日5蔵目、「本金正宗」を醸す「酒ぬのや本金酒造」さん。
諏訪五蔵の中で唯一、何度も訪れている蔵元さんです。
ご縁がある…、勝手ながら、そう思っています。

特に、蔵元である宮坂恒太朗さんと私、SOJAは同い年でありまして。
それを知った時もすごく驚きました。
初めてお会いしたのは、2006年頃のことです。
いやはや、大人びて見えましたね。同い年と知った時には本当に驚きました。

色々なご縁を頂く中で、このイベントが特に記憶に残っています。

旨し長野酒、夏野菜と過ごす中町の庭。(2010年8月1日・時しらず)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/201081-7e48.html )

同世代、そして旨し酒の醸し手四人衆…しかも、故郷松本で。
興奮して鼻血出るかと思ったくらい。

なんて言うのでしょう…「良い蔵元さん」の条件って様々だと思うんです。
色々あると思うんです。そりゃあもう、十人十色どころじゃなく千差万別でも足りないくらい。
「酒屋万流」とは、上手い事を言ったもので。
(Wikiによれば、意味は「酒屋の仕事はどの仕事にも通じる」らしいけれど、現代は上記の意味が主流になっていますよね…?)

先達て、2014年の秋、長野酒メッセでお会いした際にも、
一揃い、「本金」のラインナップを試させてもらったのですけれど、
大吟醸、純米吟醸、純米、本醸造、普通酒…何を飲んでも表情が違う、これがすごく気に入りました。
2014年だけが特に良い…と言う訳ではなく、
これまで飲んで来た中で、総じて「本金ってどう言うお酒と聞かれたら、こう答えたい!」…と言う、
僕の中の答え、その言葉の閃きが、当日の会場で降って来ました。
どの表情にも明るい笑顔が見える、
それは雑味…気になるものが少なく、通りが良く、心地好い味わい。
表情が違うから、毎日飲んでも楽しい。
四季時期、代わる代わるの旬菜にも合うだろう、「表情の違い」が「個性になっている」…
それがとても素敵だと感じました。

―――ちなみに。
酒ぬのや本金酒造さんの前に立つYOKOさんの後ろ姿。
お気づきでしょうか、ここからYOKOさんにもお酒を背負って貰っていました。
だからこそ、「麗人」さんでビールも購入できた訳でして。

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「本金ショコラ」も売っている蔵元さんの販売用冷蔵庫。

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本金正宗・吟醸“特吟”を購入しました。
本金の唄い文句は「延齢美録富貴基」ですね。
スタンプは全76蔵中、74蔵を収集。

信州SAKEカントリーツーリズムだから、
1000円以上のボトルを…と思って選んだ訳ではなく、
YOKOさんも僕も、揃ってお気に入りのボトルが冷蔵庫にあったので、
単純に飲みたくて購入しました。

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蔵の奥では動く人影あり。
まだ造りが続く時期だと思います。
酒造りとは神事に似て、荘厳なものです。
年間石数は100石と言う小さな蔵元さんではありますが、
家族一丸となって、一生懸命に醸されています。

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さて、次はお向こうさん…道路の対岸にある蔵元さんへ。

そんな僕らの動きを見越しているのか、
酒ぬのや本金酒造さんの入口にある、古い看板。

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本日6蔵目、長野県諏訪市・伊東酒造株式会社「横笛」さんに到着しました。
本当、本金さんからは徒歩1分と掛かりませんよね。

店頭の菰樽に書かれている唄い文句は「名聲高美酒」とのこと。

「聲」は「声」の旧字体です。

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蔵元併設のアンテナショップには、立派なディスプレイ。
店員さんも熱心にオススメして下さいます。
昨日の「寒天寄席」でも美味しかった「初つくり」が並んでいました。

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「横笛」、ラインナップがズラリ並んでいます。

ところで…「八剣(やつるぎ)」って、これ人名であり、神社の名前ですよね。
古式ゆかしい八剣神社…奉納、祭事に使われるお酒でしょうか。

「大銘酒 横笛」の由来は、蔵元ホームページにあります、こちらからどうぞ。
( http://www.yokobue.co.jp/original4.html )

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横笛・純米酒を購入しました。
梅の図柄も、「横笛の由来」を拝見致しますと、意味のあるもの…と分かりますね。
スタンプは全76蔵中、75蔵を収集。

もう、あとひとつしか隙間が無い信州SAKEカントリーツーリズムのシートを見て、
蔵元の皆さんが「頑張って!」と送り出して下さいました。
明るい皆さん、蔵元さんの雰囲気だ…と感じました。
そうした企業の色って、もちろんお酒にも表されていますよね。
イメージが重なる部分、あります。

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「ついに、ここまで来たんだ!」と思うと、武者震い。
よって「横笛」さんで、トイレをお借りしたところ、
中庭に雪をかぶっている美しい松を発見しまして、1枚写真を撮りました。

[ Twitter posted at 12:06:44 ]
あと残すは真澄のみ!現在スタンプ75蔵!

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信州の代名詞的な日本酒銘柄「真澄」、
この蔵を、この旅のいちばん最後にしたのは、やっぱりシンボルであるからでしょうか。
トリもトリ、大トリを担うに相応しいと思いました。

信州は、長野県は広いです。
北信、東信、中信、南信、文化が似ているようで違います。
「ヒミツのケンミンSHOW」を見ていても、
「長野県民興奮の…」と聞いても、
違う地域であれば、「見たことも聞いたことも無い」と言う内容は少なくありません。

日本酒に関しても同じことが言えると考えています。
北信であれば「雲山・西之門」は善光寺さんに程近く、
長野市周辺の方は皆さんご存知なのではないでしょうか。
東信、上田・佐久地域は日本酒蔵の数が多く、
蔵祭りの様なイベントも開かれており、また蔵元同士が集まってイベントを…
サケテラスであったり、今ならば「SAKU13」、共同醸造銘柄であったり、
新聞に掲載される事も多く、東信の誇りに違いないと思っています。
中信、松本や諏訪地域では、やはり「真澄」、
南信では「喜久水」…これが有名であると…
居住地域の日本酒事情はご案内があるとして、
他の地域については、山、峠…隔たりがある為、
“知る人ぞ知る”…そんな状況に感じます。

その中で日本酒居酒屋、日本酒を多く取り扱う飲食店さんが…
例えば、松本緑町「厨十兵衛」さんや松本駅前「風林火山」さんが、
信州の日本酒を数種類扱うことで、
また取引のある酒屋さんが県内銘柄を、より扱い、より販路を広げ、
各店舗へ卸して行くことで、
近年は、ずっと信州全土の日本酒に触れる機会が増していると思っています。
「信州カンパイフェス」も、ニュース中継があったりして、広がりを見せていますよね。
また首都圏においても、
例えば「四谷三丁目」の「日がさ雨がさ」さんや「酒徒庵」さんなど、
信州の日本酒を愛して下さる方々が、信州酒の美味しさを伝え、
観光として、そのお客さん方が信州を訪れてくれる流れも生まれていると思います。
人、メディア、色んなものが交差し、高め合っていく状況に、
2015年、現在の信州酒は変わりつつあるのだと感じています。
オープンしたばかりの「銀座NAGANO」、
長野県のアンテナショップも、そうした広がりの中にあると感じます。
その中で「真澄」は全県に渡る知名度、海外進出も古くから行っており、
先駆者であり、伝統を担う、長野県の…信州の酒蔵の代表と言って過言ではないと思いました。

…正確には蔵元さん全て、ひとつひとつが「信州の代表」であり、「文化の伝道師」に違いが無いのですが…。

「真澄」蔵の直前、交差点。
信州SAKEカントリーツーリズム、
信州の北から南、東から西…四大地域を津々浦々、駆け巡って集めたスタンプ、
全76蔵制覇は、もう目前に迫っていました。

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本日7蔵目、長野県諏訪市・宮坂醸造株式会社に到着しました。
…「きょうかい7号酵母」発祥の地に、
7蔵目として辿り着く…と言うのは偶然、けれど縁付いていて、よろしい心持ち。

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左側がショップで、暖簾の奥に醸造棟、蔵があります。
以前、冬に行われていた「きき酒塾」…
宮坂直孝代表取締役、自ら蔵を案内して下さるセミナーに、
2007年2月24日に参加した際には、この暖簾の奥を見学する事が出来ました。
1662年の創業。
1982年に真澄富士見蔵を設立しています。
この真澄諏訪蔵とふたつの蔵を有している規模の大きさ。
分社化されましたが「神州一味噌」の醸造も「宮坂醸造株式会社」は行っております。

2010年7月、蔵に車両が突っ込む…と言う事故のニュースは、
本当に驚きました。歴史ある酒蔵造りの建物が破壊の憂き目に遭いました。
僕らが訪れた2011年は仮店舗の時代です。
その後、2012年、創業より350年の節目に、新たな蔵元ショップがお披露目されました。

事故の報道がされた当初、流石に慌てる…と申しますか、ただビックリして、
蔵の中まで車が入ってしまったのかと思って…
酒蔵において、事故で垂れ込める煙、菌を生育する環境の破壊は、
現在育つお酒そのものをダメにしてしまうばかりか、
未来へ続く菌たちの環境基盤を壊してしまいますから…
「どうなっちゃうのかなぁ」と寂しく思った記憶があります。
こんなことを言っては不謹慎かも知れませんが、
蔵の命である醸造棟に何もなくて良かったですし、
ショップの破壊だけで済んで良かったと、当時は思ってしまいました。

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仮設の店舗…とは言え、
「真澄」そのラインナップが見事に整えられ並ぶ姿は立派なもので、
以前の広さはありませんが、蔵を訪れ、お酒を選び、購入するには十二分な設えでした。

ちなみに、酒銘「真澄」は江戸時代後期から続くブランド名であり、
由来は諏訪大社・上社の宝物殿に奉納されている「真澄の鏡」にあるのだそうです。

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確か当時、発売されたばかりの「MASUMI SPARKLING SAKE」、
「これが噂のボトルかぁー!」と興味津々で拝見した記憶があります。
瓶内二次発酵かつ1年半の熟成を経た純米酒。
ボトルもシャンパンボトル。
お値段でお酒を判断してはいけませんが、
これまでの最高値、純米大吟醸「夢殿」より高額なお酒なので、
このボトルに込められた意欲と自信を感じます。

…その後、2015年までに何度か口にする機会を頂戴し飲んでみましたが、
なるほど、肌理細かい発泡感があり、
熟成酒の香や味わいをちゃんと感じる発泡性清酒は初めての経験でした。

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それこそ、
素晴らしい味わいの大吟醸「夢殿」だって久し振りに飲みたいと思いましたし…
何を買って帰ろうか…と寸時悩みましたが、
やっぱり、昔から…子供の頃から見慣れたラベルに近いものが良いです。

真澄・本醸造“特撰”を購入しました。

唄い文句、駅前の菰樽には「陶然として自ら楽しむ」「天下之銘酒」とありますが、
特撰・銀撰のボトル、よりクラシックテイストなラベルですと、
「靑空一朶玉芙蓉」とあります。
また「純米吟醸あらばしり」のラベルの背景には「吟香布四海」とありますね。
瓶を下で持つ手が自分、上に添えられた手がYOKOさんの手です。

これにて、スタンプは全76蔵中、76蔵を収集。

[ Twitter posted at 12:24:11 ]
旅第16回にて、信州SAKEカントリーツーリズム、全76蔵制覇しました!!
長野酒、ありがとうございます! ブログ「酒宗夜」SOJA&YOKO

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信州SAKEカントリーツーリズム、全76蔵のスタンプラリー、ここに達成です!

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夢中でここまで駆け抜けて来ました。
同じ…訪れた時と同じ景色なのに、とても清々しく感じました。
時間と共に晴れ間も…青空も広がり、明るくなったと感じます。

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実は…
「夢殿」や「山花」、それこそ「真澄スパークリング」は買っていませんが、
ノルウェーの「ノグノ・オー(ヌグネオ)」と言うブリュワリーとのコラボレーションボトル、
「真澄・nogne O, RED HORIZON」は買い求めてしまいました。
そして、実はまだ開栓しておりません。
今回を機に、開栓してみようかなー…と思います。
その後、「ノグノ・オー」は山ノ内町の玉村本店「志賀高原ビール」さんとコラボレーションし、
「Not So Mild Ale」を発表していたりもしますね。
(更に「裸島」と言う日本酒も醸されています)

さて、日本酒7本、ビール3本を背負って、家路へと戻ります!

「そう言えば、お昼ご飯を食べ忘れていた」

…「食べる」と言う事も忘れていた、そんな感覚でした。

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上諏訪駅に戻る途中に立ち寄ったお店。下諏訪にもあります「宮坂商店」へ。
下諏訪の店舗は入口にウルトラマンが居ること、
また、ドンペリ定食、ロマネ・コンティ定食でも有名ですよね。

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祝杯!

…「日本酒じゃないのかー!」と言うツッコミ、
もしございましたら、嬉しいです。感謝致します。
とにかく、朝から動き続けていたこともあり、
水分、爽快感、「ぷはぁ!」と言う神事の如き重大な一瞬を目指し、
生ビールで乾杯させて頂きました。
うん、夜に出掛ける際には日本酒だと思っていましたし。

「 お疲れさま! 」

…と、YOKOさんと乾杯。
お互い、信州SAKEカントリーツーリズム達成の喜びを分かち合い、ねぎらい。

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酒の肴として、
チャーシュー、メンマ、味玉の「三点盛」をやりながら…

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「焼ギョーザ」を食べ、

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僕は魚介豚骨スープ「ぎょってりらーめん」を、

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YOKOさんは醤油スープ「魚介薫る醤油らーめん」をお昼ご飯として頂戴致しました。

[ Twitter posted at 13:28:11 ]
ご飯を食べて、上諏訪のタリーズでまったり。ちょうど横笛あたりから日が差してきたのは、なんだか感動的でした。

「本金」さん到着時には傘が畳まれており、
「横笛」さんで瓶の写真を撮る時には晴れ間が増す天候でした。

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松本方面へ戻る電車を待つ間、食後のコーヒーも兼ねてタリーズにて。

この写真の右側を占める灰色の物体、これが僕が背負っていたリュックサックなのです。
奥に見える白いリュックサックはYOKOさんが背負っていたもの。
特に、僕の方は箱ものを背面に揃えて背負い易く配置していたので、絶壁と化しています。

重いと言えば重いのですけれど、
その重さこそが、今日果たして来た感動の出来事の由来ですから、
どこか誇らしい心持ちすら感じていました。

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上諏訪駅に飾られている諏訪地方の酒蔵の菰樽。
ここに見える蔵元さん、僕らは全て回りました。
感慨深いです。

[ Twitter posted at 13:45:14 ]
13時47分、帰りの電車に乗ります。

[ Twitter posted at 14:32:46 ]
帰宅!無事に家に帰りつきました!

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家で休憩時間。
写真は、旅の計画書です。
「76蔵、計画して、旅に出て、達成して…」
思い出を眺めていました。
まずどの蔵に行くのか、地域ごとに紙に書き、
行く事が可能か、地図やナビを利用しながら、
時間の予測を分単位で立てる。
そして、時間の余裕を見ながら、ご当地の名物や史跡や…
そうしたお酒以外の、その土地を知る場所へ遊びに行く…
信濃町「松尾」を醸す高橋助作酒造店さんへ遊びに行った際、
教えて頂いた「黒姫高原コスモス園」は、この旅の後、毎年欠かさず遊びに行っています。
すごく良い景色、高原の風…野尻湖も美しいですし。
蔵元さんを巡る中で、色んな景色に出会い、
信州をより知って、より大好きになりました。

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夜は、2015年にはもう無い…
…“無い”と書くだけで寂しさと感謝の思いで泣きそうになりますが、
僕の日本酒人生を語る上で、けして忘れられないお店「よよぎ」へ出掛けました。
撮り溜めてある写真の中には、女将さんもいらっしゃいました。
全てが、とても懐かしいです。
2014年の秋にkenchieさんと一緒に白骨温泉・泡の湯温泉旅館に日帰り入浴に行った際、
その帰り道、偶然に波田の深沢酒店さんにて、
「よよぎ」の大将、女将さんにお会いした時は、本当に嬉しかった。

長野・美寿々・純米吟醸無濾過生、
茨城・来福・純米吟醸袋しぼり生原酒“愛山”…をお願いしました。

生まれて初めて「日本酒の蔵元さん」にお会いしたのは、
この「よよぎ」…当時は「ぷるーくぼーげん」のカウンターでした。
「美寿々」の熊谷杜氏が、ちょうど今僕が座っている場所あたりに居られたのです。

[ Twitter posted at 18:16:20 ]
美寿々、スキッとシャンとなんて美しい、美味しい!
来福、1年前のものだけれど、甘くて濃いのに後腐れなく旨い!

「よよぎ」には必ず「美寿々」がありました。
思い出の日本酒です。

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[ Twitter posted at 18:36:39 ]
わさび、熟成して少し酸味。でも美味しい。酢味噌のうども爽やかで美味しい!

「わさびおひたし」、大好物ですね。
この頃に、大将や「風林火山」のN村さんに作り方を教わって、
色々研究し、美味しくわさびを処理する術を覚えました。
ちょうど今時分、ファーマーズガーデンなどの生産物直売所に行きますと、
「わさびの花」などの名称で売られていると思います。
おひたしのために、そのまま湯がいても山葵の風味は出ません。
ちょっとしたコツ…でも、覚えないと難しいコツがあるのです。

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「山うど酢味噌和え」

柚子の香も美味しい、酢味噌和え。
「うど」を初めて食べたのも「よよぎ」ですね。僕は。
色んな酒飲みの食べ物を教えてもらいました。
「知っていたけれど食べた事がなかった」ものがいっぱいありました。

最終的には、物心付いた頃から嫌いで嫌いで仕方が無かった、
梅干を僕に食べさせるまで果たしているのですから…
本当に「よよぎ」の食の世界は、僕の人生に関わる…とても大切な場所なんです。

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「奴豆腐(しょうゆの実添)」

奴に葱と醤油も実に美味しいけれど、酒の肴には…
どうでしょう、好みもありますけれど、
僕は、この「しょうゆの実」が添えられたお豆腐、大好きでした。
麹や酒粕の様な匂いがあり、
塩辛くない、塩気はそうした香の奥、遠くに感じるくらい。
豆腐の香、しょうゆの実の香は、とても優しく、滋味深いもので、
元来、豆腐は淡白だからこそ、
インパクトのある薬味「葱」だったり、
白い肌に「ムラサキ」が栄える醤油だったりが似合うとされている…と思います。
この優しい味わい、日本酒に柔らかく寄り添うカタチ…たまりませんでした。

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群馬・群馬泉・本醸造“初しぼり”
和歌山・車坂・純米大吟醸生

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[ Twitter posted at 18:47:38 ]
山うどの天ぷらうまい!苦みあるタケノコみたい。
群馬泉、ぷりっとした酒質、明るく若い。車坂、バランス良く旨い!舌に乗って来る。

お酒はいつも通り、気になるものを選んで行きます。
天麩羅は、先程食べた山うどの上の部分ですよね。
「山菜の時期になったら、また大将の天麩羅が食べられるね!」
…そう言って、喜んでいたと思います。

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「ほっけ」

少しお腹にたまるものも頂戴しながら、
日本酒と肴をちょうど良く終わらせて、じっと待ちます。

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「手打ち十割蕎麦」

今も昔も大将のお蕎麦が、僕の中でいちばんです。

[ Twitter posted at 19:32:22 ]
大将がうでうを出す前に蕎麦完食。それほどまでに旨い!!

出て来てから、1分と経たずにザルの上を、すっからかんにしておりました。
蕎麦は茹で上がってからの鮮度がとても大切。
本当に美味しいと思う蕎麦だからこそ、
本当に美味しい時間帯に、余す所無く食べ切りたい、食べ抜きたい。
いつも通り、すぐに「茹で湯」は出て来ていたのですけれども、
夢中であっと言う間に食べ尽くしてしまっていました。

あぁ、また食べたいです。
本当に。

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[ Twitter posted at 19:34:26 ]
タンカン、旨い。屋久島産?

デザートに「タンカン」を頂戴した様です。

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2011年の懐かしい写真に浸ったので…
当時はメニュウ名の記録として撮影していたものだけれど、
大将の字を、
これを眺めながら、旨し酒、楽しいお酒を飲んだ晩を思い出します。

次いで緑町「厨十兵衛」さんへ。
「よよぎ」と共に、忘れてはならない日本酒のお店。
今も、この当時も「日本酒を真剣に楽しませてくれるお店」…です。
常時、様々な…県内外の日本酒を取り揃えてくれていて、楽しみが尽きません。
飲み比べる楽しさが、いつもカウンターの上に待ち構えてくれるお店です。

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山形・十四代“角新”・大吟醸生“播州山田錦”
福島・ロ万・しもふりろまん

[ Twitter posted at 20:11:52 ]
しもふりロ万、熟れている!なんという充実!これは旨い!
十四代は山田錦らしさの濃さ、まったり強さ。和やかなのになんて強烈ッ!

YOKOさんは好みの「ロ万」を。僕は縁起を担ぐ…と言うか、調子に乗って「十四代」を。

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「 如月十二日土曜日今宵の酒菜・・ 」

本当に、今日この日…記念の1日になりました。

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「平貝と甘海老の刺身」

「よよぎ」で、しっかり食べて来ていたので、簡単に。
それにしては贅沢で、美味しいお刺身と日本酒ですけれど。


松本駅前「摩幌美」へ。

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当日は月例「モルトの会」でした。
確か前月1月が「神谷ウイスキー」の特集で、テーブルの奥にラベルが見えますね。
2011年2月は「ブレンデッドウイスキー・ヘイグ」が特集されていました。
左がオールドボトルで、右が2011年当時の現行品。

「HAIG」の裏ラベルには、こう書かれています。

「 Don't be vague, Ask for Haig. 」

直訳してみると「漠然としないで、ヘイグを頼め」としたらよろしいのでしょうか。
ウイスキーについて、
「漠然とした事、分からない事は、ヘイグに頼ってくれ、聞いてくれ」…と言う意味でしょうか。
2014年に刊行された土屋守さんの著書「ブレンデッドウイスキー大全」には、
「HAIG」の歴史が掲載されています。
なるほど、「ヘイグ家を知らずしてウイスキーを語るなかれ」…そう言える歴史。
その一族が成し遂げてきた威光は素晴らしく、
蒸留そのものの進化、スタインの連続式蒸留機を導入した最初の蒸留所、
キャメロンブリッジ、またブレンデッド事業への導入、DLC社の設立の立役者にも。
kenchieさんの名前の由来も、
「HAIG」「Dimple」に関わりの深い「Glenkinchie」からと伺っておりますし。

そんなウイスキーの現在と過去を、ウイスキーラバーの仲間たちで楽しむ夕べに参加していました。

[ Twitter posted at 22:33:54 ]
一石二鳥の返杯に、フレッドの寝酒とは!!

[ Twitter posted at 00:34:29 ]
今日は良い日でありました。T田さん、ファイト!
でも、たぶん大丈夫だと思います。
帰る場所があると言うのは、なんて心強いこと。
その場所を築いた事は、なんて心あたたまること。
その場所を自信に変えて、頑張ってください。
きっと、ではなく、必ず成し遂げられる事でしょう。

その日、最後の2つのつぶやき。
「今日は良い日だった!」…と言う記録を残しているかと思いきや。

大切な酒友、T田さんの送別会…そんな日だったのでしょう。
旅第15回で購入した南信州ビールの1リットル瓶に、
白マジックで応援メッセージを添えて、プレゼントをした日でした。
何か…本当にお世話になったので、
楽しい時間を一緒に過ごせて、とても嬉しかったので、
何かしたい…気取って「一杯おごります!!」と言って、
志賀高原ビールの「一石二鳥」をお出ししたらば、
返杯だと仰って「フレッドの寝酒」…と言う一幕。
どちらも「寝酒」になってしまう、強烈で、それがたまらない美味しさのビール、
飲んでいたみたいで。
タイムスタンプから見て、家に帰ってきたあと、
T田さんのこれからを祈って、「また会いましょう」と言う気持ちを込めて、
そうやって書き残していたみたいです。
これだけ飲んだら、きっとヘロヘロだったと思いますが。

朝早く動き始め、めいっぱい…本当にめいっぱい楽しんだ1日でした。

現在2015年。
その頃を思い出しながら書いていますが、本当に…とても輝いていた1日だったと思います。


Cimg3929_2


別の日、信州スカイパークで今回のタイトル用の写真を撮りました。
ずっとYOKOさんの背中だけカメラに写して来ましたから、
たまには自分も混ざってみました。
2010年4月24日、北信の旅から始まって、約1年…ですね。
信州の四季をたっぷり見て、楽しんだ旅でした。
2011年2月12日に完結であります。

以上、旅第16回信州SAKEカントリーツーリズム、
岡谷・諏訪の旅のお話を申し上げました。
今回、旅をした蔵は7蔵。
全76蔵制覇まで、あと0蔵となりました…達成致しましたので、
ここまでと言う事になります。

もうちょっとだけ、続きます。



車へ搬入フェイズに移行。ここまでほぼ20分。
[ Twitter posted at 07:04:06 ]

また早起きをしておりまして。

2011年5月4日の朝のことです。
元々、旅第1回から決めていた事ですが、
信州SAKEカントリーツーリズム、各蔵元で各蔵元さんが醸す日本酒を買う訳です。

「 並べたいな… 」

…と思う訳です。
最初から全蔵制覇を考えている訳ですから、
途中で諦める気など毛頭も微塵もこれっぱかりも無い訳で、
そうすると、どうするかってぇと、
最初の1本から全部を取り置いておく…と言う行動になります。
だからこそ、買うお酒は必ず火入れ酒を選びました。
火入れ酒も冷蔵保存がベストですけれど、それでも生酒の様に「要冷蔵」マークは無い訳です。
一時期、我が家のひとつの部屋が、完全な日本酒格納施設になっていました。

Cimg46151


こんな感じに。
ロケ地はお馴染み「信州スカイパーク」にて。
もちろん、事前にロケハンの真似事もやっております。
条件は、駐車場から近く、段差があり、なおかつあんまり人が通らないところ。
流石にこの光景は目立ちますよね。

前日のうちに2~3本を1セットとして、ビニール袋に詰め、
それを朝にエンヤコラと運び出し車に詰む…沈みましたね、車は。
何せ中身のある日本酒4合瓶が76本以上、一升瓶が18本と言う量は莫大で。
駐車場に到着後、エンヤコラと運び出し、
階段に並べ、素早く写真を撮影した後に、エンヤコラと再搬入、
家に戻って、部屋までもう1度、エンヤコラホイサッサ。

…分かってはいましたが、分かってはいたのですが、重労働でした。

Cimg46141


少し引いて撮影した写真です。
より出て来るスカイパーク感。
僕らが集めたボトルを全面に。
最後列には景品として頂戴した大吟醸18本が並べられています。
これが我が家に到着した際も、凄かったですね。嬉しかったですし。
玄関が段ボール箱でいっぱいになりました。
どんなに頑張っても、一時にこれだけのお酒を買うことは…
それこそ酒販店、飲食店でなければありえない量です。18本。
嬉しかったですね。銘柄の指定は出来ないシステムですから、
それがかえって楽しかったです。
封をされている段ボールを開ける、その大吟醸を見ると、
周遊して来た思い出も一緒に開かれる訳です。
思い出と一緒に、宝箱を開けた様な心持ちでした。

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YOKOさんも記念撮影。

[ Twitter posted at 08:44:21 ]
帰宅。全てのお酒を格納完了。
これにて、全てのお酒を開封可能になりました。
さーて、どれから飲もう。

ちなみに、瓶の並び順にも、ちょっとだけこだわりがあります。
「本金」さんの項で触れたブログ記事、
「SAKEDAYS・サケデイズ」の皆さんのボトルが、正面中央にあります。
「岩清水」「澤の花」「本金」「十六代九郎右衛門」の4蔵。
そして、とてもお世話になっている「勢正宗」「大信州」「笹の譽」「松尾」…
…それらの蔵元さんを最前列に配置しました。




温泉も加わって、僕とYOKOさんの信州の旅は、今も続いています。

2012年ごろから、温泉にもよく足を運ぶ様になりました。
週に2回、出来たら3回、連休ならもっと…そうして、2015年の今現在まで、
施設だけでも100箇所を越えて、各地域の温泉を楽しんでいます。

色んな場所に行きます。
蔵元さんがなかった…信州SAKEカントリーツーリズムで周遊した場所の他にも、
当然に足を運ぶことになり、
信州の杜氏集団「小谷杜氏」の住む小谷村にも温泉を目当てに行き、
軽井沢にも行きました。アウトレットと温泉のお楽しみを。
また温泉を目当てに高山村に行きますと、ワインの土地柄をより知る事となり、
野沢温泉には「里武士」、2014年1月に稼動を始めたマイクロブリュワリーもありました。
知れば知るほど、もっともっと信州が大好きになります。

「 Don't be vague, Ask for Haig. 」ではなくて、

「 Don't be vague, Ask for SOJA and YOKO. 」だなんて言えたら良いのですけれど。

ちょっと見栄を張り過ぎかも知れませんね。

けれど、松本の文化の一端になりたい…と思います。
こうして著すことで、読んで下さった方に興味の種を植えて行く事が出来たら幸いです。

読んで下さいまして、誠にありがとうございました。

信州のお酒、また日本酒、ウイスキー、ビール…ワインも!

どうか、今後とも我らが信州・長野県をご贔屓下さいますよう、

よろしくお願いを申し上げまして、ちょうどお時間となってございます。

ありがとうございました。

ありがとうございました。

ありがとうございました。


【 信州SAKEカントリーツーリズム公式サイト 】

( http://www.nagano-sake.or.jp/tourism/ )

蔵元情報や、推奨ルート、
最も重要なスタンプ台紙などは、こちらから!


そして、いつも一緒に、

どんなたいへんなこと、どんな楽しいこと、

全て一緒に居てくれるYOKOさんに感謝を。

本当に、ありがとう。


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2015年2月11日 (水)

旅第16回・信州SAKEカントリーツーリズムの前日(2011年2月11日・茅野)


えー、誘惑箇所の多い中、
取り分けて、いっぱいのお運び様、
誠にありがたい訳で、
気楽なところで一生懸命、書いて行く事にしております。
どうぞ、お付き合いくださいませ。

えー、
「人生の目的の究極」と申しますのは…
満足する死を成し遂げるのか、
満足した生を成し遂げるのか…同じ意味ですかね。
似ているとは思うんですがね、どこか違うと思うんです。
どこかが違う。
死の為に生きているのか、
生き抜くために生きているのか…
生き抜いたって、抜くってぇのは、トドメにゃ死ぬんですから、
同じですよね。同じなんですが、やっぱりどこかが違うと思うんです。
何が違うの…って話なんですよ。
何が違うのか。
ただ、ただ死ぬんじゃない。死ぬのはしょうがないって満足するんじゃダメな訳よ。
何か、本当に何でも良い。てめぇで決めた何かを…
何か心に決めたものを成し遂げたって事だよな。うん。
満足して、生き抜くってぇのはね、そう言うことだと思うよ。

えー、
「線」ってぇのは、「点」の集合体なんだそうです。
なるほど、てめぇで点を細かくビッチリ書けば、線になりますよな。
この点を成し遂げられるのか、それなんですね。

「点」はね、1秒であり、1日であり、1年であり…
点を連ねて線にする、これが人生でしょうね。
その中で、いくつの点を満足できる、成し遂げて行けるのか、
満足できる点だけを繋げて人生になんかなりゃあしませんよね。
いびつな点、しくじりの点だってごまんとある。
全部が繋がって人生だ。
「楽あれば苦あり」なんざ、耳にタコが出来るほど聞いてる。
聞いているが、これが真実だって思う。

燦然と輝く点が人生にはあるはずだ。
うめぇモン食って光る点もあるだろうし、
通りすがりの犬が可愛くてな、ほほが緩む…これだって光る点だよな。
どっか、誰かの点を撃ち落として、「やったぞ、ざまぁみろ」って思う、
胸クソ悪い点だって、本人にしてみりゃ輝いているかも知れない訳ですよ。
そんなね、そんな小さい点じゃないの。
小さい点じゃなくて、
一生忘れないような「点」の1日の話をしたいんだ。俺は。
死ぬときに、あの日は楽しかったなって思い出したい。
思い出したいんだ、俺は。

えー、これから話すのは、俺とYOKOの最高の1日だね。
たかだか酒のこと…とか、誰が何とか言ってもねじ伏せちゃうよ。
俺らにとって、これ以上の日はなかなかナイって訴えかけちゃうね。これは。
76の点を繋げた日。
やり切った時の心持ちってぇのは、忘れようにも忘れられないね。
清々しいの。やり切ったって言う爽快感なのか、
終わった、楽になった…って解放感なのか、
でも、どっか寂しくてね。うん、そんな気持ちもあったよ。あった。

でもやっぱり思うんだ。
「誇らしい」って、な。
やり遂げた自分が誇らしい。
一緒に付いてきてくれたウチのカミさんが誇らしい。
これだけ愛させてくれる信州の蔵元が誇らしい。
馴染みの蔵元の顔が浮かぶさ、
俺をこんだけ、のめり込ませてくれてありがとう…と、それも誇らしい。

さて、あんまり長くマクラを振るこたぁねえんだ。
ココから長いよ。
長講一席、思いの丈をぶつけてやろう…そう意気込んでやりますよ。
4年越し、えー、まぁ、あれだ。
それもまた何かの縁の賜りものなんだと思って。

やり遂げた日の話を、これからやり遂げてみせましょう。
聞き遂げて下さいな。
この噺を聞いて、ちょびっとでも俺らの嬉しさが、喜びがね、
伝わって、そして、ちょびっとでも輝いてくれたら嬉しいんだ。
嬉しいんだ、俺は。

力強く、心を込めて。

「人生の目的の究極」ってぇのは、きっと形がないし、
死ぬときに「あ、あれが目的だったのかな」って思うくらいが究極っぽいんじゃねぇかと思う。
究極を生前にやり切っちまったら、なぁ、つまらねぇだろ?
おおよそ1年を掛けて、この目標を果たした、やり遂げた。

2011年2月12日、信州SAKEカントリーツーリズム、全76蔵制覇の日。

そして、

その前日、2月11日を申し上げます。


良い文章、最後に相応しい冒頭の文章を…と思いながら書き始めた24時。

深夜テンションに乗って、某家元風の語り口に…。

それだけ思いのこもった、ひとつの旅の終着点として、ご容赦のほどを。


前日2月11日、当日2月12日、
それぞれ普段より多くTwitterを利用していました。
タイムスタンプ代わりにTweetしておりまして、
今回の旅第16回は、そのTweet記録も一緒に織り込んで書いて行きます。


【 前日:2011年2月11日・建国記念日 】

僕らの信州SAKEカントリーツーリズム、
最後の旅第16回は岡谷、諏訪を周遊しました。

その後、
温泉へ足を運ぶ…詳しく知る様になって、なお実感するのですが、
諏訪湖沿岸の岡谷、諏訪、茅野の三市は実に温泉に縁があり、
またそれぞれに近い関係性を持っている…
中央線も通っておりますし、やっぱり諏訪湖ですよね。地域のシンボルとして。

温泉が身近にある風土、日常の中で温泉に出会うか否か…
隣接する松本・塩尻地域とは、明らかに差がある様に思います。
松本にも温泉街として、浅間温泉がありますが、共同浴場はごく限られたもの。
岡谷は福祉的な温泉が、上諏訪、下諏訪は多く共同浴場が、
茅野にも福祉的な温泉が数多く点在している上に、
上諏訪の温泉街とはまた異なる、蓼科の別荘地での温泉の風情があります。
洒落た高級ホテルから山荘、山岳ロッジ風の旅館まで。

旅第16回を予定した前日、奇しくも僕とYOKOさんは聞き始めた…興味を持ち始めた「落語」、
その落語会のため、茅野市、茅野駅に併設されている「茅野市民館」を訪れていました。
ここを訪れたからこそ、旅第16回は成功したと言えると思います。
重要アイテム「長靴」を購入するきっかけになりましたから。

僕らは「第4回・寒天寄席」に赴くのですが、これもきっかけが偶然の産物で…

先達て、2011年1月23日・第9回れざん亭・塩尻市レザンホールで、
生まれて初めて、生で落語を見ました。
そして、仲入り休憩時間中に催された大抽選会で、会場に1枚しかない「出演者サイン入り色紙」が当たり、
そりゃあもう、たいへんに嬉しかったのです。
「落語って良いなぁ!面白いんだなぁ!」…と思っていた所に、更に気分が上がる訳です。

ここ最近はそうした繋がりがありませんが、
その当時、岡谷市・カノラホール「かのら寄席」、茅野市・茅野市民館「寒天寄席」など、
落語のイベントを通してスタンプラリーが開催されており、
レザンホールでも「次回、寒天寄席のチケットを売っておりますー!」と言う売店がありました。

「落語、面白かったから、買っちゃおうかな」

…と僕らが考えるのは、想像に難くない…ばかりか、

同時にTwitter上では、アカウント名「yokobuex」さん…
上諏訪の蔵元「横笛」さんの公式Twitterアカウントが、
そんな件の寒天寄席に合わせて、諏訪9蔵の日本酒を集めた試飲イベントを開催する…とのアナウンス。

日本酒の試飲イベント+落語と言うコラボレーション。
当時は今ほど落語熱があった訳ではないけれど、「これは行かねば!行きたい!決定!」と、
そう思ってチケットを購入した興奮を、今でも覚えています。

ちなみに、
諏訪9蔵と言いますと、諏訪地域の9蔵、
岡谷・神渡、高天、
下諏訪・御湖鶴、
上諏訪・舞姫、麗人、本金、横笛、真澄、
茅野・ダイヤ菊…を指します。

旅第10回において、この中の「高天」「ダイヤ菊」は既に周遊済みとなっていました。
蔵元販売所の定休日が「土日祝」と言うパターンで、
平日である2010年11月9日、諏訪を経由して大町、池田町、大北地域を楽しんでいますね。
「高天」は岡谷カノラホール近くですから、
駅からの徒歩なら30分くらいでしょうか。
「ダイヤ菊」は茅野駅からだと近いのですが、
一旦茅野まで出るとなると、また時間が掛かる訳で…
この2蔵が平日営業であって良かった、平日営業だからこそ、
僕らが先にスタンプラリーで回っておいて良かったと…今だからこそ、心からそう思います。

色んな偶然が、まるで必然の様に積み重なっていた、僕らの旅。


2月11日は、かなりの降雪で、まさか車で塩尻峠を越えようとか、
高速道路で諏訪インターチェンジまで行こうとか、毛頭考えていませんでした。
そもそも茅野市になんて、「ダイヤ菊」にしか行った事がないし、
…あ、昔「蔵人」に味噌ラーメンを食べに行ったかも。
ともあれ、慣れない道と雪のコンビネーションは怖いので、
それに、日本酒の試飲だってあるんだし、当然に電車移動で、
僕とYOKOさんは茅野市、茅野市民館を目指していました。

現在2015年では特に温泉…米澤温泉・塩壺の湯に、物凄くお世話になっているのに、
その頃の茅野市の知識って、全くありませんでした。
知らないことは、本当にもったいないことばかりですね。

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そんな訳で学生の方々共々、茅野駅に到着しました。
ホームにまで吹き込んでいる雪。
そう、この当時は気付いてはいませんでしたが、
岡谷、諏訪、茅野は幾分、松本・塩尻よりも雪の量が多いのです。

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茅野市民館が見えますが…見えたのですが、
あまりに近代的な建築様式でビックリ。
茅野駅から連絡通路経由で、
茅野市民館、茅野芸術館及び茅野市民館図書室が併設されていて、
それぞれが近未来的なデザインの、ごく洒落た建造物。

日本酒の試飲とお昼ご飯を済ませてから、
落語会に臨む時間を計算して茅野駅までやって来ましたから、
まずは試飲ブースのある階下へと進みます…けれども、
お洒落なカフェにしか見えない図書室を通る、
…その時は「ここで本当に合っているのか、いたのか…」と自問自答していました。
採光もしっかりしていて、
雪に反射した光が差し込み、天井の高さ、開放感もあって、
本当に、1日ここでのんびり過ごしても良い、贅沢で素敵だと思う空間でした。

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ある意味で、
この建物には不釣合いな、純和風の「寒天寄席」の幟を見て安心しました。

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茅野市民館のロビーに「寒天寄席」に合わせて、
「寒天寄席広場」と称して、地域物産の展示販売と、
諏訪9蔵の日本酒の試飲が出来る催しが開かれていました。
日本酒は各蔵1本。
もちろん全部、味合わせて頂きます!

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上諏訪・真澄・純米吟醸“あらばしり”しぼりたて生原酒
茅野・ダイヤ菊・本醸造

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上諏訪・麗人・純米酒
上諏訪・本金・本醸造“太一”

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下諏訪・御湖鶴・純米酒
上諏訪・舞姫・純米酒

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岡谷・高天・純米吟醸
岡谷・神渡・純米酒

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横笛・吟醸生原酒“初つくり”ふなくち無濾過、

火入れ酒が多い中、キリッと冷やした吟醸は強いですね。
いちばん気に入ったのは、このボトルでした。生酒らしさが心地好かった。
味わいは、「真澄」もバランス良く美味しかった…とのメモ。
「ダイヤ菊」のしっかり旨味を乗せた美味しさも良かった様子。
「本金・太一」は、言わずもがな大好物♪
言葉じゃないんですよね。
初めて杜氏である恒太郎さんにお会いしたのは、
おそらくは、東京・はせがわ酒店でのイベントにて。
その時、色んな…全国のお酒を試飲していたのだけれど、
「太一」と言う名前は記憶に残りました。
何だか落ち着く味わい、煌びやかで騒々しいイベントの中でも、
その後、酒メッセや様々なイベントでお会いした時でも、
いつでも「太一」の美味しさは変わらずに、心安くて。本当に良いお酒です。

当日は、「本金」の女将さんと息子さんがお見えになっていてお話もさせて頂きました。
明日行きますよー、信州SAKEカントリーツーリズムのスタンプラリーで行きますよー!…と。
共通にご縁のある大町・横川商店さんの呑ん子さんも声を掛けて下さって、
着々と準備と言うか、心構えが出来上がって行くカタチ。

…「本金」と言えば、本当ご縁が色々とありまして。
「YOKOさんをお嫁に下さい」って言いに行く際の手土産も、
「本金」さんの「酒粕サブレ」だったりします。

ひとしきり、全種類の試飲を経て。

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「おふくろの味、ママの味」…
「ママの味」だけなら「ミルキーかっ!」とツッコミたい所ですが、
それ以上に、ツッコミを欲していたのは、
足元の冬装備がないまま、路上へ出て行った僕ら。

茅野市民館にも喫茶コーナーはあるのですが、
混んでいるし、ボリューム感あるお昼ご飯をちゃんと食べるとすれば、
寂しい感じの構成であったため、
僕とYOKOさんは茅野駅前周辺へ出て行きます。

パウダースノーで、足が完全に埋まるくらいの降り積もりよう。

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「ステーキハンバーグ・サラダバー テル」さんへ。

野菜を食べたいと言うことで、歩いたりネット検索をしたり…
普段なら、何の苦もなく辿り付く事が出来る距離なのでしょうけれど、
雪に足を取られ、同時に靴の中が濡れてしまい、たいへんな事になりながらの到着でした。

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「ここまで来た」と言うことは、「ここから帰る」ことも必要と言うこと。
「どか盛!ペッパーステーキ」なるメニュウで、体力補給に勤しみます。

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YOKOさんは「TERUオリジナルハンバーグステーキ」を。

悪天候の影響もあるのか、店内は静かで、
時間の許すまで、ゆっくりとしていました。

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再び茅野市民館へ。
写真は、通路であり図書室。
この景色に最初は圧倒されました。

YOKOさんの足元を見ると、まだ雪が靴に残っている事が分かります。

[ Twitter posted at 13:46:54 ]
さぁて、寒天寄席が始まる前に頭ン中を、ひと巡らし。
旅第16回をどう回ろうか。
計画を立てる気もなかった近場諏訪の旅が、雪で面白くなってきた。

…と、当日のTwitterより。

「計画を立てる気もなかった」

…当日に慌てて立てる気が無かった…すでに、この岡谷、諏訪地域を旅第16回とした段階で、
計画の…そう、全16回の旅の計画として、ほとんど決まっていたんです。
春に始め、1年を考えると、冬がいちばん困るのです。山間部は危ないし、降雪の状況によっては道が無くなる。
時間も読めなくなりますしね。
旅第15回に南信州を計画したことも、冬の時期を元々狙っていたからなんです。
冬でも南信州は行く事が出来るだろう、逆に、冬に北信は難しいに違いない…と。

雪さえなければ、岡谷、諏訪を巡ることは、いとも容易い。
蔵それぞれの距離も、
とても近く、
だからこそ「上諏訪五蔵・呑み歩き」が実現されているくらい。

だったら、

だったら、徒歩だ。電車を乗り継いで行くしかない。

そう考え始めていました。

ちなみに。

第4回・寒天寄席、根多はこんな感じでした。

開口一番前座「 」三遊亭楽大
「家見舞い」桂平治
「三味線漫談」柳家紫文
「浜野矩随」6代三遊亭円楽

前座・楽大さんの根多だけ今も分からず。
2015年、現在はだいたいの根多が分かる様になって来ましたが、
当時はまだまだ…と言った所ですね。
調べますと、楽大さん、この後2011年4月に「二ツ目」に昇進している模様。
こんなツイートもあったくらいです。
「 今日聞いた落語は『家見舞い』と『浜野矩随』だった様子 」

…家に帰って来てから、「水がめ、肥え」などで調べ、「のりゆきさん」で調べてみたり。
こうやって噺、根多を覚えて行った自分自身の流れも、こうして思い出してみると懐かしいですね。

桂平治師匠も、この後2012年9月に11代桂文治を襲名しています。
2010年3月に楽太郎から6代円楽を襲名した円楽師匠も、
襲名して1年の頃合ですから「あの円楽が来る!」と言った気風もあったと感じます。

お帰りの際に、茅野駅で円楽師匠のお姿を拝見しました。
むしろ、体の大きな楽大さんに気付き、
「あれっ、なら近くにいらっしゃるのかな」…と思う、
スッと脇を通り掛かる黒尽くめの御仁…それが円楽師匠でした。
声は掛けられませんでしたけれど、「芸能人だー!」と思わないではいられない訳で。

そうそう。
楽大さんの根多が分からず、記録がないかな…とウェブ上を調べていましたら、こんな記事が…
防寒対策・上半身は完全装備の自分が写っていますね。YOKOさんもちょっぴり。

( http://www.lcv.ne.jp/~maruhei/enraku/enraku.html )


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家に帰って来て、お酒を飲んでいる訳ですから、車で遠出は出来ない訳で。
近所に買いに走った長靴。明日は必ず使う事になるに違いない!
デザインよりも、長靴があること、それが大事。

…丈夫な長靴で、今も元気に履いていますが、
ビートたけし、志村けん…偉大なるコメディアンの、
それっぽいスタイル時に履く黒い長靴と、おおよそ合致していて、時折ネタになったりしています。
僕らにとっては、「勇者の長靴」みたいなもの。

さて、ここまでがちょうど4年前、前日2月11日のお話です。

明日に、続きます!


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2015年2月 9日 (月)

旅第15回・信州SAKEカントリーツーリズム(2011年1月29日・南信州)






えー、誘惑箇所の多い中、
取り分けて、いっぱいのお運び様、
誠にありがたい訳で、
気楽なところで一生懸命、書いて行く事にしております。
どうぞ、最後までお付き合いくださいませ。

えー…こう言った場合…
「お久し振り」とかね、「ご無沙汰です」…なんてね。
わりに限度があるんじゃねぇかと……ええ、思う訳なんでございますな。
タイトルにぶら下がっております通り、
これから申し上げますお話てぇものは、
そう、2011年の出来事なのでございます。アッと驚く4年前。
オリンピックなら1回来ちゃうってナァ具合で。
中学校や高校なら、ひとつくらいは卒業できちゃう頃合ですよ。

「特に理由もなく」…
そう、特に理由もなく更新が滞りました。
忙しかった、他のイベントが重なった…追っ掛けて行けば、
それなりの理由はあるのでしょうけれどもね、
うん、そうですねぇ…
やっぱり「書きたくない!」なんて言うね、
それは思った覚えは、ほんのちょっぴりだってナイ訳ですよ。
ずっと、心の隅っこに「書きたい」は転がっておりましたが、
そこに実がない、
実がある……更新が為されないまま今日まで至ってしまいました。

逆にね、
何故書こう…と思ったか、書き上げる気力が戻ったのか…てぇと、
2015年の私自身の情勢と言うものが原因でございましてね。
「松本の文化の一端を担いたい」と強く考えました。
郷里を良くするために、知ってもらうために、楽しんでもらうために、
出来ることを続ければ、
出来ることをする、これを諦めなければ、
何に成るかは分からない。分からないけれど、何かには成る。
そう思うことが出来ましてね。
ずーっと更新が無かったブログ「酒 宗夜」、
2015年1月は、2日に1回のペースで更新しております。
諦めない。
諦めないってことは、続ける事を頑張るって事ですね。ね?

ちょうど1月18日に、すごくお世話になっている…
松本の日本酒居酒屋の一翼、「厨十兵衛」さんが15周年を迎えました。
自分が初めて訪れたのは2005年だったてンですから、
私自身とのご縁だけでも、
10年、美味しく日本酒を楽しませてもらっておりまして。
15年続ける…それはご苦労のあった事と存じます。
同じくお世話になっている「摩幌美」さんの現在、36年と言う年月も、
続けて来たからこそ培ったものが多くあるはずなんです。
尊敬する、両マスターをカウンターのこちら側から見ておりますと、
「続ける」ことに意味がある、私だって、成し遂げてみたい…
そう、「松本の文化の一端を担うんだ!」と思いました。

今しか出来ない事を今、一生懸命に頑張りたいと思います。
当時、2011年には書けなかったことを、2015年だからこそ、
今だからこそ、より一層、意味のあるものに。

2011年は落語を聴き始めた年であり、そこでひとつ感性が変わっています。
でなければ、こんな落語口調でマクラを振る様に、冒頭に書いたりしていませんでした。ええ。
更に、その先、その後の世界、温泉に勤しんで…
温泉の旅の中で、2011年に長野県、信州を縦断した年の思い出にも触れました。
同じ信州SAKEカントリーツーリズムの友人も出来ましたよ。
2011年から今まで過ごして来た全てが愛しい、
私とYOKOさんの旅の始まり。

さぁ、総じて16回、旅の終盤、セミファイナル!

第15回を申し上げて行こうじゃありませんか!

どうぞ最後まで、よろしくお付き合い下さいませ。


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【  旅第15回・信州SAKEカントリーツーリズム  】
【  2011年1月29日  】

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当日の写真、このボトルから始まっています。
佐川急便に荷物を取りに行きました。
2010年に休止していた蔵を復活させ、2011年の冬に復活後第1号の日本酒を発売。
群馬県館林市の清水屋酒造さんの「榮万寿」です。
Twitterでその情報を知り、当時熱心に拝見しておりました。
待望のボトル。

当日これからは南信州への旅になります。
最初の目的地「飯田」までは、高速道路でおおよそ2時間の見込み。
そこから各蔵元さんを巡る…
国道153号線を基点に、下道を経由して塩尻まで帰って来る…
…となると荷物の受け取りなんて出来る訳がない…と言う訳で、
まずはここから…でした。

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塩尻インターチェンジから高速道路へ。
一路、南下します。
移動中の写真はYOKOさんが撮影してくれています。
旅も15回目になると慣れてきてくれて、
良い写真が何枚も撮影されています。

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山がそれぞれ違うのだから…と言えばその通りですが、
高速道路を使って県内を駆け巡って来た旅の中で、
南方の、この山の景色と言うものは、
北方の景色とは、
雪が覆う姿、常緑樹の多さ…山の並びもまた…
表情が異なると言うより、人そのものが違って来ている印象に近いです。
縦に長い長野県。
景色にその広大な自然の魅力を感じます。

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休憩のため、「駒ケ根サービスエリア」に途中停車。
サービスエリア内にある高台を臨みます。
今回のタイトル写真には、そんな表情の異なる「南の山」、
この景色を用いました。

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この頃、YOKOさんがバカにハマッていた果汁グミ。
あまおう果汁51%使用…今、2015年に販売されているものは、
特別「あまおう」と言う訳ではなくて「いちご」ですよね。
限定品だった様で、生活圏内のコンビニやスーパーで見掛けなくなり、
駄菓子、こう言ったお菓子の宿命を感じながら、
やや寂しい気持ちになっていたところ、
駒ヶ根サービスエリアの売店で発見し、喜び、
しかしながら、
「こんなに買っちゃって怒られないかなぁ」と言うYOKOさん。
おどおどと実に可愛げがあるなぁ…と思いながら、3袋を購入しました。
現行品も美味しいのですけれど、
それまであまりグミ業界の中に、
美味しい「いちご味」って無かった様に思っています。
その中に煌く様に登場した「あまおういちご味」は、忘れられないですね。

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駒ヶ根サービスエリアでの休憩を経て、更に南下。
飯田インターチェンジで高速道路を降ります。

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長野県・飯田市、喜久水酒造へ到着です。
本日の1蔵目。
飯田インターチェンジを降りて、間もなく到着でした。
街道沿いにあり、奥に長い敷地である様です。
入口付近の駐車場に車を停めました。

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蔵元敷地内に併設されている売店に向かいます。

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事務所の出入口と思しき扉に掲げられている、時代を感じさせる看板。
左から読ませるものであり、
酒名「喜久水」の他に、「吟醸」と「清酒之精華」とあります。

蔵元ホームページにあります、沿革が実に興味深い内容です。

( http://kikusuisake.co.jp/?page_id=1045 )

飯田にある酒蔵は、この喜久水酒造のみ。
他の地域には多かれ少なかれ数軒が存在しています。
昭和19年、37蔵の合資会社として設立されているからこそ、
飯田地域に他に日本酒蔵がないのですね。

昭和43年の「にごり酒天龍」は思い出のお酒です。
また同年の「ガス入り清酒パンチメイト」も飲んでみたかったですね~!


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喜久水酒造の売店「翠嶂館」へ。

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店頭に掲げられている
蔵元敬白、「信州の酒喜久水」の看板。

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お米のサンプルやクラシック瓶などのディスプレイも並びます。

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広い店内。椅子席も多く並べられていました。
椅子に腰掛けた際の目の先、天井にはテレビモニタが取り付けられていますから、
蔵元に関わる映像も見ることが出来る…
バスなどで訪れる様な観光客さん向けの小セミナーの様な使われ方もするのでしょうか。

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「仕込水・雲渓の泉」を飲むことが出来ます。

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一見、映画のポスターの様にも見える、
もちろん「喜久水」のポスター。
宣伝文句も無く、ただ女性とロゴだけ。
こうした広告も時代の流行になった部分もあり、歴史を感じます。

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仕込みタンク…だったもの。
なんと、こちらはトイレへの入口。
オブジェとして、ホーロータンクが再利用されていました。
酒蔵っぽいと言えば、酒蔵っぽい。
酒蔵ならではの景色には違いありませんよね。
神鋼ファウドラー・昭和31年製造、検定は昭和39年10月28日とあります。

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思い出の酒「白貴天龍」を。
新しいラベルになっちゃいましたね。それが時代と言うものなのですけれど。
僕の思い出に強く残っているのは、ひとつ前のラベルです。

僕自身、日本酒を日本酒として楽しんだ、酔っ払った、酔っ払って気持ち良かった…
…その記憶のいちばん最初が、
松本市「力寿司」で飲んだ、この「白貴天龍」でした。
本当に本当に若い時分です。
日本酒は皆同じだって思っていました。いや、同じも何も本当に何も知らなかったですね。
にごり酒と言う意味も分かっていなかったと思います。
普通のお酒じゃあない、何だか特別な響き…そう思い、親父と一緒に飲んでいました。
その日はとても酔っ払ってしまって、夏の日だったと思います。
夜、薄暗い道をフラフラと家まで歩いて帰ったんです。それなりに距離があったと思います。
けれど、何よりも気持ち良くて。
日本酒って楽しいな、美味しいなー…って思ったきっかけだった日。
味わいはこの2011年当時も、今もずっと変わっていない…
難しい言葉なんていらない、
ただただ「あ、なんだかもったりしていて美味しいぞ」と言う感覚。
それが魅力なんです。

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三州街道・国道256号線、
道路脇にある喜久水酒造、
信州SAKEカントリーツーリズムでは、
1000円以上のお買い物をして、
蔵元さんにスタンプを押してもらいます。

僕らのルールとして、
買ったお酒は蔵元さんのある場所で、
蔵元さんのロゴと一緒に撮影する…と決めていました。

「あっ、通り過ぎちゃう。こんなにインターチェンジから近いんだ!」

…高速道路のあと、普通の道路のスピードが心持ち遅く感じてしまう、
下道の速度に慣れないからこそ、
ちょっとビックリしてしまったことも、また思い出。

喜久水酒造「猿庫の泉」・純米吟醸を購入しました。
(さるくらのいずみ…と読みます)

…環境省・全国名水百選として認定された「猿庫の泉」から名前が取られています。
また、他にも「聖岳」や「風越」など自然に近い酒銘が多い様に感じます。

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「本醸造・白貴天龍にごり酒」、やっぱり買っておきたいな…と。

ちなみに、当時の古いラベルはこちら。

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これがひとつのきっかけでした。
似ているけれど、違いますよね。ラベル。

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旅第15回、
県内最南端・飯田市、喜久水酒造を経て、北上して行きます。

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温泉好きになって、再び飯田に赴いた際にも思いましたが、
高低差のある街の景色が、松本の景色とは異なっていて印象的でした。
松尾水神温泉・ほっ湯アップル、
飯田城温泉・三宜亭本館天空の城と言う温泉施設に入ったことがありますが、
特に市街地にある飯田城温泉付近は新しい景色、古い景色が混在し、とても味のある空間でした。

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街道を走って行きます。
YOKOさんの写真タイム。

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橋の上からの河川の景色。
見慣れた梓川や薄川、女鳥羽川…松本の川の景色のどれとも雰囲気が違う…
けれど、海で全て繋がっているのだから、自然の大きさは偉大です。

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木が並んでいる。
実に広々とした空間です。
僕らは次の蔵元さんのある中川村へ向かっています。

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山に掛かる雪の量が異なるだけでも表情が違う訳ですが…
どうでしょう、松本平から見る山々の景色って、
もっと鋭い山が多い様な印象があります。
変わって南信州のこの景色、山の連なり、稜線はなだらかに見えます。

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また少し山間に入っていきます。

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中川村へ。

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長野県下伊那郡中川村・米澤酒造に到着です。

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いざ、蔵の中へ。
奥に製造している場所が見えます。手前に事務所と言う構造。
作業をしている方の姿も見えました。

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米澤酒造事務所。

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玄関先にある松がとても立派だったので、もう1枚写真を撮影させて頂きました。

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ラインナップです。
「今錦」の代名詞は、何と言っても「おたまじゃくし」シリーズではないでしょうか。
滓酒は生まれたままのおたまじゃくし、
原酒は足が生えたおたまじゃくし、
特別純米酒はもう直ぐ蛙になるおたまじゃくし…
酒質の移り変わりに合わせて、工程に合わせて、ラベルの中のおたまが成長して行きます。
ラベルだけでなく、その味わいも特徴的。きちんと個性ある味わいです。

その後、2011年当時には無かったかと思うのですが、
「新今錦伝」や「中川村のたま子」ラベルも発売されています。

米澤酒造で購入したお酒はこちら。

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今錦・本醸造“金撰”緑ラベル

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今錦・普通酒“銀撰”赤ラベル

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金銀、並べてみました。
1本の値段ではスタンプラリー規定の1000円に満たなかったので、
せっかくだから…と、合わせて購入しました。
これまでも出来るだけ、その蔵の特徴が表されていて、
昔ながらのレトロなデザインを中心に購入していました。
こうして蔵元さんを回り、風土の良さを知るのですから、
電子的なデザイン、活字のデザインのラベルより、
味わいのある、蔵元さんが代々伝えて来たボトルデザインが良いと考えていました。

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駐車場にある看板。この右手奥に蔵元さんがあります。

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山間の蔵元さん、道の交差する場所。
通り行く人も少ないのですが、
通る方はどこかのんびりとされていて、素敵な田舎の景色であったと思います。

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山の中の景色が綺麗で、ここでもYOKOさんが何枚か撮影してくれていました。

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続いて向かうのは駒ヶ根市。

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米澤酒造は高台の上にある様で、道を下って行きます。

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眼下には天竜川が流れています。
南信州のひとつのシンボルである河川。

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国道153号線、三州街道へ合流です。
突き当りを右へ曲がり、更に北上して行きます。

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この陸橋も印象的です。
どこにあるとか、何が良いとか…そう言う記憶はないのですけれど、
「見た」と思うし、懐かしいと思います。
伊那、駒ヶ根、飯田、…地形の効果なのか、
街道、高速道路、電車…それぞれが比較的真っ直ぐに造られている…
そう感じます。山に囲まれた長野県の松本平から南の地域に形成される
盆地の東西を、ちょうど真ん中で分断しているイメージがあります。
それら交通の要を通り越して、対岸へ…と言う日常の中、
こうした立体交差のポイントも、多い様な印象を受けます。

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道中、次に目指す蔵元さんの看板がありました。
流石、お膝元の地域です。
駒ヶ根市限定のラベルで「純駒」と言うボトルもあるくらいですから、
地元・駒ヶ根市でも愛されている蔵元さんなのです。

Twitterの当時のつぶやきを見返しますと、
どこかの看板に「本醸造・信濃鶴」と書いてあった様です。
「信濃鶴」は2001年から全量純米酒宣言の蔵元さんですから、
それより前の看板だった…と言う事ですね。

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線路の向こうに、先程見かけた看板と同じ看板が見えます。

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長野県駒ヶ根市・酒造株式会社長生社に到着しました。

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線路の手前に戻って、もう1枚写真を撮ります。
このシチュエーション…
線路の直ぐ横に蔵元さんがあると言う光景は見覚えがあります。

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JR東海・飯田線の線路。遠く遠く…遥か向こうへ伸びて行きます。
旅第2回で立ち寄った伊那市・漆戸醸造さんでも同じ景色を見ることが出来ますね。
どちらも飯田線の線路ですから、
漆戸醸造で眺めた先の見えない線路の行末に、今、自分が立っている線路がある。
繋がっているんです。

そうそう、思い出しました。
昨年のことでしたか、記憶を頼りに調べてみると、
おそらくは2014年1月25日、「井の頭」漆戸醸造さんへお酒を買いに行くと、
そこに長生社の専務取締役杜氏さんがいらっしゃっていたんですね。
偶然お会いした…なんて時もありましたね~。

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左側が醸造棟と思われます。右手が事務所。

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時代を感じる静かで落ち着いた佇まい。

事務所…母屋の造りはカウンター越しにお酒を買うスタイルで、
塩尻の笑亀酒造も少し似た造りとなっていますよね。
(その建物は国の登録有形文化財指定を受けました)
現代風に言うなら、タクシーの後部座席から運転席を眺める様な感覚でしょうか。
お客さんの空間とお店側の空間がしっかり仕切られています。

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上伊那郡酒造組合とあるので醸造関係の認定書でしょうか。
明治13年4月と読む事が出来る…と思う…のですけれど。
創業は明治16年ですから、はてさて。

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こちらも書。読む事が出来る文字も多いのですけれど…。

百業長
麹屑
美酒以願巻天下
不折書

中村不折と言う洋画家、書家の字なのですね。
ご高名な方のご様子。
生まれは東京だけれど、明治維新の混乱を避けて伊那高遠に戻り、
飯田小学校で教員のご経験もある方の様です。
現在でも諏訪の「真澄」の文字に使われている、郷里の偉人さん。

「百業長」は「百の業に長け」、
「美酒以願巻天下」は「席巻する」と言う言葉がありますから、
「美酒が天下に広がる様願う」…と言った意味でしょうか。
「麹、屑」はそのままの意味か…ううん、ちょっと分からないですけれど。

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棚の中にラインナップが見えます。
基本は、銀色ラベルの純米、金色ラベルの特別純米、
そして、純米大吟醸の3本立て。
そこに季節限定で「しぼりたて」が加わる形でしょうか。
イベントでお会いすると「いつもと同じですけれど」と仰る蔵元さんですが、
それが素敵なんですね。いつもと同じ味、いつもと同じ美味しさ…
様々なお酒を試飲するイベントで出会っても、
やっぱり「信濃鶴って美味しいなぁ」と思う事が出来ます。
狙いを絞った造り、その良さが活かされている事が「信濃鶴」と感じます。

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信州SAKEカントリーツーリズムのために、特別純米酒を購入しました。

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個人的に大好きなので、純米大吟醸も購入しました。
家で晩酌、飲みたくて。
お値段もお手頃なんです。

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2本、並べてみました。

この日は「専務取締役杜氏の純米酒ブログ」を書いてらっしゃる、
岳志さんにもお会いできました。

「 専務取締役杜氏の純米酒ブログ 」

( http://sinanoturu.blog77.fc2.com/ )

後日、この日の出来事も書いておられまして。

( http://sinanoturu.blog77.fc2.com/blog-date-20110210.html )

本当に素敵な思い出となっています。
「わわー、すごい!」と仰って、この写真を撮影されていた時には、
やっぱり誉めて頂いている訳で、とっても嬉しかったです。

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今となっては違って見える風景。
この当時は、この先に本当に目的の場所があるのだろうかと…
カーナビこそありましたが、少し不安に思っていた頃でした。
そもそも、飯田、中川村と通って来て、
北上してはいるものの、今まで無かった「道路に雪」と言う状況にもビックリしていました。

「酒造株式会社長生社」を経て、駒ヶ根インターチェンジの前を通り過ぎ、更に山側へ。

“今となっては”

…その後、この道の先にある「早太郎温泉・こまくさの湯」であったり、
「中央アルプス宝剣岳・千畳敷カール」にも足を運んでおりまして。
なるほど、雪があるはず。天空の頂へ登って行く道中なのですから。

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「駒ヶ根ファームス」に到着しました。
観光案内、おみやげ販売、生産物直売所…だけでなく、
南信州ビール直営の「味わい工房」、
乳製品加工「すずらんハウス」などがある複合施設です。
隣接して「千畳敷カール」へ続く道、バス乗り場の「菅の台バスセンター」もあります。

計画の段階、
今回の旅の中で、お昼ご飯をどこにしようか…と考えました。
駒ヶ根と言えば「ソースカツ丼」であり、
伊那であれば「ローメン」など名物がある訳です。
移動の時間的予測から、駒ヶ根市周辺かと…そう思う、
調べますと、実際に「駒ヶ根ファームス」周辺には、
有名なソースカツ丼のお店が軒を連ねています。
魅力的ではあるのだけれど、
せっかく南信州ビール直営店がある、クラフトビールも買うことが出来る…
そもそも、僕もYOKOさんも、1年に1回、カツを食べるか…と問われると、
案外、食べない派なのです。実は。
天秤に色んな選択肢を乗せた結果が、「味わい工房」でのお昼ご飯の選択でした。

それでも、
昨年2014年に「千畳敷カール」に赴いた際、お昼ご飯に「明治亭」でソースカツ丼を頂いております。
たいへん美味しゅうございました♪

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駒ヶ根ファームス店内。
道の駅…の様な感覚ですよね。
お酒やお菓子、お漬物…本当に色々と置いてありました。

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2階へ上がります。
「南信州ビール・味わい工房」へ。

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入って直ぐ、並ぶタップのお出迎えです。
もう、この時点でトキメキます。
勿論、僕自身は運転があるからビールを飲む事は出来ませんが、
こうして、タップが並んでいる、ただそれを眺めるだけでも嬉しくなるんです。

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醸造設備が見えます。
確か、宮田村にある工場の方で作っているとは思うのですけれど…
全部が全部工場ではなく、
こちらの「味わい工房」で仕込みを行う事もあるのでしょうか。

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雰囲気ありますね。ビアホールっぽい。

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「南信州ビール・よわないエール」

ありがたいです!2015年では、ノンアルコール…ビールもワインもカクテルも、
色々ある時代になりましたが、どうでしょう。当時2011年頃だと、
まだ市場に出始めたばかりの様な印象もあります。
いや、もっと前から市場にはあったけれど、
美味しいと思って、実際に購入する様になった時代…と申しましょうか。

メニュウには「地ビール業界初!」と書いてありました。
ビアテイスト飲料、香料などの添加物は使用せずに、
天然のレモングラスハーブ、アロマホップで香を付けて、
麦芽、ホップ、ハーブを主原料にしたものなのだそうです。

麦芽糖、飴、生姜の様な雰囲気だったと当時のTwitterより。

この後、南信州ビールは同じくノンアルコールビールで、
2011年6月、
信州人の必需品…特に中南信ではお腹の調子が悪い時の特効薬、
「御岳百草丸」の王滝村・長野県製薬と共同開発した
「Bitter Nature Rich」ビター・ネイチャー・リッチと言う黒ビールテイストの、
ビアテイスト飲料を発売しています。
百草丸の原料である「キハダ」が効いているのか、なかなかの苦味と特有の香。

…子供の頃、テレビコマーシャルでは大阪の大幸薬品「ラッパのマークの正露丸」がメジャーだと…
テレビで放映されているくらいだから、すごいな!…って思っていましたが、
現物を見たことがありませんでしたね。
見るとすれば、必ず「百草丸」ですし、
お腹が痛い時は「痛み止めない?」なんて言いません。
「百草丸ない?」と言ったりします。信州人には欠かせないですよね。

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YOKOさんには、自分たってのお願いで「アップルホップ」を選んでもらいました。
今でこそ、南信州ビールの定番ビールのひとつとなっていると思いますが、
2011年頃では、「噂の逸品ビール」と言う感じ。
自分は匂いだけしか嗅げないけれど、でも、それでも少しでも身近に触れてみたい!…と思いました。
Japan Asia Beer Cup, Silver Medal、
ジャパンビアフェスティバル東京・東京都知事賞を受賞したフルーツビール。

YOKOさんは、
「リンゴの香、ライトで果実感が美味しい。アルコール度数6.5%を感じない軽やかな飲み心地」
…とのこと。

美味しいですよね。アップルホップ。
その後、何度か飲む機会に恵まれていますが、品の良い味わいだと思っています。

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この素敵なビアホール然とした雰囲気に、
似つかわしくない箸袋…。何だかシュール。
でも、それが素敵です。日本ぽくって。

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YOKOさんは「アルプスカレーライス」を注文しました。

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僕は「高原たまごと濃厚ビール煮ソースのオムライス」を。

メニュウには“人気メニュウ牛肉のビール煮をソースに仕上げた特製オムライス”とのこと。

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オムライスの中はこんな感じ。
ビールの味がするか…と言うと、しないのだけれども、
きっとビールが入る事で柔らかくなったり風味は良くなっているはず。
美味しく頂きました。

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気になったので、「ビアブレッド」もお願いしました。
メニュウには“麦芽を練り込んだパンとビール酵母入りバターロール”とのこと。
クラフトビールメーカー直営のレストランなので、
ビールに合うメニュウ、ビールを使った“ならでは”のメニュウがやっぱり嬉しいですよね。

さて次は伊那に向かいます。

そう思って、食事後の出掛けに「味わい工房」のトイレを借りますが、
済ませて外に出た時に目に入ったのは、この貼り紙。

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駒ヶ岳蒸留所、近くにある事は存じておりましたが、
川の向こう、すごく近くに見えます。
そんなに近いんだ…と思う。まさに手が届きそうな距離。
足を伸ばす事なんて訳が無い距離。

「 行ってみたい! 」

興味が湧きます。
「味わい工房」は駒ヶ根市にあり、「蒸留所」は宮田村にあります。
両施設を隔てる川が、まさに境界線となっているのですね。

計画上、ここまで順調に進み、時間が無い事は無い―――…

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善は急げ。見たい気持ちは止められません!

本坊酒造・信州マルス蒸留所にやって来ました。
俗に「駒ヶ岳蒸留所」とも。
南信州ビールの醸造所もあり、またワインも製造しています。

その後、近年では宮田村でのイベントも様々開催されていますね。
「ハイボール」から始まった、またひとつのウイスキー・ブームを経て、
より知名度が増した様に感じますし、ニュース、情報などでも、
よく目にする様になっていると思います。

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構内案内図。

2014年から2015年に掛けて、
案内図にも見える蒸留する道具「ポットスチル」が新しいものに取り替えられました。
Facebookでその前後を拝見しておりましたが、
また新たな1ページが開かれて行く、そんな風に見えました。

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広い工場施設内。

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「原酒製造棟」とあります。

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信州マルス蒸留所のビジターセンター。
いかにも蒸留所らしいオブジェが飾られていました。


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工場見学、試飲などの受付カウンター。
とても広く、行き易い環境で工場見学を受け付けて下さっていると思います。
実は、2015年までにも…
ビールを買いに何度か信州マルス蒸留所には立ち寄っているのですが、
実はまだ工場見学をお願いしたことがありません。
いつか、出来れば…近いうちに見に行ってみたいですね。

蒸留所見学に赴いた「摩幌美」の面々からは、
近くで見ることが出来るその見学コースの良さ、聞き及んでおります。

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売店で思わず購入してしまったもの。

「ウイスキー羊羹」…

POPには「当工場ウイスキー使用」とあり…
勿論、駒ヶ岳蒸留所のウイスキーに興味があって来ているのですから…
お値段もお安いものだし、すごーく欲しくなってしまいました。
買って帰り、「摩幌美」での月例会「モルトの会」にお土産として持って行ったと思います。

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蒸留施設の建物の奥に、
南信州ビールの工房があり、当時はそちらで、この1リットル瓶を購入しました。
2回目に買う際には先程の売店で購入していますね。

この瓶、全て飲み干した暁に、再び信州マルス蒸留所に持参しますと、
再び、ビールを充填してもらうことが出来ます。
最初に買う際には瓶のお値段も含まれておりますが、以降は中身、ビールのお値段だけ。

この旅第15回の中で購入した瓶は、僕らの家に1ヶ月ほど留まった後、
群馬県に転勤になった友人、
「摩幌美」モルトの会でお会いした、酒友であるT田さんにプレゼントしました。
ウイスキーだけでなく、クラフトビールにも明るいT田さんへ、
このボトルは“再び信州でお会いしましょう!”…の意味を込めて贈りました。

そんな訳で2代目となる南信州ビールの1リットル瓶は、
毎日の晩酌、その和らぎ水を入れるジャグ代わりとして使っています。
取っ手もあって使いやすい。
また、本物の中身…ビールを詰めて貰いにも行きたいですね。

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遠くからもハッキリ分かります。
伊那市の「仙醸」へやって来ました。

「仙醸」と聞くと、子供の頃に聞いたテレビコマーシャルのキャッチコピー、
「仙醸は美味しいお酒、黒松仙醸は高級なお酒」が、すぐさま蘇って来ますね。
自動再生されます。
この写真を撮影した時にも、
「これがあのCMのお酒を醸している場所か…」と思った程です。

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長野県伊那市高遠町・株式会社仙醸へ。
代表銘柄は勿論「仙醸」ですが、
近年では「こんな夜に・・」と酒銘の付けられたシリーズもあり、好評ですよね。
鹿、山椒魚、山女、雷鳥、満月…モチーフとなるイラストも印象的なラベル。
味わいも非常に良く、YOKOさんも大のお気に入りです。

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入口直ぐに大きな建物がありました。
商品を梱包搬出する建物でしょうか。
造り酒屋…と言うよりも企業・工場と言う雰囲気。
大きな会社である事が伺えます。
お酒のイベントが蔵内で毎年開かれておりますが、
この広大な敷地であれば、大勢の仙醸ファンが訪れても大丈夫ですよね。

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施設全体の中ほどでしょうか。
事務所へお邪魔致します。
この奥が仕込み蔵の様です。


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事務所に展示されている仙醸のラインナップ。
長野酒メッセでも色々試飲させて貰っていますが、
「だるま市しぼり」も美味しいですよね。
うーん!気に入っているボトルが多いですね!

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訪れたのが新玉の春を迎えた1月だったからでしょうか。
カウンターの上にあったカレンダーも貰ってきてしまいました。

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黒松仙醸・純米酒を。
先程のラインナップが展示された脇にある、
小さな菰樽と一緒に、酒瓶を撮影させて貰いました。
「声譽秀天聲涯」の唄い文句が菰樽に見えます。

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この菰樽が乗っている台座は、もしかしてU形側溝でしょうか。
いやいや布で出来ているんです。
最初は「まさか!」と思ってしまいました。
椅子を逆さまにして使っているのかも知れませんし…
こうして実際に蔵に足を運ぶ事で、色んなものを見ることが出来ます。
まさに旅だと思う瞬間のひとつです。

途中、予定外ではあったものの、
行って良かったと思う「信州マルス蒸留所」…
この分、少しだけ時間が押しておりまして、
旅第15回の計画上、いちばん最後に立ち寄る蔵元さんの、
営業時間の終了「17時」、
これは間に合いそうだけれど、17時に着いては、
僕もYOKOさんも松本へ飲みに行く気満々ですから、それが遅くなってしまう…
遅くても16時30分には家に帰っていたいと思う訳で。

「仙醸」の他に、
伊那には旅第2回で訪れました「井の頭・漆戸醸造」、「信濃錦・宮島酒店」があります。

そしてもう1蔵、
信州SAKEカントリーツーリズム、その当時のスタンプラリーには登録がなかった、
「大国・御馬寄」を醸す「大国酒造」も、また伊那にあります。
大町の北安醸造が醸す「北安大国」は「ほくあんだいこく」と読みますが、
「大国・御馬寄」は「おおくに、みまよせ」と読みます。

国道153号線、小黒川と天竜川が交差する場所にあり、
この旅においても、その目の前の道を通り過ぎました。時間があったら立ち寄りたかったですネ。

今、「信州SAKEカントリーツーリズム」を始めますと、更に塩尻市洗馬の「美寿々酒造」も加わっていますね。
現行版・2013年2月25日付けの第11版のスタンプシートと、
2010年4月19日付けの第1版のスタンプシートを比べると、参加蔵元にも差があります。
もちろん、僕とYOKOさんは第1版のスタンプシート、全76蔵の「信州SAKEカントリーツーリズム」に挑戦していました。
「美寿々酒造」に関して言えば…ちょくちょくお酒、買いに行っていますね。
家も近いし…本醸造・火入れは、本当我が家の癒しのお燗常備酒ですし…。

…本当に最初の最初は77蔵の登録があったのですが、
諸事情あって、すぐに76蔵に差し替えになったんですよね。
当初、少しだけ混乱もあってのスタートだったと思うのですが、
この長野酒造組合さんの企画で、僕とYOKOさんは更に長野県を好きになりましたから、
ええ、全く以て問題でもなんでもない訳で。
むしろ、この試みを実施して下さったことに、とても感謝しています。

…そう言ったこぼれ話も挟みましたが。

さて、ともあれ!

お話、本筋に戻ります!

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国道153号線を急いで塩尻方面へ戻り、長野県上伊那郡辰野町・小野酒造店へ。

ここでおおよそ16時くらい。
全ての予定を網羅するには、呑みに行くにもちょうど良く最終ラインをまだ越えていないカタチ。
安心した記憶、とてもよく覚えています。

何より、ここからの帰り道はほとんどが通勤経路なのです。
そうした地元感での安心もあったのでしょう。

実は、勤め先の健康診断に、レントゲン車などが入る場所が近隣にないと言うことで、
医療関係車両が入る場所がある…と言う事から、この小野酒造店を訪れた事もあるほどです。

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長野県全域で「夜明け前」で通っている蔵元さんですが、
地元・辰野町には「頼母鶴(たのもつる)」と言う銘柄があります。

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蔵元の売店、冷蔵庫の中にボトルが並びます。

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贈答用などの包装が為された商品も並べられていました。
この風景も時代を感じる陳列方法と見えます。
小野酒造店がある中山道、三州街道は「小野宿」と言い、
昔ながらの建物が数多く残っている場所です。

2013年6月に、
僕とYOKOさんは「小野宿問屋(旧小野家住宅)」にて開かれた落語会に赴き、
その建物の中に入っていますが、
太い梁、土間、全てが古民家として美しい佇まいであり、
会に先駆けて地区の方が話して下さったのは、
その日、高座が設営された場所はお殿様が鎮座まします場所で、
子供の頃、そう、もう世の中に「殿」なるものはいなくなった時代でも、
その一段上がった場所には上がるな…とご両親に怒られた…と言うエピソードでした。
貴重な体験をお聞きしながらの落語会でした。
トイレに立つ際にお勝手口を通りましたが、竃の様なものもあった記憶が…
落語の世界にも通じる景色が印象に残っています。

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試飲ボトル用の小さな冷蔵庫と「夜明け前」の幟。

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夜明け前・純米酒を購入しました。

―――そうそう。

先んじて申し上げました通り、
僕自身が日本酒を美味しいと思うきっかけは、
飯田市「喜久水」の「白貴天龍」であると書きました。
実はその話には続きがあり、更に日本酒の世界へとのめり込むきっかけは、
この辰野町「夜明け前」にあるんです。
その後、辰野町のイチ企業に就職しているのですから、なかなかご縁があったもので。

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この「にごり酒」が、もう一段、お酒好きとなるまでの道のりにありました。

東京でひとり暮らしを始めた際に、寂しさを…郷里を思い浮かべる時があります。
ふとしたきっかけで、「あの時、力寿司で飲んだ白いお酒が呑みたい」と思いました。
ただ、銘柄を意識して飲んでいた訳ではないので、何も情報がありませんでした。
お袋に電話をして聞いてみると、「分からないけれど、長野の酒だと思う」…
親父に聞いても、同じ様な答えでした。

さて、どうしようか。

当時ダイヤルアップのインターネット環境、
遅いなんて思いませんでした。それが普通の世の中でしたし、
ウェブページの容量も随分と軽量化されていましたもんね。

どうやら、白いお酒は「にごり酒」と呼ぶらしい。
色々思い出してみると「4文字」あった様な気がする…画像を検索したり、
「長野 にごり酒」で検索したり。

その中で見つけたのが「夜明け前」だったのです。確かに4文字。
小野だったと思いますがモンマートなる酒屋さん…コンビニか…
通信販売が出来そうだったので、お願いしました。
生まれ故郷長野から、わざわざ取り寄せる…と言う不思議な心持ちでした。
田舎に帰れば買うことが出来るのに…
でも、このお酒を作っている場所も、何も分からないから、通販でよかろう…と。

買う時にも疑問点はありました。
「生」と書いてあるものと、何も書いていないものがあります。
この差が分からない。何のことを言っているのだろう。

「 分からないから、どっちも買ってみよう 」

…と、僕はごく安易に考えました。
大目的は「思い出のお酒を飲みたい」でしたから、
「生」を買って違うと思い、
「もう一方か!?」と、惜しい思いをするならば、両方とも…と。

当時、自分の頭の中には「火入れ」と言う言葉もありませんでした。

かくして季節限定の「生」と通年商品の「火入れ」の「夜明け前・にごり酒」を手に入れました。

飲んでみると、なるほど「火入れ」の方が近い様な気がする。
同じ様に白いお酒だし、これに違いない。
飲んでみると「生」の方が、ちょっと美味しい気がする。何が違うんだ?

…連鎖的に疑問が生まれて来る訳で。

それを調べること、また他のものも飲んでみようとすること、
当時のお世話になった先輩、トミマツ先輩と一緒に、
池袋駅のデパ地下に入り浸り、日本酒のラベルを眺めたり、
時に買ったりなどして、だんだんと日本酒にハマッて行く…
松本に帰って来て、日本酒居酒屋「ぷるーくぼーげん」「厨十兵衛」に出会い、
より、色んなお酒を覚えて行く…
そして、東京の試飲会に出掛ける様になる…こうして、「酒 宗夜」がカタチになって行く訳ですね。

今でも「夜明け前・にごり酒」を呑みますよ。
美味しいです。「白貴天龍」も良いですね。
何とも言えない美味しさがあります。お酒らしいお酒の味。

信州SAKEカントリーツーリズム、僕が計画した旅は効率重視です。
周遊するからには、プランをキッチリ造り上げなくてはいけない。
平日にしか営業が無い蔵、土日も営業していて回り易い蔵、
色々ありましたから。

自分が日本酒に近付くきっかけの、ふたつの蔵元さんに、
こうして1日のうちに立ち寄るのも、何かご縁の賜り物に感じます。
1回のブログ記事の中に、懐かしい写真をそれぞれ並べる事が出来ました。

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剥いだ日本酒ラベルアルバムの中に、大切に保存してありました。
このアルバムも「ぷるーくぼーげん」の大将、N島さんの影響ですね。

当日のTwitterより。

16:37:00 

旅第15回終了!
家に帰ってきました。
暖房の予約時間と帰宅時間がほぼ一致。
完璧な足取りでした!
…ただ、多く寄り道を行っているので、
順調に行った道のりだったという事だと思います。
無事の帰宅に感謝。

…とのこと。

そして恒例、夜の松本へ出掛けます。

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夜のナワテ通り。

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「厨十兵衛」さんにて、日本酒を。

貴・特別純米直汲み60・無濾過生原酒
奥・純米吟醸あらばしりおりがらみ生“夢山水十割”から。

当時のTwitterでのつぶやきはこちら。

貴は心地好い爽やかさと酸がゆっくり丸く置かれていく感じで美味しい!
奥はオリの滑らかさが来て、ガツンとお酒を感じさせてくれる!これ、料理にも良さそうだ!

…とのこと。

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「睦月二十九日土曜日 今宵の酒菜・・」

「厨十兵衛」さんのメニュウには日付が入ります。

旅第15回の記念日、打ち上げのスタートであります。

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「はまちの刺身」

ハマチって「魚へんに、反る」…と書くのですね。
見るからに旨そうな脂の乗り具合。

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「かにの湯葉巻き旨酢がけ」

2015年の冬の蟹料理は、蟹味噌と蟹の身を和えた、
「かにとかにみそのとも和え」がレギュラー化していますね。
「厨十兵衛」の大将の酢の使い方は、とても好ましいので、
こちらも美味しく頂いたに違いありません。

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「たたき胡瓜のごま油和え」…2011年当時からあったのか…
…この後、器が変わったりしていますが、
現在もヘビーローテーションしている絶品の酒肴です。
特にYOKOさんが気に入っています。
漬け物ではなく、あくまで和え物ですから、
塩も入り過ぎず、キュウリの瑞々しさを残したまま食べられる。
実に美味しいです。
あまりに気に入ってしまい、我が家の晩酌にて、真似しているほどです。

続いてのお酒はこちら。

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高知・亀泉・純米吟醸生“兵庫山田錦”
群馬・結人・純米吟醸“新酒あらばしり”

当時のTwitterでのつぶやきはこちら。

亀泉は香あり、そして綺麗!すぅっとした印象。
結人はバランス&ライト。これも僕は食に合わせたい。スマートな感じかなぁ!

…とのこと。

どちらも大好きな銘柄ですね。
「よよぎ」にも両銘柄とも置いてある事が多かったかと思います。

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「揚げ出しいろいろ」
メニュウに添えられて書かれていたのは、
「豆ふ、たい、あわふ、なす、青唐、長芋、エリンギ、赤Pマン」

…最後の「赤Pマン」は大将の茶目っ気ですね。

これが絶品です。
少し甘味のあるダシも美味しいし、色んな具材、どれも食感から香から異なる訳で、
食べる幸せがあります。
2015年、つい先日も「揚げ出し豆ふ」を食べていますね~。
大好物。

続いてのお酒はこちらで。

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岐阜・房島屋・純米無ろ過生原酒厳選槽場汲み
静岡・磯自慢・しぼりたて本醸造生貯蔵酒

当時のTwitterではこちら。

房島屋は、なんて張りがあるんだろう!イキイキ!
甘みがアルコール系の強みと共に突き詰めて来て良い!
磯自慢は非常にクリーンで綺麗!硬質でありながらほの柔らかい!

…とのこと。

2015年、つい先日も我が家に同じ肝いりのスペックの「房島屋」が入って来ました。
すごく美味しかった。当時の自分と似た感想を抱いています。その美味しさが「房島屋」らしさ。
「厳選槽場汲み」シリーズは四ツ谷「鈴傳」さんの特別な誂えのボトルです。
番頭さんの情熱、呼応した蔵元さんの情熱、双方の熱い心が詰まったボトル。
現在は、独立された番頭さんの酒屋さん「革命君」さんで、「勇士直汲み」として頂戴致しました。

ですから、このラベル…メモ用に肩貼りの写真も撮影しているのですが、
「厳選槽場汲み」の文字を読んだ際には、グッと来るものもありました。

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「おぼろ豆ふ」

これは逆に2015年には無いメニュウですね。
無いメニュウですけれど、食べてはおります。
「手始め」として、定番の座を射止めました。
夏は冷たく、冬は温かく…おそらく、絶品絶賛の揚げ出し豆富と似た…ベースは同じか…
とても仕上がりの良い醤油ダシで頂くスタイルで、
「厨十兵衛」さんを訪れた酒呑みさんたちを、まず癒してくれます。

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この日、松本城では冬の風物詩「氷彫フェスティバル」が開かれていました。
街を歩く人も多く、
大名町通り、NTT前の階段にはアイス・キャンドルの展示がされていました。

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キャンドルの前に佇むYOKOさん。

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松本城入口。
シャチホコの氷彫が出迎えてくれます。
ライティングされていて、美しいです。

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土曜日の夜に訪れた場合、これもまた毎年の事ですが、
作業中である場合が多いです。
これから夜通し、翌日日曜日に向けて氷を彫り進めて行く訳ですね。
最初は氷の板、塊でしかないものが、
職人さんの技によって、見事な彫刻になって行く過程を間近で見ることが出来ます。

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暗闇に浮かぶ松本城を背景に。
見ていて飽きない…のですが、いかんせん寒い訳で。

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僕らはお城を後にして、西堀方面へと転進して行きます。

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「Strange Bar・洋酒店 醇」へ。

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オリジナリティある、この看板のデザインが良いですよね。

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「PICK UP」のコーナー。
「洋酒店 醇」は市内でも有数の、
「秩父蒸留所・イチローズモルト」のボトルを持つバーです。
2011年の冬の「イチローまつり」が企画されていました。

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伊知郎スペシャルブレンデッド「一期一会」, 20years old
ベンチャーウイスキー社の代表、肥土伊知郎さんのサイン入りボトル。

当時のTwitterによるメモには…

洋梨、桃、薄く杏子。甘い芳しさが、なんと色っぽい。可愛らしく色っぽい

…とのこと。

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漢字の「へん」と「つくり」がバラバラになっているパズル。
「 毎日酒場 」と仕上げてありました。
なるほど、Barは毎日が酒場であり、情緒あるものですね。

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YOKOさんは、
「氷彫フェスティバル」を経て体が冷えてしまった…と言う事で、
オリジナルカクテル「温梅(ぬくうめ)」、ホットカクテルをお願いしたのですが…

…いくつ漢字を作ることが出来るか、もう夢中。

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僕は続いて、こちらを。

Anchor Brewing
Merry Christmas & Happy New Year 2010
「アンカースペシャルエール」を。

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素敵な泡立ち。
説得力ある深い味わい。

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YOKOさんは「ホットワイン」も。

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結局、いろいろ広げて楽しんだ後、再び箱に戻しますが…。

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「 毎日粋酒 」としてお暇しました。

続いて、松本駅前「摩幌美」へ。

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「Tullibardine 1966」をお願いしていました。
Single Malt Scotch Whisky, Kingsbury社。

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一世代古いラベルシリーズの「タリバーディン」…

当時のTwitterによると、

濃い樽香。深い色合い。麦。足踏み。とかく大地の巨人。
ほのかにクリーミーでバニラが漂う。ふっと気を抜くとメロン香。

味!鮮烈さは赤いイメージ。強い力は香通り。

…とのこと。

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沖縄のお土産のフルーツを頂いていたり――…

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「野菜スティック」をお願いしていたり…

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果てには「ポップコーン」まで…

YOKOさんは志賀高原ビールの「HOUSE IPA」などを楽しんでいた模様。
それにしても、テンションが上がった、上がり過ぎた行く末とは恐ろしい…。

当時の松本駅前は「マイナス3℃」ほどだった様です。
これも当時のTwitterより。

終電車にて家に戻って来たと言う所…
長い長い1日、YOKOさんと一緒に、めいっぱい楽しみました!


以上、旅第15回信州SAKEカントリーツーリズム、
南信州の旅のお話を申し上げました。
今回、旅をした蔵は5蔵。
全76蔵制覇まで、あと7蔵となりました。

次回こそは最終回、旅第16回、岡谷・諏訪の旅となります!

【 信州SAKEカントリーツーリズム公式サイト 】

( http://www.nagano-sake.or.jp/tourism/ )

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