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2015年5月22日 (金)

善光寺花回廊長野地酒巡り2015 (2015年5月4日)

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数えで7年に1度、

御開帳の善光寺、その賑わいたるや。

あわよくば、回向柱。


えー、さて。

気楽なところで、一生懸命…と言うことで。

過日、今年のゴールデンウィークと言うものは、
基本的には、
すぐ家に戻る事が出来る場所に出掛けるべきでありました。
1日だけ、遠出をした日が、この5月4日。

全国的なイベント「善光寺御開帳」なるイベントは、
もっと長い期間で、
毎年開かれている恒例の「善光寺花回廊」のイベントは、
御開帳には届かないけれど、単日限定でもなく。
で、「長野地酒巡り」は、単日限定なのです。
そう、行くなら今。
狙うなら今。
大賑わいのゴールデンウィークの人波に巻き込まれて行こう…と言う1日。

お馴染み信州往復切符を購入して、ゆらり揺られて普通電車。
長野市と松本市との距離感、
電車においては、特急と普通電車で、
“ものすごく”差がある訳ではありませんよね。
普通列車でも、あまり変わらないと言うのは、ちょっとだけ得をした心持ち。

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北陸新幹線開業に合わせて、長野駅が全体的にリニューアル。
とても綺麗になったし、商業施設としてもグレードアップしました。
工事中は別の場所に避難していた駅前のシンボル、
如是姫像も戻って来ていました。

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まずは善光寺参堂と繋がる道へ。
昨年よりも、ずっと人が多いです。
流石は、ご開帳。

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通りの端っこから、善光寺を目指して登って行きます。

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まさに「縁日」…様々な屋台が並んでいました。
10時頃に長野市に着きました。
少し早い時間帯となるのか、
まだまだ支度している屋台、テントも多かったですね。

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春の訪れ…は、信州人として、もっと雪解けからの季節をイメージします。
こうした花々が咲き誇る時期は、初夏の訪れ。
「善光寺花回廊」、街歩きと共に、花を観賞します。
この時は、目的地に向かって一目散でありますが。

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縁日、お祭りの屋台だけでなく、
各地の名産や、クラフト品を取り扱うブースも多くありました。
今回の「地酒飲み比べ」とは別に、
例えば、下諏訪のブースには菱友醸造「御湖鶴」さんが展示即売、
山梨県からおいでのブースは、甲州ワインを展示即売、
御開帳で多く県外から訪れる皆さんに、
信州、また中部地方の良さを、より多く知って貰おうと言う…
そう、縁を取り持つ日と言う訳ですね。

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数あるブースの中でも、一際目を引いたのではないでしょうか。
「長野の地酒飲みくらべ」、お目当てに到着です。

「本老の松」を醸す東飯田酒造店、
ブログ「めしだ酒造店」を営むめしださんご自身も、
好評のコスプレを、
またコスプレのお友達も呼び込みに一役買ってくれていました。
花回廊の日、また人目を惹きつける花であります。

500円でお猪口を買って、試飲スタート。
お馴染み、愛知からmaikoさんご夫妻もお見えになっておりました。
朝早くから善光寺に並び、長野市市役所裏の立地、
最高の立地にある裾花峡温泉に赴かれた後のご様子。
ここ数年は、この試飲会の為、こうした動きなんだそうです。
僕らも…電車で訪れる長野市。
この流れは恒例になりつつありますね。

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まずは小布施町・高沢酒造さん「豊賀」を。

豊賀・純米瓶火入れ“緑ラベル”
豊賀・純米瓶火入れ“橙ラベル”
豊賀・純米瓶火入れ“白ラベル”

瓶燗火入れのボトルは、まだ出荷されていない時分。
春先の生酒も…
特に今年は、純米大吟醸や家紋ラベルの普通酒を購入し、
共に一升瓶をYOKOさんとふたりで、
2日で空けてしまうと言う…生酒も堪能している訳ですが、
こうして出会う火入れ酒。
これも良いですね。
特に「YOKOさんが好みそうな豊賀らしい味わい」は、
白ラベルだと教えて頂きますが、
なるほど、
中でもふくよかさを持っていて、僕も好み。
美味しいです。

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続いて、信濃町・高橋助作酒造店さん「松尾」を。
冬は特に雪深い土地、
なかなか、信濃町に近付けないでいました。
よって、蔵元さんにお会いするのも随分久し振りに感じます。

松尾・純米吟醸“荒瀬原”、
松尾“戸隠”・特別純米、
松尾“信乃大地”・黒姫高原ヨーグルトのお酒

ヨーグルトのお酒は相変わらず美味しいです。
必ず誰かを虜にしますよね。本当。
この日も、僕らの背中をグイグイと押しながら、
「これ!これ、もう1杯もらえるかしら!」とオバサマが。
何だろう、強引さは感じが良くないものではあるのだけれど、
ヨーグルトのお酒が、よほど気に入った様子で、
怒る心持ちも自然と消えますね。
そうそう、美味しいよね…と共感できますから。

荒瀬原にしろ、戸隠にしろ…
とても落ち着きのある良さを感じました。
風土を表すような、落ち着きの中に力のある含みを感じます。
コシの様な…清々しい草原の風景。

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続いて、長野市川中島町今井・酒千蔵野さん「川中島幻舞」を。

川中島幻舞・吟醸、
川中島幻舞・特別純米“山田錦”無濾過生原酒

火入れのお酒、生原酒と対極のお酒を用意された…
…そんな印象です。
近代的な設備の充実した蔵元さんだからこそ、
まだまだ造りの真っ只中であります。
火入れ酒の雰囲気、卒のない飲みやすさのある感覚と、
ギリッと力強く利く酸の生原酒と。
それぞれの良さを楽しみました。

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そして、
件の長野市篠ノ井・東飯田酒造店さん「本老の松」を。

本老の松・純米吟醸“松翠”
本老の松・普通酒“生原酒”
本老の松・純米“純”
本老の松・普通酒“からくち”
本老の松・大吟醸
そして、果実酒も。様々なラインナップ。

やっぱり「松翠」が大好物です。
常々言っておりますが。何度飲んでも改めて旨い。

Twitterで、とてもお世話になっている…
たぶん、ここ最近、やり取りしている回数が多い、
“ラズベリー”の旦那にもご挨拶を。
何度もお会いしてはいるのだけれど、
名乗ってはおりませんでしたから。

是非是非、山梨の先生とも都合を合わせ、
そうした時間を共有できそうな事は、まさにご縁の賜りもの。
造りの時期に、蔵見学をお願いしたいと思います。

また、昨今県内の新聞記事でも多く目にする様になりました、
酒造チーム「五九醸」に参加されているお兄さんのお話も伺いました。

様々な動きがある蔵元さんです。

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そして千曲市・長野銘醸さん「姨捨正宗・聖山」を。

姨捨正宗・純米辛口、
聖山・特別純米無濾過生原酒おりがらみ、
聖山・純米吟醸無濾過生原酒

「聖山」シリーズ、年々面白くなって来ていますよね。
おりがらみは特徴的な雰囲気があり、
更に熟成した状態も楽しみに感じさせる様子でしたし、
純米吟醸は華やかさが届きやすく美味しい。
後味に、酸がきちんと主張して来ますね。
そうした肝入りのシリーズも美味しかったですし、
気温の高い日、常温の姨捨正宗も、とても美味しかったです。
隣り合う「松尾」さんの柔らかさと比べると、
ありありと大地の力強さを感じるイメージ。
太さがあり、それに身を任せる心地好さを感じました。


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ひとしきり。
試飲も進んでいたので、ここで一旦ブースを離れ、善光寺を目指します。

このイベントの、この心安さが実に良いですね。
大きなイベントと同時開催だからこそ、楽しみ方も自由。
参加証とお猪口があれば、出たり入ったり…気楽で良いです。本当。

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「回向柱最後尾ですー!120分ですー!こちらに並んでー…」

…と叫ぶ声が、この写真を撮影した距離でも聞こえて来ました。

元々、YOKOさんと話していたのですが…
ご利益はもちろん欲しいのですけれど、
長々い待ち時間と、他で楽しむ時間とを天秤に掛けますと、
僕らの場合は、楽しい時間、快い時間を大切にしたいと相談がまとまっておりまして。

ここまでで、転進。
善光寺御開帳の本懐へは、諦めようと言うことになります。

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そんな帰り道、
「ぱてぃお大門」の道路側で、
「軽井沢浅間高原ビール」の屋台を発見しました。
ここに来るまで、大手ビールの販売の他、
飲食店さんが「よなよなエール」を販売しているのは見てきましたが、
軽井沢浅間高原ビールは、ここだけなのでしょう。
嬉しい。

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軽井沢浅間高原ビール「Clear(クリア)」、
この樽生版がサーバーに繋がっていました。
缶での販売は盛んで、
スーパー「TURUYA(ツルヤ)」で、よく目にしますが、
ビア・サーバーでは初めて。

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野外で楽しむ、歩いて少し熱くなった体に、
この美味しさは、何とも染み込む美味しさ。
缶バージョンより、よりクリアさに磨きが掛かる印象です。
とても美味しかったです。
ふたりで1杯をお願いしたのだけれど、
もっと種類があったら、それこそ根を下ろして楽しんでしまったかも。

伺いますと、
やはり今のところは軽井沢でないとタップでは飲めないんだそうです。
行ってみたいと思いはしますが、なかなか軽井沢は遠いですね~。
だからこそ、今日のこの1杯の機会に感謝です。

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善光寺の賑わいを見て、
あとは試飲の残りを試すばかりの僕らの長野行、
心と時間に余裕が出来たので、花を愛でる時間も。

場内アナウンスでは、セントラル・スクエアにて、
「オリエンタル・ラジオ」の藤森慎吾さんを交えたトークショー開催のアナウンス。

「見に行ってみようか」

…と言う話になります。

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イベント会場は、ちょうど「長野の地酒飲みくらべ」ブースのお向かい。
先程までは、お酒にしか注目していて気付きませんでしたが、
色んな屋台がステージを取り囲み、
ステージ上を眺める観客もいっぱい。僕らもその中ですが、
やっぱり、有名人さんですから、見てみたい…
また声に特長がある藤森慎吾さんですから、「聞いてみたい」とも思いました。

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お昼ご飯代わりに、
「凌駕movin' on」で「台湾まぜそば」を。
松本山雅のホーム「アルウィン」で試合が開催される日、
そうしたお店があり、ラーメンを食べる事が出来ると聞いてはいましたが、
試合を見に行かないので、興味はあるけれど…と言うところ、
ここでこうして食べられることも嬉しく感じました。

かつ、まぜそばブームの更に新しい波「台湾まぜそば」も
1度食べてみたかったものです。
先客の女性はニンニクを入れなかったご様子でしたが、
店員さんに「ニンニク、入れますか?」と問われた時には、
二郎系を思い浮かべて、ついニヤニヤと。
やっぱり、それを店員さんも分かる様子で、ニコリと。

辛味がありながら、麺の旨味や油は甘味に通じ、
双方の美味しさが混ぜ合わさって旨いです。

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他にも唐揚げとか。

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富士宮焼きそばとか。
…けれど、普通の焼きそばに感じました。
横手焼きそばと、どちらにしようか悩んだのですけれど…。

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さて、試飲に戻ります。
小布施町・松葉屋本店さん「北信流」を。

北信流・純米吟醸生“金紋錦”、
北信流・純米大吟醸生貯蔵酒、
北信流・純米吟醸生貯蔵酒

「金紋錦」、多くの蔵元さんで目にする様になりましたね。
生貯蔵酒も熟成を大切にされる蔵元さんの“らしさ”のひとつと思われます。

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ブースを設けず、お酒だけ参加の蔵元さん。

大信州・純米吟醸ひとごこち、
積善・純米吟醸“超辛口”美山錦、
スクウェア・ワン、美須々錦・本醸造“琅鶴の郷”と…、

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注がれていて写真に入っていなかったので、
別に、若緑・特別本醸造酒を。

長野市周辺の蔵元さんのお酒が並んでおりました。

事前にmaikoさんから伺っていた話の中に、
長野駅前の東急デパ地下「Tokyu Food Show」にて、
今日は大信州酒造さんの試飲販売がある…と言うお話がありました。

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ならば、そちらにも向かってみよう!
お酒を機軸に、色んな場所へ足を運びます。
それは、とても楽しいですね。

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善光寺に足を運ぶ際に、
「今回、お会いするのはここまでか…」
…と思っていたmaikoさんご夫妻に再びお会いします。

ご縁がある事で…
いや、大信州酒造さんが造るご縁の中にあるからこそ…、
そんな風にも感じますね。

純米大吟醸“稲光”、
純米吟醸“超辛口”などを試させて貰いました。
純米吟醸、ただ単純な辛口でない、これが良いですね。
美味しく頂きましたし、
営業さんとmaikoさんご夫妻と楽しくお話もさせて頂きました。
このあとは大町へ、そして松本へ。
精力的に信州を楽しんでおいでで、嬉しい限り。

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電車の時間の様子を見ながら、
新しくなった駅の中も色々と見て回ります。
噂に聞く「醗酵バー」にも立ち寄りました。
帰りの電車にて座るべく、
1本前の電車が発ったあと直ぐ並ぶべく、
時計を見ると、余裕が無かったので、
メニュウを眺めるだけ、
県内各地のお酒が並べられているのを眺めるだけ…でしたが、
いつか、ゆっくり楽しんでみたいですね!
この日は「千曲錦」さんの試飲販売も行われていました。

長野駅のリニューアル…
思ったのは「まるで東京のデパ地下みたいだ!」と…
…そうした商業施設らしさを感じました。

今までの長野駅、改札付近や駅ビルとしては、
何かあったかなー…と言うと飲食店さんがあったくらい、
マクドナルドや松屋や大阪王将や…
お土産物屋さんもありましたが、
このリニューアルした姿を拝見しますと、
より販売路線、地域のデパートが、
アウトレットモールになった…そんな印象です。
眺めていても楽しい。そんな場所になっていました。
これまではきっと長野市民のための長野駅でしたが、
これからは長野市民にも、長野市を訪れる観光客さんにも、
喜んでもらえる駅ビルになったのだと、
商業施設として、大充実したのだと思いました。

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臨時列車「善光寺御開帳号」の到着。

記念エンブレムを顔に貼り付けてあるのかなー…
…なんて期待してしまいましたが、
「臨時」の文字のみ。

ともあれ、無事に座ることも出来まして、家路に帰り着きます。

善光寺、回向柱…

そうした世間を賑わすイベントには関わりませんでしたけれど、

僕らを知ってくれている色んな方に会い、
色んな話をし、
僕らも色んなものを見て、とても楽しく過ごした1日でした。

善光寺はまたいつか…最短でも7年後になるでしょうから、
それならそれで、その時に。
元気にそれまで暮らして、再び目指したいと思いました。


さて、ちょうどお時間。

今日はお開きでございます。

ありがとうございました。

ありがとうございました。


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