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2015年4月26日 - 2015年5月2日

2015年5月 1日 (金)

大町・白馬紀行~中山高原、白馬八方温泉へ(2015年4月27日)


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正しく、旅。

日帰りだけれど、

計画立ったものではなくて、行き当たりばったりに、

出向いた先の情報で、ワクワクとして。

「行ってみよう!」と決めて良かった。この冒険は正解だ。

信州の美しさを、新たに、またひとつ知った1日でした。

春の陽気に心が躍る、そんな大町、白馬を楽しんだお話。


最近の僕とYOKOさんは、これまでより少しだけ早起きです。
そう言う生活になりました。
そうして生まれた時間は貴重で、色々と用事を済ませて、
4月27日、一路、大町に進路を取りました。

前日は結婚記念日で、お気に入りの洋食厨房でディナーコースを。
毎年欠かさずにお願いしている、本当に大切な夜でした。
その余韻を大切にすべく…
…と言えば、格好は付くけれど、実際には翌日こそゆっくりしたいな…
そう考えて、有給休暇を取得してのお出掛けでした。

結婚して大きく変わったこと、概念と申しますか…
YOKOさんの影響で変わった感覚の中に、
「ゆっくりする」と言うのは、
「1日、家の中にいてゴロゴロする」と言う事だけではない、と言うものがあります。
大いに休日を謳歌する、これぞ「ゆっくりした休日の楽しみ方」であると言います。
だからこそ、お出掛けをします。

それまでは、休日は家でゴロゴロするか、
出掛けたとしても、食に絡んだ場所にだけ…そんな感じでした。
今では、お出掛けをしないと気持ち悪いくらいだし、
火曜日、水曜日頃になると、
「今週末はどこに行こうか」とYOKOさんに相談を持ちかける自分がいます。

それはそれで、疲れ過ぎてしまう事もあるのだけれど、
「楽しんだ分、頑張ろう」と素直に思います。

冬、雪深い季節を越えた大町、白馬地域。
大町に立ち寄りながら、白馬の温泉へ…
今年度版が既に発売されている「信州物見湯産手形」も、
昨年度版をあと2スタンプで使い切る事もあり、
手形で入浴できる温泉が多く存在する白馬地域を目指す休日を選びました。

大町に着くと、おおよそ11時でした。
白馬を目指してしまうと、きっと大町に戻って来るのは、
14時を過ぎるだろう…と言う事で、
11時から開店していて、お気に入りの「ヒマラヤン・シェルパ」へ。

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ちょうどネパール地震の直後でした。
出来るだけ、被害が少なくて済みますように。
辛い出来事が、出来るだけ少なく済みますように。

まだ、電話も何も通じておらず、全く情報がなく、不安なご様子でした。
「頑張ってください」とか「祈っております」とか、
言えたら良かったのだけれど、
なんて声を掛けて良いか分からずに、
ただ、いつも通りに美味しかったから、笑顔で「ごちそうさま」とだけ伝えました。
何と言うか、それが精一杯でした。

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僕は、キーマカレーとプレーン・ナン。

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YOKOさんは野菜カレー。

ふたりで1枚、ナンをおかわりしました。

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特に僕らが足しげく通うのは、このソースに惹かれている部分もあります。

カレー自体は甘味もあり、それだけでもお気に入り…美味しいのですけれど、
この辛味溢れるソースの刺激が、より一層食欲を増加させ、
お腹いっぱい、ナンを食べさせてくれます。
ナンをちぎる手が止まらないくらい。

先日、塩尻で同じネパール料理のお店で食事をしました。
比べると、「ヒマラヤン・シェルパ」より、随分と塩気が強い。
「やっぱり、僕らのお気に入りの美味しさは、ここだよね!」
再確認できました。
キーマカレー、野菜カレー共に、塩梅が程好いと僕らは感じています。

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食後のチャイも好みです。

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僕らの大町を楽しむ上での基点「横川商店」にやって来ました。
こちらで色々とお買い物。

気に入りの「えいひれ」と、
信州松本「笹の譽」の純米吟醸14号酵母、アルコール度数14度で原酒の、
「14mania」と蔵元さんがFacebookで紹介していたお酒、
お茶のお稽古に持って行く季節のお菓子。
また可愛らしいお菓子も見つけました。

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京都・伊藤軒さんの「ひよこのマーチ」なる寒天マシュマロ。
なるほど、確かに一般的なマシュマロとは食感が異なります。
中には和菓子屋さんらしい和洋折衷の風味が美味しい餡も入っていて、良いですね。

試飲台では、「十六代九郎右衛門」の最近のお酒…金紋錦米、雄町米を使用した意欲作、
大雪渓の雪中埋蔵酒などを試させて頂きました。
フリーペーパー「てくてく」の女性もちょうどお見えになり、
その中には「十六代九郎右衛門」の特集記事も。

店主である横川の旦那とお話をする中で、
ご縁のあるブログ「呑ん子の放浪記」の呑ん子さんはどちらかなー…
…と言う話題になり、
「今、中山高原にいるんですよ」とのこと。

僕とYOKOさんは、顔を見合わせて言います。

「 どこですか? 」…と。

この後、行ってみて知るのですが、
情報だけは既に…まさに「呑ん子の放浪記」を見て知っていました。
ただ、頭の中で線と線の両端が浮き上がっただけで、繋がらなかっただけで。

「高原」と聞くと、ずいぶん遠くを想像しました。
今日は白馬の温泉に行きたいし、どうしようかな…また今度かな…と思いました。

「本当、すぐ近くですよ」

…とは横川の旦那。
これまでも色んな情報を僕らに与えてくれていて、それは全て有益で、信頼と実績があります。
「高原なのに、すぐ近くとはこれ如何に」と考えながらも、
「よし!行ってみよう!」と思っていました。

大町から車で程近い場所にありますが、中山高原は本当に綺麗な場所でした。

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大町から車で10分程でしょうか。
カーナビでは「中山高原キャンプ場」を目指しました。
「農園カフェ・ラビット」さんの看板も目印になります。
「高原」の規模をどう評価すれば良いか分かりませんが、
看板を見る限り、歩いて回ることが出来そうな大きさ。

でも、景色は本当に広々として、心地好い。

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NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」のロケ地として有名な場所とのこと。
記憶の見聞と重なり始めます。
丘陵に菜の花。天気も良く、雲ひとつない世界。
広さが心地好いだなんて、しばらく感じが事がない感覚でした。

ジョギングに、信州スカイパークによく足を運びますが、
空港併設ですから、空間は広大です。敷地面積だけだったら、
この中山高原より広いのかも知れません。
けれど、空が遠く感じ、また広いはずなのに視界に見えるもの故なのか、
ずっとずっと、中山高原の方が広々として、自然の中に、
自分たちがいるんだと実感できる心持ちです。

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広さ、この心地好さ。

自然の大きさを、からだ一杯に感じます。

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散策時間は15分も無い…でしょうか。
この丘の向こうには、美麻珈琲がある様です。
以前、県の森で開催されている「クラフトフェア」にて、
移動販売をされており、1杯頂戴しました。
当時は…お恥ずかしながら、やっぱり「どこだろう?」と思いながら、
注文をしていましたが、こちらから県の森までおいでになっていたのですね。

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「幻の池」と菜の花、北アルプスの山々。
横川の旦那だけでなく、呑ん子さんからも情報を入れて頂きました。
その写真の見事なこと!

( http://blog.livedoor.jp/nonko0127/archives/2015-04-27.html )

その後、呑ん子さんのブログでも紹介されております。

同じ写真、同じ景色、この美しさを是非記憶のコレクションに入れたい…
そう思いました。そう思いますよね?そう思いますとも!

自然の美しさを満喫しました。

「幻の池」は雪解け水によって出来る池。
この季節だけの景色なんだそうです。

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ばんざーい。

いつものポーズ。

大満足でした。出掛けて本当に良かった。

今回は「ヒマラヤン・シェルパ」でお昼ご飯でしたが、
中山高原にあります「農園カフェ・ラビット」さんも、
呑ん子さんお勧めなんだそうです。
次回は、是非食べに行ってみたいですね!


大町から白馬へ向かうのと、中山高原から白馬へ向かうのと…
道は異なりましたが、ほとんど時間は変わりませんでした。
いつも通りの運転気分で白馬入り。
中山高原のアクセスの良さを感じます。

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白馬八方温泉・おびなたの湯にやって来ました。
冬季は閉鎖されてしまう露天風呂だけの温泉施設。
他の八方、郷、みみずく…白馬八方系や白馬塩の道系、
またそれ以外の天神、竜神などを含めてみても、
最も自然に近い空間で楽しむ名湯。

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他にどなたもおりませんでしたので、写真を1枚。
浴槽内の温度計表示で44.5℃、熱いのですが、最高に良いお湯。
新鮮で輝く様な魅力あるお湯です。
熱さに徐々に体を慣らして行き、肩まで入った際に漏れる愉悦の声。

季節によっては虻も出て来てしまう場所。
今のこの時期は、虻も…ええと、昨年猛威を振るったアレもおりませんから、
特に良いのではないかと思います。

温泉から上がって、YOKOさんを待っていると、足元に気配を感じました。

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にょろにょろと。

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トカゲさんが居りまして。しばらく見つめ合っていました。

「ええ、そんなところ嫌だ!」なんて、どうか思わないで頂きたい。
それだけ掛け替えの無い自然の中に温泉があるんです。
だからこそ日本屈指のアルカリ性高温泉であり、名を轟かせる名湯なんです。

トカゲも僕に危害を加える訳でもなく、そっと居なくなりました。

特に女性側から見えるらしい川の景色は雄大で壮観だそうです。
男性側からだと、その片鱗が見えるかなー…くらい。

白馬でも特に気に入っている温泉です。

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続いて、白馬の温泉街の入り口にあるシンボル的存在、
「第一郷の湯」が昨年リニューアルした「八方の湯」にやって来ました。
すっかり綺麗になって、お値段も500円から800円に増えましたが、
なるほど、増えても仕方が無いかも…と言うくらい、
大幅なリニューアル作業がされていました。

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浴槽は内湯も外湯も大きくなりました。
特に外湯はバスタブの様な浴槽だったものが、半露天形式になり、
そうですね、これまでは4人で入るとお互いのひざ小僧が当たる場合もある…
…でしたけれど、今回は8人で入っても窮屈ではないかな…くらいの容量です。
外の景色があまり良く見えませんが、
それでも目隠しを上手に施してあり、工夫を感じることは出来ます。
景色で言えば、まだ目線の高い内湯から見た方が、山並を眺めることが出来ますね。

洗い場も数は増えておりましたし、脱衣所に冷水機も取り付けられました。
男性側にドライヤーが3台ありましたが、女性側は更に多くなっているそうです。
休憩スペースもとても広く、パワーアップしていると感じられました。

白馬を含めた大北地域の温泉と言えば、
昨年の長野県神城断層地震の爪痕が未だに残っています。
美麻温泉・ぽかぽかランド美麻は、4月10日から売店とレストランの営業を再開しましたが、
温泉設備の方は未だ難しいところ。
白馬塩の道温泉の日帰り入浴施設「倉下の湯」は、休業中となっております。
いち早い復旧を望みます。
しかしながら、今日楽しんできた素晴らしい温泉は、
ご覧の通り、しっかりと営業しておりますので、十分に楽しむ事が出来ます。
小谷村、白馬町、大町市、それぞれ見所、体験スポット、
色々あると思います。是非是非、楽しんで頂ければと…
このブログが、何かの足しになれば、幸いです。


すっかり疲れてしまったけれど、

「 ああ、楽しかった!1日をめいっぱい楽しんでやったぞ!やったぞー!! 」

…と思うことが出来る日のお話でした。

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2015年4月28日 (火)

信越麺戦記 Part7・新御当地の章~前半戦~(2015年4月24日・ジャスコ南松本店)


さぁさぁ、今年もやって参りました、お楽しみ♪

まずは前半戦6杯の中から、4杯を食べて来ました。

4月30日までのメニュウです。




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東京・黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン
黄金の塩らぁ麺+全乗せ

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「ラーメンにチーズ」…これにとても興味を抱いて、
以前に、お取り寄せラーメンで注文した事もありました。
それを、こうして実店舗に近い状態で食べられるのは、とても嬉しいです。

実際に食べ比べて感じる事は、
フロマージュの融け方…でしょうか。
今回、信越麺戦記での1杯では、
スープに良く融けていて、クリームシチュウの様な舌触りすらありました。
チーズが強く利いている感覚も少なく、とにかく1杯の融合ぶりが美味しい。
お取り寄せのそれは、
家庭で作るから、また僕自身の調理法にも寄るかも知れませんが、
もっとチーズをダイレクトに感じた記憶があります。

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どのパーツをとっても、とても美味しく感じました。
旨味のあるスープ、突出し過ぎない、まろみも湛えるスープ。
麺も、そうしたフロマージュや金色に輝く鶏油の中で、
しっかりと主張があって、麺の匂いも届けられて、とても美味しいと感じました。

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せっかくなので「全乗せ」にてお願い致しましたが、
フロマージュで200円、
1枚200円の生ハムが2枚、かつ純系名古屋コーチン煮玉子150円、
これら合わせて500円なら、お得もお得。大お得。
生ハム、「イタリアン」と言う名前だからこそ、
トッピングされているだけ…かと思ってしまいましたが、
このラーメンのスープの旨味で、
生ハムの塩気が不思議とマスキングされる心持ちで、
酒肴として食べた事がある生ハムとは、また別の風味。
美味しかったですね。

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大阪・天日塩らーめんべらしお
黄金のゆず塩らーめん+でか海苔

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今回の4杯の中で、
僕もYOKOさんも特に気に入ったラーメンでした。
スープの淡い甘さ、和やかに伸びる旨味、何とも優しく、
それでいて、柚子の爽やかさが走る中に、物足りなさもなく、
十分な旨味を、とても食べさせ易く表現している…そう思いました。

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麺もとても魅力的で、やや黄色味が強い見た目のもの。
パツンと切れて、甘味と香、スープの香と良く合わさって、実に美味しかったです。
「信越麺戦記」公式ホームページの紹介には、
“北海道小麦の「はるゆたか」を真空製法でこしのある、
 つるっとしたのどごしの良い麺に…」とあります。
なるほど、やはり特徴的な製法を介しておられるのですね。

スープを取っても美味しく、麺も印象に残る味わい。
両方の相乗効果があって、たいへんに気に入った1杯でした。

あと、接客、ホスピタリティも良かったと思いました。
僕らだけでなく、待ち時間に他のお客さんとの姿を見ていましたが、
程好く気の抜けた…何と言うか、柔らかな接客で、嬉しく感じました。

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石川・金澤濃厚味噌らぁめん 秀
濃厚味噌「炎・炎」肉盛りそば
~加賀百年蔵出しバージョン~

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「ドゥエイタリアン」に並んでいる際にも、
お隣ブースのこちらから火柱が上がっているのを拝見していました。
「肉盛り」が売りだというので、
それこそ全部盛りをお願いして、より特長的に食べさせてもらおう!
…と思いましたが、先に並んだ方の「全部盛り」に恐れを為しました。
いやー、あんなにお肉は食べられそうもない。
すごい盛りですね!

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まるで焼肉を食べているみたい…とは、
僕もYOKOさんも、ひとくち目に思った印象でした。
たっぷりのお肉、この味付けが焼肉っぽい印象なのですね。
中太麺、味噌味の組み合わせは、スタンダードに近い印象。
それでも、肉の勢い、味わいが特長となって、1杯なっておりました。

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東京・本枯中華そば 魚雷
幻の王様中華そば

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「本日カリスマ出勤中」の掲示。

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「幻の王様中華そば」、実は初めて食べます。
これまで目にする機会もありましたが、
どこか、味わいに想像が出来てしまって、
「わざわざ食べなくても良いかなぁ」と思っておりましたが、
いやはや、反省です。これは、とても美味しいものですね。

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熱いスープ、葱の甘味、黒胡椒の辛味。
想像通りである部分もあるけれど、
想像していた美味しさより、ずっと感動がありました。
知っている食材ばかり。
これをここまで美味しく仕上げられるんだ…そうした驚き。
麺戦記、下げ膳はセルフですから、
自らゴミ箱に捨てに行く際に、
器の中に残る胡椒の量にも驚きました。
食べたりして、相応に減っていると思うのですが、凄まじい量。
これだけパンチ力あるものなのに、
麺もあわせて1杯を「熱い熱い」と言いながら食べる、その嬉しさ。

自分がケータイでTwitterに投稿している最中の、
YOKOさんは夢中で食べていました。
そんなに喜んでくれるなんて、選んで良かった、
4杯目を食べて良かった…そう思いました。
前半、後半、各3杯ずつをイメージして、
6枚の前売り券を購入しましたから、
4杯目は行くか行かないか悩ましい所でした。
うん、本当に食べて満足。

冒頭にも書きましたが、このメニュウは4月30日まで。
「前半戦」と称するもので、
他に「あってりずんぱち」と「いっとうや」、更に2軒あります。

今後、5月1日から5月7日までが後半戦。
5月8日から5月10日までが信州麺友会のコラボ祭り。

公式サイト( http://mensenki.naganoblog.jp/ )

こうして、
普段は御当地に行かないと食べられないラーメンを、
その土地その土地の味を、手軽に連食できるのは、有り難いです。
さながら、移動ラーメン博物館。
更には、
その年のその時期のトレンドのお店も参加して下さる場合もあり、
毎年毎年、春の楽しみとなっております。

後半戦も、たぶん全6杯の中から4杯を選んで食べに行きます。

ビジュアルは公式サイトでも見ることが出来ますが、
香、味…
これは、その場に行かないと、けして体験できないものです。

さぁて、更にお楽しみ。

後半戦を待ちたいと存じます。

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2015年4月26日 (日)

5周年は6年目、アニバーサリー・ディナー!(2014年4月26日・洋食厨房Spice)


ちょうど1年前、僕らの記念日。


お行儀が悪いと言えば、間違いなく悪いと思うのですが、
洋食厨房での僕ら…と言うより、僕は、
ナイフやフォーク、スプーンなどの食器より、
キーボードに多く触れている様に思います。

写真は撮ります。撮らせて頂いています。
美味しい記憶を記録として、収集したいのです。
けれど、
それだけでは、完璧ではなくて、
このブログを書く…と言う目的もあるのだけれど、
それ以上に、この美味しさを、味わった感動の瞬間を、
もっと克明に記録しておきたい…だからこそ、
キーボードに多く触れています。叩きまくってます。
食べながら、常に書いています。
落ち着かないんじゃないか。
そう思われるかと存じますが、
この感動を書き残さない方が、僕は落ち着かないんです。
YOKOさんは、そんな自分を温かく見守って、
それはそれとして、洋食厨房の夜を楽しんでくれています。
「 そんなの、やめなよ 」と一言あったって、
可笑しくはないと思います。常識的なんじゃないかと思うんです。
けれど、YOKOさんはいつも通りに、
洋食厨房のシェフさんが、色々と考えて下さって、
手を掛けてくださって、まさに「ご馳走」と呼べるコースメニュウを、
そう、そんな僕とではありますが、一緒に楽しんでくれています。
とても有り難いことです。

今日、6周年で7年目になる、
洋食厨房でのコース料理を楽しみに向かいます。

こうして、
5周年で6年目の記念、洋食厨房のブログを、
奇しくも1年後の今、書くことに決め、書くことになったけれど、
感動がそのまま書き残されているので、
思い出すより、正しく信用できる内容で記録が残っている。
写真を見ながら、
こうして1年前の自分の思いを読みながら、感動を蘇らせています。

あぁ、この喜びを再び。

そして、

また1年、支えあって頑張って行きたいと思います。

その日のメモを主軸に、ブログ化するようなかたち。
ほとんど、メモそのまま。

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道中、橋の上から。
勿論、松本駅から50分の道のりを歩きます。

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到着後に頂くビールは、最高の旨さ。

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前菜、鮮魚のカルパッチョ。

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右上から甲イカ、マイワシ浅く〆たもの。

イカ、うまい。
プリプリ!
甘味もとっても素直にして美味しい。

マイワシ、
うわー、食感もすごく良い。
肉質があって、柔らかくて、でも甘味、香、
野生の、イワシの強さがよく表れていて、とっても素敵。

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真ん中、
上からイサキ、右、マダラ、下、ハタハタ。
左にホタルイカ。

マダラ、
アッサリ、癖があって美味しい。
この癖が、バジルソースとよく合って美味しい。
余韻に残る、干物の様な雰囲気の香。

ホタルイカ、
洋風な香草の香。
プチッと弾けて、良い加減になっている。
ワインに合って良い。

ハタハタ、
刺身の旨さ、しっかり。美味しい。
歯ごたえがしっかりしている…とはYOKOさん。
瑞々しい体で、脂もしっかり。
こんなにハッキリした印象を植え付けるタイプのお魚だったっけ。
とても良い状態なんじゃないかなぁ。

イサキ、
YOKOさん「歯ごたえがしっかりしている」…とのこと。
ねっとりした感じ。歯に絡みつく感じ。
スッと消えて行く。美味しい。

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左にあるマアジ、
厚ッペラに切ってあってたまらない。
すごく美味しい。
旨味が合っている。
サッパリした魚の脂、厚く切ってある分、
刺身の旨さがすごく出て来て引き立つ。
食べている充実感あり。

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洋食厨房、自家製のカラスミ。
たまたまボラがあって、開けたら卵があって。
普通は塩漬けで燻製をして作るものだけれど、
〆鯖を作る要領で燻製化そうです。すごい。

カラスミ、
甘塩!燻製の香がとても強く、塩が少ない分、
ものすごく旨味が強い。

燻製の強さとボラ卵の強さと、
生臭さもあるけれど、
それが全然ウマイの。臭くて良い。
これが、ボラの本来の香なんだと思う。
燻製の香が、とても良い組み合わせで、合っていて素敵。

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白ワインをお願いするYOKOさん。
カルパッチョと合わせて楽しみたい!…と思ったそう。

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最後にどうしても気に入りを残しちゃいますね。
これも夫婦の習慣なのかなぁ。
お互いにそんなタイプ。

カラスミ、本当に旨いですね!
ウイスキーにも合いそうな感じ。
良い風味!

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本日のスープは、
さつまいもと人参のスープ。

根菜の渾然一体感。
どちらも感じられる。
見た目にもサツマイモの皮の様なものが見える。
甘味が強く、きっとベーコンも入っているのかな。
旨味もしっかりしていて良い。

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スプーン交換の儀。

これも我が家の定番。
意味はありません。
意味はありませんが、必ず実施。

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メインディッシュ1、お魚。

真鯛、黒ムツのワイン蒸し。

レモンバターが掛けられています。
その香がすごく良い!
酸味のある香が立ち上って来て、たまらない。

美味しい!
レモンバターの効果、すごく良い!
酸味、キュート、酸っぱさと甘さと脂がちょうど良い塩梅。
塩もあるけれど、それぞれの調律、
これが本当に妙味を築き上げている。

鯛はカマ部分もあり。
うまい!
ふっくらさ、しっとりさもあるけれど、
脂もとっても乗っている。
塩の旨さ、優しい旨さが、魚の香と相まって、
実に心地好い、美味しい!

「 しょっぱすぎなくて良い 」

YOKOさんは、そう言います。
適度な塩、半生なカマの身、
最高の状態で仕上がっていて、
合わせるワインが、きっとすごく支えてくれているんだろうな。

蒸して半生って、どれくらいの精度で加減すれば良いんだろう。
蒸す力は結構火力があると思うのよね。
焼きそばだって蒸し麺は結構すごい火力の上に焦げた色に変わって行くのだし。
水蒸気が回り込むから、火が入っちゃう所を、
この適度な加減に仕上げているんだから、スゴイ。

野菜も美味しい。
大好物メニュウ「おんやさい」セレクションから、
スナップエンドウ、さやいんげん、オクラ、カブ、菜の花。

魚の下には更に刻みピクルスがありました。
酸っぱい!
これ、シェフの気まぐれメニュウ、
ロングヒットの「オムカツチキンライス」の仕込みピクルスと同じだ!
美味しい!この酸っぱさが美味しいのよね!

真鯛、ふんわりしているのは蒸しているからですよね。
ワインに合う!
先に香、スパイスの感じ、
あとから、しっかりと鯛の風味が主張して残る。
それが、素敵。

黒ムツ、なるほど、風味が違う。
比べて、もっと淡白で、身は締まった感じ。
レモンバターに強く反応していて、
魚らしく、レモンバターの風味も特に生きて感じられる。

ピクルスと一緒に食べると、
脂があるからか、酸っぱさが緩和されて、
すごく良い塩梅に合体する様な気がする。
相性の良さを感じる。
組み合わせた味を、元から狙って仕立てているんだろうって思う。

よく、洋食厨房のピクルスは、
「酸っぱい!」って言うYOKOさんも、
一緒に食べてみて「なるほど」と舌鼓を打つ。
この組み合わせが狙いって言う言葉、分かってもらえた。
後味がサッパリしている感じ。
すごく良い余韻で、次の一口を喜びと共に迎えられる。

「うん!だいじょうぶ」、
これなら食べられると喜ぶ…
この少しの酸っぱさが残った状態で、
ワインを飲むと、すごく美味しく感じる。
“待ってました!”って感じ!

あ、ちなみにYOKOさん、
ピクルスを酸っぱくて食べられないんじゃないんです。
酸っぱいと言いながら、いつも美味しく頂いています。
強烈な酸っぱさが魅力なんです。それが良いんです。
僕は…元来、すごく酸味に強いらしく、もしくは鈍感で、
ちょっと心持ち酸っぱいか…くらいですね。
以前、自分の思うままに酸辣湯を作ったら、
酸っぱすぎて、
YOKOさんの美味しく食べられる限界を超えた事もありました。

なんだか、僕らの食べ方を知って貰っている感じがします。
僕らがこう飲む、こう楽しむ…
料理の美味しさ、構成は元より、どうだろう…
楽しんでいる時間まで、一挙手一投足までも、
シェフは考えてくれている…と思う。
それを感じました。
時間と共に、ゆっくり頂けて良いのです。
僕がこうして、
メモを取るからこそ、ゆっくりで良いんです。

メインディッシュ・2へ。

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鰆の子供、サゴシのスモークを焼いたもの、
イサキの白子の燻製手前、ふき味噌・豚肉入り。

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山菜の天ぷらも添えて。

うん、スモークの香ばしい匂いがとても生きている。
焼いた香、スモークしたものが戻って来る香、
ふき味噌の旨味、苦味がとても良い塩梅。
YOKOさん、
「それだけだと、淡白でサッパリ」…とのこと。
そう、だからこそ、
これにふき味噌を合わせるから、美味しいんだよね。

そのシーズン初めての山菜の天ぷら。
「よよぎ」があれば、「よよぎ」で食べるべき、
山菜の天ぷら…こうして出会う事が出来るだけ嬉しい。
やっぱり、山菜は天ぷらだよね。

サゴシのスモークの香、本当たまらない。
焼いてうまい、焼き味が旨い、香ばしい。
これ、きっとベースの状態も生っぽいスモークだと思う。
ここにも火加減の妙味がある。

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イサキの白子。
見た目が「ウインナーみたい」とはYOKOさん。

なるほど、皮がハッキリした食感、張っていて、
中がとろっとしていて、
そうね、スモークしたウインナーみたいかも。
何とも珍味。
苦味があって、なかなかの珍味らしい味わい。
美味しいし、癖のある日本酒と戦わせてみたいかも。

シェフさんがこの頃テーブルに来て、
1品前から少し間が空いた事について仰っていて…
ただ、僕のメモにも、そうした記録がないから、
待ち時間として長かったと感じていなかった様子ですが、
シェフとしては、
本当は、蒸し魚のあとに、すぐ焼き魚を食べて欲しかったそうです。
その魚料理の質の差を感じて頂けたと思うから…と。

いやいや、感じますって!

…とメモ。メモでもツッコミしているのね。僕は。

この魚の風味の差はすごい。
脂の使い方と言うか、脂を感じたのは、むしろ蒸した方かも。
レモンバターもあって、でも、だからこそ酸味が生きた。

焼き魚は、旨味のフォロー。ふき味噌の差。
香ばしさにふきと豚の旨味がしっかり乗っかる。
下に敷いてあるレタスが脂を吸って、すごく美味しい。

この2品の食べ比べ、すごく美味しかった。

メインディッシュ・3

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子羊。
骨付きロースの肉の同じところ。
ちょっとずつ変えてある。
リブ以外は味付けほとんど無し。
ヒレ部分も素焼きだけ。

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山葵

塩と山葵で食べて頂きたい…とのこと。

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ヒレ、香が強い。ラムの香がすごく強い。
そして、山葵と塩!
ちゃんと生きてくるのね。味になる。

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腕の部分をミンチにしてマサラスパイスをかけただけ。
ひとつの羊で、色々楽しんでもらう趣向。
春巻きの皮で包まれていて、パリパリの食感。
腕肉だそうだが、本当ウインナーの感じね。
脂がたっぷり入っていて、んで、マサラ粉の香と辛味が新鮮に入ってくる。
これはワインよりビールが合いそう!

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トマトソースをやってパン粉を付けて、
フランス料理の技法、野菜のマリネを焼いたものも添えて。

これは赤ワインだろうー!
この赤みを食べる美味しさと言うか、肉肉しさがたまらない!
旨味がしっかりしていて美味しい。
ヒレは白だと思ったんだ。
山葵だし、塩だし。これは赤を選びたい!
トマトの旨味、味の深みがあって、いいね、美味しい!
柔らかさがしっかりあって、肉の旨さもあって。

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スペアリブ、ここも癖強いかも。
脂も匂いも強いけれど、
比べて、強く焼いてあって、バランスを取っているのかな。

色んな味、色んな風味に、良いお酒もそれぞれあって。
食べながら、本当に色々感じますね。
味わいの差もある、合わせたくて浮かんで来るお酒にも差がある。

今宵のお食事メニュウ。

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土佐の清水サバ、浅〆と昆布〆にて。
フランボワーズご飯とまわりの白い物は…
一見、とろろ?

…シェフさんに聞いてみると「食べてのお楽しみ…」とのこと。

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あれ、納豆いるよ!
この泡の、とろろの様なものの謎もあるのに、
納豆まで組み合わさると、どんな味になるんだろう!?

気になる泡、まず味見をしてみると、
あれあれ、とろろじゃない香。
それだけじゃないし、とろろに三つ葉を足したような香。

それはそれとして、鯖を食べてみると、その旨さに驚きます。
すごく美味しい!
脂が乗っていて、とてもイキが良い感じ。

それぞれの目に見える要素、
納豆にしろ、大葉にしろ、生姜にしろ…
白いもの、この白いものが良いバランスで、まとまりを作ってくれている!
適度な苦味でしゃっきり支えて、
単体の美味しさもあるのだけれど、単体以上の相乗効果を生み出してくれている…と。

泡、自然薯とクミンシード、牛乳を組み合わせたもの…とのこと。
仕上がりが硬くなりすぎてしまうので、
生クリームではなく、あくまで牛乳で解いたものだそうです。

大葉かなー…って思った香は、クミンシード由来。
それも感じられるけれど、本当上手にまとまっていて、
強くは感じないけれど、確かにある。
納豆もそう言う感じ。匂いがあるんだけれど、感じない。
確かにあるけれど、それでも…。
このバランス。素敵なメニュウでした。

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食事に添えられる
「本日のおやさい」が、なんと大好物「おんやさい」でした。
これは嬉しい!

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お魚でダシを取ったコンソメのハマグリ仕立て。
アッサリ、とろみあり。
トゥルーって糸を引く、このめかぶの粘りだと思う。

半生のはまぐり、むっちゃ旨い!
甘味あるなぁ。
貝類のたまらない旨さがある!

魚介だけで仕立てたコンソメ、卵白などでアクを取る。
雑味がない様にしちゃう。
コンソメは“純粋なもの”を指すんだそうです。

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食後のいつものコーヒー。

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本日のデザート盛り合わせ。
自家製ロールケーキ、バニラアイス、バナナのキャラメル、
パンプディング、キウイとレンズマメ。

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そして本日の主題、結婚5周年記念デザートプレート!

ブルーベリー、パイナップルとグレープフルーツのゼリー、
ダブルベリーヨーグルトソース、
干し柿と抹茶を使ったロールケーキ、スイカのコンポート。

スイカはその年、初めて食べるもの。
初物を食べると75日寿命が延びるとは、噺の中によく出るフレーズ。
縁起が良いですね。
抹茶と干し柿が生きていて、
カスタードにキュラソーとかあるでしょうか、爽やかさ。
抹茶の粉っぽさが、かなりハッキリ。
柿は、皮にもカスタードにも入っていて、印象グッド。

こうしてブログを書くことを分かってくれていて、
チョコレートで描かれた文字、ロールケーキの下に、僕らの名前が書いてあるんです。
その考え抜かれたおもてなしスタイル、本当に嬉しく感じました。


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たいへんに幸せ、実に良い心持ち。

「今日は良い夢、見れそうだ」

そんな思いを感じながら、いつもの四柱神社にてお詣り。
境内の桜も少しずつ葉桜になり。

たいへん素晴らしいコースメニュウ。

心から堪能しました。

洋食厨房Spiceさん、ありがとうございました!

また、よろしくお願い致します!


これまでの僕らの記念日。

僕らの記念日に、洋食厨房を味わう。(2013年4月28日・洋食厨房Spice)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/2013428spice-08.html )

3周年は4年目!アニバーサリーディナー!(2012年4月29日)
(  http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/342012429spice-.html  )

「あい、かわらず」と僕らは思う。(2011年5月1日)
(  http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/201151spice-9e1.html  )

僕らが決めた僕らのとても大切な日。(2010年4月25日)
(  http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/2010425spice-c2.html  )

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