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2015年3月8日 - 2015年3月14日

2015年3月13日 (金)

柳田格之進の叫びを聞く……古今亭菊生の落語百夜“2月”


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そこに居たのは菊生師匠…いや、さにあらず。

柳田格之進、主従の情を見せ付けられ、

娘の事を思い…感極まる、感情が爆発する、

その、その全てを込めた叫び。

名演、名高座でした。


2月14日、昼に温泉を楽しんだあとのお話。

1月、お正月の特別興行は、古今亭志ん橋師匠をお招きして、
お馴染み「四柱神社」で催された「古今亭菊生の落語百夜」でした。
是非行きたかったのだけれど、
日付も時間も全く重なってしまった「塩尻市レザンホール・れざん亭」、
チケットを取る関係から、
どうしても先に日付の分かる「れざん亭」が優先されてしまいます。

そんな訳で、
何事も無ければ毎月楽しませて頂いている僕らにしては、
1回休みでも、「久し振り」と感じます。
ほぼ毎月1度は菊生師匠にお会いしている訳ですから。

習慣となっていて、お会い出来ない月は、
“落語を聞きたいっ”…と、胃がムカムカする…
師匠は胃酸の代わりか…てネ、
“冗談言っちゃいけねぇ”…とお定まり。
落語好き、一連の流れ。ええ。

出来たら毎月お会いして、毎月ナマで落語は聞きたいです。

しかしながら、
実は3月も「SNOW MONKEY BEER LIVE」と重なってしまい、
明日、3月14日、根多出しも「棒鱈」「幾代餅」と言う素晴らしい組み合わせ…
…なのに、行けないンです。
ちょうど明日ですので、18時開場、18時30分開演、
是非共、僕らの代わりに、どなたか…どなたでも、行ってみて下さいませ。
四柱神社の社務所の中が会場で、駐車券も後から頂戴できます。ハイ。
どちらも師匠によく似合う噺、良いと思います!

さて、お話は戻りまして2月14日。
会の前に、腹ごしらえ。
根多出しがあり、「替わり目」と「柳田格之進」とのこと。
「替わり目」も、おかみさんがおでんを買いに出て行く所で切らない、
最後の最後、おでん屋さんのセリフ、サゲまであるもの、
「柳田格之進」は長講必至の名作。
しっかり食べてから、四柱神社に向かおうと思います。

この日は松本駅前「松屋」で晩ご飯。
時間が無い時には、早くて助かります。

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YOKOさんは暖を取るため「チゲ鍋定食」を。

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僕は「キムカル丼」を。
ついつい忘れてしまうのですが、
次からはカルビ定食に単品キムチで行きたいですね。
ご飯と焼肉の間にサラダを挟み、
白いドレッシングを掛けて食べるのが好きなんですよ。
構成は海苔に差があるものの、既製品のキムカル丼と変わらないのですが、
サラダを挟めるかどうかで、僕自身の好みに、より近付きます。

「 古今亭菊生の落語百夜・番外編 」

毎回楽しみな、ビニールテープによる、
マイクスタンドアート、2015年2月は、どんな図柄でしょうか。

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「イダダキマシタ!」は「替わり目」のセリフですね。
酔っ払った旦那が肴を欲しがり、
朝に残した納豆の粒の数までも言うのですが、
おかみさんに、
全て「いただきました!」と返されてしまうシーン。

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「にがち」は来月に続く文字ですね。

「いちがち、にがち、さんがち」は、
3月に根多出しされている「棒鱈」の中、お侍さんが歌う「十二ヶ月」、
歌う月の呼び方が田舎、お国言葉だからこそ、「いちが~ち!」…これですね。

「仲入り」を経て、
「柳田格之進」…菊生師匠で伺うだけでも、何回か、聞いております。
都度、素晴らしい仕上がりで、似合っていると思います。

終演後…

高座に上がられている間は、自分自身、とても集中していました。
他の何もかもが気にならないくらい引き込まれていましたから、
“終演後”と始めますが、
YOKOさんも、とても感動したそうで、感動の涙、目が赤くなっておりました。
“必ず泣く”…と例えてしまうと、お安く聞こえてしまっていけませんが、
菊生師匠の何度か拝見した高座で、毎回感極まっています。
それだけの名演、間近で見ることが出来、たいへんに嬉しく思います。

以前、三遊亭円丈師匠を初めてお招きした際に、
菊生師匠が仰っていましたが、とにかく声の大きさが魅力であります。
「笠碁」に似て、静かな噺「柳田格之進」、
盛り上がると言うよりも、柳田様の心が胸を打つ噺であります。
だって、そんな冤罪及び娘の吉原落ちは、許して許されるものではありません。
時代劇の様な「井戸の茶碗」の様な、
良い人だけの御伽噺だからこそ、柳田の葛藤や苦悩、想いが届くと、
こう…感動する噺なんだと思います。

「 だまれ! 」

…と菊生師匠もとい、柳田様が一喝したその声、
とても大きく、強く、覇気のあるものと感じました。
もう、この時点できっと「切れない」と心が分かっていたんだと思います。
全てを払う様に、娘の無念も討たねばならぬ、
刀は上げねばならぬ、全て内包された心意気。

声の大きさは魅力と言えど、中身がなくちゃ、ただ叫ぶだけであります。
柳田様の万感の想いが、そこにありました。

繰り返しになりますけれど、
聞きに行きたかった明日の3月「棒鱈」「幾代餅」…
…共に、ご陽気な噺ですね。
御用とお急ぎの方も、18時30分から21時くらいまで。
足をお留めになりまして、落語を楽しんでみてはいかがでしょうか。
年に1回のイベントが重なっていなければ、
それこそ家財をバッタに売ってでも行きたいくらいです。


さて、2月14日その後は、
いつも通りに四柱神社にお参りを致しまして、今度は魔幌美へ。
「モルトの会」であります。


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2015年3月11日 (水)

初潜入、諏訪の温泉!……菅野温泉、本金、稀石の癒

 ・

行ってみなくちゃ分からない。

入ってみなくちゃ分からない。

入らないままでは、ソンソンのソン♪


2月14日のお話。

名湯地…とは知ってはいたのですけれど、
かの有名な旦過の湯…泉温47℃の世界は、とてもじゃありませんが、
僕らには無理だなぁー…と、避けていました。
温泉に色々と入る様になって2年を越え、
100箇所を越える施設にお世話になって来ている中でも、
やっぱり、熱い、熱すぎると言う噂の土地柄は、
いくら塩尻から近いとしても、どうしても避けてしまっていました。

きっかけ…どうでしょう。野沢温泉でしょうか。
野沢温泉村にある唯一の日帰り入浴施設、
麻釜温泉公園「ふるさとの湯」で44℃を経験してから、
少しだけ熱いお湯への対処法が分かって来た様な気がします。

足先がいちばん熱く感じること。
腰まで入る事が出来れば、案外大丈夫であること。

我慢し過ぎは良くありませんけれど、
熱い温泉も無理ではないんだと思う様になります。

戸倉上山田温泉で共同浴場風情にも触れて、色んな経験を積んだ今、
YOKOさんと話して、「下諏訪、上諏訪に行ってみよう!」と言う事になりました。

奇しくも、
「信州SAKEカントリーツーリズム」のブログを4年ぶりに更新し、
まさに制覇した2011年2月12日にも、僕とYOKOさんは下諏訪、上諏訪を訪れています。
思い出のブログを更新した翌々日、
懐かしい心持ちも携えながら、今度は温泉を目当てに出掛けました。

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下諏訪町営駐車場に停めます。
今日の目的地「菅野温泉」に用事のある方は、
駐車券を温泉の番台に出す事で、無料になります。

これが「信州SAKEカントリーツーリズム」にも参加している、
「御湖鶴」を醸す菱友醸造さんの向かいの駐車場。
初めて、蔵元さんを訪れた際にも、この駐車場に停めました。
その頃は、今は中心部にある事務所が、蔵元側の入口にあったと思います。

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看板に従って歩きます。本当、民家の脇をすり抜ける感覚。
国道20号線、また基点となる交差点「大社通り」からは見えない…
…ですよね?実は何度か大社通りは通っているのですが、
その角地に温泉があるだなんて、全く存じ上げませんでした。
国道20号線側からの入口もあるんだと後から知りますが…
こうした共同浴場が諏訪地域はいっぱいある訳で、夢が膨らみます。

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暗くてちょっと不安になる入口。

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入ってみると明るい。
この奥が国道20号線から続く道路になる訳ですね。
どこか古い体育館を彷彿とさせる造り、昔ながらの番台もありました。

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脱衣所。
他にどなたも居られませんでした。
良い時間に着いたみたいです。男性側は。
女性側は番台に立っても、とても賑やかな声が奥から聞こえていました。
地元のお母さん方の憩いの場と言う感じですね。

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脱衣所の鏡には地元の日本酒銘柄が書かれています。
まさに、お向かいさんの「御湖鶴」、上諏訪の「麗人」、岡谷の「神渡」の3蔵。
これも随分時代が付いたものだと思います。

「菅野温泉(すげのおんせん)」、
曰く「戸倉上山田温泉の国民温泉に似ている」と言います。
お湯質ではなくて、浴槽の造り、色合い、タイルなど。
実際、同じ建築家の方がお造りになられたのか、
地域毎に、設備が似ている傾向はありますが、この諏訪地域と上田地域は離れており、
共同浴場であること、時代のある施設であること…
時の流行など、そうした偶然かも知れず、浪漫を感じます。

「国民温泉」の男性側は瓢箪型の浴槽ですが、
女性側は楕円型なのだそうで、菅野温泉は後者によく似ています。

掛け流しのお湯、冷えた体にはヒリッとした熱さを感じますが、
足先から慣らして、くるぶし、すね、ひざ、太ももまで行くと、
本当にちょっとした足掛け場であろう、
浴槽の中程にある段に腰を下ろすように一気に入ります。
「ん!」っと少しだけ気合を入れて上げると、
その熱い湯の心地好さに嘆息が自然と漏れました。

熱い。熱いけれど、すごく気持ち良い。
新鮮さを感じるお湯で、とても綺麗な感じがします。
すくって、顔にパシャパシャ…とやっても、熱い。
熱いけれど、「入ってみせたぞ」と言う征服感もあります。個人的には。

天井が高く、無骨な造りですが、その簡素さも共同浴場らしい風情があり、
また、洗い場はシャワーが取り付けられていて、
けして使い勝手が悪そうではありません。
お湯に入って、熱さに注目したのも束の間で、
お湯の良さ、景色を眺める余裕が生まれてからは、
後から入ってきたお兄さんが観光客さんっぽいなぁ…とか思ってみたり、
通い慣れた雰囲気のオジサマが、カランの横にどっかと座り、
体を洗う様を見て、日常を感じてみたり。
面白いですね。女性側はそうではなかったそうなのですが、
男性側、よくあるパターンはカランと鏡が一直線上に配置されている…
そう思うのですけれど、これがズレて置かれているのです。特色ですね。

初めて下諏訪のお湯を体験しましたが、素敵です。良いです。
YOKOさんも気に入った様子で、
次は国道20号線上で目に入った「矢木温泉」にも行ってみたい…なんて言っております。

菅野温泉に書いてあった、
ちょっとした文字にも共同浴場らしさがあって良いと思いました。
「営業時間」と書いてありません、「開湯時間」とありました。
なるほど、確かに。

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「菅野温泉」の後は、上諏訪に向かいました。
後から知るのですが、この先に専用駐車場があるのですね。
ついつい、昔から停めている場所にお邪魔してしまいました。

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「酒ぬのや本金酒造」さんにやって来ました。
純米酒、純米吟醸酒の新酒をお目当てに。
また当日、「魔幌美」で「モルトの会」がありましたから、
お土産に「酒粕サブレ」を買って帰りました。
日本酒の肴にもなる塩気の美味しい甘味であります。
ウイスキーにも合った様子で、喜んで貰えました!

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せっかくなんだから、
上諏訪の温泉にも、どこか入りに行こうー…
…と言う事で、
いつも参考にさせて頂いている長野県の温泉情報の殿堂的サイト、
「信州ノ温泉」を検索して、
「ホテル紅や別館・稀石の癒」に行ってみる事にしました。
YOKOさんに選んでもらったのですが、
ポイントは「泡付きの多さ」なのだそうです。なるほど、気になりますね。

「信州物見湯産手形」を用いる事で、通常のお値段よりもお安く入場する事が出来ます。
これを利用しない手はナイ訳でして。

ホテル紅やの源泉は、
七ツ釜配湯センター(三ツ釜1号、2号源湯、あやめ源湯、柳並源湯混合泉)より。
岩盤浴やボディケアを中心とした施設の様で、

―― 岩盤浴、食事付きプランの方がお得感はありそう ――

そうしたコースに付随して、温泉もある…汗を流す場と言う感覚でしょうか。
2階にある露天風呂は比較的温度は高過ぎずに入りやすいもの、
なるほど、壺風呂はぬるくて泡付きもあり、気に入りました。
ただ、場所柄、どうしても眺望は残念だけれど、
目隠し&日差し避けのお陰で、どこか隠れ家っぽい雰囲気にもなっています。

1階にある内湯、大浴場はミストサウナとセットになっていました。
少し熱め…熱めである場合、
お湯の中の泡が抜けやすく、体に泡付きが見られることが少なくなる…
…これが定説なのですけれど、たっぷりの泡は、
「林檎の湯屋おぶ~」の「炭酸の湯」級の泡付きの良さでした。


他にも気になる温泉はいっぱいあります。諏訪地域。
大和温泉や衣温泉も行ってみたいですね!

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2015年3月 9日 (月)

一心不乱に食す……麺とび六方にて。


天地返しは上手く出来ませんが、

それっぽく返しはして、引き上げた麺をひと口、

すすって放り込んで、しばらくの間は、無言で夢中で食べ続けています。

ワクワクする食べる前。

食べ始めた時はもう、「 YES! YES! YES! 」の心持ち。


2月13日のこと。

最近は金曜日の麺曜日、
温泉は、早く仕事が終わると「ファインビュー室山」で、
仕事の終わり方に苦戦していると「林檎の湯屋おぶ~」になります。
まさに、家からの距離に起因しています。
近所に温泉の共同浴場、本当に欲しいものです。
地域的にはナトリウム系のトロリとしたお湯なんだと思いますが、
木曽界隈の赤いお湯もたいへんに魅力的です。
どなたが掘って頂きたいっ。

さて、この日のラーメンは「麺とび六方」にて。
定期摂取のお時間。

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らーめん(大)麺カタ、ヤサイニンニクマシマシ(大、大大、普通)にて。

…ブタが“増し”たかの如くたっぷり。
これが全部スッポリと胃に収まっちゃうんだから、たまりませんよネ。
YOKOさんはいつもの、らーめん(小)にヤサイ(大、普通、普通)にて。

そう言えば、昨日の3月8日、大町に遊びに行って来ました。
大町からの帰り道、山形村のアイシティに用事があり…
…河津桜の写真の現像に向かったのですが、
下道道中の松川村、「麺とび六方・松川店」を見かけて来ました。
塩尻の国道19号沿いにある「ぶう」と言う焼肉、しゃぶしゃぶ屋さんも、
同じ区域内にあり、“食べる”ものが色々ある場所への出店なのですね。
村井の本店、茅野、信大と4店舗に拡大した「麺とび六方」、
やっぱり、ハマると他に代替が利かないですし、
夢中になって、モッシャモシャ食べ続けるのも、また快感。
よくラーメン関連の文字の中で、
二郎系に代表されますが“中毒性”って言葉がありますよ。
身を以って体感しているところ。

また食べたくなって来ています。

うん。

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