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2015年12月18日 (金)

早速、玉丼を食べる。(2015年12月6日・廣東)


何でも美味しいと思うお店で、

「それ、食べたことがない!」と言う物について、

「美味しいんですよー、私、大好物で」なんて聞いてしまうと、

そりゃあ、行きたくなります。食べたくなります!

前日、燗ビールを楽しんだカエルのお店から、

明くる日、緑町へ。

当日の前半は松本城の北側、「百竹亭」にてお茶席を楽しんでいました。
本格的なもの。
2回目だけれど、1回目の記憶って、かなり嫌な思いしかないです。
それは、全て緊張のため。
よく分からないなら分からないながらに、肝を据えて楽しめば良かったんです。
当時の自分にはそれが出来ませんでした。

いちばんの来賓として迎えられる「正客」のお隣、
「次客」にてお茶室に入る事になりました。
何かお役目がある役割ではないけれど、素晴らしい器でお茶を点てて頂ける席。
ここに座ったからには、
めいっぱい楽しんでみよう!
もし間違えても、まわりにはいっぱいのお弟子さんを持つ先生方が居られるから、
怒られついでに教えてもらっちゃおう!

…今回はそう考える事ができ、不習いながらにも、楽しく過ごさせて頂きました。

ティーカップでも器が変わると気分も味も変わると言います。
お酒もコーヒーでも、何でもそうですよね。
ちゃんと箱書きもある熊笹と雪をモチーフにした器を使わせて頂きましたが、
すごく良かった。感動しました。
器に顔をうずめる様にして飲み干す際の器の質感、雰囲気。
あれは実に良いものでしたね。

緊張が解け、お昼ご飯に僕らは緑町へ。
元々、お昼ご飯は緑町に来ようと思っていたのですが、
前日の夜、カエルのお店を経て、お願いするメニュウも決まっていました。

前日、カエルのお店にておかみさんが気に入っているメニュウを伺いますと、
それはメニュウとして見た事があるけれど、
何気なく、他の目移りするようなメニュウの中で、
これまで頼みそびれていたものでした。

興味あります!

Dscn0323


「玉丼」…見た目で言えば「天津飯」とも言えるでしょうか。
けれど、調べてみますと「天津飯」は日本特有のもので、
そう、「ナポリタン」と同じ感じで、
むしろ中華料理としては「玉丼」の方が、よく体を現しているのかも。
「甘酢あん」の多い「天津飯」ですが、
「廣東」の「玉丼」は、甘酢ではなくシンプルな塩味のあんでした。

あああ、良いですね。写真を見るだけでまた食べたいですね。

ふわふわの食感の優しい味わい。
内村光良さんのクイズバラエティ「やさしいね」を最近見ている僕とYOKOさんは、
何度も「これは優しい」と喜びながら頂きます。

僕らは麻婆豆腐や酸辣湯麺など刺激的なお料理をお願いすることが多いのですが、
店名にもある「廣東料理」においては、
こうした雰囲気のお料理の方が、どちらかと言うと王道なんだそうです。

きっとシンプルな味付けなんだとは思うのですけれど、
玉子の風味もよく引き出されていて、スープ…あんの美味しさも本当に程好い。
変な表現かも知れませんが、
ご飯を食べているのか、玉子を食べているのか、
よく分からず、夢中になって掻き込んでいました。優しさが止まらない。
「ご飯に合う」…玉子をおかずにして、
「玉子が美味しい」…ご飯が添えられるからこそ?
そのどちらとも印象として違っていて、
器の中の一体感がたまらなくて、両方とも相乗効果的に混ざり合って旨い。
そんな感じなんです。
これを手早く仕上げられるプロの技術には驚かざるを得ません。

甘味がなくても、ちゃんとした旨味があり、
酢がなくても、重くないです。何度も言いますが優しく入って来て、
気付けばお腹が満たされている感覚。

いやはや、これも実に美味しいメニュウでした。

Dscn0324



寒くなってくると、
それこそYOKOさんは酸辣湯麺をお願いしそうなのですが、
ハナから「麻婆丼」に決めていたそうです。
通常時より、明らかに赤黒い見た目…そう辛味を増して頂きました。
僕自身も辛さに弱い訳ではないけれど、
この辛さはひとくちで汗を掻けるくらいのもの…
けれど、ただ辛いだけでなくて、ちゃんと美味しさを感じさせてくれるから、
YOKOさんも大好きな辛味を存分に味わう事が出来た様です。

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黒板メニュウの「炎の餃子」もお願いしましたが、
「うーん、この麻婆豆腐を食べていると、炎じゃなくなっちゃうかも」とは、
マスター、おかみさん談。
艶肌の餃子の皮の奥に、うっすら赤く見えているのは、
唐辛子の赤なのですが、なるほど、辛味の種類が違うけれど、
麻婆丼の方が、刺激的かも。
どちらかと言うとスピード感のある、
スパーン!と速球で辛味が伝わる感覚で、
一緒に少しだけ付けて頂く醤油のまろやかな風味と合わさり、美味でした。

この黒板メニュウ、
夜もしくは土日祝日ならお昼の時間帯も食べる事が出来ますから、
嬉しく、楽しみな限定メニュウと言った感じです。


このあとは、知新堂を見て回ったり。

実に穏やかで楽しい日曜日を過ごしていました。

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