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2015年3月31日 (火)

中野市はやっぱり元気になる町なんです!……三幸軒、井賀屋酒造場


何度でも何度でも言います。

中野市はやっぱり、僕に元気をくれる町です。

「みんな頑張っているなぁ」…って思う。

僕も、頑張らなくちゃ!


前回…と言う訳ではないけれど。

自分の中にある元気に気付く!(2009年6月12日・中野市と三幸軒、山梨・小作)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/2009612-c6c1.html )

この時も、元気をもらいました。
この時も…そうだね、楽な時ではなかったと思います。

今も、ちょっと楽な時期ではなくて、苦しい事もあります。
そんな中で、元気の種に気付かせてくれる中野市。

この記事を見て思い出すけれど…
イベント…「食酒楽会」ではなく、
お昼ご飯として、初めて中野市・三幸軒に行った日なんですね。


何にでも最初があって、気に入って、事ある毎に立ち寄って。
温泉三昧の腹心地は、求めるばかり。
僕らは中野市・三幸軒にやって来ました。

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僕らの定番、三幸軒サラダ。
チャーシュー、メンマがたっぷり。これ大好物です。
あれば、必ず頼みます!

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YOKOさんは色々と思案した結果、「豆腐らーめん」を選びました。
熱々で美味しくて、落ち着く味わい。
YOKOさん、お気に入りだから、すごく辛口か…と言うと、
けしてそんな事は無く、適度。
熱いけれど、後を引く美味しさで、ひとくち、またひとくち。
絶妙なんです。

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僕は「3月の月替わりランチ」をお願いしました。

「 ネギそば・ミニ味噌豚丼セット 」…これが実に美味しかったです。

基本は平日のみかと思いますので、予約をしてから伺いました。
“醤油味のあっさり中華屋さんのらーめん”とのブログでの紹介です。

久しく、こうした味わいのラーメンを食べていませんでした。
ラーメン屋さん、専門店の昔懐かし系の味わいとも、またちょっと違う趣。
あっさりさと優しい甘味が、本当に美味しかったです。
ネギも色に赤は見えますが、辛味はほとんど無く、香辛料の味わいがあり、
スープの穏やかながら、口の中で膨らむ世界を壊しません。
ネギの香も合わさって、実に良い塩梅です。
スープを飲む幸せ。1口で満足させてしまうタイプではない、
次々に口に運ばせる構成のラーメンでした。すごく好み。

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更新日本日31日は…そう、3月最終日でございます。
更新のタイミングが、ちょいと悪くて申し訳ありませんが、
4月は4月で、きっと新しい「月替わりランチ」が始まりますから、
是非是非!…なのです。
僕らだって出来れば、4月中にも遊びに行きたいと思っています。

( http://sankouken.blog.fc2.com/ )
「三幸軒」さんのブログをチェックですよ!
そんな明日からの来月4月の「月替わりランチ」の告知もあるはずです。
僕は…そう、中野市に住んでいる訳ではないのに、毎日チェックしています!
だって、この美味しいは逃しちゃいけないっ!

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ミニ味噌豚丼は、器は小さいながらも結構なボリュームでした。
名古屋系の甘辛い味噌のイメージが湧く味噌ダレは、
半熟玉子に、よく合いますね。
濃厚で塩気も強い、これが玉子で良い塩梅に。

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おっと、これも忘れてはいけません。
「三幸軒」の餃子も大好物です。

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続いて、
「岩清水」を醸す井賀屋酒造場さんへ。
ちょうど当日は甑倒しの日とのことで、
まだまだ造りは続きますが、ひとつの山場を越えたカタチ。

杜氏である小古井宗一さんにお話を伺いながら、
今年の新酒を購入して参りました。

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「 岩清水・純米五割麹・中取り無濾過本生 」

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「 岩清水・純米吟醸・中取り無濾過本生 」

共に「洗練」を感じます。
中身のあるクリアさ、透明感、
「中身があって透明」と言うイメージは、
言葉としては矛盾しているかも知れませんが、
しかしながら、「岩清水」のお酒の中で実現されていると感じました。
透明感はしっかりあるのに、
お酒らしさ、お米の表情、膨らませた時の色合い、
それぞれを確かに味わえる…そう思いました。
透明感、雑味のなさ、大空をイメージさせる広大な空間力、
スッキリとした雰囲気から、今年の造りに「洗練」を感じます。

「五割麹」は、その中でもお米の香を感じます。
蒸した香、お米の甘い香。
そのもちっとした旨味の在り方が、艶っぽいとさえ感じました。
素肌の色っぽさがお米の滑らかさや透明感から感じるんです。
今の時期はこの美味しさ、
これから先もすごく楽しみになる春の味を感じました。

「純米吟醸」は、飲むと頭の中がスッキリする感じがします。
膨らませれば膨らませる程に、求めれば求める程に、
お酒の美味しさが伝わってきて、喉を潤します。
水も、また米を溶け込んだ雰囲気、その洗練。
水を感じるのに、水っぽさがなく、お酒としてしっかりしているのに、
とても綺麗さがあるのに、透き通る心地良さ、料理への相性の良さ、
酸の確かさが、全体を持ち上げてくれていますね。

共に、酸が酸らしく突出しておらず、
上手にお米のエキスと交わり合って、一体感があります。
生のままの熟成、火入れの熟成、それぞれが非常に楽しみです。

火入れ設備も昨年中盤から向上しておりますから、
その効果を受け、
実際にもう1本、本醸造酒を買って帰っております。

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このお燗酒にバカはまりです。
パイナップル系…と伝えて伝わりますでしょうか。
48-50℃くらいの温度で、
蜂蜜を温めた様な香が出て来て、何とも良い匂い。
香に甘さはありますが、後味は程良く、重過ぎません。
馴染むし、ゆったりした時間に美味しい。

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「吟醸式瓶火入れ」、
以前の火入れより、より理想的な仕上がりになる…
小古井杜氏も実感されているとのこと。

色んなお話を伺いました。
その中で感じたものは、
「理論が自然に寄り添って行く」…と言う事です。

現代科学によって、酒造技術は大きく成長しました。
冷蔵技術、冷蔵設備の発展も、
流通に大きな変化をもたらしています。
「日本史上、いちばん美味しい日本酒を飲むことが出来る時代」
…その言葉、至る所で目にしますが、偽りないものと思います。

技術の粋を、ちゃんと理解して使いこなすことで、
生命を醸す自然の営みを、いや、自然の…
麹菌だったり、醸造に関わる命の力が、
本人たちが考えている以上の力を、酒造技術が引き出して行く。

小古井杜氏の「理論が自然に寄り添って行く」…
乱暴に機械を使うだけでは、きっとダメで、
自然に寄り添って、自然の力に勝る醸造学を培って、発揮して。
だからこそ年々「岩清水」が伸びて行くのだと感じます。


「三幸軒」の上野さんも頑張っている、
「岩清水」の小古井さんも頑張っている。
おふたりとも、とてもとても頑張っておられて、
その頑張りを目の当たりにすると、
自分も頑張らなくては…と思います。
頑張ろう、諦めずに頑張って、少しずつでも前進するんだ、
その勇気の種が自分の中にあると気付きます。

中野市に行くと、
中野市で頑張っているおふたりを見ると、
本当に元気を分けてもらえます。
たまらない美味しさと共に。

醸造も、料理も「人」なんだなーって思うんです。

小古井さんの「岩清水」も、
上野さんの「料理」も、どちらも素晴らしい。
素晴らしい味わいは、
その人柄、人の持つ力によって生み出されているもの。

だからこそ、明日の僕らの元気になってくれる。

そう思うんです。

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