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2013年5月 5日 (日)

第4回・城下町ほろ酔い散歩 (2013年4月7日・信州松本)

 

誘惑箇所の多い中でございます。
こうして、いっぱいのお運び様ァ、
誠にありがたい訳ですんで、
気楽な所がよろしいところを…
一生懸命、書いて行く事にしております。
どうぞ最後まで、お付き合い下さいませ。

「嵐を呼ぶ」…なんて言葉がありますよねぇ。
「良い」か「悪い」かと伺いましたら、
いかがでございましょう、
本来は風雲急を告げようとする場面、
悪漢の登場、何かひと騒動持ち上がろう…てなぁ様子、
機運の良いものではありませんな。
けれども現代と申しますものは、何も悪い意味でお使いにならない様で。

これは、やっぱり石原裕次郎主演の、
「嵐を呼ぶ男」が流行らせた使い方なんじゃねぇかな…って思う訳ですな。
ごく若い方には、もしかしますと、
漫画…またアニメで「クレヨンしんちゃん」の劇場版…
これもサブタイトルに「嵐を呼ぶ…」なにがし…てんで、
そう申しますから、お馴染みがあるやも知れません。

列島、爆弾低気圧なる猛烈な気象条件が、
4月7日を前後して予報されておりまして、
で、やっぱりね、あんまりネガティブな使われ方はしませんよ。

福島から「嵐を呼んだじゃねぇかなぁ?」なんて、
冗談で言ったりなんかした方もいらっしゃると思うんですよ。
でも、それは迷惑そうに、そう言っている訳ではないですね?
「楽しい連中がやって来る!旨い酒を持って来る!」
「嵐」って言葉が、まるでお祭り騒ぎ、お浮かれの修飾語になっている。

良い天気にならないとしても、それはそれで思い出であり、
暴風雨であっても、屋内のイベントでございますから、
きっと、そんなには困らないし、
めいっぱい楽しみ尽くしてみせる気概が湧いてございました。

何と言っても1年ぶりに福島県から日本酒蔵が10蔵も、
自慢の福島酒を持って参りますよ。
これまで福島編は2回行われていての3回目。
銘柄も人も、また美味しさも、十二分に知っていますよ。
知っているから、来てくれる事はとても嬉しい。
会いたさ、飲みたさ…
そうした心持ちてぇのは、
正直ね、天候なんざどうでも良いとさえ思っていました。

でもやっぱり、笑顔には笑顔が似合いますな。お祭りですもんね。
当日の朝に、晴れ間が見えて、
「やった!」と喜び、すぐ暗くなって雨が降り出す…
13時開始前までは、降ったり止んだりで、
あんまり良い天気ではなかった。
でも、始まる頃合から曇りもし、風もあるけれど、
雨には降られずに、
それぞれがそれぞれのお店に集まり、いよいよとなった。

それまでは…ね、お祭り前、嵐を呼ぶ…ですよ。
そう言います。
高まるワクワクした気持ちもあってね。

「さぁ、13時!晴れて、やろうじゃねぇか!」

文字通り、天候も寄り添って「晴れて」、
信州松本に、福島県の銘醸を迎えて、めいっぱい1日を楽しむ!

晴れて、晴れやかな、晴れの日、お酒飲みのお噂でございます。

おあとがよろしいようで。

【  第4回・城下町ほろ酔い散歩  】
【  2013年4月7日  】

広丘駅に着くと、
「列車の遅れをお知らせします」
…と言うアナウンスが聞こえます。

「あぁ、またか」と思います。
少し遅れると言う事は無い訳ではないので。
だいたい思うのは、
「もうちょっとゆっくり準備できたかぁ」と言うくらい。
けれど…

「列車は40分遅れております」

…と、続けて聞こえた時には、耳を疑いました。
2回、繰り返して放送され、有難かったくらい。
流石に2度も聞けば、間違いなく、分かります。

ちょうどその頃、
「あずさ」もまた小淵沢で止まっていると目にします。

どうやら強風の煽りを受けて、
中央東線が運転見合わせになっている模様。

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10分後、塩尻駅にいる僕とYOKOさん。
まさか、今日、このホームに降り立つなんて思いもしませんでした。
一旦はタクシーも考えたのだけれど、
「いや、しかし」と、逡巡している中で、
逆方向、塩尻行きの普通列車に乗り、
後から来る長野行き特急列車に、
普通乗車券で乗る事が出来ると言うアナウンス。
そうして塩尻駅のホームの写真。

僕は即決即断の性格なので、
「すぐにタクシーで」…お金は掛かるけれど、
予定があるのだし、松本に向かうべき!…と考えましたが、
YOKOさんは逆に、よく考えてから動く性格、
これが功を奏したと言うか、内助の功と言うべきか。
すぐにタクシーを呼んでいたら、
列車振替のアナウンスを聞く事が出来なかったはず…
YOKOさんのおかげで、最も早く、お安く松本に移動できました。

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無事に松本駅前。
ここから普段は使わないタクシーに頼ります。
「城下町ほろ酔い散歩」の前に用事があり、
これに向かおうと僕とYOKOさんは、
本来の時間より早く出掛けていたのだけれど、
時間を少しばかり使ってしまったので、
そうした足の速さでリカバリを試みます。

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松本城の北側に在る「百竹亭」…
こちらで月例として催されているお茶席に加わりました。
タイミング良く入る事が出来、一服して街に戻ります。
これがだいたい12時くらいでした。

13時開始のイベントですから、1時間ほど空いた事になります。
会場へ向かいながら、少し遠回りをしても良い時間、良い天気。
そしてーー…

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そして、桜並木。桜が浮かぶ青空。
お散歩日和であります。

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「晴れて良かったー!」と言う心を込めて、
お定まりの万歳ポーズ。
開花宣言も為され、土曜日と言う事もあり、
多くの花見をする皆さんで賑わっていました。

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まだ大きな雲が残ってはいますが、
我らが松本に生きる象徴、国宝・松本城。
烏城、その雄姿。

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「よよぎ」近くの道。
ここを、そう言えば幾度となく通っています。
この方向は駅前に戻る時に必ず通ります。
四柱神社へ、厨十兵衛へ、はたまた駅前へ…ですから、
摩幌美へ。
土曜日の夜にこそ、
よく通る道にこうして昼日中、訪れるのは珍しい…と思い、1枚。

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直前に、「摩幌美・モルトの会」で出会う、
S木さんから情報があって、新しいお店の場所もチェック。
「バー&スイーツカフェ・ハードリカー」とあります。
アルコール度数の高いお酒とスイーツとは、
何とも不思議な取り合わせ。
Web上で検索を掛けても見つからないので…
これは自分の足で確かめに行くべき感覚ですね。面白そう。
ただ、今日はここが目的ではないので…。

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閉店してしまった「スギヤ」前。
だんごの「美濃屋」、アイスの「スギヤ」は、
松本で育った自分には、子供の頃からの親しみの味ですね。
通る度に、賑わっていた時代を思い出します。
「美濃屋」跡地には、今は「短歌おやき」のお店が入っています。

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辰巳の庭公園。
ひと足早く咲いていたコヒガンザクラは、盛りを少し過ぎたくらい。
毎年、市内のどこよりも早く咲く春を呼ぶ木です。

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四柱神社東側の入口から境内へ。

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今日の1日がとても楽しい1日となります様に。
そして、日々毎回祈っている思いを乗せて。
二拝二拍手一拝。

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南側の鳥居を越えた所で、鳩がワッと飛び立ちます。
そして、頭上で群れを成して旋回。
その途中で、とっさにカメラを上に向けて撮った写真。

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千歳橋を渡り、そのまたひとつ先、中央大手橋から、
東側、四柱神社がある方向、
これから向かう「NOMDOS」とは逆の方向へ、
1度振り返って写真を撮ります。
この川縁の桜並木も、街の中に咲く桜として綺麗ですよね。

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そろそろ頃合の良いところ。

僕らの1軒目である「NOMDOS(ノンド)」まで、
もうすぐ、です。

【  ほろ酔い1軒目・NOMDOS  】
【  会津若松市・山口合名会社・会州一  】
【  喜多方市・(資)会津錦・会津錦  】

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「NOMDOS」に到着。
いよいよ4回目となる「城下町ほろ酔い散歩」が始まります。
この段階で10000歩以上を歩いていて、
程好く運動をし、心は健やかなるもの。
「さて」…飲むか!と言う準備万端、ちょうどお時間…
そんな感じで、カウンターに腰掛けます。

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今回の飲み歩きセット。
これまでチケット制だったシステムが、飲み放題に変わりました。
随分、手持ちアイテムがスッキリした感じ。
特段、煩わしいと思っていた訳ではないけれど、
こうしてチケットを持たないで注文する…となると、
実に楽であって、
また、「3種類試したけど、最後にもうひとくちだけ、余韻に浸りたい」
…なんて場合には、
「ほんのちょっとだけください」と言う声が挙げられる…
これはとてもやり易い、楽しみ易いと感じました。

これまで1蔵3種類ずつが基本で、
1店舗に2蔵だから、6種類のお酒があって、
チケットを均等に割り振って飲むのなら、
1店舗4種類分、あとは追加で”おあし”を払って飲む…
規定量がグラスに注がれなくちゃいけないシステムでしたから、
酒量としても、僕らには1店舗4種類が最大で、
せっかく遥々持って来て貰ったお酒も、
全て試していませんでしたが、今回は全て試す事が出来よう…と言うもの。

僕とYOKOさんにとっては、
とても有益な、楽しみを増すシステムになっての第4回。
そう感じました。

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恒例の手提げ袋、デザインはとってもナチュラルな感じのデザイン。
蔵元さんのロゴと、
このイベント、「城下町ほろ酔い散歩」のロゴが配置されています。

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開会前を前に、「NOMDOS」深澤さんからの挨拶。

是非、福島をもっと好きになって欲しいし、足を運んでみて欲しい。
今日、この日だけでなく、明日からも福島を。

素敵な開会の言葉でした。
2年が経った今でも復興はまだまだ遠い…とは、
3月11日近辺だけ、報道で伺う話。
もっと元気を福島に、被災地に送る…これを考えるなら、
そう、今日だけでなく、どこか心に福島を置いて、
旅もまた良し、家で福島酒を嗜むも良し。
そうした想い、想いから出る行動が集まって、
より福島を元気にさせる。
震災で傷付いてしまった大樹、福島の地から、
縁が各地に根を張っていると存じます。
信州の根から、繋いだ縁に、幹に向かって、
今日のこの応援だけでなく、日々、栄養を送る事が出来たら、
出来る様な一歩を。
深澤さんの言葉から、そうした思いを自分は感じました。

続きまして、開催に当たり、
「会州一」山口さんからも言葉を頂戴致します。
これは、周遊する中で、他の蔵元さんからも伺いましたこと、
きっと思いは同じ。
3回目と言うことで、顔を覚えて貰って嬉しいし、
自分達としても”お馴染み”となる…
こうして福島酒が松本に定着して行く…
飲み手に会っても「はじめまして」じゃないし、
自分達のお酒を好きでいてくれる…この嬉しさを実感として、話して下さいました。

福島はNHK大河ドラマ「八重の桜」で、大賑わい…なんだそうです。
これが今年だけでなく、これからも続いて行くと良い…
また今日の日、これからと同様に、来春も素晴らしい時間を共有できる事を、
とても楽しみにしております…そんなスピーチでした。

僕らは、例えば「会州一」の蔵元さんだから憶える…
これは1対1の関係です。
けれど、蔵元さんは100名程の信州人に次々に会う訳で…
1対100で覚えて行く、これはとてもじゃありませんが難しいこと。
回を重ねる度、この3回目、
僕らの顔も覚えて貰っていたみたいで、
僕らだって、とても嬉しいことに感じました。
言葉に「感謝」の気持ちを乗せてお話になる山口社長。
全て言葉に「こちらこそ、本当にありがとうございます」と、
そう、心で応えながら伺いました。

「会津錦」のお兄さんも同じ様に3回目の参加で、
実感として覚えて貰っている事を感じるそうです。
今日1日、ほろ酔い散歩の楽しさを存分に味わえます様に、
皆が皆、そう祈って、心を揃えてーー…

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乾杯!


【  会州一・純米吟醸原酒生・雫酒”備前雄町”中取り  】
【  会津錦”さすけね”・純米無濾過生原酒  】

まず僕らが選んだのはこの福島酒!

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いつからか、松本の島立にある「山屋酒店」でも、
「会州一」を扱う様になり…
益々、身近なものになりつつあります。
「会州一・備前雄町」
含みの味わいが美味しく、
奥から返す刀、ドライさや辛味が後半に向けて出て来る感じ。
押し上げるパワーがしっかりしていて、
ライトな前半と、押し味のキチッとしたバランスある、
余韻は米の甘みを感じます。
YOKOさんは、まず香の甘やかさを感じ、
飲むと香の雰囲気より、サッパリと感じられ、
後半に強さを思う…とのこと。

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「会津錦・さすけね」は、
(会津の言葉で、さしつかえない、かまわないの意味)
葡萄の香を感じ、甘みが柔らかく、
同時にハリもあって、フレッシュさ元気さが上る様。
けれど、甘味ばかりでなく、飲み口の軽さ、
飲んで行っても軽さを伴っていて、
含みの旨さが心地好く立って旨い、と思いました。
YOKOさんは、酸味のある雰囲気を感じ、
それがどこか白ワインっぽい、とも思うとのこと。
自分もどこか葡萄の雰囲気、
酸と甘味の関係がそんな様に捉えられ、
それは、美味しく感じられるもの、気に入りました。

ブログの更新頻度が実に遅くて、
半年経過した今回直前に、
前回「城下町ほろ酔い散歩」を更新したのだけれど、
比べて、宮城県の日本酒とは、
口に含んだ甘味が県の個性として異なる様に、特徴的に感じられました。
それぞれ、どちらも美味しい。

毎回、各店舗の特長が十二分に発揮される、
何が出るかはお楽しみ、1000円おつまみプレート、
今回もバッチリしっかり食べて、お酒と合わせて、楽しんで来ています。

【  NOMDOS特製ほろ酔いプレート  】

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桜海老とホタルイカのオイルココット、
桜鯛の昆布じめ・レモンポン酢のジュレ、
牛舌のシャリビアンソース・新玉葱のピューレと共に、
グリーンサラダ…の、一皿。

まず目が行くのは、グツグツと沸き立つ音が耳にも届き、
エビとイカの香が鼻に届き、たまらなくなるココット。
また見目麗しく感じたのは、
鯛の白身の上にジュレが踊り、
桜の塩漬けは、香味だけでなく、
また一品の上に、
かんざしの様な春らしいアクセントにも拝見します。

ココットはとにかく香の良さが素晴らしい。
けれど、嫌味のない旨い香で、日本酒の美味しさと寄り添う事が出来るもの。
魚介の旨味と香が主になっているからでしょうか。
ホタルイカは”野趣溢れる”と言う言葉がピッタリな充実感。

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フランスパンの上に乗せても頂いてみましたが、
味わいは、塩や油で濃い感じではなく、
それぞれ素材の特長的な旨さが濃い、だから旨い…これが値打ちに感じました。

YOKOさんは桜鯛のお刺身、
昆布の風味と桜の味わいを喜んでいました。
なるほど、風味が良く、醤油で頂かない分、
昆布の旨味が全体を支える、
キリッと利かせたレモンの締まった雰囲気が、
口中に風を感じさせてくれる様。
「NOMDOS」のプレートにおいては、お刺身って初めてです。
そうした新鮮さも感じました。

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牛タンは、よく煮込まれ、
味は繊維の隙間それぞれに至るまで入り、
深味に繋がっていると感じました。
頂いた感覚は、こってりではなくアッサリ。
旨味をちゃんと残しながら、口の中で柔らかくほぐれ、
程の良い所で融けて行く。
ここに玉葱のピューレが、
ささやかにそっと甘味と旨味を置いて行く感覚。
「あんまり玉葱らしさのあるピューレではないんだなぁ」
…水分の多い新玉葱だからかしら…と思いながら食べていましたが、
ピューレだけをすくって頂くと、
素晴らしく、強くハッキリとした玉葱味が詰まっている事に気付きます。
タンと一緒に頂く事で、
ピューレはその美味しさ、玉葱らしさを、
タンを美味しくさせる為にいかんなく発揮させる様で、
好相性、料理の妙を感じさせてくれました。
タンだけで食べても美味しいけれど、
玉葱のピューレがある事によって、
甘味、食べやすさ、香の重なり…全て美味しさを繋いでいると感じました。

【  会州一・純米吟醸無濾過生原酒”美山錦”  】
【  会津錦”こでらんに”・本醸造無濾過生原酒  】

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続いての「会州一」は美山錦を酒米に使ったもの。
クリアで良いバランスを感じます。
甘味と含みのそっとした雰囲気が良く、好み。
お酒全体が沈まずに軽さを湛えていて、すごく良い。
後味に少しの渋さがあって、これがコシと感じられ、程好い。
YOKOさんは、香があり、渋味少し、トロッとした感じもし、
飲んでから余韻まで、同じ感覚が…
ハリと甘味が続いていて良いとのこと。

「会津錦・こでらんに」は、
(会津の言葉で、幸せで、たまらない、こたえられないの意味)
香は爽やか系、含みの甘さ、アルコール感の強い後味の強さ、
本醸造らしさ…と言うか、”旨い本醸造”と言う感じ。これが良いんです。
このパワーがある感覚が、長野のお酒にも通じる印象で、
身体に合う…とも思えるほど。
甘く、旨く、アルコールっぽさのある…飲む醍醐味のある雰囲気。
YOKOさんは、甘味があって柔らかい…とのこと。
よくこう言ったお酒に出会うと「強い」とコメントする場合が多いのですが、
甘味のバランスが良かったのでしょう、
「強い」とは出ずに、柔らかさすら感じていた様子。良いお酒です。

【  会州一・純米  】
【  会津錦”すっぺったこっぺった”・純米  】

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赤く丸い輪のデザインが引き立つラベルシリーズの、
「雄町」「美山錦」とは異なり、
手に取りやすく、日常の食卓を彩って欲しい穏やかさを持つ
「会州一・純米」、
まず甘味を感じ、
優しくゆったりとした心地を味合わせてくれて、
のんびりと味覚が収束へ向かって行く…肩肘張らない雰囲気。
YOKOさんは特に気に入った様で、
胃の中に染み渡る感じで、燗酒でも飲んでみたい…とのこと。
甘味や香が良く、
大好きな、我が家の定番燗酒として使っている、
長野県・美寿々酒造の本醸造・火入れに近い優しい雰囲気を思ったそうです。
バナナやメロンの上立ち香があり、
しっかり甘く、反して渋味もあり、柔らかさを持った五味のバランスが、
たいへんに美味しい…と思いました。

蔵元さんに伺うと、
ひと造り前よりも、麹米の精米歩合を上げたのだそうです。
異なる精米歩合にて精米の発注を出す手間を考えると、
一度機に同じ精米歩合で仕上げた方が良い…との判断。
精米歩合を高くした分、
必要なお米の量が増え、コストは上がるのだけれど、
それが飲み手の満足にも繋がる…これが1番だと、そう決められたそうです。

「会津錦・すっぺったこっぺった」は、
(会津の言葉で、なんだかんだ言うな…の意味)
スーッとした雰囲気があって、パリッとした感じ、
酸、渋味があり、水のイメージを浮かべるお酒。
YOKOさんは、これは食中酒向きだと言って、
「すっぺったこっぺった」に合う酒肴を探そうと、
それぞれとの相性を試して楽しんでいました。

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1店舗の移動目安時間より少し早く器が空いたので、
「今日、もう1度のみたいお酒は…?」と、YOKOさんと話します。
「リクエストもう1杯」…今回のシステムはこれが出来るんですね。
選んだお気に入りは、
「会州一・純米」と「会津錦・さすけね」でした。
僕は「会州一・美山錦」も気になりましたが、
YOKOさんが特に愛着、あった様です。

実に心地好く、
1店舗目「NOMDOS」を後にしました。

続いては緑町「厨十兵衛」に進みます。

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山屋御飴所、飴屋さんの前を通って、六九商店街へ。
風が強く、日陰の多い場所なので、やや肌寒い感じ。

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商店街の中、空き地の向こうに桜が見えました。

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更に東へ。
冬を越えて、緑の観光シーズンへ移ろい行く松本。
道路を通り過ぎる観光バス。
色んな方に信州と…もちろん、福島を好きになって欲しい…
そう願います。

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今回は真っ直ぐ四柱神社を目指さずに、西堀公園方面へ。

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「おらが酒呑み歩き」の会場でもある大手門駐車場横、
八十二銀行裏手を歩き、大名町通りに出て北へ、少し進んで右折。

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NTT社屋の角を曲がると、もうすぐ目的地。
左手に見える赤いテントは「La Maison De JO」の目印。
前回、秋のほろ酔い散歩の時分にはまだ無かった、
新進気鋭、チーズとワインのお店です。

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昔、エンギザ…映画館があった跡地は、全くの更地になっていました。
子供の頃から見てきた光景が大きく変わることに、
どこか寂しさを感じてしまいます。

いやいや、何はともあれ。
ここまで来れば、「厨十兵衛」はすぐそこ、です!

【  ほろ酔い2軒目・厨十兵衛  】
【  会津若松市・辰泉酒造・辰泉  】
【  南会津町・花泉酒造・ロ万  】

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2店舗目なので、
「2!」と…YOKOさんにポーズしてもらいましたが、
3店舗目以降、
ほろ酔いに任せて、うっかり忘れてしまい、
どちらかと言うと”上機嫌でピースサイン”と言う扱いになります。

【  (1)辰泉”辰ラベルNo.2”・純米吟醸   】
【  (6)花泉”かすみロ万”   】

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お酒には番号が付されていて、
同じ銘柄でも間違え難い工夫がしてあるカタチ。
「花泉・ロ万」のファンであるYOKOさんは、もう見るや否やの判断。

「かすみロ万」、
YOKOさんは甘く、美味しくて、ジューシーで、
香もあって、やっぱり好きなお酒だ…とのこと。
僕は、含んだ時の甘味豊かな印象と、
葡萄の様なエネルギッシュな甘味を感じました。
お酒っぽさは余韻へ向かって、グンと出て来る感じ。

「辰泉」、この龍の可愛らしいロゴのラベルが、
「辰ラベル」と言うシリーズになるんだそうです。
ぽてっとした感覚で、バランスの良い…塩梅の良いお酒と感じます。
酸がしっかりと活きていて、ふっくらとした中盤に、
甘味が静かながら、スーッと伸びて、
たっぷり目のボリューム感も、綺麗に感じさせてくれます。
YOKOさんは、香は強く感じないけれど、
好みの甘さがあって、スッ…とした感じがする、
余韻が綺麗だと感じる…とのこと。

【  千円おつまみプレート!!  】

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「厨十兵衛」のおつまみプレートは、
恒例かつ吉例、豪華なお弁当スタイル。

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ライトサイド。

焼き物も嬉しいですよね。
鰆の西京焼き…でしょうか、幽庵焼き?…と、
カニマヨタルタルみたいなものが手前にあって、
奥には、炊いたもので、
肉詰め茄子、豆入りがんもどき、鴨、麩など。

煮炊きしたもの、焼き物、お刺身と言うバラエティに富んだお弁当になっています。
YOKOさんは、カニマヨタルタルっぽいもの、
これだけでも満足できてしまうくらい気に入ったそうで、
「レギュラーメニュウに入らないかなぁ」と呟いていました。
厨十兵衛のダシの旨さが、こちらも存分に活きる炊き出し、
茄子やがんも、麩にたっぷりと染み込んだ味わいがたまりません。
炊いた鴨肉も美味しく頂きました。
最近、鴨肉の塩焼きがメニュウに乗っている場合があって、
これが…山葵で食べるこの塩焼きが、すこぶる大好物になったのですが、
こうして鴨にダシの味が付いたものも、やっぱり良い、美味しいですね。

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レフトサイド。

ホタテ、ホタルイカの酢味噌がけ、
玉子豆富に海老いくら、
お刺身は鯛、鰤、信州サーモンの3種盛り。

お刺身はどれも美味しく頂きました。
特に信州サーモンは肉厚で美味しい。
ホタルイカの酢味噌も、旬味、いちばん美味しい季節です。
玉子豆富も美味しいおダシが活きていて、
酒の肴、飲んで行く中に、少しずつ摘まんで行くと、
甘く、ほっとする味わいが何とも言えずに気持ちが良い。

【  (2)辰泉・山廃仕込み純米・23BY    】
【  (4)花泉・ロ万    】

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続いて「辰泉」の山廃純米は常温での提供となっていました。
昨今、松本の日本酒居酒屋でも、
常温で美味しい日本酒の提供もあり、
その味わいの楽しみは知っているつもりですが、
やっぱり、ここは蔵元さんに聞いてみたい、
常温での美味しさを自慢して欲しいなぁ…と思い、
「何故、常温なのですか?」
…と、伺ってみました。

すると、
「常温の方が、柔らかさが出ますので」
…とのお答え。

なるほど、コクがあり、濃い香、程好い酸味…
特に酸味の存在は感じるのだけれど、実にまろやかに感じられます。
生原酒では、けして感じ得ないであろう、
伸びのある、熟成された感覚、ミルクを温めた時の様な、
ほっとする甘味、湯上り玉子肌な雰囲気、
トロッとした舌触り…とても良い状態で口の中を楽しませてくれました。
YOKOさんは、
香は山廃らしい酸味のある香だけれど、
飲んでみると甘味が立って美味しい…と言います。
黒糖の様な良い甘味がある…とのこと。

「ロ万」は、パリパリ、ツルツルとしたイメージ。
しっかりした体格とほの甘い感覚は上品であると感じます。
開栓して、空気に触れると伸びて来るタイプで、
ひと口目は、やや硬い印象であったものが、段々と開いて来ます。
YOKOさんは、
いつもの…例えば「かすみロ万」だったり「しもふりロ万」だったり、
そうした華やかなイメージで試したのだけれど、
少し異なる雰囲気を持っている…と感じたそうですが、
やっぱり、開いて来ると、「ロ万」らしさを感じ取ることが出来、
美味しく頂いたそうです。

【  (3)辰泉・純米吟醸”京の華”無加水原酒   】
【  (5)花泉・花見ロ万    】

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「辰泉・京の華」は、
張りがあり、酸味と旨味、柔らかさの共存、
酸が都度、刺激で楽しませてくれる印象で、
勢いのあるお酒と感じました。
最後にコクのある渋味で、後口を調えてくれる感覚。
YOKOさんは、
どこか「花見ロ万」と通じる美味しさがあると感じた様です。
嫌いじゃない、変な意味ではない、苦味がある…とも。
「良い苦味」と言う言葉は合わないのかも知れないけれど、
きっと、お酒にあるコク味と余韻を、
特徴と感じていたのかなぁ…と思います。

無濾過生酒でありながら、低アルコール14度、
「花見ロ万」は、
軽さ、サッパリさと優しい甘味が共存していて、
こう…どこまでも飲み続けて居られそうな雰囲気。
そんな中で、軽過ぎはせず、ちゃんと飲ませてくれる…
「花見」にかこつけて言えば、
落語「百年目」での向島、大旦那が、
「遊ばせてあげてくださいね」と粋な一言、
僕らがこのお酒に「遊ばせてもらう」…そんな一杯と感じます。
YOKOさんは、
自身のフェイバレットである「かすみロ万」の美味しさは揺るがないながら、
お砂糖の様な甘味、ちゃんと香があり、
上立ち香と同じ香が含みでも感じられ、美味しい…とのこと。

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「リクエストもう1杯」に選んだのは、
僕は「辰泉」の山廃、YOKOさんは勿論「かすみロ万」をお願いしました。
「これ、好きだ!」と思ったお酒に、もう1度出会える…
…良いですね。これ、このシステム、本当に良い。
美味しい実感。

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次なるお店、より松本駅に近い方向に出る為に、
もはや、お馴染み「ナワテ横丁」へ抜ける小路へ。

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風が出て来て少し涼しいナワテ横丁。

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縄手通りの端っこからの、
この光景も、またお馴染み。

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中の橋の北側十字路、
「ちくま」や「COO」辺り。

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千歳橋からの女鳥羽川、桜並木。

【  ほろ酔い3軒目・アガレヤ  】
【  喜多方市・喜多の華酒造・蔵太鼓・星自慢  】
【  天栄村・松崎酒造店・廣戸川  】

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「アガレヤ」に着きました。
「星自慢」の星さん、
「廣戸川」の松崎さんに迎え入れられます。
松崎さんは、本当に(嬉しい事に)お馴染みのお顔ですが、
昨年は娘さんがいらっしゃっていた星さん、
松本で初めてお目に掛かります。
カウンター、テーブル席と場所を問わず、
軽妙なトークで大活躍されていました。

【  廣戸川・純米吟醸  】
【  星自慢・特別純米・無濾過生原酒  】

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「廣戸川・純米吟醸」は、
澄んでいて、良い香があります。甘味のある香ですが、
ただ甘いと言うのではなく、蜜の様な黒糖の様な、
深さを感じる美味しい甘やかさ。
全体的に濃く、とろみがあり、旨味が強くあって、
飲むうちにグンと引き込まれ、辛味も感じ始めて、
じっくり飲み応え、強い味わいで広がり、後味も良く。
良い造りの時間を過ごして来られたのだなぁ…と感じます。
YOKOさんも、「美味しい。甘味も香も良い」とのこと。

「星自慢」は、
硬さが程好いバランスで、力強さがあります。
良い酸味、この雰囲気が常にあって、
お酒自身も美味しく頂けるし、料理と共に頂いても、
ちゃんと存在感があります。旨い。
YOKOさんは、飲み易さを特長と感じ、やはり料理…
特に「アガレヤ」の料理を前にして、
好相性だと感じた様子。
また、カウンターで威勢良く活躍する星さん、
蔵元さんがカウンターに入って接客されるのも、
この「ほろ酔い散歩」では「アガレヤ」だけですから、
相性が良かったのかも知れませんね。
YOKOさんは「社長さんが楽しそうで良いね!」と言っていました。

更に、メニュウを見て「すごいな」と思ったのは、
お酒の呼び名、名称の後ろに、
(冷)、(冷or常温or燗酒)と書いてあること。
これは「そうした飲み方も出来ます、オススメできます」…
…そう書いてあるだけでなく、
ちゃんと異なる温度帯での提供が実現できている、これがすごい。
素晴らしいです。

日本酒は温度で味わいが大いに変わるもの、
そしてその変化を楽しむことが出来るもの。
「美味しい」と言う感動を、
ひとつのお酒から何度も角度を変えて味わえるならば、
楽しまなくちゃ勿体無い!

【  おつまみ1000円プレート  】

Dscn1128

「アガレヤ」の1000円プレートはプレートの枠を飛び越えた、
この別皿、お味噌汁が前回も胃を温めてくれましたが、今回もまた。
筍の香が立っていて、美味しい。
そして、こうして飲み歩いて来ている中での、
汁物、塩味は実に染み入りますね。

Dscn1130

そして1000円プレート。

スモークサーモン、
ホタテの刺身、
いぶりがっこチーズ、
もも肉炭火焼き(タレ)、
つくねおろしポン酢、筍とサバカンの味噌汁(別皿)…とはメニュウより。

Dscn1131

レフトサイド。

炭火焼の鶏肉は、「アガレヤ」の特色ですよね。
いぶりがっこチーズは、チーズの滑らかさと、
特有の香が混ざり合って酒肴として絶品。
前回の昆布チーズも良かったのですが、これもまた。
ホタテのお刺身にはトビッコが乗せられていて、
ホタテの柔らかい食感にアクセントを加えてくれています。

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ライトサイド。

つくね、良いですね。
おろしにもひと工夫あり、
また焼き物を損なわない適度な水分も良い。

【  廣戸川・特別純米  】
【  蔵太鼓・純米・生原酒  】

Dscn1133

続いて、喜多の華酒造「蔵太鼓」純米生原酒も、
まず感じるのは、力強さ。
強さを感じるのだけれど、
アルコール的な強さと言うより、
旨味と甘味を兼ね備えた、ホッとさせる力強さ。
イメージするのは寝酒に良い…
1日の疲れを甘受して明日へ向かえそうな…そんな感じ。
YOKOさんは、「おっ」…と思う強さがあり、
焼き鳥に合い、食と共に自然に入って来る感覚と言います。
前段に感じた強さも、食と合わせる事で、
良いバランスになって感じられる…とのこと。

「廣戸川」特別純米酒は、
含んだ香が特に魅力に感じました。
バランスが良く、品が良い。
ふっくらしたお酒の雰囲気が、たまらなく美味しいと感じます。
平坦にならずに、旨味の繰り返しがあって、
楽しめる、美味しいお酒。
YOKOさんも特長として、
その甘味、とても気に入ったと言っていました。

【  廣戸川・普通酒  】
【  蔵太鼓・純米”辛口”  】

Dscn1136

「廣戸川」普通酒は、
「冷」「常温」「燗酒」と温度帯を3種に分けて楽しむことが出来る様子。
まずは「常温」が、何となく「美味しそうだなぁ」と思ってお願いします。
旨味、また辛味の様に感じる部分があり、
その後、とても柔らかく和やかな気分にさせてくれます。
そして、コク、温めたミルクの様なこってりした感じ、
良い甘味が、後半に大きな手を広げて待っていてくれて、
通じて穏やかなる旨さ。
YOKOさんは、このままでも美味しいと思うけれど、
是非、燗酒にして飲んでみたい!…そう感じたそうです。

「蔵太鼓」は、香は甘く感じますが、
味は名の通りに甘さが控えめで、
手元にあったチーズに、相当に相性が良い。
食事の中で、ツルンとして張りがあり、
張りがあっても、強張る事なく朗らかさがあり、
奥に、余韻に行くに従って、どんどん辛味が出て来て、
サバケ、キレがあって、爽やかに締める。
こちらも良いお酒と感じました。
YOKOさんも、
まず感想に「美味しい」と始まり、
サッパリさ、シュッと消えるキレの良さを喜んでいました。

「リクエストもう1杯」として、
同じお酒で同じ様に…ではなく、
それぞれ気に入りの温度違いを楽しむことにしました。
「廣戸川」は普通酒の燗酒、
「蔵太鼓」は純米”辛口”の常温で。

「廣戸川」、YOKOさんは満面の笑み。
「美味しい!うん、美味しい!」…自分が飲んでみたいスタイルで、
それが大当たりだと、やっぱり嬉しいですよね。
そう、この楽しさがお酒の温度を探す面白さですな。
「蔵太鼓」は、強さが和む感覚。
どちらが好みか…と聞かれると、これは難しい。
どちらもたいへんに美味しいです。

更にリクエストして「廣戸川」の特別純米の常温を。
酸、甘味、ふくらみ…それぞれが活きて感じられ、非ッ常に旨い!
スモークサーモンのラー油風の味付けによく合い、
それだけでも美味しいスモークサーモンを、
もっともっと美味しく食べさせてくれる。

「春、火入れ酒はちょっと早い」…なんて言っていたのは、
もう本当に一昔前ですね。ほんの2〜3年だとは思いますが。
蔵元さんの研究努力によって、
「ちょっと早い」=「硬い」…だなんて言わせてくれません。
良い頃合を、春にだって持って来てくれます。
生には生の美味しさ、
火入れには火入れの美味しさがある…
これを感じられる現代と言うものは、とても味覚的に、
味覚の多幸感から心理的にも恵まれていると存じます。

「廣戸川」の松崎さんに伺いますと、
今回、直前まで、造りが終わった季節柄の
春ゆえの生酒を持って来た方が良いか悩んだんだそうです。
けれど、
食と共に杯数を重ねて飲み進める「ほろ酔い散歩」、
生酒よりも火入れ酒の方が楽しんでもらえるだろう…
そう考えたそうです。
蔵元さん、それぞれが優しく…想いをたっぷり込めて、
自慢の日本酒をお持ちになる、
これがイベントの…今日1日の醍醐味と言うものでしょう。

3店舗を経て、 松本駅方面へ歩きます。

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伊勢町通り、PARCOの北側を通ります。

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駅前から伸びている公園通りへ。

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「雷電」や「招福」、
「はしご横丁」の十字路を、まずは南へ向かいます。
次なるは駅前通り沿いのこのお店。

【  ほろ酔い4軒目・ばんざい家  】
【  喜多方市・大和川酒造店・弥右衛門  】
【  会津坂下町・曙酒造・天明  】

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吉例、「ばんざい家」の前で万歳のYOKOさん。

【  天明・純米吟醸おりがらみ本生”中取り三号・亀の尾”  】
【  弥右衛門・純米吟醸無濾過生”自田栽培雄町”  】

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「弥右衛門」、
YOKOさんは、ひと口飲んで、
「あ!これはSOJA好みの味だ!」…と言います。
甘くて強い感じ、砂糖っぽさではなく、どっしり甘いイメージとのこと。
なるほど、試してみると、
「至福」と言う言葉、充実感に満たされる好みの味わい。
この旨味と、ほの甘み、柔らかさ、和む雰囲気。
酸も感じられ、美味しい。
これまでの「城下町ほろ酔い散歩」においても、
蔵元自田蔵人栽培の「雄町」で醸した、このボトル、
気に入って来ましたが、今年も旨い!良いですね!

「天明」は、
酸が前段に感じられ、ハリがあり、ツルンと持ち上げられ、
中盤から、パリッとした感覚、辛味やキレが追い掛けて来る感じ。
軽さがありながら、実がある様子。
YOKOさんは、比べて「天明」の方が好みの甘味を感じ、
程好いバランスで、ドンとした力強さある…とのこと。
飲み飽きのない、
注文してみて「おっ、当たりだ」と思い、
そして、気付けば器が空になっている…そんなイメージだそうです。

【  ほろ酔い散歩恒例!特製1000円プレート  】

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「ばんざい家」の1000円プレートはこちら!
やっぱり目を引くのは、福島の郷土料理「こづゆ」ですよね!

こづゆ、桜肉握り、ふきのとう海老天、うの花いなり、ローストポーク
信州サーモンマリネ
”福島リスペクト、今回は会津郷土料理を含む超豪華版です!”

…とはお品書きより拝借です。

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「こづゆ」、しいたけたっぷりの香、たまりません!
具沢山で、あっさりした優しい風合。
ダシや食材の風味が、ふんだんに取り入れられて、
味わいは優しくとも、充実の旨味。

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卯の花でこしらえたお稲荷さんは、
酢が利いた味付けで、稲荷らしい甘い味付けではなく、
その酸味が活きた構成、活きる為の軽い甘味…と言う感じ。
漬物にも感じられる酸っぱさが、
僕には何とも心地好く感じました。お腹が空く味と言うか。

信州も馬肉、桜肉を食べる地域ですが、会津もまた。
地域として有名なのは、信州、会津、熊本でしょうか。
故に、会津の郷土料理でありながら、共通点、
僕らにも馴染みのある桜肉の握り、
ローストポークは、クルッとまとめられていて、
”小さめ”に見えますが、その実は超大判サイズ。
味付けは、ごくシンプルで、薄切りなのに、
大判を口いっぱいに頬張る感じが、豚に噛り付いている様な感覚。
信州サーモンのマリネは、間に山芋が挟み込まれていて、ひと工夫。
ふきのとう海老天は、きっちりカラッと揚がっていて、食感と香ばしさが良いです。

全体的に和みの味付けで仕上げられた感じ、
味付けのバリエーションも豊富に、食べて楽しい酒肴プレートでした。

【  天明・槽しぼり本生純米  】
【  弥右衛門酒・伝家のカスモチ原酒・純米生  】

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続いての「天明」は、
コク、旨味がある感じ、中盤から後半に掛けて、
甘味があり、サバケは泡と消える様で、
引きが早く、口の中には甘味が、そっと残っている…そんな時間感覚。
YOKOさんは香は渋く、どこか焦がした麦の様な感じがする…とも。
味わいは「天明」らしい美味しさを感じて、
どこか”はったいこ”の様な雰囲気を思う…とのこと。

「弥右衛門」は”カスモチ”…
これはこれまで火入れ酒をお持ちになっていて、
生酒は、今回初登場!
「雄町」に並んで、この「カスモチ」の穏やかな甘味も好みなので、
”新しい出会い”、期待を抱いて、口にします。
甘く、トロミがあり、しっかり甘くて太くて、
ホッとさせる強張りのない甘味を持っていて、実に旨い!
バナナっぽい香、火入れより強く感じます。
YOKOさんも「甘い!旨い!」と気に入った様子。
甘いから、リキュールっぽい想像を抱かれる方もいるやも知れませんが…
米の旨味からの甘味、本当に特別な味なんです。

【  天明・純米大吟醸おりがらみ本生”中取り四号・備前赤磐産雄町”  】
【  弥右衛門・本醸造・超辛口生  】

Dscn1153

「弥右衛門」は、じっくり飲ませる感じ。
酸もあり、コク、甘味が調っていて、程好い旨口のバランス。
フィニッシュはキュッと締めてくれて、次の1杯に向かわせてくれる感覚。
YOKOさんも美味しく感じ、とろっとした舌触りと、
嫌味のない甘味が良く、
やっぱり最後にキュッと締まる感じがする…とのこと。

「天明」は、強みもあるし、旨味溢れる…と言うより、
力強さやまろやかさを感じ、
明るい、ポップな香、華やかでリンゴを思い浮かべる酸の雰囲気、
瑞々しさがあり、透き通る感じ。
雄町の良さ、特長を感じられる心持ち。
「美酒」らしいお酒と思います。
YOKOさんも「天明の中では、これがいちばんの好み」とのこと。

「リクエストもう1杯」は、
そんな訳でYOKOさんからのプッシュがあり、
「天明・純米大吟醸・備前赤磐雄町」と、
僕は「弥右衛門」のカスモチ生と随分悩みましたが、
もう1杯、このカウンターを離れる前に、
もう1度味わいたいのは?…と、自分自身に問い掛け、
カスモチ生も、すこぶる美味しいのだけれど、
やっぱり最後は、「純米吟醸・雄町」を選びたい。
「これ!これ!」と言う美味しさがあります。
改めて、YOKOさんは「天明」の余韻、
スーッと、シュッとして、甘味があって美味しい…
これは「天明らしい味なのかなぁ」と言います。

「らしさ」、蔵の特徴と言うものは、
蔵元さん自身のオススメもありますが、
僕らがそれぞれに感じる「その蔵っぽさ」と言うものがあり、
自由に感じられるもの。
YOKOさんは、
甘味と安定した味わい、
その雰囲気を「天明らしさ」と感じたそうです。
「その味わいが好きなんです」と蔵元さんにお伝えし、
「飲み飽きしない美味しさ」は、
自分達が伝えたい、造り、味わいのテーマでもあり、嬉しいとのこと。


これにて4店舗のはしご酒、達成。
さぁて、いよいよトリの5店舗目、「風林火山」に向かいます。

【  ほろ酔い5軒目・風林火山  】
【  会津若松市・宮泉銘醸・写楽  】
【  会津若松市・鶴の江酒造・会津中将  】

Dscn1154

風が出て来た松本市内。
暖を求めて、いざ店内へ走るYOKOさん。

【  写楽・純米吟醸”ささめゆき”うすにごり生・純愛仕込み  】
【  会津中将・特別純米・中汲み無濾過生原酒  】

Dscn1158

「写楽」は、どこか塩っぽい印象。
酸もあり、ツンとした、カラッとした味のあるお酒。
YOKOさんは香の良さを感じ、味は渋味が少し。
けれど、渋味があっても美味しいと感じられるお酒とのこと。

「会津中将」は、含みに甘味があり、
前半はビター&ドライな印象。
YOKOさんも、渋味甘味を感じながら頂いていて、
温度が上がって来ると、甘味が増して感じられる…とのこと。
じっくり付き合いたい感じですね。

【  恒例…!風林火山の1000円プレート  】

Dscn1159

信州牛のビーフシチュー、鰹の握り、
鯛・筍天
ほたるいかの酢のもの
秋刀魚糠漬け焼き
わさび花おひたし…のセット。

ビーフシチューはトマト感のあるもので、
味も濃過ぎず、ちょうど良い感じ。

Dscn1160

筍と鯛をひとつにして揚げた天婦羅は、
甘味と香が美味しく、
旬味、わさびの花のおひたしはピリッとツンとする辛味、これが肝要。
ホタルイカも旬の時期で、
「NOMDOS」や「厨十兵衛」とも異なる提供方法、調理法で楽しむ事が出来ます。
さっぱりした酢の物、これで一杯も乙なもの。
落語「三方一両損」の中には、酒の肴に鰯を焼いて食べようとしている熊五郎に、
財布を拾って届けようとやって来た金太郎が、
「江戸っ子だったら、もっとさっぱりしたものでやれ!」
…と言う場面が……まぁ、僕らは江戸っ子でない訳ですが。

秋刀魚の糠漬けも酒肴、ご飯のおかずとして素晴らしい塩の雰囲気、
メニュウには表記がなかったけれど、
鰤しゃぶにワサビマヨネーズドレッシング…もあって、
鰤の香が、薄手のしゃぶしゃぶ用の厚みであっても、
しっかと感じられるもので、
ドレッシングの味も良く、ひと切れでは惜しいくらい。

全体に大衆居酒屋「風林火山」らしい、
旬を取り入れ、滋味があり、こう…日々を癒す、食卓に近い酒肴ばかり。
食卓より、更にひと手間入っている…これが良い訳です。
ほろ酔い散歩の最後に、こうした長く楽しむ事が出来る、
呑兵衛溺愛の酒肴で、腰を据えて飲む事が出来る喜びを感じました。

【  写楽・純米純愛仕込み  】
【  会津中将”ゆり”・純米吟醸にごり酒生  】

Dscn1161

「会津中将・ゆり」のにごり酒は、
シュワッとした飲み心地とお酒らしい香、
良い辛味、弾ける感覚があり、爽快。
YOKOさんは、香は濁り酒らしいもので、
シュパシュパとした飲み口が良く、
誰が飲んでも、きっと美味しいって言うはず!
…と言います。
ホタルイカ、サッパリしたもので頂いても、
お互いに、よく合いますね。

「写楽」は、
少し乾いた癖のある香を拾いますが、
口の中、飲んでみると甘味が朗らかで、
やや砂糖を想像する類の甘味があり、
これが伸びて、奥、フィニッシュに近付くにつれて、
先んじた香が戻って来る感覚。
YOKOさんは、甘味、アルコールっぽい強みがあり、
甘味の伸びが美味しい…とのこと。

…YOKOさんの「アルコールっぽい」と言う言葉を聞いて、
これはもしか、燗酒に合うんじゃないか…と閃きます。
良い甘味を持っているし…と思ったが吉日、
若旦那に伺うと、燗酒の準備もあった様で、早速お願いしました。

Dscn1164

燗の仕上がりを待っている間、
頭上のテレビを仰ぎ見ると、ライブカメラの向こう、
白骨温泉や奈良井宿では、雪がちらついていました。
道理で夕刻に近付くに連れて寒い訳で。

4月7日、この日には
「あぁ、4月に入っても雪が降るんだねぇ」
…なんて、呑気に言っていて、
”4月に入ってからも1回は降るんだ”…
その1回を見ているんだと思ったものでしたが、
まさか、その後に松本平でも積もる程、
雪が降るとは思いませんでしたね。

Dscn1165

そんな訳で、
雪景色を見ながらの「写楽」の燗酒。
もう!大好きな、燗酒でないと味わえない、
たまらなく良い米の香!
すごく美味しいと思います。
まろやかな甘味に秀でていて、永久に飲んでいられそうな感じ。

【  写楽・純米吟醸”備前雄町”  】
【  会津中将”永寳屋”・辛口純米生”八反錦”  】

Dscn1167

「写楽」は、ふくよかに仕上げて来ている感じで、
旨味の出し方が何とも言えずに美味しい。
YOKOさんも、酸味、ポップさから、
甘味、旨味の順に感じて行くイメージ…とのこと。

「永寳屋」はバランス良く感じます。
良い甘味がたっぷりと仕込まれていて、美味しい。
YOKOさんは、甘味は多く感じないけれど、
コクがあり、ラストにカラッと来る…とのこと。

感想が相反していますが、
それぞれ感じたものが、常に唯一の正しい答えであります。
味覚は人それぞれ。
だからこそ、飲み比べて楽しいんです。

Dscn1172

「城下町ほろ酔い散歩」のため、
こうして松本に来てくれている、
大塚「地酒屋こだま」のたけさん。
その男の背中。

前に「楽しそうに接客しますよね」…と言った事があったと思います。
今思うけれど、
お店のヘルプにも入り、イベントも企画したり、
色んな”仕事”を積極的に情熱的にされていて、
そして「楽しそう」にTwitterやブログを拝見していて…
これを世間では「酒屋さん」と言うよりは、
もしか「日本酒評論家」だったり「コーディネイター」であったり、
そんな言われ方をするべき活躍なのかも。
でも、その肩書きからは、ずーっと遠い所にたけさんはいる気がして、
全てひっくるめて「酒屋さん」なんだろうなー…って思います。
「酒類販売業者」でなく、「酒屋さん」ですね。

蔵元さんと僕ら消費者、飲み手だけでなくて、
今回は、この一連の流れと言うものは、
福島の蔵元さんと松本の街とを繋げた、
松本の街の日本酒居酒屋さんとの縁を結んだ………

注文が飛び交う「風林火山」の入口に立って、たくましい。
この背中を何と例えたら良い…?

…と、ふと思う。

接着剤?
潤滑油?
緩衝剤?

んー。「ナンコツ」かなぁ。

こう、食べて美味しい「ナンコツ」で、
なんて言うか、骨と骨を繋ぐクッション材だけでなくて、
こう、たけさんと会う事で、
これはナンコツを食べる事に通じて、
僕らが美味しくなれる…!…とでも言う感じで…。

何故、「ナンコツ」か…てぇと、大好物であります。
コリッコリッと食べて、たいへんに楽しい訳です。良い食感でね。
これだけ楽しい音を出すんだ、
本人、「ナンコツ」も、すごく楽しいに違いない…なんて、
酔っ払いの物思い耽る時間とでも申しましょうか。
「評論家」や「企画屋」、「コーディネイター」は食べられないけれど、
「ナンコツ」は僕らの生活にあって、食べられますしね。

たけさん、今日も、今回も、本当にありがとうございました!

Dscn1175

「そう言えば…」と思い立ち、中座。
次週4月13日「おらが酒呑み歩き」の前売り券を道中で買おうと思いつつ、
うっかり忘れていたことに気付きました。
そこで「風林火山」店主、中村さんにもお会いします。
車で、移動する参加者さんを送ったりしていらした模様。
次のお店が空いたりなどの連絡も取りながら、
きっと何往復と…縦横無尽に松本市内を走り回っていたのではないでしょうか。

僕らが気楽に、楽しむ事に一生懸命になれるのも、
こうして、5店の皆さんが、一生懸命に考えて、動いて、
用意して下さっているからこそ、ですよね。

Dscn1176

「みょうがきゅうり」と共に、
「リクエストもう1杯」は…何を頼んだのか、メモには書いてありません。
最後の5店舗目と言う事で、
時間の許す限り、
繰り返し今日のお酒を飲みたさ、気分で選んで頂いていました。
十分な量があった1000円プレートたち、
これを食べた後にも、まだ酒肴が必要だったと言うのは、
それだけ相方が…魅力的なお酒が取り揃えられていたからでございます。

Dscn1177

たいへんに良い心持ちで、夜になった松本の街へ飛び出します。

Dscn1179

途中からの参加でしたが、
全ての店舗を周遊したkenchieさん夫妻と合流。
小さなお疲れさま会を経て、お開きとなります。

Dscn1180

今朝が随分と遠い昔の様に感じます。
今度は、ほぼ定刻通りに電車がやって来ました。

Dscn1181

自宅最寄り駅の桜。
荒天の始まりでしたが、桜と共にあった時期、
何だかんだで、良い日和に恵まれていたんだと思います。

Dscn1186

思わず買ってしまった本日の〆。
セブンイレブンの冷凍つけ麺がたいへんに出来が良いと評判で、
興味を抑え切れずに。
そして、なるほど、たいへんに美味でした。
「勢天」、六厘舎の冷凍お取り寄せつけ麺が始まって、しばらく。
こうして、冷凍麺の美味しさが、より手軽になって来たのだなぁ…と思います。


さて、
NOMDOS、厨十兵衛、アガレヤ、ばんざい家、風林火山と、
5店舗をはしご酒、
10蔵の福島酒を、
心いっぱいに染み込ませた1日を申し上げて参りました。

会を重ねる毎に、
イベントとしても成熟されて来て、
笑顔に溢れた1日を僕らは過ごす事が出来ています。
縁があり、
遠く離れた…けれど、どこか似た所もある、
福島と松本の間に、笑顔ばかりの思い出が増えて行く…
これはたいへんに素晴らしい事ですな。

NOMDOS、深澤さんの言葉が思い出されます。
「福島をもっと好きになる」…と言うこと。
本当に良い言葉だし、それが皆の願いなんだと思います。
僕がこうして書いているのも、
「これだけ、僕とYOKOさんは楽しんだんだ!」…と、
声を大にして言いたい、伝えたいからなのだと思います。
今日の感謝は、あくまで「点」なんだと思うんです。
第1回、第2回、それぞれも「点」、
福島を好きになって、会を重ねる、思いを重ねるから、
「点」が「線」になって、「繋がる」と言う事になるんだと思います。
繋がることは、つまり「福島を好きになった」と言うこと。
生活のどこかしこに、
こうして信州までやって来て下さった福島の蔵元さん達、
彼らが届けてくれた想いや、美味しさを感じられる様に、
益々なって行くことでしょう。

長講一席、長く申し上げて参りました。
昨今、芸能人、タレントさんが
「ふるさと親善大使」に任命される…なんて、よく伺いますよ。
「城下町ほろ酔い散歩」に参加された皆様は、
きっと明日からでも、
公式のお名刺はありませんけれど、
福島酒の親善大使になれるんじゃねぇかなー…って思います。

こうしてブログを読んで下さった方だって、
もちろん、福島酒の親善大使になれると思いますよ。
ええ、グラスの中にある、その1杯、
1杯の福島酒が、名刺代わり。

もっと福島を元気にしてみせようじゃありませんか。

さぁて、ちょうどお時間。

ありがとうございました。

ありがとうございました。


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