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2012年8月19日 (日)

月火水木金土日…と、温泉に行って来ました。(2012年8月)




記録として。


湯上りサッパリ玉子肌…とか、何とか。

それ以上に、

湯上がりに、お互いが笑顔なのが良いじゃないか。




自分が勤めている会社は、
3連休となる休日…ほら、ハッピーマンデー法とかね。
ああしたお休みを休みにするを良しと出来ない事情があって、
今回、お盆休みを8月11日から8月19日までとしました。
その分の休みを合わせてまとめた…と言うことで。

この休みに、
「何かをしよう」と僕とYOKOさんはあんまり思いませんでした。
「どこかに行こう」とか、
そう言った毎日へのフロンティア・スピリッツなんて、
始まった頃は、本当に、何ひとつ無かった。

8月の最初に、四ツ谷での「大長野酒祭」があって、
翌日は、池袋演芸場で12時から17時近くまで落語を聞いて、
十分に遊んだから、満足していて、
「何かしよう」と思わなかったんですね。

元来、
「温泉には向かないな」と自分に対して思っていて、
何故なら、熱いお湯に入り難くて、
ひとり暮らしをしていた東久留米時代、
雰囲気を味わいたくて、近くの銭湯に行った時、
その湯の熱いこと!
入るまで、湯船の横で座ったまま…、
ジッとして10分以上、それが何とも辛かった。
入れない時間の情けなさったら無かった。
今思えば、
誰も見ていなかったんだろうけれど、
何だか恥ずかしかったのを覚えています。
それがハタチくらいの時分。

2012年7月末。
会社でのストレスがいろいろ露出していて、
どうにもならなくなりつつあった頃で、
YOKOさんに、
「週末はどこかに行きたい」とメールをしていた模様。

…とは言え、
日本酒を飲んで日中に遠出が出来る訳でも無し、
「どうせ無理だね」
…と言った気持ちもあったかも知れない。

煮詰まっていて、いっそ現実逃避、
自分が体験した事がない世界にしよう…と思ったのかも知れない。
YOKOさんが「出掛けるなら日曜日が良い」と返事をくれて、
唐突に僕は「近場の温泉かなー」と、
僕にしては、今を以ってもあり得ない、想像し得ない返事を次いで送っている。

大袈裟だけれど、
確かに、
温泉を避けて今まで生きて来た訳だから、
どこに行ったら良いかなんて分からない。
YOKOさんが行った事があると言う、
松川村の「すずむし荘」に行く事にした。
地図を見ると、よく行く「アートヒルズ」の先を…
「山のたこ平」と言う、どうにも気になる看板を、
そのまま真っ直ぐ行けば着くらしい。
道も簡単。
行ってみようじゃないか…と出掛けた。


2012/07/29

温泉・松川村・すずむし荘


これがきっかけになる。
「あれ、なんだ入れるじゃないか」…と自分に言う。
熱い…ンだけれど、
すごくゆっくり入れば熱くない。慣れる。
そして、何だろね、”度胸が据わった”と書けばカッコ良いのかなぁ…
何の事はない、年嵩が増しただけだと思うけれど、
まわりが気にならなくなったし、
どんなにゆっくり入ろうとも、湯銭は支払っているのだもの、
自由にさせてもらうぜ…!
…と言った心持ちで、湯船に取り組んでいた…と思う。

2012/08/13

山形村・スカイランドきよみず

お盆休みに入って、普通の週末と同じ日程、
土日を超えて月曜日のこと。

近くにあるらしい…と知って、向かう。
随分と辺鄙な場所にあって、
大浴場の広さに感動しつつ、そこに自分以外誰もいない事に、
すごく贅沢な気持ちになった。
少し熱めのお湯で、高台にある分、遠くが見えて気持ちが良い。

僕がお風呂から出ると同時に、小さな子供さんが入って来て、
ガラス戸のヘリを四つん這いみたいに走っていて、
裸であるから、より一層、子猿みたいに見えた。

山の道を登って行く。冬はちょっと無理かな。


2012/08/14

温泉・たつのパークホテル・たつの荒神山温泉


会社の同僚さんから聞いていて、
是非とも行ってみようと考えていた。
理由は「ぬるいんだよ」と教わったこと。
ただ、その方は、
”熱過ぎる”と噂の野沢温泉に入る事が出来る方で、
些少の猜疑心を持って聞いていた事も否めない。

広く、深めの湯船。
足で触れると「あたたかい」の少し上くらいの位置。
「あっ、行けるかも」と思って入ってみると、
「わっ、熱い」と言うより早く慣れた。
柔らかいお湯…と言うのか、
かなり程好い。気持ちが良い。

源泉漕もあって入ってみると、寒い。
そうした源泉を温めているらしい。

それなりに広い年齢層で賑わっていたけれど、
全然、窮屈さがなくて、良い。
ゆっくり入る事が出来て、とても気持ちが良かった。
露天風呂から、下の…散歩している親子連れが見える。
あれ、するってぇと、下から僕らが見えるんじゃないか…と、
思ったのだけれど、どうだろう。

この辺りから、
「温泉って良いな」…と思い始めて、
「明日も行けたら行きたいな」と考え始める。


2012/08/15


大町・葛
温泉・温宿かじか


この休み、そう言えば、
「大町に行こう!」…とは決めていたんだった。
遠いけれど、遠過ぎる事はなくて、
ちょっと足を伸ばすくらい。
ちょうどファンキーシャトーの「GrisGris」が入荷していたり、
そもそも贈答用に竹かごギフトが欲しくて、
また、ユナイトコーヒーのネネさんの子供たちも見たくて、
色んな事が重なって大町に行くのだけれど、
まさか温泉にも行くとは思わなかった。8月の頭くらいの自分。
横川商店の呑ん子さんから温泉の情報を聞く。
大町温泉郷も良いけれど、
更に奥、葛温泉にも良い場所があると教えてもらって、早速向かった。

同じ長野県内かと思うと驚くべき、
渓谷風景。絶景谷間を進む。
馴染みになりつつあった大町の街並みとは、
大きく異なって、
エネルギー館の先では、道路を通行中のお猿の群れが。

とにかく雰囲気のある温泉だった。
内湯はちょっと熱い。けれど、その熱さがたまらなく心地好い。
室を感じさせる内湯で、
囲まれた感覚が…木造り、その雰囲気が、和の極地、落ち着く。

外湯は、日によって温度が変わると言う。
僕らが赴いた日は、
とてもぬるくて、湯の花がたっぷり浮かんでいた。
ぬるい。
でも、ずっと入っている事が出来そうで、
羽毛布団の中に、寒い朝方に潜り込んでいるみたいな、
そうした出難い心地好さ。良い。


2012/08/16

塩尻・崖の湯温泉・薬師平茜宿

施設がどこかこう…。
露天風呂は、虫との戦いで、
虫がすごく苦手な自分には、この旺盛な時期には向かない。
内湯に入って、ボーッとした。
静かに時間が流れている感じ。

その後、思い付きで高ボッチ高原まで行き、
サンダルのまま頂上まで400m登る。
高原は実に心地好い風が吹いていた。
富士山が見えて、
諏訪湖が信じられないくらい小さかった。
雲が近くて、手が届きそうで、
家に帰って来る直前、
「あぁ、雲が遠くなってしまった」と思ったものだった。
さっきはあんなにも近くて、
「僕のものだ」とすら思えたのに。


2012/08/17

乗鞍高原温泉・湯けむり館

奈川に行こうとしていて、
電話をしてみると「今日はお湯の入れ替えでやってないんです」と、
それでも丁寧に対応して頂く。
「じゃあ、どうしよう」
…”行かない”って選択肢も勿論あるのだけれど、
こう温泉に入って来ていて、
「にごり湯に入ってみたい」と思う。
どんなものか見てみたいなー…っと思う。
買ってあったガイドブックには、
「湯けむり館」と「泡の湯」があるのだけれど、
「泡の湯」は混浴なのか、露天が男女それぞれなのか、
イマイチ分かりにくい資料で、
インターネット上を見ても、よく分からない。
分からないので、
「今日は湯けむり館だ!」と出掛ける。

上高地に向かう道と言うのは、
新島々駅直ぐの「深澤酒店」以降に行った事がなく、
初めての道、
名前だけは何度となく聞いた「稲核(いねこき)」地区、
風穴の里にも、やっと立ち寄る事ができた。

湯けむり館、混んでいるけれど、
内湯、露天ともに広くて混みが気にならない。
露天に入っていると雨。
それもまた何だか風流に楽しめる。
後半は内湯に浸っていたのだけれど、
温度計表示で38度くらい。
硫黄のかすかな香の中、じっくり入る事が出来る。
すごく気持ちが良い。

にごり湯、足をグーンと伸ばして、
開いたり閉じたりしても、
色んなものが見えないので良いですね。うん。

2012/08/18

川温泉・富喜の湯


途中までは昨日通った道を行く。
梓湖で左折。ここからはほとんど対向車もいなくなる。
鄙びた温泉宿…と言う感じではあるけれど、
そこかしこに清潔感があって、また対応も良い。
当初、電話で営業を確認した際の対応も良かった。
道中、リフレイン奈川の跡地も見るが…
こうした場所では、やっぱり対応って大事だと思う。

少し早めに着いた事が功を奏したみたいで、
終始、貸切状態。とってもゆっくり出来た。
内湯はレトロなタイル張り。温度も適温で心地好い。
露天風呂は、塩尻・崖の湯程ではないけれど、
多少の虫来襲があったけれど、本当に気にならないくらい。
緑の山と青い空、光る雲を眺めながら、
ぬるめの…内湯の方が少し熱いかな、
ゆーっくりじーっくり入る事が出来て、相当に気持ちが良い。
露天風呂は、間仕切の向こうに女性用があって、
声が通るので、YOKOさんと「これはいいね!」なんて言いながら入る。
これもまた良い。
勿論、他にどなたもいらっしゃらなかったから…だけれど。

帰りに初めて「とうじそば」なるものを食す。
「福伝」と言うお店に寄りました。
奈川名物。そう言えば、第一に奈川地区に来るのも初めて。
ウマイはずだよ、お富さん…
醤油とダシを張った鍋にネギと油揚げと鳥肉、山菜など。
この鍋が美味しくないはずがない。
ここに茹で上がったお蕎麦をザルに入れて投じる…
少し温めて食べる訳だが、そばの風味とか、
もりそばの良さと比較するのは滑稽で、
全く別次元の美味しさ。これはこれですごく良い。

〆に、そのツユを使って玉子雑炊にするけれど、
これもまたバカウマ。
YOKOさんとふたりで、
とうじそば2人前+そば1人前追加+雑炊用ライス&玉子セット。
これだと、やや多いかなぁ…くらいの量。
でも大満足。


2012/08/19

竜島温泉・せせらぎの湯


乗鞍と奈川に行った都合、この看板の前を2回通って…
いや、行き帰りだから、4回通っていまして、
だったら、最終日はここかな、と。
母、叔母も行った事があるらしく、
それなりに聞こえたので行ってみました。

駐車場に多く車があって、
時に山帰りのバスも止まって、時に混む…みたいだけれど、
やっぱりお湯ってぇのは、
10分はともかく、20分も入ってはいられない。
体を洗う人、休憩室で休む人が多くて、
何だかんだで、
小さめの露天風呂にも、内湯にも十分に入る事が出来ました。

公共の…と言う事もあるのか、
どこか日曜日の夕方に適した、のんびりとした雰囲気で、
街中の銭湯に近いイメージでした。
横になって寝ているお父さんがいたり、
高校野球がテレビで流れていたり。

調べた通りに露天風呂は、ツルツルと…ヌルッと…
アルカリ泉の特長を表していて、良い肌触り。
内湯は半かけ流し、半循環なんだそうで、
ジャグジー風に浮き出る気泡に揺られながら、
やっぱりヌルッとしたお湯が、
泡で勢い良く流れるのは、気持ちが良いです。



…と言う夏季休暇を楽しんでいた、

僕とYOKOさんなのでした。

疲れた…って所もない訳じゃないけれど、
色々と知る事が出来て、
十分にリフレッシュ出来ました!

さぁて、明日からまた頑張ります!

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コメント

凄い温泉紀行ですね!湯あたりはされないのでしょうか?nonkoは京都時代から唯一「昼神温泉」に泊まり3度入ると湯あたりします(笑)ちょっと遠いですが、秋には妙高の燕温泉・黄金の湯がオススメです。YOKOさん恥ずかしがられるかな?鄙びた温泉街ですが、とってもいい雰囲気の露天風呂です。昨年の燗酒のイメージポスターになった場所です。

投稿: nonko | 2012年8月20日 (月) 01時33分

nonkoさん、コメントありがとうございます!
教えて頂いたりもし、楽しませて頂いております!
湯当たりは今の所、身に来ているものがないので、
何とかなっている様です。
妙高ですか~!
温泉などのガイドブックを見ますと、
やはり北信から先、北の山々に多く湧いている…
そんな印象を抱いています。
冬になるとなかなか遊びに行けなくなりますので、
北信から先、入りに遊びに行きたいですね~!
燕温泉、

http://blog.livedoor.jp/nonko0127/archives/55491956.html

このイメージですね!
そして、ブログを拝見すると勢正宗さんと同日に行かれる事が多い様子。
やはり自分も北信に行くならば、
中野は必ず寄りたい場所です!
ルート、参考にさせて頂きます~!

投稿: SOJA | 2012年8月20日 (月) 12時18分

先日の北アルプス三蔵呑み歩きの際、カントリーツーリズムの後、今度は温泉巡りを始めたと言うお話しを聴きました。なるほど私たちも長野県へ足を運ぶきっかけも温泉巡りとキャンプだったからです。そこへ長野のおいしいお酒が加わったものです。燕温泉は、黄金の湯・河原の湯と行ったことがあります。河原の湯は、ちょっと奥まったところにあって、白濁したお湯と露天で混浴、秘湯に来たなと行ったと言った感じで、とても感激したものでした。
お酒に加え温泉についても話が盛り上がるのではないかと感じています。

投稿: maiko | 2012年9月12日 (水) 21時40分

・maikoさん

コメント、ありがとうございます!
なんと、その様な経緯がございましたか!
この記事の冒頭にも書きましたが、
この土地に住んでいて、
きっととても身近なものであったのに、
全く触れる事無く、
これまで過ごしてきました。
新しい趣味として始めた感覚で、
手当たり次第に…職場においても、
色んな方に情報を聞いて、
あっちへ行きこっちへ行き…の体勢になりました。
カントリーツーリズム上でも、
その土地での食べ物も楽しみにしていて、
また今回は食べ物+土地のお湯となり、
更に楽しさが広がったと感じています。
nonkoさんの記事で拝見した燕温泉、
とっても良さそうですね~!
時期と体力を考えて計画を立てねばですね!

投稿: SOJA | 2012年9月13日 (木) 05時48分

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