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2012年4月 4日 (水)

SNOW MONKEY BEER LIVE!(2012年3月17日・志賀高原総合会館98)

   


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えー、
誘惑箇所の多い中、
いっぱいのお運び様、誠にありがとうございます。
気楽なところで、一生懸命、書いて行く事にしております。
どうぞ、お付き合いくださいませ。

コラボ…近頃、よく聞きますよね。
ひょっとするてぇと、棒を手に持って「これは棒」…「こら棒」なのかな…っと
思ってみたりもしたんですがね、ちょっとお噂の「コラボ」とは違う様ですな。
んー…ご通可な方に伺ってみますと、
「コラボレーション」…この略だてんです。
異なる何かと何かを組み合わせて、ひとつの何かを作り上げる…これを、
「コラボレーション」と呼ぶのだそうですな。
では、男と女の異なる何かを…ねぇ?組み合わせるのも、
「コラボレーション」なんですか?と伺いますと、
これは違うんだそうで。

例えば、UNIQLO(ユニクロ)…服屋さんですね、
これと漫画の「ONE PIECE」とのコラボ…ってんで、
漫画のデザインのお洋服…Tシャツを販売する。
「おやつカンパニー」のベビースターラーメン…ありますよね。
ポリポリと食べるお菓子ですよ。
これとカップ焼きそばの「ペヤング」…まるか食品さんがコラボして、
ペヤングソース焼きそば味のベビースターを販売する…
こうした事をコラボだってんですな。

えー、
今回、YOKOさんとふたりで志賀高原にて、浮かれて参りました。
「スノーモンキー・ビアライブ」と言う催し物でして、
今年が記念すべき初回、第1回目…初めて開かれたものなんですな。
この催し物にも大きなコラボがございましてな。
「ビール」と「音楽」、
日本のクラフトビールと音楽をコラボレーションさせた祭となってございます。

見猿、聞か猿、言わ猿…今回は雪猿ですが、
ビールは飲みもの、お召し上がりものです。
音楽は聞くもの、耳から入るものですな。
噛んで含めて聞かせるなんて申しますが、
噛んで含めても、耳からビールは入りませんな。

ビールと音楽のコラボレーション、
会場で最も体現されていた雪猿のひとりは、こんな方でした。

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最前列で音楽に乗っている…
全国から集まったクラフトビール、ブリュワリーのビールを手にしながら、
音楽に乗って踊っている…
けれど、大切に思うのでしょう、ビールはけしてこぼしていない。
これですな。良い例。

僕らも音楽を楽しみ、ビールをめいっぱい楽しんで参りました。
さて、申し上げるお支度、調いましてございます。
おあとがよろしい様で。



「SNOW MONKEY BEER LIVE」は全3部制でした。
3月17日の昼に第1部、夜に第2部、翌日18日の昼に第3部と言う日程。
ビール…ブリュワリーとフードメニュウを提供する各店舗は、
3部全てに参加で、
登場するアーティストさん方に入れ替わりがある…と言う構成でした。

直前、摩幌美のモルトの会の面々とも話したけれど、
「どの回に行こうか?」と言う話にもなります。
僕とYOKOさん、Y岡さんは第2部に、T田さんは第3部に遊びに行きました。
どの回に…と言うのは、
やっぱり本目的のこのイベント以外にも、
志賀高原に行くのだから「何か」と思惑があるからで、
僕らは第2部でお泊りをした後に、
翌日は中野市に行こうと決めて参加しました。

山ノ内町で醸される「志賀高原ビール」は知っていて、
何度か買いにも行っていて、
ブリュワリー「玉村本店」のブログ「ゆるブル」も見ていて、
知っている方だとは思うけれど、
「志賀高原」と言う土地については、全くと言う程に知識がなく、
行き方、宿泊施設から探すイベントとなりました。

会場となる「志賀高原総合会館98」は、
バス停「蓮池」のすぐ近くにあり、
この近隣に宿泊施設が群生している…これを理解します。
するってぇと、
ビールと音楽の祭典をめいっぱい楽しんで、
徒歩で直ぐの距離、歩いて帰って、ゆっくり休む事ができる。
更に温泉まである様子で、
これは最高な楽しみになるんじゃないかとYOKOさんと話します。
折しも、志賀高原スノーヴィレッジなるイベントシーズンとも重なり、
当日夜には打ち上げ花火がある…そんな情報も入って、計画を立て始めました。

予約開始は1月中で、3月の天候が分からないからこそ、
大雪と言う状況下でも、
「長野市までは必ず行く事ができる」、
「長野市から志賀高原までの道は未到達地域。雪に不安あり」と言うふたつの要素から、
長野市の公共駐車場までは自車自走で進み、
長野市からは長電バスが出してくれている急行バスに乗って蓮池バス停まで行こう!…と、計画を立てました。

そんな訳で、行きの姨捨S.A.にて軽い食事を。
何故、”軽く”かって…そりゃあ夜に控えた祭は、実はフードメニュウも普段食べられない、
関東、関西のBeer Barが出店し、店毎のメニュウで迎えてくれるから、楽しみな訳です。

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物珍しいものには、目が行きますよね。
正直、「期間限定」「魁」と言う文字だけで選んでいた感じ。

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ベーコン入りのライト・テイストの味噌ラーメン。
「あっ、なるほどベーコン入りか…」と気付く体たらく。
けれど、結果オーライ…と言った感じで、大きなベーコンの塊がゴロゴロと。
顎が疲れるくらいのボリュームでした。

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麺は細麺でパッツリした食感で、なかなか良い。
加えてキノコを煮付けたものも、たっぷり入って、味わいにアクセントがあって良かったですネ。
YOKOさんは、とろろうどんをお願いしました。
とろろがすっかり汁に溶けてしまって、やや残念そうでしたが、
腹ごしらえにはなったかな…と言うところで。


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日常、長野駅には滅多に訪れない訳だけれど、
毎年1度、訪れるのは、
決まって「メトロポリタン長野」で催される「長野酒メッセ」、
これは長野駅西口側。
こうして長野駅東口にやって来る事は、より一層ない訳で…
YOKOさんとふたりで、
「どちらが東口だったか?」を討論し、
僕が西、東を間違えながら、このバス乗り場に到着しました。
長電バス、志賀高原への「急行」便。
市街地の雪道ならばいざ知らず、
山間の、高原の雪道に不慣れな為に、ご厄介になる事にしました。

ちなみに、
直前に立ち寄った東急Food SHOWでは、
日本酒の品揃えもさることながら、
クラフトビール、海外のビールがなかなかの充実ぶりで、
よっぽど買って帰ろうか…と思った程でした。
あれは素晴らしい♪

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「こんなに高い所へ行くんだ」
…と、僕もYOKOさんも車窓を眺め、思います。
「高天原」と言う地名も納得の高地へ。
地獄谷野苑公園へ行く際に通った上林温泉入口を越えると、
そうした看板もありました。
「ここからは山道になります」
山ノ内町の街並が、グングンと遠退いて山を登って行くバス。
道路脇の山肌には、どっさりと雪が積もっていました。

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SNOW MONKEY BEER LIVE、会場は「志賀高原総合会館98」です。
急行バスのひとつの着地点「蓮池」バス停、
ここから徒歩2分程の距離にあります。
「蓮池」バス停周辺には宿泊施設が何軒かあって、
バスを降りて…降りたらもう、この光景。徒歩1分もない。
「白樺荘」を僕らは選びました。
今回は夕食なしのSNOW MONKEY BEER LIVE用特別プラン。
会場でのフードメニュウを楽しみにしているので、
当初、通常プランでは、夕食分のお値段は掛け捨て状態で、
勿体無い…と思っていた不安も解消されていました。
今回のイベントは、
志賀高原一円で動いている感じがあり、
初回でありながら、とても行き届いたイベントであったと感じます。

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「白樺荘」の玄関。
ここまでの間に、
踏み固められ、雨でツルツルに湿った地面に、
YOKOさんは1回転んでおります。

志賀高原地域に温泉がある事も、今回の旅で初めて知りました。
第2部の開始時間まで余裕を持って訪れていたので、
ひとっ風呂浴びて、ゆっくりと待ちます。
少しぬるめの…疲れてしまわないくらいの、
気楽な心持ちで入る事が出来る本当に好いお湯加減でした。

上がってみれば、お腹も空いて来る訳だし、
そう、何よりもクラフトビールがお待ちかねで!

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「白樺荘」を出て会場へ向かうべく、交差点を渡ります。
「蓮池」のバス停には、志賀高原各所スキー場へ向かう…
ナイタースキーへ向かうスキーウェアに身を固めた方々。
どう見ても市街地的な軽装の我々。
翌朝にも感じる事だけれど、確実にこの地…スキー場群生地に、
不釣り合いな服装。
ビアフェス、こうしたイベントがあるからこそ、
僕らも初めてこの地を知る事が出来て。

更に楽しんで知って行こう!…と先を急ぎます。

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”急ぎます”…ワクワクして自然と早足になっていたのだけれど…
本当に間も無く着きました。
ビックリするくらい近い。「総合会館98」まで5分もない。
このロケーション、素敵です。

開場前、暫く並んだ末に、
スノーモンキーロゴ付きチューリップ型のグラス、
会場で使えるチケット5枚綴りを受け取って入場します。
待ち時間には、ライブのリハーサルを行っている音が漏れ、
否応無しの鰻昇り期待心!

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スタート!

…と言う事で、真っ先に向かったビール、
「まず、どれから飲みたい!?どれから飲もうか!!」

YOKOさんとふたりで立ったブースは、三重の伊勢角屋ビール!

数年前からずっと好きでした!
普段、飲む機会がない樽生版の伊勢角屋の味を楽しめるなんて、
もうたまらん!
…と向かいました。

YOKOさんは、アメリカンペールエールとカテゴライズされた、
「ペールエール」、僕はベルジャン・ホワイト「メロウ・ウィート」から!

スタンダードでもあるペールエール、
こう…「やっぱり美味しいね!」と笑顔になる味わいです。
香や苦味、喉の通りの良さ、全てに満点、満足の美味しさ!
メロウ・ウィートは、スーッと入り掛けて、
一旦、フッと留まって、やっぱりクッと臓腑に落ちて来る感じ。
強さもあるけれど、飲みの途中から後半に掛けて、
ポンッと音を立てる様に膨らんで、弾けて、
余韻に甘味が残り、心地好い感じ。
攻撃的な印象でないのは、「メロウ」のイメージに合致します。



スノーモンキービアライブ、
玉村本店・志賀高原ビール公式ブログ「ゆるブル」、
Twitterアカウント「@drunksnowmonkey」などの事前情報から、
このイベント、フードも楽しみなものだと知っていました。

県内、関東圏、関西圏から、
Beer Barがフードを提供してくれているんです。
勿論、各店の特色が出るものが用意されていました。

今回、ビールは全てチケット1枚と交換になっています。
チケット5枚綴りで2000円になるので、1枚は400円。
注がれるビールは200ml程度とは、ブログか何かに掲載されていました。
会場に着いてから知るに至るのですが、
フードメニュウも全てに1品、チケット1枚と言うシステムなんだそうです。
分かりやすくて良い!

僕らは陣取ったテーブルの場所を確保したくて、
常に僕とYOKOさん、どちらか1人が残って、
どちらか1人が取りに行く夫婦システムを構築。
自然と僕がビールを、YOKOさんがフードを取りに行く構図。
お互いにチケットを持って、ウキウキで出掛ける感じで、
「旅は雪、呉竹の群雀、留まりては発ち留まりては発ち」のイメージ。

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僕は、小布施の「地もの屋響(ゆら)」のブースへ。
松本・塩尻が主戦場だからこそ、
なかなか、北信へは飲みにいけないのだけれど、
近くにあれば、毎週にでも通いたい、
素敵なランチも出来るし、夜は呑む事も出来るお店。

「合鴨とネギのピンチョス風」を作っている真っ最中。
響き始めたステージ上、DJブースとは異なる良い音。
これに合鴨をクルッと巻いて完成。

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一緒に「チーズ2種のプレート」も貰って来ました。
これ、後半までずっと程好く残ってくれて、
呑み進める中で、良いアクセントになってくれて、重宝しました。

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すっかり支度を調えて、乾杯!


YOKOさんに、次なるフードはどうしようか?
…と相談すると、
「いちばん気になるのは、BarADOのキーマカレーかな」
…と言う。
喜び勇んで取りに行く…と目で追うYOKOさんの姿が、
フッと人の波に消えて、暫くすると別のブースの前へ。

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帰って来たYOKOさんが持っていたのは、
茅ヶ崎の「HOPMAN」が提供する「釜揚げしらす丼」でした。
何でも手違いがあって、キーマカレーがないんだそうで。
これは大阪まで食べに行くフラグの様に感じながら、
「釜揚げしらす丼」を頂きますが…
これがもう、すこぶる旨い。馬鹿な旨さ。バカウマ。
「海辺の連中はこんな美味なものを食べているのか!」
「悔しやのう、悔しやのう!」…と言う旨さ。
とにかく香が良い、風味が良い。
塩気がキツくなくて、香と共に米を旨くさせるちょうど良い、
シラス濃度で、たまらない感じ。
こっ、これも”もう1度食べたければ、茅ヶ崎へ”と言うフラグでしょうか。

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続いてYOKOさんが選んだビールは、
鳥取から参加の「大山Gビール」から、
酒米「山田錦」を使ったエール、「八郷(やごう)」!
香が甘酸っぱさと豆っぽさ、
不思議とホワイトビールっぽさがあって、
飲むとフローラルさとキュートさ、軽やか可憐な印象です。
YOKOさんは「甘酒、ひなあられのイメージ」とのこと。
なるほど、言い得て妙。
そう言えば、ひな祭り…春の節句の頃「摩幌美」で出て来た、
その「ひなあられ」に近いイメージが浮かびますね。

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僕は、ヤッホーブルーイング・軽井沢高原ビールシーズナル2012、
「ベルジャンホワイト」を選びました。
缶でこそ呑むことはあれど、
信州だからこそ売っている場所があれど、
こうして樽生で出会う機会は、やっぱり少ない訳で。
「飲みたい!」と思う訳ですな。
とても!…クリーンな飲み口、清らか。
後半から余韻に掛けて、ホッとする甘みが届いてバランス良く、美味しい!

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高天原ホテルのピザ「ナポリ風マルゲリータ」…
本当にフードが充実なんです。
しかも、大き過ぎない会場だからか、
何もかもが近いんです。取りに行き易い。
フードもたっぷり、ビールは浴びる程あるんだろうし、
(浴びるのならば、一滴残さず飲み干しますが)
「こりゃあ幸せだ」と感じる訳です。

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前述の通りで、
ビールは僕が、フードはYOKOさんが取りに行く、
夫婦間システムが出来上がった中で、
(僕から見れば)「YOKOさんの食べたい順」に出て来る中、
続いては、
下北沢の「うしとら」ブースから、2品、運ばれて来ました。

公式アカウントなどでフードメニュウの一覧を確認していた頃から、
明らかに全体の雰囲気の中で、異彩を放っていたメニュウ、
「みそ田楽」は、
デミグラスソースの様な香がして、けして”異”なるものではないと思いました。
味噌ともデミグラスとも感じる香が、更にビールを美味しくさせます。
「ジャークチキンラップ」は見た目通りの美味しさで、
「パクつく」感じ、片手にビール、片手にジャークチキンラップはナイスコンビネーション。

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続いて、YOKOさんは北海道からアメリカンスタイルIPA、
ノースアイランド・ビールの「IPA」を。
ここまで飲んで来た中で、最もホップが利いた存在。
そのホップの香、苦味が爆発して、たまらなく心地好いです。
「これ!これ!」って感じで。

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僕は、千葉県は舞浜、ジャーマンスタイル・シュバルツビア、
「ハーヴェストムーン」の「シュバルツ」を持って来ました。
ハーヴェストムーンを代表する銘柄だと音に聞くもの、
なるほどの美味しさでした。良い味わいがいっぱいして、
苦さも良い、焙煎感のある香も良い、香に後押しされる甘味も絶品のバランス!

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続いて、
地もの屋「響」の「信州ポークのソーセージ」にかじり付きながら、
どんどんとビールが進みます。

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神奈川県厚木から「サンクトガーレン」のアメリカンスタイルペールエール、
「ゴールデンエール」を。
「ゴールデンエール」と聞くとベルギーの「Duvel」なんかを思い出し、
YOKOさんが好みのタイプが多いのですが、
これが実に飲み易い、「Duvel」と比べるならマイルド&ソフトで、
ホップが程好く利いた味わい重視の美味しいバランスのビールに感じました。

これまで数杯、ビールを飲んで来て、
YOKOさんと話すのは、
「どれもハズレがない、どれも本当に心から美味しい!」と言うこと。
「嬉しいねぇ」と言い合える空間でした。

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静岡県は沼津、「ベアードビール」のアメリカンペールエール、
「ライジングサン」は、ベースにホップの心地好さがあって、
程好く苦い、この”程好く”が喉を通って余韻まで満たされていて、
グイッ、グイッと飲ませる1杯でした。
飲むことを気持ち良いと感じさせながら、飲ませる1杯。

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ステージ上はGEBOからAFRAにバトンタッチ。
そこで再び「乾杯!」の声に、会場が一体となって応えます。
飲んで、音に乗っていても心地好いけれど、
更に、こうしてひとつになる雰囲気、味わう醍醐味。

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YOKOさんの次なる1杯は、
軽井沢「ヤッホーブルーイング」のアメリカンペールエール、
「よなよな”リアル”エール」を!
これ、以前にOLD ROCKで飲んだ事があり、
感動した記憶も新しいのですが、やっぱり旨いです。
魅力ある、人好きのする味わい。
ふわっ…と香って甘くって旨口で!
ビールを飲んでの心地好さには、爽快感以外にも、
こう言った触り方もあるんだ…と気付かせてくれますね。

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僕は真打ち!山ノ内町の玉村本店「志賀高原ビール」から!
「Saison One」のドラフト版を頂きました。
「Saison One」と言えば、閃光の様な華やかさで好みの
「山伏・壱」…渋温泉に行った時だって飲んだし、
このドラフトを飲む機会が「いつか来たら嬉しいな」と思っていました。
もう、本当にお待ちかねの思いで頂きました。
華やかさが更にボリュームを上げながら、リッチ&クリア!
鮮やかさを持ちながら、飲み応えを増しながら、爽快に華やぐ感覚。
素晴らしい1杯です!

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色んな人が食べていて、
「美味しそうだなー、良い匂いするなー」と思って、
渋谷「Craftheads」の「チリビーンズ」を。
ここまで食べて来て、終盤の今、
ちょっとずつ食べる事が出来て、スパイシーな味わいは、
目が覚める様で、すごく美味しい。
辛味のある味わいはビールの涼やかさと対象的で、
だからこそ双方を、更に美味しく味わえました。

YOKOさん曰く、
フードをもらう時に「チーリ♪チーリ♪」と踊らされたらしい。
出来れば、その光景を動画で撮っておきたかった。
愛嬌を感じるお店の様子。


ここまで音に乗って立ち続けて来ましたが、
少しずつ疲れも見え始めていたので、
休みながら、かつ、飲もう!…と言う事で、2階席に移動します。

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志賀高原一ノ瀬「シャレー志賀」内の
「SkiBar JARON」が提供していた、「ミックスナッツ」を携えて2階席へ。
写真には残っていませんでしたが、
プラスチックコップに目一杯のミックスナッツ、
後半によく出て居た様で、本当に酒の友、
程好くお腹が満たされた後の時間のツナギに最適でした。

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ただ、ミックスナッツだけ持って2階へ上がりはしません。
僕は初めてお伺いする富山の「城端麦酒」からペールエール、
「NPA」を選びました。

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YOKOさんは当日お披露目だった志賀高原ビールの新作、
アメリカンスタイル・エクストラペールエール、
「AfPA」…アフリカ・ペールエールを選びました。

城端は…「ジョウハナ」と読むのですね。
まず、読み方から知るほど…初めての出会い。
期待しながら飲んでみると、
それはそれは、すごく好みの味わいで程好く甘みがあって美味しい。
当日、1番の気に入りと思えるくらい体に合う美味しさ…だと思いました。
自然に強過ぎず弱過ぎずに入って来る感じ。
2階席でライブを見ながら、ゆっくり飲んで行く中で、
温度が上がって来ても、ふわっと飲み応えが程好くて、
ぬるめの温泉に入っているような幸福感。

「AfPA」は、これまでの志賀高原ビールのシリーズを、
それなりに飲んで来ている僕らの中で、
今までで、いちばんライト・テイストだと思いました。
けれど、ピルスナーあたりまでライトさ、軽快さを追い掛けていない感じ、
軽やかでシャープな爽快感、
鋭利さより細やかな気遣い、流麗な爽やかさで美味しい。

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アンコールなどがありながら、盛り上がるステージ。
冒頭、”マクラ”に書いた通りで、
みんな音とビールを楽しんでいたけれど、
中でもMVP的に、上から見ていて目を引いたのは、
ビールと音楽の融合をステージ最前で体言していたのは、
富山ビアフェスの水色のTシャツを来た男性…だったんじゃないでしょうか。
ずーっと踊っているのに、ビールはこぼれない。こぼさない。
両立。
ここから「富山、面白そうじゃない?」と言う話が、
YOKOさんとの会話の中で、出続けています。
7月、七夕の頃に開かれるビアフェス、
泊り掛けで行こうか…行きたいな…と言う話になりつつあります。

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YOKOさんは続いて、
「ハーヴェストムーン」の「赤ぶどうのエール」を選んだのだけれど、
いざ、ブースの前に立ってみると、売り切れてしまった様子。
「ならば…」と伊勢角屋のフルーツビール「でこぽんアンバー」にしました。
日曜日に参加した摩幌美・モルトの会のT田さんからのメールにも、
「でこぽん、うまし」とあった通り、
美味なるエールで、
果実感溢れる…ジュースっぽいビールも美味しいですが、
しっかりエールであり、苦味もあり、かつフルーツビール…
昨今、こう言った雰囲気、あまり味わっていなかったな…と思います。
フルーツ感、でこぽんとホップの残り香の共通点が、
爽やかに余韻に感じられる逸品でした。

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たぶんこれで最後の1杯となるだろう…
そう思って、どのビールを選ぼうかと悩んだ末に、
僕は「NPA」の美味しさが忘れられず、
城端麦酒のブースへ。
ハーブスパイスエールで「アールグレイ」をお願いしました。
これもたいへんに気に入りました。
程好い紅茶感。
甘味のほぐれが良く感じますが、
「NPA」にも通じるもので、
きっと城端麦酒の特長なんだろう…と想像しながら頂きました。

申し訳ない先入観を、今だからこそ告白しますが、
「アールグレイは気になるけれど、イロモノ的な味わいかも知れない」
…そう思ってグラスを受け取っています。
けしてそんな事はなかった。
上手な味わいの出し方に感嘆しました。

様々なブリュワリーが名前で目を惹くボトルを出していて、
群雄割拠の中で、切磋琢磨されているんだと感じました。
アイディアとそのアイディアを実現する味わいの追究と…
クラフトビールのブリュワリー、
可能性が物凄く多く、実に豊富にあって、
可能性から生み出される1杯を届けられる楽しみ、僕らは自由に飲むことができるんだ!
…気付かされますし、ビールの世界の発展を、
より一層、感じるに至りました。

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ちなみに、今回はこうしたお酒のイベントでは欠かせない、
「水」の準備も存分にされていて、申し分ない、
行き届いた運営に感謝の気持ちさえ抱きます。
様々なイベントに参加されている主催、ブリュワリーチーム故でしょう。

飲料水はサーバーから自由に得る事が出来、
うっすら炭酸が絡んでいて、爽やか。
何より、普段は触れる事がないビアサーバーのハンドルを握る事が出来ました。

スノーモンキー柄のグラスは各人1脚ずつですが、
グラス洗浄用の水も用意されていて、
濃い…スタウト系の後のグラスに残る香ばしい匂いも、
次のビールに向けて洗い流せましたし、本当に行き届いていました。

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「スノーモンキィビアライッ、ニイゼロワンツー♪」

会場に響くパンチライン。
Youtube上に、AFRA&GEBO feat.DJ NAO-Kのユニットで、
動画…SNOW MONKEY BEER LIVEの公式ミュージック・クリップが公開されています。
この中で、流れている、繰り返されているリリック。
何度も何度も本物の音に乗せて聞いてきました。
耳で聞き、心で録音し、ずっと響いて残る。

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満足げな笑顔を見せるブログ「ゆるブル」、
志賀高原ビールを醸造する専務さん。
この素敵なイベントを感謝したい思い。
心の底から、満たされて楽しむ事が出来ました!



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ライブが終わった段階で、
閉会時間までは余裕があったのですが、
これまでずっと音が流れている空間に酔っていたせいか、
何だか急に祭りの後、静かな雰囲気が寂しく感じられます。
YOKOさんとふたりで14杯も飲んだ事ですし、
「ここまで」と決めて、総合会館98から出て来ました。
日中には気づきませんでしたが、
イベント会場「SNOW VILLAGE」があり、
「散歩して行こうか」と、気分良く入って行きますが…。

特にYOKOさんの靴は底面が平滑なもので、
面白い様に滑っていました。
1度、「写真を撮ってもらえますか」と声をかけられたので、
自分がその方々にカメラレンズを向けている最中、
隣でツルツルと滑り、すがり、最終的に尻餅までを、
ニコニコと楽しそうにしているんですね。
これを見て、撮影される側もニコニコとして、
結果、良い写真を撮って差し上げる事が出来ました。

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意気揚々と歩くYOKOさん。
帰り道は本当にあっと言う間。楽です。
「白樺荘」のロビーでコーヒーを頂いて、本日の全行程終了!

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…としたい所ですが、
自販機、好きなんですよ。僕は。
珍しい自販機にときめくンです。
ハーゲンダッツの自販機、初めて見ました。
夜に甘味も肥えるだろう、肉になりそうだ…と思いはしましたが、
買ってしまいましたとも。

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スプーンもハーゲンダッツ仕様のものがいっぱい用意されていました。

「わっ」とベッドに横になり、翌朝まで。

「来年があったなら、行くね、絶対に行きたいね」

そう思う事が出来る、心からの楽しさがありました。

「スノーモンキィビアライッ、ニイゼロワンツー♪」

「スノーモンキィビアライッ、ニイゼロワンツー♪」

まぶたの裏に聞こえて来る様な、そんな夜。



翌朝は、再び長電バスに乗って長野駅まで戻って来ました。

一泊したToigo駐車場の料金は2000円。
それなりにした…と言えば、そうなのかも知れませんが、
雪道山道走行分と、帰りに中野に寄って、
実に手に入れたいと思う日本酒を、存分に買って帰る事ができる…
この効果は本当にプライスレス、
値の付けられない有意義なものだと思いました。

僕とYOKOさんは中野市に向かい、
まずはお昼ご飯として、「三幸軒」に向かいます。

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早速、目に入ったのは新メニュウ。

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三幸軒サラダは、
想像よりずっと豪華でたっぷり楽しめるものでした。
特色あるサラダで、チャーシューやメンマなど、
中華料理屋さんの美味しさも一緒に味わえるもの。
実は「ラーメン」か「焼きそば」か…を相当に悩んだ末に、
僕は「焼きそば」をお願いしたので、
「ああ、今日はチャーシューもメンマも楽しめないが、仕方がない」としていた所に、
このサラダだったので、嬉しく美味しく頂きました。
次回以降もリピート必至。

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こちらは欠かさずリピートしている大好物の「餃子」!
相変わらず旨いです。

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僕はそんな訳で、
「五目焼きそば」の「大盛り」をお願いしていました。

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麺の香ばしさがたまりません。
初めて三幸軒に来た日、
「岩清水」の小古井さんに連れて来てもらった日、
思い出の味でもありますが、
やっぱり食べて実感、こりゃあ旨い。

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YOKOさんは新メニュウの「特吟味噌焼きそば」を。
味噌の香が、中華料理屋さんの醬の雰囲気。
甘さと辛さが匂いにも共存していて、
太めの麺に、よく絡めて食べる、
また添えられた温泉玉子でマイルドにして食べる、
食べ方も工夫がされていて、良いメニュウに感じました。
結構なボリュームもありましたが、
僕が食べる機会を与えられたら、
それでも大盛で行きたいですね。たらふく食べたい。

今回も大満足!
そもそも、道中、YOKOさんと話したのは、
「もし、”臨時休業”とか”いっぱいで入れない”だったらどうするぅ?」
…と言う事で、
「いや、意地でも三幸軒しかないし、他は考えない!ダメだった時に初めて考える!」
…なんて会話もありました。
先に「岩清水」に行って、時間を経てから戻るとか、
色んな作戦を考えたりしていました。

とにもかくにも、ごちそうさまでした!


その後は、井賀屋酒造場「岩清水」を醸す蔵へ。

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一升瓶で、
今年の新酒「岩清水」の純米吟醸と純米五割麹の生酒を買って来ました。

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こちらは4合瓶。
「純米吟醸」と「純米五割麹」の濁り酒です。
今年から種類を減らして、ひとつのスペックでのバリエーション…
こうして濁り酒を味わえる方向性となっております。
これまで「岩清水」で「おりがらみ」はあれど、
「にごり酒」と言うのは、味わった記憶がありません。
とても楽しみにして購入し、戻って来ました。
すごく元気なボトルで、
「純米吟醸」はスクリューキャップでの開栓に15分程かかりました。

買って来た一升瓶も、
このブログ更新日4月5日において、双方すっかり空になっていて、
4月3日になって純米吟醸にごりを開栓、既に残り2合ほど、
今後開栓予定の純米五割麹のにごりも4合瓶1本のみ。
毎年、グングンとレベルアップしていると思う「岩清水」、
今年も更なる進化を遂げていて、
冷蔵庫で場所を取るとしても、一升瓶で欲しかったし、
すごく楽しむ事が出来る、魅力的な日本酒になっています。

以下、テイスティング・メモ。

【 中野市・岩清水・純米吟醸無濾過生原酒 】

初日:
甘みある静かな香。ややアルコールの雰囲気を感じる。
綺麗な香。清澄なものに、少しのだけ虹色が香る。
面白い。
ふっくら入る。
そして、鮮やかに広がる。
味わいが美しさ主体で、
ボディはきっとしっかりしている。
”きっと”と言うのは、ボディのタフネスを感じるが、
それは硬派でなく、ほぐれが良く、
広がりの中で、
果実と米の雰囲気が共存して、
果実っぽいとも米っぽいとも…
あぁ、そうだ。甘酒や麹の味わいだ。
横川商店謹製の甘酒にこうした美味しい甘みを感じる。
これは良い。美味しい。
甘酒、水飴、甘いけど、くどくない。
このほぐれの良さはきっと酸に裏打ちされていると思うんだけどなぁ!

瓶中程から後半:
全体により澄んで来た印象。初日のアルコールっぽさは初日だけ。
穏やかさもあり、全体のバランスが良い。飲み易い。

にごり酒を飲んでみると、
より一層、「岩清水」っぽい香を感じます。
味わいのボリュームが滓の分、強く感じますが、
それは重い訳ではなく、
押し付けがましくなく強く膨らんでいる感覚でした。

【 中野市・岩清水・純米五割麹無濾過生原酒 】

初日:
あれ?香は少しセメダインぽいとこある。
嫌な感じはしない。硬くないと言うか。
あっ、もう変わる。ネットリ甘い香がする。
物凄い圧力感、パワー、香にもうモッチリとした感じがある。
この餅感、すごいな!
(すぐに香が開いて来た模様)

飲んでみると実に酸が立つ!
これは旨い!甘みがバックに回っていて、
膨らみもあるし、豪放磊落!!
ほぐれの中に、旨味と厚みがおそろしく詰まっていて、
詰まっていて、
粒子のひとつひとつが存在感あるのに、
広がるし、旨いし、最高に旨いぞ!宇宙がここにあるみたい!
(メモそのまま。当日の自分は相当に興奮していました)

なんと言うか、
冷温で飲んでいる今だけれども、
燗酒でしか体験できない米の旨味が表現出来ている…と思う。
福島「奈良萬」などで感じる事ができる、
ああ言った燗酒の旨い、米っぽい旨さ、燗酒でこその味わいが、
冷温で十分に表現出来ている。これって凄い事だ!と思う。
島根「王禄」、大阪「秋鹿」に通じる
米との融和、米の神秘を感じさせる旨さがあると思う。

数日経過:
初期のテイスティングノートと通じる部分もあるし、
変わって来た部分もある…それは、
全体に馴染んで来た雰囲気で、
モッチリした風合が練れて、より一層のバランス、
甘味と酸味が同じくらいのボリュームでまとまり始め、
僕も気に入っていたけれど、
特にYOKOさんもヘビーリピートしていました。
近年、YOKOさんの中で、「五割麹」はお気に入りの1本に違いないけれど、
ここまでの食い付きは初めて。
余程、気に入って楽しんでいるんだなー…と感じました。

生も美味しいけれど、火入れした後も楽しみにさせます!
「岩清水」、今後も注目して行きたい日本酒です!


さてさて、SNOW MONKEY BEER LIVEに始まり、
日本酒「岩清水」で終わる、お酒を楽しんで来たご報告、
またも久し振りの更新で楽しくなってしまって、
長く話して参りましたが、ちょうどお時間となった様でございます。

雪猿に
浸かる湯水は
音なりと
酔いては発ち
笑いては飲む

信州を今日も味わう一席でございました。

ありがとうございました。

ありがとうございました。

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コメント

先日はご来店ありがとうございました!
バタバタしていて失礼しましたsweat02

このイベント聞いてはいたんですがこんなに楽しそうなイベントだったんですね。ビールはあんまり詳しくないのですが、志賀高原ビールや、ドイツビールなどは好きで飲んでいます。

またご来店おまちしてます!!

投稿: 三幸軒(上野) | 2012年4月 5日 (木) 10時50分

こちらこそ、当日はごちそうさまでした!
相変わらず美味しくて、嬉しくなりますよ〜!
6月も楽しみにしてますね!

クラフトビール、本当に今の上り調子を、更に感じられるものでした。
東京でもビアバー…もちろん海外主体のものも増えたそうなのですが、地ビールを扱うビアバーが、ここ数年で増えている…なんてお伺いしております。
ある程度、瓶では飲んだ事がある銘柄も、
専門店での樽生は、やはり特段の旨さがある訳で!
志賀高原ビールがお好きなら、
きっとクラフトビール・ブリュワリーの逸品を探すことも、
とても楽しめることと思います!
県内にも数軒、ありますしね♪
是非是非!

投稿: SOJA | 2012年4月 6日 (金) 07時19分

いつもお世話になっております。
洋食厨房スパイスです。

申し訳ありません、連絡先が分からなかったので、こちらにコメントしました。

今月の予約の日時を確認したいので、
お手数ですが連絡していただけますか?

よろしくお願いいたします。

投稿: 洋食厨房スパイス | 2012年4月13日 (金) 14時01分

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