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2011年11月6日 - 2011年11月12日

2011年11月12日 (土)

【三〇四酒総覧_2】長野酒メッセin長野!(2011年10月13日)


長野酒メッセin長野、試飲リスト第2弾!

登場する蔵元さんは、

【 No.14 / 善哉酒造 / 松本 】
【 No.15 / 岩波酒造 / 松本 】
【 No.16 / 笹井酒造 / 松本 】
【 No.17 / 亀田屋酒造店 / 松本 】
【 No.18 / 山清酒造 / 筑北 】
【 No.19 / 丸永酒造場 / 塩尻 】
【 No.20 / 笑亀酒造 / 塩尻 】
【 No.21 / 今井酒造店 / 長野 】
【 No.22 / 高橋助作酒造店 / 信濃町 】
【 No.23 / 七笑酒造 / 木曽福島 】
【 No.24 / 酒千蔵野 / 長野 】
【 No.25 / 長野銘嬢 / 千曲市 】
【 No.26 / 西飯田酒造店 / 長野 】

…の13場です!


【 重要!感想リストについての注意事項 】

以下のリストは、
SOJAが何も考えず、「これくらいかなぁ」と付した点数でございます。
点数が高かろうと低かろうと、
SOJA以外のお方には、きっと参考になりません。

例え、僕自身が高評価であったとしても、
それは、どなたかの最低評価である場合も然り、
SOJAが「あぁ、苦手だなぁ」と思ったものが、
偶然居合わせた電車1両全員が絶賛する銘酒である場合も然り。

あくまで、
蔵元さんが一滴の中に込めた思いを、
全く飲み込む事無く、
SOJAが自分自身の好みを判別するために、
点数を付しているだけの記録ですので、
高い点数であろうと、
低い点数であろうと、
もし気になるものがおありでしたら、
是非、ご自身の舌で長野酒を味わってから、
判断して頂きますとよろしいかと存じます。

ただの一覧、リスト、羅列、
遠目で見れば視力検査でしかなく、
チラシの裏にメモをする如くであり、
けして絶対評価でない事をご承知置き下さいませ。

自分自身の“ものさし”として、
点数には基準を設けてございます。

☆5.0満点で、

☆5.0が良い方向、
☆1.0が苦手な方向とします。

基本値を「☆3.5」としまして、☆0.1刻みにて点数付けを行っております。
☆4.0以上、☆3.0以下は、
あまり付けない様にしてリストを作って行きました。
だので、
「☆3.5」を「ふつう」と致しますと、
「☆3.8」以上は「美味しいなぁ」となり、
「☆4.0」以上は「これはすごい!これはうまい!」となります。


1度、会場外に出ると、
そこに「日がさ雨がさ」の店主殿たる宮澤さんが居られる。
自分はひと区切りとして、小用に出掛けるタイミング。
来訪の旨は存じ上げていたが、
偶然にお会い出来、嬉しい。
更に、そう、長野でお会いできると言う嬉しさもある。
一気にテンションが上がって、会場内に戻る。

【 No.14 / 善哉酒造 / 松本 】

62:☆3.7↓:女鳥羽の泉・吟醸・辛口ひやおろし
水のよう。でも余韻の辛さが良い

63:☆3.6:女鳥羽の泉・純米吟醸
バランス、奥に少しパワーが眠る。あっさりさが良い

64:☆3.5:女鳥羽の泉・大吟醸
↑と比べてしまうと、薄く感じる。
綺麗さは同じくらい。薄く感じる

65:☆3.7:女鳥羽の泉・山廃純米
冷え過ぎ。コクの片鱗は感じるものの…
口の中であたためると滋味を拾うことが出来る

【 No.15 / 岩波酒造 / 松本 】

66:☆3.8:岩波“零ノ参式”・普通酒・1年以下常温生熟成(タンク)
うまい!良いこってりさ、良い熟成、美味しいバランス

67:☆3.7:岩波・純米吟醸
うん、普通。奥ゆかしい、甘味(小)あり、嫌味ない感じ

68:☆3.5:岩波“鏡花水月”・純米吟醸・無濾過
苦い、ほろ苦い、薄さが美味しさの前に立ちはだかる感じ

69:☆3.7:岩波“いわなみ”・本醸造・無濾過生原酒
酸が濃くてフルーティにすら感じる。
濃くてトロミがあるが、よくよく冷やして飲みたい

70:☆3.6:岩波“鏡花水月”・大吟醸・無濾過蔵出し
バランス、そつない感じ、欠点もない

今回は“零ノ参式”なる普通酒、
「見慣れないなぁ」と思い、初っ端に試させて頂きましたが、
とても良い状態でした。美味しかった!
そこから「気になるぜ!」と多種試飲をし、
試飲し切れなかったものを、
一周、会場を回った後に利きに戻ると言う行動までさせました。
“いわなみ”ラベルも生熟感を感じさせますし、
今後、そうした熟成にも目を向けた展開になりますと、
気になる銘柄となりそうな予感が致します。

【 No.16 / 笹井酒造 / 松本 】

71:☆4.0:笹の誉・純米吟醸・中取り
うはー!これは香高く、バランスあって華々しく、美味しい!

72:☆3.9:笹の誉・純米吟醸・直汲み(9号+18号)
パインっぽい味わい。バランスがあって、上手、スッキリ爽快さもあり

73:☆3.8:笹の誉・純米吟醸・直汲み(9号)
バランス、綺麗さ、うっすら甘味が伸びる

74:☆3.8↓:笹の誉・純米・直汲み(精米歩合80%)
ポップな感じ、旨味の強さはちゃんと感じるのに、不思議と印象は軽やか

75:☆3.7:笹の誉“蔵詰原酒”・普通酒
カレーや甘味のスパイス料理の雰囲気…の香。??
ともあれ、旨味が奥までスッと届く

それ相応に今年は「笹の誉」蔵の日本酒を飲んで来たと思ったのだけれど…
YOKOさん共々気に入っているし、
各所、発売の報が入ると買う様にはしていたのだけれど…
それでも80%精米への取り組みを知らなかったり、
焼酎への取り組みも、つい先日まで知らなかった訳だし、
知らない段階でも「笹井酒造さんはとても頑張っておられる!」…
…と思っていましたが、
知ることで、更に更に様々な挑戦、取り組みを感じました。

Photo

今年の造りも非常に興味があります!
楽しみな松本の蔵元さんです!

ちょうどこの辺りで、休日中の某丸山氏とお会いする。
何度かお会いしているのだけれど、
直接お話した事がないので、
“よく存じております~!”なんて馴れ馴れしく話し掛ける訳にも行かず、
なかなか話し掛け難いと思っていたのだけれど、
声を掛けていただき、実に光栄な心持ちでした。

※YOKOさんは一緒じゃないんですか?と聞かれる。

【 No.17 / 亀田屋酒造店 / 松本 】

76:☆3.7:アルプス正宗・大吟醸・原酒
バランス。まろやかにとろっとした雰囲気。中庸

77:☆3.6↑:アルプス正宗・純米吟醸・中取り
サラリ。直ぐに渋さ…と言うより確かな辛さがあって、
飲み終えた後、甘味が少し感じられる

78:☆3.6:亀の世・純米吟醸・原酒ひやおろし
バランス(小)でぐーんと旨味がアップしてくる。

79:☆3.8:アルプス正宗・純米大吟醸
米感があって良い。米感が味の主軸にあって良い感じ

そう言えば、先日の塩尻ワイナリーフェスで、
いつもの営業さんをお見掛けする。
昨年の塩尻ワイナリーフェスでは舞姫の方を見ていたり、
地元のイベントに参加されているのは、素敵であります。

【 No.18 / 山清酒造 / 筑北 】

80:☆3.6:山清“山崎忠右衛門”・大吟醸・原酒
甘味、香良し、品良し、だけれど薄く感じる

81:☆3.5:山清・純米吟醸
旨、酸→渋の流れ。ザリザリとしたたくあん系の香。温度が低すぎる?

82:☆3.5:山清“しぼったまんま一番酒”・普通酒・原酒
この温度なら旨いと思う。辛味の雰囲気はアルコールの強さが由来か

【 No.19 / 丸永酒造場 / 塩尻 】

83:☆3.6:高波・本醸造・生
栗香→すっきり水味。あっさり、通りの良い造り

84:☆3.6:高波・純米大吟醸ひやおろし
旨味が出つつ、まだ熟成しても美味しそう。
香が中程で目立つことなく、ラストにややドライさあり

85:☆3.7:高波・大吟醸
やや物足りない。あっさりしている

86:☆3.7↑:高波・大吟醸・原酒
香がまだ寝ている感覚。
良い想像をさせる力が眠っていそうなのだけれど…

87:☆3.6:高波・本醸造・火入れ
このぬくい感じが安心させる雰囲気

【 No.20 / 笑亀酒造 / 塩尻 】

88:☆3.5:笑亀“La Feerie ”・純米
軽やか。含むと香がむぁん…と言う感覚でふくらむ。飲みやすい

89:☆3.7:笑亀“直汲みラベル”・普通酒・無濾過生原酒
パワー!ズドンと濃くて、バリッとして甘濃い

90:☆3.8:笑亀“直汲みラベル”・特別純米・無濾過生原酒
↑に酸が広がり、よりパワーを感じさせ、メリハリをつけた感じ。旨い!

91:☆3.7:笑亀・特別純米・ひやおろし
あっさり綺麗で模範的な感じ

92:☆3.6↑:笑亀・純米吟醸
力あり旨味が芯に存在して伸びるが、特徴付け薄く、平滑、まったり

93:☆3.6↓:笑亀・大吟醸
スッキリしていてまだしみじみ渋さがある気がする。
もう少し華やぎあれば嬉しい

94:☆3.7:笑亀“手造り”・純米
旨味あり、バランス、良い強さがある。柔らかさと濃さが共存していて好み

久し振りに「直汲み」に触れましたが、
好みの「手造り純米」とは一線を駕す、
素晴らしい個性、突出力、パワーバランスでした!
これ、こうしたお酒を知らない方には飲んで欲しいし、
知っている方なら、それこそ大好物でしょう!

そうそう、今年も冬にイベントを行うそうです。
笑亀マンも登場するかも…なんて社長さんは仰っておりました。
12月10日、11日とお伺いしましたが、
近付きましたら、
またHPも更新される事と思いますので、要チェックですね!
今年は遊びに行ってみたいです!
“尻だよ!尻!”ですね!

→更新されていました。笑亀オンラインショップのお知らせ欄です。

( http://www.syoki.com/shop/ )

【 No.21 / 今井酒造店 / 長野 】

95:☆3.8:若緑“風の露”・純米吟醸ひやおろし
わわ、バランス良い!冷えてて気持ち良い。ほの甘味、スキッとシャキッと!

96:☆3.7:若緑・特別純米
酸あり、こってり、味は中程度、華やかさあり

97:☆3.7↑:若緑・特別本醸造
バランス、卒ない感じで上手

98:☆3.8:若緑・大吟醸
良い香、ほの塩味、美味しい

99:☆3.6:若緑“大古酒”・大吟醸
濃い味のする香、辛味と甘味があり、
スッキリしていて、色々感じさせ過ぎて分かりにくく…

長和町の「アウトドア・ウイスキーフェスティバル」で、
いちばん多く飲んで貰えたお酒「若緑・大吟醸」、
それをことさら実感しました。
純米吟醸「風の露」、この季節に何度か飲んでいますが、
冷温が保たれていた今回、すごく美味しく頂く事が出来ました。
信州清酒研究会のお土産も「若緑・大吟醸」でして、
何かと縁のある蔵元さんなのかも知れません。

【 No.22 / 高橋助作酒造店 / 信濃町 】

100:☆3.7:松尾“錦”・特別純米・原酒ひやおろし
綺麗、上手、明るさあり

101:☆3.6↑:松尾“錦”・純米・生詰
綺麗、スッキリ。味のポップさが良い。良い硬さ

102:☆3.6↓:松尾“戸隠・錦”・特別純米
ザリザリした感じ。ハリがある。とにかくクリアな感じ

103:☆3.7↓:松尾“vintage 2009 #2”・純米大吟醸・原酒
鮭の茹でた旨い香。味の乗りあり。
少しだけ渋味っぽいものがジーンと続く

104:☆3.7↓:松乃尾・純米大吟醸・原酒
バランスあり。ほっくりとしたイメージも。
冷え過ぎだからか、渋さもあって香の開きが悪い感じ

105:☆3.9↑:松乃尾“金賞受賞酒”・純米大吟醸・無濾過原酒
丸み、奥から香が伸びる。旨味を常に感じ、
また美味しさが色を変えて楽しめる

106:☆3.7↑:松尾・2006 純米吟醸・原酒
旨・苦。程好く苦くて良い。料理を膨らませる感じ

107:☆3.6:松尾“松牡丹”・純米大吟醸
ハムっぽい香。呑むと冷え過ぎだと感じる。
揉んでやや出て来るものがあるか。品は良い

108:☆3.6↑:松尾“錦”・純米
ぬくい。アッサリさ、バランス、呑むとコクを感じ、燗にも行けそう

「楽しいなー」と思いながら試飲させて頂きました。
いろいろあります。そのラインナップ!
昨年もブースいっぱいに上から下…
…と書いては失礼があるかも知れなくて申し訳ないのですが、
金賞受賞酒!…なんて言う贅沢なお酒から、
レトロなラベルの日常定番酒までの揃いは、
蔵を知ることに関して、とっても役立ちますし、
こうして呑み比べて歩きたい人間には、興味が湧きます。
事実、いろんな質問も飛んでいました。
その中をかいくぐって、次々と試させて頂きました。

【 No.23 / 七笑酒造 / 木曽福島 】

109:☆3.7:七笑・“木曽の米から造った純米酒”・純米
バランス。非がなく、上手で、パラメータグラフの真ん中を感じる

110:☆3.6:七笑“天笑”・純米吟醸・無濾過
盛り上がりに欠けると言うか、酸を少し感じる程度で、平坦な印象

111:☆3.8:七笑“銀華”・大吟醸“美山錦”
米香。良い旨味。上手で美味しい大吟醸

112:☆3.7↓:七笑“金華”・大吟醸“山田錦”
うーん、こちらは大吟らし過ぎて狙い過ぎな感じで好みでない。物足りない感じ

113:☆3.7↑:七笑・純米・無濾過生原酒
強い熟成香。飲むと甘辛くって、
ジンジンする強さがまた味わいになって良い。飲み手を選びそうな酒

定番酒系のイメージがどうしても強い蔵元さんなのだけれど、
こうして吟醸系の美味しさや、
生酒の特徴ある雰囲気を体験すると、実力を感じないではいられません。
「木曽の米から造った純米酒」は去年の方が好みでした。

【 No.24 / 酒千蔵野 / 長野 】

114:☆3.8:川中島幻舞“田舎あぜみち”・特別純米
上質なあたたかみある香。こりゃあ長閑な雰囲気をまとっていて美味しい

115:☆3.6:川中島幻舞“橙ラベル”・特別純米・無濾過生原酒“山田錦”
繭玉の白を思い浮かべる。ぬくい、旨味あり、これもまた長閑な地の味って感じ

116:☆3.7↑:川中島幻舞“白ラベル”・特別純米・無濾過生原酒“川中島産美山錦”
酸あって、キリッとしていて良い。バランス良く食中酒の雰囲気も。
常温だと桃、葡萄の美味しさが出て来る

117:☆3.8:川中島幻舞・吟醸・無濾過生原酒・斗瓶取り
旨い!トロッとして旨い。これは正しく熟成したからこその旨さ、奥行き

118:☆4.2:川中島幻舞・“HARMONIC EMOTION” 純米大吟醸・無濾過原酒
もうこの芳しさったらない!すごく美味しい。
綺麗さ、甘味、一瞬で目が覚める様な衝撃

造りがまず良いのは元よりなのですが、
ご自身が醸すお酒をよく見ていて、
「こうしたい」「こう言う味わいを飲んで欲しい」と思い、
実現する、だからこそブレンド力も高いのかなぁ…なんて思います。
今回、いちばんの高得点を付けました。
ただ香系だけでない味わいの強さ、きらめき、
非常に美味しく頂きました。
また、白ラベルの温度に寄る差が意外な感じも。
そんなに変化しないかな…と思えた、やや冷温帯、
常温でこんなにも香が立つとは…と驚かされました。
日本酒は、やはり味わってみないことには始まりませんね。

【 No.25 / 長野銘嬢 / 千曲市 】

119:☆3.5:姨捨正宗・純米吟醸ひやおろし
キレイにすーっと飲める辛口酒って感じ。あっさり、芯感じつつ

120:☆3.5↑:姨捨正宗“棚田”・特別純米
苦味の香だが飲むと旨味に変わって行く。
ゆっくり変化していく。芯あって、後に柔らかい感じへ

121:☆3.9:姨捨正宗“氷温貯蔵10年”・純米大吟醸・12BY
マイナス5度貯蔵とのこと。
綺麗で透明感もあり、素晴らしい伸びやかさ。風景が浮かぶ。
最後の最後に、ようやく古酒っぽさをとらえられるが、
概ね非常に綺麗な熟成をしている

122:☆3.8:姨捨正宗“活性生”・純米吟醸
とうもろこしの香。甘味、酸、まろみと旨味が良い感じで、美味しい。これイイ

姨捨正宗の定番系と言うのは、
「棚田」であったり純米、純米吟醸だと思うのですが、
今回の純米大吟醸や活性生、すこぶる興味が湧くものでした。
美味しい。
これまでに感じたことがない姨捨正宗の路線を感じました。
それはとても良い方向に!
そもそも、姨捨正宗の「生」と言うものも新鮮でした。
いろいろ飲んでみたいです。

【 No.26 / 西飯田酒造店 / 長野 】

123:☆3.8↑:信濃光・大吟醸
良い香、アッサリ。ゆーっくりとパワーが伸びて来る

124:☆3.7:信濃光“吟麗花”・吟醸
旨味が塩と砂糖の両立で伸びる。これが全体のバランスを造っている

125:☆3.7:信濃光“積善・つるばら酵母”・純米吟醸・1回火入れ
オレンジをかじった様な酸のイメージとハリ

126:☆3.7:信濃光“積善・ひまわり酵母”・純米・原酒
旨味あり。ジューシーさが良い。味の良さが前に出る。
香などの突出し過ぎがない事が良い

127:☆3.8↑:信濃光“積善・ひまわり酵母”・純米
グレープフルーツ香。今、たいへんに良い状態に感じられる。
爽やかで美味しい

個人的に「果実っぽさ」と書く場合は、
酸味であったり、もちろん香であったりしますが、
メロンだったり、
ジューシーさと甘味、芳しさを捉えて、使っているつもりです。
「柑橘系」と言う言葉は、
ウイスキーでは使う場合もあるけれど、
日本酒では、なかなかお目にかからないなぁ…と思います。
四ツ谷で行われた「大長野酒祭」でも感じ、
そしてここでも感じ、間違いなく、
「信濃光」には花酵母由来なのか、
そうした個性的な「柑橘系」の印象を感じさせます。
それがすごく良いなぁ…と思います。
この興味をきっかけに、ブログを拝見する様になりました。
今年の造りも楽しみです!

以上、「三〇四酒総覧」の「2」と致しまして、
試飲リストを掲載しました!
次回は「3」番のリストを掲載致します。

お付き合い頂きまして、ありがとうございました。
ありがとうございました。


【 2008年の記録 】

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(1)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230120081016in-.html )

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(2)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230220081016in-.html )

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(3)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230320081016in-.html )

2007年、2006年、2005年の記録は「mixi」上にアップしてあったりします。

【 2010年の記録 】

【二五五酒総覧_1】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/_1in20101014-39.html )

【二五五酒総覧_2】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/_2in20101014-2d.html )

【二五五酒総覧_3】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/_3in20101014-78.html )

【二五五酒総覧_4】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/_4in20101014-df.html )

【二五五酒総覧_5】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/_5in20101014-ee.html )

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2011年11月11日 (金)

【三〇四酒総覧_1】長野酒メッセin長野!(2011年10月13日)


_2011

えー、誘惑箇所の多い中、
いっぱいのお運びさまでございます。
気楽なところで一生懸命、書いて行きますので、
どうぞ、お付き合いくださいませ。

えー、今回は長講一席…なんてもんじゃありません。
長いです。随分と長いです。
もう、馬鹿に長いんです。
“ばかなが”ってぇヤツです。
そんな訳でございますんで、6編に分けました。
ね、それで毎日更新と行きたいと思うんですな。

今回は10月13日に開催されました、
「長野酒メッセ」の試飲リストを載せて行こう…と言う、
ただそれだけなんでございます。
過去最多となる304種類を試飲させて頂きまして、
さながら1箇所において、
長野県全土を走破したてなぁ、心持ちにもなります。
充実した試飲会の記録を、
まずは1~5に分けて列挙いたしまして、
そして、最後の「6」において、
高得点を選抜したリストなんぞを、まとめて行こうと思っております。

以下、昨年も使用致しましたテンプレート。

長野酒メッセin長野、試飲リスト第1弾!

登場する蔵元さんは、

【 No.1 / 井賀屋酒造店 / 中野市 】
【 No.2 / 丸世酒造店 / 中野市 】
【 No.3 / 中善酒造店 / 木曽福島 】
【 No.4 / 西尾酒造 / 木曽郡大桑村 】
【 No.5 / 市野屋商店 / 大町 】
【 No.6 / 美寿々酒造 / 塩尻 】
【 No.7 / 大信州酒造 / 松本 】
【 No.8 / EH酒造 / 豊科 】
【 No.9 / 大雪渓酒造 / 池田町 】
【 No.10 / 北安醸造 / 大町 】
【 No.11 / 薄井商店 / 大町 】
【 No.12 / 湯川酒造店 / 木祖 】
【 No.13 / 玉村本店 / 山ノ内町 】

…の13場です!

今回はこの13場のテイスティングノートを書き記します。

今回は第1回目なので、
まず「長野酒メッセとは何ぞや」と言う事なのですが、
長野県酒造組合が主催する日本酒の試飲会となっております。
年に1度、長野市のホテルメトロポリタンにて開かれまして、
県下最大級の試飲会…と言って過言じゃありませんな。
東京においても、
「長野酒メッセin東京」が初夏に催されておりますが、
ここに出展する蔵元数よりも、
より多くの蔵元さんが長野市、地元開催においては、お集まりになります。

今回も70場の日本酒醸造元が一堂に会しまして、
1蔵、少ないところで1本ばかし、
多い所では6~7本の自慢の酒を持ち寄っております。
蔵の個性を知る、長野県の日本酒を知るには、
これ以上はない、最高峰のイベントとなっておりまして、
例年、会場から、もうお客さんが溢れんばかり、
ついでに蔵元さんまで溢れちまうんじゃねぇかってぇくらいの、
大盛りも大盛り、特大の大盛況となっているイベントなのでございます。
今年は主催者発表で約2100人もの酒徒さまが、
長野酒に舌鼓を打たれたそうです。

さぁて、試飲リストを申し上げて行きます。
ただ、独特の言葉遣いや印象などもございますから、
あまり参考にされません様に。
殊更、真剣に読まれません事をオススメ致します。

先ずはとっても大切な注意事項から。
毎回、“コピペ”致しますんで、ご理解、お目通りの程を。

【 重要!感想リストについての注意事項 】

以下のリストは、
SOJAが何も考えず、「これくらいかなぁ」と付した点数でございます。
点数が高かろうと低かろうと、
SOJA以外のお方には、きっと参考になりません。

例え、僕自身が高評価であったとしても、
それは、どなたかの最低評価である場合も然り、
SOJAが「あぁ、苦手だなぁ」と思ったものが、
偶然居合わせた電車1両全員が絶賛する銘酒である場合も然り。

あくまで、
蔵元さんが一滴の中に込めた思いを、
全く飲み込む事無く、
SOJAが自分自身の好みを判別するために、
点数を付しているだけの記録ですので、
高い点数であろうと、
低い点数であろうと、
もし気になるものがおありでしたら、
是非、ご自身の舌で長野酒を味わってから、
判断して頂きますとよろしいかと存じます。

ただの一覧、リスト、羅列、
遠目で見れば視力検査でしかなく、
チラシの裏にメモをする如くであり、
けして絶対評価でない事をご承知置き下さいませ。

自分自身の“ものさし”として、
点数には基準を設けてございます。

☆5.0満点で、

☆5.0が良い方向、
☆1.0が苦手な方向とします。

基本値を「☆3.5」としまして、☆0.1刻みにて点数付けを行っております。
☆4.0以上、☆3.0以下は、
あまり付けない様にしてリストを作って行きました。
だので、
「☆3.5」を「ふつう」と致しますと、
「☆3.8」以上は「美味しいなぁ」となり、
「☆4.0」以上は「これはすごい!これはうまい!」となります。


では、リストのお支度が調いまして。
おあとがよろしいようで。


【 長野酒メッセ in 長野 2011 】
【 メトロポリタン長野3F浅間の間 】

開始前はabeckham氏とS田氏にお会いする。
10月2日の「城下町ほろ酔い散歩」以来である。
当日は、ほぼ同じ様にして周遊、
最後の厨十兵衛では同席させて頂いた。

また、旧U田さんにお会いする。
松本に遊びに来れば良いのに、なんて話をするけれど、
この時期は忙しそうである。
そう言えば、昨日だかの新聞に載っていましたネ。
大雪渓酒造の醸造祈願の神事の際に、
トレードマークっぽい眼鏡を外したお姿で。

【 No.1 / 井賀屋酒造店 / 中野市 】

1:☆ 3.8:岩清水・本醸造・無濾過瓶火入れ・20BY
強い、ガツン、パワー、後半に向け丸く、クセがあるがそれが良い

2:☆ 3.7↑:岩清水・特別純米・無濾過瓶火入れ・20BY
↑+米感。酸立つ雰囲気が心地好い。余韻強め

3:☆ 3.9:岩清水“五割麹”・純米・無濾過瓶火入れ・22BY
丸く、美味しい!まとまりの極地!燗酒57℃は☆4.2級!うわぁ、旨い!

4:☆ 3.8:岩清水・純米吟醸・無濾過瓶火入れ・21BY
バランス。パインやメロンの様な含み香を持つ

5:☆ 3.7:岩清水“三割麹”・純米・無濾過瓶火入れ・20BY
熟成香系、味に丸みはあるが、
ごく強い酸が攻める。三幸軒の料理を食べたい

6:☆ 3.7↑:岩清水・大吟醸・無濾過瓶火入れ・16BY
まろみ、まとまり、綺麗な雰囲気。
少なくとも去年より美味しく感じる。良い状態

開場と同時に必ず向かう一番手!
先日は酒落語「中野土びな」の舞台にもなりました「岩清水」!
例年通り、こちらから始めて行きました。

今回はそれぞれ熟成したものをお持ちになっていた事が印象的。
飲む頃合を選ぶ。
それはとても大切なことに感じます。
自身のお酒と見詰め合っているのだなぁ…と感じさせます。
1~2年熟成品が今回は登場しておりましたが、
酒に生きている力はまだまだ年数を掛けても進化しそうな雰囲気でした。

今回は、純米・五割麹の燗酒が素晴らしく美味しかった!
思い出深い味わいに似ていました。
松本市「ぷる~くぼ~げん」で、
大将が「ちょっと遊んでみたら、美味しかったんだ」と、
小さなお猪口にお酒を入れて味合わせてくれた日。
銘柄は最初、言わないで、
「飲んでみて」と言う。確か…「42℃が良いんだよ!」
…なんて勧めてくれました。
酒落語の最初「かんどころ」は、
この日の雰囲気をベースに書いていたりします。

その燗酒の美味しかったこと!
焼き立てのマドレーヌの様な甘い濃い香、
豊かで広々とした空間、広大な雰囲気…
「あぁ、燗酒って美味しいんだ!」と強く認識した日です。
それは十四代・本醸造“本丸”の燗酒でした。

冷温、もしくは常温では、
異なる雰囲気を持つ「岩清水・五割麹」ですが、
この57℃燗、ほとんど同じ、
僕の記憶に訴えかける美味しさでした。
あの、「ぷる~くぼ~げん」での夜が
瞬間的にフラッシュバックする、
ひとくち飲んで、猪口の中を覗き込んで、
「こんなに美味しいんだ!」と喜んだ日を、
心から思い出せる味わいでした。

異なるのは酒に生きる酸の動き。
甘味豊かに終わっていった十四代、
酸の力を残して、コク味を表現する岩清水。
個性際立ち、素晴らしいと思いました。
一気にテンションが上がった事は言うまでもなく。
「さぁ、長野酒メッセを楽しむぞ!」と言う力になります。

そして、11月4日には、
地元「三幸軒」とのコラボ・イベント「食酒楽会」を楽しんできました!
これについては、えー…
その…
必ずやブログ化致しますので、是非、お読み頂ければと存じます!

※YOKOさんは一緒じゃないんですか?と聞かれる。

【 No.2 / 丸世酒造店 / 中野市 】

7:☆ 3.7↑:勢正宗・大吟醸・22BY,長野県D酵母
美味しい。透明感と実のある感じ、
メロンっぽい香味、余韻に向けふっくら上がってくる

8:☆ 3.7:勢正宗・純米無濾過生原酒・もち米熱掛け四段
パワーがすごいのに、丸い落とし所がある!

9:☆ 3.8:勢正宗“ひやおろし”・純米無濾過原酒・もち米熱掛け四段
香、メロン系、こってり、パワー、
余裕を感じさせる広さ、温度帯ベスト

10:☆3.7:旭の出乃勢正宗・純米
辛味、キレ、全体にやや渋いか

11:☆3.6↑:勢正宗・特別純米
前半やや薄く感じる。
たくあん系の香、後半は勢さんの持ち味のコクを感じる

12:☆3.7:勢正宗・普通酒
やっぱり美味しい。米、コクのある丸み、旨味。良質な普通酒

酒落語第5弾が「岩清水」ならば、
第3弾として登場して頂いたのは、こちら!
「のぼり鯉」は勢正宗さんのお酒を主題にした酒落語でした。
「城下町ほろ酔い散歩」にて、
息子さんにお会いしたことなどを伺いつつ、
お持ちになったボトル、全てを試させて頂きました。
関さんのお酒は、やはり力がある、
力に恵まれた、込められた日本酒だと感じます。
味わいのあり方。
それもどこか丸みを帯びている力だからこそ、
飲みたいと思わせるもの。

11月4日の食酒楽会にはゲストとして参加されていて、
再びお会いし、じっくり酒を前にしてお話をして頂きました!
感謝です!

※YOKOさんは一緒じゃないんですか?と聞かれる。

【 No.3 / 中善酒造店 / 木曽福島 】

13:☆3.6:中乗さん“上松産ひとごこち”・純米吟醸
浅いが奥にパイン系の香がある。米の香ばしい雰囲気

14:☆3.7↑:中乗さん・純米
旨味、塩味、レギュラー系の雰囲気で、よくまとまる

15:☆3.6↓:中乗さん・辛口本醸造
↑に比べて、やや浅く、飲みやすくした感じ

後半の杜氏さんのはしゃぎっぷりを、
若干心配してしまったのですが…それはともかく。
僕やYOKOさんが「中乗さんって美味しいね!」と、
認識したきっかけは「特別純米」なんですね。
「このお酒の美味しさは、中乗さんの象徴みたいだ」
…と思うくらい記憶に残っています。
そんな中、今回は「純米」の出品であり、
初めて頂いた心持ちです。
特別純米とは異なる性質があり、
綺麗で香もあり、お洒落感のある特別純米に対して、
地の酒、食にぬくもりを与える、
生活に融け込む酒の雰囲気だった純米。
このキャラクターの差、味あわせ方の幅は、
素晴らしいなぁ…と感じたものでした。

【 No.4 / 西尾酒造 / 木曽郡大桑村 】

16:☆3.3:木曽のかけはし・特別純米
苦味。ザリザリした感じ。すえた感じ

17:☆3.6:木曽のかけはし・純米吟醸
やや綺麗に…香系の酵母の雰囲気。甘味がソフトで良い。YOKOさん向き

18:☆3.7:木曽のかけはし・大吟醸
綺麗、辛口、サッパリしつつ、やはり香の甘さがよく伸びる

19:☆3.5:木曽のかけはし“上撰”・本醸造
塩味、木が曲がった様なイメージ

信州SAKEカントリーツーリズムで蔵元さんを訪れ、
YOKOさんに試飲してもらい、買って帰ったりもした中で、
なお印象強く思うのは、
「木曽のかけはしの純米吟醸は好きだ」と言う事ですね。

( 第9回信州SAKEカントリーツーリズム(2010年9月26日) )
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/9sake2010926-a4.html )

当時、生、火入れ、熟成したものなどを試させてもらい、
僕は運転があるからこそ試飲できなかったけれど、
YOKOさんの反応を見ていても、純米吟醸クラスの雰囲気の良さが、
伝わって来ていました。
今回も自分自身の好みでないからこそ、
点数は伸びておりませんが、きっとYOKOさんは好みであろうし、
さらに呑み比べてみたいな…と思った1本は純米吟醸でした。

【 No.5 / 市野屋商店 / 大町 】

20:☆3.6:金蘭黒部“佳撰”・普通酒
あっさりキレイな酒質

21:☆3.6↑:金蘭黒部・普通酒“辛口”
更にアッサリ、水の様な感じ。
少し冷えた温度が良さそうで、この提供温度で良いバランス

22:☆3.8:金蘭黒部“特撰”・大吟醸
アッサリ+香の高さ、良さ。ラストのふわっと香る雰囲気がやはり良い

基本的には先日、
9月10日の「第4回・北アルプス三蔵呑み歩き」で出会ったもの。
当日は「佳撰」がなかったので、これを美味しくチェック。

【 No.6 / 美寿々酒造 / 塩尻 】

23:☆3.7:美寿々“みすずラベル”・特別純米・1回火入れ
酸、軽く、米の雰囲気、ゆっくりとした間隔、上手で、バランスが柔和

24:☆3.8:美寿々“みすずラベル”・特別純米・無濾過生原酒
↑と比べて、すごく香立つ。
甘味元気で押して来る強さがあって、旨いと言わせる感じ

25:☆3.7↓:美寿々・本醸造・生原酒
とろり、濃くて旨い!こくうま。でも、酒っぽく強い感覚もある

26:☆3.8↑:美寿々・大吟醸
サッパリ、バランス、上々、キレイにまとまる。
香と味加減の軽さの相性は妙味

何と言うか、久し振りに熊谷さんにお会いして、
熊谷さんの日本酒を味あわせて頂きましたが、
相も変わらず、流石だなぁ…と言う心持ちです。
軽いお酒も重いお酒も多様に、とても上手に造られる。
塩尻限定の「緑香村」も好きなのですが、
きっとそちらも充実しているだろう事が伺えます。

…定番の純米吟醸・無濾過生原酒が出展されていなかったのは、
やっぱり、既に売り切れた…からでしょうか。
うん、流石であります。

【 No.7 / 大信州酒造 / 松本 】

27:☆4.0:大信州“手いっぱい”・純米大吟醸
酸の雰囲気と上質さを感じさせる舌の上の感覚。
更に更に味わいが口の中で伸びて美味しい

28:☆3.9:大信州・純米吟醸“やまだふぁーむ”
大信州蔵らしい雰囲気の美味しさ。良いバランス。旨味が優しく伸びる

29:☆3.8:大信州“別囲い”・純米大吟醸ひやおろし
↑に比べると、僕には、やや浅い感じ。YOKOさん好みか。
バランスがあり、優しく霧の様に広がっていく

30:☆4.0:大信州“香月”・大吟醸
すごくキレイな想像をさせるのに香が明瞭にあって、
味わいがとても良く伸びて行く。美味しい!

31:☆3.8:大信州“別囲い”・純米吟醸ひやおろし
旨味、桃の含み香。良い味わい、良い味乗り

32:☆3.7↑:大信州“秋の純吟”・純米吟醸
辛口、ドライな感じ。奥で、ジンとした味わい

会場では、事ある毎に社長さんとお会いしました。
更に、個人的な趣味(落語)のお話までさせて頂き、
たいへんに恐縮でありつつ、感謝ひとしおでございます。
ブースの人気と言い、
実際に味わってみての美味しさと言い、
本当に実力蔵と言う感じがします。
早い時分にブースの前に立ちましたが、
その頃から、途切れることなく人が列を為していました。

全体に、香に品があると言うか……
いやさ、品はもちろんあり、それに加えて、羽の様な…
ふわっと立つ軽やかさと言うか、ハリがあると言うか、
何とも言えず、良い立ち具合なんですね。
味わいもそれに追いついて、何とも具合が良い。
今後とも注目して行きたい蔵元さん。
本年度の新酒、お馴染みの「仕込み一号」は、
11月下旬の見込みであるそうで。
楽しみにお待ち申し上げたいと存じます。

※YOKOさんは一緒じゃないんですか?と聞かれる。

【 No.8 / EH酒造 / 豊科 】

33:☆3.4:酔園・特別本醸造“秋あがり”
酸い。熟れた味。熟れたからこそ、
そのコク味でそれっぽいジャンルのお酒になっている

34:☆3.5:酔園“逢醸”・純米吟醸・原酒
畳っぽい香。味はたたみの香+熟れた感じ

35:☆3.4:酔園“幻の酒・ブルーボトル”・純米吟醸
うん、平坦。元よりこう造ってある感じ。突出点はなく。奥にきな粉っぽい味わい

36:☆3.5↑:酔園・純米吟醸・生
きな臭いと言うか…生っぽい熟れ感爆発、変に辛く感じる

37:☆3.6:酔園“低温熟成”・特別本醸造・生
生熟感強い。どこか薄くて、それ故の苦さ、オイスターっぽい。
燗ならどうなるだろう、試してみたい

比較的、熟成に対しては、
あまり販売のない蔵元さんと思っておりましたが、
今回、熟成系を2種類お持ちになっていて、
興味を持ちました。
「秋あがり」の様な季節性商品でない、
熟成、お酒の貯蔵による変化、
どの様なリリースがあるのか、楽しみですね。

【 No.9 / 大雪渓酒造 / 池田町 】

38:☆3.8↑:大雪渓・普通酒・蔵出し無濾過生原酒
旨味、キュート、バランス良し

39:☆3.8:大雪渓・大吟醸
綺麗で上手、あっさり感じさせる。長野県の大吟醸っぽい味わい

40:☆3.6:大雪渓・純米吟醸
上手、常温提供も良い作戦。綺麗で、コク程好く、酸は主体的でない感じ

41:☆3.6:大雪渓・特別純米
バランス。程好い感じ、まったり、普通な感じ

42:☆3.6:大雪渓“蔵酒”・普通酒・原酒
濃い味。濃くて強い感じがドライさにも通じて、
辛い様な感覚。確かに燗向きかも

久し振りにお会いした方のお話ィ…
…いや、実に色気のある、おめでたいお話もお聞きしながら、
試させて頂きましたが、
全体的に非常に良い印象を受けました。
個人的な好みだと思いますが、
大雪渓の原酒系を僕は好むようで、
元来の雰囲気に、ごく味が付される様な感覚…
この後の発展を感じさせる内容でした。

【 No.10 / 北安醸造 / 大町 】

43:☆3.6↑:北安大国“いいずら”・純米吟醸
飴の美味しさ。水飴とか、まったり

44:☆3.6:北安大国・純米吟醸・原酒ひやおろし
アッサリ、キレイに感じる。もう少し温度が上がると良いのかも

45:☆3.8↑:北安大国“山響”・大吟醸
キュート、ピンク色のイメージ。軽やかで、良い旨味。程好い

46:☆3.6↓:北安大国“濃醇原酒”・普通酒・原酒
ズーンと広がる。強く、舌に絡みつく感じ。
重みあり。ロックなどでも美味しそう

「第4回・北アルプス三蔵呑み歩き」にて、
北安大国も味あわせて頂いている中で、
イベント上で出会う場合、試飲会で出会う場合では、
味の雰囲気が異なりますね~。
再び、11月3日の「城下町酒楽まつり」でお会いする事になるので、
その3回分を、どんな風に味わったか、
知るためにも、幾つか試飲させて頂きました。

純米吟醸ひやおろしは、
やっぱり、どちらかと言うと、
気持ちが急いていない時に飲むべきですね。
酒に宿るのんびり感も味合わなくちゃなァ…と感じました。

※YOKOさんは一緒じゃないんですか?と聞かれる。

【 No.11 / 薄井商店 / 大町 】

47:☆3.6:白馬錦“氷筍水仕込み”・純米・原酒
パインと缶の香

48:☆3.6:白馬錦“雪どけ吟醸”・吟醸
↑+ピスタチオっぽい甘味、栗っぽい感じが出そうな感じで、やや強く感じる

49:☆3.5:白馬錦“とどろき”・純米
旨味とこってり感が半分くらいずつ感じられる

大町3蔵のうち、最後に立ち寄ったのはこちら。
ラインナップも「北アルプス三蔵呑み歩き」と同様だったので、
アッサリしたもの、濃いものを選んで頂きました。
瓶で、なんだか面白そうなものがディスプレイされていましたが…
出来れば、それを頂いてみたかった。

【 No.12 / 湯川酒造店 / 木祖 】

50:☆3.6↑:木曽路“大寒仕込み”・特別純米ひやおろし
上手。綺麗で旨い、バランスを感じ、最後にまたキレイ感じで終わる

51:☆3.5:木曽路“燦水木”・特別純米
苦酸っぱい感じがするけれど、強い辛さに支持され、その後広がる。
料理や温度を上げて楽しみたい

52:☆3.6↑:木曽路“十五代九郎右衛門”・特別純米・9号酵母
甘酸っぱい感じ。香あり。バランス、味が乗ってきつつある感じ

53:☆3.7↑:木曽路・純米吟醸
状態が良い。綺麗さがグーンと無理な力が掛からずに広がる。
最後にやや渋み残るか

54:☆3.8:木曽路・大吟醸
大吟らしさにプラスアルファの美味しさ、その伸びを感じる。
綺麗で少し酸が立ち、柔らかに〆る

55:☆3.7:木曽路“三割麹”・特別純米
酸、うまみ、強く、うまい。米味、メロンっぽい香味

56:☆3.6:木曽路“1年熟成”・特別純米
旨味あり。↑に比べると辛口で、酸が立つ。
しっかり旨いが、ゆるさを受け止める深さもある

ここで横川商店の呑ん子さんにお会いします。
蔵元・湯川尚子さんと談笑中に、少し混ぜて頂きました。
木曽路ブランド主体の揃いですが、
やはり、純米吟醸、大吟醸の綺麗な雰囲気は、
「大寒仕込み」にも通じる透明感と言うか淡い乳白色のイメージ。
淡白なのではなく、
綺麗な雰囲気で、非常に良いと感じています。
それが、十五代九郎右衛門や、特別純米や三割麹になると、
ガラリと雰囲気が異なり、
ブランド内の住み分けと言うか、多彩さを感じさせられますね。
今年も期待のできる蔵元さんと感じました。

※YOKOさんは一緒じゃないんですか?と聞かれる。
(呑ん子さんと湯川尚子さんに聞かれる)

【 No.13 / 玉村本店 / 山ノ内町 】

57:☆3.5:縁喜・純米吟醸“金紋錦”
まったり濃い味。ゆるやか、奥にたくあん系の香を感じる

58:☆3.5:縁喜・純米吟醸“美山錦”
ザクリ。温度の関係かも。まったり

59:☆3.5:縁喜・純米“金紋錦”
すごい酸のある香…と思うが、
飲むとそうでもなく、どこかビニールを噛んだみたいな…

60:☆3.6:縁喜・純米大吟醸“金紋錦”
スリスリと言う音。薄く伸ばした感じの香、後、綺麗な雰囲気が少し

61:☆3.7:縁喜・純米大吟醸“美山錦”
バランス(小)、これも冷えている。
温度が大事そう。冷えて何も感じるものを拾えない

同スペックの「美山錦」「金紋錦」の呑み比べが出来、
酒米による差を意識して試飲が出来たのは、
とても素敵なことだと感じました。

以上、「三〇四酒総覧」の「1」と致しまして、
試飲リストを掲載しました!
次回は「2」番のリストを掲載致します。

お付き合い頂きまして、ありがとうございました。
ありがとうございました。


【 2008年の記録 】

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(1)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230120081016in-.html )

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(2)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230220081016in-.html )

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(3)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230320081016in-.html )

2007年、2006年、2005年の記録は「mixi」上にアップしてあったりします。

【 2010年の記録 】

【二五五酒総覧_1】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/_1in20101014-39.html )

【二五五酒総覧_2】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/_2in20101014-2d.html )

【二五五酒総覧_3】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/_3in20101014-78.html )

【二五五酒総覧_4】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/_4in20101014-df.html )

【二五五酒総覧_5】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/_5in20101014-ee.html )

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2011年11月 7日 (月)

今日の一筆・修行中!(撰)-2011年9月中席


えー…いっぱいのお運び様でございます。
気楽な所で、一生懸命書きますので、
どうぞお付き合いくださいませ――…と、
ええ、始めたい所なのですが、
なんと、中席に選ばれた一筆、たった2枚となっております。

当月9月と申しますのは、
暦、「長月」なんて呼び替えたりも致しますが、
えぇ、たいへんに残念ではございますが、
中席、短いものとなりました。

中を挟む、上っ面と…今後更新されます、
下っ面は9枚ずつを選んでおります。
どうにも、こう……バラけなかった様子。

お支度を整えて頂きます事もない、
さぁ、2枚、しばらくのご辛抱願えますれば、幸いでございます。

【 長和町へ。前掛けを用意 】

Cimg5886

2011年9月15日

一大イベントとなりました。
長和町・ブランシュたかやまで開かれた、
「アウトドア・ウィスキーフェスティバル」…
これに先駆けまして、家で準備をしていた折、
日本酒をお出しする手前共と致しましては、
前掛けのひとつも付けて、参上したい!
…手持ちの前掛けの中から、お気に入りを選び出しました。
小さめでクリーム色、黄色い帯のある「勢正宗」を、
YOKOさんに宛がい、
自分は玄関に飾ってあった
「岩清水」の前掛けを持ち出す事に決めました。
その日の「今日の一筆・修行中」になります。

【 アウトドア・ウイスキーフェスティバル(題字) 】

Cimg5887

2011年9月17日

イベントブログ、題字の原紙が、こちらになります。

当日の模様は、以下にてご報告しております。

( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/20112011917-0ac.html )

Cimg5499_2

取り込んで、写真に載せたものを、
ブログの表紙として使う…と言うお定まり。
普段は何度か書いたりもするのですが、
1回で、それなりに満足できるものを書くことが出来ました。
画像と合わせる際には、
YOKOさんとKenchieさんのお顔に、
ちょうど文字が掛かる様に配置。
高原の雰囲気がチラッとでも鼻先をかすめましたら幸いです。

…と言った所で、もうお時間でございます。
「お直し!」なんて言えれば良いのですが、
当方にお直しの材料もございませんもので。
次回の更新まで、今しばらくのお時間を頂戴致したいと、
そんな所で、9月中席、これまで。
ありがとうございました。
ありがとうございました。

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