« 酒落語「 そば前 」 | トップページ | 今日の一筆・修行中!(撰)-2011年7月中席 »

2011年8月 4日 (木)

今日の一筆・修行中!(撰)-2011年7月上席



落語なんかを聞いておりますてぇと、
「世の中、ついでに生きている」…なんて言葉が、
飛び出して参ります。
与太さんとか、まぁそれに準じます、ぽーっとしたヤツですな。

それと同じとは言って憚りますが、
趣味と言うのは、
誠に結構な、世の中のついで…なのかなぁ、と思う場合がございます。
いやいや、立派に趣味を扱うことでご商売にされている方も居りますし、
私が愛する日本酒にしたって、
「嗜好品」ってカテゴリでやたら増税を浴びそうな昨今、
言い換えれば「趣味品」とも言えなくないてんで、
実に有意義な趣味に違いはないんです。
産業であり伝統です。「世の中のついで」…なんて事はない。

けれども、ここで、“けれども”…なんです。
こと、私に限って申しますが、
ええ、ここ本日の大切なところでございます。
テストに出ます。

私の様な、この「今日の一筆」の様な、
日々の趣味、書いても書かなくても、
おおよそ明日のニッポンに関係のないものは、
「あぁ、世の中のついでなのかなぁ」で、
合っていると思うんです。

“ついで”の筆頭株主の与太さんは、
みんなからは「愛嬌がある」と言うお定まりでございます。
飛び切りの馬鹿に違いはないんでございますが、
裏表のない性格が好かれるんですね。

そんな訳で、世の中のついでに違いない、
「今日の一筆・修行中」ではございますが、
是非、今日は意味を付して頂きたいと思っております。
もし、ご覧になって下さることで、
「あぁ、ここはマズイなぁ」
「ふむ、ここは他よりちょっとはイイんじゃねぇか」など、
少しでも、こう思って頂ければ。
日々の喧騒でお疲れのお頭さまの中を、
その喧騒から逸らして、
一献、脇にあつらえながらご覧頂きましたら幸いでございます。

さて、お時間。
おあとがよろしいようでして。


【 彩色・鏡山(小江戸鏡山酒造) 】

Cimg4986
2011年7月1日

多摩独酌会にて飲んでみて、
いちばん気に入ったラベルをイメージして書きました。
上下に墨文字の文様があり、
白地に大きく「鏡山」と。
右に沿えた櫓はホームページを拝見致しまして。
「川越」は、
歴史の街として賑わっておいでとお聞きします。
川越には、
この小江戸鏡山酒造だけでなく、
COEDOビールの醸造元もあり、
お酒を楽しむ事もまた十二分出来る街。
歴史の街並みと共に時代に酔う…行ってみたい。

【 噺家ひとすじ60年・桂歌丸特撰落語会 】

Cimg5162
2011年7月5日

このまつもと市民芸術館で開かれた落語会、
チケットのプラチナ化は、
僕とYOKOさんの中では記憶に新しく、伝説化しています。
チケット発売当日ではありましたが、
ギリギリで入手した…と言う経緯。

何とか手に入れた芸術館、4階席からの風景は新鮮。
前座さんの代わりに、
皆さんで行われた座談会、
その時間が何とも愛しく感じたものでした。

【 彩色・噺家ひとすじ60年・桂歌丸特撰落語会 】

Cimg5163
2011年7月6日

そんな訳で、桂歌丸師匠のトリの噺は、
「井戸の茶碗」でした。
ご本人も気に入りと言う名作。
3月の岡谷・カノラホールでも口演されておりましたが、
やはり、良い噺、聞き入る噺ですね。

当日の舞台を再現しようとして背景を書きましたが、
持ち前のデッサン力の無さが現れ、
こんな1枚となりました。

【 彩色・江戸扇子・伊場仙2種 】

Cimg5165
2011年7月7日

実際に今年の夏は猛暑か…と言うと、
なんでしょう、
当初の触れ込みよりは、
きっと涼しい夏になっている心持ちでございます。

それでも暑かった時分もございまして、
YOKOさんとふたりで、
インターネット上ですが、色んな扇子を探して歩きました。
布製の扇子はあまり合わないと言う事で、
紙製のものを探して探して…
結果、こちらで買い求めます。
「江戸扇子」なるもの。
僕は「青海波&菊五郎格子」柄、
YOKOさんは「うさぎ淡紅」と名付けられた柄を選びました。

これを真似て、
今日の一筆、修業をさせて頂きました。

【 彩色・直実(権田酒造) 】

Cimg5164
2011年7月8日

埼玉県シリーズ、続いて熊谷市の「直実」を書きました。
「直実(なおざね)」と言う酒銘は珍しいですね。
調べてみますと、
平安時代末期から鎌倉時代初期、
武蔵国熊谷郷に「熊谷直実」と言う武将がいらっしゃるそうで。
蔵元は嘉永年間、1850年に醸造の記録がありますので、
時代としては、ずっと離れているのですが、
郷里の武将から名を頂いたのでは…と考えます。
そんな訳で、
銘柄「熊谷桜」から桜を舞わせ、
直実公のようなものを書き添えました。
ラベルを少々参考にさせて頂きつつ。

【 古今亭菊生の落語百夜・第49夜 】

Cimg5166
2011年7月9日

今回の気に入りは、
「死神」の字、
「四柱神社」の字が気に入りとなっております。
8月5日の番外編に登場する、
三遊亭円丈師匠の登場を前に、
円丈師匠作の新作落語「新・寿限無」を、
菊生師匠は披露して下さいました。

開演前、ブログの写真撮影風景なども拝見し、
更に、圓菊師匠のお話もお聞きする事が出来、
加えて、
1度は聞いてみたいと願っていた「死神」を聞くことが出来たので、
非常に実りの多い一夜でした。
「テケレッツノ・ポァ」ですね。
「パァ」と「ポォ」の間の「ポァ」が肝要で。

【 彩色・古今亭菊生の落語百夜。第49夜 】

Cimg5167
2011年7月10日

菊の写真を見ながら書いたのですが、
どうにもこうにも菊には見えない…。
菊の字も、ややバラけてしまって、なかなかどうして。
菊をもっと上手に書くべく、
書いた暁に、
「以前は、これだけしか書けなかったのに、
 ちょっとは上手くなったじゃねぇか…」と、
自分を誉める用に掲載。いつかリベンジ!


以上、2011年7月上席でした。

更新日の翌日明日、8月5日は待ちに待った落語会。
円丈・菊生二人会へと四柱神社へ行って来ます!

|

« 酒落語「 そば前 」 | トップページ | 今日の一筆・修行中!(撰)-2011年7月中席 »

今日の一筆」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/512041/52391561

この記事へのトラックバック一覧です: 今日の一筆・修行中!(撰)-2011年7月上席:

« 酒落語「 そば前 」 | トップページ | 今日の一筆・修行中!(撰)-2011年7月中席 »