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2011年6月18日 (土)

僕らはその12日の間に計12杯のラーメンに出会っていた。(2011年4月24日~5月5日)



すでに閉会してしまいましたが、

記録として残しておきたいラーメンのお話。

「信越麺戦記」、
3年目、今年も開催されました。
南松本のジャスコ駐車場で開かれるラーメンのイベントです。
開催期間は4月23日から5月8日まで、
昨年は「Part2・北陸の章」と銘打っておりましたが、
今年は「Part3・中京の章」として登場相成り、
岐阜、愛知からの出店、
いろいろな味を楽しむ事が出来ました。

今年の「信越麺戦記」、
イベントは3部構成となっておりました。
4月23日から4月29日の前半戦6種、
4月30日から5月6日の後半戦6種、ここまでは先年と同じで、
5月7日、5月8日は県内ラーメン屋さんの協力してのスペシャル開催6種。
イベント通算では18杯の提供でしたが、
流石に全ては無理だと思い、
基本の前半戦、後半戦は食べてみたい!と決めて、楽しんで来ました。

【 2011年4月24日 】

【 麺家 喜多楽・塩そば かさね味+メンマ増し+デカ海苔 】

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まずは名古屋の「喜多楽」に並びました。

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他のブロガーさんの写真とは、
スープの色がやや違って見えるもの。
それもそのはず、
僕らのあと2杯で終了、
それも今年の麺戦記最初のスープ切れの瞬間に、
立ち会うことが出来ました。
終盤は煮詰まったのか、白濁したスープ。
しかし、これが本当に美味しかった!
塩の美味しさ、旨味や甘みもさることながら、
スープ濃度の充実があり、
麺に乗って押し迫るものもあり、気に入りました。

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会場では各店舗で100円にて、
チャリティ・トッピング「デカ海苔」が用意されていました。
風になびくなびく。
スープにゆっくり溶かして、美味しく頂きました。

【 二代目白神・豚骨煮干そば+ネギ増し+辛にぼ玉子 】

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次いで、「二代目白神」へ。
こちらは岐阜のお店だそうです。

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店頭に、
これまでのラーメン屋さんでは見慣れないトッピング。
面白そうだし、お願いしてみます。

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辛にぼ玉子、不思議なアクセント…と言った感じ。
ゆで卵の食感なんだけれど、
辛味はほのかで、煮干香が寸時飛び、
スープのまったり濃い中に混ざって、
融合しつつも、時折顔を出して来る感じ。

スープは強く煮干の雰囲気があって、
旨味より、油の強さを感じました。
なかなか重さがある1杯。

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麺は細麺でした。
濃い1杯には太い麺が…と思う場合もあるけれど、
このスープにはこの麺、合っていたと感じます。

.

【 肉玉そば おとど・肉玉そば+ネギ増し+味玉 】

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話題の店であり、流行の「肉そば」の取り扱いであり。

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このビジュアルはそそられますよね。
「うまそう!」と見る度、応える感覚。

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麺は太いけれど、するするっと食べられる感覚。
「すする」と言うより、乗っけられた肉盛も手伝って、
「食べる」に近いです。
ガツガツ、焼肉丼をかっ込むような。
ラーメンライスの似合う食堂系ラーメンの「食べる」とは趣が違う
器ごと食らおうかと言う一体感、「食べる1杯」と言う印象。
スープは濃いと思うけれど、
卵や肉も濃く、総じて均整が取れ、
穏やかな雰囲気に感じました事も真新しい1杯。

【 2011年4月27日 】

【 生麺三銃士・信州34 BLACK(極黒豚骨魚介らぅめん)+のりBLACK 】

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ブースに立っていたお兄さんの威勢が良く明るく、好感触。
店頭、受け渡し口目前に立つと、
ダシの香が漂って来て、たまらなく美味しそうでした。

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旨味があるスープ。
甘く、醤油の塩気を上手にまろやかにまとめた感じ。
香の豊かさは「ふっくら」とさえ思います。

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麺は細身。
しかし、しなやかで歯切れも良く、
「ずぞぞ」っとすすると、
香も響いて実にまとまって美味しい。

【 GOGO宝来軒・ハイカラ味噌ラァメン 】

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やっぱり見た目に惹かれます。

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“ハイカラ”と銘打ち、アラレや青海苔や。
色物の雰囲気か…と見えるかも知れないけれど、
その味は、実にしっかり美味しかったです。
色んな味が楽しめる、
辛味のタレを溶いても、また旨い。

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麺は瞬間柔らかく感じるけれど、
返す力もあって、食べ応えもあり、良い。
味噌主体の1杯ではなく、
味噌とスープがどちらも主張して、
麺の太さや味具合もちょうど良く、
YOKOさんとふたりで気に入った味と記憶しています。

【 フジヤマ55・濃厚みそラーメン+特製全部乗せ 】

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どちらかと言うと、
こちらの方が「味噌」が前に出て来ていた様な。

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全部増しのボリュームが、ものすごい。
そして、それがすごく旨い!
うずら、のり、コーンバター、
焼豚、極太メンマ、食べるラー油が乗りましたが、
バター入りの味噌ラーメン…すごく久し振りに食べました。
旨いッたらありゃあしません。
コーンも手伝って、“定番”色もあるのだけれど、
辛味もあって甘くもあってのオーソドックスさが嬉しいくらいで。

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強め、主張豊かな具にもスープにも負けない麺。
しっかり食べさせてくれました。
僕もYOKOさんも太麺が好みで、
うずら卵、たっぷりの炙り角切りチャーシュウも、
かなり気に入り、
大好物ばかりの1杯、お腹もいっぱいになり幸せな心持ち。
南松本のフードコートで食べる雰囲気も、
また合っていた感覚があります。

【 後半戦 】

【 2011年5月2日 】

【 風神雷神・肉盛!!鶏とんこつ醤油+全部増し 】

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後半戦の1杯目は、これに決めていました。
当日、「ひづき」の木村さんが居たためか、
メニュウに「木村スーパー」の文字。

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「ひづき」「蒼空」のコラボとあっては、
全部増しでないと勿体無い!…とさえ思いました。
丼いっぱいのトッピング類。

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動物系のまったり濃いスープに、
のんびり穏やかな麺…と言った構成に感じました。
合う。
麺を箸に取って、噛み締める。
麺の味もスープのまどやかな味も感じられ美味しく、
そこで、個々に旨い具材も光る。
実力派と謳って差し支えない両店の、
実力をうかがい知る事が出来る1杯でした。

実は次のラーメンを運んで、
フードコートに向かう最中に、
休憩から戻られる「ひづき」店主殿にお会いしました。
何でも人気からスープが終わってしまいそうになり、
徹夜で仕込むべく、
1時間だけ仮眠をされて来たのだそうです。
その意気込み!
美味しいのも頷ける…と納得されられました。

【 麺匠 克味・白味噌らーめん+野菜増し 】

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野菜と…メンマだったか、
何かを足して注文したところ、
その“何か”が足りなかったらしく、
「煮玉子を乗せておきました」とのこと。

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「風神雷神」の落ち着きある一杯と比べると、
実に分かり易く「ラーメンだったなぁ」と言う記憶。
白味噌らしさはあまり分からないけれど、
味噌とたっぷりの野菜を楽しむことができ、
スープの濃さも十分で、単純に美味しい。
辛味噌も相性良く食べることが出来ました。

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横浜家系の麺を少し食べ易くした様な印象の麺。
こうした麺は、家系の好みから、
硬く茹でてあった方が好きなはずなのだけれど、
いやいやどうして、
この味噌ラーメンにはとてもよく合っていました。

【 麺屋あっ晴れ・ラーメン 】

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店頭で「野菜増し」って出来るのでしょうか?…
…そんな疑問を投げ掛けてみると、
「やってみましょう」とのお答え。
トッピングメニュウには無いものなんです。
なんとありがたいことでしょう。
そうして応えてくれたお兄さんの笑顔は、
実に頼もしかった事を記憶しております。

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「ブタ」の分厚さにも驚かされますが、
嬉しい野菜盛、たっぷり食べる事が出来ました。
スープにはニンニクを溶かして、
見紛う事無い二郎系そのもの味でした。

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麺も強く旨い。
この日の最後の1杯、おなか一杯にして、
幸せな心地で帰ることが出来ました。

【 2011年5月5日 】

【 麺の坊 晴レル屋・塩ラーメン+全部入り 】

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いろんな良さが麺戦記の一杯、
個性と共にお店ごとにあったのだけれど、
いつか何かで旅などで、
県外に出た際に、
もう1度食べたい…と選ぶならば、
この「晴レル屋」を再び…と思います。

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全部増しにて。
うずら卵はすっかり気に入ってしまいました。
これ、あると嬉しいですね。
僕もYOKOさんも、
普段は味玉をトッピングすることが少ない性分ですが、
うずら卵は、なんだか旨い。
味付けも無い事が旨い。
不思議です。

スープは充実の鶏白湯。
鶏の旨味が強く、塩の旨味もひっくるめて、
厚みがあり、「うまい!」とひと口で出て来る好みの具合。
濃く、また旨いからこそ甘味も感じられ、
こう言うラーメンを食べたい…と、
中毒性にも似た憧れを、
書いている今でも思い起こさせます。

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細くシャッキリ歯切れの良い麺も良かった。
麺と麺の間にたっぷりのスープを引き連れて口の中に入り、
スープの旨さ、歯応えの心地好さが快感。
実に美味しく頂きました。

【 肉拉麺SEN・ラーメン+岩のり+たぬきつね 】

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店頭で渡された食券。
使い古された社員食堂の趣で、
なんだか気に入ってしまいました。
これを店頭で受付の方に渡すと、
その場でそれぞれを投入して下さるシステム。

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朝…日々、お味噌汁を作っている中で、
こうした良い香の和ダシスープを形に出来れば、
その日の味噌汁は大成功、幸せだなぁ…と感じます。
鰹の香が、豊かで華麗。
香だけでも何とも旨そうなんです。
味噌を溶かして食べたい…とか、
それとは違って、鍋の前でずっと嗅いでいたい…
…良い香の和風ラーメンでした。

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麺はオーソドックスな雰囲気でしたが、
これが和の香には良かったと思います。
香があまりに強い麺では、
その味で、せっかくの和ダシの雰囲気を壊してしまったかも。
相性の良いものをちゃんと合わせた美味しさでした。

【 江戸川ヌードル悪代官・ぬーどる+ネギ増し 】

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いちばん最後に残しておいた最強ボリュームを想像できる1杯。

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これで通常量。
大きな山賊焼が乗ります。
小悪盛、大悪盛で増量されて行く…
その最大も見てみたい!…と思いはしましたが、
流石に自重できました。

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スープそのものは、
前半の「おとど」に近い印象で、
比較的サラリと感じられるもの。
もしか、上に乗るインパクト分、
しとやかに感じたのかも知れません。
注目の山賊焼は、
良い揚げ加減でカリッと美味しく、
ビールなんかも合いそうな風合。
太麺もスープと相性良く、
見た目や話題性に事欠かなかった一杯だけれど、
非常に上手にまとめられていたと思いました。
美味しかったです。


そんな訳で、
重ね重ねの今更ながら、
僕らが食べた12杯を振り返ってみました。

丼文化と一緒で、
ラーメンもたった1杯の世界で、
狭い様に見えて深いし広い!
いろんな味に出会うことが出来て、
とても楽しい日々でした。

また来年の開催のお噂もある様で、
楽しみに1年、待たせて頂きたく存じます。

盃でなく、杯を重ねた一席。
これにて。



昨年の麺戦記レポート。

旨潮麺・甘海老醤仕立て、鶏そば+直人、豊潤淡麗・優しさの余韻(2010年4月28日・信越麺戦記part.2)
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/2010428part2-d8.html

白エビだし塩らーめん、背脂中華そば、優極かれーつけ麺(2010年4月26日・信越麺戦記part.2)
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/2010426part2-7b.html

和風つけ麺、豚骨魚介中華そば、金沢流和風とんこつ(2010年4月28日・信越麺戦記part.2)
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/2010428part2-08.html

特製みそラーメン、神仙の中華そば、富山ブラック黒醤油らーめん(2010年4月28日・信越麺戦記part.2)
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/2010428part2-b6.html

一昨年の麺戦記レポート。

極豚・炙りチャーシューと春野菜の汁なし麺・酒麺亭 潤の中華そば(2009年4月27日・信越麺戦記)
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/2009427-ae9e.html

あってり麺(塩)、来味の中華そば、潤の中華そば(2009年4月30日・信越麺戦記)
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/2009430-5add.html

魚介の雫、昔にぼしラーメン、ばりこて(白)(2009年5月4日・信越麺戦記)
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/200954-2e7f.html

信州白醤油ラーメン、コクとり塩(2009年5月5日・信越麺戦記、俺らラーメンちょもらんま)
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/200955-bb20.html

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