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2011年2月 4日 (金)

旅第8回信州SAKEカントリーツーリズム(2010年9月4日)


「天空都市」

…―――現実を語るにしては、
ちょっぴり突飛な言葉だって言うのは、
分かっているのだけれど。

あの景色を今、こうして写真で眺めている。
その青い空、輝く緑がスイッチとなって、
見るなり顔を凪いでいたキラキラ、風を思い出す。
風が描いていた現実が、今、再び目の前に現れる。

ほら、きっとね、
とても意地悪に言うならね、
世界遺産で空中庭園と謳われる遺跡「マチュピチュ」なんて、
もっとスゴイんだって事くらい分かる。

忘れられない景色。
青々とし、涼やかで、健やかなる自然の呼吸。
大地を飛び越える、木々の声を届けて過ぎる風の中で、
僕らも呼吸をする。

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僕が、YOKOさんの隣にいる人生の中で、
マチュピチュに連れて行ってあげられるかは、
正直、望み薄であるけれど、
この野尻湖を囲み、コスモスが戯れる、
素敵な場所へは何度でも一緒に来る事が出来ると思うんだ。

何も世界遺産だけが素晴らしい世界ではなくてね。
こうして、僕らが見てきた風と光、緑色を照らした世界は、
他の何にも代えられない、自慢の景色だと思う。

信州は美しい。

これはただひとつの信濃町で出会った景色。

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旅第8回・信州SAKEカントリーツーリズム!


【 2010年9月4日 】

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何ぞ長野…と言っても、暑いものは暑い様です。
アイスクリームや氷の旗が、何とも美味しそうに見える夏。

昨日は旅第7回で、
小諸から信州中野まで駆け抜けて、
「食酒楽会」で、
「岩清水」と「十五代九郎右衛門」を楽しみました。
( 第10回・食酒楽会(2010年9月3日・中野市三幸軒) )
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/10201093-9e63.html )

明けて9月4日。
僕とYOKOさんは、信州中野からやや南下し、
小布施に来ていました。
北信の観光名所「小布施」…
栗菓子のTV-CMなんて子供の頃から何度となく見て来ました。

停めた小布施の「森の駐車場」のおじ様たちは、
とても気さくで気持ちが良い方々でした。
「栗の木テラス」や「小布施ワイナリー」には、
これまで来た事があったけれど、
ゆっくり観光してみようと思ったのは、今回が初めて。

小布施の日本酒蔵を徒歩で回ってみよう!

僕らは、そう考えたんです。
だったら、歩きながらなら、色々と見て回れるね…と。

駐車場のおじ様たちは、
「ここも良いよ!」なんて教えてくれたり、
小布施のパンフレットを下さったり。
「いってらっしゃい!」と、僕らを送り出してくれます。


【 小布施・北斎館 】

僕とYOKOさんは「北斎館」に行ってみる事にしました。
駐車場のおじ様イチオシ!のスポットだそうです。

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「小布施の街を歩く事が出来れば、いいや」程度に考えていて、
蔵以外の観光スポットに注目しておらず、
本当に素敵な情報を得たものです。

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館内では、
小布施の名士「高井鴻山」ゆかり、
葛飾北斎の絵を見る事が出来ました。
館内の涼しさも気持ちが良くて、
避暑気分を味わいつつ、
様々な表情を見せる北斎画をじっくり楽しむ。

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結局外に出てみれば、また暑いのだけれど、
「良いものを見た!」と言う高揚感だけでも、
不思議と暑さに耐えられる様な気がするから不思議。

目の前に見える「蔵部」と言う料理店は、
これから巡って行こうと思う酒蔵ルートに欠かせない建物の裏。

【 上高井郡小布施町・枡一市村酒造場 】

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小布施に宿泊施設や、前述料理店をも持つ「枡一市村酒造場」。
国道403号線、表通りに面した立派な建物。
小布施を訪れる人は、誰しも立ち寄るのではないでしょうか。

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趣がありつつ、洒落た店内に並ぶ日本酒。
奥には試飲カウンターもあり、
観光地「小布施」らしい造りになっています。

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入って直ぐに見える「酒」の字を大勢の蔵人が造り上げる図。

実際には酒造工程には、
様々な関門があって、
こうして「えいやっ」と組み立てられるものではないけれど、
けれど、
力をあわせて、ひとつのものを造り上げると言う意味では、
まさに「酒造り」に違いない。

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「桜川」と書かれた箱も飾ってありました。
随分と古いものに見えます。
僕は「桜川」と言うと、
栃木県は辻善兵衛商店の銘柄「桜川」を思い出してしまいますね。
そんな訳で撮った1枚。

【 枡一・純米“スクエア・ワン” 】

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ここで購入した日本酒は、
スタンダードである「スクエア・ワン」でした。
特徴的なボトル。見たことがある方も多いのではないでしょうか。
「枡」を表す「 □ 」と「 一 」の組み合わせ。
斬新です。

続いて「枡一市村」から歩いて5分ほど。
とても近い場所にありますから、
是非、小布施に立ち寄る際には、こちらにも寄って頂きたい。
次なる蔵元に到着しました。

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国道403号線から曲がり、
左手には「桜井甘精堂」が見える道、
右手の奥に蔵元があります。

【 上高井郡小布施町大字小布施・松葉屋本店 】

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地元銘柄は「本吉乃川」の様ですが、
僕は「長野酒メッセ」などで知った、
「北信流」と言う酒銘の方が、よく耳にする様に思います。

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店先は「小布施オープンガーデン」に参加していて、
夏の光と木々の影による陰影が美しく、
打ち水による清涼感が心地好かったです。

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店内に入ると、
「本吉乃川」「北信流」が並び、
また奥のカウンターでは、
試飲もさせてもらう事が出来ました。
今回だけではないけれど、
お酒は何種類か試飲した中で、
YOKOさんが好みのものを選んでもらっています。
せっかく買うのだから美味しく飲みたいものですし。

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お会計をしてもらっている中で、
レジに向かって、右手方向…
ふと見ると、釜場の様に見える空間がありました。
これはディスプレイ用なのか、
冬場に蔵を訪れたなら、
ショップから扉すらもないほどの至近距離で、
蒸しが行われたりするのでしょうか。
すごく気になりながら、蔵を後にします。

【 北信流・特別本醸造 】

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ここで購入したのは「特別本醸造」でした。

次は少し離れた場所にある蔵元でしたから、
僕とYOKOさんは、
手に持っていた2本の日本酒を、
一旦、車に置いて行こうと考えます。

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道中に撮影した北斎をイメージさせるマンホール。
最初は少し迷いながら進んだ道も、
帰りには見覚えのある道に変わります。

「森の駐車場」に戻って来ました。
偶然、木陰に停めていたおかげか、
車内は熱くなっておらず、何だか幸運を拾った気分。

「 おや?どうかしたの? 」

森の駐車場のおじ様達は、
つい先程出掛けたばかりの僕らを見つけて、
声を掛けて来てくれました。

「米川正宗」を醸す「高澤酒造」に、
これから向かう旨を話すと、
「徒歩で行くにはちょっと遠いかな~」と教えてくれます。
(ついでに、米川の生酒がすっごく美味しくて好きなんだそうです)

「 じゃあ、どうしようか 」

…と、僕は考えるに至る訳ですが、
目の前に見えるのは、レンタサイクルらしき。

「 おじさん。自転車で行くなら近いですか? 」

「 自転車なら、だいたい良い距離だと思うよ 」

決まりです。
僕らが「森の駐車場」に停めたのは、
ただ停めたいと思っていた時に通りすがっただけで、
元々、レンタサイクルの存在も知らなかったのに、
この偶然が重なる事の嬉しさと来たら!

そんな訳で、
僕とYOKOさんは自転車に乗り換え、
小布施を進む事になりました。
頂いた地図を元に高澤酒造へ!

順風満帆!

自転車で風を切るのは、気持ちが良い!

さっきまで、
歩いていた自分たちとは大違いで!

その後、

見事に僕は道を間違えた訳ですが。

「ここはどこだ!?」と思い、
高沢さんに電話をしてみると、
「えっ!?えっ……全く逆…と言うか全然違う方向です」
…と教えてもらいます。

そんな僕が「何かおかしい」と感じ、
電話をしたのは、ゆるやかな坂を上っている途中、
「新生病院」の近くでした。

道を戻り、地図を正しく見直して、
高澤酒造に向かっていて、2つ、気付いた事があります。

全く逆、線対称どころか、関連性のない方向であったこと。

歩くにしては、やっぱり遠い距離であったこと。

森の駐車場のおじさま、本当にありがとうございました。

【 上高井郡小布施町大字飯田・高澤酒造 】

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YOKOさんも大好きな「豊賀」を醸し、
地元では「米川正宗」を醸す高澤酒造。
夏には松本の日本酒居酒屋、
「厨十兵衛」でお会いする事も出来ました。

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他に店頭には冷蔵庫もあり、
「豊賀」銘柄や夏に飲ませて頂いた大吟醸が置いてあって、
こうして自転車でなければ、
それこそ買って帰ろうかと悩みながら、
夏の移動も考えて、
本懐、スタンプラリーに関わる部分でだけ、
購入しました。

【 米川正宗・蔵出し本醸造 】

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ここで、
僕やYOKOさんの思い出に残る出来事がありました。
けして秘密だけれど、
「夫婦って…」と思える出来事なんです。
お礼を言う事ではないかも知れないけれど、
感謝の気持ちもあります。

これからも「米川正宗・豊賀」、応援して行きたいですね。

さて。

小布施の蔵を巡り、次なる蔵は小布施から飛び出す位置。

ならば「お昼ご飯を食べて向かおうか」…と言う話になります。

先程、森の駐車場のおじ様から頂いた、
飲食店リストもありますが、
僕には行きたいお店がありました。

麺肴ひづきに縁があるお店。
小布施駅前の食堂なんです。

【 駅前食堂らいく(来楽) 】

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なんと、土曜日の昼は営業時間外。
夜は営業しています。


そこで迷う訳です。
一旦、街の中心部に戻り、木陰で作戦会議を行います。

実は今回、旅第8回のタイトル写真はこの時のもの。
「中町南」の交差点にある木陰でした。

限りある時間。
YOKOさんが指差したのは道の向かいにあるお店。
高澤酒造への道で、行きにも帰りにも通り、
何となく地ビールの旗が気になってはいたのですが、
カフェっぽい感じがして、
「ちゃんとご飯を食べられるかなぁ」とも思っていて、
選択肢に入れていなかったのです。

「ここで良いんじゃないかなぁ」と言うYOKOさん。
飲食店パンフレットには「カレー」とあり、
ならば失敗も少ないのかな、と考えました。
そう、この時、僕は実に消極的にこのお店に訪れているのです。
「Twitter」などで、
その後の僕らをフォローされている方なら分かるかも知れません。
11月に、このお店に、僕らは再び訪れています。
行きたくて再訪したくて仕方がなかった。
それほどに素敵な出会いでした。

だから、
この小布施の「中町南」の交差点は、
僕らの選択肢の大きな分岐点であり、
自転車を使っていた事も思い出深くあり、
今回のタイトル写真に使ったのです。

【 地もの屋 響 - yura - 】

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本当にどんなお店か分からずに入って行きました。
小布施カレー。
いかなるものだろうか。
何故でしょう。当時の自分を思い出すと、
お土産ものを売っているお店が、
カレーもついでに出している…感覚でした。
それまで何軒もお土産屋さんの前を通ったからかも知れません。

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どんどん入って行くYOKOさん。
頼もしさすら感じます。

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お店に入って直ぐ、僕に訪れた興奮。
生ビールのタップが6つもある!!
首都圏ではけして珍しくもない光景でしょうけれど、
県内で常時6タップを置いているのは、
南信州ビール・味わい工房などの直営系だけではないでしょうか?
それも信濃町のドラゴンや山ノ内町の志賀高原ビール、
南信州ビールに、木曽路ビール!?
県内のブリュワリーのビールが揃っているのです。
これは興奮せずにはいられません!

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僕は運転手だから、飲めないけれど、
YOKOさんには是非とも飲んで欲しい!
この機会をけっして逃しちゃいけないと思い、
僕に対して申し訳ないと恐縮するYOKOさんを説得、
この時期限定のビールを飲んでもらいました。

「Indian Summer Saison」

志賀高原ビールの夏に発売されたもの。
ボトルでは飲んでいましたが、
こうして生で頂けるとは感動です。
ホップヘッドを喜ばせる香と、
そして爽やかさ。
味はYOKOさんの笑顔が絶えない食事の時間で、
十分に伝わりました。

「響」では常時6タップを揃えていて、
当日は、
諏訪浪漫ビール、志賀高原ビール、
木曽路ビール、ドラゴンエール、
よなよなエール、穂高ビールの6種。
他にも、OH!LA!HO!ビールなども入るそうです。
これらを定番銘柄を作らずに、
入れ替えて行くそうです。

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カレーも野菜を食べたい
僕とYOKOさんには嬉しいものでした。
焼き野菜、それもとっても大きな野菜がたっぷり!
サラサラとした質感のカレーは、
辛味もあり甘味もあり、美味しく頂きました。
野菜も甘味が十分に引き出されたもの。
カレーとの相性も良く、
想像以上の「当たり」に嬉しくてたまりません。
夜営業のお話も聞き、
「年内に絶対もう1度、ここに来る!」と誓ったほど。
(そして、それは実現させた)

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食後のデザートも秀逸でした。
使っている牛乳が、とても美味しいと感じさせる味わい。
アクセントでしかないはずのブルーベリーの、
甘露を思い出させる甘味と熟れた香。
幸せなランチ・タイムを過ごす事が出来ました。

満ち足りた気持ち。
お腹も心も。
「地もの屋 響」を経て、僕らは須坂市に向かいます。


カーナビに従って進むと、
須坂駅のロータリーが見えました。
なんでまたロータリーを経由せねばならないか…
…とナビを疑いつつ、
ロータリー直前で左折。伸びる道に乗ります。

【 須坂市大字北横町・松葉屋 】

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本当に程無くして到着した蔵元前。

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道沿い、駅前だから交通量もあり、
「しんきん」も見えたりする、そんな場所に、
「臥龍山」の蔵元はありました。

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立派な「臥龍山」の看板。

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入って正面に見える棚には「臥龍山」ラインナップが並び、
なんとも「酒屋さん」と言う雰囲気。
やや薄暗く、やや涼しい風情。

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店頭には牧水の歌も飾られていました。

【 臥龍山・純米吟醸 】

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Twitterもやってみようかな~…なんて話されていた、
蔵の奥様、その後どうされたでしょうか。
先程の酒の棚の前に立ち、
お客さんを相手にする…そんなスタイルは、
酒屋の光景として、何だかとても素敵なものに見えました。
ここでは純米吟醸酒を購入させて頂きました!

続いて向かったのは同じ須坂の蔵元。
車で15分も掛からない距離にあります。

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CMなどでもよく目にする蔵元さんです。
この白い建物、
奥の信号まで続く建物が蔵元さんであり、
ショップなども複合した大きな建物です。

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菰樽を9つ並べ、青々とした杉玉が飾られたショップ横。
強い日差しが差し込み始めていた時間帯でした。

【 須坂市大字須坂・遠藤酒造場 】

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お店の前に掛かる垂れ幕には、
「創業元治元年・日本一小さい蔵元」とあります。
ショップ入り口には自動ドアが配備され、

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細長い、横に長い店内ながら冷蔵庫が並び、
所狭しと自慢の酒が棚に綺麗にディスプレイされ、

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試飲できるボトルもこんなにたくさんある蔵元様が、
日本一小さい蔵元さんだなんて、
ご謙遜しすぎです!
特に、モンドセレクションなどの賞を受賞された事など、
よくお聞きしますよね。

【 渓流・純米 】

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ここでは「渓流」の字が、
雄雄しく書かれたラベルの純米酒を購入しました。
他にも「どむろく」や、
本醸造「朝しぼり出品貯蔵酒」などが、
TV-CMで知られています。

「 YOKOさん、次はちょっと遠いよ 」

そう言って、僕は車を走らせました。
続いては信濃町。
ちょっと楽しみな出会いがあるかも知れない…
そんな風に思いながら車を走らせました。
見てみたいものもあるし、いちばん最後にとっておいた…
そう言っても過言ではない信濃町へ。

昔々、すごく昔、
糸魚川に行くと父に連れられ通ったかも知れない、
そんな道を通り、蔵元に到着。
YOKOさんと共に蔵元横の駐車場に降ります。

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何かに近づいたとするならば、
空の青さに近づいた景色。

YOKOさんの背中を撮りながら、そう思っていました。
これまでに山が大きくなる事は、
山が近づいて見える事は何度かあったんだけれど、
この景色は不思議にすら思います。
高い山がない。でも山に囲まれている。
これは、この場所が高いからこそなんだと分かります。
黒姫高原に近い信濃町、高原の景色。

【 上水内郡信濃町・高橋助作酒造店 】

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お酒の神様として知られる「松尾」様の名を冠する蔵、
高橋助作酒造店に到着しました。

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店頭に掲げられた看板。
かなり年代を感じさせる木の色合いをしていて、すごく魅力的です。
この看板は、何度となく蔵を訪れる人を見ていたのだろうし、
これからも見て行くのだろうし。
こうした古木に浪漫を感じないではいられません。

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「松尾」と言う日本酒銘柄は知っていたけれど、
他にも「松牡丹」であり、
醸す銘柄は豊富にある様です。
この後、2010年10月の「長野酒メッセ in 長野」で、
更なるラインナップを目の当たりにします。
雪深い豪雪の地、
これだけ様々に醸してくれる蔵元さんがいるなら、
冬も楽しみになるやも知れません。

【 松尾・純米手造り 】

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ここで購入したのは、
好みのラベルデザインをYOKOさんに選んでもらって、純米酒を。

そして、Twitterで日本酒に関わる情報をツイートされている
「sakestyle」さんにお会いする事が出来ます。

僕らはこれからある場所に行こうと考えていましたが、
sakestyleさんから素敵な情報を得ます。
その後も、Twitter上で情報を教えてくださり、
すごくありがたかったです。感謝!
何より、この後僕らが信濃町をもっと好きになる景色のきっかけ、ここにありました。
コスモス園の情報、
また、次回訪れようと思うパワースポットの情報も。
「松尾」の蔵元に、今日訪れて本当に良かったと感じました。

当初から僕らが向かおうとしていたのは、
野尻湖湖半の博物館。

旅の計画段階、蔵元への地図を見て、

「 YOKOさん、「松尾」さんって野尻湖近くにあるみたいだよ 」

…と僕がパソコンのモニタを見ながら、
背中越しに聞いた時の反応は、

「 マンモスのいるところ? 」

そう、「野尻湖」と言えば「ナウマン象」が思い出される訳で。

【 野尻湖ナウマン象博物館 】

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そんな訳でやって来ました。
ナウマン象博物館。
学術的に興味がある…と言う訳ではないのだけれど、
1度は見てみたいな…と思っていました。

子供の頃、
長野県だけかも知れないけれど、
社会の教科書で見たこともある訳だし、
「知っている」ということは、
どこか親近感に通じ、僕らを動かしました。

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ハンドルでぐるぐる回る!オオツノシカ!

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ボタンを押すと鳴き出すぞ!ナウマン象!

展示室2階には亀もいました。
野尻湖の生態として。
こう、大きいな…と。
僕とYOKOさんは一通り見て回りました。

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駐車場からは野尻湖が見えます。
ウィンドサーフィンをしている方がいるのでしょう。
湖面をカラフルな旗が進んで行く姿が見えました。

【 黒姫高原・コスモス園 】

sakestyleさんに教えてもらった信濃町情報。
このブログ更新時、2011年2月現在では、
この場所は「黒姫高原スノーパーク」になっています。
スキー場。

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夏場はコスモス園として営業されていて、
僕とYOKOさんはここに訪れました。
15時過ぎ、人が訪れる最盛期は過ぎ、まばらになったとは言え、
多くの観光客さんと思しき方々で賑わっていました。

「 せっかくだから 」

旅にありがちな言葉だけれど、
その一歩の勇気と言うか、やる気と言うかポジティブさが、
楽しさに繋がっていく、思い出を築いていくと思います。
リフトに乗って、頂上を目指す事にしました。

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リフトに乗った直後の1枚。
眼前の丘に「クロヒメ」の文字。
乗った当初は気付かなかったけれど、
今、こうして写真を見ることで気付く事が出来ました。

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進む。
リフトに乗るなんて、
15年程スキーをしていない、
ボードもしていない自分には久し振りすぎて、
乗る前は、平気だったけれど、
乗ってみると、足元が当然ながら浮いているため、
心許ない。

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ふわふわ揺れて、浮かぶ様な体感のリフト。
眼下に見える景色は、コスモスの絨毯。
空気はひんやりと感じられ、夏景色を打ち消す様な涼しさ。

景色はたいへん良いのだけれど、
地面までの距離が歯痒くて仕方がありません。

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後半は林の中をリフトが通って行きます。
雪が積もっていれば、見事な直線路でしょう。
今は、様々な植物に覆われたデコボコの地面。

自分が高所恐怖症だとは思わないけれど、
ちょっとお尻を滑らせれば飛び出せそうで、
飛び降りる事が出来そうで、
それを想像するだに、ひやひやします。
YOKOさんにしがみつきながら、終点まで。

終点に到着したときには、随分とホッとしたものです。

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頂上は標高1030mとのこと。
備え付けられた温度計が指示する温度は22℃で、
(小布施では普通に夏日でしたから、30℃はあったでしょうか)
なるほど、涼しく感じられるはずです。
更に先、山の頂きからは、靄が降りてきていて、
神秘的ですらありました。

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頂上の景色、素晴らしいものでした。
自然の偉大さが目の前に広がります。
野尻湖に降り注ぐ太陽。光。
目の中に飛び込んで来る風景が、
そのまま体中のエネルギーに変わる様な景色。

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幸せを呼ぶ鐘「ハピネスベル」と言うベルが用意されていました。

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空に響く鐘の音。
強く叩いた訳ではなかったけれど、すごく良く響き、
音色の波紋がまるで空に融けて行くような感覚。
とても良い思い出になりました。

静かに、そしてじっと眺めている…
…ほどに、温かい訳でも、
過ごしやすい訳でもない気温だったので、
景色をしっかり目に焼き付けて、
感動を網膜に織り込んで下りのリフトに乗ります。

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そう言えば、リフトの下りって初めて乗るかも知れません。
スキーなら、滑走して麓に戻るのですから、それもそのはず。
景色はとても良いのだけれど、“行き”以上に怖い。
楽しくて、本当に眺めの良い椅子なのだけれども。

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ここまで降りてくれば大丈夫。
「落ちても何とかなるかも知れない」程度の高さになれば、
何かと気持ちにも余裕が出て来ますね。

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降りて来てから、
信濃町名産の「とうもろこし」を食べる事にしました。
「とうもろこしのソフトクリーム」にも、
すごく惹かれるものがあったのだけれど、
せめて、温かいものを食べようと言う事になりました。

Cimg1585 

こんがり。
あまうま。
満足。

信濃町I.C.から高速道路を使って松本に戻ります。
1時間30分も掛かっていないでしょうか。
信州中野から戻る時とも大差ない距離で、
なんだか今まで信濃町を随分と遠くに思っていたものだとすら、
感じられる帰路でした。


松本に帰って来て、僕らはまずご飯にあり付こうとします。

【 松本・麺肴ひづき 】

ひづきの駐車場から見た景色。

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これはとても見慣れた景色だけれど、
先程までの高原世界から比べると、
その見慣れている事すらも愛しく感じられます。
松本に「帰ってきた」と思う。

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この日、僕もYOKOさんも「つけ麺」気分。

【 担々つけ麺 】

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YOKOさんがお願いしたのは「たんつけ」で、

【 醤油つけ麺 】

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僕は「つけしょう」を。

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つけダレの味も美味しいけれど、
このウェービーな麺も大好物です。

【 焼き餃子 】

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「餃子房ひづき」でも買う事が出来る焼き餃子。
大判で、5個と言えど、ふたりで食べて、
お腹一杯になることが出来るボリュームです。
ほとんど欠かさず注文している、
僕らの“定番”でもあります。

Cimg1594

出て来る頃には暗くなって来ていました。
さっきまでの光が、空に吸い込まれて行く感じ。
北信・信濃町から中信・松本市まで帰って来て、
夕暮れから夜の入りを経て。
ゆっくり晩ご飯を食べて、夜の訪れ。

僕らは一旦家に戻り、再び松本に出て来ました。
「お疲れさま会」の様に、軽く飲みに出たい気分。

【 Beer Garage Ganesha 】

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松本の「Beer Bar」と言えば、ここでしょう!
「ぷはぁ」とやりたくて、「ガネーシャ」への階段を上ります。

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店内では、日本代表のサッカーが放映されていました。
他のお客さんと一緒に試合を見ながらビールを頂きます。

【 Rouge Dead Guy Ale / America 】

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僕は冷蔵庫に並ぶ数々のボトルの中から、
「ローグ」の「デッド・ガイ・エール」を選びました。
数種類ある「ローグ」シリーズの中で、
初めてお目にかかったボトル。飲んでみたいと思いました。

【 Rodenbach Classic Draft / Belgie 】

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YOKOさんは当時のゲストビール、
普段はボトルで置いてある「ローデンバッハ」の樽生版。
ボトルと比べて、
香や喉に感じる美味しさが違います。

【 Pub.摩幌美 】

Cimg1603

そして、旅の終わりは、
いつもここでありたい「摩幌美」へ。

【 ALBA SCOTS PINE ALE 】

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YOKOさんは「アルバ」を。
お気に入りは、
志賀高原ビールの「IPA」か「Pale Ale」か、
それかこの「アルバ」を頼む事が多いYOKOさん。

【 KILCHOMAN 】

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僕はピートの香を欲した気分でした。
この1日、とても楽しかったけれど、疲れもしました。
充実していたからこそ甘受できる疲れ。
それをゆっくり味わいたい。
そんな時に、ピートの強いモルトを欲する日が多いです。

酋長に見てきた世界を話したりもしながら、9月4日のお話はこれまで。

旅第7回、旅第8回と続いた両日、
撮影したデジカメ写真の枚数は236枚でした。
1枚1枚、素晴らしい思い出。

以上、旅第8回・信州SAKEカントリーツーリズム!

今回は小布施、須坂、信濃町の蔵元6蔵を回りました!!

スタンプ全76個制覇まで、あと29蔵です!

次回、旅第9回信州SAKEカントリーツーリズム、

「木曽路、妻籠宿編」に続きます!


【 信州SAKEカントリーツーリズム公式サイト 】

( http://www.nagano-sake.or.jp/tourism/ )

蔵元情報や、推奨ルート、
最も重要なスタンプ台紙などは、こちらから!


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コメント

楽しく読ませてもらいました。ボクらの知らない小布施をあれこれ紹介してくれていて、とても勉強になりましたよ。

 とくに「響」さんは気になっていた店だったので、店内の様子がわかったのは大助かりです。ホント、魅力的なお店ですね。

 桝一さん、松葉屋本店さん以外にも「豊賀」の高澤酒造さんが小布施にあったというのは盲点でした。

 そのうち小布施には足を運ぶと思うので、参考にさせてもらいます。

投稿: ゴマ | 2011年2月 5日 (土) 14時37分

小布施、自転車で回ると…部分的に道幅、歩道が狭い場所もありますが、
快適に周遊できる感覚でした。
本当に楽しい1日になりました!
中町南の交差点から、高澤酒造さんまでは、
最初のY字分岐さえ過ぎれば基本的に一直線。
安心して着くことが出来ます!

今回は遠かった事、
情報を知らなかった事、
それが由来して「岩松院」に行く事が出来なかったので、
次回はここをフォローしつつ、
小布施ワイナリーや、
山ノ内町、中野へ遊びに行ければ…
…そんな風にも思っています。

「響」は是非!
夜に長野市から小布施に飲みに行くのは、
片道30分程度かかるのですが、
その価値がある夜の営業。
ランチも素敵でした!

投稿: SOJA | 2011年2月 7日 (月) 07時38分

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