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2011年1月19日 (水)

年末と年始と松本あめ市。(2010年12月~2011年1月・松本と酒の縁)

  ・

お酒に囲まれて、2010年と2011年を駆ける。

うん、

お酒に囲まれた事は間違いないけれど、

僕とYOKOさんの年末年始は、

実に幸いな事に、

人、に囲まれていたと思う。

歩いて、飲んでいる中で、みんなの笑顔が浮かぶ。

そう、幸せなこと。

今年も良い1年になりますように。

いや、良い1年にならない訳がない。

共に笑ってくれる世界に、感謝。


【 2010年12月31日 】

去年と同じ流れ。
それは、息災に過ごして来たと言うこと。
僕とYOKOさんは松本に向かいました。

大晦日恒例の緑町「厨十兵衛」の年末営業。

みんなでカウントダウンを行い、
(ラジオから流れる声に合わせて)

みんなで「あけましておめでとう」と言い合う日。

すごく楽しい。

夜になる前に、僕とYOKOさんは街をお散歩していました。

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去年の自分と今の自分、
大きな差の中に「Twitter」による情報収集能力強化があります。
事前に情報を手に入れていましたとも。
四柱神社の初詣や二年参りに合わせ、
スペシャルなメニュウがあると聞いていました。

「厨十兵衛」は22時頃から。
その前に、ちょっと腹ごしらえです。

【 手打ちうどん・ジビエ料理 みたから 】

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昨年出会った素敵な居酒屋さんのうちのひとつ。
少し早い年末の挨拶を。

( 記:みたからの力を見たから、僕らは大好きになった。 )
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/20109-10-92ad.html )

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しばらく歩いたあとの休憩も兼ねて、
喉に潤いを求めつて、ぷはぁ。

【 キジ汁+うどん & シシ汁+うどん 】

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ナワテ通りを、松本を、
食の世界から活気付けようとする中で、
ジビエと信州伝統野菜に力を入れているお店の1店「みたから」…
「橋倉」で初めての「キジ」、
この「みたから」で初めての「イノシシ」を食べた昨年。
白味噌で味付けされたツユ―――…
これだけでも、普段の「みたからの味」を知った僕らとしては、
スペシャルな感じ。
12月の寒さを歩いてきた僕とYOKOさんに、
すこぶる美味しく、熱い1杯は魂に訴える美味しさでした。
生姜のキレのあるアクセント、
キジ肉、シシ肉で味わいに差があり、
食べ干し、飲み干す頃には、豊かな気持ちになれるほどでした。

これがだいたい18時前後のこと。



21時30分頃、
そわそわウキウキする気持ちで、
「厨十兵衛」に向かいます。


【 厨十兵衛 】

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この日のために書いた、
「今日の一筆・修行中」の字。
2010年に「感謝」、
出会った人、出来事、全てに感謝を思い、書きました。

【 富山・若鶴“苗加屋”・純米吟醸無濾過生原酒 】

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僕らをまず迎えてくれたのは、
M本さんが持って来て下さった「苗加屋」。
久し振りに飲みましたが、
やはり力があって美味しいお酒です。

【 鶏を焼いたもの 】

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YOKOさんは食べるなり「美味しい!」と喜んでいました。
Idさんが焼いてくれた鶏肉、
パリッと香ばしく肉厚ながら柔らかく、脂しつこくなく!
ゆずこしょうが、また憎いほどに相性良く、美味しいんです。
日本酒が美味しくなる一品。

【 埼玉・秩父錦・大吟醸“金賞受賞酒” 】

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Idさんが出してくれた「秩父錦」の大吟醸。
まろやかな舌触り、香り高く品良く、
香の軽さ、通りの良さが、何とも心地好いものでした。

【 おでん 】

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あったまるメニュウで、温まったメニュウ第1弾。
毎年、食べている気がしますが、
流石の美味しさなのです。
だから、いつも嬉しい。

【 静岡・君盃・純米吟醸 】

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Kenchieさん、Skさんが持って来た「君盃」は、
自家熟成品。
色はずいぶん黄色味かかっていて、
香にも熟成の雰囲気が漂います。
味は素晴らしい熟れ加減。
「君盃」に感じられる蔵の雰囲気を覗かせながら、
とても美味しく頂きました。
おでんにも、ビーフシチューにも合う万能さ!

【 お漬物 】

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YOKOさんが山芋のお漬物を、
いたく気に入っていました。
蕪もこの時期の定番。

【 ビーフシチュー 】

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温まったメニュウ第2弾。
カウンター越しに器で渡された時は、
上から降って来る大きな器に、
「これなんだろう」と思ったものでしたが、
次第に目の前に下りてきて香る良い匂い。
たっぷりのビーフシチュー、圧倒されます。

【 山形・十四代“七垂二十貫”・純米大吟醸 】

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更にIdさんが出してくれた日本酒。
万能…と言う言葉があっているのか、
全能と言う言葉の方が良いのか。
やはり、人を頷かせる酒質であるのは間違いない、
そう思える味わいでした。
綺麗で香り高くも薄っぺらくなく、
くどいほど身が厚い訳でもなく、
飲みやすく、1杯が2杯、2杯が3杯と、
美味しさが連鎖して行く日本酒。
確かに僕もお代わりしたし、
YOKOさんもお代わりしていました。

【 鰤のお刺身 】

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長野県ならではの風習。
大晦日「お年取り」の際に鰤。
年越し蕎麦も食べるけれど、
新年を迎えるにあたり、鰤も食べたいと思うし、
ずっと食べて育って来ました。

目の前に来て、見て、食べなくても分かる美味しさ。
この鰤はとても旨そうだ!

味は、もちろん本当に格別のものでした!

【 京都・東山酒造“魯山人” 】

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【 京都・東山酒造“坤滴”“六玄” 】

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親会社は黄桜酒造である、京都・東山酒造の日本酒。
料理に相性良く飲ませてくれたと思います。

【 茹で豚・辛味噌添え 】

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2010年に登場したメニュウの中で、
僕はとても記憶の覚えが良いメニュウです。
頼んだ回数は少ないかも知れないけれど、
チャーシュウ、角煮など、
タレの味を加えたものをよく口にする中で、
実にシンプルに「豚」であり、
厚切り、頬張る食べ口であって、
過度の重みがなく、酒に合って、
辛味噌も旨くて、完璧だ!と思ったほどで。
程好い、肉をかじる食感。
たまらないものがあります。

【 福島・夢心“夢の香” & 兵庫・太陽 】

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ブログ「92の扉」のkuniさんが、
東京・大塚「地酒屋こだま」で買って来た「太陽」と、
福島県に旅をした際に買って来た「夢心」を持ってきて下さいました。

「淡麗辛口に反旗を翻す」太陽酒造の新酒。
「太陽」は熟成して旨いお酒も多いけれど、
新酒も勢いがあり張りがあり、
けれど、滓の分も利いているのか、
攻撃性のあるエレガントさで美味しかったです。

「夢の香」は「奈良萬」を醸す「夢心酒造」らしい出来の良さ。
福島県の酒造好適米「夢の香」を使った日本酒でした。

【 牛たん焼 】

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サチコさんが持って来てくれた牛タンを、
Idさんが焼いてくれた…はず。
終盤になって来ると、かなり記憶があいまいになります。
これまで食べた事がないほど肉厚で、
ものすっごく美味しかった…のだけれど、
「うわー!うめぇ!」と言った記憶くらいしかない。
旨味に翻弄されていたのだと思います。

【 大分・老松酒造“梅酒王” 】

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そう言えば最後にこれも頂きました。
たぶん、R姉さんが持って来てくれたものだと思います。
日本酒をいっぱい飲んできた中で、
この梅酒も、紅一点的存在で美味しかったです。

写真に残っていなかったけれど、
2011年を祝うお酒は、山口県の獺祭。
これを高らかに掲げて、
「ハッピーニューイヤー!」でした。

Kenchieさんの「GLEN LIVET」も美味しかったです。
シェリー樽で、
ダンカンテイラー社のピアレス・シリーズ。
シェリー樽らしい芳しさ、
長期熟成故の香の深さ、味の深さ。
素敵でした。


ところで、今年僕が持って行った日本酒は、この3本。
どれも好評で、すごく嬉しかったです。
美味しく飲んで頂き、感謝。

【 長野・笹の誉・純米吟醸袋吊るし直汲み生原酒 】

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「笹の誉」は2本買ったうち、
1本目の経過を参考に、前日30日に封を開けたものでした。
2日目以降に香は更に開き、
もっともっと美味しく感じたそれを、みんなで頂きました。
本当に好評のうちにボトルが空になって行き、
松本で育まれた日本酒が、
こうして松本の日本酒居酒屋で美味しく飲まれている光景が、
とても素晴らしいものに見えました。

【 栃木・仙禽・純米大吟醸斗瓶取り“亀の尾35%” 】

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「仙禽」は木桶仕込みの逸品。
同時リリースの精米歩合19%の純米大吟醸もあるけれど、
飲み頃を考えて35%を持って行きました。
非常に綺麗で、軽やか、香も含んで先に伸びて来る美味しさ。

【 ノルウェー・裸島・純米無濾過生原酒7号酵母 】

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「裸島」、先に飲んでいた濁酒版は、
どちらかと言うと7号酵母らしい、
日本でも飲むことが出来そうな雰囲気の濁酒でした。
「普通に美味しい」
香が控えめで、酸も適度な味わい。
この「裸島」は、スイートさと酸の強さが、
強烈に存在していて、
実に特徴的で、面白い日本酒でした。
ノルウェー産と言う事も、
楽しんで飲んで貰えた様に感じました。


以上、いっぱいのお酒に囲まれて、
みんなに囲まれてのお年取り、2011年の幕開けでした。

普段、
あまり話を出来ない方と話をする事が出来たり、
隣り合った方との縁もとても大切にしていきたいと思ったり。
松本に根付く日本酒の輪、
すごく大切にしていきたいと思いました。
そして、こうした場を造り上げた、
Idさん…と言うか「厨十兵衛」ってすごいなぁ、
あってくれて嬉しいなぁ、そう思いました。

笑顔、笑顔、笑い声。

お店の中に、めいっぱい詰まった楽しさ、
楽しいから嬉しくて、嬉しいから幸せで、
1年の最高の締めくくりと、
最高のスタートを感じる事が出来ました。
また1年、この楽しさを目標に懸命に走りたいと思う!

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2011年1月1日の「今日の一筆・修行中」…

そして「厨」と「リス」のステッカー。

…このステッカーをもらった瞬間の、
ある、あの発言もめいっぱい笑ったなぁ。

その後、
1月1日は家族で過ごし、呑み初めの1月2日。

この日、僕もYOKOさんも、
“こうした飲み”である事なんて、
全く予想していなかった訳で、
展開のすごさ、酒が繋ぐ輪、
コタツ席の魔法、引力、日本文化の正月、
真髄をここに見た気がしつつ、
後半、全く記憶がありません。

翌週、店主N村さん曰く、

「 久し振りにふたりともダメだった 」…

…―――そうです。

うん、分かっていますとも。

翌1月3日、
全く使い物にならない状態の僕とYOKOさんでしたが、
かけがえのない1日であったことは間違いない。

ダメな状態、極限の酔っ払い状態になったのだけれど、
心底日本酒に愛された呑み初めだったんです。

【 2011年1月2日 】

17時30分過ぎ、
松本駅前「風林火山」に到達。
開店直後、まだ比較的静かな店内。

【 長野・杉の森 & 山形・十四代“本丸・角新” 】

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カウンターに座って、
「杉の森」と「十四代」を頂きました。
「杉の森」のにごりは、この時期の大定番!…って、
僕は勝手に思っています。

【 馬バラ刺 】

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手始めにお願いした馬刺し。
「風林火山」、先の「厨十兵衛」共に、
良い馬刺し、良い刺身が揃っています。
どちらを頼んでも満足できるけれど、
1月2日は、馬刺しの気分だった様子。

【 野菜サラダ 】

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僕らは必ず頼んでいるはず。
浅漬け風の野菜サラダ。
軽く塩揉みをしてあるもので、
日本酒のみならず、最高の酒肴になっています。

【 秋田・新政 & 長野・亀の海 】

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去年も新年初呑みは「風林火山」で、
「新政」と「真澄」を頂いていました。
今年も同じ「新政」の元日しぼりを!

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去年が寅年、今年は卯年。
干支の絵馬が首に掛けられた日本酒です。

「亀の海」は、
2010年最高の年になった「亀の海」の最高峰級、
大吟醸中汲み原酒で、蔵出し40本の限定品。
いやはや、流石の美味しさでしたとも!

【 時鮭の塩焼 】

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【 山芋千切り 】

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【 焼にんにく 】

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【 ポパイソテ 】

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この日、僕らはご飯を食べつつ、
日本酒を頼み、末に「摩幌美」に寄って帰ろう…
…そんな流れを想像していました。
お魚、野菜、風林火山名物など。
どんどん食べます。
しっかり食べていたからこそ、
長丁場を楽しく過ごせたのかも知れません。

【 長野・信濃光“積善” & 長野・ドメイヌ・ソガ 】

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「信州の地酒スタンプラリー」のスタンプを進めるべく、
北信の2蔵の日本酒を選びました。

【 ちくわ磯辺揚げ 】

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【 あったか枝豆 】

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この2品はお気に入り、あると嬉しい。
「風林火山」のちくわの磯辺揚げ、
本当に美味しいので、是非1度!とオススメしたいです。
枝豆は僕もYOKOさんも大好物。

【 秋田・NEXT FIVE(新政、一白水成、白瀑、春霞、ゆきの美人)】

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その後、合流する事になるA川さんが、
お土産として持って来てくれていた日本酒。
秋田の蔵、5蔵の共同醸造の1本なのです。
これが非常に美味しかった!
なんと言うか、
単純に、とても魅力的なお酒なのです。
好みが違う、
僕とYOKOさん共に満足出来るポテンシャル。
5蔵が集まった事もスペシャルでありながら、
味わいもとても素晴らしいものでした。

【 広島・亀齢・辛口純米八拾生 】

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生熟成を経ている「亀齢」…
これもすこぶる美味しかった。
たぶん、A川さんが好みとするタイプ。
きっと冷蔵庫でゆっくり熟成したのだと思います。
まさに「適熟」、
きっとこの美味しさはこのボトルだけのもの。
そう思える、それだけの味わいがありました。

【 豆富鍋 】

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〆として注文をしたはずのあったか鍋。
そう、その頃はそう思っていたんです。
運命と言うほど大袈裟では無いけれど、
楽しさと言うか、
縁、輪っかはどう転がり込んでくるか分からない。
だから、とても生きていく甲斐がある。

【 長野・大信州・純米吟醸槽場汲み 】

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最後に、
日本酒番頭K山さんが、
実際に「大信州」造りの場「豊野」に赴き、
汲んで来た、持ち帰ってきた「槽場詰め」を頂きました。
蔵に実際に訪れた酒販店、居酒屋さんだけが、
このお酒を出すことが出来るもので、
本当に特別な、心のこもった日本酒なのです。

「やっぱり大信州は美味しい!」

そう思った記憶は確かに残っています。
営業のH澤さんともお会いできて嬉しかったし。
…何故か「風林火山」Tシャツを着ていて、面白かったし。

まだ、この頃は覚えているんです。
だいたい。


ここから、風景が変わっているのに気付いて下さい。

【 長野・信濃鶴・純米生酒しぼりたて 】

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コタツ席に移動。

特に申し合わせた訳では無いけれど、
日本酒が本当に大好きなA川さんがやって来ました。
コタツ席で飲むそうなので、僕らもお呼ばれをします。
お友達のSさんも一緒。
後日思うに、どこかであった事があるかも知れません。
いや、うん、たぶんこの「風林火山」で。
当日、Sさんはラグビーの側面で素敵な出会いもあり、
それを喜んだ覚えもあります。

【 長野・北光正宗・特別純米“いいやまの酒” 】

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調べると、基本的に飯山市限定の日本酒。
全て飯山産、飯山愛から生まれた日本酒と言えるもの。

【 長野・木曽路・しぼりたて本元21BY 】

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メニュウリストにあり、
「呑みたいな」って思った記憶はとってもある。
写真に撮っていると言う事は、飲んだんだと思うんです。

【 長野・大信州・吟醸生“吟にごり” 】

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メニュウにあったと言うより、
H澤さんが持って来てくれたと聞いたような。
このお酒のおかげで、
つい先日、蔵で「純米大吟にごり」を買う事ができました。

…封開け、噴くかも…なんて話をし、
N村さんに開封してもらって、
「やっぱり大信州は旨い!」と叫んでいた気がします。

【 長野・豊賀・特別純米しぼりたて生 】

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翌日、カメラの中に収められていて、
「飲んだっけ?」と思った「豊賀」……
……YOKOさん、「豊賀」ファンである訳だし、
注文する確立は高いと思う。

【 長野・大雪渓・汲み上げ純米生原酒 】

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「大雪渓」を頼んでいた記憶もほぼ無いし、
いやむしろ、
その向こうに落ちている、
一升瓶の栓をしてあるアルミ蓋の残骸はなんだろう…。
開封?開封してもらったのでしょうか。

翌週訪れた際のYOKOさんの名言。

「あの場にいた人、きっと全員記憶無いかも」

あー、そうだよなぁ…と。
細部の記憶は無いけれど、楽しかった記憶はあるんです。

後半、島立・山屋酒店さんご夫婦も訪れ、
コタツ席に連れ込まれます。

連れ込まれたのは、山屋酒店だけではありません。

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先のこの写真、
ストーブの上にあるものが、
もうひとり、引きずり込まれた方の残骸。

その後、Twitter上で、
無事に京都行きのバスに乗ることが出来たと報告してくれた、
pudo_puniさんが背負っていたもの。
僕は中学校時代に学校登山で登った燕岳。
あれは夏の話だけれど、
今は冬、厳冬の冬に登って来たのだそうです。
見せてもらった写真は、「すごい!」と一同驚嘆の風景!

これも縁。日本酒が繋いでくれた縁。

そう言えば、
「地酒屋こだま」のたけさんが松本に来てくれた時、
塩尻「笑亀」の丸山さんも囲んで、
めいっぱい楽しんだ夜もありました。

「風林火山」のコタツ席は、とっても素敵な席なんです。
何かが起こる、とても嬉しい出来事が。

…いや、コタツ席だけでなくて。

こうして年始の「風林火山」、
年末の「厨十兵衛」、
僕らが大好きな松本の、
大好きな日本酒を飲ませてくれる心ある居酒屋さん。
そこに生まれる良い空気が、今日も僕らを元気にしてくれるんです。

コタツって、すごい吸引力があるじゃないですか。
虜にするから求心力でも良い。

ただ在るだけではダメなもの。
人の和を温めてくれたコタツ席。

またひとつ、良い思い出が出来ました。

思い出がもっとあったかい。

1月2日は、
その後、帰巣本能的に「摩幌美」を目指し、
辿り着いたのは良かったのだけれど、
粗相をふたり揃って働いて帰って来ました…
…いや、来てしまいました。
それでも翌週、あたたかく迎えてくれる酋長とAkkoさんに感謝。

【 2011年1月9日・松本市内 】

続いて、
年始の出来事で書いておきたい「あめ市」の日。

前日、1月8日は「よよぎ」と「みたから」、
もちろん「摩幌美」に行きました。
「よよぎ」でもいろんな笑顔に囲まれました。
いつもそこにある大将のお店、あの雰囲気は大好き。
「みたから」ではブログにも書いてあった、
「ジビエコロッケ」のお話を聞きます。

「あめ市」は1月8日、9日の両日に渡って開かれ、
1日目、ジビエコロッケは飛ぶように売れ、
あっと言う間に売り切れてしまったので、
夜営業のうちに、もっともっと作っておこうと、
テーブル席を工場にして製作中に、お邪魔しました。

よって、1月9日はコロッケを食べるべく四柱神社、
ナワテ通り、みたからに向かうのだけれど、
僕とYOKOさんが、ナワテ入り口の混み合う中を掻き分け、
絶賛販売中の心持ちで歩いていたナワテ・宇宙堂前、
「みたから」のヤマ店さんとすれ違います。

「あれ?コロッケは…?」

「それが今日も凄まじい勢いで売り切れてしまって」

いろいろ露店があったのに、
何故、みんなコロッケに惹かれたのか!

僕らはそんな訳で食べられなかったけれど、
偶然にも、
両親が食べていました。
母曰く、
「みんな食べ歩き用に1個ずつ買っていたけれど」
「みんなで食べたいから、多めに買っちゃった」
…とのこと。
その後、知り合いに配って回っていたそうです。
僕とYOKOさんは食べられなかったけれど、
それを身内が食べている…と言う類稀なる出来事。
“世間の狭さ”と言ってしまえばそれまでだけれど、
やはり血は争えない、
同じ“食の楽しみ”に興味を示した様です。

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その代わり、
僕らは初めてこのお店で買い物をしました。
お煎餅が好きなYOKOさん。
通る時、惹かれるものはあったそうですが、
ランチ前だったり、タイミングが悪かったり。
これまで気になりつつも、食べた事がなかったお店。
僕は元来、お煎餅に興味が少ないため、
素通りしてきたお店でした。

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この機に出会って感謝。
美味しいです。しっかり美味しい。
何年かぶりに食べるお煎餅は、
醤油が焦げた香もさることながら、
余韻に残る米の甘みがたまりませんでした。

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山椒味噌を付けて食べる海老せんも、
ふわっとカリッと、
香る海老香が美味しくて、
価値がある100円、縁日フード万歳!と思いました。

あめ市の日、
ナワテ通りや中町、色んな所を歩いていました。

【 松本城 】

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市内のお散歩として、松本城は外せません。
ぐるり1周、
冬、体を膨らませて暖を取る鴨たちを眺めながら、
松本城を360度、自らの足で歩き、楽しんで回りました。
年末の特番で、
松本城が紹介された番組を見、
玄蕃石の存在を確認したり、
城を再発見しながら歩いたものです。

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今回、この写真も気に行っています。
手前のボケの木、味があります。

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よく見ると看板が落ちている。

Cimg3231

ボケ、が落ちて、(地面に)オチがつく。

…風は冷たくとも、歩く事で気持ちが良い。
気分の良さで、くだらない事を考えて写真を撮って、
快い休日を楽しんでいました。

【 カエル大明神様とスズメ 】

Cimg3237

お散歩の終盤で、再びナワテ通りに戻った際、
カエル大明神様へのお供え物をつまみ食いしているスズメに会いました。
視線を感じたのか、こちらを向いて、更にパクつく。
その逞しさ、
カエル大明神様には申し訳ないけれど、
ほほ笑ましく眺めていました。

その後、YOKOさんの入用で「知新堂」に立ち寄ります。
グラスや陶器、お皿などを見るのは僕も好きで、
お散歩コースにもピッタリです。

そこで購入したアヒルさん。

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黄色い箸置きはとても目を引きました。

けれど、この日いちばんの出会いは、
スズメに導かれた「ぐい呑み」!

Cimg3255

曰く、
YOKOさんが褒め称える際に無意識で使う言葉が出ました。
棚に並ぶ中から、よく見つけたものです。
特集していたのか、
鳥をモチーフにした酒器セットが並んでいました。

九谷焼であると知ったのは後の話。
自宅に戻って桐箱を開けるまで気付きませんでした。
この酒器との出会いも、本当に素晴らしい出会い。
その後、家で日本酒を飲むとき、
YOKOさんは嬉しそうにスズメを見つめ、酒を注ぎます。

そんな年始のお話も。


今年も季節構わずゆっくり更新して行きます。
長い長い記事ばかりですが、
どうぞ、よろしくお付き合いくださいませ。

酒 宗夜
SOJA & YOKO

2011年1月18日

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コメント

遅れて行ったので、お酒の出処とか、お料理の全貌はわからなかったのですが、なるほど、こういう展開だったんですね!

何はともあれ、本年も美味しいお酒&お料理を楽しんで参りましょう。
よろしくお願いします~

投稿: kuni@92の扉 | 2011年1月20日 (木) 03時24分

今年もよろしくお願いします!
良い呑み納め、呑み初めでした。
あの緑のたぬきが、また最高に旨かったです。
また、ああしてみんなで新年を祝える様に、
今年もがんばりたいと思える時間でした!

投稿: SOJA | 2011年1月20日 (木) 16時31分

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» quatre gats、厨 十兵衛、quatre gats [92の扉]
 今年も大晦日の夜は年越しの呑みに出掛けるとしましょう。まず最初に向かったのは、 [続きを読む]

受信: 2011年1月20日 (木) 03時20分

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