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2010年12月26日 - 2011年1月1日

2011年1月 1日 (土)

2010年の感謝を込めて、元旦にはこの日記を!(2010年・訪店リスト&購入お酒リスト)


あけましておめでとうございます!

SOJA、YOKO共に謹んで新年のお慶びを申し上げます。

振り返ってみれば、
2010年、良い1年でありました。
いろんな事がありました。
良いことも、嫌なことも何でもありました。

ああ、それはいたって“ふつう”のことでしかありません。

幸いなるは、家族が健在であり、
その大事に比べれば、
嫌なことなど、実に些細なこと。

たぶん、
今日も美味しくお酒を飲んでいること、
それを繰り返して行くこと、
疑う拭い切れない不安の一片を、
慶びの期待で覆い尽くして。

僕らの元気は信州松本に育まれています。

あせらず、ゆっくり。

僕らが他の誰にも負けないものを持っているのだとしたら、
他の誰でもない自分自身の自分自身。
それを大切にしなくて、どうして自分を持てましょう。
美味しいは楽しい。
体には優しく慈愛を以って、心には厳しく力を以って。

今年1年も頑張って行きます!

どうぞ、よろしくお願い致します!

「酒 宗夜」
--------------------------SOJA & YOKO




では、年末年始恒例の集計作業を行いました。
昨年、僕らは松本に…いや、僕らを巡る「縁」に、
たくさんの思いを頂きました。
数字で計ることが出来ないものばかり。

だから、
こんな数字で表すことなんて滑稽なんだけれど、
それはそれで、
数字で見比べると楽しいので、いいんじゃね?

【 居酒屋さん部門 】

厨十兵衛:30
風林火山:14回
よよぎ:12回

松本の日本酒居酒屋の名店並ぶ。
鉄板不動の素敵なお店です。

昨年は僕らの中で、
良い出会いがあった居酒屋さんも多い。
複数回、行ったのはこの居酒屋さん。

ナワテ通り:みたから:5回
中町:時しらず:3回
小布施:地もの屋「-yura-」:2回

それぞれ非常に思い出深い!
「みたから」では、ジビエとの出会い。
「時しらず」では、美味しい野菜との出会い。
「響」では長野県の地ビールとの出会い。

「みたから」では、
キャベツ部長、初イノシシ肉、美味しい手打ちうどん…
青森からお見えになったY内ご夫婦との出会いなど。
「時しらず」では、YOKOさんが「バーニャカウダ」にハマる。
「響」では、偶然入ったお店だったけれど、
樽生6タップは驚きで、そして泊まり掛けで飲みに行く事を実現。

今年も、よろしくお願いしたいお店でした。
出会った縁に感謝!

更に、今年は「信州の地酒スタンプラリー」に参加しているお店に、
もっと行ってみたいです。
同公式ブログに頑張って書き込みされている「アガレヤ」、
日本酒居酒屋の新星「日本酒×フレンチ」、
「Dining Bar NOMDOS」など。
毎週土曜日、気分次第の僕らですから、
いつになるか分かりませんが、きっと機会を作りたいと思います。

そして、名古屋に出張した際に飲みに行った、
「立ち飲みBarみーま」「日本酒Bar THE酒〇五二」も印象的。
首都圏には日本酒文化がしっかり根付いている、そう感じました。
「日本酒Bar」なるものは、東京だけの文化と思えることもありました。
色んなお店が出来た!…と聞くのは東京だけだと。
アンテナの張り方の問題なのだろうと実感です。

あと、何気に居住地から近い、
広丘駅前の「炙り家」も何回か足を運んでいます。

【 Bar部門 】

摩幌美:45
BeerGarage Ganesha:11回
洋酒店醇:3回

2010年、
めっきりお酒に弱くなった感があり、
Barまで体力が持たない…と言う僕とYOKOさん。
「酔っ払った」とか「もう飲めない!」ではなくて、
「満足」している故に、と言う感じです。

その席に座ると、
ホッとする、肩の力が抜ける「摩幌美」は、
それこそ行く事こそが癒しである感覚。

YOKOさんとも、
あんまり行けなかったBarに2011年では行きたいな、と話しています。

【 喫茶店部門 】

シュトラッセ:6回
憩の森:8回

2009年に比べれば、あまり喫茶店には行かなかった様子。

ただ、昨今「珈琲工房おみの」に、よくお買い物に行きます。
堀金のベイシア至近にある珈琲屋さんで、
その味わい、非常に美味しく感じています。
「よよぎ」の大将に教えてもらったお店。
これは知って、とっても良かった!と思います。

【 洋食屋さん部門 】

洋食厨房Spice:30

ちょっとずつ他のお店にも行っていますが、
僕とYOKOさんの中では、休日のランチの思い優先第1位。
最近では、
夜メニュウの「温野菜」の気に入りぶりもあり、
夜にもお邪魔する様にもなりました。

とにかく、
食の楽しさもあり、
味が良いのはもちろん、
過剰な油や味付けがなく、心と体に美味しい。

年30回と言う事は、
1年、毎週1回で52回と言う中で、
2週に1回以上は行っている計算になります。
うん、その通り。

2011年も必ず行くお店です。

…そう言えば、あのベジポタ系ラーメンはすごかった。

毎度、ごちそうさまです!
洋食厨房Spiceの皆様!


【 ラーメン屋さん部門 】

麺肴ひづき:33
俺らラーメンちょもらんま:6回

年間杯数は93杯でした。
4月末から5月初めに掛けて行われた
「信越麺戦記」で大きく稼いだカタチになっていますが。
次々繰り出される限定メニュウ、
何より大前提に餃子が大好きであること、
好みの部分が重なり、営業時間に幅があること、
そうした全ての理由が好適、
去年に引き続き、「麺肴ひづき」が最多訪問数を記録しました。

そう言えば、何気に「中野・三幸軒」に、
イベント含めて3回行っています。
餃子が美味しいです。いや、それ以外もかなり美味しいです。
遠いのだけれど、
僕らはなんだかんだで北信に用事があれば、
今後も通う事でしょう。


【 News!イベント参加録など 】

1月18日:厨十兵衛10周年
    安曇野アートヒルズで記念プレート作成。

2月~ :ナガブロ企画による、
    笑亀酒造にて「ナガブロ酒」仕込み。
2月  :Whisky Magazin Live! 2010
    MCはダンカンテイラーとウィスキー&チョコレート。
    前日はYOKOさん、初「つず久」でわさびめし。

3月  :次世代蔵元平成維新
    日本酒新時代の幕開けぜよ!…試飲会

4月  :信州松本おらが酒呑み歩き・2010
     第63回多摩独酌会
     旅第1回信州SAKEカントリーツーリズム
     洋食厨房Spiceで記念日を祝う
     旅第2回信州SAKEカントリーツーリズム

5月  :中善酒造店蔵開き
     旅第3回信州SAKEカントリーツーリズム
     旅第4回信州SAKEカントリーツーリズム  
     旅第5回信州SAKEカントリーツーリズム
     工芸の五月・クラフトフェア
     松本駅前「風林火山」佐久乃花の蔵元を囲む会

6月  :徳丸商店・第2回横浜大試飲会

7月  :摩幌美モルトの会・ニッカウヰスキー仙台工場見学
     初・地酒屋こだま到達

8月  :「SAKEDAY'S」×「時しらず」×「アトリエ・ノマド」の会
     旅第6回信州SAKEカントリーツーリズム

9月  :旅第7回信州SAKEカントリーツーリズム
     第10回食酒楽会
     旅第8回信州SAKEカントリーツーリズム
     北アルプス三蔵呑みあるき
     摩幌美・SMWS松本テイスティング会
     旅第9回信州SAKEカントリーツーリズム

10月   : 長野酒メッセ2010 in 長野
         第64回多摩独酌会
     塩尻ワイナリーフェスタ

11月  :第2回城下町酒楽まつり
     旅第10回信州SAKEカントリーツーリズム

12月   : 旅第11回信州SAKEカントリーツーリズム
     旅第12回信州SAKEカントリーツーリズム
     旅第13回信州SAKEカントリーツーリズム

今年はやっぱり、
「信州SAKEカントリーツーリズム」への参加が大きいです。
行く蔵元さんに「他にやっている人いますか?」と聞いたりしています。
あまり知られていないし、
誰かやっているとも聞かないし、
インターネット上での検索も引っ掛からないし。
( お知り合いの中では、
  ブログ「izakaya new」のabeckhamさんが参加しているとお聞きしました )

自分が書くブログも遅筆で、まだ第7回を書いている途中。
それでも全蔵制覇したいし、書き続けて行きたい。
僕らはこの旅の中で、信州を更に知る事が出来ました。
スタンプより何より、
信州をもっともっと知る事が出来ている今が嬉しくて仕方がありません。

これに伴い、東京の試飲会に参加する機会は減りました。
「多摩独酌会」だけは来年も間違いなく参加して行きたいと思います。

「SAKEDAY'S」の皆の衆、
「岩清水」「本金」「澤の花」「十五代九郎右衛門」の活躍も気になります。
またイベントがある様ならお会いしたいものです。
ブログにも書きましたが、
本当に「長野県の日本酒を背負って立つ」と言う言葉は伊達じゃないはず。

【 旨し長野酒、夏野菜と過ごす中町の庭。(2010年8月1日・時しらず) 】
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/201081-7e48.html )

あと東京では、
行きたいお店がたっぷりある訳ですが、
「地酒屋こだま」に再び遊びに行く日が楽しみです。
先日、ブログに書いた通りですが、日本酒がもっと好きになれる場所。

【 その背中に書き殴りたい言葉はなに?(2010年7月17日・地酒屋こだま) 】
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-cd23.html )

今、行きたい場所…と思うと、
妻籠宿付近にある木曽路ビールのホテルにも行ってみたい。
旅をするようになって、更に旅をしたくなりました。
今年もめいっぱい楽しんで行きたいと思います!



【 2010年:冷蔵庫に入ったお酒たち 】

ざっくりと。

ホワイト・マッカイ ゴールデン・ブレンド
ノーサイド ウイスキー2級
カティ サーク 200ML 特級
ホワイト マッカイ 12年

GLEN GRANT / 1969 40yo / DUNCAN TAYLOR

山口・貴・純米吟醸中取り無濾過生原酒“山田錦”、
山口・貴・特別純米直汲み無濾過生原酒、
山口・貴・純米吟醸おりがらみ“春盃”雄町、

長野・岩清水・純米五割麹無濾過生原酒、

小布施ワイナリー・日本酒セット7本、
七本鎗セット、

栃木・辻善兵衛・純米吟醸槽口直汲み“雄町”
広島・亀齢・純米吟醸無濾過生原酒おりがらみ、
高知・亀泉・純米吟醸生原酒おりがらみ

長野・笑亀・純米ナガブロ酒・漢酒、
長野・笑亀・純米ナガブロ酒・女酒、

福島・会津中将・夏吟醸生貯蔵酒、
福島・会津中将・特別本醸造無濾過生原酒、
福島・会津中将“永寶屋”・純米辛口“八反錦”、

兵庫・太陽・純米たれくち無濾過生原酒19BY、
福島・豊国・純米吟醸中取り、
福岡・山の寿・純米吟醸中汲み原酒、

ニッカ・ブラックニッカ8年、

長野・木曽のかけはし・純米吟醸生

栃木・仙禽・純米大吟醸無濾過生原酒“亀の尾”精米歩合19%、
栃木・仙禽・純米大吟醸無濾過生原酒“亀の尾”精米歩合35%、
長野・大信州・純米吟醸中汲み“香月”

長野・福源・純米無濾過生原酒、

長野・信濃ワイン・秋薫る・ナイアガラ

ノルウェー・裸島・山廃純米無濾過生原酒しぼりたて、
ノルウェー・裸島・山廃仕込純米酒生にごり、
ノルウェー・裸島・山廃純米無濾過生原酒しぼりたて蔵酵母、

徳島・三芳菊・無濾過生原酒おりがらみ“零”
(無鑑査米ゆえ級別指定なし)

長野・大信州・純米吟醸生“仕込み1号”22BY、
長野・大信州・純米吟醸生“仕込み4号”22BY、

イヅツワイン・果樹園ロゼ
長野・信濃ワイン・秋薫る・ナイアガラ

長野・笹の誉・純米吟醸・袋吊るし直汲み生原酒、
長野・十五代九郎右衛門・しぼったまんま純米吟醸、
長野・真澄“山花”・純米大吟醸1998年

長野・信濃ワイン・秋薫る・ナイアガラ
長野・アルプス・旬醸ロゼ
長野・信濃ワイン・雪花

こうして見ると、今年は随分と少ないような…。
ただ、信州SAKEカントリーツーリズム上で、
お酒は相当量買い込んでいはするのですが…。
…よく見ると、
志賀高原ビールもいろいろ買っているのですが、
リストに残していない様子。
来年は全酒類、ログを残して行きたいと思います。



以上、2010年を振り返りました。

では、2011年、
お会いする諸兄皆々様におきましては、
何卒何卒、SOJAとYOKOをご贔屓下さいます様、
平に平に、御願い申し上げまして、これまで。

どんな年になるかなど、
毛頭想像も尽きませんが、
頑張った分だけ成果はあるはずで、
進んだ分だけ進むべきが進むはずで、
笑った分だけ幸せになり、
悩んだ分だけ密度は濃くなり、
泣いた分だけ起き上がるチャンスがやってくるはずで。

僕らには、
やれるだけのことしかやれないけれど、
僕らは自分がやれることの全容を知っている訳ではないから、
精一杯、頑張ってみようと思います!

どうぞよろしくお願いします!

ありがとうございました!


2009年の感謝を込めて、元旦にはこの日記を!(2009年・訪店リスト&購入お酒リスト)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/20092009-e215.html )

Positive!(2009年1月1日・数字的2008年総録)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/positive2009112.html )

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2010年12月26日 (日)

旅第7回信州SAKEカントリーツーリズム・前半(2010年9月3日)


Cimg1399_2

行って、車に帰って来る。

YOKOさんは、スケジュールを見て、
時間を見る。
予想していた時間は、
我ながら良い“セン”をしていたみたいだ。
“だいたい同じ”と助手席で喜ぶYOKOさんが印象的だった。
時間を追い、追いかけられもする。

行って、戻る。

これを何度も繰り返した1日。

夕刻、信州中野に辿り着きたい。
「食酒楽会」に参加したい。
それまでの時間をどう過ごすか、と考えた。
今回は特に各蔵間の距離を見る。
選定する。
佐久まで行くか、小諸までで抑えるか。
上田の蕎麦にするならば、
どのルートで行くべきで、
どこで食べて、どれだけの時間を費やすのか。

人が自然の中で生きるならば、

1日とは逆らう事が出来ない日の出に始まり、
日の入りに終わるものだと思う。

1日は自然に流れて、
作り出せるものではないとも言える。

僕らの意思で、
9月3日を作り出した日。
行きたい気持ち、旅のこころで、
東信から北信を走った日。

流れれば、
何もない日に出来たろう1日を、
僕とYOKOさんで、めいっぱい楽しんで来ました。

旅第4回に続き、
前半、後半の2部に分けて書きます。

旅第7回信州SAKEカントリーツーリズム!


【 信州SAKEカントリーツーリズム公式サイト 】
( http://www.nagano-sake.or.jp/tourism/ )

( 信州ディスティネーションキャンペーン・HP )
( http://www.nagano-tabi.net/sc/dc/ )




【 2010年9月2日 】

【 俺らラーメンちょもらんま 】

何気に、前回「旅第6回」も、
冒頭に「ちょもらんま」が書いてありますね。
週に1度のラーメンの日であり、
休肝日である金曜日。
でも明日は飲むから1日前倒し木曜日。
行きたいお店は着の身着のまま。
「始まった」と聞いて、行って来ました。

「ちょもらんま」の「つけ麺」を食べたい。

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3種類のつけ麺が用意されていました。
名前を冠する「ちょもつけ麺」、
これまでのレギュラーメニュウからして目新しい「味噌つけ麺」、
「カレー」「鯵カレー」「とりプラカレー」を知っていれば、
頼みたさが募る「カレーつけ麺」の3種。

【 カレーつけ麺・大盛 】

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YOKOさんと相談して、
僕は「カレーつけ麺」を選びます。

【 ちょもつけ麺 】

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YOKOさんは「ちょもつけ麺」を。

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茹でキャベツと岩海苔のトッピングを、
別皿で出して頂きました。
「特製ちょもラーメン」用トッピングとして、
用意されているキャベツと岩海苔、
ちょもつけ麺にも相性良く、
スープで溶かした海苔の香は、
濃い鶏と鯵の香る「ちょもらんま」のスープに合い、
非常に美味しく感じました。

カレーつけ麺は、
丸い、いわゆる“一晩たったカレー”とは別格。
辛味も適度に鋭さがある感覚。
キレる。
麺は角断面で“食べで”がある中で、
前面に押し出された鋭利な辛味、
じんわり響く旨味は実に特長的に主張してくれます。

暑かった2010年夏、
当時、YOKOさんの中で、
「麺肴ひづき」のつけ麺が大流行していただろう頃に、
「このつけ麺も美味しい」と言わしめ、
その後、今日まで続いているのは、
金曜日の帰るコールに、
「今日はどこに行こうか?」と持ちかける際、
より良い返事が出易い、
美味しい印象が残っている様です。

(年内最後と思って、12月24日金曜日にも行って来ました)
( す こ ぶ る 美味しかったです )


【 2010年9月3日 】
【 旅第7回・信州SAKEカントリーツーリズム 】

8時23分の記録。

「 そろそろ旅に出ます!まずは小諸へ!“浅間嶽”大塚酒造へ! 」

そうTwitterに投稿し、僕らは家を出ました。

小諸から信州中野を目指して北上して行くルート、
今回の旅。
高速道路を長野市に向かって進み、
直前、更埴J.C.で上田方面へ。
旅第4回で初めて使ったこのルート。
2度目となれば、気持ちも慣れたものでした。
良い天気、休日、旅のドライブは心地好い。

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直前に蔵元さんに電話をして、
車を停める場所をお聞きました。
国道141号線から見えた「浅間嶽」に引き寄せられ、歩きます。

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とても素敵な銘柄の額。
時代を感じる故の美しさもありますが、
それ以上に、文字そのもの、惹かれるものがあります。
車上から目に留まり、
カーナビの位置とはちょっと違うけれど、
販売店は少し離れているのかな…と考え、
駐車場から歩いて来ました。

到着、そして外観写真を撮影…と言う、
いつもの流れの中で、されど違和感。
どう見ても二郎系ラーメンの赤い垂幕。
日本酒の販売店にしては、
なんて店内はラーメン屋さんなのだろう…。
カウンターには箸も見えます……。

「 麺賊・無我夢中 」

ラーメン屋さんだ!
小諸の居酒屋「火付盗賊」から生まれたラーメン屋さん。
そう、その名前は聞いた事があるけれど、
よもや、この場所にあるとは!
後ほど、蔵元さんにお聞きすると、
古くは親類さんが実際にお酒を販売していた場所で、
その居抜きに「麺賊・無我夢中」が入ったのだとか。

Cimg1362

「今日は回る件数が多いから、時間を大切に」
…と思っていた、その矢先から回り道。
けれど、素敵な額を見ることが出来たこと、
第一に良い天気であること、気分は曇ることがありません。

蔵の前の道に戻って来ました。

【 小諸市大手・大塚酒造 】

Cimg1359

本日1蔵目、大塚酒造に到着です。

Cimg1363

店頭には清酒「浅間嶽」、
焼酎「浅間嶽」、じゃがいも焼酎「牧」などが並びます。
佐久には特に焼酎を醸す日本酒蔵が多いのですが、
焼酎と日本酒の銘柄が同じ蔵元さんは、
ひょっとして珍しいのではないでしょうか。

佐久酒造組合から調べてみました。
「千曲錦」は別ブランド「帰山」の焼酎も見た事がありますが、
今は「信濃の香り、しな野」、
「寒竹」は「草笛(そば、麦、トマト)」、
「深山桜」は「麗容桜」、
「御園竹・牧水」は「御園、歩」、
「亀の海」は「信濃司、入魂」、
「澤の花」は「信濃の仁右衛門、黒姫」、
「菊秀」は「峠」、
「初鶯」は「天雪」、
「井筒長(黒澤)」は「井筒盛、佐久穂」、

特に「芙蓉」は焼酎にも非常に積極的に力を入れていて、
蕎麦焼酎「天山戸隠」や麦焼酎「霧隠」、
他にも、レタス、ヤーコン、高麗人参、きび、
えのき茸、長芋、またたび葉焼酎まであります。
先日は、松本市波田からの依頼で、
特産品「スイカ」を使った焼酎をリリースした…
…なんて報道もありました。

そして、日本酒も焼酎も酒銘が同じ蔵元が、もう1軒。
「佐久乃花」は「佐久乃花」でした。

陳列されていた棚は、
事務所の隣にありますが、
事務所から一歩出れば、造りの場、
陳列棚の前にした僕らの背中には、
こんな光景が広がります。

Cimg1364

右手側が僕らが入って来た方向になり、
これらの天井部、上方部には、
鑑評会などの賞状も飾られていました。
賞状もまた酒蔵の情景であるけれど、
こうして造りの場と事務所と合わせて共存しているのは、
ちょっと珍しい気がします。

Cimg1365

先程の写真を、僕らが立った位置から右とするならば、
続いて左側の風景。
旧来使っていたかも知れない煙突、
奥にP箱がありますから瓶詰場があるのでしょうか。
手前にはアルマイト製の“ため”が並べられています。

更にこの左手側、
また陳列棚を正面に見て右側に掲げられているのが、こちら。

Cimg1366

「酒蔵資料館」と書かれ、奥に更に道が見えます。
興味はありましたが、旅の1蔵目、
ここでゆっくりする予定は組んでいませんでしたから、
日本酒を購入し、蔵を後にしました。

【 浅間嶽・本醸造 】

Cimg1369

購入したのは本醸造酒。

そして、次の蔵元へ。
この後は北上、上田の蔵元を巡ります。

2007年2月17日以来の、この場所に立つ。
YOKOさんは初めて。

【 上田市長瀬・信州銘醸 】

Cimg1370

様々な銘柄を醸す「信州銘醸」、
僕は2007年2月に蔵見学をお願いし、
凍結濃縮システム、梅酒の梅のお話、
近くを流れる依田川と、和田峠の黒耀水、
本当に種々、色んなお話をお聞きすることが出来、
そして、
その情報量の多さに、
蔵見学日記にまで至らなかった蔵元でもあります。

昭和48年に上田市の4蔵が合併して誕生。
その後、全国新酒鑑評会の連続金賞記録は、
県内トップクラス。実力蔵です。
小谷杜氏「西澤 勝」さんにも
当時の蔵見学で、お会いする事が出来ました。

銘柄は、
秀峰喜久盛、明峰喜久盛があり、
そして、黒耀水を使って醸した「黒耀」、
更に、黒耀水を用い、
特約店限定販売、蔵元150周年記念ブランド「瀧澤」シリーズ、
「梁山泊」、
東京・聖蹟桜ヶ丘駅最寄の「小山商店」PB、
「鼎(かなえ)」、
凍結濃縮かつ熟成を経た「酉農献(じょうこん)」、
( 酉へんに農の字 )
度数38度の「酉農献」、
度数25度の「銘醇」に、
更には、季節折々の酒があり、
酒暦だけ表示されたラベルの大吟醸滓酒もありますね。
必ず自分好みの日本酒が見付かるだろう蔵元さんなのです。

僕は大吟醸系、黒耀水を使った日本酒に相性が良さそうで、
YOKOさんは「鼎」を好んで飲みます。

【 秀峰喜久盛・純米吟醸 】

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ここで購入した日本酒は、
YOKOさんにカタログから選んでもらって、
この「純米吟醸」に決めました。

蔵元さんオススメの写真スポットを教えて頂き、撮影。
この場所、
楽しく拝見させて頂いている、
「地酒.COM」「佐野屋酒店」、
佐野吾郎さんの蔵訪問期ブログにも掲載されていて、
同じ様にこちらで、記念写真を撮影されておりました。

( http://www.jizake.com/jizake/2010/09/post-74.html )

帰り際、お戻りになった社長さんに、
「蕎麦なら草笛だね~」とお聞きします。
今回の旅では「草笛」は予定していなかったので、
別のお店になりましたが、
音に聞く上田&小諸の蕎麦の名店「草笛」、
いつかは行ってみたいと思いました。

続いては、稲穂の中にあった蔵元。
YOKOさんが車中から撮影してくれました。

Cimg1378

写真の左下に写っている蔵元さん。

【 上田市御嶽堂・山三酒造 】

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「真田六文銭」を醸す蔵元、山三酒造。
蔵元HPの情報によると、
普通酒がなく、
全て特定名称酒になるのだとか。

Cimg1374

店先のディスプレイ。
陶器のボトル、
菰樽に真田家の家紋「六文銭」が見て取れます。
ガラスに映って見える稲穂の光景は、
酒造りが米から始まる風景として、栄えます。

Cimg1375

店内にも「真田六文銭」のボトルが並びます。
大きなもの、小さなものと多様に揃えられていました。
思えば、
「長野酒メッセ」でもお会いしない蔵元さんで、
飲んだ記憶がありません。
いつか「信州の地酒スタンプラリー」の都合上、
飲む日が訪れる事と思いますが。

【 真田六文銭・特別本醸造 】

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そんな訳で購入する時も、
味わいのイメージよりも、
象徴的な、
真田六文銭が美しく描かれているボトルを選びました。
口にする日、楽しみ。

その後の信州SAKEカントリーツーリズムで、
松代に赴き、
たくさんの「真田六文銭」を見掛ける事になり、
その後に、この山三酒造を訪れても、
思うものは違っていたのかなぁ…なんて思います。

続いて向かったのは、
これまで数年、長野酒メッセにも参加し、
長野の日本酒を少しは知っているはずだった自分にとって、
名前すらも存じ上げていなかった蔵元さん。
とても素敵な蔵元さんでした。
出会いに感謝!

【 上田市大字中野・若林醸造 】

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僕らが車を停めた場所からだと、この光景。
実はこれ、裏口なのです。
立派な看板も立っていたし、
この写真を撮影した頃は、
疑う事無く正門だと思っていました。

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裏口をくぐると、
(当然ですが)
どうにも販売所や事務所の様なものがなく、
蔵らしきが見えずに電話にて、
正しい進路を教えてもらいます。

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途中、掲げられていた「月吉野」の古い看板。
歳月を感じます。

教えられた通りに進むと、
作業場に辿り着き、
蔵人さん、みなさんから「いらっしゃいませ」と、
声を掛けられながら表口に移動となりました。
このあたりで、
裏口を通って来たと分かり、
間違えた恥ずかしさもちょっと感じながら、
作業の邪魔をしないようにと、
足早に移動しました。

では、改めて。

【 上田市大字中野・若林醸造 】

Cimg1383

再び、蔵到着の写真。

Cimg1384

並ぶ「月吉野」のラインナップ。
「ミスふじ子」と言うリンゴジュースもありました。
「上田」「ふじこ」と言う単語で、
思い浮かぶ人物がいて、
僕とYOKOさんは夏の大会を思い出します。

「暑かったでしょう?スタンプラリーがんばって!」

…と、冷たいお茶を頂きました。
すごく嬉しいです。

【 月吉野・大吟醸 】

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ここで購入したのは大吟醸!
信州SAKEカントリーツーリズムでは、
出来得る限り、購入するボトルは、
蔵元さんの酒銘が大きく書かれているものを選んでいます。
ラインナップの中で、
全体にお得値段、
スタンプの1000円規定に入らないお酒か、
この大吟醸かが「月吉野」と大きく映っていました。
少しお話させて頂いて、
素敵な雰囲気、
普通酒を買うより、大吟醸で行こう!
…と僕もYOKOさんも思っての購入でした。

とても綺麗なラベルですよね。

さて、蔵元を後にしましたが、
時間はほんの少し戻って、
「月吉野」に辿り着く前のこと。

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この踏切を通った先に、「月吉野」がありました。
これは車を停めた場所から撮っているので、
写真奥手から手前に運転してきました。

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写真だと少し分かりにくいけれど、
車1台分ほどの広さ、いやさ狭さ!
カーナビ任せに移動して来て、このルート。
恐る恐る渡ります。
この感覚は、坂北の「山清」附近のトンネルで味わったスリル。

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上田電鉄別所線中野駅がすぐそこに見える場所でした。
「スリル」と書きはしたけれど、なにより楽しいことです。
分からないこと、初めて知ること、体験全て、旅、そのもの。

続いて、
上田市の市街地に入って行きます。

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国道143号線、千曲川に架かる橋の上から
YOKOさんに撮ってもらった1枚。

時間の都合で上田城に寄る事が出来ないのに、
上田城前を通過し、
「絶対にまた来よう!」と思いながら着いたのは、
北国街道・柳町にある、
寛文5年(1665年)創業の蔵元。
(岡崎商店としては宝永3年と看板にありました)

【 上田市中央・岡崎酒造 】

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歴史ある街道に、歴史ある建物。
「北国街道」と言う言葉を僕が初めて聞いたのは、
滋賀県冨田酒造「七本鎗」、
木之本町の「北国街道」…
これが滋賀まで繋がっているか…と思うと、
調べてみるとほんの少し違ったりするのだけれど、
それでも、蔵見学をした日の事を思い出します。

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共に共通して言えるのは、
歴史ある建物、外観である…と言うこと。

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店内は「亀齢」の日本酒は元より、
酒器や甘味などもお土産として売られています。
観光名所でもある上田市柳町、
訪れる観光客には喜ばれる品揃えです。

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ここで選んだのは、この日本酒。

【 亀齢・普通酒“佳撰” 】

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蔵の前にて、撮影させて頂きました。

ここで僕らはお昼ご飯を食べに行きます。
予定していたお蕎麦屋さんは、この通りにあります。

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以前、食する機会があり、
その鮮烈さをYOKOさんに味わって欲しくて選びました。


【 上田市・おお西 】

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北国街道南側に「亀齢」があるのなら、
北側にあるお蕎麦屋さん「おお西」にやって来ました。

そう言えば、
若林醸造でお会いした方が、
「松本に比べれば、
 上田の方が湿度、温度共に高い」と仰っていましたが、
その暑さ、熱せられた石の上で
調理されている様な気持ちになる石畳の道。

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日を避ける様に、光が強いからこそ、
少し暗く感じる店内は、
入っただけでも落ち着いて感じられます。

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座敷席向こうに緑も見え、日本の古民家を思わせる風景。
夏と言えば吹き抜け、風の通る道が家の中にあり、
冬と言えば、外観、雪積もる屋根であり。

【 二色そば 】

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更科、四季そばの盛り合わせ。
これをYOKOさんに。
狙い通り、四季そばには「山椒」が使われています。

【 三種そば 】

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更科、挽きぐるみ、田舎そばの3種類。
色んな蕎麦を食べたかったので、僕はこのメニュウを。

【 韃靼そば 】

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そして、どうせだったら楽しもう!…の精神から、
韃靼そばもお願いします。

韃靼種は、別名「にがそば」と言い、
ルチンが普通種の100倍もあるのだとか。

それぞれ、風合も食感も全て違って、
食べ比べる楽しさを美味しく味わいます。
YOKOさんがいちばん気に行ったのは、
挽きぐるみのお蕎麦。
香、ハッキリした食感のバランスが良かった。
僕は逆にYOKOさんが、
食感が強すぎて苦手かも…と言う、
韃靼そばが気に入りました。
喉越しより歯応え重視に感じる強さで、
よく噛んで食べる…と言う印象があるほど。
件の山椒そばは、
YOKOさんには爽やかな驚きと共に迎えられた様でした。
蕎麦を箸ですくい、
つゆにつけ、口に運ぶその鼻先、
始まる驚いて行く表情、それは僕にとって嬉しく感じます。
その後、山椒の香が好きな、
お茶の先生とその話もしたでしょうか。

信州SAKEカントリーツーリズム、
お昼ご飯に蕎麦率が非常に高いのですが、
やっぱり長野県の蕎麦は旨いし、大好きです!

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さて、お昼ご飯も食べたし、
旅第7回・信州SAKEカントリーツーリズムを続けて行きます!

前編と後編に分けた今回、
前編では、5蔵を回りました。

この時点で、
スタンプ全76個制覇まで、残り42蔵です!

後編に続きます!


【 信州SAKEカントリーツーリズム公式サイト 】

( http://www.nagano-sake.or.jp/tourism/ )

蔵元情報や、推奨ルート、
最も重要なスタンプ台紙などは、こちらから!



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